JP2020038142A - 経路探索装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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直人 三浦
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元 森川
英紀 加瀬澤
Hidenori Kasezawa
英紀 加瀬澤
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Koichi Iwatsuki
晃一 岩月
元裕 中村
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元裕 中村
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Abstract

【課題】ユーザの意図する項目の優先度合いをより簡易な操作で設定することを可能にした経路探索装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行う場合において、複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャート52を液晶ディスプレイ15に対して表示し、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート52上において描かれた図形に基づいて、複数の項目の優先度合いを設定するように構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、目的地までの経路の探索を行う経路探索装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。更に、かかるナビゲーション装置には、所望する目的地を入力すると、自車位置から目的地までの最適経路を探索する経路探索機能を備えており、探索された最適経路を案内経路として設定し、ディスプレイ画面に案内経路を表示するとともに、交差点に接近した場合等には音声による案内をすることによって、ユーザを所望の目的地まで確実に案内するようになっている。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
また、探索される経路をユーザにとってより適した経路とする為に、上記経路探索を行う際には、ユーザ側で探索条件を設定することも行われている。更に、設定されている探索条件をユーザに把握させる際において、設定されている探索条件を視覚的に分かり易く表示する手段としてレーダーチャートによる表示を行うことが提案されている。例えば、特開2014−153229号公報には、経路探索を行う場合において、『温泉の評判』、『紅葉の評判』、『自動車の利用』、『到着時間』の4つの項目の優先度をレーダーチャートにより表示するとともに、レーダーチャートの軸との交点に相当する黒丸印をドラッグすることによって優先度を変更可能にすることについて開示されている。
特開2014−153229号公報(図8)
しかしながら、上記特許文献1のようにレーダーチャートの黒丸印をドラッグすることによって項目の優先度を変更する方法では、一度に一の項目に対する優先度しか変更できず、複数の項目の優先度を変更する為には黒丸印をドラッグする操作を繰り返し行う必要があった。特に、項目が多数ある場合には、ユーザの操作が煩雑化するとともに、黒丸印同士の間隔が狭くなるので正確な操作を行うことが難しくなる問題もあった
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、複数の項目の優先度合いを設定するので、ユーザの意図する項目の優先度合いをより簡易な操作で設定することを可能にした経路探索装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る経路探索装置は、段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行う経路探索装置であって、前記複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャートを表示するチャート表示手段と、ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する探索条件設定手段と、を有する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行わせる為のコンピュータプログラムである。また、コンピュータを、前記複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャートを表示するチャート表示手段と、ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する探索条件設定手段と、して機能させる。
前記構成を有する本発明に係る経路探索装置及びコンピュータプログラムによれば、目的地までの経路探索を行う場合において、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定するので、ユーザの意図する項目の優先度合いをより簡易な操作で設定することが可能となる。また、項目毎に優先度を個別に指定するのではなく、図形を描くという感覚的なユーザの操作によって、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定することが可能であり、従来にない新たなユーザインターフェースを提供できる。
本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。 本実施形態に係る経路探索処理プログラムのフローチャートである。 液晶ディスプレイに表示される経路探索画面の一例を示した図である。 レーダーチャートを用いた探索条件の設定方法について説明した図である。 レーダーチャートについて説明した図である。 推奨経路が探索された後の液晶ディスプレイに表示される経路探索画面の一例を示した図である。 探索条件が変更された場合に液晶ディスプレイに表示される経路探索画面の一例を示した図である。
以下、本発明に係る経路探索装置をナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル14と、ユーザに対して車両周辺の地図や後述のレーダーチャート等を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、プローブセンタやVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、から構成されている。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12をハードディスクの代わりに不揮発性メモリ、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。また、地図情報DB31は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置1が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ33、ノード点に関するノードデータ34、各交差点に関する交差点データ35、経路の探索に係る処理に用いられる探索データ36、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
また、リンクデータ33としては、道路を構成する各リンクに関してリンクの属する道路の幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路属性に関して、降坂路、登坂路等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速自動車国道、都市高速道路、一般有料道路、有料橋等の有料道路を表すデータがそれぞれ記録される。
また、ノードデータ34としては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)や各道路に曲率半径等に応じて所定の距離毎に設定されたノード点の座標(位置)、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクのリンク番号のリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト、各ノード点の高さ(高度)等に関するデータ等が記録される。
また、交差点データ35としては、該交差点を形成するノードを特定する該当ノード情報、該交差点に接続されるリンク(以下、接続リンクという)を特定する接続リンク情報、該交差点におけるリンクの接続角度等が記憶される。
また、探索データ36としては、後述のように出発地(例えば車両の現在位置)から設定された目的地までの経路を探索する経路探索処理に使用される各種データについて記録されている。具体的には、交差点に対する経路として適正の程度を数値化したコスト(以下、交差点コストという)や道路を構成するリンクに対する経路として適正の程度を数値化したコスト(以下、リンクコストという)等の探索コストを算出する為に使用するコスト算出データが記憶されている。
ここで、交差点コストは、探索コストの算出対象となる経路に含まれる交差点に対応するノード毎に設定され、信号機の有無、交差点を通過する際の自車の走行経路(即ち直進、右折及び左折の種類)等によってその値が算出される。また、リンクコストは、探索コストの算出対象となる経路に含まれるリンク毎に設定され、リンク長を基本にして、該リンクの道路属性や道路種別、道路幅、車線数、勾配、交通状況等を考慮して算出される。
更に本実施形態では、ユーザによって設定された探索条件によって上記交差点コストやリンクコストの重み付けが変化する。
例えば本実施形態では経路の探索条件として『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目について、ユーザが優先度を夫々設定することが可能である。例えば、上記探索条件の内、『距離』に対して高い優先度を設定すれば、目的地までの距離が短くなることを優先した経路探索を行う。『時間』に対して高い優先度を設定すれば、目的地までの所要時間が短くなることを優先した経路探索を行う。『経済性』に対して高い優先度を設定すれば、目的地までの走行に必要な料金が少なくなることを優先した経路探索を行う。『走りやすさ』に対して高い優先度を設定すれば、交通量が少なく走行し易い道路を含むことを優先した経路探索を行う。『景観』に対して高い優先度を設定すれば、眺望の良い道路(例えばシーニックバイウェイに登録された経路)を含むことを優先した経路探索を行う。具体的には各項目で設定された優先度に応じて経路探索時のコストの重み付けを変更することにより、各項目の優先度に応じた経路探索を実現する。詳細については後述する。
尚、経路探索処理についてはナビゲーション装置1と通信可能に接続された外部サーバで行うようにし得ても良い。外部サーバで行う場合には、ナビゲーション装置1において目的地が設定された場合や経路の再探索(リルート)を行う場合に、ナビゲーション装置1からサーバ装置へと出発地、目的地、探索条件等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される(但し、再探索の場合には目的地に関する情報は必ずしも送信する必要は無い)。そして経路探索要求を受信したサーバ装置は、サーバ装置の有する地図情報を用いて経路探索を行い、出発地から目的地までの推奨経路を特定する。その後、特定された推奨経路を要求元のナビゲーション装置1へと送信する。それによって、経路探索時点においてナビゲーション装置1が有する地図情報が古いバージョンの地図情報であったり、ナビゲーション装置1が地図情報自体を有さない場合であっても、サーバ装置が有する最新バージョンの地図情報に基づいて適切な案内経路を設定することが可能となる。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の経路探索処理プログラム(図2参照)等が記録されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU13は、処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、チャート表示手段は、複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャートを液晶ディスプレイ15に表示する。探索条件設定手段は、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、複数の項目の優先度合いを設定する。
タッチパネル14は、液晶ディスプレイ15の表示領域の前面に配置され、地図画像のスクロール表示を行う場合や表示領域に配置されたボタンを選択する場合や後述のように経路探索の探索条件を設定する場合等に操作される。そして、ナビゲーションECU13は、タッチパネル14の操作によりタッチパネル14から出力される検出信号に基づき、タッチパネル14にユーザがタッチしていない状態からタッチした状態へと移行する“タッチオン”や、タッチパネル14にユーザがタッチした状態からタッチしていない状態へと移行する“タッチオフ”を検出する。また、ユーザがタッチした地点(タッチ地点)の座標であるタッチ座標や、タッチした状態でタッチ地点を移動させる操作(即ちドラッグ操作やフリック操作)を受け付けた場合のタッチ座標の変位についても検出する。そして、ナビゲーションECU13は、検出したタッチ操作やタッチ座標等に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
尚、ユーザのタッチ操作を受け付ける操作手段としては、タッチパネル14の代わりにタブレット等の操作手段を用いても良い。
また、液晶ディスプレイ15には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。特に本実施形態では経路探索を行う際に、探索条件の設定並びに現時点で設定されている探索条件をユーザに把握させる為のレーダーチャートについて表示される(図6参照)。尚、液晶ディスプレイ15の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ17に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された交通情報、プローブ情報、天候情報等を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、上記構成を有する本実施形態に係るナビゲーション装置1においてCPU41が実行する経路探索処理プログラムについて図2に基づき説明する。図2は本実施形態に係る経路探索処理プログラムのフローチャートである。ここで、経路探索処理プログラムはナビゲーション装置1において経路探索を実施する為の所定の操作を受け付けた場合に実行され、出発地から目的地へと到る推奨経路を探索するプログラムである。尚、以下の図2にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、経路探索処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、出発地及び目的地を設定する。尚、出発地は車両の現在位置としても良いし、ユーザにより指定された任意の地点(例えば自宅)としても良い。また、目的地はタッチパネル14において受け付けたユーザの操作(例えば登録地点の読出操作、施設の検索や選択操作)に基づいて設定する。
次に、S2においてCPU41は、液晶ディスプレイ15において経路探索画面51を表示する。ここで、経路探索画面51は、ユーザによる経路探索の探索条件の設定及び設定された探索条件に基づいて探索された経路の確認を行う画面である。
図3は前記S2においてナビゲーション装置1の液晶ディスプレイ15に表示される経路探索画面51の一例を示した図である。経路探索画面51の左側には、『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目を軸としたレーダーチャート52が表示される。一方で、経路探索画面51の右側には、出発地及び目的地周辺の地図画像53が表示される。尚、図3は特に経路探索画面51が表示された時点、即ち探索条件の設定が行われておらず、推奨経路の探索も行われていない状態での経路探索画面51を示す。
そして、ユーザは液晶ディスプレイ15に表示された経路探索画面51の内、レーダーチャート52上でタッチパネル14を用いて図形を描く操作を行うことによって、『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目について、ユーザが優先度を夫々設定することが可能である。以下に、レーダーチャート52を用いた探索条件の設定方法の詳細について説明する。
先ず、図4に示すようにレーダーチャート52上にユーザの指をタッチした状態で移動させると、検出されたタッチ座標を繋げた線としてレーダーチャート52に描画線54が描かれる。尚、タッチ座標は、ユーザがタッチパネル14の操作面に触れた(静電容量方式では静電容量が変化したことを触れたとみなす)タッチ地点の位置の座標である。また、検出周期はタッチパネル14の種類によって異なるが、例えば200Hz〜2kHzとなる。尚、タッチパネル14としては静電容量方式以外の検出方式(例えば抵抗膜方式)を用いても良い。
ここで、レーダーチャート52に描かれた描画線54は、探索される経路に対するユーザの要望を示すものとなる。即ち、経路の快適性をユーザが希望する場合には、『走りやすさ』や『景観』の項目が大きい値となるような図形が描かれる。一方で、目的地までの所要時間の短縮をユーザが希望する場合には、『距離』や『時間』の項目が大きい値となるような図形が描かれる。最終的に、ユーザはレーダーチャート52の各軸と交差する環状の図形を描画線54で描く。尚、ユーザは描画線54により環状の図形を一筆書きで描くことが望ましいが、一筆書きで描かれることは必須ではなく、複数回のタッチ操作で描かれても良い。
また、レーダーチャート52は、各軸に対応する複数の項目の内、探索される経路に対してユーザが要求する内容が共通する項目を他の項目よりも近接して配置する。即ち方向性が類似する項目については近接して配置する。例えば目的地までの所要時間の短縮に対応する項目は『距離』や『時間』となる。従って、『距離』と『時間』については他の項目よりも近接して配置する。また、経路の快適性に対応する項目は『走りやすさ』や『景観』となる。従って、『走りやすさ』と『景観』については他の項目よりも近接して配置する。その結果、ユーザが描く図形に偏りを持たせることによって、ユーザの経路に対する要望を容易に指示することが可能となる。例えば図4に示す例ではユーザが左側に偏る図形を描けば、目的地までの所要時間の短縮を指示することが可能となる。
次に、最終的にレーダーチャート52に描かれた図形と最も類似する各軸を頂点とする多角形(以下、類似多角形55という)を特定する。尚、以下の説明では各項目の優先度は10段階で設定可能とするが、より荒い段階(例えば3段階)や細かい段階(例えば100段階)で設定可能とすることも可能である。例えば各項目の優先度を10段階で設定可能とすると、図5に示すように特定される類似多角形55は各軸に中心から外周側に設定した1〜10のメモリの内、描画線54との交点に最も近い点を頂点とする多角形となる。そして、類似多角形55が例えば『距離』の8、『時間』の8、『経済性』の5、『走りやすさ』の3、『景観』の4を夫々頂点とする多角形である場合には、探索条件として『距離』8、『時間』8、『経済性』5、『走りやすさ』3、『景観』4が設定されることとなる。
一方、経路探索画面51の右側に表示される地図画像53には、後述のように推奨経路の探索が行われると、探索された推奨経路が表示される。尚、ユーザは地図画像53に表示された推奨経路を確認した後に、探索条件を変更することも可能である(S9)。また、探索条件が変更されると、地図画像53には変更された探索条件に基づいて探索された新たな推奨経路が表示されることとなる(S11)
そして、S3においてCPU41は、液晶ディスプレイ15に表示された経路探索画面51の内、レーダーチャート52上で図形を描く操作を受け付けたか否かを判定する。そして、液晶ディスプレイ15に表示された経路探索画面51の内、レーダーチャート52上で図形を描く操作を受け付けたと判定された場合(S3:YES)には、S4へと移行する。それに対して、レーダーチャート52上で図形を描く操作を受け付けていないと判定された場合(S3:NO)には、受け付けるまで待機する。
S4においてCPU41は、上述したようにレーダーチャート52に描かれた図形と最も類似する各軸を頂点とする類似多角形を特定し、特定された類似多角形の頂点の位置から探索条件を設定する(図4、図5参照)。
尚、経路探索を行う際の初期の探索条件は、必ずしもユーザに設定させる必要は無く、例えば推奨される初期値を装置側で設定しても良い。推奨される初期値は、例えば地域やユーザの走行履歴などを参照して設定するのが望ましい。尚、ユーザは初期の探索条件に基づいて探索された推奨経路を確認した後に、後述のように探索条件を変更することが可能である。
その後、S5においてCPU41は、地図情報DB31に格納された地図情報に基づいて、車両の現在位置(出発地)から目的地までの間にある推奨経路を構成し得る各リンクを抽出する。そして、抽出された各リンクのリンクデータを地図情報DB31から取得する。更に、取得した各リンクのリンクデータ及び前記S4で設定された経路の探索条件に基づいて各リンクのコスト値の重み付けを行う。例えば経路の探索条件として『距離』に対して高いパラメータ値が設定されている場合には、リンク長に依存するコストの重み付けを重くする。また、『時間』に対して高いパラメータ値が設定されている場合には、平均旅行時間に依存するコストの重み付けを重くする。また、『経済性』に対して高いパラメータ値が設定されている場合には、道路種別(有料道路か否か)に依存するコストの重み付けを重くする。また、『走りやすさ』に対して高いパラメータ値が設定されている場合には、交通量に依存するコストの重み付けを重くする。また、『景観』に対して高いパラメータ値が設定されている場合には、道路種別(シーニックバイウェイか否か)に依存するコストの重み付けを重くする。
その後、CPU41は算出されたコスト値を用いて車両の現在位置(出発地)から目的地までの経路探索処理を行う。具体的には、公知のダイクストラ法を用い、コスト値の合計が最小となる経路を推奨経路とする。
次に、S6においてCPU41は、前記S5で探索された推奨経路を、経路探索画面51において表示する。図6は前記S6において推奨経路が表示された後のナビゲーション装置1の液晶ディスプレイ15に表示される経路探索画面51の一例を示した図である。
図6に示すように経路探索画面51の左側には、現在設定されている『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目の優先度を示す類似多角形55がレーダーチャート52上に表示される。一方で、経路探索画面51の右側には、左側に示す探索条件で探索された推奨経路56が表示される。その結果、ユーザは経路探索画面51を視認することによって、先ず現在設定されている探索条件を直感的に把握することが可能となる。更に、現在設定されている探索条件と、該探索条件で探索された推奨経路とを対応付けて容易に把握することが可能となる。
その後、S7においてCPU41は、液晶ディスプレイ15に表示された経路探索画面51の内、レーダーチャート52上で新たに図形を描く操作を受け付けたか否かを判定する。尚、ユーザは前記S6で表示された推奨経路を確認した上で探索条件を変更することを希望する場合に、レーダーチャート52上で新たに図形を描く操作を行う。
そして、液晶ディスプレイ15に表示された経路探索画面51の内、レーダーチャート52上で新たに図形を描く操作を受け付けたと判定された場合(S7:YES)には、S8へと移行する。それに対して、レーダーチャート52上で図形を描く操作を受け付けていないと判定された場合(S7:NO)には、S8へと移行する。
S8においてCPU41は、直近に探索された推奨経路をナビゲーション装置1において車両の走行案内を行う対象となる案内経路として設定する。その後、設定された案内経路に基づく走行案内が開始される。
一方、S9においてCPU41は、レーダーチャート52に新たに描かれた図形に基づいて、新たな探索条件を設定する。尚、レーダーチャート52に描かれた図形に基づいて探索条件を設定する方法についてはS4と同様であるので説明は省略する。
その後、S10においてCPU41は、前記S9で新たに設定された探索条件に基づいて、車両の現在位置(出発地)から目的地までの経路探索処理を行う。尚、経路探索処理の詳細についてはS5と同様であるので説明は省略する。
次に、S11においてCPU41は、前記S10で新たに探索された推奨経路を、経路探索画面51において表示する。図7は前記S10において推奨経路が表示された後のナビゲーション装置1の液晶ディスプレイ15に表示される経路探索画面51の一例を示した図である。
図7に示すように経路探索画面51の左側には、新たに設定された『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目の優先度を示す類似多角形57がレーダーチャート52上に表示される。また、比較対象として前回設定(変更前)された5つの項目の優先度を示す類似多角形55についてもレーダーチャート52上で継続して表示される。一方で、経路探索画面51の右側には、左側に示す新たな探索条件で探索された新たな推奨経路58が表示される。また、比較対象として前回設定された探索条件で探索された推奨経路56についても継続して表示される。
尚、類似多角形55と推奨経路56は対応する表示色或いは線の種類(例えば黒色の線)で表示される。同じく類似多角形57と推奨経路58は対応する表示色或いは線の種類(例えば赤色の線)で表示される。その結果、ユーザは経路探索画面51を視認することによって、現在設定されている新たな探索条件と前回(変更前)の探索条件とで探索された推奨経路を比較して容易に把握することが可能となる。尚、ユーザは経路探索画面51に表示された推奨経路58を確認した上で更に探索条件を変更することも可能である。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行う場合において、複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャート52を液晶ディスプレイ15に対して表示し、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート52上において描かれた図形に基づいて、複数の項目の優先度合いを設定する(S4、S9)ので、ユーザの意図する項目の優先度合いをより簡易な操作で設定することが可能となる。また、項目毎に優先度を個別に指定するのではなく、図形を描くという感覚的なユーザの操作によって、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定することが可能であり、従来にない新たなユーザインターフェースを提供できる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、ナビゲーション装置1が経路探索処理を行っているが、経路探索処理についてはナビゲーション装置1と通信可能に接続された外部サーバで行うようにし得ても良い。外部サーバで行う場合には、ナビゲーション装置1において目的地が設定された場合や経路の再探索(リルート)を行う場合に、ナビゲーション装置1からサーバ装置へと出発地、目的地、探索条件等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される。
また、本実施形態ではレーダーチャート52に対してユーザがタッチして図形を描いているが、レーダーチャート52上に表示されるカーソルをマウスやコントローラを用いて動かすことによって図形を描くことも可能である。
また、本実施形態では経路の探索条件は『距離』、『時間』、『経済性』、『走りやすさ』、『景観』の5つの項目の組み合わせからなるが、上記5つの項目の内の1〜4の項目の組み合わせを経路の探索条件として用いても良い。また、新たな項目を加えて6以上の項目の組み合わせを経路の探索条件として用いても良い。
また、本発明はナビゲーション装置以外に、経路探索機能を有する装置に対して適用することが可能である。例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等(以下、携帯端末等という)に適用することも可能である。また、サーバと携帯端末等から構成されるシステムに対しても適用することが可能となる。その場合には、上述した経路探索処理プログラム(図2)の各ステップは、サーバと携帯端末等のいずれが実施する構成としても良い。また、本発明を携帯端末等に適用する場合には、車両以外の移動体、例えば、携帯端末等のユーザや2輪車等に対する経路の探索にも本願発明を適用することが可能である。
また、本発明に係る経路探索装置を具体化した実施例について上記に説明したが、経路探索装置は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行う経路探索装置(1)であって、前記複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャート(52)を表示するチャート表示手段(41)と、ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形(54)に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する探索条件設定手段(41)と、を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、目的地までの経路探索を行う場合において、ユーザの操作に基づいてレーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定するので、ユーザの意図する項目の優先度合いをより簡易な操作で設定することが可能となる。また、項目毎に優先度を個別に指定するのではなく、図形を描くという感覚的なユーザの操作によって、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定することが可能であり、従来にない新たなユーザインターフェースを提供できる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート(52)上において描かれた図形(54)と最も類似する各軸を頂点とする多角形(55、57)によって前記複数の項目の優先度合いを設定する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、レーダーチャート上においてユーザが描いた図形が多角形となっていなくても最も類似する多角形から複数の項目の優先度合いを設定することが可能である。従って、ユーザにより描かれた線が曖昧であっても、ユーザの経路に対する要望をできる限り反映した探索条件を設定することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記レーダーチャート(52)を表示する画面上にタッチパネル(14)を備え、前記探索条件設定手段は、前記レーダーチャート上においてユーザがタッチする座標列を繋げた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、レーダーチャート上においてユーザがタッチして描かれた図形に基づいて、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定するので、図形を描くという感覚的なユーザの操作によって、経路探索の探索条件となる複数の項目の優先度合いを設定することが可能であり、従来にない新たなユーザインターフェースを提供できる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記レーダーチャート(52)は、前記複数の項目の内、探索される経路に対してユーザが要求する内容が共通する項目を他の項目よりも近接して配置する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザの描く図形に偏りを持たせることによって、ユーザの経路に対する要望を容易に指示することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
探索される経路に対してユーザが要求する内容は、快適性又は目的地までの所要時間の短縮である。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザが経路に対して快適性或いは目的地までの所要時間の短縮を要求する場合において、ユーザの描く図形に偏りを持たせることによって、ユーザの経路に対する要望を容易に指示することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記チャート表示手段(41)は、探索条件が設定された状態では現在設定されている探索条件を示す多角形(55)が描かれた前記レーダーチャート(52)を表示し、前記レーダーチャートと同一画面上に、前記レーダーチャートにおいて設定されている探索条件に基づいて探索された経路を表示する探索経路表示手段(41)を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザはレーダーチャートに描かれた多角形を視認することによって、現在設定されている探索条件を直感的に把握することが可能となる。更に、現在設定されている探索条件と、該探索条件で探索された推奨経路とを対応付けて容易に把握することも可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記チャート表示手段(41)は、探索条件が設定された状態で、ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート(52)上に新たに図形が描かれた場合に、過去の探索条件を示す多角形(55)とともに新たに描かれた図形に基づいて設定された新たな探索条件を示す多角形(57)を表示し、前記探索経路表示手段(41)は、過去の探索条件に基づいて探索された経路(56)と新たな探索条件に基づいて探索された経路(58)とを比較可能に表示する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザが探索条件を変更した場合において、ユーザは現在設定されている新たな探索条件と過去の探索条件とで探索された推奨経路を比較して容易に把握することが可能となる。
また、第8の構成は以下のとおりである。
前記チャート表示手段(41)及び前記探索経路表示手段(41)は、対応する多角形と経路を同一色で表示する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、複数の探索条件と複数の経路を同時に表示する場合においても、表示色に基づいて探索条件と経路との対応関係を容易に識別することが可能となる。
1 ナビゲーション装置
13 ナビゲーションECU
14 タッチパネル
15 液晶ディスプレイ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 フラッシュメモリ
51 経路探索画面
52 レーダーチャート
54 描画線
55、57 類似多角形
56、58 推奨経路

Claims (9)

  1. 段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行う経路探索装置であって、
    前記複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャートを表示するチャート表示手段と、
    ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する探索条件設定手段と、を有する経路探索装置。
  2. ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形と最も類似する各軸を頂点とする多角形によって前記複数の項目の優先度合いを設定する請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 前記レーダーチャートを表示する画面上にタッチパネルを備え、
    前記探索条件設定手段は、前記レーダーチャート上においてユーザがタッチする座標列を繋げた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する請求項1又は請求項2に記載の経路探索装置。
  4. 前記レーダーチャートは、前記複数の項目の内、探索される経路に対してユーザが要求する内容が共通する項目を他の項目よりも近接して配置する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の経路探索装置。
  5. 探索される経路に対してユーザが要求する内容は、快適性又は目的地までの所要時間の短縮である請求項4に記載の経路探索装置。
  6. 前記チャート表示手段は、探索条件が設定された状態では現在設定されている探索条件を示す多角形が描かれた前記レーダーチャートを表示し、
    前記レーダーチャートと同一画面上に、前記レーダーチャートにおいて設定されている探索条件に基づいて探索された経路を表示する探索経路表示手段を有する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の経路探索装置。
  7. 前記チャート表示手段は、探索条件が設定された状態で、ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上に新たに図形が描かれた場合に、過去の探索条件を示す多角形とともに新たに描かれた図形に基づいて設定された新たな探索条件を示す多角形を表示し、
    前記探索経路表示手段は、過去の探索条件に基づいて探索された経路と新たな探索条件に基づいて探索された経路とを比較可能に表示する請求項6に記載の経路探索装置。
  8. 前記チャート表示手段及び前記探索経路表示手段は、対応する多角形と経路を同一色で表示する請求項7に記載の経路探索装置。
  9. 段階的に調整可能な複数の項目の優先度合いの組み合わせによって設定される探索条件に基づいて、目的地までの経路の探索を行わせる為のコンピュータプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記複数の項目の優先度合いを軸としたレーダーチャートを表示するチャート表示手段と、
    ユーザの操作に基づいて前記レーダーチャート上において描かれた図形に基づいて、前記複数の項目の優先度合いを設定する探索条件設定手段と、して機能させる為のコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109362A (ja) * 2018-12-29 2020-07-16 アルパイン株式会社 ナビゲーション装置

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