JP2012133245A - 地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに把握させることが可能になるとともに、地図画像の視認性が悪化することを防止した地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】地図画像51のスクロールに基づいて、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示された操作対象物(各種ボタン57〜61)が地図画像上に表示された地点情報(地点の名称55、POIアイコン56)と重複すると予測される場合には、重複する際の車両の位置を重複位置として特定し、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1を算出し、算出された距離L1に基づいて、操作対象物の透過率を設定するように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の現在位置周辺の地図画像を表示する地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して表示装置に表示することが可能な装置である。また、近年は携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
かかるナビゲーション装置では、画像表示装置に表示された地図画像において、地図画像上の対応する地点に地点情報(例えば、県名、市区町村名、施設名等)を表示したり、案内経路や渋滞情報を表示したりすることにより、車両の現在位置をユーザに対して、より容易に把握させることについても行われている。その結果、例えば案内経路と地点情報とが重複した場合に、一方の対象物がユーザに把握できなくなる場合があった。そこで、従来では表示装置に表示された複数の対象物が重複した場合において、一方の対象物の透過率を上げることによって、他方の対象物をユーザに把握可能に構成する技術について提案されている(例えば特開2006−113047号公報参照)。
特開2006−113047号公報(第10頁、図11)
ここで、上記ナビゲーション装置等では、表示装置の表示領域の所定位置にユーザの操作を受け付ける手段として、表示装置上の固定の位置にボタン、キー等の操作対象物を表示することも行われている。その結果、地点情報と操作対象物が重複した場合には、車両の移動に伴って操作対象物が地図画像に対して重複する位置が常に変化することとなるので、上記透過率の変化が頻繁に発生する虞が有る。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、車両の移動に伴って地図画像がスクロール表示された結果、地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに把握させることが可能になるとともに、地図画像の視認性が悪化することを防止した地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る地図表示装置(1)は、車両の現在位置を取得する車両位置取得手段(13)と、表示装置(15)の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像(51)を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報(55、56)を表示する地図画像表示手段(13)と、前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示手段(13)と、前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物(57〜61)を表示する操作対象物表示手段(13)と、前記スクロール表示手段による前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測手段(13)と、前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出手段(13)と、前記距離算出手段により算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定手段(13)と、を有することを特徴とする。
尚、「地点情報」とは、地点の名称以外に、地点のジャンルを特定するマーク等であっても良い。
また、「操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置」とは、操作態様物と地点情報の少なくとも一部が重複する際の車両位置でも良いし、少なくとも一方が所定割合以上又は全て重複する際の車両位置でも良い。
また、請求項2に係る地図表示装置(1)は、請求項1に記載の地図表示装置において、前記車両の走行予定経路を取得する走行予定経路取得手段(13)を有し、前記車両位置予測手段(13)は、前記走行予定経路を前記車両が走行すると仮定して前記重複位置を予測することを特徴とする。
また、請求項3に係る地図表示装置(1)は、請求項1に記載の地図表示装置において、前記車両の周辺の道路に関する道路情報を取得する道路情報取得手段(13)を有し、前記車両位置予測手段(13)は、前記道路情報取得手段により取得した前記道路情報に基づいて、前記車両が現在走行する道路を道なりに走行すると仮定して前記重複位置を予測することを特徴とする。
また、請求項4に係る地図表示装置(1)は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地図表示装置において、透過率設定手段(13)は、前記距離算出手段(13)により算出された距離が所定距離以上の場合には、前記操作対象物(57〜61)の透過率を一定値に設定し、前記距離算出手段により算出された距離が所定距離未満の場合には、前記距離算出手段により算出された距離が短い程、前記操作対象物の透過率を高く設定することを特徴とする。
また、請求項5に係る地図表示方法は、車両の現在位置を取得する車両位置取得ステップと、表示装置(15)の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像(51)を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報(55、56)を表示する地図画像表示ステップと、前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示ステップと、前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物(57〜61)を表示する操作対象物表示ステップと、前記スクロール表示ステップによる前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測ステップと、前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出ステップと、前記距離算出ステップにより算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定ステップと、を有することを特徴とする。
更に、請求項6に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに搭載され、車両の現在位置を取得する車両位置取得機能と、表示装置(15)の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像(51)を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報(55、56)を表示する地図画像表示機能と、前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示機能と、前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物(57〜61)を表示する操作対象物表示機能と、前記スクロール表示機能による前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測機能と、前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出機能と、前記距離算出機能により算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定機能と、をプロセッサに実行させることを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に記載の地図表示装置によれば、車両の移動に伴って地図画像がスクロール表示された結果、地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに明確に把握させることが可能になる。また、操作対象物の透過率の大きな変化を頻繁に発生させることが無いので、地図画像の視認性を悪化させることが無い。
また、請求項2に記載の地図表示装置によれば、車両の走行予定経路を取得するとともに、取得した走行予定経路に基づいて操作対象物が地点情報と重複する際の車両の位置である重複位置を予測するので、重複位置を正確に予測することが可能となる。
また、請求項3に記載の地図表示装置によれば、車両の周辺の道路情報を取得するとともに、取得した道路情報に基づく道路の道なり関係に基づいて操作対象物が地点情報と重複する際の車両の位置である重複位置を予測するので、重複位置を正確に予測することが可能となる。
また、請求項4に記載の地図表示装置によれば、車両の現在位置から重複位置までの距離が所定距離以上の場合には、操作対象物の透過率を一定値に設定し、所定距離未満の場合には、距離が短い程、操作対象物の透過率を高く設定するので、操作対象物の透過率を一度に大きく変化させることなく、操作対象物と地点情報が重複する前に必要な透過率まで段階的に操作対象物の透過率を変更することが可能となる。また、操作対象物と地点情報の重複が解消された後においても段階的に操作対象物の透過率を元の値まで戻すことが可能となる。従って、地図画像の視認性を悪化させることが無い。
また、請求項5に記載の地図表示方法によれば、車両の移動に伴って地図画像がスクロール表示された結果、地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに明確に把握させることが可能になる。また、操作対象物の透過率の大きな変化を頻繁に発生させることが無いので、地図画像の視認性を悪化させることが無い。
更に、請求項6に記載のコンピュータプログラムによれば、車両の移動に伴って地図画像がスクロール表示された結果、地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに明確に把握させることが可能になる。また、操作対象物の透過率の大きな変化を頻繁に発生させることが無いので、地図画像の視認性を悪化させることが無い。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 液晶ディスプレイに表示される走行案内画面を示した図である。 本実施形態に係る画像表示制御処理プログラムのフローチャートである。 重複位置の特定方法の例について示した図である。 操作対象物の透過率の変位態様について示した図である。 操作対象物と地点情報とが重複する場合において液晶ディスプレイに表示される走行案内画面を示した図である。 複数の重複位置が連続で存在する場合における操作対象物の透過率の変位態様について示した図である。
以下、本発明に係る施設案内装置をナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル14と、ユーザに対して車両周辺の地図画像等を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、プローブセンタやVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、から構成されている。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12をハードディスクの代わりにメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ32、ノード点に関するノードデータ33、施設等の地点に関する地点データ34、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
尚、地点データ34としては、ナビゲーション装置1において出発地、目的地、案内対象となる施設や地区町村、都道府県等の地点に関する情報が記憶される。また、地点データ34として記憶される情報としては、各地点の名称、位置座標、ジャンル(施設のみ)等を含む。尚、市区町村や都道府県の地点については、地点の位置座標として例えば市役所や県庁等の行政機関の所在地、エリアの中心位置等が記憶される。そして、後述するように液晶ディスプレイ15に表示された地図画像上において、地点データ34として記憶された地点の位置座標に該当する箇所には、該地点の地点情報として地点名称(○○県、××市)やPOIアイコンが表示される(図2参照)。尚、POIアイコンは、駐車場、ガソリンスタンド、レストラン、コンビニエンスストア等の施設の種類を示すマークである。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の画像表示制御処理プログラム(図3参照)等が記録されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU13は、処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、案内経路設定手段は、出発地(例えば車両の現在位置)から目的地へと至る案内経路を設定する。車両位置取得手段は、車両の現在位置を取得する。地図画像表示手段は、液晶ディスプレイ15の表示領域に車両の現在位置周辺の地図画像を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報を表示する。スクロール表示手段は、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示される地図画像を、車両の現在位置の変位に基づいてスクロールする。操作対象物表示手段は、液晶ディスプレイ15の表示領域の所定位置に操作対象物を表示する。また、車両位置予測手段は、地図画像のスクロールに基づいて、操作対象物が地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する。距離算出手段は、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離を算出し、透過率設定手段は、距離算出手段により算出された距離に基づいて、操作対象物の透過率を設定する。走行予定経路取得手段は、車両の走行予定経路を取得し、道路情報取得手段は、車両の周辺の道路に関する道路情報を取得する。
タッチパネル14は、液晶ディスプレイ15の表示領域の前面に配置され、地図画像のスクロール表示を行う場合や液晶ディスプレイ15の表示領域に配置された操作対象物を操作、選択する場合等に用いられる。
そして、ナビゲーションECU13は、タッチパネル14の操作によりタッチパネル14から出力される検出信号に基づき、タッチパネル14にユーザがタッチしていない状態からタッチした状態へと移行する“タッチオン”や、タッチパネル14にユーザがタッチした状態からタッチしていない状態へと移行する“タッチオフ”を検出する。また、ユーザがタッチした地点の座標であるタッチ座標や、地図画像やボタン等の操作対象物の選択を行っている状態でタッチする位置を移動させる操作(即ちドラッグ操作やフリック操作)を受け付けた場合のタッチ座標の変位についても検出する。そして、ナビゲーションECU13は、検出したタッチ操作やタッチ座標等に対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
尚、ユーザの操作を受け付ける手段としては、タッチパネル14の代わりに操作ボタンやリモコンやマウスを用いても良い。
また、液晶ディスプレイ15には、道路網を含む地図画像、操作対象物、POIアイコン、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在位置から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。ここで、図2は車両の走行中において液晶ディスプレイ15に表示される走行案内画面50の一例を示した図である。
図2に示すように液晶ディスプレイ15に表示される走行案内画面50には、車両の現在位置周辺の地図画像51と、地図上にマッチングされた車両の現在位置を示す自車位置マーク52と、地図の表示エリアの中央位置を特定する中央カーソル53と、ナビゲーション装置1に設定されている案内経路(案内経路が設定されている場合にのみ表示される)54と、都道府県や市区町村等の地点の名称(地名)55と、施設(駐車場、ガソリンスタンド、レストラン、コンビニエンスストア等)の位置やジャンルを示すPOIアイコン56と、ナビゲーション装置1で所定機能を実行させる為に選択される操作対象物である各種ボタン57〜61とが表示される。そして、ユーザは走行案内画面50を参照することによって、現在の車両周辺の施設情報や道路形状(案内経路が設定されている場合には案内経路を含む)、車両が現在位置する都道府県や市区町村等を把握することが可能となる。また、詳細ボタン57をタッチオンして選択すると、地図の縮尺をより大きい縮尺に変更することが可能である。また、表示変更ボタン58をタッチオンして選択すると、地図画像51の表示態様(鳥瞰図、平面図、ノーズアップ、ノースアップ等)を変更することが可能である。また、目的地セットボタン59をタッチオンして選択すると、中央カーソル53の示す地点を目的地に設定することが可能である。また、地点登録ボタン60をタッチオンして選択すると、中央カーソル53の示す地点を登録地点としてナビゲーション装置1に登録することが可能である。また、広域ボタン61をタッチオンして選択すると、地図の縮尺をより小さい縮尺に変更することが可能である。
また、走行案内画面50が表示されている場合に、車両の現在位置が変位すると、それに伴って地図画像51の表示対象領域が変化し、走行案内画面50に表示された地図画像51がスクロール表示する。また、地図画像51の表示形態がノーズアップに設定されている場合には、車両の現在方位が変位しても、それに伴って地図画像51の表示対象領域が変化し、走行案内画面50に表示された地図画像51が回転表示する。
また、本実施形態に係るナビゲーション装置1では、後述のように走行案内画面50が表示されている場合において、車両の現在位置や方位の変位に伴って、地点の名称55やPOIアイコン56と各種ボタン57〜61が重複すると予測される場合には、各種ボタン57〜61の透過率を上げる表示制御についても行う。その結果、地点の名称55やPOIアイコン56と各種ボタン57〜61が重複した場合であっても、地点の名称55やPOIアイコン56をユーザに把握可能にすることが可能である。尚、詳細については後述する。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。また、施設検索を行った場合に検索された施設に関する情報を出力する際にも用いられる。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ17の代わりにHDDやメモリーカードリーダを備える構成としても良い。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、前記構成を有するナビゲーション装置1においてナビゲーションECU13が実行する画像表示制御処理プログラムについて図3に基づき説明する。図3は本実施形態に係る画像表示制御処理プログラムのフローチャートである。ここで、画像表示制御処理プログラムは、車両のACCがオンされた後に実行され、地図画像を含む走行案内画面50を液晶ディスプレイ15に表示するとともに、車両の現在位置や方位の変位に伴って、地点の名称55やPOIアイコン56と各種ボタン57〜61が重複すると予測される場合には、各種ボタン57〜61の透過率を上げるプログラムである。尚、以下の図3にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、画像表示制御処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、車両の現在位置及び方位を現在位置検出部11の検出結果に基づいて取得する。尚、車両の位置を地図画像上に特定するマップマッチング処理についても行う。
次に、S2においてCPU41は、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示される全操作対象物の透過率を初期値(例えば0%)に設定する。尚、透過率の初期値としては0%以外の値に設定しても良い。
続いて、S3においてCPU41は、液晶ディスプレイ15に対して走行案内画面50(図2)を表示する。尚、走行案内画面50には、前記したように車両の現在位置周辺の地図画像51に加えて、地図画像51に重畳して地点の名称55やPOIアイコン56等の地点情報についても表示される。更に、液晶ディスプレイ15の表示領域の所定位置(図2に示す例では表示領域の下部)には、操作対象物である各種ボタン57〜61について前記S2で設定された初期値の透過率により表示される。
具体的に、前記S3においてCPU41は、前記S1で取得した車両の現在位置及び方位とナビゲーション装置1で設定されている地図の縮尺とに基づいて、表示対象となる領域(以下、表示対象領域という)の地図データを地図情報DB31から読み出し、読み出した地図データに基づく地図画像51を液晶ディスプレイ15に対して描画する。同様に、表示対象領域内に含まれる地点データ34を地図情報DB31から読み出して、読み出した地点データ34に基づいて地点の名称55やPOIアイコン56を描画する。また、液晶ディスプレイ15の表示領域の所定位置に、操作対象物として各種ボタン57〜61を初期値の透過率(例えば0%)で描画する。尚、車両の現在位置や方位が変化した場合には、車両の位置や方位の変化に伴って、描画される地図データの表示対象領域も変更される。但し、操作対象物である各種ボタン57〜61の表示位置については、車両の現在位置や方位に関わらず基本的に固定される。
続いて、S4においてCPU41は、車両の走行予定経路について取得する。具体的には、CPU41は、ナビゲーション装置1において案内経路が設定されている場合には、設定されている案内経路を車両の走行予定経路として取得する。一方、ナビゲーション装置1において案内経路が設定されていない場合には、車両周辺のリンクデータ32を地図情報DB31から読み出し、車両が道なりに走行する経路を車両の走行予定経路として取得する。
その後、S5においてCPU41は、前記S3で取得した車両の走行予定経路に基づいて、車両が走行予定経路を走行すると仮定した場合に、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示された操作対象物である各種ボタン57〜61と、地図画像上に表示される地点の名称55やPOIアイコン56とが重複するか否かを判定する。具体的には、前記S4においてCPU41は、先ず、車両が走行予定経路に沿って走行したと仮定した場合の地図画像の表示対象領域を、車両の位置毎に特定する。そして、地図画像に配置される地点の名称55やPOIアイコン56の表示位置を特定された複数の表示対象領域毎に特定し、特定された地点の名称55やPOIアイコン56の表示位置が操作対象物である各種ボタン57〜61の表示位置と重複するか否かを判定する。そして、CPU41は、少なくとも一以上の表示対象領域において、地点の名称55やPOIアイコン56の表示位置が各種ボタン57〜61の表示位置と重複すると判定した場合に、前記S5においてYESと判定する。
そして、車両が走行予定経路を走行すると仮定した場合に、各種ボタン57〜61と地点の名称55やPOIアイコン56とが重複すると判定された場合(S5:YES)には、S6へと移行する。それに対して、各種ボタン57〜61と地点の名称55やPOIアイコン56とが重複しないと判定された場合(S5:NO)には、当該画像表示制御処理プログラムを終了する。
S6においてCPU41は、各種ボタン57〜61と地点の名称55やPOIアイコン56とが重複する際の車両の位置(以下、重複位置という)を特定する。より具体的には、各種ボタン57〜61と地点の名称55やPOIアイコン56とが重複を開始してから重複が解消されるまでの車両の位置を重複位置として特定する。例えば、図4に示すように車両が案内経路54に沿って走行した場合において、地点63に車両が位置する場合に、“岡崎市”を示す案内の名称55と地点登録ボタン60が重複を開始し、地点64に車両が位置する場合に、“岡崎市”を示す案内の名称55と地点登録ボタン60の重複が解消するので、地点63から地点64までが重複位置として特定される。尚、重複位置が複数ある場合には、複数の重複位置についてそれぞれ特定される。
次に、S7においてCPU41は、車両の現在位置から前記S6で特定された重複位置までの道路上の距離L1を算出する。尚、道路上の距離ではなく直線距離を算出する構成としても良い。
続いて、S8においてCPU41は、前記S7で算出した車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m未満か否かを判定する。尚、前記S8の判定基準とする距離は、300m以外の距離(例えば200m)としても良い。
そして、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m未満であると判定された場合(S8:YES)には、S11へと移行する。それに対して、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m以上であると判定された場合(S8:NO)には、S9へと移行する。
次に、S9においてCPU41は、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示される全操作対象物の透過率を初期値(例えば0%)に設定する。尚、透過率の初期値としては0%以外の値に設定しても良い。
続いて、S10においてCPU41は、前記S7で算出した車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が、前回実行されたS7で算出された値より小さいか否かを判定する。
そして、前記S7で算出した車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が、前回実行されたS7で算出された値より小さい又は同じと判定された場合(S10:YES)には、車両が重複位置へと徐々に接近していると推定されるのでS7へと戻り、再度距離L1を算出する。一方、前記S7で算出した車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が、前回実行されたS7で算出された値より大きいと判定された場合(S10:NO)には、車両が重複位置から徐々に離れていると推定されるので、当該画像表示制御処理プログラムを終了する。
一方、S11においてCPU41は、前記S7で算出した車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1に基づいて、操作対象物に設定する透過率T1を算出する。具体的には、以下の式(1)により算出する。
T1(%)=50−L1×50/300・・・・(1)
次に、S12においてCPU41は、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示される操作対象物の内、重複対象の操作対象物の透過率を前記S11で算出された透過率T1に設定する。その結果、液晶ディスプレイ15の表示対象領域に表示される操作対象物である各種ボタン57〜61の内、重複対象となるボタンの透過率が変更されることとなる。尚、重複対象となる操作対象物が複数ある場合には、該当する全ての操作対象物の透過率をそれぞれ透過率T1に設定する。その後、S7へと戻り、距離L1が300m以上となるまでS7、S11、S12の処理を繰り返し実行する。
従って、本実施形態に係るナビゲーション装置1では、距離L1が300m以上の場合には、操作対象物の透過率を初期値(例えば0%)に一律に設定し、距離L1が300m未満の場合には、距離L1が短い程、重複対象となる操作対象物の透過率を高く設定することとなる。尚、距離L1が300m未満の場合に設定される透過率の範囲は、上記式(1)では0%〜50%の範囲となる。また、式(1)に含まれる各数値については適宜変更することが可能である。
ここで、図5は透過率の初期値を0%とし、上記式(1)に基づいて操作対象物として地点登録ボタン60の透過率T1を設定する場合の透過率の変位態様について説明した図である。
図5に示すように、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m以上の場合には、重複対象の操作対象物である地点登録ボタン60の透過率は0%に設定される。その後、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m未満となった場合には、車両が重複位置に近づくにつれて(即ち、地点登録ボタン60が地点情報(地点の名称55、POIアイコン56等)に近づくにつれて)徐々に地点登録ボタン60の透過率が高く設定される。その後、車両が重複位置に到達する(即ち、地点登録ボタン60と地点情報(地点の名称55、POIアイコン56等)とが重複する)と、地点登録ボタン60の透過率は最も高い50%に設定される。その結果、図6に示すように地点登録ボタン60と地点の名称55とが重複する場合であっても、ユーザは地点の名称55の内容を把握することが可能となる。その後、車両が走行し、地点登録ボタン60と地点情報(地点の名称55、POIアイコン56等)との重複が解除されると、車両が重複位置から離れるにつれて徐々に地点登録ボタン60の透過率が低く設定される。そして、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1が300m以上になると、地点登録ボタン60の透過率は再び0%に設定される。
尚、図7に示すように重複位置が連続して複数ある場合であって、複数の重複位置間の距離Nが所定距離未満(例えば、100m未満)の場合には、重複位置間において透過率を変化しないように構成することが望ましい。それによって、操作対象物の透過率が頻繁に変更されることを防止することが可能となる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1、ナビゲーション装置1による地図表示方法及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、液晶ディスプレイ15の表示領域に車両の現在位置周辺の地図画像51を表示するとともに、表示された地図画像51を車両の現在位置の変位に基づいてスクロールする。そして、地図画像51のスクロールに基づいて、液晶ディスプレイ15の表示領域に表示された操作対象物(各種ボタン57〜61)が地図画像上に表示された地点情報(地点の名称55、POIアイコン56)と重複すると予測される場合には、重複する際の車両の位置を重複位置として特定し(S6)、車両の現在位置から重複位置までの道路上の距離L1を算出し(S7)、算出された距離L1に基づいて、操作対象物の透過率を設定する(S12)ので、車両の移動に伴って地図画像51がスクロール表示された結果、地図画像上に表示された地点情報と操作対象物とが重複する場合であっても、地点情報をユーザに明確に把握させることが可能になる。また、操作対象物の透過率の大きな変化を頻繁に発生させることが無いので、地図画像51の視認性を悪化させることが無い。
また、車両の走行予定経路を取得する(S4)とともに、取得した走行予定経路に基づいて操作対象物が地点情報と重複する際の車両の位置である重複位置を予測するので、重複位置を正確に予測することが可能となる。
また、ナビゲーション装置1に案内経路が設定されていない場合であっても、車両の周辺の道路情報を取得するとともに、取得した道路情報に基づく道路の道なり関係に基づいて操作対象物が地点情報と重複する際の車両の位置である重複位置を予測するので、重複位置を正確に予測することが可能となる。
また、車両の現在位置から重複位置までの距離が所定距離以上の場合には、操作対象物の透過率を一定値(例えば0%)に設定し、所定距離未満の場合には、距離が短い程、操作対象物の透過率を高く設定するので、操作対象物の透過率を一度に大きく変化させることなく、操作対象物と地点情報が重複する前に必要な透過率まで段階的に操作対象物の透過率を変更することが可能となる。また、操作対象物と地点情報の重複が解消された後においても段階的に操作対象物の透過率を元の値まで戻すことが可能となる。従って、地図画像の視認性を悪化させることが無い。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、ナビゲーション装置1に設定された案内経路や道路の道なり関係に基づいて車両の走行予定経路を取得し、取得した走行予定経路を車両が走行したと仮定して重複位置を特定する(S6)こととしているが、他の方法により重複位置を特定する構成としても良い。例えば、ナビゲーション装置1において案内経路が設定されていない場合には、車両が現在位置から走行可能な全ての経路を抽出し、抽出された各経路を走行したと仮定した場合の重複位置をそれぞれ特定しても良い。その場合には、車両の現在の変位に基づいて、重複位置が新たに発生又は消滅するので、車両が新たなリンクに進入する度に重複位置の特定を行うことが望ましい。また、重複位置が新たに発生又は消滅した場合においても、操作対象物の透過率は段階的に変化させるようにすることが望ましい。
また、本実施形態では、地点情報として地点の名称55やPOIアイコン56を地図画像上に表示することとしているが、他の情報(例えば、施設名称、ジャンル、市区町村マーク等)を表示することとしても良い。
また、本実施形態では、車両の現在位置の変位に基づく地図画像のスクロールによって操作対象物と地点情報とが重複する際の重複位置を特定することとしているが、例えば、案内経路沿いのスクロール操作によって操作対象物と地点情報とが重複する際の重複位置を特定することとしても良い。この場合は、表示領域の所定位置(例えば、表示領域の中心や、車両の現在位置が表示される位置)を車両の位置とみなして処理を実行する。
また、本実施形態では、操作態様物と地点情報の少なくとも一部が重複する際の車両位置を重複位置として特定しているが、少なくとも一方が所定割合以上又は全て重複する際の車両位置を重複位置として特定しても良い。
また、本発明はナビゲーション装置以外に、地図画像を表示する装置に対して適用することが可能である。例えば、携帯電話機等の携帯端末、パーソナルコンピュータ、携帯型音楽プレイヤ等に適用することも可能である。
1 ナビゲーション装置
13 ナビゲーションECU
15 液晶ディスプレイ
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 地図画像
55 地点の名称
56 POIアイコン
57〜61 各種ボタン

Claims (6)

  1. 車両の現在位置を取得する車両位置取得手段と、
    表示装置の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報を表示する地図画像表示手段と、
    前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示手段と、
    前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物を表示する操作対象物表示手段と、
    前記スクロール表示手段による前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測手段と、
    前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段により算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定手段と、を有することを特徴とする地図表示装置。
  2. 前記車両の走行予定経路を取得する走行予定経路取得手段を有し、
    前記車両位置予測手段は、前記走行予定経路を前記車両が走行すると仮定して前記重複位置を予測することを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
  3. 前記車両の周辺の道路に関する道路情報を取得する道路情報取得手段を有し、
    前記車両位置予測手段は、前記道路情報取得手段により取得した前記道路情報に基づいて、前記車両が現在走行する道路を道なりに走行すると仮定して前記重複位置を予測することを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。
  4. 透過率設定手段は、
    前記距離算出手段により算出された距離が所定距離以上の場合には、前記操作対象物の透過率を一定値に設定し、
    前記距離算出手段により算出された距離が所定距離未満の場合には、前記距離算出手段により算出された距離が短い程、前記操作対象物の透過率を高く設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地図表示装置。
  5. 車両の現在位置を取得する車両位置取得ステップと、
    表示装置の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報を表示する地図画像表示ステップと、
    前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示ステップと、
    前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物を表示する操作対象物表示ステップと、
    前記スクロール表示ステップによる前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測ステップと、
    前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出ステップと、
    前記距離算出ステップにより算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定ステップと、を有することを特徴とする地図表示方法。
  6. コンピュータに搭載され、
    車両の現在位置を取得する車両位置取得機能と、
    表示装置の表示領域に前記車両の現在位置周辺の地図画像を表示するとともに、該地図画像上の対応する地点に地点情報を表示する地図画像表示機能と、
    前記表示装置の表示領域に表示される前記地図画像を、前記車両の現在位置の変位に基づいてスクロールするスクロール表示機能と、
    前記表示装置の表示領域の所定位置に操作対象物を表示する操作対象物表示機能と、
    前記スクロール表示機能による前記地図画像のスクロールに基づいて、前記操作対象物が前記地点情報と重複する際の車両の位置を重複位置として予測する車両位置予測機能と、
    前記車両の現在位置から前記重複位置までの道路上の距離を算出する距離算出機能と、
    前記距離算出機能により算出された距離に基づいて、前記操作対象物の透過率を設定する透過率設定機能と、
    をプロセッサに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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