JP2004171060A - 運転支援装置、運転支援システム及び運転支援プログラム - Google Patents

運転支援装置、運転支援システム及び運転支援プログラム Download PDF

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Noboru Sugisawa
登 杉澤
Masamichi Niki
正道 仁木
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Abstract

【課題】運転者の運転技術のレベルや、運転者の運転状況等に対応した安全運転の支援が可能な運転支援装置、運転支援システム及び運転支援プログラムを提供することを課題とするものである。
【解決手段】運転支援装置10は、車両に備えられる装置であって、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する管理部11と、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶し、運転者の乗車中に運転者の運転属性に応じた教育情報を車両の走行状況に応じて出力する第1支援部12とが備えられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全運転のために車両の運転者の運転を支援する装置、システム及びプログラムに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
車両の運転者を支援する車載端末としては、従来からカーナビゲーションの装置が知られ普及している。このナビゲーション装置は、行きたい所(目的地)へ地理的に経路を誘導するための装置であって、地理に不案内な運転者への支援が主な目的であった。しかし最近では単なる経路の誘導だけでなく、運転者に警告を発するナビゲーション装置も開発されている。
【0003】
例えばスピード違反等の運転者の不適切な行動を記録媒体に記録し、車両走行時にはスピード違反等が発生すると警告する装置について開示されたものがある(特許文献1参照)。この装置では、監督者が運転者の行動を把握して運行管理に使用することができるとともに、車両走行時の警告により安全性の向上を図っている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−281393号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開平11−281393号公報の装置では、走行時の警告として、スピード違反のように既に発生した状況に対して注意し、反省を促すことで安全運転を向上させようとしている。このような事後の警告は、運送を仕事とするような熟練した運転者に対する運行管理としての利用では効果が得られても、運転者全般に対しては安全性向上の効果が得られ難いという課題を有している。運転者の技術レベルは、未熟な者から熟練した者まで幅広く分散している。例えば、運転の未熟な者は、スピードを出しすぎることが少ないため警告回数も少なく、場合によってはこのような装置では、何も警告が与えられないこともある。そのため、このような事後の警告だけでは、未熟な者の運転技術を向上させ、安全運転に導くことが難しく、運転の技術レベルに応じた支援が望まれていた。
【0006】
また、警告音や音声で運転者に警告しても、画一的に警告されているだけでは運転者はどのように改善すればよいかがわかり難く、警告は単なる雑音となってしまいがちで、慣れによる効果の低下が避けられなかった。そのため、運転の状況に応じ、わかりやすい警告による安全運転の支援が要望されていた。
【0007】
このような課題を考慮して本発明では、運転者の運転技術のレベルや、運転者の運転状況等に対応した安全運転の支援が可能な運転支援装置、運転支援システム及び運転支援プログラムを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の運転支援装置では次のような手段を採用する。
【0009】
すなわち、請求項1では、車両に備えられる装置であって、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する管理部と、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶し、運転者の乗車中に運転者の運転属性に応じた教育情報を車両の走行状況に応じて出力する第1支援部とが備えられる。
【0010】
この手段では、運転者の技術レベルに応じた内容の教育情報が走行状況に合わせて出力されるため、運転者は教育情報により自分にあった運転技術の指導を、適切な状況で受けることができ、安全運転だけでなく運転技術の向上が図られる。
【0011】
また、請求項2では、請求項1記載の運転支援装置において、第1支援部には、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、許可された運転者の乗車中に、検索された教育情報を車両の走行状況に応じて音声で出力する運転支援手段とが備えられることを特徴とする。
【0012】
この手段では、あらかじめ運転技術のレベルに応じて作成された教育情報が記憶されており、車両を運転する運転者の運転属性によって検索される教育情報が変わる。そして、教育情報の内容が音声により具体的に運転者に伝えられる。
【0013】
また、請求項3では、請求項1または2記載の運転支援装置において、第1支援部には、交通事故の発生しやすい場所について発生要因別の事故パターンを類型化した結果に基づき、交通事故の発生しやすい場所と事故パターンを関連づけて記憶する事故パターン記憶手段が備えられ、車両が事故パターン記憶手段に記憶されている場所に接近した場合に、事故パターンを通知する警告情報を出力することを特徴とする。
【0014】
この手段では、単なる交通事故多発地点を通知するだけでなく、その場所ではどのようなパターンの交通事故が発生しやすいかをあらかじめ分析しておいて、場所に接近した際に、事故パターンを警告情報として通知することで、運転者が走行時に何に対して注意すれば事故が防げるかが具体的に伝えられる。
【0015】
また、請求項4では、請求項1から3のいずれかに記載の運転支援装置において、管理部には、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する運転者許可手段とが備えられることを特徴とする。
【0016】
この手段では、望まれない運転者による運転や、車両の盗難等が防止される。
【0017】
また、請求項5では、請求項1から4のいずれかに記載の運転支援装置において、運転者の運転技術の評価を音声または画像により出力する第2支援部が備えられることを特徴とする。
【0018】
この手段では、評価を音声や画像で表現し運転者に知らせることで、運転者の安全運転の意欲を向上させたり、反省を促したりする効果が向上される。
【0019】
また、請求項6では、請求項5記載の運転支援装置において、第2支援部では、運転者の走行経路で予測される事故のパターンを画像で出力することを特徴とする。
【0020】
この手段では、運転者がこれから進む経路で発生しやすい交通事故の事故パターンを画像で見ることにより擬似体験し、事故に対する予知能力が高められる。
【0021】
また、上記課題を解決するために本発明の運転支援システムは次のような手段を採用する。
【0022】
すなわち、請求項7では、車載端末とサーバとがネットワークを介して接続され、車載端末には、運転者の運転許可をサーバに依頼する運転許可依頼手段が備えられ、サーバには、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する許可情報を車載端末に送信する許可情報送信手段と、許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、検索された教育情報を車載端末に送信する教育情報送信手段とが備えられ、車載端末には、許可された運転者の乗車中に、受信した教育情報を車両の走行状況に応じて出力する運転支援手段とが備えられる。
【0023】
この手段では、運転者の技術レベルに応じた内容の教育情報がサーバから車載端末に送信され、走行状況に合わせて出力されるため、運転者は教育情報により自分にあった運転技術の指導、適切な状況で受けることができ、安全運転だけでなく運転技術の向上が図られる。また、あらかじめ運転者記憶手段に登録により記憶されている運転者しか、車両を運転することができないので、望まれない運転者による運転や、車両の盗難が防止される。さらに、サーバは複数の車載端末を集中管理することが可能となる。
【0024】
また、上記課題を解決するために本発明の運転支援プログラムは次のような手段を採用する。
【0025】
すなわち、請求項8では、車両に備えられるコンピュータを、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する運転者許可手段と、許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、許可された運転者の乗車中に、検索された教育情報を車両の走行状況に応じて出力する運転支援手段として機能させる。
【0026】
この手段では、車両に備えられるコンピュータにより、運転者の技術レベルに応じた内容の教育情報が走行状況に合わせて出力されるため、運転者は教育情報により自分にあった運転技術の指導を、適切な状況で受けることができ、安全運転だけでなく運転技術の向上が図られる。また、あらかじめ運転者記憶手段に登録により記憶されている運転者しか、車両を運転することができないので、望まれない運転者による運転や、車両の盗難が防止される。
【0027】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施の形態(1)の運転支援装置について図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)の運転支援装置の構成図、図2、図3は実施の形態(1)の運転支援装置の動作のフローチャート、図4、図5は実施の形態(1)の運転支援装置の画面例である。
【0028】
本発明の運転支援装置10は、車両に備えられる装置であって安全運転のために運転者を支援する装置である。
【0029】
運転支援装置10が備えられる車両としては乗用車だけでなく、バス、トラック、二輪車等も含まれる。そして、運転支援装置10は、基本機能として、入力機能、出力機能、移動体通信機能(省略される場合もある)、記憶機能、演算機能、制御機能、位置検知機能等を備えている。入力機能には、例えばボタン、タッチパネル、キーボード、音声認識マイク等が適用でき、出力機能には、例えばLCD(画面)、LED、スピーカ(音、音声)等が適用できる。移動体通信機能は、ネットワーク接続する場合もある。また、移動体通信機能は、携帯電話等を装着することで付加するよう構成しても良い。記憶機能や演算機能、制御機能等はCPU等で構成される。位置検知機能にはGPS(Global Positioning System:全地球航空測位システム)及びPHSや携帯電話の基地局を利用したシステム等を、単独または組み合わせて適用できる。この運転支援装置10は、例えば車載用のコンピュータであり、予め車両に備えられていても、後付で備えられても、着脱自在に備えられてもいずれの形態でもよい。
【0030】
この運転支援装置10の構成は、車両の運転者を管理する管理部11と、運転者の技術面を支援する第1支援部12と、運転者の精神面を支援する第2支援部14とが備えられる。
【0031】
まず、管理部11には、車両の運転者を運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段111と、運転者記憶手段111に記憶された運転者に運転を許可する運転者許可手段112とが備えられている。
【0032】
さらに、管理部11には、運転者による運転の結果のデータから運転結果情報を取得する運転結果取得手段113と、運転者の運転属性を決定する運転属性決定手段114とが備えられる。
【0033】
運転者記憶手段111は、車両毎に許可された運転者を登録し記憶している。登録された運転者には、運転属性決定手段114で決定された運転属性と、運転者本人を認証する認証情報、例えばパスワード、本人認証カード番号、声紋、指紋、運転者の年齢、性別等が関連付けられて記憶されている。そして、運転属性決定手段114で運転属性が変更されると、新しい運転属性に更新されて記憶される。運転者記憶手段111に記憶される運転者の増減は随時可能である。なお、初めて運転者を運転者記憶手段111に登録する際には、登録しようとする運転者の運転結果情報が得られていないため、運転のデータから運転属性を決定することができないので、免許取得年数や運転経験年数、運転頻度(月に何km運転するか)等から運転属性を推定する演算を行い初期値として設定登録される。
【0034】
運転者許可手段112では、始動前の乗車開始時に、運転しようとする運転者が運転者記憶手段111に登録されている運転者か否かの認証が行われる。そのため、運転者記憶手段111に記憶されている認証情報がパスワードである場合には、パスワードの入力が促され、本人認証カードである場合には、本人認証カードの挿入が促され、声紋の場合には、運転者の音声の入力が促され、指紋の場合には、指紋を認識する手段での指紋の読み取りが促される。また、電子化された免許証を本人認証に用いても良い。これらは音声や画面の表示により入力が促される。そして、認証情報が取得されなかったり一致しなかったりすると、運転者記憶手段111に記憶されている運転者であると確認できないので、車両を始動させることができない。
【0035】
運転結果取得手段113は、運転者毎の運転結果のデータを車両に備えられた各種センサや機器により取得し、安全運転の指標に基づきデータを加工して、運転結果情報として把握する手段である。車両に備えられたセンサ等により取得され記録媒体や記録計等に記録された運転の速度、走行距離、時間等のデータが、あらかじめ設定された閾値と比較されて計数化や頻度の数値化が行われ、例えば急ブレーキ回数、スピード違反回数、運転バラツキ回数、先急ぎ傾向等が運転結果情報として取得される。
【0036】
運転属性決定手段114で用いられる運転属性は、運転の技術レベルや性別、年齢、運転経験年数を考慮して複数の属性が段階的に設定されている。上述の運転結果取得手段113で得られた運転結果情報に基づいて、運転者の運転技術のレベルを安全運転の観点から判定し、その判定に性別や年齢を加味して複数の運転属性の中のいずれに該当するかが決定される。そして、運転技術が向上すると上位の運転属性に変更され、逆に運転技術が何らかの要因で悪くなると下位の運転属性に変更される。なお、運転属性の決定は、ここでは運転が終了する毎に行うが、どのタイミングで決定するかは任意に変更できる。
【0037】
次に、第1支援部12には、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段121と、許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段122と、各種情報を音声で出力して運転を支援する運転支援手段127と、車両に備えられたセンサ等から車両の走行状況を把握する走行状況把握手段128とが備えられる。
【0038】
さらに、第1支援部12には、交通事故の発生しやすい場所について発生要因別の事故パターンを類型化した結果に基づき、交通事故の発生しやすい場所と事故パターンを関連づけて記憶する事故パターン記憶手段123と、運転経路に応じて事故パターン記憶手段を検索する事故パターン検索手段124と、車両の運転経路を道案内する案内情報を記憶する案内情報記憶手段125と、案内情報を検索する案内情報検索手段126とが備えられる。
【0039】
教育情報記憶手段121には、安全運転や運転技術の向上のために運転者に教えるアドバイスが教育情報として、運転時に予想される様々な状況毎に多数記憶されている。様々な状況としては、右急カーブ時、左急カーブ時、右折時、左折時、合流時、山道走行時、夜間走行時、悪天候走行時、高速道走行時等がある。教育情報は、対象となる運転者によって、どのようなアドバイスが適切かという内容(質)面や、どのタイミングでどの程度の頻度で出力するのが適切かという度合い(量)面が異なるため、運転属性に対応させて多数の教育情報が分類されて用意されている。この教育情報は、運転中に運転者に対して音声で出力されるため、1つの教育情報が、適切な文の長さでわかり易い表現となるようにまとめられている。教育情報は、例えば右急カーブ時に、技術レベルの高い運転者に対しては。「右にカーブしますので、減速してください」等の減速指示のアドバイスのみであるが、技術レベルの低い運転者には、「右にカーブしますので、減速し、右車線にはみ出さないように注意してください」等の減速指示とはみ出し注意のアドバイスとなる。あるいは、右急カーブ時に、技術レベルの高い運転者に対しては、カーブ直前の速度が50km/hを超えている場合に減速指示のアドバイスが出力されるが、技術レベルの低い運転者に対しては、カーブ直前の速度が40km/hを超えている場合に減速指示のアドバイスが出力されるよう教育情報が設定されている。この他にも、教育情報を例示すると、左カーブ時の転落(脱輪)注意、減速指示や、山道走行時のブレーキ指導、変速ギヤの切り替えタイミング指示、バック走行時(バックギアにシフトチェンジした場合)の後方確認指示等がある。
【0040】
教育情報検索手段122は、運転者が運転を許可されるとあらかじめ運転者記憶手段111に記憶されている運転者の運転属性を検索し、さらに運転属性に対応する教育情報を教育情報記憶手段121で検索することで、運転者に適合する教育情報を取り出す手段である。
【0041】
事故パターン記憶手段123は、交通事故の発生率が高い交差点や道路、地点等の場所において、事故が、どのような要因によって発生しているかをあらかじめ分析した結果に基づいて記憶している。事故発生のパターンは、場所(交差点や道路)の形態や死角になる建物の有無といった静的な要因だけでなく、時間、天気、交通量といった動的な要因も考慮して分析されている。例えば、A交差点は昼間の事故は少ないが、夜間になると見通しが悪くなるため事故が発生しやすいという情報や、B道路のB1地域では、道幅が狭くなっているため、左側こすり事故や左折時に事故が発生しやすいという情報や、C交差点のC1方向からの走行時には、建物(樹木)C2が死角となり視界が悪く衝突事故が発生しやすいという情報や、D道路では昼間はバス(大型車)の通行が多いため視界が悪く追突事故が発生しやすいという情報が記憶されている。
【0042】
事故パターン検索手段124は、車両の走行先に事故パターン記憶手段123に記憶されている場所が含まれている場合に、該当する事故パターンを検索する手段である。この検索は、目的地が設定され経路が決まった時点で経路に含まれる場所について検索を実行するよう構成しても、走行状況に応じて走行の可能性がある場所について常に検索を実行するよう構成しても、これらを組み合わせてもいずれでもよい。
【0043】
案内情報記憶手段125と案内情報検索手段126は、従来のナビゲーション装置に該当する手段である。案内情報記憶手段125には、地図情報や経路情報が記憶されている。案内情報検索手段126では、位置検知機能で把握した出発地と入力された目的地により、目的地までの最適な経路を案内情報記憶手段125で検索する。
【0044】
運転支援手段127には、教育情報を出力する教育情報出力手段1271と、事故パターンを通知する警告情報を出力する警告情報出力手段1272と、経路の案内情報を出力する案内情報出力手段1273とが備えられている。
【0045】
運転支援手段127では、走行状況把握手段128で得られた車両の走行状況に適合させて、各情報を音声または画像により出力する。また、この運転支援手段127では、運転が許可された運転者が高齢であった場合、例えば70歳以上(年齢は任意に決められる)の場合は、高齢者用の出力の設定が自動的になされる。この高齢者用の設定としては、反応速度が遅い場合に備え、音声や画像による出力のタイミングを早めに実行したり、耳が遠く聞き逃す場合に備え、同じ内容の出力の回数を増加させたり、目が見えにくい場合に備え、画像表示を拡大して表示させたり、理解速度が遅い場合に備え、音声と画像の表示を必ず組み合わせて出力したり、出力の詳細度を高めたりする。
【0046】
教育情報出力手段1271では、走行状況として、例えば車両が右急カーブに接近していることが把握された場合には、これに連動して教育情報の中の右急カーブ時の指示やアドバイスが取り出され、音声により出力される。またアドバイスの理解を助けるような画像を出力してもよい。上述したように、運転者により検索される教育情報は異なるため、同じ走行環境でも出力される指示やアドバイスは必ずしも同じではない。
【0047】
警告情報出力手段1272では、車両が事故の発生しやすい場所に接近している走行状況にある場合に、事故多発地点に近づいているという通知に加え、発生しやすい事故のパターンを具体的に含んだ通知を音声により出力する。例えば「交通事故多発地点であるB1地域に接近しています。道幅が狭くなっているため、左側こすり事故に注意してください。」のような警告情報が出力される。この警告情報は、事故の発生しやすい場所に備えて、事前に運転者に警告するものであるため、運転者は近づきつつある場所や事故に対する予備知識を得た状態で運転できるので、走行における心構えができ、事故に対する予防効果が高められる。また、この手段では、従来のナビゲーション装置と同様に、スピード違反や急ブレーキ等の運転者の行為に対する事後の警告の出力も行われる。
【0048】
案内情報出力手段1273では、従来のナビゲーション装置と同様に、目的地に向かうための経路を案内する案内情報を音声や画像で出力する。そして、この案内情報出力手段1273の出力は、運転者の希望により、出力の頻度や詳細度が変更可能に設けられている。例えば、地理に不案内な地域を運転する際には、通常より案内情報を短いタイミングで出力したり、より詳細に出力したり、あるいは頻繁に走行する通勤経路等においては、通常より案内情報の頻度を低く出力したりするよう設定できる。
【0049】
走行状況把握手段128では、車両に備えられた各種センサ(車速センサ、エンジン回転センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜角センサ、温度センサ、湿度センサ、降雨量検出センサ、車間距離センサ等)や位置検知機能により、車両がどのような状況で走行しているかを把握する。具体的には、走行位置、走行道路(山道、一般道、高速道)、走行方向、走行速度、減速・加速の有無、車間距離、対物距離等が詳細に把握されることが望ましい。なお、走行状況把握手段128では上述のような多数のセンサを使わず、少数のセンサで簡易に走行状況を把握してもよい。さらに、各種センサが備えられていない場合には、位置検知機能で得られた車両の現在位置と案内情報出力手段1273(ナビゲーション機能)の地図情報と経路案内を組み合わせて、車両の走行方向、走行道路等からをさらに簡易的に走行状況を把握してもよい。
【0050】
次に、第2支援部14には、運転者の運転結果に基づいて運転技術の評価を行い、評価の結果を音声または画像により出力する運転評価手段142が備えられている。
【0051】
さらに、第2支援部14には、目的地までの経路内で発生しやすい交通事故の事故パターンをシミュレーション画像で表示する予測表示手段141が備えられている。
【0052】
運転評価手段142は、運転結果取得手段113で取得された運転結果情報を、平均的な運転結果情報と比較して、運転者毎の評価を行う。評価は、点数等で表され、運転終了時に点数が音声あるいは画面に通知される。そして、点数が良い場合には、拍手や表彰や褒めるメッセージが画像として表現されたり、また点数が悪い場合には、怒ったメッセージが画像として表現されたりするよう構成される。このような表現を盛り込むことで、安全運転への意欲を向上させるとともに、教習所の運転教官のような作用を発揮する。
【0053】
予測表示手段141では、目的地までの走行中に起きやすい事故パターンを検索し、アニメーションのような画像で再現して走行前に運転者が見ることにより、事故に対する予知能力を高める機能を持たせている。この手段では、経路に応じて事故パターン検索手段124が実行され、そこに事故パターン記憶手段123に記憶されている事故パターンが呼び出されて、画像表示される。これにより運転者は画像によるバーチャル運転で安全運転の訓練を行うことができる。
【0054】
このように構成された実施の形態(1)の運転支援装置10の動作について図2〜図5を用い具体例を示して説明する。
【0055】
まず、特定の車両の運転者として、あらかじめ運転者が運転者記憶手段111に登録され記憶される(S101)。登録時には、運転属性を決めるためのデータが無いため、運転者の運転属性は運転経験年数等から判断されて登録される。ここでは運転属性が年齢、性別を考慮したうえで運転技術に優れたAから未熟なEまで5段階に分類され設定されているとする。そして、運転者としては、車両の保有者である父親と、保有者の息子の2人が登録され、それぞれの運転属性は運転経験年数から、父親がB、息子がEに分類されたとする。そして2人を認証するためにそれぞれにパスワードが付与され、運転者と運転属性、パスワードが関連付けられて、運転者記憶手段111に記憶された。
【0056】
まず、運転者として息子が乗車する場合を例に説明する。息子が運転のために車両への乗車を開始する(S102)と、運転者許可手段112によりパスワードの入力が音声または画面で促され、息子は自分固有のパスワードを認証情報として音声またはボタン操作により入力する(S103)。入力されたパスワードを基に運転者記憶手段111が照合され、あらかじめ登録された運転者か否かが判断される(S104)。登録された運転者であることが認証されたので運転が許可される(S105)。許可されたことは、音声によるメッセージや画面表示で運転者に通知される。パスワードが一致しない場合やパスワードが入力されない場合には、運転が許可されない(S106)ので、車両を始動させることができない。
【0057】
そして、許可された運転者の運転属性が運転者記憶手段111にEと記憶されていることから、教育情報検索手段122で、運転属性Eに対応する教育情報が検索される(S107)。教育情報記憶手段121には、運転属性A〜Eに対応させてレベルの異なる教育情報a〜eを記憶している。そのため、運転者である息子には、最も未熟な技術レベルの運転属性に対応した教育情報eが検索される。
【0058】
始動前に運転者により入力設定された目的地に基づいて、案内情報検索手段126で案内情報記憶手段125が検索され、最適な経路が選ばれる(S108)。そして、経路に含まれる事故の発生しやすい場所の事故パターンの画像が予測表示手段141により、アニメーション画像で画面に表示される(S109)。これにより、今から走行しようとする経路での事故に対して運転者は予知能力を高めることができる。車両の始動(S110)とともに、運転支援手段127が実行され、各種の情報が音声や画像により出力される(S111)。そして、運転が開始されると、案内情報出力手段1273により最適な経路に導くための案内情報の出力が開始される。運転者である息子は、運転歴が浅く地理に不案内であるため、案内情報の出力の頻度を高く設定し、例えば50mおきに音声で出力するようにしている。また、走行状況把握手段128により把握された走行状況に応じて、先に検索されている教育情報が教育情報出力手段1271により出力される。図4に教育情報1211を画面に出力した例を示す。この教育情報は、運転属性がEである息子に合わせたものであるため、運転が未熟な者に相応しいタイミングで、また相応しい内容で出力され、教習所のように技術指導が行われる。例えば右急カーブに接近すると、カーブ直前に減速の指示や、センターラインからのはみ出しを注意する指導が、案内情報1251とともに画面に表示され、さらに音声でも出力される。またカーブ直前の走行速度が速すぎて、未熟な技術では上手に曲がれない場合には、減速の指示が早めのタイミングで出力される。さらに、走行予定の経路に応じて、事故パターン検索手段124で事故パターン記憶手段123が検索される。交通事故の発生しやすい場所が経路に含まれる場合には、その場所が所定の距離に近づいた時点で、警告情報出力手段1272により警告情報として出力され、安全運転への注意を促す。図5に警告情報を画面に出力した例を示すが、案内情報1251とともに警告情報1231が画面に表示され、さらに音声でも出力される。
【0059】
そして、乗車終了時(S112)には、運転結果取得手段113で乗車中の運転結果のデータから運転結果情報が取得され(S113)、運転属性決定手段113で運転結果情報を基に運転者である息子の運転属性が決定される(S114)。運転の技術が向上していれば運転属性はA〜Dのいずれかに変更されるが、そうでなければ、運転属性はEのままで運転者記憶手段111に記憶される。また、運転結果情報に基づく評価は、運転評価手段115により運転者に音声により通知される(S115)。例えば、運転の評価を点数化し、「あなたの今日の運転は40点です。もう少し注意して運転しましょう」や、「あなたの今日の運転は75点です。運転技術が向上しています。この調子でがんばりましょう」等のメッセージが出力されたり、画面で拍手する画像が表示されたりする。
【0060】
次に、運転者として父親が乗車する場合について説明する。父親が車両に乗車すると、息子の場合と同様にS101〜S105の動作が実行され、父親が運転者として認証される。父親の運転属性が運転者記憶手段111にBと記憶されていることから、教育情報検索手段122で、運転属性Bに対応する教育情報bが検索される(S107)。教育情報bは比較的運転技術に優れた運転属性に対応したものである。
【0061】
始動前に入力設定された目的地に基づいて、案内情報検索手段126で案内情報記憶手段125が検索され、最適な経路が選ばれる(S108)が、運転者である父親は、地理にも詳しいため、案内情報の出力の頻度を低く設定し、例えば通勤経路等の熟知した経路を走行する場合には出力しないようにしてもよい。また予測表示手段141による事故パターンの画面表示(S109)も希望により省略できる。そして、車両の始動(S110)とともに、運転支援手段127が実行される(S111)。走行状況に応じて出力される教育情報は、運転技術が高いため、例えば右急カーブに接近する際でもセンターラインからはみ出す心配が少ないため、カーブ直前に減速の指示のみ出力される。また、カーブ直前に十分減速できている場合には、減速の指示の出力も行われない。さらに、警告情報の出力も、通勤経路等で事故パターンを熟知している場合等には、出力しないように設定することもできる。もちろん、父親が運転する場合でも、経験の少ない経路を走行する際には、案内情報や警告情報は出力するよう設定される。このように出力のレベルを調整することで、慣れを防ぐことができる。そして、乗車終了時(S112)には、運転結果取得手段113で乗車中の運転結果のデータから運転結果情報が取得され(S113)、運転属性の決定、評価の出力が行われる(S114、S115)。もし父親に何らかの要因で運転技術の低下が見られた場合には、運転属性決定手段113で運転属性が下位に下げられ、次回の運転時には例えば運転属性Cに対応する教育情報cが実行される。
【0062】
このように、実施の形態(1)の運転支援装置10では、運転者の運転属性や走行状況に対応させて教育を行い運転の技術面を支援し、さらに、事故に対する予知や運転の評価により精神面での支援も行うことで、多角的に安全運転を支えることができる。特に、教育情報は、適切なタイミングで運転技術の指導を行うため、どのように改善すれば技術が向上するかが運転者にわかりやすく、技術の向上を図りやすい。また、警告情報も従来のような運転の結果に対する警告ではなく、具体的な事故を予測した事前の警告であるため、事故に対する予防効果が高い。またこれらの支援は、未熟な運転者であっても熟練の運転者であっても、それぞれに相応しくきめ細かく行われ、運転者全般の安全運転が向上でき、結果的に交通事故の低減が可能となる。
【0063】
なお、第1支援部12と第2支援部14は、実施の形態(1)のように2つを備えた形態だけでなく、いずれか1つのみを備えた形態としてもよい。
【0064】
また、実施の形態(1)で説明した運転支援装置10を実現させるための処理プログラムは、運転支援プログラムとして任意のコンピュータを機能させるプログラムの形態で構成されても良い。このプログラムは、ハードディスク、FD、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたり、ネットワークを介してダウンロードされたりすることにより、コンピュータによって読み出されて実行される。
【0065】
次に、本発明の実施の形態(2)として運転支援システムについて図面を用いて説明する。図6は実施の形態(2)の運転支援システムの概念図、図7は実施の形態(2)の運転支援システムの構成図、図8、図9は実施の形態(2)の運転支援システムの動作のフローチャートである。
【0066】
実施の形態(2)の運転支援システム1は、車載端末20とサーバ30とがネットワーク40を介して接続されている。
【0067】
サーバ30は、入力機能、出力機能、通信機能、記憶機能、演算機能、制御機能等を備えている装置である。入力機能には、例えばタッチパネル、キーボード、マウス、ボタン、音声認識マイク等が適用でき、出力機能には、例えばLCD、CRT、スピーカ等が適用できる。また通信機能はモデム等でありネットワークに接続する場合もある。記憶機能や演算機能、制御機能等はCPU等で構成される。サーバ30は具体的には他のコンピュータからの依頼に応える機能を持つメインフレームやワークステーション、パーソナルコンピュータ等である。また複数のサーバや端末装置の組み合わせや、外部のデータベースとの接続により構成される場合もある。サーバ30は、例えば、業務として多数の車両を管理する会社や、車両の安全運転を監視するために設けられた機関等に設けられる。
【0068】
車載端末20は、実施の形態(1)の運転支援装置10を応用したものである。実施の形態(2)では、実施の形態(1)の運転支援装置10の各手段を、車載端末20とサーバ30に分け、サーバ30で複数の車載端末20を集中管理するよう構成している。
【0069】
ネットワーク40は、専用回線やインターネット、通信回線、無線、有線、衛星またはその他の通信システム等を含むネットワークである。
【0070】
まず、車載端末20の構成について説明する。車載端末20には、管理部21と、第1支援部22、第2支援部24が設けられている。この車載端末20で実施の形態(1)と同様の機能を有する手段には、同じ符号を付して説明を省略する。
【0071】
管理部21には、運転者の運転許可をサーバ30に依頼する運転許可依頼手段211と、サーバ30から運転者が許可されたことを示す許可情報を受信する許可情報受信手段212と、実施の形態(1)と同じ運転結果取得手段113と、運転結果をサーバ30に送信する運転結果送信手段213とが備えられている。
【0072】
運転許可依頼手段211は、運転者を認証するための認証情報の入力を運転者に促して取得し、取得した認証情報をサーバ30に送信して、運転者への運転の許可をサーバ30に依頼する手段である。このとき、認証情報とあわせて車載端末20(車両)を識別するための車両識別情報も送信される。サーバ30では複数の車載端末20を管理しているため、どの車載端末20からの依頼であるかを車両別情報により識別する。許可情報受信手段212は、サーバ30から運転を許可する許可情報を受信する手段である。この許可情報を受信しないと、車両を始動させることができない。
【0073】
第1支援部22には、サーバ30から教育情報を受信する教育情報受信手段221と、サーバ30から警告情報を受信する警告情報受信手段222とが備えられている。
【0074】
また、第1支援部22には、実施の形態(1)と同じ、案内情報記憶手段125と、案内情報検索手段126と、運転支援手段127と、走行状況把握手段128とが備えられている。さらに、案内情報検索手段126での検索に用いられる走行の目的地や検索された経路をサーバ30に送信する案内情報送信手段223とが備えられている。運転支援手段127には、教育情報出力手段1271と警告情報出力手段1272と案内情報出力手段1273とが含まれている。
【0075】
教育情報受信手段221で受信される教育情報と、警告情報受信手段222で受信される警告情報は実施の形態(1)と同様である。案内情報送信手段223で送信される案内情報は、警告情報や後述する予測表示情報の検索に利用される。
【0076】
第2支援部24には、サーバ30から運転結果に応じた評価を受信する評価受信手段241と、サーバ30で検索された目的地までの走行中に起きやすい事故パターンを、予測表示情報としてサーバ30から受信する予測表示情報受信手段242とが備えられ、また実施の形態(1)と同じ、予測表示手段141と、運転評価手段142とが備えられている。
【0077】
サーバ30の構成について説明する。実施の形態(1)の運転支援装置10と同様の機能を有する手段で、実施の形態(2)ではサーバ30に設けられているものには、実施の形態(1)と同じ符号を付して説明を省略する。サーバ30は、管理部31と、第1支援部32と第2支援部33とが備えられている。
【0078】
管理部31には、運転者をあらかじめ記憶する運転者記憶手段311と、運転者を認証する認証手段312と、運転者に運転の許可を与える許可情報送信手段313と、車載端末20から運転結果を受信する運転結果受信手段314と、実施の形態(1)と同じ運転属性決定手段114とが備えられている。運転者記憶手段311では、実施の形態(1)の運転者記憶手段111と同様の内容に加えて、車載端末20が備えられている車両の車両識別情報も関連付けて記憶されている。すなわち、どの車両にどの運転者(複数も可)が運転を許可されているかが登録されている。認証手段312は、車載端末20の運転許可依頼手段211からの依頼に応じて、送信された認証情報を運転者記憶手段311に記憶されている認証情報と照合し、登録された運転者にのみ運転の許可を与える手段である。許可情報送信手段313は、認証手段312で運転の許可が与えられると該当する車載端末20に許可情報を送信する。運転属性決定手段114では、受信した運転結果に基づいて実施の形態(1)と同様に運転属性を決定している。
【0079】
第1支援部32には、実施の形態(1)と同じ、教育情報記憶手段121と、教育情報検索手段122と、事故パターン記憶手段123と事故パターン検索手段124とが備えられている。そして検索された教育情報を該当する車載端末20に送信する教育情報送信手段321と、検索された事故パターンに基づく警告情報を該当する車載端末20に送信する警告情報送信手段322とが備えられている。認証手段312で運転が許可されて許可情報が送信されると、教育情報検索手段122では、許可された運転者の運転属性に基づき対応する教育情報を検索するよう指示を受ける。事故パターン検索手段124では、車載端末20からの案内情報の受信に応じて、車両の経路に事故の発生しやすい場所が含まれているか否かが事故パターン記憶手段123が検索される。
【0080】
第2支援部33には、評価の結果を該当する車載端末20に送信する評価送信手段331と、事故パターン検索手段124を利用して判明した予測表示情報を該当する車載端末20に送信する予測表示情報送信手段332とが備えられている。評価送信手段331は、運転結果受信手段314で受信した運転結果から運転者毎の評価を行い、その評価を車載端末20に送信する。この評価では、実施の形態(1)のように平均的な運転結果情報と比較して評価を行うだけでなく、サーバ30が管理しているその他の運転者による運転結果情報と比較して、管理している集団の中の相対評価(順位や格付け)も行うことができる。予測表示情報送信手段332では、車載端末20から送信された案内情報を事故パターン検索手段124で検索した際に、経路全体に含まれる事故パターンが予測表示情報として車載端末20に送信される。
【0081】
このように構成された実施の形態(2)の動作を、図8、図9を用い説明する。まず、車両毎にあらかじめ運転者がサーバ30の運転者記憶手段311に登録され記憶される。運転者の認証情報と運転属性が関連付けられて記憶される(S201)。実施の形態(1)と同様に、初めの登録時は運転属性を運転経験年数等から判断されて登録される。
【0082】
そして、サーバ30が管理している車両に運転者が乗車(S202)すると、車載端末20の運転許可依頼手段211により、まず、乗車した運転者に認証情報であるパスワードの入力が音声や画面で促され、パスワードが入力される(S203)と、認証情報がサーバ30に送信され、車両の運転の許可が依頼される(S204)。このときどの車載端末20から送信されているかを特定するための車両識別情報も送信される。サーバ30では、認証手段312により受信した認証情報が運転者記憶手段311に照合され、依頼してきた運転者があらかじめ登録された運転者か否かが判断される(S205)。そして、登録されている運転者である場合には、許可情報送信手段313により、車両の始動を可能にする許可情報が該当する車両の車載端末20に送信される(S206)。一方、パスワードが一致しない場合やパスワードが入力されない場合には、許可情報が送信されない(S207)ので、車両を始動させることができない。また、直ちに、教育情報検索手段122では、許可された運転者の運転属性に対応する教育情報が検索され(S208)、教育情報送信手段321により該当する車載端末20に教育情報が送信される(S209)。
【0083】
車載端末20では、許可情報受信手段212で許可情報を受信し(S210)、また教育情報受信手段221で検索された教育情報を受信する(S211)。そして、始動前に運転者により目的地が入力設定されると、案内情報検索手段126では出発地と目的地から案内情報記憶手段125を検索し、目的地までの最適な経路が選ばれる(S212)。目的地と経路を含む案内情報は案内情報送信手段223によりサーバ30に送信される(S213)。サーバ30では受信した案内情報に基づいて事故パターン検索手段124により事故パターン記憶手段123が検索され、車両が走行しようとする経路に事故の発生しやすい場所が含まれているか否かが検索される。そして、経路に事故の発生しやすい場所が含まれる場合には、交通事故の事故パターンは予測表示情報として、予測表示情報送信手段332により車載端末20に送信される(S214)。この予測表示情報を予測表示情報受信手段242で受信すると予測表示手段141により、走行前にアニメーションのような画像で事故パターンが再現される(S215)。なお、経路に事故の発生しやすい場所が含まれない場合には、警告情報も予測表示情報も送信されない。また、慣れた経路を走行する際には、運転者の希望で予測表示手段141の実行を止める場合もある。
【0084】
車両が始動される(S216)とともに、実施の形態(1)と同様に、運転支援手段127が実行され、各種の情報が音声や画像により出力される(S217)。まず、案内情報検索手段126で選ばれた最適な経路が案内情報として案内情報出力手段1273により出力される。また、走行状況把握手段128により把握された走行状況に応じて、先にサーバ30から受信した教育情報が教育情報出力手段1271により出力される。さらにサーバ30の事故パターン検索手段124により、走行予定の経路に事故が発生しやすい場所が含まれていると検索されている場合には、その場所が所定の距離に近づいた時点で、発生しやすい事故のパターンを通知する警告情報がサーバ30の警告情報送信手段322により送信される。そして、車載端末20の警告情報受信手段222により受信され、警告情報が警告情報出力手段1272により出力される。
【0085】
そして、乗車終了(S218)時には、運転結果取得手段113により運転の結果のデータから運転結果情報が取得され(S219)、運転結果送信手段213によりサーバ30に送信される(S220)。サーバ30では運転結果受信手段314で運転結果情報を受信し(S221)、この運転結果情報を基に運転属性決定手段114で、運転者の運転属性が決定、変更される(S222)。そして決定された運転属性が運転者記憶手段311に記憶される。また、運転結果情報は、評価送信手段331によりサーバ30が管理する全ての運転者の中での相対評価や絶対評価が行われて、その評価が該当する車載端末20に送信される(S223)。車載端末20では、評価受信手段241により評価を受信し、運転者に音声で出力することで通知される(S224)。
【0086】
このように実施の形態(2)の運転支援システム1では、実施の形態(1)と同様の効果に加え、サーバ30で複数の車載端末20を管理していることで、運行を業務とする会社の運行管理に最適である。また、教育情報記憶手段121や事故パターン記憶手段123をサーバ30で管理することにより、教育情報や事故パターンのデータの増加や修正といったメンテナンスを一括で行うことができ、個々の車載端末20の負担が軽減される。なお、案内情報もサーバ30で管理して、車載端末20に適時送信するよう構成してもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上、詳述してきたように本発明の運転支援装置及び運転支援プログラムは、技術レベル等で分類されてあらかじめ作成されている教育情報を運転者に応じて選択し、運転者毎に最適な情報を提供するため、運転に未熟な者でもどのように運転すればよいかわかり易く、運転技術の向上という技術面での安全運転の支援を効果的に行うことができる。
【0088】
また、この技術面での支援は、運転者の技術レベルに応じるだけでなく、運転中の走行状況に応じた最適なタイミングで音声により具体的に出力されるため、警報の内容が運転者に理解されやすく、慣れを防止し技術面での支援をより効果的に発揮することができる。
【0089】
また、運転の結果を音声や画像を用いて運転者に伝えることで、運転者の安全運転への意欲を向上させるとともに、走行時に予測される事故パターンをあらかじめ画像で運転者が見ることで、事故に対する予知能力を高めることもでき、精神面での安全運転の支援も効果的に行うことができる。
【0090】
さらに、本発明の運転支援システムでは、上記効果に加え、教育情報、事故パターン等の各種情報をサーバで管理することで、各種情報のデータの増加や修正等を一元管理することができ、車載端末でのメンテナンスの負荷を軽減できるシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態(1)の運転支援装置の構成図である。
【図2】実施の形態(1)の運転支援装置の動作のフローチャートである。
【図3】実施の形態(1)の運転支援装置の動作のフローチャートである。
【図4】実施の形態(1)の運転支援装置の画面例である。
【図5】実施の形態(1)の運転支援装置の画面例である。
【図6】実施の形態(2)の運転支援システムの概念図である。
【図7】実施の形態(2)の運転支援システムの構成図である。
【図8】実施の形態(2)の運転支援システムの動作のフローチャートである。
【図9】実施の形態(2)の運転支援システムの動作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 運転支援装置
11 管理部
111 運転者記憶手段
112 運転者許可手段
113 運転結果取得手段
114 運転属性決定手段
115 運転評価手段
12 第1支援部
121 教育情報記憶手段
1211 教育情報
122 教育情報検索手段
123 事故パターン記憶手段
1231 警告情報
124 事故パターン検索手段
125 案内情報記憶手段
1251 案内情報
126 案内情報検索手段
127 運転支援手段
1271 教育情報出力手段
1272 警告情報出力手段
1273 案内情報出力手段
128 走行状況把握手段
14 第2支援部
141 予測表示手段
142 運転評価手段
20 車載端末
21 管理部
211 運転許可依頼手段
212 許可情報受信手段
213 運転結果送信手段
22 第1支援部
221 教育情報受信手段
222 警告情報受信手段
223 案内情報送信手段
24 第2支援部
241 評価受信手段
242 予測表示情報受信手段
30 サーバ
31 管理部
311 運転者記憶手段
312 認証手段
313 許可情報送信手段
314 運転結果受信手段
32 第1支援部
321 教育情報送信手段
322 警告情報送信手段
33 第2支援部
331 評価送信手段
332 予測表示情報送信手段
40 ネットワーク

Claims (8)

  1. 車両に備えられる装置であって、
    車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する管理部と、
    運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶し、運転者の乗車中に運転者の運転属性に応じた教育情報を車両の走行状況に応じて出力する第1支援部とが備えられる運転支援装置。
  2. 請求項1記載の運転支援装置において、第1支援部には、運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、許可された運転者の乗車中に、検索された教育情報を車両の走行状況に応じて音声で出力する運転支援手段とが備えられることを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項1または2記載の運転支援装置において、第1支援部には、交通事故の発生しやすい場所について発生要因別の事故パターンを類型化した結果に基づき、交通事故の発生しやすい場所と事故パターンを関連づけて記憶する事故パターン記憶手段が備えられ、車両が事故パターン記憶手段に記憶されている場所に接近した場合に、事故パターンを通知する警告情報を出力することを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の運転支援装置において、管理部には、車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する運転者許可手段とが備えられることを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の運転支援装置において、運転者の運転技術の評価を音声または画像により出力する第2支援部が備えられることを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項5記載の運転支援装置において、第2支援部では、運転者の走行経路で予測される事故のパターンを画像で出力することを特徴とする運転支援装置。
  7. 車載端末とサーバとがネットワークを介して接続され、
    車載端末には、
    運転者の運転許可をサーバに依頼する運転許可依頼手段が備えられ、
    サーバには、
    車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、
    運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、
    運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する許可情報を車載端末に送信する許可情報送信手段と、
    許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、
    検索された教育情報を車載端末に送信する教育情報送信手段とが備えられ、
    車載端末には、
    許可された運転者の乗車中に、受信した教育情報を車両の走行状況に応じて出力する運転支援手段とが備えられる運転支援システム。
  8. 車両に備えられるコンピュータを、
    車両の運転者を、運転の技術レベル等により分類された運転属性に関連付けて記憶する運転者記憶手段と、
    運転の技術を指導する教育情報を運転属性毎に記憶する教育情報記憶手段と、
    運転者記憶手段に記憶された運転者に運転を許可する運転者許可手段と、
    許可された運転者の運転属性に応じた教育情報を検索する教育情報検索手段と、
    許可された運転者の乗車中に、検索された教育情報を車両の走行状況に応じて出力する運転支援手段として機能させる運転支援プログラム。
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