JP2010038641A - 運転診断装置、及び運転診断システム - Google Patents

運転診断装置、及び運転診断システム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の走行状態を診断する運転診断装置、運転診断システムにおいて、適切な休憩をとる運転者を優遇するための新しい技術を提供する。
【解決手段】シーン(1)の例にて、走行時間(アクセサリスイッチがオンされている期間)、及び休憩時間(アクセサリスイッチがオフされている期間)をそれぞれ累積して、走行時間の累積値と休憩時間の累積値とを合わせた時間が120分になった時点において、休憩時間の大きさを算出する。その120分の運行期間中において、休憩時間が10分以上有れば、運転者に対し所定のポイントを付与する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の走行状態を診断する運転診断装置、及び運転診断システムに関する。
近年、車両においては、交通事故等の増加を背景に、安全性に関する課題が益々大きくなっている。これまでは専ら、車両の機能や性能を高めることで、安全性の向上が図られてきた。
一方で、個々の運転者が安全運転を心掛けるようにすることによっても、効果(例えば交通事故の削減等)が期待できる。このため、個々の運転者に安全運転を励行したり、個々の運転者の運転技術の向上を図ったりすることが重要なテーマとなっている。
例えば特許文献1には、安全運転を行う運転者を優遇する思想が開示されている。具体的に、車両の走行状況を判断し、判断結果に応じてポイントを付与する技術について記載されている。安全運転を行う運転者に対しては、安全運転の度合いに応じてポイントを付与するというものである。さらに、運転者が獲得したポイントを種々の支払いに利用できるようにするサービスについても記載されている。
また、特許文献2には、運転者の運転状態に基づき疲労度を判定し、疲労度が大きい場合に警告を行う方法について記載されている。
特開2002−230696号公報 特開2004−26098号公報
ところで、安全な運転や走行を継続するには、運転中における適度な休憩が重要である。そこで、運転中の適度な休憩を奨励するために、適切な休憩をとる運転者を優遇することが考えられる。
しかしながら、特許文献1には、前述のように安全な運転を行う運転者を優遇する思想は開示されているが、適切な休憩をとる運転者を優遇する思想は開示されていない。また、特許文献1では、あくまで車両の走行状態の安全性の度合いを判定するようになっており、休憩がとられたか否かによって安全性の度合いを判定するものではない。
特許文献2の技術は、疲労度に対して警告を発するものであり、言い換えると休憩を促すものであるが、適切な休憩をとる運転者を優遇するものではない。
即ち、これまでは、適切な休憩をとる運転者を優遇するような技術は実現されていなかった。
本発明は、こうした点に鑑みなされたもので、車両の走行状態を診断する運転診断装置、運転診断システムにおいて、適切な休憩をとる運転者を優遇するための新しい技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、取得手段により取得される車両情報に基づき、車両の走行状態を診断する走行状態診断手段と、走行状態診断手段の検出結果に応じて、運転者に付与すべき点数を算出する演算手段と、演算手段の演算結果を記録する記録手段と、を備えた運転診断装置において、走行状態検出手段は、車両の動作停止中の期間である停止期間をカウントする停止期間検出手段と、車両の動作中の期間である動作期間をカウントするとともに、そのカウントした動作期間と停止期間検出手段によりカウントされた停止期間とを合わせた期間である運行期間を検出する運行期間検出手段と、を備え、演算手段は、所定の長さの運行期間中、停止期間検出手段によりカウントされた停止期間が所定の期間以上有るか否かを判定し、判定結果に応じて、点数を演算することを特徴としている。
これによれば、運転者が例えば休憩の際に車両の動作を停止させたならば、その停止中の期間が検出され、ひいては運転者の休憩期間が検出されることとなる。そして、その停止中の期間に応じて、つまり、運転者の休憩期間に応じて、運転者に付与される点数が演算されるようになる。例えば、所定の運行期間中、停止中の期間(休憩期間)が所定の期間以上有れば、適切な休憩がとられたとみなして点数が付与されるようにすれば良い。また、点数は、運転の良否のランキングに用いられるものであったり、種々の支払い等に利用できるものであったりすれば尚良い。
このような構成によれば、適切な休憩をとることにインセンティブ(動機)が生じるとともに、適切な休憩をとる運転者が優遇されるようになる。ひいては、運転者に対し、運転中に積極的に休憩をとるように促すことができる。
尚、例えばアクセサリスイッチがオフされている期間を、車両の動作停止中の期間とし、アクセサリスイッチがオンされている期間を、車両の動作中の期間とするようにしても良い。
ところで、請求項1の運転診断装置では、具体的に、請求項2のように構成すると良い。
請求項2の運転診断装置は、請求項1の運転診断装置において、演算手段は、所定の長さの運行期間中、停止期間が所定の期間以上有ると判定すると、点数を付与すべきと判断してその付与すべき点数を算出し、所定の長さの運行期間中、停止期間が所定の期間以上無いと判定すると、点数を付与しないと判断して点数を算出しないことを特徴としている。
つまり、例えばごく短い期間の休憩では点数が付与されず、また、所定の期間以上の休憩期間が確保されないと、点数が付与されないようになっている。これによれば、運転者に対し、より効果的に、適切な休憩(例えば、所定の期間以上の十分な休憩)をとることを促すことができる。また、ごく短い期間の休憩によって点数が付与されるという不合理な事態が生じないようにすることができる。
ところで、車両の動作停止期間が、運転者の休憩期間であるか、或いは休憩を目的としない長期間の駐停車の期間であるかは、実際には区別が難しく、休憩時間を極力適切に判断するには、請求項3のようにすると良い。
請求項3の運転診断装置では、請求項1,2の運転診断装置において、停止期間検出手段は、所定のカウント値を上限に停止期間をカウントするようになっているとともに、所定の長さの運行期間が経過する毎に、カウント済みの停止期間をリセットして新たに停止期間をカウントすることを特徴としている。
これによれば、例えば長期間の駐停車の場合にその全ての期間がカウントされてしまって休憩期間の長さが過大に評価されてしまう、というような事態を防止することができる。
また、所定の長さの運行期間が経過する毎に停止期間をリセットすることで、所定の長さの運行期間毎に、その運行期間中に含まれる停止期間を計ることができる。つまり、所定の長さの運行期間毎に、適切な休憩がとられたか否かを適切に判断できるようになる。
次に、請求項1〜3の運転診断装置では、請求項4のように構成すると良い。
請求項4の運転診断装置は、請求項1〜3の運転診断装置において、走行状態検出手段は、シフトレンジを切り替えるためのシフトレバーの操作状態を検出し、運行期間検出手段は、車両の動作中の期間のうち、シフトレバーの位置がニュートラルレンジに設定されている期間及びパーキングレンジに設定されている期間の双方又は一方を除いた期間を、動作期間としてカウントすることを特徴としている。
例えば、車両のエンジンを動作させつつ(つまり、車両の動作状態を保ったまま)、シフトレバーをN(ニュートラル)或いはP(パーキング)に設定することで走行は停止させ、点数付与に必要な基準まで動作期間を稼ぐ、というような不正も考えられる。
しかし、本請求項4の発明によれば、シフトレバーがNに設定されている期間及びPに設定されている期間は除いて動作期間がカウントされるため、そのような不正を防止することができる。
ところで、複数人で1台の車両を共有するような利用形態が近年益々広がっている。
そこで、請求項5の運転診断装置は、請求項1〜4の運転診断装置において、ユーザを登録する登録手段と、登録手段により登録されたユーザから何れかを選択する選択手段と、を備え、停止期間検出手段は、停止期間を選択手段により選択されるユーザ(以下、選択ユーザと言う)に対応付けてカウントし、運行期間検出手段は、運行期間を選択ユーザに対応付けてカウントし、演算手段は、選択ユーザについて付与すべき点数を算出することを特徴としている。
このような構成によれば、マルチユーザに対応した運転診断装置となり、ユーザ毎に診断や点数付与がされるようにして欲しいという利用者のニーズに応えることができる。
そして、請求項5の運転診断装置では、請求項6に記載のように、停止期間検出手段は、選択ユーザが選択されている間の期間を、車両の状態に関係なく、その選択ユーザ以外の他のユーザについての停止期間としてカウントするように構成すると良い。
これによれば、例えば、ユーザA,Bが同乗しており、運転者がユーザAからユーザBに変わったような場合、ユーザBが運転している期間はユーザAにとっての休憩期間として判断されるようになる。つまり、そのような場面において、各ユーザの休憩期間がより適切に検出されるようにすることができる。
次に、請求項7の運転診断装置は、請求項1〜6の運転診断装置において、運行期間検出手段により、車両の動作期間が所定期間以上連続してカウントされた場合に、周囲に警告を発する警告出力手段を備えている。
これによれば、運転者が適度な休憩をとっていないような場合に、その運転者に休憩を促すようにすることができ、ひいては安全運転を促すようにすることができる。
次に、請求項8の発明は、車両に搭載される車載機と、その車載機と通信可能に構成されるサーバとを備え、車載機は、車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、取得手段により取得される車両情報に基づき、車両の走行状態を診断する走行状態診断手段と、走行状態診断手段の診断結果を表す情報をサーバに送信する車載機側送信手段と、を備え、サーバは、車載機から受信した診断結果を表す情報に応じて、運転者に付与すべき点数を算出する演算手段と、演算手段の演算結果を記録する記録手段と、を備えた運転診断システムにおいて、走行状態検出手段は、車両の動作停止中の期間である停止期間をカウントする停止期間検出手段と、車両の動作中の期間である動作期間をカウントするとともに、そのカウントした動作期間と停止期間検出手段によりカウントされた停止期間とを合わせた期間である運行期間を検出する運行期間検出手段と、を備え、
演算手段は、所定の長さの運行期間中、停止期間検出手段によりカウントされた停止期間が所定の期間以上有るか否かを判定し、判定結果に応じて、点数を演算することを特徴としている。
これによれば、請求項1について述べた効果と同じ効果を得ることができる。尚、請求項8の内容に、請求項2〜7の内容を従属させても良いことは勿論である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の運転診断装置10を備えた運転診断システム1の構成図である。運転診断システム1は、車両(図示省略)に搭載される運転診断装置10と、センタ2に設置されるサーバ4とを中心に構成される。
運転診断装置10は、車内LAN200に接続される。また、車内LAN200には、例えば、広域通信装置210と、ABS(Antilock Brake System)用、或いはVSC(Vehicle Stability Control)用の電子制御装置(以下、ECUと記載する)220と、例えば電子キーや操作スイッチを介して入力される乗員からの指令に応じてドアのロック/アンロックを制御するボデーECU230と、車両のエンジンの動作を制御するエンジンECU(ENG ECU)240と、が接続される。また、図示はしないが、車両の状態を検出するための種々のセンサが車内LAN200に接続される。
広域通信装置210は、例えば道路近傍に配置されたVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System:道路交通情報システム)サービス用の電波ビーコンや光ビーコンを介して、VICSセンタから交通情報(例えば、事故情報や渋滞情報等)を受信したり、VICSセンタへ車両情報、ユーザ情報等を発信したりすることができる。
図2は、運転診断装置10の具体的な構成を表すブロック図である。
運転診断装置10は、位置検出器101、地図データベース106、操作スイッチ群107、外部メモリ108、表示装置109、音声案内/音声認識装置110、ブルートゥース通信装置(以下、BT通信装置と記載する)111、リモコンセンサ112、車両インタフェース(以下、I/Fと記載する)113、及びそれらを統括制御する制御回路115を備える。
位置検出器101は、当該運転診断装置10を搭載した車両の現在位置や方位(進行方向)を検出するためのセンサ群であり、地磁気センサ102、ジャイロスコープ103、距離センサ104、及びGPS受信機105を備える。
GPS受信機105は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナ105aを介して受信し、車両の位置、方位(進行方向)、速度等を検出する。
地磁気センサ102は、半導体を用いた方位センサであり、地球に生じている南北の地磁気を検出して、方位(進行方向)を検出する。
ジャイロスコープ103は、車両の角速度(方位変化量)を検出するためのセンサであり、車両に加わる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力する。
距離センサ104は、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出する。
これらのセンサ群は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成される。
地図データベース106は、地図データを記憶する。地図データとしては、道路を表すリンクデータ、交差点を表すノードデータ、位置を特定する精度を向上するためのいわゆるマップマッチング用のデータ、施設を示すマークデータ、表示用の画像データ、音声案内用の音声データ等がある。
操作スイッチ群107は、表示装置109と一体に構成され、表示画面上に設定されるタッチパネル及び表示装置109の周囲に配置される機械的なボタン式スイッチ類を備える入力操作パネルである。タッチパネルと表示装置109とは積層構造により一体化されており、タッチパネルとしては、感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式、あるいはこれらを組み合わせた方式等各種の方式のものがある。
外部メモリ108は、制御回路115が実行する各種プログラムや、制御回路115における演算結果等を記憶する。
表示装置109は、操作スイッチ群107と一体となってタッチパネルとして機能する際のボタンの他、運転状態に関する診断結果、地図、探索した道路、テレビ、DVDの画像等を画面に表示する液晶カラーディスプレイである。
音声案内/音声認識装置110は、経路案内の音声を出力して音声案内を実現したり、図示しないマイクに対し使用者が発声した音声を電気信号に変換し、内部に格納された認識辞書中の語彙データ(比較対象パターン)と照合し、最も一致度の高いものを認識結果として制御回路115に送ったりする装置である。
BT通信装置111は、無線(ブルートゥース)により周辺機器と通信を行うための装置である。
リモコンセンサ112は、使用者により操作されるリモコン120からの赤外線や電波等の無線信号を受信し、受信結果を制御回路115に入力する。使用者は、リモコン120を操作することにより、離れた位置からでも、操作スイッチ群107に対する操作と同様の操作を行なうことができる。
車両I/F113は、車両に搭載される各種センサ(図示省略)からの信号を受信して制御回路115に入力する。
制御回路115は、運転疲労診断部151と、ポイント換算部153と、アドバイス生成部155とを備えている。
運転疲労診断部151は、車両の走行期間、及び停止期間に基づき、走行期間と停止期間とを合わせた期間がある基準の期間に達した際に、停止期間が所定期間以上含まれているか否かを診断する。つまり、ある期間に含まれる車両の停止期間の長さを診断する。そして、停止期間を休憩期間とみなし、運転者の疲労具合を間接的に診断する機能を有する。
ポイント換算部153は、運転疲労診断部151の診断結果に基づき、運転者に付与すべきポイントを演算する。ある期間における疲労具合が小さければ、適切に運転がなされている(適切に休憩がとられている)と判断してポイントを計上する、という具合である。
アドバイス生成部155は、運転疲労診断部151の診断結果に基づき、運転者に提供するためのアドバイスを生成する。
図3は、本実施形態の運転診断装置10の機能モデル(MMシステム:マルチメディアシステム)を表す図である。この機能モデルにおいて、データは、最下位層である第1層から、第2層、第3層へと流れる。
まず、ボデーECU230は、アクセサリ(ACC)スイッチのオン/オフ状態、及びイグニション(IG)スイッチのオン/オフ状態を検知し、アクセサリスイッチのオン/オフ状態を表す情報及びイグニションスイッチのオン/オフ状態を表す情報(以下、ACC/IG情報とも記載する)を、マルチメディアシステムの第1層に出力する。
ABS/VSC ECU220は、車速情報を取得し、その車速情報を、マルチメディアシステムの第1層に出力する。
ENG ECU240は、車両に搭載される自動変速機のシフトレンジを切り替えるためのシフトレバー(図示省略)の位置(シフトポジション)を検知し、検知したシフトポジション情報をマルチメディアシステムの第1層に出力する。
マルチメディアシステムの第1層では、ボデーECU230からのACC/IG情報、ABS/VSC ECU220からの車速情報、及びENG ECU240からのシフトポジション情報をそれぞれ取得する。
第1層にて取得したデータは第2層に送られる。
中位層である第2層では、まず、時刻情報を取得する。より具体的には、GPS用の人工衛星からの送信電波に含まれる時刻データを取得する。
また、時刻データ及び第1層にて取得したデータに基づき、車両の走行時間を積算する。より具体的には、アクセサリスイッチがオンになっている時間(走行時間)と、アクセサリスイッチがオフになっている時間(休憩時間)との各々の累積値を算出する。
そして、Safety走行診断を行う。具体的に、まず、アクセサリスイッチがオンになっている時間とアクセサリスイッチがオフになっている時間とを合わせた時間が120分に達したか否かを判定する。
また、その120分毎に、120分の期間のうちアクセサリスイッチがオフされている期間が10分以上あったか否かを判定する。
第2層にて算出されたデータは第3層に送られる。
最上位層である第3層では、Safety運転休憩結果を生成する。具体的に、アクセサリスイッチがオンになっている時間とアクセサリスイッチがオフになっている時間とを合わせた時間が120分に達した回数を算出する。120分に達したら1回とカウントし、再度0分から計って120分に達したならばまた1回とカウントする。また、その算出した回数のうち、120分の期間中にアクセサリスイッチがオフされている期間が10分以上あった、という条件に該当する回数を算出する。
そして、120分の期間のうちアクセサリスイッチがオフされている期間の割合(言い換えれば、走行時間中における休憩時間の割合)を判断し(運転休憩割合レベル判断)、判断結果に基づきアドバイスを生成する(SafetyアドバイスID選定)。
また、その判断結果(走行時間中における休憩時間の割合)に応じて、運転者に付与すべき点数を演算する(Safety運転休憩採点)。
マルチメディアシステムにおける演算結果は、表示装置109の表示画面に表示される。また、広域通信装置210を介してセンタ2のサーバ4に送信され、サーバ4にて記憶・管理される。
次に、制御回路115の運転疲労診断部151において実行される疲労診断処理について図4を用いて説明する。図4の処理は、具体的には、走行期間及び休憩期間を算出して、休憩期間が十分か否か(休憩期間が所定期間以上確保されているか否か)を診断する処理である。
図4の疲労診断処理は定期的に実行され、まず、S110にて、アクセサリスイッチがオンされたか否かを判定し、オンされていないと判定すると(S110:NO)、再びS110の処理を繰り返す。
一方、S110にてアクセサリスイッチがオンされたと判定すると(S110:YES)、S120に移行する。
S120では、アクセサリスイッチがオンされた時刻を記憶する。
次にS130に進み、シフトポジション情報(図3参照)に基づき、シフトポジションが「P:パーキング」レンジ以外に設定されている期間(以下、Tpointと記載する)のカウントを開始する。車両の走行期間をカウントする趣旨である。
次にS140に進み、ユーザ設定が行われたか否かを判定し、ユーザ設定が行われていないと判定すると(S140:NO)、S150に移行する。尚、運転者は、表示装置109の表示画面に表示される選択画面(特許請求の範囲の選択手段に相当)を介して、所望のユーザを複数のユーザから設定(選択)できるようになっている。
但し、ユーザ情報は予め登録しておく必要があり、例えば、運転者は、運転診断装置10が起動した際に表示装置109の表示画面に表示されるユーザ登録画面(特許請求の範囲における登録手段に相当)を介してユーザ登録を行うことができる。
S150では、アクセサリスイッチがオフされたか否かを判定し、オフされたと判定すると(S150:YES)、そのまま当該処理を終了する。
一方、S150でアクセサリスイッチがオフされていないと判定すると(S150:NO)、再びS140に戻る。
S140にて、ユーザ設定が行われたと判定すると(S140:YES)、S160に移行し、そのユーザについて記憶されている前回までの(S110でアクセサリスイッチがオンされるまでの)累積の走行期間(Ts)及び累積の休憩期間(Tk)を読み出す。加えて、S120にて記憶したアクセサリスイッチのオン時刻を用い、前回アクセサリスイッチがオフされてからS120のオンまでの時間を、今回の休憩期間(今回アクセサリスイッチがオンするまでの休憩期間)として算出する。今回の休憩期間は、前回までの休憩期間(Tk)に累積され、休憩期間(Tk)が新たに算出される。尚、累積の走行期間(Ts)及び累積の休憩期間(Tk)は、ユーザ毎に、そのユーザと対応付けて外部メモリ108に記憶されるようになっている。
S160の次はS170に進み、アクセサリスイッチがオフされたか否かを判定し、オフされたと判定すると(S170:YES)、S180に移行する。
S180では、前回までに累積した走行期間(Ts)に、今回の走行期間(具体的に、S130〜S150の期間)を累積した新たな走行期間(Ts)と、アクセサリスイッチがオフされた時刻とを記憶する。そしてその後、当該処理を終了する。
また、S170でアクセサリスイッチがオフされていないと判定すると(S170:NO)、S190に移行し、走行期間(Ts)、休憩期間(Tk)及びTpointの合計が120分以上有るか否かを判定する。
S190にて、120分以上無いと判定すると(S190:NO)、再びS170に戻る。
一方、S190にて、120分以上有ると判定すると(S190:YES)、S200に移行する。S200では、休憩期間(Tk)が10分以上有るか否かを判定し、10分以上有ると判定すると(S200:YES)、S210に移行する。
S210では、運転者に付与する点数として1ポイントを算出するとともに、その算出したポイントを外部メモリ108に記憶する。外部メモリ108には、運転者に付与されるポイントが累積して記憶されるようになっている。累積ポイントは、ショッピング、給油、高速道路料金所などの様々な場面での各種支払いに利用できることが前提となっている。S210の後は、再びS170に戻る。
また、S200で休憩期間(Tk)が10分以上無いと判定すると(S200:NO)、S220に移行し、走行期間(Ts)+休憩期間(Tk)+Tpoint−120分を、新たな走行期間(Ts)として設定して記憶すると共に、休憩期間(Tk)及びTpointを0にリセットする。そしてその後、再びS170に戻る。
次に、本実施形態の作用について、図5を用いて、車両の走行状況がそれぞれ異なるシーン(1)〜(5)に分けて説明する。
まず、シーン(1)では、35分走行〜20分休憩〜25分走行〜10分休憩〜45分走行〜という走行状況である。
この例では、最初に走行を開始してから120分経過するまでの間において、走行時間の累計は90分であり、休憩時間の累計は30分である。つまり、120分の運行期間中において、休憩時間は30分を占めている。
この場合、120分に渡る運転中に(S190:YES)、10分以上の休憩がとられているとして(S200:YES)、1ポイントが加算される(S210)。尚、具体的には、正常走行区間(10分以上の休憩時間を含む、120分の運行期間)としてカウントされ、正常走行区間のカウント回数に応じて、ポイントが付与されるようになっている。
尚、最後の45分の走行時間のうち、120分の運行期間以降の残りの15分については、次の運行期間にカウントされる(S220)。120分の運行期間が経過した際は、累積して記憶した休憩時間(ここでは、30分)がクリアされる(S220)。
シーン(2)では、35分走行〜20分休憩〜25分走行〜10分休憩〜115分走行〜10分休憩〜という走行状況である。
シーン(1)と同じように、最初に走行を開始してから、120分経過するまでの間において、走行時間の累計は90分であり、休憩時間の累計は30分である。つまり、120分の運行期間中において、休憩時間は30分を占めている。
この場合、120分に渡る運転中に(S190:YES)、10分以上の休憩がとられているとして(S200:YES)、1ポイントが加算される(S210)。
一方、115分連続して走行した期間では、110分の期間を超えて連続して走行していると判定され、110分超過走行区間としてカウントされる。次回の運行期間は、その110分超過走行区間後の10分間の休憩時間後からカウントされる。
シーン(3)では、350分走行〜10分休憩〜という走行状況となっている。
この場合、350分に渡る連続の走行期間において、120分の運行期間が2単位含まれるが、その何れにも休憩時間は含まれない。この場合、双方の運行期間とも、110分超過走行区間としてカウントされる。次回の運行期間は、10分間の休憩時間後からカウントされる。
シーン(4)では、35分走行〜3分休憩〜40分走行〜5分休憩〜45分走行〜という走行状況となっている。
この例では、最初に走行を開始してから120分経過するまでの間において、走行時間の累計は112分であり、休憩時間の累計は8分である。つまり、120分の運行期間中において、休憩時間は10分未満である(S200:NO)。この場合、点数は付与されない。
尚、最後の45分の走行時間のうち、120分の運行期間以降の残りの8分については、次の運行期間にカウントされる(S220)。
シーン(5)では、35分走行〜200分休憩〜25分走行〜10分休憩〜45分走行〜という走行状況となっている。
この例では、35分走行した後200分の休憩がとられているが、本実施形態では、120間を1単位とする運行期間中において、休憩時間としてカウントされるのは最大30分となっている。このため、200分の休憩時間のうち、実際には30分がカウントされる。そして、残りの170分については無視されるようになっている。
より具体的に、35分(走行時間)+30分(休憩時間)=65分の情報が一旦記憶される。
120分を1単位として、残りの55分の情報については、200分の休憩の後、車両が再度走行したタイミングから引き続きカウントされる。具体的に、25分(走行時間)+10分(休憩時間)+20分(走行時間)=55分の情報が、記憶される。
そして、その55分の情報と、先に記憶した65分の情報とを合わせ、1単位(120分間)として、その1単位に占める休憩時間が算出される。
この場合、120分の運行期間中において、休憩時間は30分を占めており、1ポイントが加算される(S190:YES→S200:YES→S210)。
尚、最後の45分の走行時間のうち、120分の運行期間以降の残りの25分については、次の運行期間にカウントされる(S220)。
以上説明したように、本実施形態においては、120分の運行期間中、アクセサリスイッチがオフされた期間を休憩の期間とみなし、そのアクセサリスイッチがオフされた期間が10分以上あれば、運転者に、種々の支払い等にも利用できることが前提であるポイントを付与するようになっている。これによれば、例えば120分の運行期間中に10分以上の休憩をとるような運転者が優遇されることとなる。
したがって、運転者にとって、適切な休憩をとることのインセンティブが生じる。このため、運転者が適切な休憩をとることを意識するようになり、ひいては安全運転が促進されるようになる。
また、本実施形態では、車両のシフトポジションが「P:パーキング」レンジに設定されている期間は走行期間から除外しているため、不正に走行期間を稼いでポイントを得ようとするような行為を防止することができる。
尚、本実施形態において、車両I/F113が取得手段に相当し、制御回路115が走行状態診断手段に相当し、制御回路115の特にポイント換算部153が演算手段に相当し、外部メモリ108が記録手段に相当し、S120の処理及びS180の処理が停止期間検出手段に相当し、S130,S160の処理が運行期間検出手段に相当している。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、第1実施形態と比較して、図4の疲労診断処理に代え、図6の疲労診断処理が実行されるようになっている点が異なっている。図6の疲労診断処理は、特に、マルチユーザに対応したものである。
図6の疲労診断処理は定期的に実行され、まず、S310にて、アクセサリスイッチがオンされたか否かを判定し、オンされていないと判定すると(S310:NO)、再びS310の処理を繰り返す。
一方、S310にてアクセサリスイッチがオンされたと判定すると(S310:YES)、S320に移行する。
S320では、アクセサリスイッチがオンされた時刻を記憶する。
次にS330に進み、アクセサリスイッチのオン以降の期間を走行期間(Tacc)とすべく、カウントを開始する。
次に、S340に進み、アクセサリスイッチがオフされたか否かを判定し、オフされたと判定すると(S340:YES)、S350に移行する。
S350では、走行期間(Tacc)、前回までの累積の走行期間(Tr)、及びアクセサリスイッチがオフされた時刻を記憶する。尚、走行期間(Tacc)は、走行期間(Tr)とは別に記憶される。走行期間(Tacc)について、ユーザが特定された場合には、そのユーザのデータに振り替えられる。S350の後は当該処理を終了する。
また、S340でアクセサリスイッチがオフされていないと判定すると(S340:NO)、S360に移行し、ユーザ設定がなされたか否かを判定する。
S360でユーザ設定がなされたと判定すると(S360:YES)、S370に移行し、そのユーザについて記憶されている前回までの累積の走行期間(Tr)及び累積の休憩期間(Tt)を読み出す。加えて、S320にて記憶したアクセサリスイッチのオン時刻を用い、前回アクセサリスイッチがオフされてからS320のオンまでの時間を、今回の休憩期間(今回アクセサリスイッチがオンするまでの休憩期間)として算出する。今回の休憩期間は、前回までの休憩期間(Tt)に累積され、Ttが新たに算出される。
次にS380に進み、ユーザ変更がなされたか否かを判定し、ユーザ変更がなされたと判定すると(S380:YES)、S390に移行する。
S390では、変更前のユーザにて前回アクセサリスイッチをオフした時刻が10分前より過去か否かを判定し、10分前より過去でないと判定すると(S390:NO)、S340に戻る。
一方、S390にて、10分前より過去であると判定すると(S390:YES)、S400に移行し、走行期間(Tacc)をリセットして新たにカウントを開始する。そして次に、S410に進む。
S410では、変更後のユーザについて記憶されている前回までの走行期間(Tr)、休憩期間(Tt)を読み出し、新たに診断を開始する。例えば、走行期間(Tacc)、走行期間(Tr)及び休憩期間(Tt)の合計が120分以上か否かを判定し、120分以上である場合、休憩時間(Tt)が10分以上か否かを判定する。休憩時間(Tt)が10分以上の場合、運転者に付与する点数として1ポイントを算出し、記憶する。
次に、S420に進み、アクセサリスイッチがオフされたか否かを判定し、アクセサリスイッチがオフされたと判定すると、S430に移行する。
S430では、走行期間(Tacc)、走行期間(Tr)、及びアクセサリスイッチがオフされた時刻を記憶する。そしてその後、当該処理を終了する。
一方、S420にてアクセサリスイッチがオフされていないと判定すると(S420:NO)、再びS380に戻る。
ここで、S380でユーザ変更がないと判定すると(S380:NO)、S440に移行する。
S440では、走行期間(Tacc)が110分より大きいか否かを判定し、大きいと判定すると(S440:YES)、S450に移行する。一方、走行期間(Tacc)が110分より大きくないと判定すると(S440:NO)、再びS340に戻る。
S450では、前回、休憩を促す注意喚起を行ってから3分以上経過したか否かを判定し、経過したと判定すると(S450:YES)、S460に移行する。一方、3分以上経過していないと判定すると(S450:NO)、再びS340に戻る。
S460では、休憩を促す注意喚起を行う。具体的に、休憩を促すメッセージを表示装置109の表示画面に表示させる。そしてその後、再びS340に戻る。
以上説明したように、本第2実施形態によれば、ユーザの変更にも対応し、ユーザ毎に、走行期間及び休憩期間を診断して、診断結果に応じてポイントが付与されるようにすることができる。つまり、ユーザ毎に、ポイントを累積できるようになり、ユーザのニーズに応えることができる。
また、110分を超えて連続して車両が走行したような場合には、休憩を促す注意喚起がなされるため、運転者が適切な休憩をとるようになることがより期待できる。
尚、本第2実施形態では、例えば運転者がユーザAからユーザBに変わったような場合、ユーザBが運転している期間はユーザAにとっての休憩期間としてカウントされるようになっている。
ここで、本実施形態において、S460の処理が警告出力手段に相当している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
例えば、上記実施形態において、所定の運行時間中における休憩時間の割合に応じて運転者に付与すべき点数を演算する機能は、サーバ4が備えていても良い。
また、上記実施形態のS130において、「P:パーキング」レンジ及び「N:ニュートラル」レンジ以外の時間をカウントするようにしても良い。或いは、「N:ニュートラル」レンジ以外の時間をカウントするようにしても良い。
本発明の運転診断装置10を備えた運転診断システム1の構成図である。 運転診断装置10の具体的な構成を表すブロック図である。 運転診断装置10の機能モデルを表す図である。 制御回路115の運転疲労診断部151において実行される疲労診断処理を表すフローチャートである(その1)。 本実施形態の作用を表す図である。 制御回路115の運転疲労診断部151において実行される疲労診断処理を表すフローチャートである(その2)。
符号の説明
1…運転診断システム、2…センタ、4…サーバ、10…運転診断装置、101…位置検出器、102…地磁気センサ、103…ジャイロスコープ、104…距離センサ、105…GPS受信機、105a…GPSアンテナ、106…地図データベース、107…操作スイッチ群、108…外部メモリ、109…表示装置、110…音声案内/音声認識装置、111…BT通信装置、112…リモコンセンサ、115…制御回路、120…リモコン、151…運転疲労診断部、153…ポイント換算部、155…アドバイス生成部、200…車内LAN、210…広域通信装置、220…ABS/VSC ECU、230…ボデーECU、240…エンジンECU。

Claims (8)

  1. 車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記車両情報に基づき、車両の走行状態を診断する走行状態診断手段と、
    前記走行状態診断手段の検出結果に応じて、運転者に付与すべき点数を算出する演算手段と、
    前記演算手段の演算結果を記録する記録手段と、
    を備えた運転診断装置において、
    前記走行状態検出手段は、
    車両の動作停止中の期間である停止期間をカウントする停止期間検出手段と、
    車両の動作中の期間である動作期間をカウントするとともに、そのカウントした動作期間と前記停止期間検出手段によりカウントされた停止期間とを合わせた期間である運行期間を検出する運行期間検出手段と、を備え、
    前記演算手段は、所定の長さの運行期間中、前記停止期間検出手段によりカウントされた停止期間が所定の期間以上有るか否かを判定し、判定結果に応じて、前記点数を演算することを特徴とする運転診断装置。
  2. 請求項1に記載の運転診断装置において、
    前記演算手段は、前記所定の長さの運行期間中、前記停止期間が所定の期間以上有ると判定すると、点数を付与すべきと判断してその付与すべき点数を算出し、前記所定の長さの運行期間中、前記停止期間が所定の期間以上無いと判定すると、点数を付与しないと判断して点数を算出しないことを特徴とする運転診断装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の運転診断装置において、
    前記停止期間検出手段は、所定のカウント値を上限に停止期間をカウントするようになっているとともに、前記所定の長さの運行期間が経過する毎に、カウント済みの停止期間をリセットして新たに停止期間をカウントすることを特徴とする運転診断装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の運転診断装置において、
    前記走行状態検出手段は、シフトレンジを切り替えるためのシフトレバーの操作状態を検出し、
    前記運行期間検出手段は、車両の動作中の期間のうち、前記シフトレバーの位置がニュートラルレンジに設定されている期間及びパーキングレンジに設定されている期間の双方又は一方を除いた期間を、前記動作期間としてカウントすることを特徴とする運転診断装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の運転診断装置において、
    ユーザを登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録されたユーザから何れかを選択する選択手段と、を備え、
    前記停止期間検出手段は、停止期間を前記選択手段により選択されるユーザ(以下、選択ユーザと言う)に対応付けてカウントし、
    前記運行期間検出手段は、運行期間を前記選択ユーザに対応付けてカウントし、
    前記演算手段は、前記選択ユーザについて付与すべき点数を算出することを特徴とする運転診断装置。
  6. 請求項5に記載の運転診断装置において、
    前記停止期間検出手段は、前記選択ユーザが選択されている間の期間を、車両の状態に関係なく、その選択ユーザ以外の他のユーザについての停止期間としてカウントするように構成されていることを特徴とする運転診断装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の運転診断装置において、
    前記運行期間検出手段により、車両の動作期間が所定期間以上連続してカウントされた場合に、周囲に警告を発する警告出力手段を備えていることを特徴とする運転診断装置。
  8. 車両に搭載される車載機と、その車載機と通信可能に構成されるサーバとを備え、
    前記車載機は、
    車両の状態を表す情報である車両情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記車両情報に基づき、車両の走行状態を診断する走行状態診断手段と、
    前記走行状態診断手段の診断結果を表す情報を前記サーバに送信する車載機側送信手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記車載機から受信した診断結果を表す情報に応じて、運転者に付与すべき点数を算出する演算手段と、
    前記演算手段の演算結果を記録する記録手段と、を備えた運転診断システムにおいて、
    前記走行状態検出手段は、
    車両の動作停止中の期間である停止期間をカウントする停止期間検出手段と、
    車両の動作中の期間である動作期間をカウントするとともに、そのカウントした動作期間と前記停止期間検出手段によりカウントされた停止期間とを合わせた期間である運行期間を検出する運行期間検出手段と、を備え、
    前記演算手段は、所定の長さの運行期間中、前記停止期間検出手段によりカウントされた停止期間が所定の期間以上有るか否かを判定し、判定結果に応じて、前記点数を演算することを特徴とする運転診断システム。
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