JP2003178343A - 有料道路課金システム - Google Patents

有料道路課金システム

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JP2003178343A JP2001378388A JP2001378388A JP2003178343A JP 2003178343 A JP2003178343 A JP 2003178343A JP 2001378388 A JP2001378388 A JP 2001378388A JP 2001378388 A JP2001378388 A JP 2001378388A JP 2003178343 A JP2003178343 A JP 2003178343A
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晋児 福田
Riichi Nakahira
利一 中平
Minoru Maehata
実 前畑
Makoto Asakura
誠 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両が通行する道路の走行状態や運転者の運転
状態に基いて適正な通行料金を徴収できる有料道路課金
システムを提供する。 【解決手段】車両に設置された車載機と、有料道路処理
センタのセンタ機との間で料金所に設置された路側機を
介して課金に必要なデータの通信を行って車両の通行料
金を徴収する有料道路課金システムにおいて、車両の渋
滞走行状態や安全運転状態をナビゲーション装置の走行
データ等を検出し、渋滞による遅延時間や停止回数、ま
た制限速度遵守等に応じて通行料金を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
車載機と、有料道路管理センタのセンタ機の間で課金に
必要なデータの通信を行って通行料金を徴収する有料道
路課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ETC車載機を搭載した車両は、入口料
金所において路側機を経由して車両識別データをETC
処理センタに送信する。また、出口料金所においても同
様に路側機を経由して車両識別データをETC処理セン
タに送信する。ETC処理センタは、受信した車両識別
データと、入口料金所と出口料金所に対応する利用区間
に応じた通行料金をマップから読み出し、予め車両識別
データ毎に登録されている利用者の預金口座から通行料
金を引き落とす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の有料道路課金シ
ステムでは、道路が渋滞して予定通りに走行できなかっ
た場合でも、利用区間に対する所定の通行料金が徴収さ
れてしまう。そのため、利用者の中には有料道路、特に
高速道路では利用時間が短縮できることを想定して利用
している場合も多く、そのような利用者にとっては予定
通りの時間で走行できなかったのに、通常の料金が自動
的に徴収されてしまうことには納得できないという問題
があり、有料道路が積極的に利用されない原因にもなっ
ている。
【0004】また、交通事故撲滅の点からは、運転者が
定められた走行速度を遵守する等安全運転に寄与し、事
故発生を未然に防止するように努めている場合には、通
行料金を割り引く等の優遇処置を講ずる必要がある。
【0005】本発明は、車両が通行する道路の走行状態
や運転者の運転状態に基いて適正な通行料金を徴収でき
る有料道路課金システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両に設置された車載機と、有料道路処理
センタのセンタ機との間で料金所に設置された路側機を
介して課金に必要なデータの通信を行って該車両の通行
料金を徴収する有料道路課金システムにおいて、前記車
両の渋滞走行状態を検出する検出手段と、前記検出手段
により検出された渋滞走行状態に応じて通行料金を変更
する料金変更手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】また、前記渋滞走行状態は、通常の走行時
間からの遅延時間、または渋滞により停止した渋滞停止
回数であることを特徴とするものである。
【0008】また、前記料金変更手段は、道路利用の閑
散期、繁忙期、通常期等により区分される車両の利用時
期に応じて前記通行料金を変更することを特徴とするも
のである。
【0009】また、前記料金変更手段は、有料道路に入
る手前で渋滞を告知した後、有料道路に進入した車両は
通常料金よりも高く課金し、渋滞の告知を受けずに進入
した車両では割引課金することを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記料金変更手段は、前記車両に設
置されたナビゲーションシステムにより取得された前記
車両の走行データ基いて前記車両の渋滞走行状態を判断
することを特徴とするものである。
【0011】また、車両に設置された車載機と、有料道
路処理センタのセンタ機との間で料金所に設置された路
側機を介して課金に必要なデータの通信を行って該車両
の通行料金を徴収する有料道路課金システムにおいて、
前記車両の安全運転に寄与する安全運転状態を検出する
安全度に応じて通行料金を変更する料金変更手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】また、前記車両の安全運転に寄与する安全
運転状態は、前記車両の走行速度、休憩回数、または車
線変更回数であることを特徴とするものである。
【0013】また、前記料金変更手段は、前記車両に設
置されたナビゲーションシステムにより取得された前記
車両の走行データに基いて前記車両の安全運転状態を判
断することを特徴とするものである。
【0014】また、前記車両が渋滞等により通常の走行
状態で走行できなかった走行状態や、前記車両の安全運
転に寄与する運転状態に応じた点数を前記車両の通行の
都度付与して累積し、前記料金変更手段は、前記点数の
累積値に応じて前記通行料金を変更することを特徴とす
るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る有料道路課金システムの構成を示すブロック図で
ある。以下、図に従って説明する。
【0016】1は車両に搭載された車載システムで、路
側機2との間でデータの通信を行うETC車載機11と
走行データを取得するナビゲーション車載機12から構
成される。尚、ETC車載機11は車両識別データや車
両の走行データを料金所に設置された路側機2との間で
データの交信を行う無線通信装置を備え、ナビゲーショ
ン車載機12は、人工衛星(GPS衛星)からの電波を
受信して、その信号から位置情報・方位情報等を算出す
るGPS受信機、車両の進行方向を検出するジャイロセ
ンサ等の方位センサ、車両の走行速度(走行距離)を検
出する車速センサ、地図情報が記憶されたCD−ROM
またはDVD及びその読取装置等からなる地図データベ
ース、位置情報・方位情報・速度情報・地図情報を基に
自車位置を特定する処理、登録された目的地までの走行
経路を探索する処理、探索された経路に沿って車両を案
内する処理等を行う制御部、目的地入力、登録等を行う
ための操作スイッチ等からなる入力部、案内のための地
図(道路)を表示する液晶表示パネル及び駆動回路等で
構成された表示部、案内のための音声や、入力された文
字に対応する音声を合成し、スピーカ等で音声案内を行
うための音声出力部、渋滞等のVICS(Vehicl
e Information and Communi
cation System 道路交通情報通信システ
ム)情報を受信するVICS受信機等を備えている。
【0017】2は有料道路の入口料金所および出口料金
所の路側に設置され、通過する車両との間で車両識別デ
ータや走行データの通信を行う路側機で、車載システム
1から受信したデータをETC処理センタ3に送信し、
またETC処理センタ3から決済データを受信し車載シ
ステム1に送信する。3は各路側機2からのデータを受
信し、通行料金を計算するETC処理センタで、入口料
金所と出口料金所間の通常の通行料金の他に、車載シス
テム1から取得した走行データに基づき渋滞割引率、安
全運転割引率等を算出し、適正な通行料金を決定し徴収
する。4は路上に設置され通行する車両との通信を行
い、車両の台数、走行速度等を検出し、取得したデータ
をETC処理センタ3に送信する路側ビーコンで、ET
C処理センタ3は受信したデータに基いて渋滞の有無、
その程度を判断する。5は路上に設置され道路の混雑状
態や車両の走行状態を監視する路側カメラで、撮影デー
タをETC処理センタ3に送信する。
【0018】図2は本発明の第1の実施の形態に係る有
料道路課金システムの課金処理のフローチャートで、
(a)は車両側の処理、(b)はETC処理センタ側の
処理である。図3は渋滞割引率算出方法の説明図であ
る。図4は遅延時間算出方法の説明図である。以下、図
に従って説明する。
【0019】先ず、車両側の処理について説明する。
尚、本車両側の処理は他の処理と共に繰り返し行われ
る。
【0020】ステップS11では、車両が入口路側機2
に接近したか否かを判断して入口路側機2に接近すれば
ステップS12に移り、入口路側機2に接近しなければ
待機する。尚、接近の有無は、路側機2との通信が接続
されたかどうかで判断できる。ステップS12では、車
両識別データを送信してステップS13に移る。つま
り、予めICカードに登録されている自車の車両識別デ
ータをETC車載機1の送受信機を介して入口路側機2
に送信する。
【0021】ステップS13では、走行データを記憶し
てステップS14に移る。つまり、各種の割引を受ける
ために必要な走行データを車両が入口路側機2を通過し
た時点(有料道路に入った時点)から収集し、メモリに
記憶する。記憶内容は車両の走行状態を示す時刻と関係
付けられた車両の位置データ、速度データ等である。車
両位置はGPS受信機で検出した位置座標または車速
(距離)センサにより検出した入口料金所からの距離で
もよい。尚、高速(有料)道路では入口、出口料金所が
決まれば走行経路が定まるので、ETC処理センタ3側
で受信した速度データを積分して距離データとしてもよ
い。
【0022】ステップS14では、出口路側機2に接近
したか否かを判断し、出口路側機2に接近すればステッ
プS15に移り、出口路側機2に接近しなければステッ
プS13に戻って走行データの収集・記憶を継続する。
尚、接近の有無は、路側機2との通信が接続されたかど
うかで判断できる。ステップS15では、車両識別デー
タ、走行データをETC処理センタ3に送信してステッ
プS16に移る。つまり、自車の車両識別データと渋滞
割引の証拠となる走行データを、メモリから読み出して
出口路側機2を経由してETC処理センタ3に送信す
る。
【0023】ステップS16では、出口路側機2を経由
してETC処理センタ3から送信された課金データを受
信し、表示装置に表示すると共に、必要に応じてICカ
ードに記憶して処理を終える。
【0024】次に、ETC処理センタ3側の処理につい
て説明する。尚、ETC処理センタ3側では、車両との
データの送受信だけでなく、路上に設置された路側ビー
コン4や路上に設置された路側カメラ5から渋滞情報を
受信し、本渋滞割引処理に使用する。
【0025】ステップS21では、車両識別データを受
信してステップS22に移る。つまり、車両側から送信
されてくる入口料金所に接近した車両の車両識別データ
を入口路側機2を経由して受信する。
【0026】ステップS22では、車両識別データと走
行データを受信してステップS23に移る。つまり、車
両から送信されてくる出口料金所に接近した車両の車両
識別データと走行データを出口路側機2を経由して受信
する。ステップS23では、利用区間の通常の通行料金
を算出してステップS24に移る。つまり、受信した車
両識別データから対象車両の車種、入口料金所、出口料
金所に基いて利用区間の通常の通行料金を算出する。こ
の通行料金はETC処理センタ3の通行料金データベー
スに車種毎に利用区間と対応する通行料金がマップとし
て記憶されており、このデータベースを入口および出
口、車種により検索することにより求めることができ
る。
【0027】ステップS24では、渋滞があったか否か
を判断して渋滞があればステップS25に移り、渋滞が
なければステップS29に移る。つまり、ETC処理セ
ンタ3が予め路側ビーコン4や路側カメラ5によって独
自で収集した対象車両の通行(利用)区間で渋滞が発生
していたか否かを渋滞情報の記憶状態から判断する。こ
のステップの渋滞有無判断は、車両(車載機システム
1)側から受信した走行データに基づく渋滞の有無判断
よりも、ETC処理センタ3が路側ビーコン4や路側カ
メラ5により独自で収集した情報に基づく渋滞の有無判
断の方が信頼性が高いと見做して各車両毎の走行データ
を無視して、全渋滞割引を一括処理(渋滞の有無判断)
するものである。尚、ETC処理センタ3が独自で収集
した渋滞情報では全区間・全時間帯のデータが収集され
ているとは限らないので、各車両から受信した走行デー
タの方が信頼性が高いと見做して、このステップを廃止
して(ETC処理センタ3が独自で収集した渋滞情報を
無視して)渋滞割引率を決定することも考えられるが、
同一区間を走行した他の車両との整合性(各車両毎に設
置されているナビゲーション車載機12の精度が一致し
ていない場合や、ナビゲーション車載機12を搭載して
いない場合)が保たれるか否か疑問であるので、本例で
はETC処理センタ3が独自で収集した渋滞情報を優先
している。
【0028】ステップS25では、基本渋滞(遅延時
間)割引率を算出してステップS26に移る。つまり、
対象車両の通行(利用)区間の通常時の走行データと実
際の走行データを比較する。例えば、図4に示すように
遅延時間Tを、車種毎に定められた制限走行速度で走行
した時(通常時の走行データ)の所要時間t0と、受信
した実際の走行データの所要時間t1の差とする。尚、
受信した実際の走行データの所要時間t1には、サービ
スエリアやパーキングエリアにおける休憩時間(車速=
0km/hの時間で、且つ位置データ(距離データ)か
らサービスエリアやパーキングエリアの位置と一致する
もの)を除くものとする。このようにして算出された遅
延時間Tに応じて、図3に示すように基本渋滞割引率を
算出する。遅延時間が30分未満の場合は割引率0%
(割引なし)、遅延時間が30分〜1時間未満は割引率
5%、遅延時間が1時間〜2時間未満は割引率10%、
遅延時間が2時間〜3時間未満は割引率20%、遅延時
間が3時間超過は割引率30%と算出する。尚、高速道
路入口手前に渋滞情報掲示板を設け、対象車両がこの掲
示板に渋滞情報が表示された状態で高速道路に進入した
場合は割引率を下げ、渋滞情報が表示される前に高速道
路に進入した場合は割引率を上げるようにすればより効
果的である。また運転者への渋滞情報の報知にはVIC
S、ETC等の無線通信装置で行う方法も可能である。
【0029】ステップS26では、渋滞割引の季節割引
補正を行ってステップS27に移る。例えば図3に示す
ように、交通の集中する繁忙期(例えば、年末年始、ゴ
ールデンウィーク、盆休みの期間)は当初から渋滞が予
想されているために割引率を低くし、同じ遅延時間Tで
も割引率を通常時の1/2倍にする。その代わりに閑散
期(例えば、1月、2月、6月、11月、12月の指定
期間)は元来通行量が少ないので渋滞が予想されないの
で割引率を高くし、同じ遅延時間Tでも割引率を通常時
の2倍にする。この期間設定はETC処理センタ3側で
設定する。また、季節要因による割引補正だけでなく、
時間帯による補正(例えば、夜間、早朝は割引率を高
く、朝、夕の時間帯には割引率が低くなるように設定す
ることも可能である。このように季節要因に伴う割引補
正を行うことにより、運転者に交通が集中し渋滞が発生
し易い時期(季節や時間帯)には運転を避けるように促
し、交通量の平準化を図る狙いもある。
【0030】ステップS27では、渋滞停車回数割引率
を加算してステップS28に移る。渋滞に伴い車両が停
車(または極端な低速走行状態)して動かなくなった場
合には、運転者にさらに精神的なストレスを与えるの
で、渋滞停止回数に応じて、例えば渋滞停止回数が10
回以下は割引率0%(割引なし)、11回以上は割引率
5%とする(図3参照)。ステップS28では、渋滞割
引率を決定してステップS29に移る。つまり、基本渋
滞割引(遅延時間)、季節割引補正、渋滞停止回数割引
加算による割引率を算出(例えば加算)する。尚、算出
した割引率が大きくなり過ぎるのを防止するために、渋
滞割引率に上限(例えば、通行料金の50%)を設定す
るようにしてもよい。
【0031】ステップS29では、通行料金を決定し、
決済を行ってステップS30に移る。つまり、車種、利
用区間に基づき算出した通常の通行料金(ステップS2
3)に渋滞割引率(ステップS28)を乗じて通行料金
を決定する。そして、決定した課金に必要なデータ(車
両番号、車種、利用区間、利用時間、通常の通行料金、
割引料金等)を記憶する。この金額を1カ月毎に集計し
てクレジットカードによる料金徴収を行う。尚、利用の
都度有料道路課金システムにより割り引くと課金処理が
複雑になるので、割引金額を点数制(100円に付き1
点)にしてETC処理センタ3側で記憶しておき(車両
側に点数データを送信してもよい)、所定の点数(10
点=1,000円相当)に到達した時点で実際に割引金
額を決済するようにしてもよい。また、割引金額に対応
する点数が多い程(渋滞に遭遇する機会が多い程)、次
回からの割引率を高くするようにしてもよい。つまり、
累積点数に応じた割引を行うもので、累積点数が所定点
数に達する毎に所定金額を割引く方法や、月間累積ポイ
ントで翌月の割引率を決定する方法等、色々な方法が適
用できる。
【0032】ステップS30では、出口路側機2を経由
して車両側に課金データを送信して処理を終える。つま
り、利用区間、利用時間(または時刻)、通常の通行料
金、割引料金、点数等、課金の根拠となったデータを送
信する。
【0033】以上のように本実施の形態では、渋滞の程
度に応じて料金の割引を図ることができ、渋滞に巻き込
まれた運転者にとって納得のできる料金徴収システムが
可能となる。また、割引率に道路の混雑時期を考慮して
いるので道路利用の平準化にも効果がある。
【0034】図5は本発明の第2の実施の形態に係る有
料道路課金システムの課金処理のフローチャートで、
(a)は車両側の処理、(b)はETC処理センタ側の
処理である。図6は安全運転割引率算出方法の説明図で
ある。図7は安全運転(走行速度・休憩回数)評価方法
の説明図である。安全運転割引は各運転者が安全運転に
励行することにより事故の発生が防止でき、その結果、
事故発生・事故処理に起因する渋滞も減少すると言う利
点があり、渋滞割引による道路管理者側の収入減も少な
くできる。以下、図に従って説明する。
【0035】尚、本車両側の処理は図2に示す第1の実
施の形態の渋滞割引の処理と同じであるため、同一ステ
ップ番号を付し説明は省略する。
【0036】次に、ETC処理センタ3側の処理につい
て説明する。
【0037】ステップS31では、車両識別データを受
信してステップS32に移る。つまり、車両側から送信
されてくる入口料金所に接近した車両の車両識別データ
を入口路側機2を経由して受信する。
【0038】ステップS32では、車両識別データと走
行データを受信してステップS33に移る。つまり、車
両から送信されてくる出口料金所に接近した車両の車両
識別データと走行データを出口路側機2を経由して受信
する。ステップS33では、利用区間の通常の通行料金
を算出してステップS34に移る。つまり、受信した車
両識別データから対象車両の車種、入口料金所、出口料
金所に基いて利用区間の通常の通行料金を算出する。こ
の通行料金はETC処理センタ3の通行料金データベー
スに車種毎に利用区間と対応する通行料金がマップとし
て記憶されており、そこから通行区間、車種等のデータ
で検索することにより求めることができる。
【0039】ステップS34では、走行速度割引率を算
出してステップS35に移る。つまり、ETC処理セン
タ3で図7のごとく受信した対象車両の走行データから
走行速度のピーク値を車種毎、区間毎の制限速度と比較
する。そして、図6に示す区分に応じて、制限速度遵守
の場合は通常の通行料金の5%割引、制限速度超過は危
険行為と見做して割引なしする。ステップS35では、
休憩回数割引率を算出してステップS36に移る。つま
り、ETC処理センタ3で対象車両の走行データを基に
休憩回数を調べる。例えば図7のごとく受信した走行デ
ータから所定時間以上の休憩を取得している(サービス
エリアやパーキングエリアの位置と一致する位置で速度
が0km/hの時間を休憩時間と見做す)か否かを判断
し、適切な休憩を取っておれば安全運転走行と見做して
1回に付き通常の通行料金の1%を割り引く。
【0040】ステップS36では、車線変更回数割引率
を算出してステップS37に移る。つまり、ETC処理
センタ3で対象車両の走行データを基に車線変更(追い
越し)回数を調べる。例えば、ナビゲーション車載機1
2からの位置データから急激な横方向の位置変動やハン
ドル操作データから急激なハンドル操作角が検出された
時に車線変更があったと判断する。そして、車線変更回
数が10回以下の場合は安全運転走行と見做して通常の
通行料金の2%を割り引く。ステップS37では、安全
運転割引率を決定してステップS38に移る。つまり、
走行速度割引、休憩回数割引、車線変更割引による合計
割引率を算出(例えば、加算)する。尚、算出した割引
率が大きくなり過ぎるのを防止するために、安全運転割
引率に上限(例えば、通常の通行料金の10%)を設定
するようにしてもよい。
【0041】ステップS38では、通行料金を決定し、
決済を行ってステップS39に移る。つまり、車種、利
用区間に基づき算出した通常の通行料金(ステップS3
3)に安全運転割引率(ステップS37)を乗じて通行
料金を決定する。そして、決定した課金に必要なデータ
(車両番号、車種、利用区間、利用時間、通常の通行料
金、割引料金等)を記憶する。この金額を1カ月毎に集
計してカードによる料金徴収を行う。また、渋滞割引の
時と同様に割引料金を点数制にし、安全運転に行う程さ
らに高い割引が受けられるようにしてもよい。ステップ
S39では、出口路側機2を経由して車両側に課金デー
タを送信して処理を終える。つまり、利用区間、利用時
間、通常の通行料金、割引料金、点数等、課金の根拠と
なったデータを送信する。
【0042】以上のように本実施の形態では、運転者の
安全運転の程度に応じて、つまり、制限速度の遵守、適
正な休憩の取得、無理な追い越し抑制等を反映した料金
割引を図ることができ、事故防止に寄与できる料金徴収
システムが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、車両
が通行する道路の走行状態や運転者の運転状態に基いて
適正な通行料金を徴収できる有料道路課金システムが提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る有料道路課金
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る有料道路課金
システムの課金処理のフローチャートである。
【図3】渋滞割引率算出方法の説明図である。
【図4】遅延時間算出方法の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る有料道路課金
システムの課金処理のフローチャートである。
【図6】安全運転割引率算出方法の説明図である。
【図7】安全運転評価方法の説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・車載システム、 3・・・・・E
TC処理センタ、11・・・・ETC車載機、
4・・・・・路側ビーコン、12・・・・ナビゲーシ
ョン車載機、 5・・・・・路側カメラ、2・・・・・
路側機。
フロントページの続き (72)発明者 前畑 実 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 朝倉 誠 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC06 AC08 AC13 AC20 5H180 AA01 BB04 BB12 BB13 CC12 DD04 EE10 FF04 FF05 FF10 FF12 FF13 FF22 FF25 FF33 FF40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置された車載機と、有料道路処
    理センタのセンタ機との間で料金所に設置された路側機
    を介して課金に必要なデータの通信を行って該車両の通
    行料金を徴収する有料道路課金システムにおいて、 前記車両の渋滞走行状態を検出する検出手段と、前記検
    出手段により検出された渋滞走行状態に応じて通行料金
    を変更する料金変更手段を備えたことを特徴とする有料
    道路課金システム。
  2. 【請求項2】 前記渋滞走行状態は、 通常の走行時間からの遅延時間、または渋滞により停止
    した渋滞停止回数であることを特徴とする請求項1記載
    の有料道路課金システム。
  3. 【請求項3】 前記料金変更手段は、 道路利用の閑散期、繁忙期、通常期等により区分される
    車両の利用時期に応じて前記通行料金を変更することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の有料道路課金
    システム。
  4. 【請求項4】 前記料金変更手段は、 有料道路に入る手前で渋滞を告知した後、有料道路に進
    入した車両は通常料金よりも高く課金し、渋滞の告知を
    受けずに進入した車両では割引課金することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の有料道路課金システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記料金変更手段は、 前記車両に設置されたナビゲーションシステムにより取
    得された前記車両の走行データ基いて前記車両の渋滞走
    行状態を判断することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の有料道路課金システム。
  6. 【請求項6】 車両に設置された車載機と、有料道路処
    理センタのセンタ機との間で料金所に設置された路側機
    を介して課金に必要なデータの通信を行って該車両の通
    行料金を徴収する有料道路課金システムにおいて、 前記車両の安全運転に寄与する安全運転状態を検出する
    安全度に応じて通行料金を変更する料金変更手段を備え
    たことを特徴とする有料道路課金システム。
  7. 【請求項7】 前記車両の安全運転に寄与する安全運転
    状態は、 前記車両の走行速度、休憩回数、または車線変更回数で
    あることを特徴とする請求項6記載の有料道路課金シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記料金変更手段は、 前記車両に設置されたナビゲーションシステムにより取
    得された前記車両の走行データに基いて前記車両の安全
    運転状態を判断することを特徴とする請求項6記載の有
    料道路課金システム。
  9. 【請求項9】 前記車両が渋滞等により通常の走行状態
    で走行できなかった走行状態や、前記車両の安全運転に
    寄与する運転状態に応じた点数を前記車両の通行の都度
    付与して累積し、 前記料金変更手段は、 前記点数の累積値に応じて前記通行料金を変更すること
    を特徴とする請求項1または請求項6記載の有料道路課
    金システム。
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