JP2005346294A - 自動料金収受システム用車載ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】有料道路を含む有料施設を使用する際に、自動料金収受システム車載機140による清算料金の割安感をユーザに伝えること。
【解決手段】車載ナビゲーション装置200には、有料施設の利用料金データを含む地図データ入力器60と、料金所に設けられた路側アンテナと無線通信により、利用料金を自動支払いするための自動料金収受システム車載機140が設けられている。料金所で自動料金収受システム車載機140により料金を清算した場合、コンピュータ80が地図データ入力器60から利用料金、及び自動料金収受システムの車載機140から清算料金を取得する。この取得した利用料金と清算料金との差額を算出する。この差額が表示装置100及び音声出力装置110を介してユーザに報知される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動料金収受システム用車載ユニットに関する。
従来、前払いしてある有料道路等の料金の残高に応じた経路を探索可能な車載ナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示されている車載ナビゲーション装置によれば、例えば、当該装置は、自動料金収受システム車載機から、前払いしてある料金の残高情報を取得する。この残高を超えない範囲で、自動料金収受システムの備えられた有料道路を通る経路を探索する。
特開2000−111352号公報
上述した車載ナビゲーション装置では、経路探索の際に、最低料金の区間でも前払いしてある料金の残高が不足する場合、この旨をユーザに報知していただけであった。このため、自動料金収受システムを利用することによるコスト面での利点をユーザに伝えることができなかった。自動料金収受システムを利用することによるコスト面での利点は、有料道路の利用料金に対して、自動料金収受システム利用時の料金が割引かれていることである。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、有料道路を含む有料施設を使用する際に、自動料金収受システム利用時の料金の割安感をユーザに伝えることが可能な自動料金収受システム用車載ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の自動料金収受システム用車載ユニットは、
有料施設の利用料金データを記憶するデータ記憶手段と、
有料施設の料金所に設置された路側アンテナとの無線通信により、有料施設の利用料金を所定の金額が割引かれた料金で自動清算可能な車載機と、
料金所で車載機により料金を清算した場合に、データ記憶手段に記憶される有料施設の利用料金と車載機による清算料金との第1の差額を算出する第1の差額算出手段と、
第1の差額算出手段により算出した第1の差額を報知する第1の報知手段とを備えることを特徴とする。
上述したように、請求項1に記載の自動料金収受システム用車載ユニットでは、料金所で車載機により料金を清算した場合に、ユーザは有料施設の利用料金と車載機による清算料金との第1の差額を知ることができる。これにより、有料施設を使用する際に、車載機による清算料金の割安感をユーザに伝えることができる。
請求項2に記載したように、第1の差額を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された第1の差額を呼び出す呼び出し手段とを備え、呼び出し手段によって記憶された第1の差額が呼び出されると、第1の報知手段は、第1の差額を報知することが好ましい。これにより、ユーザが所望するときに、使用した有料施設に関する第1の差額を確認することができる。
請求項3に記載したように、第1の差額の累積額を算出する累積額算出手段と、料金所で車載機により料金を清算した場合に、累積額を報知する第2の報知手段とを備えることが好ましい。累積額は、過去の車載機による清算料金の利用実績による全割引額に対応するものである。このため、ユーザに車載機による清算料金の割安感をより伝えることができる。
請求項4に記載したように、所定の期間を設定する期間設定手段と、累積額算出手段は、設定された所定の期間毎に累積額を算出し、第2の報知手段は、所定の期間毎に算出された累積額を報知しても良い。例えば、所定の期間が月単位で決定される。この決定された月単位で、累積額が算出及び報知される。これにより、ユーザが、所定の期間毎に累積額を把握することができる。
請求項5に記載したように、累積額を記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された第1の差額及び/又は第2の記憶手段によって記憶された累積額とを消去する消去手段とを備えても良い。これにより、ユーザが差額の履歴及び/又は累積額とを消去することを所望する場合、消去することが可能である。
請求項6に記載したように、累積額の目標額を設定する目標額設定手段と、目標額を記憶する第3の記憶手段と、累積額が記憶された目標額に達した場合、目標額に達したことを報知する第3の報知手段とを備えることが好ましい。例えば、ユーザが購入した車載機の料金を目標額として設定し、累積額が目標額に達した場合、ユーザに報知することによって、ユーザは累積額によって車載機を購入したと感じることができる。
請求項7に記載したように、目標額と累積額との第2の差額を算出する第2の差額算出手段と、第2の差額算出手段によって算出された第2の差額を報知する第4の報知手段とを備えることもできる。これにより、ユーザは目標額までの残りの累積額がいくらであるかを把握することができる。
請求項8に記載したように、有料施設は、有料道路、有料駐車場、ドライブスルーのいずれかであることが好ましい。これにより、有料道路以外でも、自動料金収受システムが利用できる有料駐車場またはドライブスルーであれば、自動料金収受システムを使用することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、自動料金収受システム用車載ユニットの一部の機能を車載ナビゲーション装置で実現する例を説明する。図1は、本実施形態による車載ナビゲーション装置200の概略構成を示すブロック図である。以下、本実施形態による車載ナビゲーション装置について詳細に説明する。
図1に示すように、車載ナビゲーション装置200は、位置検出器10、地図データ入力器60、操作スイッチ群70、外部メモリ90、表示装置100、音声出力装置110、リモコンセンサ120、ETC車載機140、及びこれらに接続されたコンピュータ80を備えている。
コンピュータ80は、本実施形態による有料道路の利用料金と車載機による清算料金との差額を算出する処理を実行するための各種の演算処理を実行するCPU、その演算処理を実行するためのプログラム等が記憶されたROM、演算処理に必要な情報を一次記憶するRAM等からなる周知の構成を有している。なお、上述したプログラムは、外部メモリ90を介して外部から取得したりすることもできる。
位置検出器10は、いずれも周知の地磁気センサ20、ジャイロスコープ30、距離センサ40、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機50を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器10を上述した内の一部で構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の車速センサ等を用いてもよい。
地図データ入力器60は、道路データ、背景データ、文字データ及び有料道路を含む有料施設の利用料金データなどを含むデジタル地図データをコンピュータ80に入力するための装置である。地図データ入力器60は、地図データを記憶する情報記憶媒体(図示せず)を有し、情報記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMまたはDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード、ハードディスク等を用いてもよい。
ここで、道路データの構成について説明する。道路データは、道路毎に固有の番号を付したリンクID、リンク座標データ、ノード座標データ、高速道路や国道等の道路種別を示す道路種別データ、道路幅員データ等の各データから構成されている。道路データにおけるリンクとは、地図上の各道路を、交差点、分岐点などを示すノードにより複数に分割し、そして2つのノード間をリンクとして規定したものである。そして、リンク座標データには、このリンクの始端と終端の座標が記述される。なお、リンクの途中にノードが含まれる場合には、ノード座標データにノード座標が記述される。この道路データは、地図を表示する以外に、マップマッチング処理を行なう際の道路の形状を与えるために用いられたり、目的地までの案内経路を検索する際に用いられる。
背景データは、道路地図を表示装置100に表示する際に、道路以外の表示対象となる施設形状、自然地形等を表示するためのデータである。文字データは、地名、施設名、道路名等を道路地図上に表示するためのものであり、表示位置に対応する地図上の座標を関連付けたデータとして構成している。なお、施設に関しては、その施設名に関連付けて電話番号や、住所等のデータも記憶されている。この施設に関するデータは、後述する外部メモリ90に記憶されているものであってもよい。
操作スイッチ群70は、例えば、後述する表示装置100と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、各種入力に使用される。
表示装置100は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置100の画面には位置検出器10から入力された車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器60より入力された地図データ、背景データ、目印データ等によって生成される車両周辺の道路地図を表示することができる。また、操作スイッチ群70や後述するリモコン130等の操作により、道路地図を所定の縮尺に変更して表示したり、道路地図をスクロールして表示したりすることも可能である。
音声出力装置110は、スピーカやオーディオアンプ等によって構成されるものである。リモコンセンサ120は、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)130からの各種の操作信号を受信し、コンピュータ80に出力する。ETC車載機140は、有料道路の料金所に設置された路側アンテナとの無線通信により、有料道路の利用料金を自動的に支払うものである。
本実施形態の車載ナビゲーション装置は、自動料金収受システム(以下、ETCシステムと呼ぶ)に関する情報をETC車載機140から取得可能である。取得する情報は、例えば、ETC車載機140による清算料金(以下、ETC料金と呼ぶ)である。ETCシステムは、有料道路の料金所(以下、ETCゲートと呼ぶ)に設けられた路側アンテナと、ETC車載機140との間で無線通信を行い、有料道路の利用料金の収受を行なうシステムである。有料道路のETCゲートには入口と出口があり、前払いの時は入口のETCゲート、後払いの時は出口のETCゲートにて、ETC車載機140により料金が清算される。
ETCシステムでは、ETC車載機140とETCカード(図示せず)とが必要である。このETCカードは、クレジットカード会社とユーザがETCカード契約を結ぶことによって、クレジットカード会社から発行される。また、ETCカードはETCシステムを利用するためのICカードであり、ETCカードのICチップに料金を支払うために必要なユーザの情報が暗号化して登録されている。この登録されている情報は、例えば、ユーザの金融機関の口座番号である。ユーザが利用した有料道路のETC料金は、後日、クレジットカード会社を経由して請求される。このETC料金は、有料道路の利用料金に対して所定の金額が割引かれる場合がある。例えば、所定の金額は利用料金に対して10%割引かれた金額である。
また、ユーザが、ETC料金を前払いすると、前払いした金額に応じて、増額された利用可能金額分を有料道路の料金として支払うことができる。具体的には、例えば、前払いした金額50000円に対して、利用可能金額が58000円になる。この場合、所定の金額が割引かれたETC料金を上述した利用可能金額より差し引きされる。
ETC車載機140は、上述したクレジットカード会社から発行されたETCカードに、コンピュータ80からの新たな情報を書き込むことができるようにしてもよい。この書き込まれる情報は、例えば、有料道路のETC料金、有料道路の利用料金とETC料金との差額、及び差額の累積額である。これにより、新たな情報が書き込まれたETCカードを異なるETC車載機で使用した場合であっても、このETCカードを使用して支払ったETC料金、上述した差額及び累積額をユーザが把握することができる。本実施形態では、これらの差額及び累積額が、それぞれETC効果額及び累積ETC効果額と呼ばれる。
次に、本実施形態におけるETC効果額算出処理について、図2及び図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。なお、図2はETC効果額算出処理のメインルーチンを示すフローチャートであり、図3は、ETCメニュー処理のルーチンを示すフローチャートである。
まず、図2のステップS20では、有料道路のETCゲートでETC料金が清算されたか否かを判定する。具体的には、ETC車載機140によるETC料金の清算完了を検知したか否かを判定する。ETC料金が精算されたと判定された場合、ステップS30に進む。ステップS30では、ETC効果額が算出及び記憶される。具体的には、コンピュータ80が地図データ入力器60から利用料金、及びETC車載機140からETC料金を取得する。この取得した利用料金とETC料金とを減算することによって、ETC効果額が算出される。このとき、この算出されたETC効果額は、コンピュータ80に記憶される。
ステップS40では、累積ETC効果額が算出及び記憶される。具体的には、例えば、ステップS30にて過去に記憶された複数のETC効果額と、ステップS40にて算出された最新のETC効果額とを加算することによって、累積ETC効果額が算出される。また、コンピュータ80は、この算出された累積ETC効果額を記憶し、最新の累積ETC効果額が算出された場合、記憶されている累積ETC効果額に最新の累積ETC効果額を上書き記憶する。ステップS30にて最新のETC効果額が算出された場合、この最新のETC効果額と、記憶されている累積ETC効果額とを加算することによって、累積ETC効果額が算出されるようにしてもよい。
ステップS50では、ステップS30にて算出されたETC効果額とステップS40にて算出された累積ETC効果額とが報知される。具体的には、例えば、図4に示すようなETC効果額表示画面210が表示装置100に表示される。図4の例では、ステップS30にてETC効果額が200円であると算出され、ステップS40にて累積ETC効果額が1000円であると算出された場合に、ETC効果額表示画面210には、「ETC効果額200円、累積ETC効果額1000円」という表示が道路地図に重ねて表示される。さらに、音声出力装置110を介して、「ETC効果額200円、累積ETC効果額1000円」という音声が出力される。これにより、ETCゲートで料金を清算したときに、ユーザは有料施設の利用料金とETC料金との差額であるETC効果額を知ることができる。この結果、有料施設を使用する際に、ETC料金の割安感をユーザに伝えることができる。また、累積ETC効果額は、過去のETCシステムの利用実績による全割引額に対応するものである。このため、累積ETC効果額を報知することにより、ユーザにETC料金の割安感をより伝えることができる。
ステップS60では、目標ETC効果額が設定されているか否かを判定する。目標ETC効果額は、ユーザが所望する累積ETC効果額の目標額である。目標ETC効果額の設定方法については、後に説明する。目標ETC効果額が設定されていなかったと判定された場合、ステップS20に戻る。一方、目標ETC効果額が設定されていたと判定された場合、ステップS70に進む。
ステップS70では、ステップS40にて算出された累積ETC効果額が目標ETC効果額に達したか否かを判定する。達しなかったと判定された場合、ステップS20に戻る。一方、達したと判定された場合、ステップS80に進む。ステップS80では、ステップS40にて算出された累積ETC効果額が目標ETC効果額に達したことが報知される。具体的には、例えば、音声出力装置110を介して、「目標ETC効果額に達しました」という音声が出力される。これにより、例えば、ユーザが購入したETC車載機140の料金を目標ETC効果額として設定し、累積ETC効果額が目標額に達した場合、ユーザに報知することによって、ユーザは累積ETC効果額によってETC車載機140を購入したと感じることができる。
一方、ステップS20において、ETC料金が清算されなかったと判定された場合、ステップS90に進む。ステップS90では、ETCメニューが呼び出されたか否かを判定する。ETCメニューとは、ステップS30にて記憶したETC効果額の履歴などを確認するための画面を表示するためのメニュー画面である。具体的には、例えば、図5に示すようなメニュー画面220が表示装置100に表示されており、メニュ−画面220中の「ETC」項目が選択されたか否かを判定する。「ETC」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS20に戻る。
一方、「ETC」項目が選択されたと判定された場合、ステップS100に進む。ステップS100では、ETCメニュー処理が実行される。このETCメニュー処理を図3のフローチャートを用いて説明する。
図3のフローチャートにおいて、まずステップS110では、例えば、図6に示すようなETCメニュー画面230が表示装置100に表示される。図6の例では、ETCメニュー画面230には、ステップS40にて算出された累積ETC効果額が1200円であった場合に、「累積ETC効果額1200円」という表示がされている。さらに、目標ETC効果額が10000円と設定されている場合、累積ETC効果額1200円に対して「目標ETC効果額まであと8800円」という表示もされている。これにより、ユーザは目標ETC効果額までの残りの累積ETC効果額がいくらであるかを把握することができる。
ステップS120では、ETCメニュー画面230中の「履歴表示」項目が選択されたか否かを判定する。「履歴表示」項目が選択されたと判定された場合、ステップS130に進む。ステップS130では、例えば、図7に示すようなETCシステム利用履歴画面240が表示装置100に表示される。図7の例では、ETCシステム利用履歴画面240には、ETCシステムが使用された年月日、利用区間及びETC効果額が表示されている。これらの各項目を選択することによって、ソートすることができるようにしてもよい。例えば、「ETC効果額」項目を選択することによって、履歴がETC効果額の小さい順にソートされる。また、この表示された以外の項目を表示してもよい。例えば、利用区間の利用料金、ETC料金などである。これにより、ユーザが所望するときに、使用した有料道路に関するETC効果額を確認することができる。
ステップS140では、ETCシステム利用履歴画面240中の「戻る」項目が選択されたか否かを判定する。「戻る」項目が選択されなかったと判定された場合、そのまま、待機状態となる。一方、「戻る」項目が選択されたと判定された場合、ステップS150に進む。
ステップS150では、ETCメニュー画面230が表示装置100に表示され、ETCメニュー画面230中の「終了」項目が選択されたか否かを判定する。「終了」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS120に戻る。一方、「終了」項目が選択されたと判定された場合、処理が終了される。
一方、ステップS120において、「履歴表示」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS160に進む。ステップS160では、ETCメニュー画面230中の「目標ETC効果額設定」項目が選択されたか否かを判定する。「目標ETC効果額」項目が選択されたと判定された場合、ステップS170に進む。
ステップS170では、例えば、図8に示すような目標ETC効果額入力画面250が表示装置100に表示される。目標ETC効果額入力画面250には、左側には、0〜9までの数字が表示されており、これらの数字を介して、ユーザの所望する目標ETC効果額が入力される。この入力された目標ETC効果額が右側に表示される。図8の例では、入力された目標ETC効果額は12000円である。
ステップS180では、目標ETC効果額入力画面250中の「取消」項目が選択されたか否かを判定する。「取消」項目が選択されたと判定された場合、ステップS150に進む。一方、「取消」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS190に進む。
ステップS190では、目標ETC効果額入力画面250中の「決定」項目が選択されたか否かを判定する。「決定」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS180に戻る。一方、「決定」項目が選択されたと判定された場合、ステップS200に進む。ステップS200では、決定された目標ETC効果額がコンピュータ80に記憶される。
一方、ステップS160において、「目標額設定」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS210に進む。ステップS210では、ETCメニュー画面230中の「累積ETC効果額リセット」項目が選択されたか否かを判定する。「累積ETC効果額リセット」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS120に戻る。一方、「累積ETC効果額リセット」項目が選択されたと判定された場合、ステップS220に進む。
ステップS220では、例えば、図9のような累積ETC効果額リセット画面260が表示装置100に表示される。図9の例では、累積ETC効果額リセット画面260には、「累積ETC効果額は現在12100円です。リセットしますか?」という質問文が表示されている。この質問文に対する回答として、「はい」または「いいえ」項目が選択される。
ステップS230では、累積ETC効果額リセット画面260中の「いいえ」項目が選択されたか否かを判定する。「いいえ」項目が選択されたと判定された場合、ステップS150に進む。一方、「いいえ」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS240に進む。
ステップS240では、累積ETC効果額リセット画面260中の「はい」項目が選択されたか否かを判定する。「はい」項目が選択されなかったと判定された場合、ステップS230に戻る。一方、「はい」項目が選択されたと判定された場合、ステップS250に進む。ステップS250では、累積ETC効果額がリセットされる。
以上、説明したように本実施形態によれば、ETCゲートでETC車載機140によりETC料金を清算した場合に、ユーザは有料施設の利用料金とETC車載機140によるETC料金との差額、すなわち、ETC効果額を知ることができるようにした。これにより、有料施設を使用する際に、ETC車載機140によるETC料金の割安感をユーザに伝えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、記憶された累積ETC効果額を消去するまで、ETC効果額の累積額が算出される例を説明した。しかしながら、所定の期間を設定し、所定の期間毎に累積ETC効果額を算出し、ユーザに報知してもよい。例えば、所定の期間が月単位で決定される。この決定された月単位で、累積ETC効果額が算出及び報知される。これにより、ユーザが、所定の期間毎に累積ETC効果額を把握することができる。
また、上述した実施形態では、ETCシステムを有料道路で使用する例を説明した。しかしながら、有料道路だけではなく有料駐車場またはドライブスルーで使用してもよい。これにより、有料道路以外でも、ETCゲートが設備されている有料駐車場またはドライブスルーであれば、ETCシステムを使用することができる。
さらに、上述した実施形態では、累積ETC効果額がリセットできる例を説明した。しかしながら、累積ETC効果額がリセットされるとともに、ETC効果額の履歴もリセットされるようにしても良い。さらに、ETCシステム使用履歴画面240に「リセット」項目を加えることによって、ETC効果額の履歴をリセットできるようにしても良い。これにより、ユーザがETC効果額の履歴及び/又は累積ETC効果額を消去することを所望する場合、消去することが可能である。
車載ナビゲーション装置200の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態における、ETC効果額算出処理のメインルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態における、ETCメニュー処理のルーチンを示すフローチャートである。 本実施形態における、ETC効果額表示画面210の表示例を示すイメージ図である。 本実施形態における、メニュー画面220の表示例を示すイメージ図である。 本実施形態における、ETCメニュー画面230の表示例を示すイメージ図である。 本実施形態における、ETCシステム利用履歴画面240の表示例を示すイメージ図である。 本実施形態における、目標ETC効果額入力画面250の表示例を示すイメージ図である。 本実施形態における、累積ETC効果額リセット画面260の表示例を示すイメージ図である。
符号の説明
10…位置検出器
20…地磁気センサ
30…ジャイロスコープ
40…距離センサ
50…GPS受信機
60…地図データ入力器
70…操作スイッチ群
80…コンピュータ
90…外部メモリ
100…表示装置
110…音声出力装置
120…リモコンセンサ
130…リモコン
140…ETC車載機

Claims (8)

  1. 有料施設の利用料金データを記憶するデータ記憶手段と、
    有料施設の料金所に設置された路側アンテナとの無線通信により、当該有料施設の利用料金を所定の金額が割引かれた料金で自動清算可能な車載機と、
    前記料金所で前記車載機により料金を清算した場合に、前記データ記憶手段に記憶される有料施設の利用料金と前記車載機による清算料金との第1の差額を算出する第1の差額算出手段と、
    前記第1の差額算出手段により算出した前記第1の差額を報知する第1の報知手段とを備えることを特徴とする自動料金収受システム用車載ユニット。
  2. 前記第1の差額を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段によって記憶された前記第1の差額を呼び出す呼び出し手段とを備え、
    前記呼び出し手段によって前記記憶された第1の差額が呼び出されると、前記第1の報知手段は、当該第1の差額を報知することを特徴とする請求項1に記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  3. 前記第1の差額の累積額を算出する累積額算出手段と、
    前記料金所で前記車載機により前記料金を清算した場合に、前記累積額を報知する第2の報知手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  4. 所定の期間を設定する期間設定手段と、
    前記累積額算出手段は、前記設定された所定の期間毎に前記累積額を算出し、前記第2の報知手段は、前記所定の期間毎に算出された累積額を報知することを特徴とする請求項3に記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  5. 前記累積額を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段によって記憶された前記第1の差額及び/又は前記第2の記憶手段によって記憶された前記累積額を消去する消去手段とを備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  6. 前記累積額の目標額を設定する目標額設定手段と、
    前記目標額を記憶する第3の記憶手段と、
    前記累積額が前記記憶された目標額に達した場合、当該目標額に達したことを報知する第3の報知手段とを備えることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  7. 前記目標額と前記累積額との第2の差額を算出する第2の差額算出手段と、
    前記第2の差額算出手段によって算出された第2の差額を報知する第4の報知手段とを備えることを特徴とする請求項6に記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
  8. 前記有料施設は、有料道路、有料駐車場、ドライブスルーのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の自動料金収受システム用車載ユニット。
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