JP2016189167A - 情報提示装置及び情報提示システム、情報提示方法及び情報提示用プログラム - Google Patents

情報提示装置及び情報提示システム、情報提示方法及び情報提示用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の運転技術自体を向上させることが可能な情報提示装置を提供する。
【解決手段】車両を運転する運転者の運転技量のレベルを決定する決定部1と、決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって運転技量を向上させるためのアドバイス情報を運転者に提示するために提示する提示制御部3と、を備える。
【選択図】図2

Description

本願は、情報提示装置及び情報提示システム、情報提示方法及び情報提示用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、運転者に情報を提示する情報提示装置及び情報提示方法、情報提示システム及び情報提示装置用のプログラムの技術分野に属する。
近年、車両や自転車等の移動体に搭載され、地図等を表示しつつ当該移動体の移動を案内するナビゲーション装置が広く一般化している。また最近のナビゲーション装置では、通常の経路案内等の他に、その使用者にとって便利な種々の情報を提示する構成が追加されているものがある。ここで、このような先行技術が記載されている特許文献として、下記特許文献1が挙げられる。
この特許文献1に記載されている構成では、車両に搭載されているナビゲーション装置において、その運転者が一般的な日本仕様の車両の運転や日本の交通ルールに不慣れである場合に生じる特異な状況が生じたか否かを判定し、当該特異な状況が生じた場合に、それ以降の案内の内容を変更することとされている。このとき当該内容の変更とは、例えば、運転者に対して行う案内に用いる言語を切り換えたり、或いは、当該内容の詳細度を上げたりすることとされている。
特開2005−291784号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術では、運転者が日本仕様の車両の運転に不慣れか否か等に基づいて案内の内容を変更することとされているものの、その運転者の運転技術自体を向上させることについては、全く考慮されていない。従って、日本仕様の車両に不慣れか否か等以前に、そもそも運転技量自体が未熟な運転者に対しては、特許文献1に記載されている技術における案内内容の変更自体が全く意味を為さないという問題点がある。
そこで本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、運転者の運転技術自体を向上させることが可能な情報提示装置及び情報提示方法、情報提示システム及び情報提示装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得手段と、前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する決定手段と、前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるためのアドバイス情報を提示する提示手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、運転者と共に移動する端末装置と、ネットワークを介して当該端末装置と接続されるサーバ装置と、を含む情報提示システムにおいて、前記サーバ装置は、前記運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得手段と、前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する決定手段と、前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるためのアドバイス情報を決定する決定手段と、前記決定されたアドバイス情報を、前記運転者と共に移動する前記端末装置に送信する送信手段と、を備え、前記端末装置は、前記送信されたアドバイス情報を受信する受信手段と、前記受信したアドバイス情報を前記運転者に提示する提示手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、運転者にアドバイス情報を提示する情報提示装置において実行される情報提示方法において、運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得工程と、前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する決定工程と、前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるための前記アドバイス情報を提示する提示工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報提示装置として機能させる。
実施形態に係る情報提示装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係るナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例に係るアドバイス情報の内容を例示する図である。 実施例に係る運転特徴/レベル判定処理を示すフローチャートである。 実施例に係るアドバイス情報提示処理を示すフローチャートである。 第1変形例に係るナビゲーションシステムの概要構成を示すブロック図である。
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態に係る情報提示装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る情報提示装置Sは、取得手段1と、決定手段2と、提示手段3と、を備えて構成されている。
この構成において取得手段1は、運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する。
そして決定手段2は、取得手段1により取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する。
これにより提示手段3は、決定手段2により決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって上記運転者の運転技量を向上させるためのアドバイス情報を提示する。
以上説明したように、実施形態に係る情報提示装置Sの動作によれば、運転者の運転期間又はその運転距離の少なくともいずれか一方に基づいて運転者の運転技量のレベルを決定し、その決定されたレベルに応じ且つ運転技量を向上させるためのアドバイス情報を提示するので、運転者の運転技量自体を向上させることができる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図5を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、それが搭載されている車両の移動を案内するナビゲーション装置における情報提示の制御に対して実施形態を適用した場合の実施例である。
また、図2は実施例に係るナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図であり、図3は実施例に係るアドバイス情報の内容を例示する図であり、図4は実施例に係る運転特徴/レベル判定処理を示すフローチャートであり、図5は実施例に係るアドバイス情報提示処理を示すフローチャートである。このとき図2では、図1に示した実施形態に係る情報提示装置Sにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該情報提示装置Sにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。
図2に示すように、実施例に係るナビゲーション装置NVは、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記録媒体からなる記録部5と、CPU、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等からなる処理部6と、図示しない外部の例えばインターネット等のネットワークに接続されるインターフェース7と、操作ボタン又はタッチパネル等からなる操作部8と、センサ部9と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ10と、により構成されている。この構成において処理部6が、本願に係る「時期情報取得手段」の一例、「回数情報取得手段」の一例及び「特徴情報取得手段」の一例に、それぞれ相当する。
また処理部6は、実施形態に係る取得手段1の一例としての内部インターフェース1と、実施形態に係る決定手段2の一例としての決定部2と、実施形態に係る提示手段3の一例としての提示制御部3と、により構成されている。このとき、内部インターフェース1、決定部2及び提示制御部3は、処理部6を構成するCPU等のハードウェアロジック回路により実現されていてもよいし、後述する実施例に係る運転特徴/レベル判定処理及びアドバイス情報提示処理にそれぞれ対応するプログラムを上記CPU等が読み出して実行することにより、ソフトウェア的に実現されるものであってもよい。この場合のプログラムは、記録部5に予め記録されているものを上記CPU等により読み出してもよいし、上記ネットワークを介して取得したものを上記CPU等により実行させてもよい。更に、図2に破線で示すように、処理部6の内部インターフェース1、決定部2及び提示制御部3により、実施形態に係る情報提示装置Sに相当する実施例を構成している。
この構成において記録部5には、後述する実施例に係るアドバイス情報提示処理により提示されるアドバイス情報の内容やその提示タイミングを示すアドバイス情報データベースADが不揮発性に記録されている。このアドバイス情報データベースADについては、後ほど図3を用いて具体的に説明する。この他記録部5には、上記プログラムの他、ナビゲーション装置NVにおいて実行される車両の案内処理に供されるナビゲーションプログラムや当該案内処理のための地図データ等が不揮発性に記録されている。
ここで実施例に係るアドバイス情報は、ナビゲーション装置NVとして実行される案内処理として提示される各情報とは異なり、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の運転者における運転技量の向上及び安全運転の実行を促すことを目的として当該運転者に提示される情報である。このアドバイス情報としては後述するように、当該運転者の運転技量のレベルに応じて異なる運転技量向上等のための情報が、例えばディスプレイ10に表示されたり、或いは図示しないスピーカから音声として出力されたりする。なお実施例に係るナビゲーション装置NVにおいて上記アドバイス情報提示処理を実行するモードを、以下「教習モード」と称する。このとき、ナビゲーション装置NVが現在教習モードであるか否か、即ち現在教習モードが「オン」であるか否かは、例えば記録部5内に設定される図示しない教習モードフラグにより示される。
一方センサ部9は、例えばGPS(Global Positioning System)航法衛星からの航法電波を受信するGPS受信部並びに加速度センサ及び距離センサを備える。そして、これらを用いてセンサ部9は、ナビゲーション装置NVの現在位置(換言すれば、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の現在位置)を示す現在位置データ、当該車両の進行方向を示す進行方向データ、当該車両の速度及び移動距離にそれぞれ対応する加速度データ及び速度データ並びに距離データをそれぞれ生成して処理部6に出力する。なお以下の説明において、上記現在位置データ、上記進行方向データ、上記加速度データ、上記速度データ及び上記距離データを総称する場合、単に「走行状態データ」と称する。またセンサ部9は、当該車両のウインカの動作状態やシートベルトの装着状態を示す車両状態データを生成して処理部6に出力する。
他方操作部8は、上記車両の運転者によりその運転免許の取得時期が入力されると、当該入力された取得時期示す取得時期データを生成して処理部6に出力する。これに加えて操作部8は、移動する経路を設定するための操作やディスプレイ10に表示されるべき地図を指定する操作等が行われると、当該各操作に対応する操作信号を生成して処理部6に出力する。
ここで上記運転免許の取得時期の入力は、運転者が操作部8を操作することにより直接入力してもよいし、運転免許としてのIC(Integrated Circuit)カードと通信を行うことにより処理部6において取得してもよい。また、運転免許の取得時期を入力することに限らず、当該取得時期の入力に代えて、例えば運転期間(例えば「一ヶ月未満」、「一ヶ月〜半年」等)や運転距離(例えば「30キロメートル未満」、「30〜100キロメートル」等)を、操作部8を操作することにより直接入力してもよい。この場合、運転免許を取得した後の総運転期間や総運転距離である必要はなく、例えば、運転を行っていない期間が長い場合には、それ以前の運転期間や運転距離を考慮せず、運転を再開してからの運転期間や運転距離を入力してもよい。
またインターフェース7は、上記ネットワークを介して上記案内処理を実行するために必要な渋滞データや気象データ等を取得する場合に、処理部6と当該ネットワークとの間の諸データの授受を制御する。
これらにより処理部6の内部インターフェース1は、センサ部9からの上記走行状態データ及び上記車両状態データの入力を制御すると共に、上記インターフェース7との間のデータの授受を制御する。
そして処理部6の決定部2は、後述する実施例に係る運転特徴/レベル判定処理として、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の運転者の運転における種々の特徴を、例えば上記走行状態データ及び上記車両状態データに基づいて検出すると共に、当該各特徴、又は上記操作部8において入力された上記取得時期データの少なくともいずれかに基づいて当該運転者の運転技量のレベルを決定する。この場合に決定部2は、例えば、「レベル1」、「レベル2」及び「レベル3」の三段階の当該レベルを決定する。このとき、レベル1は運転経験が浅いか又は長期間運転していない「初級」に相当するレベルであり、レベル2はある程度経験を積んで運転にも慣れてきた「中級」に相当するレベルであり、レベル3は十分な運転経験を積んだといえる「上級」に相当するレベルである。なお決定部2は、上記運転免許の取得時期に基づいて運転技量のレベルを決定することに限らず、操作部8を介して入力された上記運転期間や運転距離に基づいて当該レベルを決定してもよい。
そして処理部6の提示制御部3は、上記走行状態データ及び車両状態データに基づき、予め設定されたタイミング又は車両の状態に応じて、その時点における運転者の運転技量のレベルに対応した上記アドバイス情報を選択し、ディスプレイ10又は上記スピーカを用いて当該運転者に提示する。
以上の内部インターフェース1、決定部2及び提示制御部3としての処理の他に処理部6は、操作部8からの操作信号に基づき、インターフェース7を介して取得した上記渋滞データ等を用いて、後述する実施例に係る運転特徴/レベル判定処理以外の上記案内処理等を実行する。このとき、当該案内処理等に必要な地図等は、記録部5に記録されている上記地図データを用いてディスプレイ10に表示される。
次に、実施例に係る上記アドバイス情報データベースADについて、具体的に図3を用いて説明する。
上述したように実施例に係るアドバイス情報データベースADには、ナビゲーション装置NVが搭載されている車両の運転者における「運転技量の向上」及び「安全運転の実行」を促すことを目的として提示される情報である実施例に係るアドバイス情報の、具体的な内容やその提示タイミング等が記述されている。なお以下の説明では、アドバイス情報に相当する文字又は文章をディスプレイ10に表示すること、又は上記スピーカを用いて当該文字又は文章に相当する音声等を放音(出力)することを、単にアドバイス情報の「提示」と称する。
より具体的に実施例に係るアドバイス情報データベースADとしては図3に例示されるように、例えば上記提示されるべきアドバイス情報の内容とその提示タイミングとが、複数段階に分けられた上記運転者の運転技量のレベルごとに記述されている。また各アドバイス情報は、番号等により相互に識別可能に記述されている。更に上記運転技量のレベルは、上述したように「レベル1」から「レベル3」の三段階に分けられている。
即ち例えば、図3に例示する番号1で識別されるアドバイス情報としては、ナビゲーション装置NV自体の起動時又は当該ナビゲーション装置NVを用いた案内処理の開始の少なくともいずれかにおいて、運転技量がレベル1及びレベル2の運転者に対しては「運転前にバックミラーを必ず調整しましょう」といった文言が提示されるべきことが記述され、また運転技量がレベル3の運転者に対しては「運転前の準備は完了していますか?」といった、上記レベル1及びレベル2の場合に比してより高度の内容に相当する文言が提示されるべきことが記述されている。また例えば、図3に例示する番号3で識別されるアドバイス情報としては、ナビゲーション装置NVを用いた案内処理の開始後において、予め設定されている注意地点に近付いたタイミングにおいて、運転技量がレベル1の運転者に対しては「右左折時には歩行者に気を付けましょう」といった文言が提示されるべきことが記述され、運転技量がレベル2の運転者に対しては「右左折時には巻き込みに注意しましょう」といった、上記レベル1の場合に比して一段階高度の内容に相当する文言が提示されるべきことが記述され、更に運転技量がレベル3の運転者に対しては「右折時には道を譲って貰ってもよく周囲を確認しましょう」といった、上記レベル2の場合に比して更に一段階高度の内容に相当する文言が提示されるべきことが記述されている。このように、実施例に係るアドバイス情報データベースADでは、提示対象たる運転者の運転技量のレベルに応じて、そのレベルが高くなるに従って(運転技量的に)より高度な内容のアドバイス情報が提示されるべき場合(図3における番号1乃至番号4参照)と、当該レベルに関係なく一定の内容のアドバイス情報が提示されるべき場合(図3における番号5乃至番号7参照)と、が分けて記述されている。
一方実施例に係るアドバイス情報としては、上述したようなそれ自体の内容だけでなく、ナビゲーション装置NVが実施例に係る教習モードがオンである場合において、各アドバイス情報の提示のタイミングを上記運転技量のレベルに応じて変えるべき点もアドバイス情報データベースAD内に記述されている。即ち例えば、ナビゲーション装置NVにおいて教習モードがオンである場合において、図3に例示する番号8のアドバイス情報では、運転技量がレベル1の運転者に対して図3における番号3乃至番号7のアドバイス情報を提示する際には、当該アドバイス情報として規定されている提示のタイミングを2秒早めて提示されるべきことが記述され、運転技量がレベル2の運転者に対しては当該提示のタイミングを1秒早めて提示すべきことが記述され、更に運転技量がレベル3の運転者に対しては当該提示のタイミングを早めることはしない旨が記述されている。また図3に例示する番号9のアドバイス情報では、当該運転者の運転の特徴に応じて、いずれかのアドバイス情報の提供の頻度を既定値よりも多くして提示すべきことが記述されている。
次に、上記処理部6を中心とした実施例に係る運転特徴/レベル判定処理及びアドバイス情報提示処理について、具体的に図2乃至図5を用いて説明する。
始めに、実施例に係る運転特徴/レベル判定処理について説明する。当該運転特徴/レベル判定処理は、例えば予め設定された一定期間ごとに例えば割込処理として繰り返される処理である。
対応するフローチャートを図4に示すように、実施例に係る運転特徴/レベル判定処理では、当該運転特徴/レベル判定処理が開始されると、先ず処理部6の決定部2は、ナビゲーション装置NVを搭載した車両がその運転者により運転されている間において、例えば急ブレーキの操作や急発進の操作、或いは急な車線変更の操作等が行われた場合、それらの操作を例えば内部インターフェース1を介してセンサ部9から出力される上記進行方向データ、上記加速度データ又は上記速度データを用いた従来と同様の方法により検出し、当該検出した操作の内容並びに当該操作が行われた地点及び時刻を実施例に係る走行状態として、当該走行状態を示す走行状態データを記録部5に一時的に記録する(ステップS1)。これに加えて決定部2は、同様にナビゲーション装置NVを搭載した車両がその運転者により運転されている間において、ウインカの状態やサイドブレーキの状態、或いはバックギアへの切り換え状態を従来と同様の方法により検出し、当該検出した状態並びに当該状態となった地点及び時刻を実施例に係る車両状態として、当該車両状態を示す車両状態データを記録部5に一時的に記録する(ステップS1)。
次に決定部2は、予め設定された期間において上記ステップS1により記録した走行状態及び車両状態に基づいて、上記運転者の運転技量に関する特徴を判定する(ステップS2)。より具体的に決定部2は、例えば急ブレーキの操作が多い運転者については、上記特徴として「急ブレーキが多い」旨の例えばフラグを記録部5において設定する。また急な車線変更の操作が多い運転者については、上記特徴として「急な車線変更が多い」旨、又は「蛇行運転が多い」旨の例えばフラグを記録部5において設定する。更に、例えば右左折時にウインカを出さないことが予め設定された割合以上で発生する運転者については、上記特徴として「ウインカを出さないことが多い」旨の例えばフラグを記録部5において設定する。
更に決定部2は、上記ステップS1により記録された走行状態及び車両状態、上記ステップS2により設定された当該運転技量に関する特徴、又は操作部8から出力された上記取得時期データ等に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する(ステップS3)。より具体的に決定部2は、例えば、当該取得時期データにより示される運転免許の取得時期以降現在までの、当該運転免許を用いた運転期間又は運転距離の少なくともいずれか一方に基づき、当該少なくともいずれか一方が長いほど、運転技量のレベルが高くなるように当該レベルを決定する。またこの他に決定部2は、上記ステップS1により記録された走行状態及び車両状態と、上記ステップS2により設定された当該運転技量に関する特徴と、に基づき、予め設定された運転期間又は運転距離において当該運転者が予め設定された急ブレーキ操作等の危険操作(危険行為)を行った回数が少ないほど、運転技量のレベルが高くなるように当該レベルを決定してもよい。更に決定部2は、予め設定された中断期間以上運転してない運転者の運転技量のレベルをレベル1と決定してもよい。
ステップS3により当該運転者の運転技量のレベルが決定されたら、その後決定部2は当該レベルを示すレベルデータを記録部5に記録する(ステップS4)。その後決定部2は、例えば当該車両が停止したか否かを判定する等により実施例に係る運転特徴/レベル判定処理を終了するか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において当該運転特徴/レベル判定処理を終了する場合(ステップS5;YES)、決定部2は当該運転特徴/レベル判定処理をそのまま終了する。一方ステップS5の判定において、当該運転特徴/レベル判定処理を継続する場合(ステップS5;NO)、決定部2は上記ステップS1に戻って上述した処理を繰り返す。
なお、上記運転技量のレベルの決定処理(上記ステップS4及びステップS5参照)については、上記運転特徴/レベル判定処理の一環として実行する他に、後述する実施例に係るアドバイス情報提示処理において、当該アドバイス情報提示処理として提示するアドバイス情報を決定する前までに実行してもよい。
次に、実施例に係るアドバイス情報提示処理について説明する。当該アドバイス情報提示処理は上記運転特徴/レベル判定処理と同様に、例えば予め設定された一定期間ごとに例えば割込処理として繰り返される処理である。このとき、実施例に係る運転特徴/レベル判定処理の実行サイクルと実施例に係るアドバイス情報提示処理の実行サイクルとは、必ずしも一致していなくともよい。
対応するフローチャートを図5に示すように、実施例に係るアドバイス情報提示処理では、当該アドバイス情報提示処理が開示されると、先ず処理部6の提示制御部3は、アドバイス情報データベースADに記述されている各アドバイス情報において定義されている、当該アドバイス情報を提示するタイミングが到来したか否かを判定する(ステップS10)。このとき提示制御部3は、上記タイミングが到来したか否かを、全てのアドバイス情報ごとに、例えば内部インターフェース1を介してセンサ部9から出力される上記走行状態データ及び上記車両状態データ等に基づいて判定する。より具体的に提示制御部3は、例えば図3に例示する番号1のアドバイス情報については、ナビゲーション装置NV自体が起動されたか否か、及びナビゲーション装置NVを用いた案内処理が開始されたか否かを判定する。また提示制御部3は、例えば図3に例示する番号3のアドバイス情報については、ナビゲーション装置NVによる案内中において右折又は左折した否かを判定する。以上のようにしてステップS10の判定を行った結果、当該判定においてアドバイス情報の提示のタイミングが到来していない場合(ステップS10;NO)、提示制御部3は後述するステップS15の判定に移行する。
一方ステップS10の判定においてアドバイス情報の提示のタイミングが到来している場合(ステップS10;YES)、提示制御部3は次に、現在ナビゲーション装置NVにおいて実施例に係る教習モードがオンであるか否かを、記録部5に記録されている上記教習モードフラグを確認することにより判定する(ステップS11)。
ここで当該教習モードフラグは、上述したようにナビゲーション装置NVにおいて現在教習モードがオンであるか否かを示すフラグである。そして教習モードフラグの設定については、例えばナビゲーション装置NVによる上記案内処理の開始時において、上記アドバイス情報の提示を受ける運転者が操作部8を操作することにより手動で教習モードのオン又はオフを設定する方法が挙げられる。またこの他、例えば図5のステップS2において判定された当該運転者の運転技量に関する特徴や、図5のステップS3において判定された当該運転者の運転技量のレベルに基づいて、自動的に教習モードフラグのオン又はオフを設定する方法が挙げられる。この自動で設定する方法の場合、例えば、上記運転技量に関する特徴として予め設定された危険操作が予め設定された期間内に予め設定された閾値回数以上行われたときに当該教習モードをオンとする方法や、上記運転技量のレベルが上記レベル1である場合は常に又は一定の運転回数ごとに教習モードをオンとする方法が考えられる。上記ステップS11の判定において現在ナビゲーション装置NVにおいて実施例に係る教習モードがオンでない場合(ステップS11;NO)、提示制御部3は後述するステップS15の判定に移行する。
他方上記ステップS11の判定において、現在ナビゲーション装置NVにおいて当該教習モードがオンである場合(ステップS11;YES)、提示制御部3は次に、センサ部9から出力される上記走行状態データ及び上記車両状態データ等に基づいて、上記ステップS10の判定に係る提示のタイミングで提示されるべきアドバイス情報を、記録部5に記録されている上記アドバイス情報データベースADを参照して決定する(ステップS12)。このステップS12の段階で、図3に示す例えば番号1のアドバイス情報乃至番号7のアドバイス情報のうち、いずれかのアドバイス情報がその時点で提示されるかが決定される。ステップS12により提示すべきアドバイス情報が決定されると、次に提示制御部3は、その時点で決定されている運転者の運転技量のレベルを記録部5に記録されている上記レベルデータを参照して確認し、当該確認したレベルにおいてステップS12により決定されたアドバイス情報を提示すべきレベルであるか否かを判定する(ステップS13)。このステップS13の判定では、例えば図3に例示する番号8のアドバイス情報の提示方法のように例えばレベル3の運転技量の運転者の場合は、アドバイス情報の提示又はその制御が不要とされる(ステップS13;NO)。当該ステップS13の判定において、その運転者の運転技量のレベルがアドバイス情報の提示又はその制御が不要とされているレベルである場合、提示制御部3は後述するステップS15の判定に移行する。
一方ステップS13の判定において、その運転者の運転技量のレベルがアドバイス情報の提示又はその制御が必要なレベルである場合(ステップS13;YES)、提示制御部3は次に、ステップS12により決定されたアドバイス情報を提示する(ステップS14)。
その後処理部6は、例えば当該車両に対する案内処理を終了するか否かを判定する等により実施例に係るアドバイス情報提示処理を終了するか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の判定において当該アドバイス情報提示処理を終了する場合(ステップS15;YES)、処理部6は当該アドバイス情報提示処理をそのまま終了する。一方ステップS15の判定において、当該アドバイス情報提示処理を継続する場合(ステップS15;NO)、処理部6は上記ステップS10に戻って上述した処理を繰り返す。
以上それぞれ説明したように、実施例に係る運転特徴/レベル判定処理及び実施例に係るアドバイス情報提示処理によれば、運転者の運転技量のレベルを決定し、その決定されたレベルに応じ且つ運転技量を向上させるためのアドバイス情報をその運転者に提示するので、運転者の運転技量自体を向上させることができる。
また、運転免許の取得時期以降の運転期間又は運転距離の少なくともいずれか一方が長いほど運転技量のレベルが高くなるようにそのレベルを決定する場合は、客観的に当該レベルを検出して適切なアドバイス情報を運転者に提示することができる。
更に、既定の運転期間又は運転距離における危険操作(危険行為)の発生回数が少ないほど運転技量のレベルが高くなるようにそのレベルを決定する場合は、実際の運転技量に対応したレベルを決定して適切なアドバイス情報を運転者に提示することができる。
また、運転技量のレベルに応じたアドバイス情報として、運転開始前の注意点に関するアドバイス情報(図3番号1参照)又は経路上の運転が難しい地点に関するアドバイス情報(図3番号2参照)等の少なくともいずれかを出力するので、適切なアドバイス情報を幅広く提示することができる。
更に、アドバイス情報の内容又は運転技量のレベルの少なくともいずれか一方に基づいて当該アドバイス情報の提示のタイミングを制御する場合(図3番号8参照)は、より適切に必要なアドバイスを提示することができる。
更にまた、アドバイス情報の提示を受ける運転者の運転の特徴に基づいてアドバイス情報の提示の頻度を制御する場合(図3番号9参照)は、運転者の特徴に応じてより適切にアドバイス情報を提示することができる。
[変形例]
次に、実施形態に係る変形例について説明する。
(1)第1変形例
先ず第1変形例について図6を用いて説明する。なお図6は、第1変形例に係るナビゲーションシステムの概要構成を示すブロック図である。
上述した実施例では、一つのナビゲーション装置NVにおいて実施例に係る運転特徴/レベル判定処理等を完結させて実行する場合について説明したが、これ以外に、例えば図6に例示するように、上記案内処理を実行可能なナビゲーション装置としての機能をそれぞれが有し且つ車両にそれぞれ搭載されている端末装置T1、端末装置T2、端末装置T3、…、端末装置Tn(nは自然数)と、サーバ装置SVと、当該端末装置T1等とサーバ装置SVとをそれぞれ接続する例えばインターネット等のネットワークNWと、により構成されるナビゲーションシステムSSに対して、実施形態を適用することも可能である。なお以下の説明において、端末装置T1、端末装置T2、端末装置T3、…、端末装置Tnに共通する事項を説明する場合、これらを纏めて単に「端末装置T」と称する。このとき各端末装置Tが、本願に係る「受信手段」の一例としての図示しないインターフェースと、本願に係る「提示手段」の一例としての図示しないディスプレイと、をそれぞれ備えている。
この図6に例示する第1変形例の場合、サーバ装置SVの処理部16に、実施例に係る内部インターフェース1に相当する内部インターフェース1aと、実施例に係る決定部2に相当する決定部2aと、実施例に係る提示制御部3に相当する提示制御部3aと、を備えさせる。なお、図6に示すアドバイス情報データベースADは実施例に係るアドバイス情報データベースAD(図3参照)と同様のデータベースであり、記録部15は当該アドバイス情報データベースADを含む各種データやプログラム等を不揮発性に記録し、操作部18は必要な操作が行われるキーボード及びマウス等からなる操作部であり、インターフェース17は処理部16と各端末装置Tとの間のデータの授受を制御する。このとき、決定部2aが本願に係る「レベル決定手段」の一例に相当し、提示制御部3aが本願に係る「情報決定手段」の一例に相当し、インターフェース17が本願に係る「取得手段」の一例及び本願に係る「送信手段」の一例にそれぞれ相当する。
そして図6に例示するナビゲーションシステムSSでは、各端末装置Tが搭載されている車両の運転者の運転免許の取得時期を示す取得時期データは各端末装置Tからそれぞれ出力され、サーバ装置SVの記録部15に運転者ごとに記録/蓄積される。また、端末装置Tが搭載されている車両についての上記走行状態データ及び上記車両状態データも各端末装置Tからそれぞれ出力され、サーバ装置SVの記録部15に運転者ごとに記録/蓄積される。なお上記取得時期データは、各端末装置Tからではなく、当該運転者の氏名等を手掛かりとして上記ネットワークNWに接続された他の装置(例えば、運転免許管理システムのサーバ装置)から取得してもよい。これらによりサーバ装置SVの処理部16は、端末装置Tごとに、当該端末装置Tによる案内処理の対象となっている運転者の運転技量のレベルと、当該端末装置Tにおいてその運転者に提示すべきアドバイス情報及びその提示のタイミングと、をそれぞれ決定すると共に、当該運転者に注意させるべき運転上の地点又はその属性を決定する。そして処理部16は、当該決定された地点自体又は当該地点の属性を示す地点データ、及び当該地点において提示されるべきアドバイス情報(当該アドバイス情報を提示すべきタイミングを示すタイミングデータを含む)を、インターフェース17を介して、当該アドバイス情報が提示されるべき端末装置Tに取得させる。これらにより、当該アドバイス情報等を取得した端末装置Tは例えば、上記地点データにより示される地点に接近した場合に、当該地点データと共にサーバ装置SVから送信されてきたアドバイス情報を、当該地点データにより示される地点等に関連付けて、アドバイス情報として送信されてきた上記タイミングデータにより示される提示のタイミングで、当該端末装置Tの図示しないディスプレイ等を用いて運転者に提示する。
以上説明した第1変形例に係るナビゲーションシステムSSによれば、運転者と共に移動する端末装置Tからその運転者に係る走行状態等をサーバ装置SVにおいて取得し、その走行状態等を運転者ごとに記録/蓄積し、記録/蓄積された走行状態等に基づいて運転技量のレベルを決定する。更に、当該走行状態等及び運転技量のレベルに基づいて、その運転者に注意させるべき運転上の地点又はその属性を決定し、その決定された地点等を示す地点データを、その地点等に対応するアドバイス情報と共に、その運転者と共に移動する端末装置Tに取得させる。そして当該端末装置Tでは、地点データにより示される地点等に関連付けてアドバイス情報を運転者に提示する。よって、各端末装置Tが搭載されている車両の運転者ごとの走行状態等に基づいて、その運転者に注意させるべき地点等に関連するアドバイス情報を提示するので、より適切にその運転者の技量の向上を図ることができる。
(2)第2変形例
また第2変形例として、実施例に係るアドバイス情報提示処理に加えて、実施例に係る処理部6において、運転技量のレベルが例えばレベル1である運転者が運転する車両に搭載されているナビゲーション装置における経路設定時に、運転が容易な経路を設定するように構成してもよい。このとき当該運転が容易な経路としては、以下の経路が例示される。
(a)右折専用レーンが無い交差点における右折を極力避ける経路
(b)立体駐車場等、入り難い駐車場を極力避ける経路
(c)細い道を極力避ける経路
(d)バス通りを極力避ける経路
(3)その他の変形例
最後にその他の変形例として、運転中に、いわゆる前方視カメラによって例えば経路上の道路標識を認識し、ディスプレイ10等を用いて、当該道路標識の意味内容(例えば「一旦停止」等の意味内容)を提示するように構成してもよい。
また上述した実施例では、車両と共に移動するナビゲーション装置NVにおけるアドバイス情報の提示の制御に対して実施形態を適用したが、これ以外に、例えば移動体としての自転車と共に移動するナビゲーション装置におけるアドバイス情報の提示の制御に対して実施形態を適用してもよい。
更に、第1変形例におけるサーバ装置SVにて、複数の端末装置Tが同様の危険操作を行った地点を、運転者に注意させるべき運転上の地点として記録/蓄積し、他の端末装置Tが搭載されている車両がその地点を走行する際に、その地点等を示す地点データを、その地点等に対応するアドバイス情報と共に取得させることも可能である。より具体的には、運転技量のレベルが低い運転者が危険操作(例えば、急ブレーキ等)を行った地点を、サーバ装置SVにて受信する。そしてサーバ装置SVにおいて同一の地点について予め設定された所定回数(例えば、五回等)以上受信した場合に、その地点を運転技量のレベルが低い他の運転者又は関連するユーザに対して、「注意すべき地点」として送信するように構成してもよい。このとき、「注意すべき地点として送信する」とは、その地点を示す地点データと、その地点に対応するアドバイス情報を共に送信することを意味する。
更に、図4及び図5にそれぞれ示したフローチャートに相当するプログラムを、光ディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係る処理部6として機能させることも可能である。
1 取得手段(内部インターフェース)
1a 内部インターフェース
2 決定手段(決定部)
2a 決定部
3 提示手段(提示制御部)
3a 提示制御部
5、15 記録部
6、16 処理部
8、18 操作部
9 センサ部
10 ディスプレイ
S 情報提示装置
SS ナビゲーションシステム
NV ナビゲーション装置
SV サーバ装置
AD アドバイス情報データベース

Claims (9)

  1. 運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得手段と、
    前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する決定手段と、
    前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるためのアドバイス情報を提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする情報提示装置。
  2. 請求項1に記載の情報提示装置において、
    前記取得手段は、前記運転者が運転のために取得した運転免許の取得時期を示す時期情報を取得する時期情報取得手段を備え、
    前記取得手段は、前記取得した時期情報により示される前記取得時期以降の、当該運転免許を用いた前記運転期間を示す前記運転期間情報、又は当該運転免許を用いた前記運転距離を示す前記運転距離情報の少なくともいずれか一方を取得し、
    前記決定手段は、前記取得した少なくともいずれか一方に基づいて、前記運転期間又は前記運転距離の少なくともいずれか一方が長いほど前記レベルが高くなるように当該レベルを決定することを特徴とする情報提示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報提示装置において、
    前記取得手段は、予め設定された運転期間又は予め設定された運転距離における、前記運転者の運転に関連する危険行為の発生回数を示す回数情報を取得する回数情報取得手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得した回数情報に基づいて、前記発生回数が少ないほど前記レベルが高くなるように当該レベルを決定することを特徴とする情報提示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報提示装置において、
    前記提示手段は、前記決定されたレベルに応じた前記アドバイス情報として、
    (i)前記運転者による運転開始前の注意点に関する前記アドバイス情報、
    (ii)前記運転者による運転に関連する経路上にあり且つ当該運転が難しいとされている地点に関する前記アドバイス情報、
    (iii)前記経路上にあり且つ前記運転についての注意を払うべきとされている地点に関する前記アドバイス情報、
    (iv)前記運転の終了の際に注意すべきとされている事項に関する前記アドバイス情報、
    (v)前記運転におけるマナーに関する前記アドバイス情報、
    (vi)前記運転に関連する危険行為に対する注意喚起の前記アドバイス情報、及び、
    (vii)前記運転に関連する交通規則に関する前記アドバイス情報、
    を前記運転者に提示することを特徴とする情報提示装置。
  5. 請求項4に記載の情報提示装置において、
    前記(i)から前記(vii)のそれぞれのアドバイス情報は、前記レベルに応じて異なる内容であり、
    前記提示手段は、前記決定されたレベルに応じた内容の前記アドバイス情報を提示することを特徴とする情報提示装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報提示装置において、
    前記運転者の運転に関連する危険運転を示す危険運転情報を取得する特徴情報取得手段と、
    前記アドバイス情報を提示する提示モードと当該アドバイス情報を提示しない非提示モードとを切り換える切換手段であって、前記危険運転情報を取得した回数に基づいて、前記非提示モードと前記提示モードとを切り換える切換手段と、
    を更に備えることを特徴とする情報提示装置。
  7. 運転者と共に移動する端末装置と、ネットワークを介して当該端末装置と接続されるサーバ装置と、を含む情報提示システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得手段と、
    前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定するレベル決定手段と、
    前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるためのアドバイス情報を決定する情報決定手段と、
    前記決定されたアドバイス情報を、前記運転者と共に移動する前記端末装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記送信されたアドバイス情報を受信する受信手段と、
    前記受信したアドバイス情報を前記運転者に提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする情報提示システム。
  8. 運転者にアドバイス情報を提示する情報提示装置において実行される情報提示方法において、
    運転者の運転期間を示す運転期間情報又は当該運転者の運転距離を示す運転距離情報を取得する取得工程と、
    前記取得した運転期間情報又は運転距離情報の少なくともいずれか一方に基づいて、当該運転者の運転技量のレベルを決定する決定工程と、
    前記決定されたレベルに応じたアドバイス情報であって前記運転技量を向上させるための前記アドバイス情報を提示する提示工程と、
    を含むことを特徴とする情報提示方法。
  9. コンピュータを、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報提示装置として機能させることを特徴とする情報提示用プログラム。
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