JP2002303526A - 走行案内装置 - Google Patents

走行案内装置

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JP2002303526A
JP2002303526A JP2001106214A JP2001106214A JP2002303526A JP 2002303526 A JP2002303526 A JP 2002303526A JP 2001106214 A JP2001106214 A JP 2001106214A JP 2001106214 A JP2001106214 A JP 2001106214A JP 2002303526 A JP2002303526 A JP 2002303526A
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Manabu Takezaki
学 竹▲崎▼
Kenji Tamura
憲司 田村
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    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車通勤をしているため、同じ場所を通る
度に同じ音声案内を聞くことがうるさいと感じるユーザ
にとって、うるさく感じることない音声案内を行う。 【解決手段】 液晶ディスプレイに表示された施設に関
する音声案内の設定画面に従って、「毎回出力する。」
か「時々出力する。」かを選択する。「時々出力す
る。」を選択した場合には、さらに「規則的に出力す
る。」か「不規則に出力する。」かを選択し、「規則的
に出力する。」を選択した場合には、何回に1回かまた
は何週間に1回かを記入する。このような設定を基にC
PUが音声案内を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
て、車両走行中の案内を音声で行う走行案内装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の走行案内装置は、ナビゲ
ーション装置に組み込まれている。ナビゲーション装置
は、GPS受信機などの現在位置検出手段により現在位
置を検出し、その現在位置に対応する道路地図データを
DVD−ROMなどの記録媒体またはネットワークを通
じて取得して液晶ディスプレイに表示し、操作者が設定
した目的地までの推奨経路を経路探索手段が探索して、
液晶ディスプレイに表示された地図上に重ねて表示する
ものである。また、交差点やインターチェンジなどの分
岐点に近づくと、その拡大図や立体図が表示され、進行
方向の案内や到達点までの距離などが音声により案内さ
れる。さらに、経路上の渋滞情報などの道路交通情報
が、VICSにおける路上ビーコンやFM多重放送によ
り、または情報センターなどから取得して、液晶ディス
プレイに表示することができ、渋滞を避けた経路案内を
行うこともできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置では、例えば地図データにスクール
ゾーンなどと音声案内が記憶されて、スクールゾーンを
通る時に、その音声案内が行われるようになっている
と、同じ場所を毎回通る度にも音声案内が行われ、ユー
ザにとってはうるさく感じることなどがあり、また、そ
のために音声案内機能自体をオフに設定してしまった場
合には、そのまま他の地域内のスクールゾーンでも音声
案内されなくなってしまう。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ユーザが走行経路に関する音声案内を聞
くことのできる走行案内装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の走行案内装置は、走行経路に関して案内が
設定され、前記走行経路を複数回走行する際に、前記案
内の通知を、前記走行経路を走行する回数よりも少ない
回数で行うことを特徴とするものであり、音声案内を常
に行うのではないので、ユーザが音声案内をうるさく感
じることがなくなる。
【0006】また、本発明の走行案内装置は、前記案内
の通知を、所定期間中に所定回数行うことを特徴とする
ものであり、例えば3回に1回とか4回に1回のように
設定することにより、ユーザが音声案内をうるさく感じ
ることがなくなる。
【0007】また、本発明の走行案内装置は、前記走行
経路を走行する毎に、所定の確率で前記案内の通知を行
うことを特徴とするものであり、例えば乱数表に基づい
て時々出力することにより、ユーザが音声案内をうるさ
く感じることがなくなくなる。
【0008】また、本発明の走行案内装置は、前記案内
の通知が複数種類あり、前記複数種類のうち少なくとも
一つを選択して通知を行うことを特徴とするものであ
り、毎回同じ内容の音声案内を行うのではなく、異なる
内容の音声案内を行うことにより、ユーザが音声案内を
うるさく感じることがなくなる。
【0009】また、本発明の走行案内装置は、前記走行
経路を含む所定のエリアに複数回進入する際に、前記案
内の通知を、前記所定のエリアに進入する回数よりも少
ない回数で行うことを特徴とするものであり、音声案内
を所定のエリアに進入する度に行うのではないので、ユ
ーザが音声案内をうるさく感じることがなくなる。
【0010】また、本発明の走行案内装置は、前記所定
のエリアが、分離された複数のエリアで構成され、前記
複数のエリアを同一視して前記案内の通知を行うことを
特徴とするものであり、同一種別で、かつ離れて存在す
る複数のエリア、例えばエリアa1、a2、a3等を全
体としてまとめてエリアAとし、エリアa1、a2、a
3等のいずれかで案内が通知されれば、残りの他のエリ
アでは案内を通知しないようにすることで、ユーザがう
るさく感じることがなくなる。
【0011】また、本発明の走行案内装置は、前記所定
エリアが学校を中心とするスクールゾーンであることを
特徴とするものであり、スクールゾーンを走行中の注意
力を高めることができ、児童生徒に対する安全を確保す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
における走行案内装置を備えた車載ナビゲーション装置
の構成を示している。図1において、方位センサ1は、
振動ジャイロが使用され、自車の進行方位を検出する。
車速センサ2は、本装置を搭載した車両の車輪の回転数
に応じた車速パルスを発生する。各種センサ3は、車両
の後退を検知するセンサ、車両の駐車を検知するセン
サ、ライトの点灯を検知するセンサなどである。センサ
信号処理部4は、方位センサ1からの信号を基に車両の
進行方向を算出するとともに、車速センサ2からの車速
信号から車速や走行距離を算出し、さらに各種センサ3
からの信号を基に制御に必要な信号を生成する。DVD
−ROMドライブ5は、DVD−ROMから地図データ
や音声データ、音声認識用辞書データなどを読み出すも
のである。液晶ディスプレイ6は、地図および現在の自
車位置、方位、操作メニューなどを表示するものであ
り、その前面にリモコン7からの信号を受信する受光部
6aを備えている。リモコン7は、液晶ディスプレイ6
の前面に設けられたタッチパネルや操作ボタンなどとと
もに操作部を構成する。GPS受信機8は、複数の衛星
から送信される電波を受信演算することで自車の現在位
置(緯度・経度)を求めることができる。GPSアンテ
ナ9は、GPS電波を受信するためのアンテナである。
外部通信制御部10は、携帯電話等を介して外部のイン
ターネットなどのネットワークに接続するためのもので
ある。これらDVD−ROMドライブ5は、液晶ディス
プレイ6に一体化され、GPS受信機8とともに車両の
ダッシュボード上に配置され、車内LAN11を通じて
装置本体12の通信インターフェース13に接続されて
いる。装置本体12は、車両のトランクルームや車内の
センターコンソールなどに設置される。
【0013】マイク14は、車内の運転者近傍に配置さ
れ、ユーザが発声した語句を入力するものであり、音声
認識部15は、マイク14から入力された語句の単語を
周波数分析して入力音声を認識する。画像プロセッサ1
6は、地図データや自車の現在位置データ、建物データ
などに基づき表示画像の形成処理を行う。記憶部17
は、プログラムやデータを格納したROM、作業データ
を一時的に格納するRAM、画像データを格納するVR
AMなどを備えている。音声プロセッサ18は、音声認
識結果として出力された音素記号系列を音声信号に変換
したり、記憶部17のROMに記憶された音声データを
音声信号に変換する。スピーカ19は、音声プロセッサ
18からの信号を基に、検索結果や音声認識結果、走行
ルート上の交差点案内、分岐案内、料金所案内、出口案
内、スクールゾーン案内などの音声案内、リモコンでの
操作内容を音声で出力する。CPU(中央処理装置)2
0は、装置全体を制御し、ナビゲーション装置としての
機能を実現するために、現在位置算出手段、経路探索手
段などのソフトウエアプログラムを実行し、音声案内を
処理する。
【0014】次に、本実施の形態における動作について
説明する。図1において、所定の操作により装置を立ち
上げると、CPU20内の現在位置検出手段が、GPS
受信機8からの位置情報と、方位センサ1および車速セ
ンサ2からの信号をセンサ信号処理部4により処理した
データを基に、自車の正確な現在位置を算出する。この
自車位置情報に基づき、CPU20が、DVD−ROM
ドライブ5を通じてDVD−ROMから該当する道路地
図データを読み出し、画像プロセッサ16により画像デ
ータに変換して記憶部17のVRAMに一旦記憶した
後、色信号に変換して通信インターフェイス13を通じ
て液晶ディスプレイ6の画面上に自車位置とともに表示
する。道路地図データの取得は、外部通信制御部10を
通じて外部のサーバから取得することもできる。一方、
マイク14を通じて目的地などの住所名を入力すると、
音声認識部15がその住所名を認識し、CPU20はそ
の住所名を目的地に設定し、記憶部17のRAMに記憶
する。CPU20内の経路探索手段は、この特定された
目的地までの自車の現在位置からの最適な案内経路を算
出し、液晶ディスプレイ6の地図上に重ねて表示する。
運転者は液晶ディスプレイ6に表示された案内経路に沿
って車両を進めると、CPU20は、現在位置検出手段
が算出した現在位置情報と道路地図データ上の道路ネッ
トワークデータを基に、液晶ディスプレイ6上の自車位
置マークを順次更新してゆく。車両が案内経路中の分岐
点などに差し掛かると、道路地図データに付加された音
声案内がスピーカ19から出力される。運転者は、この
ようなナビゲーション装置の誘導により、迷うことなく
最短時間で目的地まで走行することができる。
【0015】次に、音声案内の例としてスクールゾーン
を走行する場合の例について説明する。DVD−ROM
に記録された道路地図データまたは外部通信制御部10
を通じて外部から取得した道路地図データには、スクー
ルゾーンを得るために保育園、幼稚園、養護学校、小学
校、中学校等の学校種別およびその位置(緯度・経度)
情報が含まれており、また、高速道路、一般道路、幅員
5.5m以上、幅員3.0m以上の道路種別およびその
位置(緯度・経度)情報が含まれており、さらに、行政
界による地域区分およびその位置(緯度・経度)情報等
が含まれている。さらにまた、隣接道路との距離情報な
どから道路密度を判別することができる。スクールゾー
ンは、学校を中心に半径何キロメートルのエリア以内と
予め設定されている。スクールゾーンの範囲は、例えば
保育園、幼稚園、養護学校、小学校の場合は狭く、中学
校の場合は広く設定されている。また、道路の幅員が
5.5m以上の場合は都会地であるとしてスクールゾー
ンを狭く設定し、幅員5.5メートルよりよりも狭い場
合は郊外地であるとしてスクールゾーンを広く設定され
ている。さらに、狭い範囲内に道路が混み合っているか
どうかを調べ、都会地か郊外地かを推定できる。また、
行政界による地域区分により、人口密集地の場合は狭
く、人口過疎地の場合は広く設定することもできる。こ
れらにより、実情に即したスクールゾーンを設定するこ
とができる。
【0016】また、記憶部17のROMには、スクール
ゾーン情報として、学校名とその所在地およびその緯度
・経度情報の他に、1年のうちの、春休み、夏休み、秋
休み、冬休み、祝祭日、休日等を除いた登校日情報およ
び通学時間帯情報、またそのスクールゾーンを通過する
場合の制限速度情報などとともに、スクールゾーンを通
過する際の種々の音声案内データが記憶されている。こ
れらのスクールゾーン情報は、メモリーカードに記憶し
たり、外部通信制御部10を通じて外部のサーバからダ
ウンロードして記憶部17のRAMに記憶するようにし
てもよい。
【0017】走行車両がスクールゾーン情報における学
校の緯度経度などから得られるスクールゾーン内に進入
しようとする場合、方位センサ1、車速センサ2、GP
S受信機8などからの情報で現在位置検出手段によって
得られた現在位置からスクールゾーン内に進入すること
が検出される。そしてCPU20が図2に示す処理を行
う。図2では、走行経路に関する案内としてスクールゾ
ーンの案内を通知することが設定されている場合に、進
入しようとしているスクールゾーンまでの距離が500
m以内かどうかを検出し(ステップS1)、500m以
上離れている場合は、500m以内になるまで検出を繰
り返す。そして、ステップS1でスクールゾーンまで5
00m以内と検出された場合に、そのスクールゾーンで
過去に案内通知された経歴を参照することにより、最近
1ヶ月以内にスクールゾーンの案内が実行されたかを判
断し(ステップS2)、既に1ヶ月以内に案内通知が実
行されている場合は、スクールゾーンの案内を通知せず
に案内処理を通知する。一方、ステップS1で1ヶ月以
内に案内通知が行われていないと判断された場合は、そ
のスクールゾーンで行う案内情報をスクールゾーン情報
から取得し、「500m先にスクールゾーンがありま
す。制限速度○○キロ以下で運転して下さい。」などの
メッセージを音声案内としてスピーカ19から出力する
(ステップS3)。さらに、現在位置がスクールゾーン
内に入ったかを検出し(ステップS4)、入った場合に
は、「スクールゾーンを走行中です。子供の飛び出しに
注意して下さい。」などのメッセージを音声案内として
スピーカ19から出力する(ステップS5)。そして、
現在位置がスクールゾーンから出たかを検出し(ステッ
プS6)、スクールゾーンから出たときに「スクールゾ
ーンを通過しました。これからも安全運転でお願いしま
す。」などのメッセージを音声案内としてスピーカ19
から出力する(ステップS7)。そして、次回にスクー
ルゾーンを通過する場合に案内通知を行うか否か判断さ
せるために、メッセージの案内通知を行った日時を経歴
として記憶し(ステップS8)、処理を終了する。
【0018】なお、案内のメッセージは、音声通知を行
う以外に、液晶ディスプレイ6に表示することで案内通
知を実施するものでもよい。また、スクールゾーンに進
入しようとしている場合の処理(ステップS2、S
3)、スクールゾーンに入った場合の処理(ステップS
4、S5)、スクールゾーンを通過する場合の処理(ス
テップS6、S7)は、それぞれ独立に行い、それぞれ
のステップで案内通知を行った日時を経歴として記憶す
ることにより、1ヶ月以内などの所定期間内にそれぞれ
の案内がそれぞれ複数回繰り返されることを避けること
ができ、また、スクールゾーンを通過した場合にのみ、
1ヶ月以内などの所定期間内にそれぞれ全ての案内を繰
り返すことを避けるようにすることもできる。
【0019】また、上記のように、スクールゾーンなど
の所定エリアの通過に応じて案内通知の有無(実行/未
実行)を切り換える以外に、走行中の道路(高速道路、
国道、県道などの道路区分)や走行中の地点(交差点や
ランドマークポイントなどの特定地点)など走行経路に
おいいて案内通知を行う場合に、その案内通知の有無を
切り換えることもできる。なお、所定エリアとは、所定
の走行経路(道路や地点)を含む所定範囲として取り扱
うこともできる。さらに、案内通知の有無の切り換え
は、上記のように所定期間内に1度とする以外に、所定
回数毎、あるいは所定の走行距離毎に1回あるいは複数
回(毎回実行するよりも少ない回数)を通知するように
してもよいし、過去の案内通知の履歴を残さずに、案内
通知を実行しようとする毎に所定の確率(例えば50%
や10%)の演算結果に応じて案内通知の有無が切り換
えられる(選択される)ようにしてもよい。また、同一
エリアや同一走行経路の通過に応じて案内の有無が切り
換えられる以外に、スクールゾーンや高速道路入口など
の複数エリアや複数の走行経路を同一のグループとして
扱い、同じエリアや走行経路での案内通知の有無の切り
換えに応じて、他の場所に存在する同じグループでは、
案内通知の有無の切り換えが反映されるようにしてもよ
い。そのようにした場合、例えば1回の走行中に、複数
のスクールゾーンを通過する場合に、最初の(あるいは
所定の条件を満たす)スクールゾーン以外では案内通知
をなしにすることで、希望する以上の案内通知を実行し
ないようにすることができる。
【0020】このような案内通知の有無の切り換えは、
ユーザがリモコン7から設定することができる。すなわ
ち、図3に示すように、液晶ディスプレイ6に表示され
た施設に関する音声案内の設定画面に従って、「毎回出
力する。」か「時々出力する。」かを選択する。「時々
出力する。」を選択した場合には、さらに「規則的に出
力する。」か「不規則に出力する。」かを選択し、「規
則的に出力する。」を選択した場合には、何回に1回か
または何週間に1回かを記入する。このような設定をユ
ーザが行うことにより、ユーザの希望回数に応じた音声
案内が行われる。この画面の設定データはCPU20に
送られ、CPU20は、そのデータに基づいて音声案内
を制御する。毎回出力する場合は、そのスクールゾーン
を通る度に毎回音声案内を行い、何回に1回の割合で時
々出力する場合は、タイマーにより回数をカウントしな
がら音声案内を行い、何週間に1回の割合で時々出力す
る場合は、カレンダ情報の基に音声案内を行い、不規則
に時々出力する場合は乱数データを用いる。乱数データ
は、メモリーカードから読み込んだり、外部通信制御部
10を通じて外部のサーバからダウンロードして記憶部
17のRAMに記憶する。CPU20は、その乱数デー
タを基に、例えば2の数字が出た場合だけ音声案内をす
るように制御する。また、音声案内を行う場合は、同じ
場所の案内でも、表現を変えたり、発声者の性別や年齢
を変えたりすることにより、ユーザに意外性を与えるこ
とができるので、それだけ音声案内に対する注意力を高
めることができる。同様に、表示により案内通知を行う
場合の文字のフォント、サイズ、色、メッセージなどを
変えてもよい。
【0021】このように、本実施の形態によれば、学校
などの施設についての音声案内を、ユーザの設定により
毎回出力したり、何回かまたは何週間に1回の割合で規
則的に出力したり、乱数データに基づいて不規則に出力
するようにしたので、ユーザにうるさいと感じさせるこ
となく、音声案内を効果的に行うことができる。なお、
案内する頻度が案内しない頻度と同じまたはそれより小
さくすることが、うるさく感じないためには好ましく、
そのためには案内を出力する確率が50%以下となるよ
うに、乱数データを選定、または予め予測された発生頻
度に応じて案内を出力する確率が50%以下となるよう
に、案内の回数などを設定することが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、走行経
路を複数回走行する際に、走行経路に関して設定された
案内の通知を、走行経路を走行する回数よりも少ない回
数で行うようにしたので、同じ場所を何度も通るユーザ
にとって、うるさいと感じることなく音声案内を聞くこ
とができ、音声案内機能自体の設定をオフにしてしまう
こともないので、音声案内機能を有効に活用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における走行案内装置の構
成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるスクールゾーン走
行処理を示す概略フロー図
【図3】本発明の実施の形態における施設に関する音声
案内設定画面図
【符号の説明】
1 方位センサ 2 車速センサ 3 各種センサ 4 センサ信号処理部 5 DVD−ROMドライブ 6 液晶ディスプレイ 7 リモコン 8 GPS受信機 9 GPSアンテナ 10 外部通信制御部 11 車内LAN 12 通信インターフェイス 13 装置本体 14 マイク 15 音声認識部 16 画像プロセッサ 17 記憶部 18 音声プロセッサ 19 スピーカ 20 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HC08 HC14 HC15 HC16 HD03 HD26 2F029 AA01 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC18 5H180 AA01 BB05 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF25 FF33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行経路に関して案内が設定され、前記
    走行経路を複数回走行する際に、前記案内の通知を、前
    記走行経路を走行する回数よりも少ない回数で行うこと
    を特徴とする走行案内装置。
  2. 【請求項2】 前記案内の通知を、所定期間中に所定回
    数行うことを特徴とする請求項1記載の走行案内装置。
  3. 【請求項3】 前記走行経路を走行する毎に、所定の確
    率で前記案内の通知を行うことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の走行案内装置。
  4. 【請求項4】 前記案内の通知が複数種類あり、前記複
    数種類のうち少なくとも一つを選択して通知を行うこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の走行
    案内装置。
  5. 【請求項5】 前記走行経路を含む所定のエリアに複数
    回進入する際に、前記案内の通知を、前記所定のエリア
    に進入する回数よりも少ない回数で行うことを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の走行案内装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のエリアが、分離された複数の
    エリアで構成され、前記複数のエリアを同一視して前記
    案内の通知を行うことを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載の走行案内装置。
  7. 【請求項7】 前記所定のエリアが学校を中心とするス
    クールゾーンであることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の走行案内装置。
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