JP2013134726A - 交通情報配信システム及び交通情報システム、並びに交通情報配信プログラム、交通情報配信方法 - Google Patents

交通情報配信システム及び交通情報システム、並びに交通情報配信プログラム、交通情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適切な範囲内に存在する車両に対して的確に逆走車両の存在を報知する技術を提供する。
【解決手段】道路Hにおける隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間Sとして、逆走車両80が存在する道路区間Sである逆走区間Rの逆走方向側の端点と逆走車両位置Xとの距離である端点間距離Dが基準距離以上の場合は、逆走区間Rを報知範囲Cとし、端点間距離Dが基準距離未満の場合は、逆走方向Z側において逆走区間Rに隣接する少なくとも1つの道路区間S及び逆走区間Rを報知範囲Cとする。
【選択図】図7

Description

本発明は、道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システム、及びそれを用いた交通情報システム、並びに交通情報配信プログラム、交通情報配信方法に関する。
高速道路や自動車専用道路など、進行方向が一方向に指定された道路と、一般道路との接続点であるインターチェンジやランプウェイには、誤進入を抑制するために、通行区分を示す標識などが設置されている。しかし、ドライバーの見落としや勘違いなどにより、一般道路への出口となる接続点から車両が誤進入して、高速道路などを逆走する場合がある。このように逆走する車両(逆走車両)の存在は、当該逆走車両のみならず、逆走車両に対向して走行することになる他の車両にとっても好ましいものではない。
特開2010−210435号公報(特許文献1)には、ナビゲーション装置のマップマッチング処理で用いる地図データベース内のリンクの情報を活用し、当該リンクの向きと自車の走行方向との一致/不一致を判定して、不一致の場合には逆走と判定する技術が開示されている(第16段落等)。また、特開2009−140008号公報(特許文献2)には、車載装置と地上処理センタとを含む情報提供システムが開示されている。車載装置は、当該車載装置が搭載された車両の走行軌跡の情報や速度の情報、当該車両が逆走しているか否かの情報などを地上処理センタにアップリンクすることが可能に構成されている。地上処理センタは、車載装置が搭載された車両や、道路に設置された電光表示板に逆走車両の存在を報知する。例えば、地上処理センタは、逆走車両に接近中の車両に搭載された車載装置に対して警告情報を送信する(第13−15、29−34段落、図1、図6等)。
ところで、高速道路などの走行路には、インターチェンジやランプウェイなどの一般道路との接続道路や、サービスエリアとの接続道路との分岐がある。従って、逆走車両が接近している場合であっても、途中の分岐から走行路を外れる場合もある。また、逆走車両の情報を受け取る車両と、逆走車両との距離が離れている場合には、逆走車両が存在する位置に当該車両が到達する前に既に逆走状態が解消している場合もある。つまり、逆走車両の警告情報を受け取ったとしても、その情報が活用できない可能性が高い場合には、当該警告情報をユーザーに報知することで、却ってユーザーに煩わしさを覚えさせてしまう可能性がある。
特開2010−210435号公報 特開2009−140008号公報
上記背景に鑑みて、適切な範囲内に存在する車両に対して的確に逆走車両の存在を報知する技術の提供が望まれる。
上記課題に鑑みた本発明に係る交通情報配信システムの特徴構成は、
道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システムであって、
前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信部と、
前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定部と、を備え、
前記報知範囲決定部は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
前記交通情報配信部は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する点にある。
この特徴構成によれば、逆走車両情報を報知する報知範囲が逆走車両位置に基づいて適切に設定される。端点間距離が基準距離以上の場合には、逆走車両が存在する道路区間(逆走区間)が報知範囲に決定され、端点間距離が基準距離未満の場合には、逆走車両が次の道路区間に進入することを考慮して、逆走方向側において逆走区間に隣接する少なくとも1つの道路区間を含めて報知範囲が決定される。道路区間は、一般的なナビゲーションシステムなどに用いられている道路地図情報に格納される情報(例えば、接続点間の道路を示すリンクの情報)などを転用できる可能性も高く、このような道路地図情報との親和性も高い。従って、本特徴構成によれば、簡単な構成且つ簡単な演算により報知範囲を決定することができ、逆走車両が存在するという緊急性の高い情報を、当該情報を必要とする対象車両において搭乗者に報知可能なように配信することができる。つまり、適切な範囲内に存在する車両に対して的確に逆走車両の存在を報知することが可能となる。
高速道路では、しばしば、一般道路との接続点であるインターチェンジやランプウェイ、サービスエリアの出口などからの誤進入による逆走が発生する。つまり、高速道路の走行路上における逆走は、インターチェンジやサービスエリアなどの高速道路施設と走行路とを接続する接続道路と、当該走行路との分岐点から開始される場合が大部分を占める。当然ながら、一般車両である対象車両は、このような分岐点から道路に指定された進行方向に対して順方向で走行路に進入する。従って、道路区間は、このような分岐点を基準として設定されると、利便性の高い情報を対象車両に提供することが可能となる。1つの態様として、本発明に係る交通情報配信システムにおいて、前記道路区間のそれぞれは、高速道路の走行路における隣接する2つの分岐点間に設定されており、前記分岐点は、インターチェンジを少なくとも含む高速道路施設と前記走行路との間の接続道路と、前記走行路との分岐点であると好適である。
例えば、特許文献2の地上処理センタのような情報センタに収集された情報を走行中の車両が利用する際、当該車両の車載装置から情報センタへ情報提供を要求する形態がある。このような形態では、交通情報の配信を要求する対象車両は、当該対象車両の位置を示す情報と共に交通情報の配信を要求することが可能である。この際、交通情報配信システムは、対象車両が逆走車両情報を含む交通情報を必要とするか否かを判定した上で、当該要求に対して応答することが可能である。つまり、逆走車両情報を利用することが適切な範囲内に存在する対象車両に対して、的確に逆走車両の存在を報知することが可能である。そのような1つの態様として、本発明に係る交通情報配信システムは、前記対象車両からの前記交通情報の配信を要求する配信要求情報を、前記対象車両が存在する位置の情報である対象車両位置情報と共に受信する要求情報受信部を備え、前記交通情報配信部は、前記対象車両位置情報に基づいて前記対象車両が前記報知範囲に存在すると判定した場合に、前記配信要求情報に応答して前記対象車両に対して前記逆走車両情報を含む前記交通情報を配信すると好適である。即ち、対象車両位置情報に基づき対象車両が報知範囲に存在すると判定される場合に交通情報配信部が交通情報を配信することによって、交通情報配信部は、報知範囲に存在する対象車両に逆走車両情報を報知させるように交通情報を配信することができる。
一方、交通情報配信部は、対象車両が逆走情報の利用の要否を判定可能な情報を付加して交通情報を配信することによって、報知範囲に存在する対象車両に逆走車両情報を報知させるように交通情報を配信することもできる。そのような1つの態様として、道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システムと、前記対象車両に搭載されて前記交通情報を受信する交通情報受信システムとを備えた交通情報システムが構築されると好適である。
即ち、本発明に係る交通情報システムの特徴構成は、前記交通情報配信システムが、
前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信部と、
前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定部と、を備え、
前記報知範囲決定部は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
前記交通情報配信部は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信するものであって、前記交通情報に、前記逆走車両情報と当該逆走車両情報についての前記報知範囲を示す報知範囲情報とを含めて配信し、
前記交通情報受信システムは、
前記対象車両が存在する位置を逐次特定し、前記対象車両位置情報を更新する車両位置特定部と、
前記交通情報配信システムから配信された前記交通情報に基づいて、前記対象車両の搭乗者に対する注意事項を報知する報知部と、を備え、
前記報知部が、前記対象車両位置情報に基づいて前記対象車両が前記報知範囲情報に示される前記報知範囲内にあると判定した場合に、前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知する点にある。
このように、交通情報配信システムの交通情報配信部が、逆走車両情報と当該逆走車両情報についての報知範囲を示す報知範囲情報とを交通情報に含めて配信することによって、交通情報受信システムの報知部は、対象車両が報知範囲内にあると判定した場合に、逆走車両情報に基づく注意事項を報知することができる。つまり、対象車両において逆走情報の利用の要否を判定可能な情報を付加して交通情報配信システムが交通情報を配信することによって、適切な範囲内に存在する車両に対して的確に逆走車両の存在を報知することが可能となる。
報知範囲は、逆走車両が存在すると共に、その後逆走状態が継続すると想定される範囲の1つ以上の道路区間の全体に亘って設定されている。そのため、対象車両位置は、当該報知範囲であっても、逆走方向において逆走車両よりも後方である可能性もある。従って、上述した本発明に係る交通情報システムは、前記交通情報配信システムの前記交通情報配信部が、前記逆走車両情報に前記逆走車両位置の情報を含めて配信し、前記交通情報受信システムの前記報知部が、前記逆走車両位置の情報と前記対象車両位置情報とに基づいて、前記逆走車両位置が前記対象車両の走行方向であると判定した場合に前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知すると好適である。この構成によれば、対象車両が存在する位置が、逆走方向において逆走車両よりも前方である場合に注意事項が報知され、後方である場合には報知されない。従って、不必要な注意事項が報知されることがなく必要な報知は確実に実施されて好適である。
尚、対象車両が存在する位置が、逆走方向において逆走車両よりも後方である場合に、逆走車両情報の報知を抑制する構成は、対象車両位置情報に基づき対象車両が報知範囲に存在すると判定される場合に交通情報配信部が交通情報を配信する場合にも適用することが可能である。そのような態様は、道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システムと、前記対象車両に搭載されて前記交通情報を受信する交通情報受信システムとを備えた交通情報システムにより実現可能である。
即ち、本発明に係る交通情報システムの別の特徴構成は、前記交通情報配信システムが、
前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信部と、
前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定部と、
前記対象車両からの前記交通情報の配信を要求する配信要求情報を、前記対象車両が存在する位置の情報である対象車両位置情報と共に受信する要求情報受信部と、を備え、
前記報知範囲決定部は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
前記交通情報配信部は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信するものであって、前記対象車両位置情報に基づいて前記対象車両が前記報知範囲に存在すると判定した場合に、前記配信要求情報に応答して前記対象車両に対して前記逆走車両情報を含む前記交通情報を配信し、
前記交通情報受信システムは、
前記対象車両が存在する位置を逐次特定し、前記対象車両位置情報を更新する車両位置特定部と、
前記交通情報配信システムから配信された前記交通情報に基づいて、前記対象車両の搭乗者に対する注意事項を報知する報知部と、を備え、
前記交通情報配信部は、前記逆走車両情報に前記逆走車両位置の情報を含めて配信し、
前記報知部は、前記逆走車両位置の情報と前記対象車両位置情報とに基づいて、前記逆走車両位置が前記対象車両の走行方向であると判定した場合に前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知する点にある。この構成によれば、例えば、配信要求情報の送信から交通情報の受信までの間の間に対象車両が走行したことによる対象車両位置の変動分も加味した上で、最新の対象車両位置が、逆走方向において逆走車両よりも前方である場合に、注意事項が報知される。従って、不必要な注意事項が報知されることがなく好適である。
尚、上述した本発明に係る交通情報配信システムの種々の技術的特徴は、交通情報配信プログラムや、交通情報配信方法にも適用可能である。従って、本発明は、そのような交通情報配信プログラムや、交通情報配信方法も権利の対象とすることができる。例えば、本発明に係る、交通情報配信プログラムは、上述した交通情報配信システムの特徴を備えた各種のステップをコンピュータに実行させることが可能である。以下にその代表的な態様を例示する。当然ながらこのような交通情報配信プログラムも、上述した交通情報配信システムの作用効果を奏することができる。さらに、交通情報配信システムの好適な態様として例示した種々の付加的特徴をこの交通情報配信プログラムに組み込むことも可能であり、当該プログラムはそれぞれの付加的特徴に対応する作用効果も奏することができる。本発明に係る交通情報配信方法についても同様である。
その場合における、交通情報配信プログラムの特徴構成は、
道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する機能をコンピュータに実現させる交通情報配信プログラムであって、
前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信機能と、
前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定機能と、をコンピュータに実現させ、
前記報知範囲決定機能は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
前記交通情報配信機能は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する点にある。
また、交通情報配信方法の特徴は、
道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信方法であって、
前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信ステップと、
前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定ステップと、を備え、
前記報知範囲決定ステップは、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
前記交通情報配信ステップは、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する点にある。
交通情報システムの構成を模式的に示した俯瞰図 交通情報システムとナビゲーションシステムの関係を示す模式的ブロック図 交通情報システム及びナビゲーションシステムの模式的ブロック図 通知システムと配信システムとのハンドシェイク通信を示す図 受信システムと配信システムとのハンドシェイク通信を示す図 配信要求情報に応答して交通情報を配信する一例を示すフローチャート 報知範囲の設定方法の一例を示す説明図 配信要求情報に応答して交通情報を配信する他の例を示すフローチャート 受信システムにおいて注意事項を報知する他の例を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る交通情報配信システム(配信システム3)を含む交通情報システム1の構成を模式的に示した俯瞰図である。この交通情報システム1は、渋滞情報、道路の状態の情報、道路を走行中の車両の走行情報などの種々の交通情報を収集し、車両等に対してその交通情報を提供するシステムである。本実施形態では図2に示すように、交通情報システム1は、通知システム2(交通情報通知システム)と、配信システム3(交通情報配信システム)と、受信システム4(交通情報受信システム)とを備えて構成される。交通情報は、道路に設置された固定装置や車両(プローブ車両80)に搭載された移動装置を含む通知システム2によって収集され、通知対象としての配信システム3に送信される。配信システム3は、通知システム2から通知された交通情報を収集すると共に、必要に応じて受信システム4に対して交通情報を配信する。配信システム3は、管理センタ70などの固定施設においてサーバーとして機能するコンピュータを中核として構成されていると好適である。配信システム3は、図3に例示するように複数の機能部を有して構成されるが、各システムは、マイクロプロセッサやDSP(digital signal processor)やメモリなどのハードウェアと、プログラムやパラメータなどのソフトウェアとの協働によって実現される。
通知システム2は、例えば、図1に示すプローブ車両80に搭載されている。つまり、プローブ車両80は、車両位置(プローブ車両位置)や、車両の走行速度、走行軌跡等の走行状態情報DIをプローブ情報PIとして、配信システム3に送信可能な通知システム2を備えている。このプローブ情報PIは、配信システム3を介して交通情報TIとして受信システム4を搭載した車両(対象車両90)に配信される。尚、プローブ車両80及び対象車両90は、通知システム2を有すると共に受信システム4を有して構成されていてもよい。つまり、各車両(80,90)には、図2に示すように、通知システム2及び受信システム4を備えたナビゲーションシステム5が搭載されていると好適である。配信システム3がサーバーを中核として構成されていると好適であるのに対し、通知システム2及び受信システム4を備えたナビゲーションシステム5は、各車両(80,90)においてクライアントとして機能するコンピュータを中核として構成されていると好適である。尚、当然ながら各車両(80,90)は、通知システム2及び受信システム4の何れか一方のみを備えて構成されていてもよい。
図2に示すように、本実施形態では、通知システム2と受信システム4と経路案内システム6とを有してナビゲーションシステム5が構成される。経路案内システム6は、ユーザーにより設定された目的地までの経路案内や、経路途上で種々の情報の提供を行うシステムである。これらナビゲーションシステム5を構成する各システムは、マイクロプロセッサやDSPやメモリなどのハードウェアと、プログラムやパラメータなどのソフトウェアとの協働によって実現される。各システムは図3に例示するように複数の機能部を有して構成される。本実施形態において、各機能部は複数のシステムに共通する。
経路案内演算部61は、ナビゲーションシステム5及び経路案内システム6の中核となる機能部である。経路案内演算部61は、ナビゲーションシステム5(又はプローブ車両80、又は対象車両90)の存在する位置(車両位置)に基づいて、目的地までの経路案内や車両位置における種々の情報提供を実施する。経路案内演算部61は、例えば、探索目的地を設定する目的地設定部や、探索開始位置から探索目的地まで経路探索を行う経路探索部や、探索目的地までの経路案内や車両位置における種々の情報提供を実施する経路案内情報演算部を備えて構成される(不図示)。
また、詳細は後述するが、経路案内演算部61は、例えば、逆走車両に関する注意事項などをユーザーに報知する報知部としても機能する。経路案内演算部61による案内や情報提供、報知は、例えばユーザーインターフェース部13(ユーザーI/F部)、モニタ装置59を介してユーザーに提供される。モニタ装置59は、スピーカや、タッチパネル等も備えており、ユーザーに対して音声案内を提供したり、ユーザーからの指示入力を受け付けたりすることも可能である。例えば、ユーザーによる探索目的地の設定や、探索目的地の種別の変更などの指示入力は、タッチパネル及びユーザーインターフェース部13を介して経路案内演算部61に伝達される。尚、通知システム2によって送信されるプローブ情報PI(走行状態情報DI)や、受信システム4によって受信される交通情報TIも、交通情報取得部42を介して経路案内演算部61に伝達され、モニタ装置59を介してユーザーに報知される。
車両位置特定部11は、プローブ車両80又は対象車両90が存在する位置である車両位置(プローブ車両位置又は対象車両位置)を逐次特定し、車両位置の情報を更新する。プローブ車両80が後述する逆走車両となる場合には、車両位置特定部11は、逆走車両位置を特定する。車両位置特定部11は、GPS受信器52、方位センサ53、距離センサ54などにより取得された情報を用いて、GPS(global positioning system)による測量やデッドレコニング(Dead-Reckoning)による自律制御を利用した演算を実行して車両位置を特定する。プローブ車両80や対象車両90にカメラ51が搭載されているような場合には、車両位置特定部11は、位置精度を高めるために、地物認識機能をさらに付加されていてもよい。即ち、車両位置特定部11は、車両周辺を撮影した画像データから路面に設けられた道路標示(ペイント)などの地物を画像認識すると共に、道路地図データベースに格納された道路表示の位置情報と照合することによって、車両位置を特定してもよい。
道路地図データベース12(道路地図DB)は、道路ネットワークの情報が格納されたデータベースである。例えば、道路地図データベース12には、道路間の接続情報(接続点:ノード、及び、接続点間の道路:リンク)、道路の種別(高速道路、有料道路、国道、県道等の種別)や、道路の長さ、道路の形状、道路幅、通行区分などの情報が、格納されている。通行区分には、高速道路などにおいて当該道路に指定された通行方向も含まれる。また、種々の高速道路施設(サービスエリア、パーキングエリア、インターチェンジ、ランプ、ジャンクション等)の情報も、道路地図データベース12に格納されている。この他、道路地図データベース12には、道路上や道路周辺に設けられた各種の地物(例えば、道路標示、道路標識、信号機、標識、陸橋、トンネル等)の情報、すなわち地物情報が格納されていてもよい。例えば、車両位置特定部11は、カメラ51による撮影画像と、これらの地物情報とを用いて車両位置を特定することができる。
走行情報取得部21は、通知システム2が通知する走行状態情報DI(プローブ情報PI)の元となる情報(走行情報)を取得する機能部である。例えば、走行情報取得部21は、方位センサ53の検出結果に基づいてプローブ車両80の走行方向を取得し、距離センサ54の検出結果に基づいてプローブ車両80の走行速度や走行距離を取得する。また、走行情報取得部21は、車両位置特定部11によって特定された車両位置(プローブ車両位置)も、走行状態情報DIの元となる情報として取得する。本実施形態では、通知システム2として、プローブ車両80が逆走状態であるか否かを判定するために、走行情報取得部21は、通行区分に対してプローブ車両80が走行する方向である走行方向の情報を少なくとも含む走行情報を取得する。
道路情報取得部22は、道路地図データベース12から道路情報を取得する。本実施形態では、プローブ車両80が逆走状態であるか否かを判定するために、道路情報取得部22は、車両位置特定部11によって特定された車両位置において道路に指定された進行方向を示す通行区分の情報を少なくとも含む道路情報を道路地図データベース12から取得する。道路情報取得部22が取得した通行区分の情報は、逆走状態判定部23に提供される。
逆走状態判定部23は、道路情報と走行情報と予め規定された逆走判定条件とに基づいて、プローブ車両80の走行状態が逆走状態であるか否かを判定する。逆走判定条件とは、例えば、プローブ車両80の走行方向が道路に指定された進行方向に対して逆方向であり、プローブ車両80の走行速度が予め規定された基準速度以上であることである。この場合には、逆走状態判定部23は、道路情報取得部22から提供された通行区分の情報と、走行情報取得部21から提供された走行方向の情報及び走行速度の情報とに基づいて、当該走行方向が逆走する方向であるか否かを判定する。当然ながら、プローブ車両80の走行方向が道路に指定された進行方向に対して逆方向であることのみを条件としてもよい。この場合には、逆走状態判定部23は、道路情報取得部22から提供された通行区分の情報と、走行情報取得部21から提供された走行方向の情報とに基づいて、当該走行方向が逆走する方向であるか否かを判定する。
走行状態情報生成部24は、逆走状態であることを示す情報を含む走行状態情報DI(プローブ情報PI)を生成する。生成された走行状態情報DIは、配信システム3に走行状態情報DIを送信する送信制御部44(走行状態情報送信部)に伝達される。また、ナビゲーションシステム5の内部において当該走行状態情報DIを活用するために、生成された走行状態情報DIは、交通情報取得部42にも伝達される。送信制御部44は、プローブ車両80が逆走状態である間は、予め規定された通知条件を満たす毎に、継続的に逆走状態であることを送信する。通知条件とは、例えば、初回の通知の後、予め規定された時間を経過する毎や、予め規定された走行距離を走行する毎などの条件とすることができる。
尚、逆走状態であるプローブ車両80(逆走車両)が、インターチェンジから一般道路へ降りた場合や、サービスエリアやパーキングエリアに入った場合や、その中で停車した場合には、高速道路の走行路における逆走状態が解消、又は逆走の検知が終了される。この場合には、逆走状態であることの通知を終了することを示す走行状態情報DIが配信システム3に送信される。
送信制御部44は、上述したような“通知条件”を満たす毎に、不図示のアンテナや変調回路などを有して構成された通信モジュール58を介して、走行状態情報DIを送信する。通信モジュール58は、走行状態情報DIを送信する送信機として機能すると共に、配信システム3から配信される交通情報TIを受信する受信機としても機能する。つまり、通信モジュール58は、配信システム3から送信される交通情報TIなどを受信し、受信制御部41に伝達する。受信制御部41は、通信モジュール58を介して交通情報TIや他の車両から送信された走行状態情報DIを受信する。
さて、プローブ車両80の通信モジュール58から送信されたプローブ情報PI(走行状態情報DI)は、管理センタ70の通信モジュール78を介して配信システム3の受信制御部34(走行状態情報受信部)により受信される。管理センタ70の通信モジュール78も、プローブ情報PIや後述する要求情報REQを受信する受信機として機能すると共に、交通情報TIを送信する送信機としても機能する。通信モジュール78を介して受信制御部34に受信されたプローブ情報PI(走行状態情報DI)は、交通情報データベース36(交通情報DB)に格納される。配信システム3には、ナビゲーションシステム5と同様の道路地図データが格納された道路区間データベース35(道路区間DB)が備えられている。後述するように、配信システム3は、交通情報データベース36と道路区間データベース35とに格納された情報を用いて、交通情報TIを配信する。
ここで、本実施形態の交通情報システム1における、通知システム2と配信システム3との通信形態、及び受信システム4と配信システム3との通信形態について説明する。本実施形態では、通知システム2と配信システム3との通信形態、及び受信システム4と配信システム3との通信形態は共に、ハンドシェイク方式の通信形態である。例えば、図4に示すように、プローブ情報PIを生成した通知システム2は、プローブ情報PI(走行状態情報DI)と共に通知要求情報NREQ(要求情報REQ)を配信システム3に送信する。配信システム3は、送信されたプローブ情報PIを受け付けると共に、受け付けたことを示す応答情報ACKを通知システム2に返信する。プローブ情報PIの通知に際しては、必ずしも、ハンドシェイク方式でなくてもよく、応答情報ACKが送信されないプッシュ方式であってもよい。しかし、ハンドシェイク方式を採用すると、通知システム2は、応答情報ACKが返信されない場合(応答情報ACKが規定時間内に受信できなかった場合)には、プローブ情報PIが正しく通知されていないと判定して再送することが可能である。
同様に、交通情報TIの取得を要求する受信システム4は、例えば図5に示すように、交通情報TIの配信(送信)を要求する配信要求情報TREQ(要求情報REQ)を配信システム3に送信する。配信要求情報TREQには、配信を要求する交通情報TIの種類、例えば、逆走車両の情報や、道路状況の情報などが含まれる。配信システム3は、配信要求情報TREQにおいて指定された種類の情報を含む交通情報TIを含む応答情報ACKを受信システム4に送信する。尚、この際、指定された種類の情報が交通情報データベース36に存在しない場合には、交通情報TIは空データ(NULL)として、要求情報REQに対する応答であることを示すコマンド情報と交通情報TI(NULL)を含む応答情報ACKが受信システム4に送信される。例えば、受信システム4は予め規定された送信間隔T1で繰り返し配信要求情報TREQを送信する。
以下、図3のブロック図と共に図6のフローチャートも利用して、配信システム3が、配信要求情報TREQに応答して交通情報TIを配信する実施形態を説明する。ここでは、交通情報TIとして“逆走車両情報”を配信する場合を例として説明する。図6のフローチャートにおいて、#40は受信システム4における一連の処理を示しており、#30は配信システム3における一連の処理を示している。上述したように、本実施形態では、交通情報TIの配信に際して、まず、受信システム4から配信システム3に対して配信要求情報TREQが送信される(#41:要求情報送信機能/ステップ)。具体的には、逆走車両情報を要求する受信システム4が搭載された対象車両90の送信制御部44(要求信号送信部)が、配信システム3の受信制御部34(要求情報受信部)に対して配信要求情報TREQを送信する。配信システム3の受信制御部34は、配信要求情報TREQの受信待ちをしており(#31)、受信システム4から配信要求情報TREQが送信されてくると、この配信要求情報TREQを受信する(#32:要求情報受信機能/ステップ)。配信システム3の受信制御部34は、配信要求情報を対象車両位置情報と共に受信する要求情報受信部として機能する。
配信要求情報TREQを受け取ると、配信システム3の応答情報生成部33(交通情報生成部)及び報知範囲決定部32は、交通情報データベース36から逆走車両情報を取得する(#33:逆走車両情報取得機能/ステップ)。配信要求情報TREQには、受信システム4を搭載した対象車両90の車両位置情報(対象車両位置情報)や、対象車両90が走行中の道路の情報などが含まれている。応答情報生成部33及び報知範囲決定部32は、例えば、配信要求情報TREQに含まれるこれらの情報に基づいて、対象車両位置の近傍や、対象車両90が走行中の道路に存在する逆走車両(プローブ車両80)の情報を取得する。逆走車両が存在しない場合や、条件に合致する逆走車両情報が交通情報データベース36に存在しない場合には、応答情報生成部33は交通情報TIとして空データ(NULL)を生成する。配信システム3の送信制御部31(交通情報配信部/応答情報送信部)は、例えば、要求情報REQに対する応答であることを示すコマンド情報と交通情報TI(NULL)を含む応答情報ACKを受信システム4に送信する(#34、$1,#39b)。
一方、逆走車両が存在する場合、つまり、適切な逆走車両情報が交通情報データベース36に存在する場合には、報知範囲決定部32は、逆走車両情報に基づいて道路区間データベース35から逆走車両が存在する道路区間(逆走区間)の情報を取得する(#35:道路区間情報取得機能/ステップ)。図7に示すように、1つの道路区間Sは、道路(走行路H)において隣接する2つの分岐点間に設定される。図7において、走行路Hは高速道路の走行路を示しており、符号Fは、サービスエリアなどの高速道路施設を示している。サービスエリアFと走行路Hとを結ぶ道路は、接続道路である。また、インターチェンジなどの高速道路施設は図示を省略しているが、図7にはインターチェンジなどと走行路Hとを結ぶ接続道路も図示している。
報知範囲決定部32は、逆走車両が存在する道路区間S(逆走区間R)の情報を取得する際、逆走車両100(例えば、プローブ車両80)が走行する方向(逆走方向Z)において逆走区間Rに隣接する少なくとも1つの道路区間Sの情報も取得しておくと好適である。例えば、図7に示すように、道路区間S2に逆走車両100が存在する場合、当該道路区間S2が逆走区間Rとなる。そして、逆走方向Zにおいて当該逆走区間R(道路区間S2)に隣接する道路区間S3の情報が少なくとも取得される。この際、条件に応じて、さらに逆走方向Zにおいて道路区間S3に隣接する道路区間S4や道路区間S5の情報も取得されると好適である。特に、逆走区間Rに隣接する道路区間S(本例では道路区間S3)の区間長が短い場合には、さらに先の道路区間S(本例では道路区間S4など)の情報も取得されると好適である。
逆走区間Rの情報が取得されると、報知範囲決定部32は、逆走区間Rにおける逆走方向Zの側の端点と逆走車両位置Xとの距離である端点間距離Dが予め規定された基準距離以上であるか否かを判定する(#36:端点間距離判定機能/ステップ)。報知範囲決定部32は、端点間距離Dが基準距離以上の場合は、逆走区間Rを報知範囲Cとして設定する(#37a(#37):報知範囲設定機能/ステップ)。一方、報知範囲決定部32は、端点間距離Dが基準距離未満の場合は、逆走方向Z側において逆走区間Rに隣接する少なくとも1つの道路区間S及び逆走区間Rを報知範囲Cとして設定する(#37b(#37):報知範囲設定機能/ステップ)。尚、機能/ステップ#36及び#37、又は#34〜#37は、報知範囲決定部32により実行される報知範囲決定機能/ステップに対応する。
ここで、図7を参照して報知範囲Cの設定条件について説明する。上述したように、図7は、道路として高速道路の走行路Hを走行している対象車両90(90a)に搭載されている受信システム4が交通情報TIを取得する例を示している。この走行路Hには、逆走車両100が道路(走行路H)に指定された進行方向Yとは逆の逆走方向Zに走行している。逆走車両100は、道路区間S2に存在しており、当該道路区間S2は逆走区間Rとなる。図7に示すように、逆走車両100は、対象車両90よりも道路の進行方向Y側に存在している。逆走車両位置Xが“X1”の場合、逆走区間Rの逆走方向Z側の端点と逆走車両位置Xとの距離である端点間距離Dは、図7に示すように“D1”である。一方、逆走車両位置Xが“X2”の場合の端点間距離Dは、図7に示すように“D1”よりも短い“D2”である。つまり、逆走車両位置Xが“X2”の場合には、“X1”の場合よりも早期に逆走車両100が逆走区間Rから次の道路区間S(この場合は道路区間S3)に進入する可能性がある。このため、報知範囲決定部32は、端点間距離Dに応じた長さに報知範囲Cを決定する。
ここで、基準距離が“D1”よりも短く、“D2”よりも長い値として予め規定されているとする。逆走車両位置Xが“X1”の場合には、端点間距離Dが基準距離以上であるから、報知範囲Cは、逆走区間Rに一致する範囲の“C1”に設定される。一方、逆走車両位置Xが“X2”の場合には、端点間距離Dが基準距離未満であるから、報知範囲Cは、逆走区間Rと、逆走方向Z側において逆走区間Rに隣接する1つ以上の道路区間Sとを合わせた範囲に設定される。最も単純には、逆走区間R(道路区間S2)と、逆走方向Z側において逆走区間Rに隣接する道路区間S(S3)とを合わせた範囲である“C2”が報知範囲Cとして設定される。但し、道路区間Sは、道路(走行路H)において隣接する2つの分岐点間に設定されているため、その長さはまちまちである。そのため、逆走区間Rと隣接する道路区間Sとを合わせた範囲(仮報知範囲)の逆走方向Z側の端点と、逆走車両位置Xとの距離が、依然として基準距離未満である可能性もある。そのような場合には、さらに、逆走方向側に隣接する道路区間Sも合わせた範囲が報知範囲Cとして設定されると好適である。例えば、図7に示すように、逆走区間R(道路区間S2)と、逆走方向Z側において逆走区間Rに隣接する2つの道路区間S(S3,S4)とを合わせた範囲である“C3”が報知範囲Cとして設定される。
尚、ここでは、仮報知範囲の逆走方向Z側の端点と逆走車両位置Xとの距離を、報知範囲を判定する基準距離と同じ値を用いて判定する例を示したが、当然ながら当該基準距離とは異なる値を基準として判定されることを妨げるものではない。また、上記の説明では、報知範囲を判定する基準距離の値が一定値である場合を例示したが、逆走車両100の走行速度等に応じた可変値として設定されていてもよい。仮報知範囲を判定するための値についても同様に固定値に限定されるものではなく、可変値であってもよい。
このようにして、報知範囲Cが決定されると、送信制御部31(交通情報配信部)は、配信要求情報TREQに含まれる対象車両位置情報に基づき、対象車両位置が当該報知範囲C内であるか否かを判定する(#38:応答条件判定機能/ステップ)。対象車両位置が報知範囲C内である場合には、送信制御部31は、配信要求情報TREQにおいて指定された種類の情報を含む交通情報TI(ここでは逆走車両情報)を含む応答情報ACKを受信システム4に送信する(#39a(#39):交通情報配信機能/ステップ)。一方、対象車両位置が報知範囲C内ではない場合には、送信制御部31は、交通情報TIは空データ(NULL)として、配信要求情報TREQに対する応答であることを示すコマンド情報と交通情報TI(NULL)を含む応答情報ACKを受信システム4に送信する(#39b(#39):交通情報配信機能/ステップ)。尚、機能/ステップ#38及び#39を交通情報配信機能/ステップとしてもよい。
例えば、図7に示す対象車両90a(進行方向Yにおいて逆走車両100よりも後方を走行中の対象車両90)からの配信要求情報TREQに応答する場合には、交通情報TIを含む応答情報ACKが送信される。一方、進行方向Yにおいて逆走車両100よりも前方を走行中の対象車両90bからの配信要求情報TREQに応答する場合には、配信要求情報TREQに対する応答であることを示すコマンド情報と交通情報TI(NULL)を含む応答情報ACKが送信される。つまり、逆走車両100の存在に関してユーザーに注意事項を報知する必要のない対象車両90(ここでは対象車両90b)には、逆走車両情報が配信されないので、当該対象車両90bにおいて不必要な報知がなされることもなく、好適である。
配信要求情報TREQを送信した後、受信システム4は、配信システム3からの応答情報ACKの受信待ちをしている(#42)。対象車両90の受信制御部41(交通情報受信部)は、配信システム3から応答情報ACKが送信されてくると、この応答情報ACKを受信する(#43:交通情報受信機能/ステップ)。応答情報ACKに交通情報TI(逆走車両情報)が含まれている場合には、当該情報が交通情報取得部42を介して経路案内演算部61(報知部)に伝達される。交通情報TIを受け取った経路案内演算部61(報知部)は、この交通情報TIに基づいて対象車両90のユーザー(搭乗者)に対する注意事項を報知する(#44,#48:報知機能/ステップ)。経路案内演算部61は、例えば、逆走車両100の存在についての注意を促す報知を行う。交通情報TIが空データ(NULL)の場合には、当該空データに基づいて、経路案内演算部61は、注意事項を報知することなく処理を終了する(#44)。
図6を参照して上述した実施形態では、配信システム3が配信先の対象車両90を報知範囲Cに応じて選別して、交通情報TIを配信する場合を例示した。しかし、送信制御部31(交通情報配信部)は、報知範囲Cに存在する対象車両90に逆走車両情報を報知させるように交通情報TIを配信すれば充分である。つまり、受信システム4が搭載される対象車両90が報知範囲C内に存在する場合にユーザーに対して逆走車両情報に基づく注意事項が報知され、当該対象車両90が報知範囲C内に存在しない場合にはユーザーに対して逆走車両情報に基づく注意事項が報知されないように、交通情報TIが配信できればよい。以下、図8を参照して、図6とは異なる実施形態について説明する。この実施形態では、配信システム3は配信先の対象車両90を報知範囲Cに応じて選別せず、報知範囲Cを示す報知範囲情報を含む応答情報ACKを配信する。そして、この応答情報ACKを受信した受信システム4は、対象車両90の対象車両位置情報と報知範囲情報とに基づいてユーザーに対して注意事項を報知するか否かを判定する。尚、図8において、図6と同様の機能/ステップについては、図6と同一符号で示し、詳細な説明は省略する。
図6に示すフローチャートと同様に、受信システム4から配信システム3に配信要求情報TREQが送信される(#41)。配信要求情報TREQを受信した配信システム3は、図6に示すフローチャートと同様に、報知範囲Cを設定する(#32〜#37)。次に、配信システム3は、配信要求情報TREQを送信した受信システム4が搭載された対象車両90が報知範囲Cに含まれているか否かを判定することなく、応答情報ACKを受信システム4に配信する(#39:交通情報配信機能/ステップ)。逆走車両情報が有る場合、この応答情報ACKには、交通情報TIとして、少なくとも報知範囲Cを示す報知範囲情報と、逆走車両情報とが含まれる。
図6に示すフローチャートと同様に、配信要求情報TREQを送信した後、受信システム4は、配信システム3からの応答情報ACKの受信待ちをしている(#42)。対象車両90の受信制御部41は、配信システム3から応答情報ACKが送信されてくると、この応答情報ACKを受信する(#43)。応答情報ACKに含まれる交通情報TIが空データ(NULL)の場合には、経路案内演算部61は、注意事項を報知することなく処理を終了する(#44)。一方、交通情報TIが空データ(NULL)ではない場合には、報知範囲情報及び逆走車両情報を含む交通情報TIが、交通情報取得部42を介して経路案内演算部61(報知部)に伝達される。経路案内演算部61は、対象車両位置情報と報知範囲情報とに基づき、対象車両位置が報知範囲C内であるか否かを判定する(#45)。対象車両位置が報知範囲C内である場合には、逆走車両100の存在についての注意を促す報知を行う(#48)。
ところで、対象車両90の対象車両位置は、受信システム4と配信システム3とがハンドシェイク方式で通信している間や、受信システム4において受信した応答情報を処理している間にも変化する。従って、例えば、注意事項を報知する直前(機能/ステップ#48の直前)に、再度、対象車両情報を取得して、逆走車両位置Xと対象車両位置とを比較すると好適である。つまり、経路案内演算部61(報知部)は、逆走車両位置Xが対象車両位置よりも、道路に指定された進行方向側であるか否かを判定し、逆走車両位置Xが対象車両90の走行方向側であると判定した場合に逆走車両情報に基づく注意事項を報知するように構成されていると好適である。具体的には、図6及び図8における機能/ステップ#48の直前に、図9に例示する機能/ステップ#46及び#47を実行すると好適である。
〔その他の実施形態〕
以下、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上述した各実施形態では、受信システム4からの配信要求情報TREQに応答して交通情報TI(逆走車両情報)が配信される形態を例として説明した。しかし、受信システム4からの配信要求情報TREQの有無に拘わらず、配信システム3が交通情報TIを配信する形態であってもよい。この場合において、図6に示すフローチャートの形態に応じる場合(配信システム3の側で報知範囲Cに配信先を制限する場合)には、当該報知範囲Cに存在する車両が受信可能な形態で交通情報TIを配信するとよい。例えば、当該報知範囲Cの走行路Hの路側に設置されたアンテナ(路側アンテナ)を介して配信すると好適である。
(2)上述した各実施形態では、プローブ車両80が逆走車両100となり、プローブ車両80自身が配信システム3に逆走状態であることを示す走行状態情報DIを通知する例を示した。しかし、本発明は、逆走車両100が、プローブ車両80である形態に限定されるものではない。例えば、カメラ51を搭載するプローブ車両80が他の車両を逆走車両100として検出して配信システム3に通知してもよい。また、車車間通信により逆走車両100から通知を受けたプローブ車両80が、車車間通信で取得した情報に基づいて配信システム3に逆走車両100の情報を通知してもよい。
(3)上記実施形態では、逆走車両100の位置情報(逆走車両位置Xの情報)を含めて逆走車両情報が配信される例を示した。しかし、逆走車両情報は逆走車両100が存在する道路区間Sや、報知範囲Cを示すのみでもあってもよい。
本発明は、道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システムに適用することができる。
1 :交通情報システム
3 :配信システム(交通情報配信システム)
4 :受信システム(交通情報受信システム)
11 :車両位置特定部
31 :送信制御部(交通情報配信部)
32 :報知範囲決定部
34 :受信制御部(要求情報受信部)
61 :経路案内演算部(報知部)
90 :対象車両
100 :逆走車両
C :報知範囲
D :端点間距離
F :サービスエリア
H :走行路(道路)
R :逆走区間
S :道路区間
T1 :送信間隔
TI :交通情報
TREQ :配信要求情報
X :逆走車両位置
Y :進行方向
Z :逆走方向

Claims (8)

  1. 道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信システムであって、
    前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信部と、
    前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定部と、を備え、
    前記報知範囲決定部は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
    前記交通情報配信部は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する交通情報配信システム。
  2. 前記道路区間のそれぞれは、高速道路の走行路における隣接する2つの分岐点間に設定されており、
    前記分岐点は、インターチェンジを少なくとも含む高速道路施設と前記走行路との間の接続道路と、前記走行路との分岐点である請求項1に記載の交通情報配信システム。
  3. 前記対象車両からの前記交通情報の配信を要求する配信要求情報を、前記対象車両が存在する位置の情報である対象車両位置情報と共に受信する要求情報受信部を備え、
    前記交通情報配信部は、前記対象車両位置情報に基づいて前記対象車両が前記報知範囲に存在すると判定した場合に、前記配信要求情報に応答して前記対象車両に対して前記逆走車両情報を含む前記交通情報を配信する請求項1又は2に記載の交通情報配信システム。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の交通情報配信システムと、前記対象車両に搭載されて前記交通情報を受信する交通情報受信システムとを備えた交通情報システムであって、
    前記交通情報受信システムは、前記対象車両が存在する位置を逐次特定し、前記対象車両位置情報を更新する車両位置特定部と、
    前記交通情報配信システムから配信された前記交通情報に基づいて、前記対象車両の搭乗者に対する注意事項を報知する報知部と、を備え、
    前記交通情報配信部は、前記逆走車両情報に前記逆走車両位置の情報を含めて配信し、
    前記報知部は、前記逆走車両位置の情報と前記対象車両位置情報とに基づいて、前記逆走車両位置が前記対象車両の走行方向であると判定した場合に前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知する交通情報システム。
  5. 請求項1又は2に記載の交通情報配信システムと、前記対象車両に搭載されて前記交通情報を受信する交通情報受信システムとを備えた交通情報システムであって、
    前記交通情報配信部は、前記交通情報に、前記逆走車両情報と当該逆走車両情報についての前記報知範囲を示す報知範囲情報とを含めて配信し、
    前記交通情報受信システムは、前記対象車両が存在する位置を逐次特定し、前記対象車両位置情報を更新する車両位置特定部と、
    前記交通情報配信システムから配信された前記交通情報に基づいて、前記対象車両の搭乗者に対する注意事項を報知する報知部と、を備え、
    前記報知部は、前記対象車両位置情報に基づいて前記対象車両が前記報知範囲情報に示される前記報知範囲内にあると判定した場合に、前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知する交通情報システム。
  6. 前記交通情報配信部は、前記逆走車両情報に前記逆走車両位置の情報を含めて配信し、
    前記報知部は、前記逆走車両位置の情報と前記対象車両位置情報とに基づいて、前記逆走車両位置が前記対象車両の走行方向であると判定した場合に前記逆走車両情報に基づく注意事項を報知する請求項5に記載の交通情報システム。
  7. 道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する機能をコンピュータに実現させる交通情報配信プログラムであって、
    前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信機能と、
    前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定機能と、をコンピュータに実現させ、
    前記報知範囲決定機能は、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
    前記交通情報配信機能は、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する交通情報配信プログラム。
  8. 道路に指定された進行方向とは逆の逆走方向に走行する逆走車両の情報である逆走車両情報を含む交通情報を対象車両に配信する交通情報配信方法であって、
    前記対象車両に対して前記交通情報を配信する交通情報配信ステップと、
    前記逆走車両の位置である逆走車両位置に基づいて前記逆走車両情報を報知する報知範囲を決定する報知範囲決定ステップと、を備え、
    前記報知範囲決定ステップは、道路における隣接する2つの分岐点間を1つの道路区間として、前記逆走車両が存在する前記道路区間である逆走区間の逆走方向側の端点と前記逆走車両位置との距離である端点間距離が予め規定された基準距離以上の場合は、前記逆走区間を前記報知範囲とし、前記端点間距離が前記基準距離未満の場合は、前記逆走方向側において前記逆走区間に隣接する少なくとも1つの前記道路区間及び前記逆走区間を前記報知範囲とし、
    前記交通情報配信ステップは、前記報知範囲に存在する前記対象車両に前記逆走車両情報を報知させるように前記交通情報を配信する交通情報配信方法。

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