JPH11112738A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH11112738A
JPH11112738A JP9272349A JP27234997A JPH11112738A JP H11112738 A JPH11112738 A JP H11112738A JP 9272349 A JP9272349 A JP 9272349A JP 27234997 A JP27234997 A JP 27234997A JP H11112738 A JPH11112738 A JP H11112738A
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JP
Japan
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image
scanning
optical image
reading
optical
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Application number
JP9272349A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kanekura
和紀 金倉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副走査方向の読取解像度を向上させることに
より一層高画質な画像読み取り装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 画像読み取り装置おいて、副走査移動に
対し、1画素毎に圧電素子18によりイメージセンサ3
を副走査移動と逆方向且つ同じ速度で振動させるように
して撮像手段による実際読取領域と理論読取領域とを一
致させる操作を実行し、これにより副走査方向の読取解
像度を向上させて高画質な画像の読み取りを可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばフラット
ベットタイプのイメージスキャナやデジタル複写機等に
備える画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、イメージスキャナやデジタル
複写機における画像読み取り装置は、プリンタ及びコン
ピュータの入力機器として用いられ、最近では高解像度
化に対する要求が高い。
【0003】図7は従来の画像読み取り装置の斜視図、
図8は図7の従来の画像読み取り装置の主要部の構成を
示す図、図9は図7の従来の画像読み取り装置による読
取領域を示す図である。
【0004】図7及び図8において、画像読み取り装置
としてのイメージスキャナ本体の枠体1の上面に画像と
しての原稿2が供給され、この原稿2の画像を読み取る
イメージセンサ3が撮像手段としてキャリッジ8の中に
収納されている。イメージセンサ3は画像を読み取るた
めの素子4を備え、1画像に対し1素子が対応してお
り、図8において矢印A方向のライン状に数千個の素子
が並べられている。
【0005】キャリッジ8には、結像手段としてのレン
ズ5,ミラー6,ランプ7を搭載し、ランプ7により照
明された原稿2の反射光はミラー6により反射され、レ
ンズ5によりイメージセンサ3上に光学像として結像さ
れる。
【0006】キャリッジ8は、枠体1に取り付けられた
レール9により図7において矢印B方向に移動可能に支
持されたものである。そして、走査手段としての駆動モ
ータ10に取り付けられた駆動プーリ11及び枠体1に
回転自在に取り付けられた従動プーリ12に巻回したベ
ルト13を駆動系として備え、このベルト13に取り付
け部14を介してキャリッジ8を連結することにより、
駆動モータ10の駆動によりキャリッジ8は図7におい
て矢印B方向に移動可能である。
【0007】図9において、15は原稿2上のイメージ
センサ3の解像度に応じて分割した画素の領域を現し、
この領域を「理論読取領域」と記す。また、16は実際
にイメージセンサ3の各素子4により読み取られる領域
で、この領域を「実際読取領域」と記す。
【0008】このような構成の従来の画像読み取り装置
の動作は次のとおりである。まず、図8及び図9におい
て、原稿2の矢印C方向はイメージセンサ3上のライン
状に並べられた素子4により読み取られる。この方向を
「主走査方向」とする。
【0009】次に、原稿2の矢印D方向は、図7におけ
る駆動モータ10によるキャリッジ8の移動により、原
稿2に対しイメージセンサ3が相対的に矢印B方向に移
動することで読み取られる。この方向を「副走査方向」
とする。
【0010】このような主走査方向及び副走査方向の読
み取りにより、原稿2の全面の読み取りが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、理論読
取領域15と実際読取領域16は一致するのが望ましい
が、従来の構成では、駆動モータ10による副走査方向
の移動は一定速度であるため、実際読取領域16は副走
査方向に2個分の理論読取領域15に跨がってしまうこ
とになる。
【0012】したがって、読取解像度は副走査方向のほ
うが主走査方向よりも劣ってしまうという問題があっ
た。
【0013】本発明は、副走査方向の読取解像度を向上
させることにより一層高画質な画像読み取り装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を光学像
として結像させる結像手段と、この結像手段によって結
像された光学像を電気的な画像情報に変換するライン状
の撮像手段と、この撮像手段上に結像された光学像を撮
像手段のライン方向と垂直方向に一定速度で走査させる
走査手段と、撮像手段をそのライン方向と垂直方向に振
動させる撮像振動手段からなることを特徴とする。
【0015】また、撮像振動手段に代えて、光学像を撮
像手段のライン方向と垂直方向に振動させる光学像振動
手段を備えた構成とすることできる。
【0016】このような構成では、副走査方向の読取を
1画素毎に間欠的に行う機構を設け、理論読取領域と実
際読取領域を一致させることで、副走査方向の読取解像
度を向上させることができ、高画質な画像読み取りが可
能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、画像を
光学像として結像させる結像手段と、この結像手段によ
って結像された光学像を電気的な画像情報に変換するラ
イン状の撮像手段と、この撮像手段上に結像された光学
像を撮像手段のライン方向と垂直方向に一定速度で走査
させる走査手段と、撮像手段をそのライン方向と垂直方
向に振動させる撮像振動手段からなるものであり、副走
査方向の読取を1画素毎に間欠的に行う機構を設けるこ
とで、副走査方向の読取解像度を向上を図ることができ
るという作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
画像読み取り装置において、撮像振動手段は撮像手段が
走査手段による走査方向に撮像手段の1画素分の光学像
を入力する間、走査手段による走査方向とは反対方向に
走査手段による走査速度と同じ速度で撮像手段を移動さ
せるものであり、画理論読取領域と実際読取領域を一致
させることで、副走査方向の読取解像度の向上を図るこ
とができるという作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、画像を光学像と
して結像させる結像手段と、この結像手段によって結像
された光学像を電気的な画像情報に変換するライン状の
撮像手段と、この撮像手段上に結像された光学像を撮像
手段のライン方向と垂直方向に一定速度で走査させる走
査手段と、光学像を撮像手段のライン方向と垂直方向に
振動させる光学像振動手段からなるものであり、副走査
方向の読取を1画素毎に間欠的に行う機構を設けること
で、副走査方向の読取解像度の向上を図ることができる
という作用を有する。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の画像読み取り装置において、光学像振動手段は撮像手
段が走査手段による走査方向に撮像手段の1画素分の光
学像を入力する間、走査手段による走査方向とは反対方
向に走査手段による走査速度と同じ速度で光学像を移動
させるものであり、理論読取領域と実際読取領域を一致
させることで、副走査方向の読取解像度の向上を図るこ
とができるという作用を有する。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の画像読み取り装置において、光学像振動手段
は光学像の光路を反射させる反射手段と、この反射手段
を振動駆動させる反射手段の駆動手段からなるものであ
り、反射手段の駆動手段による駆動対象物が小型となる
ので、反射手段の駆動手段の推力を小さくできるという
作用を有する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の画像読み取り装置において、光学像振動手段
は光学像の光路を屈折させる屈折手段と、この屈折手段
を振動駆動させる屈折手段の駆動手段からなるものであ
り、屈折手段の駆動手段による駆動対象物が小型となる
ので、屈折手段の駆動手段の推力を小さくできるという
作用を有する。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項3または
4記載の画像読取装置において、光学像振動手段は電気
信号の印可によって光学像の屈折率が変化する電気的屈
折手段と、この電気的屈折手段に電圧を可変的に入力可
能な電源からなるものであり、電気的屈折手段の屈折率
の可変速度を速くすることができるという作用を有す
る。
【0024】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。図1は本発明の第一の実施の形態による画像読み取
り装置の主要部の構成を示す図、図2は本発明の第一の
実施の形態による画像読み取り装置の読取位置を示す
図、図3は本発明の第一の実施の形態による画像読み取
り装置の読取領域を示す図である。
【0025】なお、本発明の画像読み取り装置の基本的
な構成は図7及び図8に示した従来例のものと同様であ
り、同じ構成部材については共通の符号で指示しその詳
細な説明は省略する。
【0026】図1において、図7及び図8によって説明
したように、画像読み取り装置としてのイメージスキャ
ナ本体の枠体1の上面に画像としての原稿2が供給さ
れ、この原稿2の画像を読み取るイメージセンサ3が撮
像手段としてキャリッジの中に収納されている。イメー
ジセンサ3は画像を読み取るための素子4を備え、1画
像に対し1素子が対応しており、矢印A方向のライン状
に数千個の素子4が並べられたものであり、原稿2とイ
メージセンサ3との間には結像素子としてのレンズ5が
位置している。
【0027】キャリッジにはイメージセンサ3を図中の
矢印E方向に移動可能に支持する2本のレール17が取
り付けられ、更にキャリッジの一部分19とイメージセ
ンサ3との間には撮像振動手段としての圧電素子18を
設けている。そして、この圧電素子18の駆動により、
イメージセンサ3が矢印E方向に振動する。
【0028】図2のグラフは横軸に時間及び縦軸に原稿
2上の読取位置をとったものである。
【0029】図2において、20は図7に示した駆動モ
ータ10によるキャリッジ8の矢印B方向の振動による
副走査方向の読取位置、21は圧電素子18によるイメ
ージセンサ3の矢印E方向の移動による副走査方向の読
取位置、22はこれらの主読取位置20,21を合成し
た読取位置である。
【0030】図3において、23は実際読取領域であ
る。以上の構成において、画像読み取り装置の動作は次
のとおりである。
【0031】まず、図2において、駆動モータ10(図
7)によるキャリッジ8の矢印B方向の読取位置20の
移動は一定速度であるが、1画素毎に圧電素子18によ
りイメージセンサ3を矢印B方向と逆方向且つ同じ速度
で振動(矢印E方向)させ読取位置22とすると、実際
の読取位置22は読取位置20,21を合成した位置と
なる。
【0032】従って、実際の読取領域は図3における実
際読取領域23となり、理論読取領域15と一致し、副
走査方向の読取解像度を向上させ、高画質な画像読み取
り装置が可能となる。
【0033】図4は本発明の第二の実施の形態による画
像読み取り装置の主要部の構成を示す図である。
【0034】ここで、第一の実施の形態による画像読み
取り装置を示す図1から図3及び従来の画像読み取り装
置を示す図7から図9に対し同様の構成部材については
同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
【0035】図4において、レンズ5とイメージセンサ
3との間には、レンズ5からの原稿2の反射光をイメー
ジセンサ3上に折り曲げる反射手段としてのミラー24
が配置されている。このミラー24は、図7に示したキ
ャリッジ8に対して回転自在に取り付けられたもので、
反射手段の駆動手段としての振動発生器(図示せず)に
より矢印F方向に回動することにより、イメージセンサ
3上の光学像を矢印G方向に振動させている。
【0036】このような構成においても、図2におい
て、駆動モータ10(図7)によるキャリッジ8の矢印
B方向の読取位置20の移動は一定速度であるが、1画
素毎にミラー24によりイメージセンサ3上の光学像を
矢印B方向と逆方向且つ同じ速度で矢印G方向に振動さ
せ読取位置21とすると、実際の読取位置22は読取位
置20,21を合成した位置となる。
【0037】従って、実際の読取領域は図3における実
際読取領域23となり、理論読取領域15と一致し、副
走査方向の読取解像度を向上させることができ、これに
より高画質な画像読み取りが可能となる。また、振動さ
せる対象がミラー24であって軽量のため、これを駆動
する振動発生器の推力も小さくできるので、振動発生器
の小型化及び低価格化を図ることができる。
【0038】図5は本発明の第三の実施の形態による画
像読み取り装置の主要部の構成を示す図である。なお、
部材についての説明の省略は図4の場合と同様である。
【0039】図5において、レンズ5とイメージセンサ
3間には屈折手段としてのプリズム25が設けられてい
る。このプリズム25は、図4のミラー24の場合と同
様に図7に示したキャリッジ8に対してに回転自在に取
り付けられたもので、屈折手段の駆動手段としての振動
発生器(図示せず)により矢印H方向に回転され、イメ
ージセンサ3上の光学像を矢印I方向に振動させてい
る。
【0040】このような構成においても、駆動モータ1
0(図7)によるキャリッジ8の矢印B方向の読取位置
20の移動は一定速度であるが、1画素毎にプリズム2
5によりイメージセンサ3上の光学像を矢印B方向と逆
方向且つ同じ速度で矢印I方向に振動させ読取位置21
とすると、実際の読取位置22は読取位置20,21を
合成した位置となる。
【0041】従って、実際の読取領域は図3における実
際読取領域23となり、理論読取領域15と一致し、副
走査方向の読取解像度を向上させることができ、高画質
な画像読み取りが可能となる。また、振動させる対象が
プリズム25で軽量のため振動発生器の推力を小さくで
きるので、振動発生器の小型化及び低価格化を図ること
ができる。
【0042】図6は本発明の第四の実施の形態による画
像読み取り装置の主要部の構成を示す図である。この例
においても部材の説明の省略は図4及び図5の場合と同
様である。
【0043】図6において、レンズ5とイメージセンサ
3間には電気的屈折手段としての電圧可変型プリズム2
6が配置され、これに電源27が接続されている。電圧
可変型プリズム26は電源27から供給される電圧に応
じ屈折率が変化するもので、屈折率の変化により、イメ
ージセンサ3上の光学像を矢印J方向に振動させてい
る。
【0044】この電圧可変型プリズム26を備えるもの
でも、駆動モータ10(図7)によるキャリッジ8の矢
印B方向の読取位置20の移動は一定速度であるが、1
画素毎に電圧可変型プリズム26によりイメージセンサ
3上の光学像を矢印B方向と逆方向且つ同じ速度で矢印
J方向に振動させ読取位置21とすると、実際の読取位
置22は読取位置20,21を合成した位置となる。
【0045】従って、実際の読取領域は図3における実
際読取領域23となり、理論読取領域15と一致し、副
走査方向の読取解像度を向上させることができ、高画質
な画像読み取りが可能となる。また、電気的に屈折率を
変化させているため、高速に光学像を振動させることが
できるので、イメージスキャナの読取速度を速くするこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明では、副走査方向の読取
を1画素毎に間欠的に行う機構を設けることで、副走査
方向の読取解像度を向上を図ることができるので、副走
査方向の読取解像度を向上させ、高画質な画像読み取り
が可能となる。
【0047】請求項2の発明では、理論読取領域と実際
読取領域を一致させることで、副走査方向の読取解像度
の向上を図ることができ、更に一層高画質の画像読み取
りが可能となる。
【0048】請求項3の発明では、副走査方向の読取を
1画素毎に間欠的に行う機構を設けることで、副走査方
向の読取解像度の向上を図ることができるので、高画質
な画像読み取りが可能となる。
【0049】請求項4の発明では、理論読取領域と実際
読取領域を一致させることで、副走査方向の読取解像度
の向上を図ることができ、更に一層高画質の画像読み取
りが可能となる。
【0050】請求項5の発明では、反射手段の駆動手段
による駆動対象物が小型となるので、反射手段の駆動手
段の推力を小さくでき、反射手段の駆動手段の小型化及
び低価格化を図ることができる。
【0051】請求項6の発明では、屈折手段の駆動手段
による駆動対象物が小型となるので、屈折手段の駆動手
段の推力を小さくでき、屈折手段の駆動手段の小型化及
び低価格化を図ることができる。
【0052】請求項7の発明では、電気的屈折手段の屈
折率の可変速度を速くすることが可能となるので、画像
読み取り装置の読取速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による画像読み取り
装置の主要部の構成を示す図
【図2】本発明の第一の実施の形態による画像読み取り
装置の読取位置を示す図
【図3】本発明の第一の実施の形態による画像読み取り
装置の読取領域を示す図
【図4】本発明の第二の実施の形態による画像読み取り
装置の主要部の構成を示す図
【図5】本発明の第三の実施の形態による画像読み取り
装置の主要部の構成を示す図
【図6】本発明の第四の実施の形態による画像読み取り
装置の主要部の構成を示す図
【図7】従来の画像読み取り装置の斜視図
【図8】図7の従来の画像読み取り装置の主要部の構成
を示す図
【図9】図7の従来の画像読み取り装置による読取領域
を示す図
【符号の説明】
1 枠体 2 原稿 3 イメージセンサ 4 素子 5 レンズ(結像手段) 6 ミラー 7 ランプ 8 キャリッジ 9 レール 10 駆動モータ(走査手段) 11 駆動プーリ 12 従動プーリ 13 ベルト 14 取付け部 15 理論読取領域 16 実際読取領域 17 レール 18 圧電素子(撮像振動手段) 19 キャリッジの一部分 20 主走査方向の読取位置 21 副走査方向の読取位置 22 読取位置 23 実際読取領域 24 ミラー 25 プリズム(屈折手段) 26 電圧可変型プリズム(電気的屈折手段) 27 電源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を光学像として結像させる結像手段
    と、この結像手段によって結像された光学像を電気的な
    画像情報に変換するライン状の撮像手段と、この撮像手
    段上に結像された光学像を撮像手段のライン方向と垂直
    方向に一定速度で走査させる走査手段と、撮像手段をそ
    のライン方向と垂直方向に振動させる撮像振動手段とか
    らなることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】撮像振動手段は撮像手段が走査手段による
    走査方向に撮像手段の1画素分の光学像を入力する間、
    走査手段による走査方向とは反対方向に走査手段による
    走査速度と同じ速度で撮像手段を移動させることを特徴
    とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】画像を光学像として結像させる結像手段
    と、この結像手段によって結像された光学像を電気的な
    画像情報に変換するライン状の撮像手段と、この撮像手
    段上に結像された光学像を撮像手段のライン方向と垂直
    方向に一定速度で走査させる走査手段と、光学像を撮像
    手段のライン方向と垂直方向に振動させる光学像振動手
    段とからなることを特徴とする画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】光学像振動手段は撮像手段が走査手段によ
    る走査方向に撮像手段の1画素分の光学像を入力する
    間、走査手段による走査方向とは反対方向に走査手段に
    よる走査速度と同じ速度で光学像を移動させること特徴
    とする請求項3記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】光学像振動手段は光学像の光路を反射させ
    る反射手段と、この反射手段を振動駆動させる反射手段
    の駆動手段とからなること特徴とする請求項3または4
    記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】光学像振動手段は光学像の光路を屈折させ
    る屈折手段と、この屈折手段を振動駆動させる屈折手段
    の駆動手段からなることを特徴とする請求項3または4
    記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】光学像振動手段は電気信号の印可によって
    光学像の屈折率が変化する電気的屈折手段と、この電気
    的屈折手段に電圧を可変的に入力可能な電源からなるこ
    と特徴とする請求項3または4記載の画像読み取り装
    置。
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