JPH1042103A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
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- JPH1042103A JPH1042103A JP8191906A JP19190696A JPH1042103A JP H1042103 A JPH1042103 A JP H1042103A JP 8191906 A JP8191906 A JP 8191906A JP 19190696 A JP19190696 A JP 19190696A JP H1042103 A JPH1042103 A JP H1042103A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 読み取り動作中に発生する走行体の振動を防
止し、光源により照射された原稿から反射光の入射位置
が変動するのを制御し、安定した高画質の画像データを
得ることのできる画像読み取り装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 第1走行体4の移動を案内するシャフト
18は第1走行体4の下方に配置する。また、第1走行
体4を構成する筐体20の補強部材42を第1走行体4
の移動方向の前後で、かつ第1走行体4の中心の下方に
固定し、第1走行体4の重心G2が下方に位置すること
により、第1走行体4の振動を防止することができ、光
源6により照射された原稿1から反射光の入射位置が変
動するのを抑制することができる。
止し、光源により照射された原稿から反射光の入射位置
が変動するのを制御し、安定した高画質の画像データを
得ることのできる画像読み取り装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 第1走行体4の移動を案内するシャフト
18は第1走行体4の下方に配置する。また、第1走行
体4を構成する筐体20の補強部材42を第1走行体4
の移動方向の前後で、かつ第1走行体4の中心の下方に
固定し、第1走行体4の重心G2が下方に位置すること
により、第1走行体4の振動を防止することができ、光
源6により照射された原稿1から反射光の入射位置が変
動するのを抑制することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ,デ
ィジタル複写機,スキャナ装置等に用いられ、原稿読み
取り用の光学系を搭載した走行体を移動させ、原稿載置
ガラス上に固定された原稿上の画像情報を読み取る画像
読み取り装置に関するものである。
ィジタル複写機,スキャナ装置等に用いられ、原稿読み
取り用の光学系を搭載した走行体を移動させ、原稿載置
ガラス上に固定された原稿上の画像情報を読み取る画像
読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機を始めとして、
ファクシミリ装置や電子ファイリング装置等の画像入力
手段として複数の走行体を移動させ、原稿の画像データ
を1ラインごとに1次元の自己走査形ラインイメージセ
ンサで順次読み取っていくことのできる画像読み取り装
置が主流となってきている。
ファクシミリ装置や電子ファイリング装置等の画像入力
手段として複数の走行体を移動させ、原稿の画像データ
を1ラインごとに1次元の自己走査形ラインイメージセ
ンサで順次読み取っていくことのできる画像読み取り装
置が主流となってきている。
【0003】このような装置では、一般的に原稿読み取
り用の光学系を分散させ、そのひとつの走行体に光源を
塔載しており、走行体の移動に伴い、その光源により照
射された原稿からの反射光を結像レンズを用いてライン
イメージセンサ上に結像させて原稿を読み取る、いわゆ
るミラー移動方式を用いている。
り用の光学系を分散させ、そのひとつの走行体に光源を
塔載しており、走行体の移動に伴い、その光源により照
射された原稿からの反射光を結像レンズを用いてライン
イメージセンサ上に結像させて原稿を読み取る、いわゆ
るミラー移動方式を用いている。
【0004】以下は従来の画像読み取り装置について図
面を参照しながら説明する。図2は従来の画像読み取り
装置における構成図である。図2において、1は原稿で
あり、2は装置本体の上面に設けられた原稿1を載置す
る原稿ガラスであり、3は原稿ガラス2上に載置された
原稿1を原稿ガラス2に密着させる原稿カバーである。
装置本体内部には、原稿ガラス2に沿って往復移動する
2つの走行体、即ち第1走行体4及び第2走行体5が設
けられている。その第1走行体4には、読み取り用の光
学系のうちの原稿1を照射する光源6と原稿1から反射
光の光路を90°折り曲げる第1反射ミラー7とが塔載
されている。一方、第2走行体5には、第1反射ミラー
7からの反射光の光路を90°折り曲げる第2反射ミラ
ー8と、第2反射ミラー8からの反射光の光路を90°
折り曲げる第3反射ミラー9とが塔載されている。10
は原稿1の画像をラインイメージセンサ11上に結像さ
せる結像レンズ、12は結像レンズ10の光軸を通り、
ラインイメージセンサ11に達する原稿1からの反射光
の光路である。
面を参照しながら説明する。図2は従来の画像読み取り
装置における構成図である。図2において、1は原稿で
あり、2は装置本体の上面に設けられた原稿1を載置す
る原稿ガラスであり、3は原稿ガラス2上に載置された
原稿1を原稿ガラス2に密着させる原稿カバーである。
装置本体内部には、原稿ガラス2に沿って往復移動する
2つの走行体、即ち第1走行体4及び第2走行体5が設
けられている。その第1走行体4には、読み取り用の光
学系のうちの原稿1を照射する光源6と原稿1から反射
光の光路を90°折り曲げる第1反射ミラー7とが塔載
されている。一方、第2走行体5には、第1反射ミラー
7からの反射光の光路を90°折り曲げる第2反射ミラ
ー8と、第2反射ミラー8からの反射光の光路を90°
折り曲げる第3反射ミラー9とが塔載されている。10
は原稿1の画像をラインイメージセンサ11上に結像さ
せる結像レンズ、12は結像レンズ10の光軸を通り、
ラインイメージセンサ11に達する原稿1からの反射光
の光路である。
【0005】図3は従来の画像読み取り装置における駆
動機構を示す斜視図である。図3において、13は第1
走行体4及び第2走行体5を移動させる駆動ワイヤ、1
4は駆動ワイヤ13を張架支持している支持プーリ、1
5は駆動ワイヤ13を回動させる駆動プーリ、16は減
速プーリ17を介して駆動プーリ15を回転駆動させる
駆動モータ、18及び19は第1走行体4及び第2走行
体5の往復移動を案内するシャフト及びガイドレールで
ある。
動機構を示す斜視図である。図3において、13は第1
走行体4及び第2走行体5を移動させる駆動ワイヤ、1
4は駆動ワイヤ13を張架支持している支持プーリ、1
5は駆動ワイヤ13を回動させる駆動プーリ、16は減
速プーリ17を介して駆動プーリ15を回転駆動させる
駆動モータ、18及び19は第1走行体4及び第2走行
体5の往復移動を案内するシャフト及びガイドレールで
ある。
【0006】以上の様に構成された従来の画像読み取り
装置について、以下にその動作を図2及び図3を用いて
説明する。
装置について、以下にその動作を図2及び図3を用いて
説明する。
【0007】まず、外部ホスト(図示せず)より原稿1
の読み取り命令が出されると、光源6を点灯させると共
に駆動モータ16を回転させる。駆動モータ16の回転
方向に応じて、減速プーリ17を介して駆動プーリ15
に回転駆動力が伝わり、駆動プーリ15の回転によって
駆動ワイヤ13は引張られて回動する。そして、この回
動により第1走行体4及び第2走行体5は、駆動ワイヤ
13は引張られて、図2の鎖線で示すように移動する。
の読み取り命令が出されると、光源6を点灯させると共
に駆動モータ16を回転させる。駆動モータ16の回転
方向に応じて、減速プーリ17を介して駆動プーリ15
に回転駆動力が伝わり、駆動プーリ15の回転によって
駆動ワイヤ13は引張られて回動する。そして、この回
動により第1走行体4及び第2走行体5は、駆動ワイヤ
13は引張られて、図2の鎖線で示すように移動する。
【0008】図2において、原稿ガラス2と原稿カバー
3間に固定される原稿1に対して第1走行体4は所定の
速度で右方に移動し、第2走行体5も同様に所定の速度
で右方に移動する。ここで、第2走行体5の移動距離は
第1走行体4の移動距離の半分になるように設定されて
いる。従って、原稿1の読み取り中に第1走行体4の光
源6は原稿1を照射し、第1反射ミラー7,第2反射ミ
ラー8,第3反射ミラー9と結像レンズ10を通って、
ラインイメージセンサ11上に結像させる原稿1から反
射光は、常に光路長が一定となるようになっている。第
1走行体4の読み取り走査により原稿1は1ラインごと
に電気信号に変換されていき、第1走行体4が原稿1の
読み取り終了位置に達したところで原稿1全体の画像デ
ータが得られることになる。
3間に固定される原稿1に対して第1走行体4は所定の
速度で右方に移動し、第2走行体5も同様に所定の速度
で右方に移動する。ここで、第2走行体5の移動距離は
第1走行体4の移動距離の半分になるように設定されて
いる。従って、原稿1の読み取り中に第1走行体4の光
源6は原稿1を照射し、第1反射ミラー7,第2反射ミ
ラー8,第3反射ミラー9と結像レンズ10を通って、
ラインイメージセンサ11上に結像させる原稿1から反
射光は、常に光路長が一定となるようになっている。第
1走行体4の読み取り走査により原稿1は1ラインごと
に電気信号に変換されていき、第1走行体4が原稿1の
読み取り終了位置に達したところで原稿1全体の画像デ
ータが得られることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像読み取り装置では、第1走行体4の移動による読
み取り画像データの品質及び安全性を確保するため、原
稿1を照射する光源6は原稿ガラス2にできるだけ近接
する必要があり、従って第1反射ミラー7は第1走行体
4の中心より下方に配置してある。
の画像読み取り装置では、第1走行体4の移動による読
み取り画像データの品質及び安全性を確保するため、原
稿1を照射する光源6は原稿ガラス2にできるだけ近接
する必要があり、従って第1反射ミラー7は第1走行体
4の中心より下方に配置してある。
【0010】一方、図4に示すように第1走行体4を構
成する筐体20の補強部材22及び光源6等の重量部材
が第1走行体4の中心より上方に配置されており、第1
走行体4の重心G1は中心より上方に配置するため、第
1走行体4の安定した走行性を確保するには第1走行体
4は筐体20の上部の締結部21において駆動ワイヤ1
3に締結されなければならない。
成する筐体20の補強部材22及び光源6等の重量部材
が第1走行体4の中心より上方に配置されており、第1
走行体4の重心G1は中心より上方に配置するため、第
1走行体4の安定した走行性を確保するには第1走行体
4は筐体20の上部の締結部21において駆動ワイヤ1
3に締結されなければならない。
【0011】このため、第1走行体4は読み取り動作中
には、一定張力の駆動ワイヤ13により引張られている
が、読み取り開始時(ホストからの原稿1の読み取りの
命令を受信した時)あるいはリスタート時(読み取り動
作中にホスト側の画像メモリが不足した場合等に、駆動
モータ16を一時的に停止させて再度読み取り動作を実
行する時)には、図5に示すように、第1走行体4は移
動方向とは逆方向に慣性力が作用するため、第1走行体
4は重心G1を中心として反時計回りに回転しようとす
る回転力が発生し、またその反動で第1走行体4を時計
回りに回転しようとする回転力が発生し、その結果、第
1走行体4には振動が発生する。また、重心G1が第1
走行体4の中心より上方に位置するため、シャフト18
と第1走行体4との間の摺動が不安定となり振動が発生
しやすくなっている。
には、一定張力の駆動ワイヤ13により引張られている
が、読み取り開始時(ホストからの原稿1の読み取りの
命令を受信した時)あるいはリスタート時(読み取り動
作中にホスト側の画像メモリが不足した場合等に、駆動
モータ16を一時的に停止させて再度読み取り動作を実
行する時)には、図5に示すように、第1走行体4は移
動方向とは逆方向に慣性力が作用するため、第1走行体
4は重心G1を中心として反時計回りに回転しようとす
る回転力が発生し、またその反動で第1走行体4を時計
回りに回転しようとする回転力が発生し、その結果、第
1走行体4には振動が発生する。また、重心G1が第1
走行体4の中心より上方に位置するため、シャフト18
と第1走行体4との間の摺動が不安定となり振動が発生
しやすくなっている。
【0012】従って、従来は第1走行体4及び第2走行
体5が移動する際、上述したような第1走行体4の振動
が発生することにより、第1反射ミラー7からの反射光
の光路が変動してしまい、安定な画像データが得られな
い等の問題点を有していた。
体5が移動する際、上述したような第1走行体4の振動
が発生することにより、第1反射ミラー7からの反射光
の光路が変動してしまい、安定な画像データが得られな
い等の問題点を有していた。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、読み取り動作中に、走行体が振動するのを防止し、
安定した高画質の画像データを得ることのできる画像読
み取り装置を提供することを目的とする。
で、読み取り動作中に、走行体が振動するのを防止し、
安定した高画質の画像データを得ることのできる画像読
み取り装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用
の光学系を塔載した走行体を載置ガラスに沿って往復移
動させることによって載置ガラス上に固定された原稿に
対して読み取り走査を行う画像読み取り装置において、
走行体の重心を走行体の中心より下方に配置したもの
で、この構成により、読み取り動作中に、走行体の移動
が安定し、走行体が振動するのを防止することができ、
光源により照射された原稿からの反射光を正確に読み取
ることができ、安定した高画質の画像データが得られ
る。
に本発明は、原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用
の光学系を塔載した走行体を載置ガラスに沿って往復移
動させることによって載置ガラス上に固定された原稿に
対して読み取り走査を行う画像読み取り装置において、
走行体の重心を走行体の中心より下方に配置したもの
で、この構成により、読み取り動作中に、走行体の移動
が安定し、走行体が振動するのを防止することができ、
光源により照射された原稿からの反射光を正確に読み取
ることができ、安定した高画質の画像データが得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用の光学系
を塔載した走行体を載置ガラスに沿って往復移動させる
ことによって載置ガラス上に固定された原稿に対して読
み取り走査を行う画像読み取り装置において、走行体の
重心を走行体の中心より下方に配置したものであり、こ
の構成により、読み取り開始時あるいはリスタート時
に、走行体には慣性力による回転力が発生しにくくな
り、走行体が振動することなく安定して移動するという
作用を有する。
は、原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用の光学系
を塔載した走行体を載置ガラスに沿って往復移動させる
ことによって載置ガラス上に固定された原稿に対して読
み取り走査を行う画像読み取り装置において、走行体の
重心を走行体の中心より下方に配置したものであり、こ
の構成により、読み取り開始時あるいはリスタート時
に、走行体には慣性力による回転力が発生しにくくな
り、走行体が振動することなく安定して移動するという
作用を有する。
【0016】請求項2の発明は、原稿を載置ガラス上に
固定し、読み取り用の光学系を塔載した走行体を載置ガ
ラスに沿って往復移動させることによって載置ガラス上
に固定された原稿に対して読み取り走査を行う画像読み
取り装置において、走行体の重心を走行体の中心より下
方に配置し、原稿から反射光を反射する反射手段を、走
行体の重心付近に配置したものであり、この構成によ
り、移動が一番安定して行われる重心に反射手段がある
ため読み取り開始時あるいはリスタート時に、反射手段
が振動しにくく安定して移動し、光源により照射された
原稿から反射光を正確に所定の位置へ反射することがで
きるという作用を有する。
固定し、読み取り用の光学系を塔載した走行体を載置ガ
ラスに沿って往復移動させることによって載置ガラス上
に固定された原稿に対して読み取り走査を行う画像読み
取り装置において、走行体の重心を走行体の中心より下
方に配置し、原稿から反射光を反射する反射手段を、走
行体の重心付近に配置したものであり、この構成によ
り、移動が一番安定して行われる重心に反射手段がある
ため読み取り開始時あるいはリスタート時に、反射手段
が振動しにくく安定して移動し、光源により照射された
原稿から反射光を正確に所定の位置へ反射することがで
きるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、原稿を載置ガラ
ス上に固定し、読み取り用の光学系を塔載した走行体を
前記載置ガラスに沿って往復移動させることによって載
置ガラス上に固定された原稿に対して読み取り走査を行
う画像読み取り装置において、走行体の重心を走行体の
中心より下方に配置し、原稿から反射光を反射する反射
手段を、走行体の重心付近に配置し、走行体を支持しそ
の往復移動を案内する案内軸を走行体の中心より下方に
配置したものであり、この構成により、読み取り開始時
あるいはリスタート時に、走行体には慣性力による回転
力が発生しにくくなり、走行体が振動することなく安定
して移動するという作用を有する。
ス上に固定し、読み取り用の光学系を塔載した走行体を
前記載置ガラスに沿って往復移動させることによって載
置ガラス上に固定された原稿に対して読み取り走査を行
う画像読み取り装置において、走行体の重心を走行体の
中心より下方に配置し、原稿から反射光を反射する反射
手段を、走行体の重心付近に配置し、走行体を支持しそ
の往復移動を案内する案内軸を走行体の中心より下方に
配置したものであり、この構成により、読み取り開始時
あるいはリスタート時に、走行体には慣性力による回転
力が発生しにくくなり、走行体が振動することなく安定
して移動するという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3記載の発明において、走行体を往復移動させる移
動手段の作用点を、走行体の中心より下方に配置したも
のであり、この構成により、走行体の重心付近が作用点
となるため、読み取り開始時あるいはリスタート時に、
走行体が移動手段により移動させられる際に発生する走
行体の回転力が発生せず走行体が振動することなく安定
して移動するという作用を有する。
たは3記載の発明において、走行体を往復移動させる移
動手段の作用点を、走行体の中心より下方に配置したも
のであり、この構成により、走行体の重心付近が作用点
となるため、読み取り開始時あるいはリスタート時に、
走行体が移動手段により移動させられる際に発生する走
行体の回転力が発生せず走行体が振動することなく安定
して移動するという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。なお、従来の画像読み取り装置と同じ構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
る。なお、従来の画像読み取り装置と同じ構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態における画像
読み取り装置の要部構成図である。図1において、第1
走行体4を構成する筐体20の補強部材42は第1走行
体4の移動方向の前後でかつ第1走行体4の中心より下
方に固定され、第1走行体4の重心G2は下方に位置し
ている。
読み取り装置の要部構成図である。図1において、第1
走行体4を構成する筐体20の補強部材42は第1走行
体4の移動方向の前後でかつ第1走行体4の中心より下
方に固定され、第1走行体4の重心G2は下方に位置し
ている。
【0021】また、第1走行体4と駆動ワイヤ13との
締結部41は、第1走行体4の中心より下方に配置して
おり、これにより第1走行体4の重心G2の付近で引張
られるような構成にしてある。
締結部41は、第1走行体4の中心より下方に配置して
おり、これにより第1走行体4の重心G2の付近で引張
られるような構成にしてある。
【0022】このため、読み取り開始時あるいはリスタ
ート時において、第1走行体4は重心G2が中心より下
方にあるため移動が安定するとともに、第1走行体4は
重心G2を中心として回転しようとするが、駆動ワイヤ
13の張力の作用点が重心G2付近にあるため第1走行
体4への回転モーメントの発生を防止することができ、
光源6により照射される原稿1面上の照度が変動するの
を抑制することができ、光源6により照射された原稿1
面の明るさが安定して高画質の画像読み取りが行えると
ともに、光源6により照射された原稿1からの反射光の
光路12が変動するのを制御することができるため、光
源6により照射された原稿1から反射光を正確にライン
イメージセンサ11上に結像させることで安定して高画
質の画像読み取りが行える。さらに、移動が一番安定す
る重心G2近傍に第1反射ミラー7が設けられているた
め、第1反射ミラー7の移動も安定して行われることと
なり、さらに安定した高画質の画像読み取りが行える。
ート時において、第1走行体4は重心G2が中心より下
方にあるため移動が安定するとともに、第1走行体4は
重心G2を中心として回転しようとするが、駆動ワイヤ
13の張力の作用点が重心G2付近にあるため第1走行
体4への回転モーメントの発生を防止することができ、
光源6により照射される原稿1面上の照度が変動するの
を抑制することができ、光源6により照射された原稿1
面の明るさが安定して高画質の画像読み取りが行えると
ともに、光源6により照射された原稿1からの反射光の
光路12が変動するのを制御することができるため、光
源6により照射された原稿1から反射光を正確にライン
イメージセンサ11上に結像させることで安定して高画
質の画像読み取りが行える。さらに、移動が一番安定す
る重心G2近傍に第1反射ミラー7が設けられているた
め、第1反射ミラー7の移動も安定して行われることと
なり、さらに安定した高画質の画像読み取りが行える。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、読み取り
開始時あるいはリスタート時における走行体の振動を防
止することができ、光源により照射された原稿からの反
射光が変動するのを制御することができるため、光源に
より照射された原稿からの反射光を正確に読み取ること
ができ、安定した高画質の画像読み取りが行える。
開始時あるいはリスタート時における走行体の振動を防
止することができ、光源により照射された原稿からの反
射光が変動するのを制御することができるため、光源に
より照射された原稿からの反射光を正確に読み取ること
ができ、安定した高画質の画像読み取りが行える。
【図1】本発明の一実施の形態における画像読み取り装
置の要部構成図
置の要部構成図
【図2】従来の画像読み取り装置における構成図
【図3】従来の画像読み取り装置における駆動機構を示
す斜視図
す斜視図
【図4】従来の画像読み取り装置における要部構成図
【図5】従来の画像読み取り装置における走行体の読み
取り開始時あるいはリスタート時の状態を示す構成図
取り開始時あるいはリスタート時の状態を示す構成図
4 第1走行体 6 光源 13 駆動ワイヤ 18 シャフト 19 ガイドレール 41 締結部
Claims (4)
- 【請求項1】原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用
の光学系を塔載した走行体を前記載置ガラスに沿って往
復移動させることによって前記載置ガラス上に固定され
た原稿に対して読み取り走査を行う画像読み取り装置に
おいて、前記走行体の重心を前記走行体の中心より下方
に配置したことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項2】原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用
の光学系を塔載した走行体を前記載置ガラスに沿って往
復移動させることによって前記載置ガラス上に固定され
た原稿に対して読み取り走査を行う画像読み取り装置に
おいて、前記走行体の重心を前記走行体の中心より下方
に配置し、原稿から反射光を反射する反射手段を、前記
走行体の重心付近に配置したことを特徴とする画像読み
取り装置。 - 【請求項3】原稿を載置ガラス上に固定し、読み取り用
の光学系を塔載した走行体を前記載置ガラスに沿って往
復移動させることによって前記載置ガラス上に固定され
た原稿に対して読み取り走査を行う画像読み取り装置に
おいて、前記走行体の重心を前記走行体の中心より下方
に配置し、原稿から反射光を反射する反射手段を、前記
走行体の重心付近に配置し、前記走行体を支持しその往
復移動を案内する案内軸を前記走行体の中心より下方に
配置したことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項4】前記走行体を往復移動させる移動手段の作
用点を、前記走行体の中心より下方に配置したことを特
徴とする請求項1、2または3記載の画像読み取り装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191906A JPH1042103A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191906A JPH1042103A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1042103A true JPH1042103A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16282423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8191906A Pending JPH1042103A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1042103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7233420B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-06-19 | Fujinon Corporation | Mirror attachment structure for image-reading apparatus |
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1996
- 1996-07-22 JP JP8191906A patent/JPH1042103A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7233420B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-06-19 | Fujinon Corporation | Mirror attachment structure for image-reading apparatus |
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