JP2003098460A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2003098460A
JP2003098460A JP2001288099A JP2001288099A JP2003098460A JP 2003098460 A JP2003098460 A JP 2003098460A JP 2001288099 A JP2001288099 A JP 2001288099A JP 2001288099 A JP2001288099 A JP 2001288099A JP 2003098460 A JP2003098460 A JP 2003098460A
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JP
Japan
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mirror
optical
scanning device
folding mirror
reflecting mirror
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JP2001288099A
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English (en)
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Masanobu Sakamoto
順信 坂本
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り返しミラーの固定方法変更により折り返し
ミラーの振動を低減するとともに、光走査装置からの出
射方向の位置決め調整可能とし、画像形成装置の高画質
化を図ることができる光走査装置を提供する。 【解決手段】レーザ光をポリゴンモータで回転される多
面鏡で走査し、感光体上に光書き込みを行う光走査装置
であって、レーザを前記感光体に照射するための折り返
しミラーを有する光走査装置において、前記折り返しミ
ラーの反射面の反射点近傍を中心に凸が設けられた支持
部材に前記折り返しミラーがネジで保持され、前記支持
部材が光学フレームに回転自在に固定され、回転自在な
支持部材が水平方向にも移動できるように光学フレーム
に長穴を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
複写機等の電子写真方式の書込みユニットとして装備さ
れる光走査装置に関し、特に、折り返しミラーやそれを
保持するフレームの振動低減、そして、折り返しミラー
にて感光体上にビーム走査位置決めを行なう為の調整低
減を図った光走査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より電子写真装置の画像形成装置の
書込みユニットとして装備される光走査装置が知られて
いるが、この光走査装置の基本的な構成の一例として
は、レーザ光源部、多面鏡とポリゴンモータからなる光
偏向器及びFθレンズ等の結像レンズ系、そして、レー
ザ光を感光体へ反射する折り返しミラーを備えたものが
ある。この光走査装置では、レーザ光源部から出射した
レーザ光は、光偏向器によって走査され、Fθレンズ等
の結像レンズ系を通過して折り返しミラーに到達する。
折り返しミラーに到達したレーザ光は下方に折り返さ
れ、帯電されている感光体ドラム等に照射され画像を形
成する。 【0003】ところで、上記のような構成の光走査装置
を備えた画像形成装置では、ポリゴンモータの振動に起
因する画像の劣化が問題になっており、この不具合を解
消する為の対策が講じられている。例えば、特開平8-20
00号公報記載の発明は、ポリゴンモータと折り返しミラ
ーを分離したフレームに取り付けることにより、ポリゴ
ンモータの振動を折り返しミラー等に伝わらないように
する構造としたもので、振動による画像劣化を低減した
ものである。特開平2-253274号公報記載の発明は、折り
返しミラーの反射面と直交する面側に緩衝部材を設置
し、ミラーのたわみ振動を減らすことで高画質化を狙っ
たものである。特開平10-221627号公報記載の発明は、
支持部材により折り返しミラーを3ヶ所以上でフレーム
に支持又は固定し、折り返しミラーの共振周波数を高い
方へシフトすることによって、振動を低減することで高
画質化を図ったものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】電子写真方式の画像形
成装置において高画質化を阻害する要因の1つとして、
ジッター、バンディングと呼ばれる現象がある。特にデ
ィジタル技術の導入により画質の向上が進められると、
レーザ光による書込みの1ラインごとの位置精度が厳し
く要求され、これを支配する要因の一つとして感光体に
書き込むレーザ光の振動が上げられる。この振動の低減
が高品質な画像を得られる製品の開発上重要な技術とな
る。 【0005】画像形成装置の光走査装置における構成
は、レーザ光源部からレーザ光が出射され、光偏向器に
よって走査され、Fθレンズ等の結像レンズ系を通過し
て折り返しミラーに到達する。折り返しミラーに到達し
たレーザ光は下方に折り返され、帯電されている感光体
等に照射され画像を形成するものである。このような画
像形成装置のおいて、ポリゴンモータや周辺のギヤなど
から構成される駆動系の振動が折り返しミラーやフレー
ムに伝達して共振することで、感光体に照射されるレー
ザ光は振動により変動を生じ、書込みが乱れて画質の低
下を招くという問題が発生する。また、折り返しミラー
を板バネなどで固定する場合、折り返しミラーの固定方
法によっては板バネによって折り返しミラーが振動し画
質の低下を引き起こす可能性がある。また、板バネを複
数個用いて、共振点を上げると振動の低減が図れるが、
レンズの形状誤差や光源の波長バラツキにより、感光体
上の走査位置が光走査装置ごとに変化しないように折り
返しミラーを回転および光源方向前後に微調整すること
が難しくなる。 【0006】本発明はこれらの点に着目して、折り返し
ミラーの固定方法変更により折り返しミラーの振動を低
減するとともに、光走査装置からの出射方向の位置決め
調整可能とし、画像形成装置の高画質化を図ることがで
きる光走査装置を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】レーザ光をポリゴンモー
タで回転される多面鏡で走査し、感光体上に光書き込み
を行う光走査装置であって、レーザを前記感光体に照射
するための折り返しミラーを有する光走査装置におい
て、以下のような各請求項の手段により折り返しミラー
の振動を低減させ、高画質化を図るものである。 【0008】すなわち、請求項1記載の発明では、折り
返しミラーの反射面の反射点近傍を中心に凸が設けられ
た支持部材に前記折り返しミラーがネジで保持され、前
記支持部材が光学フレームに回転自在に固定され、回転
自在な支持部材が水平方向にも移動できるように光学フ
レームに長穴が設けられている。これによって、折り返
しミラーの保持剛性を板バネで保持するより上げて、振
動の低減を図るとともに、折り返しミラーが回転及び前
後に自在に動作可能となり、感光体上のビーム位置の調
整を図ることが可能となった。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、電子写真装置の画像形成
装置の書込みユニットとして装備される光走査装置の概
略構成図である。この光走査装置は、長方形の箱型のフ
レーム1に、レーザ光源部3、多面鏡4とポリゴンモー
タ5からなる光偏向器5A及びFθレンズ等の結像レン
ズ系6、そして、レーザ光9を感光体7へ反射する折り
返しミラー2から構成されている。尚、結像レンズ系6
としては、単体Fθレンズの他、Fθレンズや長尺トロ
イダルレンズなどの種々のレンズを組み合わせたものが
ある。また、レーザ光源部3は、半導体レーザ光源の
他、コリメータレンズなどが必要に応じて設けられてお
り、レーザ光を平行光とするものであり、さらに、多面
鏡4の面倒れを補正するためにコリメータレンズを設け
る場合もある。 【0010】次に、この光走査装置の動作について説明
する。レーザ光源部3から出射したレーザ光9は、光偏
向器5Aによって走査され、Fθレンズ等の結像レンズ
系6を通過して折り返しミラー2に到達する。折り返し
ミラー2に到達したレーザ光9は下方に折り返され、フ
レーム1に設けられた穴8を通って、帯電されている感
光体ドラム7に照射され画像を形成する。なお、図示し
ないが、感光ドラム7の周囲には、電子写真方式による
画像形成を行うための、帯電装置、現像装置、転写装
置、クリーニング装置、除電装置、定着装置、給紙装置
などが配設されている。 【0011】図2には、感光ドラム7上に、光走査装置
より出射されたレーザ光9の走査軌跡を示している。本
来、用紙の走行タイミングなどにより感光ドラム7に走
査する軌跡10は決定されている。しかし、光走査装置
のレーザ光源部3、光偏向器5A、Fθレンズ等の結像
レンズ系6、そして、折り返しミラー2を組み込む際の
バラツキや、光走査装置と感光ドラム7との位置精度の
バラツキにより、本来の走査軌跡10に対して、感光ド
ラム7の周方向(Y方向)にずれた軌跡10Aや軸方向
(X方向)にずれた軌跡11等が発生する。これによっ
て、用紙に印刷する書き出しの位置や書き終わりの位置
が装置毎に異なってしまう。 【0012】本発明は、図1に示すような光走査装置に
おいて、以下の実施例に示すような手段により折り返し
ミラーの振動を低減させ、感光ドラム上のビーム軌跡位
置を容易に調整することを可能とし、画像形成の高画質
化を図るものである。 【0013】図3は、本発明の一実施例を示す光走査装
置の折り返しミラー周辺の斜視図であって、図1に示す
構成の光走査装置における折り返しミラー2の支持状態
を示した図である。図に従って以下説明する。円柱状の
ホルダ12に折り返しミラー2をマウントするための溝
14が設けられている。ホルダ12に設けられたネジ穴
にネジ15を挿入し、溝14にマウントされた折り返し
ミラー2が前記ネジ15によって締め付け固定されてい
る。折り返しミラー2がネジ15で強く締め付けられて
いるため、バネ等で保持されるよりはるかに剛性が高く
なっている。ホルダ12の軸方向端面12Aにネジ穴が
設けられた円柱上の突起部13が、フレーム1に設けら
れた長穴16に挿入されている。突起部13の長さは、
長穴16の溝深さBより短くなっている。長穴16に挿
入された突起部13は、ワッシャ17を介してネジ18
によってネジ固定されている。つまり、フレーム1をホ
ルダ12の端面12Aとワッシャ17で挟み込み、ネジ
18で締め付け剛性を高くしている。折り返しミラー2
は、両端支持されており、図3と同様の構造が反対側に
も設けられて保持されている。 【0014】図4は、図3におけるホルダ12を突起部
13の方向から見た図を示している。この図を用いて、
感光ドラム7の走査線調整に関して説明する。ホルダ1
2の溝14に折り返しミラー2が挿入され、ネジ15で
保持されている。レーザ光9を反射するための折り返し
ミラー2の反射面が、突起部13の中心O近傍を通過す
るように設置された溝14が形成されている。突起部1
3の径は、長穴16の幅Hより僅かに小さく、回転自在
に取りつけられており、R方向に回転することが可能と
なっている。つまり、ホルダ12に取りつけられた折り
返しミラー2がOを中心に回転し、R方向に動作する
と、第2図に示した感光ドラム7のY方向にビーム光9
の走査線軌跡を移動することが可能となる。 【0015】また、長穴16のL寸法が突起部13の径
より長くすることで、P方向に移動することが可能とな
る。ここで、例えば、折り返しミラー2の片側のホルダ
の位置はそのままとし、一方のホルダをP方向に動作す
れば、折り返しミラー2の長手方向の軸がフレーム1に
対して傾くことになり、図2に示した感光ドラム7のX
方向にビーム光9の走査線軌跡を移動することが可能と
なる。 【0016】上記のように、感光ドラム7の走査線軌跡
が容易にX、Y方向に調整すること可能となる。このの
調整が終了した後、ネジ18にて、ホルダ12は動かな
いようにフレーム1に固定される。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホルダに折り返しミラーをネジ固定し、ホルダをフレー
ムにネジ固定されているため、剛性が高くなって、従来
のバネで支持したときに発生する振動が起きにくくな
り、画像形成装置の高画質化が可能となる。また、ホル
ダに設けられた折り返しミラーの反射面が突起部の中心
近傍に設けられ、突起部がフレームに対して、回転自在
で前後にスライド可能な構造を有していることによっ
て、感光ドラム上のビーム光の走査線軌跡調整が容易に
なり、機差による書き出し位置の変動が小さく押さえる
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】光走査装置の概略構成図である。 【図2】感光ドラム上に光走査装置より出射されたレー
ザ光の走査軌跡図である。 【図3】本発明の一実施例を示す光走査装置の折り返し
ミラー周辺の斜視図である。 【図4】図3におけるホルダを突起部方向から見た側面
図である。 【符号の説明】 1 フレーム 2 折り返しミラー 3 レーザ光源 5A 光偏光器 6 結像レンズ系 7 感光ドラム 10, 10A, 11 走査線軌跡 12 ホルダ 13 突起部 14 溝 15, 18 ネジ 16 長穴 17 ワッシャ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】レーザ光をポリゴンモータで回転される多
    面鏡で走査し、感光体上に光書き込みを行う光走査装置
    であって、レーザを前記感光体に照射するための折り返
    しミラーを有する光走査装置において、前記折り返しミ
    ラーの反射面の反射点近傍を中心に凸が設けられた支持
    部材に前記折り返しミラーがネジで保持され、前記支持
    部材が光学フレームに回転自在に固定され、回転自在な
    支持部材が水平方向にも移動できるように光学フレーム
    に長穴を設けたことを特徴とする光走査装置。
JP2001288099A 2001-09-21 2001-09-21 光走査装置 Pending JP2003098460A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100580201B1 (ko) 2004-10-19 2006-05-16 삼성전자주식회사 주사경사 및 주사만곡 보정을 위한 반사경의 위치조정장치
KR100636244B1 (ko) 2005-08-11 2006-10-19 삼성전자주식회사 주사경사 및 주사만곡 보정을 위한 반사미러의위치조정기구 및 이를 채용한 광주사장치
JP2007021551A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Nissan Motor Co Ltd レーザ溶接装置およびレーザ溶接システム
US7369287B2 (en) 2004-10-14 2008-05-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Mirror positioning structure for compensation of skew and bow and laser scanning unit employing the same

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