JP3535742B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3535742B2 JP16345898A JP16345898A JP3535742B2 JP 3535742 B2 JP3535742 B2 JP 3535742B2 JP 16345898 A JP16345898 A JP 16345898A JP 16345898 A JP16345898 A JP 16345898A JP 3535742 B2 JP3535742 B2 JP 3535742B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は原稿の画像情報を読
み取る画像読取装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、原稿をプラテンガラス上に固定
し、その原稿画像面を露光走査し、画像情報を感光ドラ
ムや、光電変換素子上に結像させる画像読取装置として
は、第5図に示すような断面の装置がある。 【0003】第1ミラー台1は、矢印2方向に一定速度
で移動し、ランプ3によりプラテン4上の原稿を露光す
る。 【0004】また、第2ミラー台5の両端にはワイヤー
プーリー21があり、第1ミラー台から伸びるワイヤー
22に引かれることにより第2ミラー台5は、第1ミラ
ー台1の速度の1/2の速度で第1ミラー台1と同期し
て、矢印2方向に移動する。 【0005】第1ミラー台1、第2ミラー台5はともに
レール6の上にスライダー部材7,8,9およびスライ
ダー取付板10,11を介して支持されている。 【0006】第6図は、第2ミラー台5の長手側面図で
あり、レール6a,6bはミラー台1,5の長手方向両
端にあり、それぞれのレールに各ミラー台がスライダー
部材2個ずつで高さ方向に支持されている。 【0007】そして、ミラー台の移動により露光走査さ
れた原稿の反射光は、第5図の第1ミラー12,第2ミ
ラー13,第3ミラー14で折り返され、レンズ15に
より光電変換素子16に結像される。 【0008】このような画像読取装置の組立てに際して
は、プラテン上の原稿の画像を忠実に再現する為に、精
度よく読取りを行えるように、ミラーやレンズ、光電変
換素子の位置調整が行われる。 【0009】例えば、プラテン4からレンズ15,レン
ズ15から光電変換素子16までの距離を調整すること
で読取画像の倍率が調整される。(第7図a,破線) 【0010】また、第6図aの17′破線で示すよう
に、第2ミラー台5の長手方向の高さの傾きを変えるこ
とで、原稿上でミラー台の走査方向と直角方向の直線の
傾きが調整される(第7図b,破線) 【0011】この傾きを調整する為には、従来、第6図
a,bに示すように第2ミラー台5の長手方向片側のス
ライダー取付板11と、第2ミラーフレーム17との結
合高さを調整していた(矢印20方向)。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成ではスライダー取付板11と、第2ミラーフレーム1
7が別体であり、その結合部の結合強度が不十分で、ま
た、4点のスライダーの平面性を保ったまま、平行にス
ライダー取付板11を調整することが困難で、スライダ
ーの浮きが発生し、画像読取り時に第2ミラー台が振動
し、画像ブレ等の問題を引き起こしていた。 【0013】また、その結合部を十分な強度で固定した
場合には、上記、傾き調整(第2ミラー台高さ調整)の
作業が煩雑になり、組立て時の調整工程に時間がかかっ
てしまう。 【0014】そこで、その解決手段として、取付板11
と第2ミラーフレーム17を一体化し、高さ調整手段と
して、スクリュー式の高さ調整スライダー18を設ける
場合がある。すなわち、第8図に示すように高さ調整ス
ライダー18は、先端部に高さ支持部18aがあり、1
8b部は、外周に雄ネジが切られ、一体化した第2ミラ
ーフレーム26の雌ネジ部にセットされ、上方からドラ
イバー等の工具で回転させることにより容易に、第2ミ
ラー台の高さ調整(傾き調整)が行われる。 【0015】しかしながら、第8図の例では、第2ミラ
ー台5は、一方のレール(6b)上では、2ヶ所の固定
式のスライダー8,9で支持され、また、他方のレール
(6a)上では、1ヶ所の高さ調整スライダー18のみ
で支持されており、読み取り走査中も常に3点支持の状
態でレール上を走行することになり、レール6a側では
ミラー台が矢印23方向に振動し画像ブレや変音などの
問題が発生する。 【0016】 【0017】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、原稿を照明する光源を有する第1の走査体と、互
いの角度が90度に調整された一対の折り返しミラーを
有し第1の走査体の2分の1の速度で移動する第2の走
査体と、第2の走査体の両端を支持する一対のレール部
材と、を有する画像読取装置において、上記第2の走査
体はその両端に2つずつ上記レール部材に当接するスラ
イダを有しており、一本のレール部材に当接する2つの
スライダは上記第1の走査体の最大走査距離の2分の1
以上の間隔を有し、4つのスライダのうち前記折り返し
ミラーに近い1つのスライダは高さ調整可能な構造であ
ることを特徴とする。 【0018】 【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は、本発明
による第2ミラー台を示した図である。第2ミラー台5
は、2つの固定式のスライダー8,9と、18b,19
b部に雄ネジの切られた、2つの高さ調整スライダー1
8,19とそのスライダーの取り付く取り付け部と一体
にして成る第2ミラーフレーム26とフレームに固定さ
れた折り返しミラー13,14とミラー台をワイヤーに
よりけん引する為のワイヤープーリー21により構成さ
れる。 【0019】この第2ミラー台5は、まず、第2ミラー
台ユニットとして単体での組み立てが行われ、その時に
は2つの高さ調整スライダーのうち、折り返しミラーに
近い側のスライダー18を設計上の基準高さに設定し、
もう一方の調整スライダー19は、同一平面上に4つの
スライダー8,9,18,19が接地する位置に調整す
る。 【0020】すなわち、第2ミラー台の重心は折り返し
ミラー13,14の中心部付近にある為調整スライダー
19の高さが高い場合には、スライダー9が平面から浮
き、また、調整スライダー19が低い場合には、スライ
ダー19自身が平面から浮き、すき間ができる。従っ
て、スライダー9と19が同一平面に接地する位置に、
調整スライダー19を調整すればよい。 【0021】そして、ユニット状態で調整された第2ミ
ラー台5は、本体の光学レール6a,6b上にセットさ
れレンズ15や、光電変換素子16、第1ミラー台1の
位置調整により、倍率や、走査位置が調整される。そし
て、本体上においては、折り返しミラー13,14に近
い側の高さ調整スライダー18を上下することにより、
光軸の傾き、すなわち、ミラー台の走査方向と直交する
方向の読み取り位置の傾きが補正される。そして、高さ
調整スライダー18の調整後、スライダー9または、ス
ライダー19がレール6a,6b上面から浮いている場
合には、調整スライダー19により高さ調整を行い、そ
の後、接着剤により固定する。 【0022】また、この第2ミラー台5は、ユニット状
態で、4つのスライダーが同一平面に接地するように調
整されているので、本体での傾き調整時には2つの調整
スライダー18,19を同時に、同量だけ回転させ、同
量の高さ調整を行うような調整冶工具を用いてもよい。 【0023】このように、4点のスライダーのうち、一
方のレール上にのる2つのスライダーを各々独立に高さ
調整可能とすることにより、高さ調整後も4点が確実に
レール平面上に接地し、安定した、振動の少ない走査系
が実現される。 【0024】また、2つの高さ調整式のスライダーを、
ネジ式で上下動させる構成とすることで、容易に、正確
な調整を行うことが可能となる。 【0025】また、図2は、2つの固定式スライダー
8,9の間隔と2つの高さ調整式のスライダー18,1
9の間隔を装置のスペース上、最大限に長くした場合の
実施例である。 【0026】第1ミラー台1は、第2ミラー台5の2倍
の速度で走査する為、画像先端位置で、2つのミラー台
がほぼ同一位置からスタートし、最大走査位置まで移動
した場合でも、図3に示すように、第2ミラー台5の移
動キョリは、第1ミラー台1の移動キョリの1/2とな
る。 【0027】すなわち、第2ミラー台5の、スライダー
8,9およびスライダー18,19の間隔は、少なくと
も、第1ミラー台1の移動キョリの1/2以上にするこ
とは可能である。図2では、4点のスライダー8,9,
18,19で構成される面が図1の第2ミラー台と比べ
広く、第2ミラー台5の高さ調整スライダー18,19
をユニット状態で同一平面高さに調整しておけば、本体
上で、折り返しミラー13,14に近い側の調整スライ
ダー18により、傾き調整を行った際にも、フレーム2
6の微小なゆがみにより、その調整量が吸収され、もう
一方の調整スライダー19は無調整の状態で、4点のス
ライダー8,9,18,19がレール6a,6b上に接
地する。 【0028】この時、互いの角度が90°に調整された
折り返しミラー13,14は、例えば図2のミラーの両
端A,B位置において図4に示すようにねじれた位置に
なる。しかしながら、2つのスライダー18,19の距
離を長くとることにより、このねじれは微小な量とな
り、また互いの角度を90°に保ったままの状態で図4
の仮想点Cを中心にねじれた場合には、光路長は、a1
+a2+a3=b1+b2+B3となり、原稿ガラス上
での倍率は変化せず、また、基準光軸高さに対する、折
り返し後の光軸高さも、a4=b4となり、原稿ガラス
上での読み取り位置ズレも発生しない。 【0029】すなわち、各々のレール上のスライダー
8,9および18,19の距離を長くとることにより、
高さ調整スライダー18のみを調整した場合でも、4点
のスライダーのレール上での浮きはなく、振動の少ない
安定した走査となり、また、光軸の傾きのみの調整が可
能となる。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高さ調整のスライダの取り付け部は、第2ミラーフレー
ムと一体となり強度を有し、また、レール上で第2ミラ
ー台は、常に4点で支持される為、画像読み取りの走査
中においても、ミラー台の走行性は安定し、振動による
画像ブレは発生しない。また、高さ調整スライダは、上
方から調整可能である為、傾き調整工程は容易である。
さらに、スライダの間隔を最大走査距離の2分の1以上
とするため、高さ調整可能なスライダが1つで、傾き調
整を行うことができる。 【0031】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態の斜視図。 【図2】本発明の第2の実施の形態の斜視図。 【図3】本発明の実施の形態の断面図。 【図4】折り返しミラーの特性を示した図。 【図5】従来の画像読取装置の断面図。 【図6】従来の画像読取装置の正面図及び斜視図。 【図7】画像読取装置の光学調整方法を示した図。 【図8】3つのスライダを用いた画像読取装置の高さ調
整方法を示した斜視図。 【符号の説明】 1 第1ミラー台 5 第2ミラー台 6 光学レール 8,9 固定式のスライダー 18,19 調整式のスライダー 26 第2ミラーフレーム

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿を照明する光源を有する第1の走査
    体と、互いの角度が90度に調整された一対の折り返し
    ミラーを有し第1の走査体の2分の1の速度で移動する
    第2の走査体と、第2の走査体の両端を支持する一対の
    レール部材と、を有する画像読取装置において、 上記第2の走査体はその両端に2つずつ上記レール部材
    に当接するスライダを有しており、一本のレール部材に
    当接する2つのスライダは上記第1の走査体の最大走査
    距離の2分の1以上の間隔を有し、4つのスライダのう
    前記折り返しミラーに近い1つのスライダは高さ調整
    可能な構造であることを特徴とする画像読取装置。
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