JP3950637B2 - 画像読取ユニット及び画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、スキャナ、複写機、あるいは、ファクシミリ装置などの、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、特に、これらの装置に備えられる画像読取ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿の画像情報を読み込んでデジタル画像情報を形成するイメージスキャナなどの様々な画像読取装置が実用化されている。
【0003】
近年このような画像読取装置においては、画像読取ユニット(キャリッジ)自身は大きくなるが、装置全体としては構成が簡略化することが可能で、さらに光学調整がユニット内だけで完結する一体型光学系ユニットが多用されはじめている。
【0004】
この一体型光学系ユニットである、画像読取ユニット(キャリッジ)を利用して、原稿を読み取る画像読取装置の一例を、図16〜図18を用いて説明する。図18はこの画像読取装置を示す概略断面図である。
【0005】
画像情報を読み込むため、原稿Pは原稿台ガラス91上に、装置ケースの内側へ即ち原稿Pを下向きに規定の位置にセットして、原稿Pが原稿台ガラス91上をズレないように原稿圧板92で、原稿Pの後側となる上側より押える。
【0006】
原稿Pに原稿台ガラス91により、対向した光電変換手段(イメージセンサ)2を有する画像読取ユニット(キャリッジ)101は、一直線分の画像情報(1ライン分の主走査による画像情報)を読めるように構成され、原稿Pの画像情報を読み込むため、原稿Pの先端部から後端部へと、図示しない駆動モータにより、副走査方向(図中矢印方向)に平行移動してゆく。これにより原稿画像の二次元の平面画像が読み取り可能となっている。
【0007】
図17は、画像読取ユニット(キャリッジ)101の拡大断面図を示し、図16は、その画像読取ユニット(キャリッジ)の基本構成図(ランプ等は省略)を示す。
【0008】
光源としてのランプ3と、ランプ3の裏側の反射ミラー(反射笠)4と、ランプ3の近傍の反射ミラー(反射笠)5により、原稿Pの所要部分を線状に主走査方向に照明する。
【0009】
ここで、原稿Pをセットする原稿台ガラス91の図示は省略する。
【0010】
原稿Pの画像面で反射された光は、光学第一ミラー6,第二ミラー7,第三ミラー8,第四ミラー9,第五ミラー10により、光学像を結像するレンズユニット11へ導かれ、光電変換手段としてのイメージセンサ2へと、原稿画像を結像させる。
【0011】
イメージセンサ2は、光電変換を行って画像情報を形成するものである。
【0012】
そして、1ラインデータ分を処理した後、画像読取ユニット(キャリッジ)101を1ライン分のみ副走査方向に移動して、同様に画像情報を作成し、これを繰り返して行くものである。
【0013】
また、主走査方向において光源3から原稿Pに対する照度が不均一になっていたり、イメージセンサ2の画素毎に異なる特性を持っていたりする場合がある。そのため、画像情報を作成するのにバラツキが大きくなってしまう。
【0014】
この補正をするために、白色および黒色のシェーディング補正が必要であり、白色シェーディング用の白色基準板、黒色のシェーディング用の黒色基準板は、画像読取ユニット(キャリッジ)101が副走査方向の延長上で、かつ、原稿画像読み込み範囲外で、それぞれシェーディング可能な位置に設けられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0016】
上述したことからもわかるように、画像読取ユニット(キャリッジ)の光学調整は、ユニット内だけで完結するので、より高解像のイメージセンサが使用可能になる。
【0017】
高解像イメージセンサの実力を存分に発揮させるためには、もう一つの重要な部品であるレンズユニットの性能も、高解像イメージセンサに見合ったものが必要である。
【0018】
よって、光学調整の技術精度もかなりの高精度に成らなければ、せっかくの高解像イメージセンサおよび高性能レンズユニットの能力を生かすことができないという問題が生じる。
【0019】
通常イメージセンサは、キャリッジに対して自由空間に半田付け等により、固定されるので、むやみに光学調整の技術精度をあげるために、高精度の組立調整治具等を使用しても、最後の半田付けによる固定時にわずかにズレが生じてしまったり、組立性が著しく悪くなってしまった。
【0020】
また光学調整不良をおこした場合、原稿画像の読取不良や画像読取ユニットの再生利用に手間がかかりすぎてしまう。
【0021】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、光電変換手段を備えたユニットを本体に固定する際の組立性を向上させた画像読取ユニット及び画像読取装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
光源手段により照明された原稿を結像手段で結像させて読み取る光電変換手段と、
前記光電変換手段とともに光電変換ユニットを構成する第一固定部材と、
前記第一固定部材と第1の摺動接触部で摺動接触する第二固定部材と、
前記第二固定部材と第2の摺動接触部で摺動接触する第三固定部材と、
前記第三固定部材と前記結像手段とを夫々組付ける画像読取ユニット本体とを有し、
前記第三固定部材は、前記画像読取ユニット本体に着脱可能に固定され、前記第1及び第2の摺動接触部は、位置調整後に接着剤にて固定されることを特徴とする。
【0033】
前記光電変換手段はラインセンサであり、前記第1と第2の摺動接触部により、前記ラインセンサの主走査方向であるX軸、前記ラインセンサに入射する光路方向であるZ軸、X軸Z軸の両軸と直交するY軸に対して、各軸方向への平行移動及びY軸回りとZ軸回りの回転移動の5方向に独立して位置調整可能とすることも好適である。
【0034】
前記第1及び第2の摺動接触部のうち一方は、摺動接触する2つの部材のうち一方が有する、Z軸方向に延出する延出部と、該2つの部材の他方が有する、該延出部をY軸に垂直な面上に揺動可能に摺動接触させる揺動面部と、を備え、前記光電変換手段のZ軸方向への平行移動及びY軸回りの回転移動を可能とし、
他方は、摺動接触する2つの部材の隣り合うZ軸に垂直な面により構成され、前記光電変換手段のX軸,Y軸方向への平行移動及びZ軸回りの回転移動を可能とすることも好適である。
【0035】
前記第1及び第2の摺動接触部の一方において、
前記延出部は断面略T形状部を備え、前記揺動面部は該延出部の断面略T形状部と嵌合する嵌合部を備えることも好適である。
【0036】
前記第1及び第2の摺動接触部の他方において、
摺動接触する2つの部材のうち一方は、該2つの部材の他方を係合する係合手段を備えることも好適である。
【0037】
前記第1及び第2の摺動接触部において、摺動接触する2つの部材のうち少なくとも一方に溝部を備えることも好適である。
【0038】
前記第1及び第2の摺動接触部において、摺動接触する2つの部材の両方に溝部を備える場合、該2つの部材の溝部は互いに交差することも好適である。
【0039】
前記溝部は、前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する領域の外部に渡って設けられることも好適である。
【0040】
前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する2つの部材の端部は、接着剤が注入可能な切り欠き状の形状の切り欠き状部を備えることも好適である。
【0041】
前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する2つの部材のうち一方に接着剤が流れ込むための穴部を備え、他方に該穴部から流れ込む接着剤を受ける受け部を備えることも好適である。
【0042】
画像読取ユニット本体に着脱可能に保持固定される枠体と、該枠体を画像読取ユニット本体に保持固定する第1の取付部材と、を備え、
前記調整部材は、前記第2の摺動接触部において前記枠体と摺動接触し、
前記第1の取付部材は、前記光電変換ユニット及び前記調整部材との干渉範囲外に取り付けられることも好適である。
【0043】
前記光電変換手段を前記光電変換ユニットに着脱可能に保持固定する第2の取付部材を備えることも好適である。
【0044】
前記調整部材は、前記光電変換手段より大きな開口部を備えることも好適である。
【0045】
前記枠体は、前記光電変換手段より大きな開口部を備えることも好適である。
【0046】
前記接着剤の動粘性係数ν(但し、ν=μ(流体の粘性係数(Pa・s))/ρ(流体の密度(kg/m3)))は、1.0×10-3〜2.0×10-6(m2/s)であることも好適である。
【0047】
画像読取装置にあっては、上記記載の画像読取ユニットを備え、原稿画像を該画像読取ユニットにより読み込んで画像情報を形成することを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。なお、従来技術の項で説明した構成と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0049】
まず、実施の形態の説明を行う前に図16の基本構成図にて、光電変換手段としてのイメージセンサの画像読取ユニット本体に対しての調整のための自由度を簡単に説明する。
【0050】
原稿Pの画像情報の主走査方向の一直線分を、光電変換手段であるイメージセンサの一直線状の素子に、焦点合わせをすることを考える。
【0051】
その中心光路(光軸)を一点鎖線で示し、この光路(光軸)は第一ミラー6,第二ミラー7,第三ミラー8,第四ミラー9,第五ミラー10により反射されて折れ曲がり、光学像を結像するレンズユニット11へ導かれる。
【0052】
各光学ミラー6〜10は、キャリッジ本体に一定の位置に固定されていて、調整不要としてある。レンズユニット11は、倍率調整等のために光路(光軸)に対し長手方向(Z−S’方向)に移動可能としている。
【0053】
ここでイメージセンサ2の調整移動の方向を定める。
【0054】
光路(光軸)の方向をZ軸、このZ軸に直交し、ほぼイメージセンサ2の一直線状に並んだ素子の方向と重なる方向をX軸とし、このZ軸とX軸の両方に直交する方向をY軸とする。
【0055】
そして、X軸方向の平行移動をX−Sと表し、Y軸方向の平行移動をY−Sと表し、Z軸方向の平行移動をZ−Sと表し、Y軸に対し回転移動をY−Rと表し、Z軸に対し回転移動をZ−Rと表す。
【0056】
ここで、X軸に対しての回転移動を定めていないが、これは画像情報の一直線(読取線分)と素子の一直線(結像線分)の結像合わせであるので、素子の一直線(結像線分)の回転移動が調整に影響しないためである。
【0057】
これにより、イメージセンサ2はキャリッジに対して、調整移動自由度が五方向必要であり、この五方向の自由度が確保されれば、光学調整可能なことが解る。
【0058】
図1〜図15にて、本実施の形態の構成、形状、調整、移動等の説明をする。
【0059】
図1は、図17キャリッジ拡大断面図を下方より見た下正面図を示し、図2は、図1下正面図の左側面図を示し、図3は、図1下正面図の中央部を断面A−Aで見た前断面図を示し、図4は、図1下正面図の前側面図で、主要部を拡大断面で示す。
【0060】
図からも解るように、本実施の形態の光学調整はキャリッジ1を逆さまにして行われて、光学調整およびイメージセンサ接着工程後の、組立て上がり構成の全様がこのようになる。
【0061】
なお、本実施の形態で使用する接着剤は、瞬間接着剤を使用し、組立て工程の時間を節約するものであるが、説明上接着剤と記して進めるものである。
【0062】
瞬間接着剤を使用する利点として、半田付け等に比べその管理が簡単であり、表面張力により拡散して接着面の範囲を広くでき、何より組立時間の短縮が可能となる。
【0063】
また、従来の紫外線硬化型接着剤の使用に比べた場合、外側より紫外線を照明できない影となってしまう部分は接着できないが、瞬間接着剤はその影となる部分まで流れ込んで強固に接着固定可能である。
【0064】
図5は、図1下正面図の各単部品図を示し、図6は、図5単部品図の中央部を断面B−Bで見た前断面図を示し、図7は、図5単部品図の前側面図を示す。
【0065】
イメージセンサ2と第一固定部材20とにより構成される光電変換ユニットと、調整部材としての第二固定部材30が摺動接触する第1の摺動接触部について説明する(また、第一固定部材20と第二固定部材30とにより第1のユニットが構成される)。
【0066】
図15はイメージセンサ2とともに光電変換ユニットを構成する第一固定部材20を示す図であり、(a)と(b)は第一固定部材20をそれぞれ反対側から見た図である。図15に示すように、第一固定部材20には、その両端に調整部材としての第二固定部材30と接着するための接着用板部(延出部)21が二ヶ所備えられている。
【0067】
二ヶ所の接着用板部21には、それぞれに、第二固定部材30と嵌合するための嵌合リブ22(断面略T形状部をなす)と、接着剤が接着用板部21の裏面に流れ込むための接着用穴部23と、接着剤が接着用板部21にまんべんなく広がるための接着用溝部24とを持つ。接着用溝部24は、接着用板部21の裏面にも形成されいる。なお、溝部24は線状に形成されているが、曲率を有するように形成しても良い。
【0068】
イメージセンサ2は、電気基板に備えられており、第一固定部材20の固定用ボス25にビスネジ(第2の取付部材)52にて固定され光電変換ユニットをなし、図示していないフレキシブル電気ケーブルにて光電変換された信号を送り出す。
【0069】
第二固定部材30には、その両端に第一固定部材20の接着用板部21の表裏両面と摺動接触し、かつ接着するための接着用板部(嵌合部、揺動面部)31,32を二ヶ所備えられる。
【0070】
二ヶ所の接着用板部31には、それぞれに、第一固定部材20の嵌合リブ22と嵌合するための嵌合受け部33を持ち、この嵌合受け部33の下方に位置する接着用板部32は平面であり、このような嵌合受け部を持たない。
【0071】
調整部材としての第二固定部材30と、枠体としての第三固定部材(第2のユニット)40が摺動接触する第2の摺動接触部(接着剤による接着部)について説明する。
【0072】
図14は、それぞれ接着される第二固定部材30と第三固定部材40との接着面を示している。図14に示すように、第二固定部材30は、第三固定部材40との接着面(第1の平面部)と、側面には、接着剤を流し込むための注ぎ口(切り欠き状部)34を数箇所と、を持つ。また、接着面には接着剤がまんべんなく広がるための接着用溝部35が形成されている。なお、溝部35は第三固定部材40との接着領域の外部に渡って設けられるのが好ましい。
【0073】
接着用溝部35に流し込まれた接着剤は表面張力等により注ぎ口34とは反対側の側面に向けて広がっていく。また、接着時、接着用溝部35の溝方向は、自重で接着剤が流れ込む方向に成っている。なお、本実施の形態では溝部35は線状に形成されているが、曲率を有するように形成しても良い。
【0074】
また第二固定部材30の中央部には、イメージセンサ2よりも広い開口部36を持ち、組立て調整時にイメージセンサ2と干渉しないように成っている。
【0075】
第三固定部材40には、第二固定部材30の側面が摺動接触し、かつ接着するための接着面(第2の平面部)を持ち、第二固定部材30が必ず摺動接触するように、背後より係合する係合手段としての係合部41を持つ。
【0076】
第三固定部材40の摺動接触接着面には接着用溝部42が形成され、この溝方向は第二固定部材30の接着用溝部35と交差するように設けられている(本実施形ではほぼ直交する方向に交差している)。なお、本実施の形態では溝部42は第二固定部材30との接着領域の外部に渡って設けられるのが好ましい。また、溝部42は線状に形成されているが、曲率を有するように形成しても良い。
【0077】
従って、第二固定部材30と第三固定部材40とが係合部41により係合され、第二固定部材30の接着面と第三固定部材40の接着面とが接触された状態で、注ぎ口34より流し込まれた接着剤は、第二固定部材30と第三固定部材40の摺動接触接着面全体に表面張力等によりまんべんなく広がるように成っている。
【0078】
また第三固定部材40の中央部には、第二固定部材30の中央部と同様に、イメージセンサ2よりも広い開口部43を持ち、組立て調整時にイメージセンサ2と干渉しないように成っている。
【0079】
第三固定部材40は、キャリッジ1本体に嵌合位置決めされ、ビスネジ(第1の取付部材)51にて固定される。固定用ビスネジ51は、第一固定部材20及び第二固定部材30の調整移動範囲外、又は図のような段差部に設けることにより、組立後でも他の部品と干渉せずに取り外し可能な構成としている。
【0080】
図8は、接着工程前の下正面組立図を示し、図9は、接着工程前の左側面組立図を示す。
【0081】
まず、キャリッジ1本体側は、第三固定部材40を嵌合位置決めしてビスネジ固定し、第三固定部材40に第二固定部材30が、摺動接触するように係合部41との間に挟持させておく。
【0082】
イメージセンサ2を備えた電気基板は、第一固定部材20の固定用ボス25にビスネジにて固定して、イメージセンサユニットを組み立てる。
【0083】
ここでイメージセンサ2の調整移動方向を確認しておく。
【0084】
イメージセンサユニットは一体であり、第一固定部材20の接着用板部21と、第二固定部材30の接着用板部31,32が、摺動接触可能であるためその調整移動方向は、Z−S(Z軸方向の平行移動)と、Y−R(Y軸に対し回転移動)となる。
【0085】
第二固定部材30と、キャリッジ1本体と一体である第三固定部材40とが、係合部41で挟持されているだけなので、摺動接触可能であり、その調整移動方向は、X−S(X軸方向の平行移動)と、Y−S(Y軸方向の平行移動)と、Z−R(Z軸に対し回転移動)とになる。
【0086】
これにより五方向の自由度が確保され、光学調整可能となる。
【0087】
図10は、第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Y−R時計回りに移動させた下正面図を示し、図11は、第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Y−R反時計回りに移動させた下正面図を示す。
【0088】
イメージセンサ2と一体となった第一固定部材20を組立調整治具の移動調整部にもたせ、一方、第二固定部材30と第三固定部材40を組まれたキャリッジ1本体は、組立調整治具の固定部に持たせる。
【0089】
第一固定部材20の接着用板部21を第二固定部材30の接着用板部31,32の間に摺動接触し、かつ、第一固定部材20の嵌合リブ22を、第二固定部材30の嵌合受け部33にそれぞれ入り込むようにして、光学組立調整がはじめられる。
【0090】
これで第一固定部材20は、さきほど図8にて説明したX−S方向移動することになる。次に、Y−R方向移動について説明する。
【0091】
図10ではY−R方向時計回り、図11ではY−R方向反時計回りに移動する際、嵌合リブ22と嵌合受け部33は部分接触するが、第一固定部材20は第二固定部材30に対して自由度が保たれる。
【0092】
さらに図から解るように、第一固定部材20の接着剤が接着用板部21の裏面に流れ込むための接着用穴部23は、第二固定部材30の嵌合受け部33よりそれぞれ確認でき、接着用板部31の影に隠れてしまうことがない。これにより、キャリッジ1の裏側から接着剤を接着用板部21裏面と接着用板部32表面の間に確実に流し込むことができる。
【0093】
また、イメージセンサ2が光学組立調整時に、第二固定部材30および第三固定部材40に埋まってしまう位置になっても、それぞれイメージセンサ2よりも広い開口部36,43を持つため、調整範囲を狭めることがない。
【0094】
図12は、第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Z−R回転の移動を説明する左側面図を示し、図13は、第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動X−S方向の移動を説明する左側面図を示す。
【0095】
嵌合リブ22と嵌合受け部33の嵌合関係、および接着用板部21と接着板部31,32との摺動接触関係より、第一固定部材20のX−S方向、Y−S方向、Z−R方向の調整移動に連動して、第二固定部材30も移動する。
【0096】
第二固定部材30は、第三固定部材40の係合部41によりその背後より付勢され、第三固定部材40の接着面に必ず摺動接触することで、第三固定部材40に対して、第一固定部材20がその調整移動を制約することがない。
【0097】
第一固定部材20が、Z−R方向時計回りに移動する際は図12のようになり、X−S方向の移動する際は図13のようになり、Y−S方向の移動は図13と同様であるので省略する。これにより第一固定部材20の自由度が保たれる。
【0098】
第一固定部材20と一体となったイメージセンサ2の、キャリッジ1に対して光学調整され位置が定められたら、接着剤による接着工程を行うことにする。
【0099】
第一固定部材20と第二固定部材30と、第二固定部材30と第三固定部材40とは、それぞれ必ず摺動接触し、すなわち接着面を必ず持つことになっている。
【0100】
図4の拡大断面図部にて説明する。
【0101】
第一固定部材20と第二固定部材30の接着は、嵌合リブ22の傍らから嵌合受け部33との隙間に、接着剤を流し注ぎ込む。
【0102】
注ぎ込まれた接着剤の一部は、接着用板部21の表面の接着用溝部24にてまんべんなく広がり、接着用板部21と接着用板部31とを接着固定する。
【0103】
また一部は、接着用板部21の裏面に流れ込むための接着用穴部23を通り、下方に位置する接着用板部32(受け部)まで達する。接着用板部32は、嵌合受け部を持たないので、接着剤がさらに下方に流れ落ちることがない。
【0104】
この接着剤は接着用板部21の裏面の接着用溝部により、まんべんなく広がって接着用板部21と接着用板部32とを接着する。つまり各接着用板部は、サンドイッチ状態で強固に接着固定されることとなる。
【0105】
第二固定部材30と第三固定部材40の接着は、第二固定部材30の接着剤を流し込むために数箇所もうけられた注ぎ口34より注ぎ込むことで行われる。注ぎ口34は接着剤が接着用溝部35へ流れるように、第二固定部材30と第三固定部材40が接触したときに切り欠き状の形状をなす。
【0106】
注ぎ込まれた接着剤は、第二固定部材30の接着用溝部35が、接着剤の自重にて流れ込む方向になっているので、その溝部35に沿って流れて行く。
【0107】
また、接着用溝部35とほぼ直交する方向に、第三固定部材40には接着用溝部42を持つので、接着剤はまんべんなく摺動接触面に広がって、第二固定部材30と第三固定部材40とを強固に接着固定する。これによりイメージセンサ2は、キャリッジ1に対して光学調整位置決めがされる。
【0108】
さらに、接着工程にてわずかながらイメージセンサがズレてしまった組立不良や、部品交換が必要になった場合にも、本実施の形態の構成は都合が良い。
【0109】
各固定部材は接着され一体化してしまうが、第三固定部材40のキャリッジ1ヘの固定ビスネジ51は、第一固定部材20および第二固定部材30の調整範囲外、または段差部に設けることにより、他の部品に干渉せずに取り外し可能なので、一体化した固定部材部のみ取り外せる。
【0110】
つまり、レンズユニット等を組み付けた画像読取ユニット本体は、そのまま簡単に再生可能であり、イメージセンサ2の電気基板においても、第一固定部材20の固定ビスネジ52を外すことで簡単に再生可能である。
【0111】
また、本実施の形態に使用される瞬間接着剤は、他の低粘度の接着剤を利用しても同様な効果を得ることができ、接着剤の特性として、各固定部材の溝部内での接着剤の広がりやすさを考慮すると、接着剤の動粘性係数νは、1.0×10-3 〜2.0×10-6 (m2/s)であるのが好ましい。なお、動粘性係数νは、以下の式にて表すことができる。
【0112】
ν = μ/ρ
但し、 μ:流体の粘性係数(Pa・s)
ρ:流体の密度(kg/m3)
このような動粘性係数の接着剤を用いることにより、上記溝部内での接着剤の広がり性を良好にすることができ、各固定部材間の接着性を向上することができる。
【0113】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1及び第2のユニットは、第1及び第2の平面部が密着された後、溝に接着剤が流し込まれて固定されるので、光電変換手段を備えたユニットを本体に固定する際の組立性を向上させることが可能となる。
【0114】
さらに、光電変換手段は調整部材により5方向に独立して移動可能とされ、光学調整後、第1及び第2の摺動接触部は瞬間接着剤または低粘度の接着剤により固定されるので、光学調整の作業性を向上させることができ、本体に光電変換手段を固定する際の組立性を向上させることが可能となる。
【0115】
さらに、第1の取付部材は光電変換ユニット及び調整部材との干渉範囲外に取り付けられるので、もし、光学調整不良を起こした場合でも、第1の取付部材をはずすことにより、画像読取ユニット本体及び光電変換手段の再生利用を簡単に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像読取ユニットを示す概略図であり、図17におけるキャリッジ拡大断面図を下方より見た下正面図を示す。
【図2】図1の下正面図の左側面図を示す。
【図3】図1の下正面図の中央部を断面A−Aで見た前断面図を示す。
【図4】図1の下正面図の前側面図であり、主要部の拡大断面で示す。
【図5】図1の下正面図の各単部品図を示す。
【図6】図5の単部品図の中央部を断面B−Bで見た前断面図を示す。
【図7】図5の単部品図の前側面図を示す。
【図8】接着工程前の下正面組立図を示す。
【図9】接着工程前の左側面組立図を示す。
【図10】第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Y−R時計回りに移動させた下正面図を示す。
【図11】第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Y−R反時計回りに移動させた下正面図を示す。
【図12】第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動Z−R回転の移動を説明する左側面図を示す。
【図13】第一固定部材20を第二固定部材30に対して調整移動X−S方向の移動を説明する左側面図を示す。
【図14】第二固定部材と第三固定部材の接着面を説明する図を示す。
【図15】第一固定部材の第二固定部材に接着される接着面を説明する図を示す。
【図16】画像読取ユニット(キャリッジ)の基本構成図を示す。
【図17】画像読取ユニット(キャリッジ)の拡大断面図を示す。
【図18】画像読取装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 イメージセンサ
3 照明ランプ
4,5 反射笠
6 第一ミラー
7 第二ミラー
8 第三ミラー
9 第四ミラー
10 第五ミラー
11 レンズユニット
20 第一固定部材
21 接着用板部
22 嵌合リブ
23 接着用穴部
24,35,42 接着用溝部
25 固定用ボス
30 第二固定部材
31,32 接着用板部
33 嵌合受け部
34 注ぎ口
36,43 開口部
40 第三固定部材
41 係合部
42 接着用溝部
51,52 ビスネジ
91 原稿台ガラス
92 原稿圧板
P 原稿
X−S X軸平行移動
Y−S Y軸平行移動
Z−S Z軸平行移動
Y−R Y軸回転移動
Z−R Z軸回転移動
Claims (16)
- 光源手段により照明された原稿を結像手段で結像させて読み取る光電変換手段と、
前記光電変換手段とともに光電変換ユニットを構成する第一固定部材と、
前記第一固定部材と第1の摺動接触部で摺動接触する第二固定部材と、
前記第二固定部材と第2の摺動接触部で摺動接触する第三固定部材と、
前記第三固定部材と前記結像手段とを夫々組付ける画像読取ユニット本体とを有し、
前記第三固定部材は、前記画像読取ユニット本体に着脱可能に固定され、前記第1及び第2の摺動接触部は、位置調整後に接着剤にて固定される
ことを特徴とする画像読取ユニット。 - 前記光電変換手段はラインセンサであり、前記第1と第2の摺動接触部により、前記ラインセンサの主走査方向であるX軸、前記ラインセンサに入射する光路方向であるZ軸、X軸Z軸の両軸と直交するY軸に対して、各軸方向への平行移動及びY軸回りとZ軸回りの回転移動の5方向に独立して位置調整可能であることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第1及び第2の摺動接触部のうちの一方は、摺動接触する2つの部材のうち一方が有する、Z軸方向に延出する延出部と、該2つの部材の他方が有する、該延出部をY軸に垂直な面上に揺動可能に摺動接触させる揺動面部と、を備え、前記光電変換手段のZ軸方向への平行移動及びY軸回りの回転移動を可能とし、
他方は、摺動接触する2つの部材の隣り合うZ軸に垂直な面により構成され、前記光電変換手段のX軸,Y軸方向への平行移動及びZ軸回りの回転移動を可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。 - 前記第1及び第2の摺動接触部の一方において、前記延出部は断面略T形状部を備え、前記揺動面部は該延出部の断面略T形状部と嵌合する嵌合部を備えることを特徴とする請求項3記載の画像読取ユニット。
- 前記第1及び第2の摺動接触部の他方において、摺動接触する2つの部材のうち一方は、該2つの部材の他方を係合する係合手段を備えることを特徴とする請求項3または4記
載の画像読取ユニット。 - 前記第1及び第2の摺動接触部において、摺動接触する2つの部材のうち少なくとも一方に溝部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第1及び第2の摺動接触部において、摺動接触する2つの部材の両方に溝部を備える場合、該2つの部材の溝部は互いに交差することを特徴とする請求項6記載の画像読取ユニット。
- 前記溝部は、前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する領域の外部に渡って設けられることを特徴とする請求項6または7記載の画像読取ユニット。
- 前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する2つの部材の端部は、接着剤が注入可能な切り欠き状の形状の切り欠き状部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第1及び第2の摺動接触部のうち少なくとも一方において、摺動接触する2つの部材のうち一方に接着剤が流れ込むための穴部を備え、他方に該穴部から流れ込む接着剤を受ける受け部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第三固定部材を前記画像読取ユニット本体に着脱可能に保持固定する第1の取付部材を備え、前記第1の取付部材は、前記光電変換ユニット及び前記第二、第三固定部材との調整範囲外に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記光電変換手段を前記光電変換ユニットに着脱可能に保持固定する第2の取付部材を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第二固定部材は、前記光電変換手段より大きな開口部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記第三固定部材は、前記光電変換手段より大きな開口部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 前記接着剤の動粘性係数ν(但し、ν=μ(流体の粘性係数(Pa・s))/ρ(流体の密度(kg/m3)))は、1.0×10-3〜2.0×10-6(m2/s)であることを特徴とする請求項1記載の画像読取ユニット。
- 請求項1記載の画像読取ユニットを備え、前記原稿の画像を該画像読取ユニットにより読み込んで画像情報を形成することを特徴とする画像読取装置。
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