JPH11111114A - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents
ピアノハンドル式スイッチInfo
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- JPH11111114A JPH11111114A JP26725997A JP26725997A JPH11111114A JP H11111114 A JPH11111114 A JP H11111114A JP 26725997 A JP26725997 A JP 26725997A JP 26725997 A JP26725997 A JP 26725997A JP H11111114 A JPH11111114 A JP H11111114A
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
専用のピアノハンドルを用意する必要をなくし、省施工
化を図る。 【解決手段】ピアノハンドル43に接点部100の切換
状態を表示する表示体70を摺動自在に取り付ける。表
示体70に傾斜した操作面70cを有する操作片70b
を3つ列設する。押釦スイッチ5の反転ハンドル31に
設けた駆動片71で操作片70bに押圧力を付与して表
示体70を一方向に摺動する。反転ハンドル31の反対
方向の回動によって駆動片71がロック手段によるロッ
クが解除され、コイルばね78のばね力で表示体70が
復帰する。而して、操作片70bを表示体70の摺動方
向に3つ列設したため、ピアノハンドル43が上中下の
何れの位置でも駆動片71で操作片70bに押圧力が付
与でき、ピアノハンドル43を共通に使用できて省施工
化が図れる。
Description
押操作(ピアノタッチ操作)によって押釦スイッチの接
点部の切り換えを行なうピアノハンドル式スイッチであ
って、接点部の切換状態を表示する機能を有するピアノ
ハンドル式スイッチに関するものである。
ドル式スイッチが知られている(例えば、特開平5−3
25725号公報参照)。このピアノハンドル式スイッ
チは、押釦ハンドル32が押し込まれたときに、この押
釦ハンドル32の押し込み動作に伴って反転ハンドル3
1を反転回動させ、この反転ハンドル31の反転回動に
応じて接点部100の切り換えを行なうようにした押釦
スイッチ5’と、押釦スイッチ5’の上部に取付けられ
上記押釦ハンドル32をピアノタッチ操作で押圧するピ
アノハンドル43’とを備えたものである。そして、ピ
アノハンドル43’のピアノタッチ操作により押釦スイ
ッチ5’の接点部100を切り換えるようにしている。
ピアノハンドル43’に、枢支端側の下面から一対の回
動片43a’を延設すると共に、押圧操作端側の下面か
ら押釦スイッチ5’からの抜け止め用の一対の抜止片4
3b’を垂設してある。上記回動片43a’はカバー5
aに形成された凹部54に係合され、抜止片43b’が
空所12内に挿入され、抜止片43b’側の押圧操作端
側を押圧すると、回動片43a’側を支点として回動片
43a’を撓ませてピアノタッチ式に回動するようにな
っている。
摺動凹所76が設けてあり、この摺動凹所76には接点
部100の切換状態を表示するための表示体70’が摺
動自在にはめ込んである。摺動凹所76の略中央部には
表示窓110が設けてある。表示体70’の背面部には
ガイド突部70a’が突設してあり、ガイド突部70
a’の背面部には表示体70’の摺動方向に傾斜した操
作面70b’が形成してある。図中77は押さえ板であ
って、ガイド突部70a’の移動範囲を除いて摺動凹所
76を覆うようにしてピアノハンドル43’の裏面に取
付けられて表示体70’が外れるのを防止するようにな
っている。この押さえ板77はピアノハンドル43’に
設けた熱着ピン(図示せず)を押さえ板77の熱着孔
(図示せず)にはめ込み、熱着ピンを溶着して固着して
ある。そして、押さえ板77には切欠部(図示せず)が
形成してあり、ガイド突部70a’がこの切欠部内を摺
動するものである。
はコイルばねはめ込み溝(図示せず)が設けてあり、コ
イルばね78の一部がはめ込んであり、このコイルばね
78の端部が表示体70’の摺動方向の一端部に設けた
コイルばね嵌合突部(図示せず)に嵌合してあり、この
ことによりコイルばね78のばね力で表示体70’に一
方方向に押圧されるばね力が付与してある。
駆動片71は反転ハンドル31に一体に形成してあり、
この駆動片71は略L状をしていて、カバー5bの孔7
3に挿入してある。そして、図20(b)の状態では傾
斜した操作面70b’の傾斜下端部付近に駆動片71の
上端部が位置している。この状態でピアノハンドル4
3’を押圧操作すると反転ハンドル31が回動して反転
ハンドル31に一体に設けた駆動片71の上端部が上昇
して傾斜した操作面70b’に押し当たることで表示体
70’は傾斜面70b’にガイドされて図中右方向に移
動し、表示窓110に対向する表示体70’の表面位置
が変化していき、ピアノハンドル43’を完全に押し下
げて反転ハンドル31が反転回動を完了して接点部10
0が切り換えられた時点で同時に図21(b)に示すよ
うに駆動片71の上端部が傾斜した操作面70b’の傾
斜上端部に連続する立ち上がり面に係止してロックされ
る。このロック状態ではピアノハンドル43’から手を
離してもロック状態を維持しているものである。そし
て、この状態では表示体70’の表面部の一部(図21
(b)においては表示体70’の表面部の左側半部)が
表示窓110に対向するようになっている。この状態は
可動接点29が図中左側の固定接点25aに接触してい
る状態を表示窓110から表示している状態である。
圧操作すると、反転ハンドル31が逆方向に反転回動
し、これに伴って駆動片71の先端が下方に下がり、ロ
ック手段が解除され、駆動片71が下降することで表示
体70’がコイルばね78のばね力により図中左方向へ
移動し、ピアノハンドル43’の押圧を解除した時点で
図20(b)の状態に戻るものであり、この状態では、
図20(a)のように可動接点29が図中右側の固定接
点25bに接触し、また、表示体70’の表面部の他の
一部(図20(b)においては表示体70’の表面部の
右側半部)が表示窓110に対向する。この状態は図2
0(a)に示すように可動接点29が右側の固定接点2
5bに接触している状態を表示窓110から表示してい
る状態である。そして、このようにして表示体70’に
より接点部100の切換状態をそれぞれ表示するもので
あり、この場合、表示体70’の表面の一側部に例えば
「入」と表記すると共に他側部に「切」と表記するもの
であり、接点部100の切り換えに応じて表示窓110
から「入」が表示されたたり、あるいは、「切」が表示
されたりするものである。
成樹脂製のボディ5b’とカバー5a’とで形成されて
おり、JIS等において規格化されている既製の埋込型
の配線器具の1個モジュール寸法に形成してある。そし
て、押釦スイッチ5’の表面側の部材であるカバー5
a’には、既製の配線器具を埋設する場合に用いる取付
枠2に着脱自在に取付可能とするために、両端面に一対
の係止爪11,11がそれぞれ突設してあり、一方の係
止爪11の背部には空所12を形成し、係止爪11が背
方へ弾性的に撓むようにしてある。したがって、既製の
配線器具用の取付枠2に係止爪11,11を係止させて
押釦スイッチ5’を着脱自在に取り付けることができ、
既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などの造営面
に埋設できるようにしてある。
モジュール寸法となった押釦スイッチ5’を取付ける取
付枠2は、一般に上記1個モジュール寸法の押釦スイッ
チ5’をその短幅方向が上下方向(取付枠2の長手方向
を指す。以下同じ)に一致するように3個並べて取付け
ることができる3個モジュール寸法に対応した取付窓2
aを有するものであるが、図22〜図24に示すよう
に、この3個モジュール寸法の取付枠2には上記1個モ
ジュール寸法の押釦スイッチ5’を1個取り付ける場
合、2個取り付ける場合、3個取り付ける場合がある。
なお、各図中の130は取付枠2の前面にプレート(図
示せず)を介して取り付けられる化粧プレートである。
には、押釦スイッチ5’の係止爪11,11が係止され
る各一対の係止孔2b,2bが計3組ずつ設けてあり、
取付窓2aに対する押釦スイッチ5’の3つの取付位置
を上位置、中位置並びに下位置と称することにする。さ
らに、図22に示すように3個モジュール寸法の取付枠
2に1個モジュール寸法の押釦スイッチ5’を1個取り
付ける場合において、押釦スイッチ5’に取り付けるピ
アノハンドル43’を1個用のピアノハンドル43’と
称し、また、図23に示すように3個モジュール寸法の
取付枠2に1個モジュール寸法の押釦スイッチ5’を2
個取り付ける場合において該2個の押釦スイッチ5’に
それぞれ取り付けるピアノハンドル43’を2個用のピ
アノハンドル43’と称し、また、図24に示すように
3個モジュール寸法の取付枠2に1個モジュール寸法の
押釦スイッチ5’を3個取り付ける場合において該3個
の押釦スイッチ5’にそれぞれ取り付けるピアノハンド
ル43’を3個用のピアノハンドル43’と称すること
にする。
向の寸法は、(1個用のピアノハンドル43’の上下長
さ)=(2個用のピアノハンドル43’の上下長さ)×
2=(3個用のピアノハンドル43’の上下長さ)×3
となっている。また、3個用のピアノハンドル43’の
上下長さは操作性を良くするため押釦スイッチ5’より
も上下方向(押釦スイッチ5’の短幅方向)の長さを長
くしてある。
個用のピアノハンドル43’、特に3個用のピアノハン
ドル43’では、上中下の何れの位置の押釦スイッチ
5’に取り付けるかによって押釦スイッチ5’の駆動片
71と表示体70’の操作面70b’との相対的な位置
関係が異なるので、各位置に対応して表示体70’の取
付位置が異なる上位置、中位置並びに下位置にそれぞれ
専用のピアノハンドル43’を用意する必要が生じる。
しかも、各位置用のピアノハンドル43’には互換性が
なく、押釦スイッチ5’への取付及び取外しも指定され
た順番に従って行なわなければならない。このように従
来の接点切換表示機能付きのピアノハンドル式スイッチ
では、2個用や3個用のピアノハンドル43’に取付位
置に応じた専用のものを用いなければならず、コストア
ップを招くとともに施工が煩わしいという問題がある。
のであり、取付枠が有する取付窓の上中下何れの取付位
置の押釦スイッチにピアノハンドルを取り付けても接点
切換表示が可能で、取付位置毎に専用のピアノハンドル
を用意する必要がなく、省施工化が図れるピアノハンド
ル式スイッチを提供しようとするものである。
目的を達成するために、押釦ハンドルが押し込まれると
押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを反
転回動させ、反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の
切り換えを行なう押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面
側に取り付けられ押操作により押釦ハンドルをピアノタ
ッチ操作で押圧するピアノハンドルと、壁面のような造
営面に配設され押釦スイッチが取り付けられる取付窓を
有する取付枠とを備え、押釦スイッチの器体の短幅方向
の寸法を取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3分の1と
して取付窓の長手方向に沿った上中下の各取付位置に押
釦スイッチを取付可能として成り、ピアノハンドルに摺
動自在に設けられて接点部の切換状態を表示する表示体
と、表示体の摺動方向に沿って設けられそれぞれ下面が
斜めに傾斜した複数の操作片と、反転ハンドルに形成さ
れ反転ハンドルの一方向の回動に伴って何れかの操作片
下面に押圧力を付与して表示体を一方向に摺動する駆動
片と、各操作片間に設けられ表示体が一方向に摺動した
際に駆動片が係止されて表示体をロックするロック手段
と、反転ハンドルの他方向の回動に伴ってロック手段に
よるロックが解除された状態で表示体を他方向に摺動し
て初期位置に復帰させる復帰手段とを具備し、取付窓の
上中下の各取付位置に取り付けられる3個の押釦スイッ
チに対し3個並べて取り付けたときに少なくとも取付窓
を覆うことのできる寸法にピアノハンドルが形成されて
成ることを特徴とし、取付枠が有する取付窓の上中下何
れの取付位置に取り付けられた押釦スイッチに取り付け
た場合でも、押釦スイッチとピアノハンドルとの位置関
係に関わらずに押釦スイッチの反転ハンドルに形成され
た駆動片が表示体に設けられた複数の操作片の何れかの
下面に当接して押圧力を付与することができ、共通のピ
アノハンドルを上中下何れの取付位置の押釦スイッチに
取り付けても接点切換表示が可能となって取付位置毎に
専用のピアノハンドルを用意する必要がなく、省施工化
が図れる。
めに、押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハンドルの押
し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動させ、反転
ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行なう
押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り付けられ
押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧す
るピアノハンドルと、壁面のような造営面に配設され押
釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取付枠とを
備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を取付枠の
取付窓の長手方向寸法の略3分の1として取付窓の長手
方向に沿った上中下の各取付位置に押釦スイッチを取付
可能として成り、ピアノハンドルに摺動自在に設けられ
て接点部の切換状態を表示する表示体と、表示体の摺動
方向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾斜した複
数の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハンドルの
一方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押圧力を付
与して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各操作片間
に設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動片が係止
されて表示体をロックするロック手段と、反転ハンドル
の他方向の回動に伴ってロック手段によるロックが解除
された状態で表示体を他方向に摺動して初期位置に復帰
させる復帰手段とを具備し、取付窓の上下の各取付位置
に取り付けられる2個の押釦スイッチに対し2個並べて
取り付けたときに少なくとも取付窓を覆うことのできる
寸法にピアノハンドルを形成して成ることを特徴とし、
取付枠が有する取付窓の上下何れの取付位置に取り付け
られた押釦スイッチに取り付けた場合でも、押釦スイッ
チとピアノハンドルとの位置関係に関わらずに押釦スイ
ッチの反転ハンドルに形成された駆動片が表示体に設け
られた複数の操作片の何れかの下面に当接して押圧力を
付与することができ、共通のピアノハンドルを上下何れ
の取付位置の押釦スイッチに取り付けても接点切換表示
が可能となって取付位置毎に専用のピアノハンドルを用
意する必要がなく、省施工化が図れる。
めに、押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハンドルの押
し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動させ、反転
ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行なう
押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り付けられ
押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧す
るピアノハンドルと、壁面のような造営面に配設され押
釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取付枠とを
備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を取付枠の
取付窓の長手方向寸法の略3分の1として取付窓の長手
方向に沿った上中下の各取付位置に押釦スイッチを取付
可能として成り、ピアノハンドルに摺動自在に設けられ
て接点部の切換状態を表示する表示体と、表示体の摺動
方向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾斜した複
数の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハンドルの
一方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押圧力を付
与して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各操作片間
に設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動片が係止
されて表示体をロックするロック手段と、反転ハンドル
の他方向の回動に伴ってロック手段によるロックが解除
された状態で表示体を他方向に摺動して初期位置に復帰
させる復帰手段とを具備し、取付窓の中の取付位置に取
り付けられる1個の押釦スイッチに取り付けたときに少
なくとも取付窓を覆うことのできる寸法にピアノハンド
ルを形成して成ることを特徴とし、請求項1並びに請求
項2の発明における表示体を共通に使用できて部品点数
の削減が図れる。
の発明において、ピアノハンドルの押操作時に駆動片の
先端を逃がす逃がし部を表示体に設けて成ることを特徴
とし、ピアノハンドルの押操作時に反転ハンドルの駆動
片が表示体に衝突することを避けることができる。請求
項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、
押釦スイッチの器体に押釦スイッチの位置又は接点部の
切換状態を発光表示するための発光手段を納装するとと
もにこの発光手段の光をピアノハンドル側の前面から外
部へ導くための透光窓を器体前面の中央寄りに設け、ピ
アノハンドルにはこの透光窓を通過した光で表示を行な
う発光表示部を設けたことを特徴とし、表示体による接
点部の切換状態のみならず、光による切換状態の表示や
押釦スイッチの位置表示が行なえ、利便性の向上が図れ
る。
めに、押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハンドルの押
し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動させ、反転
ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行なう
押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り付けられ
押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧す
るピアノハンドルと、壁面のような造営面に配設され押
釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取付枠とを
備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を取付枠の
取付窓の長手方向寸法と略同一として成り、ピアノハン
ドルに摺動自在に設けられて接点部の切換状態を表示す
る表示体と、表示体の摺動方向に沿って設けられそれぞ
れ下面が斜めに傾斜した複数の操作片と、反転ハンドル
に形成され反転ハンドルの一方向の回動に伴って何れか
の操作片下面に押圧力を付与して表示体を一方向に摺動
する駆動片と、各操作片間に設けられ表示体が一方向に
摺動した際に駆動片が係止されて表示体をロックするロ
ック手段と、反転ハンドルの他方向の回動に伴ってロッ
ク手段によるロックが解除された状態で表示体を他方向
に摺動して初期位置に復帰させる復帰手段とを具備し、
取付窓に取り付けられる1個の押釦スイッチに取り付け
たときに少なくとも取付窓を覆うことのできる寸法にピ
アノハンドルを形成して成ることを特徴とし、請求項1
又は請求項2の発明におけるピアノハンドルを共通に使
用できて部品点数の削減が図れる。
施形態により詳細に説明する。まず、ピアノハンドル式
スイッチの基本的構造を説明する。本発明のピアノハン
ドル式スイッチは、図1及び図2に示すように、押釦ハ
ンドル32の押圧操作により接点部の接点切換が行なわ
れる押釦スイッチ5と、この押釦スイッチ5の上面に一
端部が回動自在に枢支され他端部を押圧して押釦ハンド
ル32を押圧操作するピアノハンドル43とからなる。
ディ5bとカバー5aとで形成されており、この器体の
短幅方向の寸法がJIS等において規格化されている既
製の埋込型の配線器具用の取付枠2が有する取付窓2a
の長手方向寸法の略3分の1の寸法(この寸法を「1個
モジュール寸法」と呼ぶ。)に形成してある。そして、
押釦スイッチ5の表面側の部材であるカバー5aには、
取付枠2の取付窓2aに着脱自在に取付可能とするため
に、両端面に一対の係止爪11,11を夫々突設してあ
り、一方の係止爪11の背部には空所12を形成し、係
止爪11が背方へ弾性的に撓むようにしてある。したが
って、既製の配線器具用の取付枠2が具備する係止孔2
b,2bに係止爪11,11を係止させて押釦スイッチ
5を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の
配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるよ
うにしてある。ボディ5bとカバー5aの結合はカバー
5aより垂下した係止片3の係止孔4にボディ5bの側
面に形成してある係止突起6を係止させることにより行
なっており、係止時には係止片3の弾性と係止突起6の
上端の傾斜面6aを利用して簡単に係止ができるように
なっている。
ボディ5b内の一端部に接続端子収納部13を形成し、
また、他端部に接続端子収納部14を形成し、更に中央
部に中央収納部23を形成してある。ここで、一方の接
続端子収納部13には共通端子板15と図示しない鎖錠
ばね及び解除釦からなる速結端子が収納される。また、
他方の接続端子収納部14には端子板18及び図示しな
い鎖錠ばねからなる第1の接続端子部と、端子板20及
び図示しない鎖錠ばねからなる第2の接続端子部とが収
納され、これら第1,第2の接続端子部は図示しない解
除釦で共通に解除できるようにしてある。
た延設片18aを形成してあり、この延設片18aを中
央収納部23側に延出してある。また、端子板20にも
固定接点25bが固着された折曲片20aを形成してあ
り、この折曲片20aは上記端子板18の延設片18a
に対向させる形で中央収納部23側に延出してある。上
記固定接点25a,25bの間には導電板からなる開閉
体24が回動自在に立設してある。この開閉体24は、
共通端子板15から中央収納部23に延出された支持片
15a上に立設され、両端下部に設けた図示しない突部
を中央収納部23の内側壁に形成されたV状凹部27に
嵌め込んで、V状凹部27の下部を中心に回動自在とな
っている。そして、開閉体24の上部両面に設けてある
可動接点29を回動に応じて固定接点25a,25bに
接離して、共通接続端子部と、第1または第2の接続端
子部との間を接続,切離を行う。
点25a,25bと可動接点29とで接点部100が構
成してある。上記接点部100の切り換えを行なうため
の開閉体24は、図示しないコイルスプリング、反転ハ
ンドル31、押釦ハンドル32、スライドカム33、復
帰ばね37で構成された反転機構により反転駆動され
る。ここで、コイルスプリングは、下部が上記開閉体2
4の上縁に係止され、上部が反転ハンドル31に下方か
ら突設してある筒部31a内に収められ、反転ハンドル
31の回動に応じて開閉体24を反転駆動するものであ
る。
形状の軸31bをカバー5bの内壁に形成された図示し
ない軸受けに枢支して回動自在に取り付けられ、上部の
両端にスライドカム33に掛合する掛合突起34を突設
してある。押釦ハンドル32はカバー5bに上下動自在
に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね37により
常時上方に付勢されている。スライドカム33は両端下
面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に摺動係合す
る掛合カム体38が形成され、押釦ハンドル32の下面
側において摺動自在に取り付けられ、内部に形成された
ハ状の一対のばね片33aの間に押釦ハンドル32の下
面に形成している突起32aが挿入され、このばね片3
3aで復帰力を与えている。
のカバー5aの表面側端部には横向きとなった軸部19
2が所定間隔を開けて2つ一体突設してある。これらの
軸部192は上部が横向きの略円柱形状をしている。ピ
アノハンドル43は、裏面部の一端部に下開口がはめ込
み用開口部となった穴191aと金属製の軸受用ばね体
191bとで構成される軸受部191が設けてある。穴
191aは内壁の片側に係止穴190を設け、穴191
aに収納される軸受用ばね体191bの抜け止め爪19
1cを係止して軸受用ばね体191bを固持している。
軸受用ばね体191bは先端を穴191a内へ突出する
ように曲げ形成し、この突出部191dと穴191aと
で軸部192を支持するようになっている。
口部は上記突出部191dとで軸受部191の内部より
も幅狭としており、前述の押釦スイッチ5の上部に設け
た軸部192を弾性的にはめ込んだ場合、軸部192と
軸受部191との枢支結合が外れないようになってい
る。このように軸部192を軸受部191に回動自在に
嵌め込むことでピアノハンドル43を回動自在に軸支す
る軸支部が構成される。なお、ピアノハンドル43の他
端には背方に向けて抜け止め用の抜止片43bを突設し
てある。抜止片43bが空所12内に挿入され、ピアノ
ハンドル43が回動しても抜止片43bの先端が空所1
2から抜けないようになっている。
イッチ5に取付けられるのであるが、ピアノハンドル4
3を押圧操作すると、軸受部191と軸部192との軸
支部を中心にしてピアノハンドル43がピアノタッチ式
に回動する。そして、このピアノハンドル43の回動に
より押釦スイッチ5の押釦ハンドル32を押圧操作す
る。
説明する。図6の状態は固定接点25bに可動接点29
が接している状態である。いま、図6の状態で、ピアノ
ハンドル43を操作したとすると、ピアノハンドル43
の操作に伴って押釦ハンドル32が復帰ばね37に抗し
て押し下げられ、押釦ハンドル32の押し下げによりス
ライドカム33が下降する。そして、スライドカム33
の図中右側の係合カム体38が、反転ハンドル31の右
側の掛合突起34に当たることにより、反転ハンドル3
1が回動される。このとき、反転ハンドル31の回動に
伴ってスライドカム33が図中の右側にスライドする。
このようにして反転ハンドル31が反転回動されると、
図7に示すようにコイルスプリングが反転して開閉体2
4が反転し、可動接点29が固定接点25bから離れて
反対側の固定接点25aと接触して接点部100が切り
換えられる。この反転後、ピアノハンドル43の押し下
げ力を解除すると、復帰ばね37で押釦ハンドル32が
押し上げられ、このときピアノハンドル43が元の状態
に戻る。そして、これと同時にスライドカム33もばね
片33aのばね力で中央部に摺動復帰する。このオフ状
態から再びピアノハンドル43を押し下げ操作すると、
上記とは逆に反転ハンドル31が回動して可動接点29
が固定接点25aから離れて固定接点25bと接触し、
図6に示す状態に戻って接点部100が切り換えられ
る。
には、押釦スイッチ5の係止爪11,11が係止される
各一対の係止孔2b,2bが計3組ずつ設けてあり、取
付窓2aに対して押釦スイッチ5の短幅方向を取付窓2
aの長手方向に一致させて取り付ける場合の3つの取付
位置をそれぞれ上位置、中位置並びに下位置と称するこ
とにする。さらに、取付枠2に1個モジュール寸法の押
釦スイッチ5を1個取り付ける場合において、押釦スイ
ッチ5に取り付けるピアノハンドル43を1個用のピア
ノハンドル43と称し、また、3個モジュール寸法の取
付枠2に1個モジュール寸法の押釦スイッチ5を2個取
り付ける場合において該2個の押釦スイッチ5にそれぞ
れ取り付けるピアノハンドル43を2個用のピアノハン
ドル43と称し、また、3個モジュール寸法の取付枠2
に1個モジュール寸法の押釦スイッチ5を3個取り付け
る場合において該3個の押釦スイッチ5にそれぞれ取り
付けるピアノハンドル43を3個用のピアノハンドル4
3と称することにする。
(押釦スイッチ5の短幅方向)の寸法は、(1個用のピ
アノハンドル43の上下長さ)=(2個用のピアノハン
ドル43の上下長さ)×2=(3個用のピアノハンドル
43の上下長さ)×3となっている。また、3個用のピ
アノハンドル43の上下長さは操作性を良くするため押
釦スイッチ5よりも上下方向の長さを長くしてある。
各取付位置(以下、それぞれを「上位置」、「中位置」
及び「下位置」と呼ぶ。)に取り付けられた3個の押釦
スイッチ5に各々3個用のピアノハンドル43を取り付
ける場合の例が示してある。ピアノハンドル43の一端
部の裏面部に設けられる軸受部191は、所定間隔の一
対の軸部192に対応する所定間隔で4つ設けられ、そ
の内の両側の二つの軸受部191に対応する軸受用ばね
体191bは一体に連結されている。
窓2aに上下方向に3個の押釦スイッチ5を並べて取り
付けた場合、中位置の押釦スイッチ5にピアノハンドル
43を取り付ける場合には中央の二つの軸受部191に
中位置の押釦スイッチ5の二つの軸部192をはめ込ん
で取り付けるものであり、このことにより中位置の押釦
スイッチ5のセンタと該中位置の押釦スイッチ5に取り
付けるピアノハンドル43のセンタとが一致するように
取り付けられる。また、上位置の押釦スイッチ5にピア
ノハンドル43を取り付ける場合には下側の二つの軸受
部191に上位置の押釦スイッチ5の軸部192,19
2をはめ込んで取り付けるものであり、このことにより
上位置の押釦スイッチ5のセンタよりも上位置の押釦ス
イッチ5に取り付けるピアノハンドル43のセンタが上
にずれて位置するように取り付けられる。また、下位置
の押釦スイッチ5にピアノハンドル43を取り付ける場
合には上側の二つの軸受部191,191に下位置の押
釦スイッチ5の軸部192,192を嵌め込んで取り付
けるものであり、このことにより下位置の押釦スイッチ
5のセンタよりも下位置の押釦スイッチ5に取り付ける
ピアノハンドル43のセンタが下にずれて位置するよう
に取り付けられる。このようにすることで、3個用のピ
アノハンドル43として上位置用、中位置用、下位置用
の区別なく共通して使用することができるものである。
埋込配設された埋込ボックス(図示せず)に取り付ける
ためのボックスねじを挿通する長孔2cと、取付枠2を
壁面等の造営面に直付けするためのねじが挿通されるね
じ挿通孔2dと、造営面を形成する壁パネル等に取り付
ける際に使用するはさみ金具(図示せず)を係止するは
さみ金具係止孔2eと、プレート120を取り付ける取
付ねじ123用の取付ねじ孔2fとが設けてある。
の前面に取り付けられるプレート120は、合成樹脂に
より矩形枠状に形成され、上下両側片に上記取付ねじが
挿通されるねじ挿通孔121,121が設けてある。ま
た、プレート120の四隅には化粧プレート130の係
止片(図示せず)が挿入係止される係止部122が各々
一対ずつ設けてある。
枠状に形成されており、四隅の背面側に突設された上記
係止片をプレート120の上記係止部122に着脱自在
に挿入係止することでプレート120の前面に着脱自在
に取り付けられる。ところで、上述のように3個用のピ
アノハンドル43は取り付けられる押釦スイッチ5の取
付位置が上位置及び下位置の場合に、それぞれセンタが
上下にずれて位置するように取り付けられるので、接点
部100の切換状態を表示する表示部の構造が従来例と
同じであると表示体70’の操作面70b’と押釦スイ
ッチ5の駆動片71との位置関係もずれてしまい、駆動
片71により表示体70’を駆動すること、つまり接点
部100の切換表示ができない。
43が上中下の何れの取付位置の押釦スイッチ5に取り
付けられた場合でも表示体70による接点部100の切
換表示を可能とする、本発明の特徴である表示部の構造
について説明する。本実施形態における表示体70は、
図1及び図5に示すように、合成樹脂製であって矩形板
状の主部70aの背面側に表示体70の摺動方向に傾斜
する操作面70cを有する略三角形状の操作片70bが
主部70aの摺動方向(長手方向)に沿って3つ列設さ
れるとともに、後述するコイルばね78が嵌合するコイ
ルばね嵌合突部70dが主部70aの摺動方向の一端部
より突設してある。なお、主部70aの前面側には
「入」、「切」のように接点部100の切換状態に応じ
た負荷(照明器具や空調機器など)の動作状態を示す文
字が記された動作表示シート72が貼着される。また、
各操作片70bの間には凹溝から成る逃がし部70eが
形成されている。そして、上記のように構成された表示
体70は、図6に示すようにピアノハンドル43の背面
部に設けられた摺動凹所76に摺動自在に嵌め込んであ
る。摺動凹所76の略中央部には表示窓76aが設けて
あり、この表示窓76aを通して上記動作表示シート7
2の文字が外部より見えるようになっている。また、図
中77は押さえ板であって、操作片70bの移動範囲を
除いて摺動凹所76を覆うようにしてピアノハンドル4
3の裏面に取り付けられて表示体70が外れるのを防止
するようになっている。この押さえ板77はピアノハン
ドル43に設けた熱着ピン(図示せず)を押さえ板77
の熱着孔108にはめ込み、熱着ピンを溶着して固着し
てある。そして、押さえ板77には切欠部77aが形成
してあり、3つの操作片70bがこの切欠部77a内を
摺動するものである。摺動凹所76内にはコイルばね嵌
め込み溝(図示せず)が設けてあって、この溝にコイル
ばね78の一部が嵌め込んであり、コイルばね78の端
部が表示体70のコイルばね嵌合突部70dに嵌合して
あり、このことによりコイルばね78のばね力で表示体
70に一方向に押圧されるばね力が付与してあり、これ
が表示体70の復帰手段を構成している。一方、上記表
示体70を摺動するための駆動片71は反転ハンドル3
1に一体に形成してあり、この駆動片71は略L状をし
ていて、カバー5bの孔73に挿入してある。
0の駆動状態を示す。図6(b)の状態では操作片70
b(例えば、中央の操作片70b)の傾斜した操作面7
0cの傾斜下端部付近に駆動片71の上端部が位置して
いる。この状態でピアノハンドル43を押圧操作すると
反転ハンドル31が回動して反転ハンドル31に一体に
設けた駆動片71の上端部が上昇して傾斜した操作面7
0cに押し当たることで表示体70は操作面70cにガ
イドされて図中右方向へ移動し、表示窓76aに対向す
る表示体70の表面位置が変化していき、ピアノハンド
ル43を完全に押し下げて反転ハンドル31が反転回動
を完了して接点部100の切換を行った時点で同時に図
7(b)に示すように駆動片71の上端部が隣の操作片
70bとの間に設けられている逃がし部70eに係止し
てロックされ、これがロック手段を兼ねている。このロ
ック状態ではピアノハンドル43から手を離してもロッ
ク状態を維持しているものである。そして、この状態で
は表示体70の表面部の一部(図7(b)においては表
示体70の表面部の左側半部)が表示窓76aに対向す
るようになっている。この状態は図7(a)に示すよう
に可動接点29が左側の固定接点25aに接触している
状態を表示窓76aから表示している状態である。
操作すると、反転ハンドル31が逆方向に反転回動し、
これに伴って駆動片71の先端が下方に下がり、ロック
手段が解除され、駆動片71が下降することで表示体7
0がコイルばね78のばね力により復帰し、ピアノハン
ドル43の押圧を解除した時点で図6(b)の状態に戻
るものであり、この状態では、図6(a)のように可動
接点29が右側の固定接点25bに接触し、また、表示
体70の表面部の他の一部(図6(b)においては表示
体70の表面部の右側半部)が表示窓76aに対向す
る。この状態は図6(a)に示すように可動接点29が
右側の固定接点25bに接触している状態を表示窓76
aから表示している状態である。そして、このようにし
て表示体70により接点部100の切換状態(本実施形
態の場合であれば「入」及び「切」の状態)をそれぞれ
表示するものである。なお、表示体70には駆動片71
の先端部を逃がすための逃がし部70eが設けてあるの
で、図8(a)に示すようにピアノハンドル43を最も
押し下げたときに駆動片71の先端が表示体70などの
他の部品に衝突することを避けることができる(但し、
同図(b)はピアノハンドル43の押圧力を解除した状
態を示す。)。
付けられた押釦スイッチ5とピアノハンドル43の組み
合わせについてのものである。すなわち、取付枠2の上
下位置に取り付けられた押釦スイッチ5,5とピアノハ
ンドル43との組み合わせにおいては、図3に示すよう
に上位置の押釦スイッチ5の駆動片71が表示体70の
下側の操作片70bと対向し、下位置の押釦スイッチ5
の駆動片71が表示体70の上側の操作片70bと対向
している。そして、上下何れの位置の押釦スイッチ5に
取り付けられたピアノハンドル43を押圧操作した場合
にも、上述の動作と同様に駆動片71の先端がそれぞれ
対向する操作片70bの操作面70cにガイドされなが
ら表示体70を移動させることができる。このように駆
動片71をガイドする操作面70cを備えた操作片70
bを表示体70の背面側に3つ列設することにより、ピ
アノハンドル43が上中下の何れの取付位置に取り付け
られた場合にも表示体70による接点部100の切換表
示を行なうことができ、接点部100の切換表示機能を
有する3個用のピアノハンドル43として上位置用、中
位置用又は下位置用の区別なく共通して使用することが
できるものである。
70がピアノハンドル43の操作支点側の側端部に片寄
って位置し且つ該側端の端縁に沿って摺動自在となって
いる。このような構成とすると、ピアノハンドル43の
側端部を接点切換を表示するための表示部分とでき、中
央部を他の表示部分として例えばネームカード250な
どによる表示部分として利用できる。例えば、図1は3
個用のピアノハンドル43にネームカード250を取り
付ける例を示している。すなわち、ピアノハンドル43
の表面側に凹平面251を設け、該凹平面251の底に
プレート出し入れ用の窓252を設け、この窓252に
はピアノハンドル43の裏面側から開閉自在に枢支され
た扉254を設けてあり、また凹平面252には少なく
も窓252に対応して配置されるネームカード250が
見えるように中央部253aが透明なネームカバー25
3が被着されている。
れ先端に向けて細くなっている一対の突起255を突設
し、これに対応するようにピアノハンドル43の窓25
2の両側に突起255を圧入するための圧入用孔256
を穿設しており、突起255を圧入用孔256に圧入し
てネームカバー253をピアノハンドル43に固定する
のである。
側に軸体264a、264aを突設し、この軸体264
a,264aを窓252の一端部の両側に凹平面251
側に開口した軸受部265b,265bに回動自在に嵌
め込んで軸体264a,264aを中心に窓252を開
閉できるようになっている。この場合ネームカバー25
3が上述のように固定されることにより軸受部265
b,265bに嵌まった軸体264a,264aは脱落
しないようになっている。
66が設けられ、この突起266は窓252の他端部の
両側に形成した係合部267に圧入係合して閉じた状態
を保持するようになっている。而してネームカード25
0を収納する場合には扉254をピアノハンドル43の
裏面側から開いて、ネームカード253を窓252に嵌
めてネームカバー253の裏面に載せ、この状態で扉2
5を閉じれば扉254とネームカバー253との間に挟
持され、ネームカバー253の中央部253aより表側
からネームカバー253の文字、数字、記号が視認でき
ることとなる。
態(動作状態)を発光表示するための発光手段たる発光
ダイオード106を備え、第1の端子板20と開閉体2
4を支持するための支持片15aとの間に1次側を挿入
した電流トランス83の2次側に発光ダイオード106
とダイオード(図示せず)を逆並列に接続してある。な
お、電流トランス83はボディ5bの中央収納部23の
下側に形成される収納部84内に落とし込まれて収納さ
れ、リード線86によって上記各部と電気的に接続され
る。そして、押釦スイッチ5の接点部100の切換状態
に応じて負荷に給電されると、このときの負荷電流を電
流トランス83にて検出し、その検出電流で発光ダイオ
ード106を点灯させるのである。なお、接点部100
の切換状態に応じて点灯し押釦スイッチ5(ピアノハン
ドル43)の位置を表示するための位置表示灯たるネオ
ンランプを押釦スイッチ5の器体に内蔵することも可能
である。
すための光透過性樹脂カバーが被着された透光窓101
が押釦スイッチ5のカバー5aの軸部192,192間
に設けられ、ピアノハンドル43には透光窓101から
の光が導光されて発光表示を行なう発光表示部113が
設けてある。なお、本実施形態では透光窓101がカバ
ー5aの中央寄りに設けてあるので、発光ダイオード1
06のほぼ真上に位置することとなって外部に出る光量
をアップさせることができる。
を用いたものにおいて、発光ダイオード106の光を上
記透光窓101を通してピアノハンドル43に設けた発
光表示部113に導光して発光表示するに当たって、3
個用のピアノハンドル43には発光ダイオード106の
光を発光表示部113に導光するためのプリズム200
が設けてある。
出射面201が三角波状をした凹凸形状となっている。
凹凸形状となった出射面201の背方側から上下両側方
に向けて側方突出プリズム部207が設けてあり、この
側方突出プリズム207部は背面部に上位置の押釦スイ
ッチ5又は下位置の押釦スイッチ5からの光を入射する
入射面203を設け、入射面203から内部に入った光
を側方突出プリズム207部内の第1の反射面と、第2
の反射面で反射させて出射面201から出射させように
なっている。また凹凸形状の出射面201の背方には中
位置の押釦スイッチ5の発光表示部113からの光が入
射する凹部からなる入射面202を設けてあり、この入
射面202の凹部の両側内壁面が傾斜して出射面201
の背方に一端が至って非対称となっており、その傾斜面
がプリズム200内に導光された光の第2の反射面とな
っている。
アノハンドル43の背面側に出射面201が3個用のピ
アノハンドル43に設けた発光表示部113に対向する
ように熱着等により取り付けてある。ここで、本実施形
態の発光表示部113は光透過性樹脂により形成され、
ピアノハンドル43の摺動凹所76内に裏面から表面に
開口し、プリズム200の出射面201部位を臨ませた
開口孔44並びに上述の表示窓76aにピアノハンドル
43の表面側から被着されているもので、中央部には表
示窓76aに対向する透明部113aを形成するととも
に、端部にはレンズ部113bを形成し、そのレンズ部
113bの裏面に傾きを持たせ、プリズム200の非対
称の第2の反射面203と併せて上向き方向の視野角を
上げて見や易くしてある。
付けた3個用のピアノハンドル43においては入射面2
02が中位置の押釦スイッチ5の透光窓101に対向
し、また、上位置の押釦スイッチ5に取り付けられた3
個用のピアノハンドル43においては下側の側方突出プ
リズム部207の入射面203が上位置の押釦スイッチ
5の透光窓101に対向し、また、下位置の押釦スイッ
チ5に取り付けられた3個用のピアノハンドル43にお
いては上側の側方突出プリズム部207の入射面203
が下位置の押釦スイッチ5の透光窓101に対向するも
のである。
ッチ5の透光窓101から出射された光は、入射面20
3から側方プリズム部207に入射し、側方突出プリズ
ム部207内で反射して凹凸形状の出射面201から発
光表示部113に向けて出射するのである。また、中位
置の押釦スイッチ5の透光窓101から発光された光
は、入射面202から入射し、凹凸形状の出射面201
から発光表示部113に向けて出射するのである。この
場合、出射面201を三角波状の凹凸形状とすること
で、出射面201から出射する光の出射を偏りを無くし
てほぼ同じ方向にすることができる。
の上位置及び下位置に取り付けられた2個の押釦スイッ
チ5に各々2個用のピアノハンドル43を取り付ける場
合の例が示してあり、同じく図11〜図14には取付枠
2の取付窓2aの中位置に取り付けられた1個の押釦ス
イッチ5に1個用のピアノハンドル43を取り付ける場
合の例が示してある。何れもピアノハンドル43の一端
部の裏面部に設けられる軸受部191は、所定間隔の一
対の軸部192に対応する所定間隔で2つ設けられてい
る。
スイッチ5,5を取り付けた場合、上位置及び下位置の
両押釦スイッチ5,5にそれぞれピアノハンドル43,
43を取り付ける場合には2つの軸受部191に押釦ス
イッチ5の2つの軸部192を嵌め込んで取り付けるも
のであり、このことにより上下位置の各押釦スイッチ5
のセンタと各押釦スイッチ5,5に取り付けるピアノハ
ンドル43,43のセンタとが一致するように取り付け
られる。その結果、2個用のピアノハンドル43におい
ても上位置用と下位置用の区別なく共通して同じものが
使用できる。なお、表示部の構造は上述の3個用のピア
ノハンドル43の場合と全く共通するので説明は省略す
る。ここで、2個用のピアノハンドル43の場合には、
そのセンタが上位置又は下位置の何れであっても押釦ス
イッチ5,5のセンタと一致するので、表示体70の3
つある操作片70bのうち何れも中央の操作片70bに
駆動片71が対向することになる。
表示部の構造は上述の3個用又は2個用のピアノハンド
ル43の場合と全く共通するので説明は省略するが、1
個用のピアノハンドル43の場合にも、そのセンタが押
釦スイッチ5のセンタと一致するので、表示体70の3
つある操作片70bのうち中央の操作片70bに駆動片
71が対向することになる。
ドル43の場合では3つある操作片70bの中央の操作
片70bのみしか使用しないが、それぞれ3個用のピア
ノハンドル43と表示部の構造を同じにすることで表示
体70や押さえ板77などの部品を共通化でき、部品点
数の削減によるコストダウンが図れる。ところで上述の
実施形態における取付枠2は取付窓2aに1個モジュー
ル寸法の押釦スイッチ5が3個まで並べて取り付けるこ
とのできる寸法(3個モジュール寸法)のものであった
が、図15〜図19に示すように取付窓140aに1個
モジュール寸法の押釦スイッチ5が1個だけ取り付ける
ことのできる取付枠140が用いられる場合がある。
1個モジュール寸法の押釦スイッチ5が取り付けられる
取付窓140aを有し、上下両側片には壁などに埋込配
設された埋込ボックス(図示せず)に取り付けるための
ボックスねじを挿通する長孔141と、取付枠140を
壁面等の造営面に直付けするためのねじが挿通されるね
じ挿通孔142と、造営面を形成する壁パネル等に取り
付ける際に使用するはさみ金具(図示せず)を係止する
はさみ金具係止孔143と、プレート150を取り付け
る取付ねじ用の取付ねじ孔144とが設けてある。
片には各々一対の係止孔140b,140bが設けてあ
り、図16に示すように押釦スイッチ5の係止爪11,
11を係止して取付窓140aに押釦スイッチ5が着脱
自在に取り付けることができるようになっている。取付
ねじ(図示せず)によって取付枠140の前面に取り付
けられるプレート150は、図18に示すように合成樹
脂により矩形枠状に形成され、上下両側片に上記取付ね
じが挿通されるねじ挿通孔151が設けてある。また、
プレート150の左右両側片には化粧プレート160の
係止片161が挿入係止される係止部152が各々一対
ずつ設けてある。
に合成樹脂により矩形枠状に形成されており、左右両側
片の背面側に突設された係止片161をプレート150
の上記係止部152に着脱自在に挿入係止することでプ
レート150の前面に着脱自在に取り付けられる。とこ
ろで上記取付枠140、プレート150並びに化粧プレ
ート160を用いて壁面などの造営面に押釦スイッチ5
を埋込配設する場合には、図15に示すように上述した
2個用のピアノハンドル43を押釦スイッチ5に取り付
けることができるように、プレート150及び化粧プレ
ート160の各開口部150a,160aの寸法を2個
用のピアノハンドル43の寸法よりも若干大きくなる程
度にしてある。従来では上記取付枠140を使用する場
合には専用のピアノハンドルが必要であったが、上記構
成を採用することで3個モジュール寸法の取付枠2で用
いる2個用のピアノハンドル43が共通に使用すること
ができる。その結果、専用のピアノハンドルが不要とな
ってコストダウンが図れるとともに、1個モジュール寸
法の上記取付枠140を用いる場合にピアノハンドル4
3が容易に調達可能となり、しかも3個モジュール寸法
の取付枠2とピアノハンドル43を共通使用できるため
に1個モジュール寸法の取付枠140に取付可能な押釦
スイッチの品種増加が容易に行なえるという利点があ
る。
込まれると押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハ
ンドルを反転回動させ、反転ハンドルの反転回動に応じ
て接点部の切り換えを行なう押釦スイッチと、押釦ハン
ドルの前面側に取り付けられ押操作により押釦ハンドル
をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルと、壁面
のような造営面に配設され押釦スイッチが取り付けられ
る取付窓を有する取付枠とを備え、押釦スイッチの器体
の短幅方向の寸法を取付枠の取付窓の長手方向寸法の略
3分の1として取付窓の長手方向に沿った上中下の各取
付位置に押釦スイッチを取付可能として成り、ピアノハ
ンドルに摺動自在に設けられて接点部の切換状態を表示
する表示体と、表示体の摺動方向に沿って設けられそれ
ぞれ下面が斜めに傾斜した複数の操作片と、反転ハンド
ルに形成され反転ハンドルの一方向の回動に伴って何れ
かの操作片下面に押圧力を付与して表示体を一方向に摺
動する駆動片と、各操作片間に設けられ表示体が一方向
に摺動した際に駆動片が係止されて表示体をロックする
ロック手段と、反転ハンドルの他方向の回動に伴ってロ
ック手段によるロックが解除された状態で表示体を他方
向に摺動して初期位置に復帰させる復帰手段とを具備
し、取付窓の上中下の各取付位置に取り付けられる3個
の押釦スイッチに対し3個並べて取り付けたときに少な
くとも取付窓を覆うことのできる寸法にピアノハンドル
が形成されて成るので、取付枠が有する取付窓の上中下
何れの取付位置に取り付けられた押釦スイッチに取り付
けた場合でも、押釦スイッチとピアノハンドルとの位置
関係に関わらずに押釦スイッチの反転ハンドルに形成さ
れた駆動片が表示体に設けられた複数の操作片の何れか
の下面に当接して押圧力を付与することができ、共通の
ピアノハンドルを上中下何れの取付位置の押釦スイッチ
に取り付けても接点切換表示が可能となって取付位置毎
に専用のピアノハンドルを用意する必要がなく、省施工
化が図れるという効果がある。
まれると押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハン
ドルを反転回動させ、反転ハンドルの反転回動に応じて
接点部の切り換えを行なう押釦スイッチと、押釦ハンド
ルの前面側に取り付けられ押操作により押釦ハンドルを
ピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルと、壁面の
ような造営面に配設され押釦スイッチが取り付けられる
取付窓を有する取付枠とを備え、押釦スイッチの器体の
短幅方向の寸法を取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3
分の1として取付窓の長手方向に沿った上中下の各取付
位置に押釦スイッチを取付可能として成り、ピアノハン
ドルに摺動自在に設けられて接点部の切換状態を表示す
る表示体と、表示体の摺動方向に沿って設けられそれぞ
れ下面が斜めに傾斜した複数の操作片と、反転ハンドル
に形成され反転ハンドルの一方向の回動に伴って何れか
の操作片下面に押圧力を付与して表示体を一方向に摺動
する駆動片と、各操作片間に設けられ表示体が一方向に
摺動した際に駆動片が係止されて表示体をロックするロ
ック手段と、反転ハンドルの他方向の回動に伴ってロッ
ク手段によるロックが解除された状態で表示体を他方向
に摺動して初期位置に復帰させる復帰手段とを具備し、
取付窓の上下位置の各取付位置に取り付けられる2個の
押釦スイッチに対し2個並べて取り付けたときに少なく
とも取付窓を覆うことのできる寸法にピアノハンドルを
形成して成るので、取付枠が有する取付窓の上下何れの
取付位置に取り付けられた押釦スイッチに取り付けた場
合でも、押釦スイッチとピアノハンドルとの位置関係に
関わらずに押釦スイッチの反転ハンドルに形成された駆
動片が表示体に設けられた複数の操作片の何れかの下面
に当接して押圧力を付与することができ、共通のピアノ
ハンドルを上下何れの取付位置の押釦スイッチに取り付
けても接点切換表示が可能となって取付位置毎に専用の
ピアノハンドルを用意する必要がなく、省施工化が図れ
るという効果がある。
まれると押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハン
ドルを反転回動させ、反転ハンドルの反転回動に応じて
接点部の切り換えを行なう押釦スイッチと、押釦ハンド
ルの前面側に取り付けられ押操作により押釦ハンドルを
ピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルと、壁面の
ような造営面に配設され押釦スイッチが取り付けられる
取付窓を有する取付枠とを備え、押釦スイッチの器体の
短幅方向の寸法を取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3
分の1として取付窓の長手方向に沿った上中下の各取付
位置に押釦スイッチを取付可能として成り、ピアノハン
ドルに摺動自在に設けられて接点部の切換状態を表示す
る表示体と、表示体の摺動方向に沿って設けられそれぞ
れ下面が斜めに傾斜した複数の操作片と、反転ハンドル
に形成され反転ハンドルの一方向の回動に伴って何れか
の操作片下面に押圧力を付与して表示体を一方向に摺動
する駆動片と、各操作片間に設けられ表示体が一方向に
摺動した際に駆動片が係止されて表示体をロックするロ
ック手段と、反転ハンドルの他方向の回動に伴ってロッ
ク手段によるロックが解除された状態で表示体を他方向
に摺動して初期位置に復帰させる復帰手段とを具備し、
取付窓の中の取付位置に取り付けられる1個の押釦スイ
ッチに取り付けたときに少なくとも取付窓を覆うことの
できる寸法にピアノハンドルを形成して成るので、請求
項1並びに請求項2の発明における表示体を共通に使用
できて部品点数の削減が図れるという効果がある。
作時に駆動片の先端を逃がす逃がし部を表示体に設けて
成るので、ピアノハンドルの押操作時に反転ハンドルの
駆動片が表示体に衝突することを避けることができると
いう効果がある。請求項5の発明は、押釦スイッチの器
体に押釦スイッチの位置又は接点部の切換状態を発光表
示するための発光手段を納装するとともにこの発光手段
の光をピアノハンドル側の前面から外部へ導くための透
光窓を器体前面の中央寄りに設け、ピアノハンドルには
この透光窓を通過した光で表示を行なう発光表示部を設
けたので、表示体による接点部の切換状態のみならず、
光による切換状態の表示や押釦スイッチの位置表示が行
なえ、利便性の向上が図れるという効果がある。
まれると押釦ハンドルの押し込み動作に伴って反転ハン
ドルを反転回動させ、反転ハンドルの反転回動に応じて
接点部の切り換えを行なう押釦スイッチと、押釦ハンド
ルの前面側に取り付けられ押操作により押釦ハンドルを
ピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルと、壁面の
ような造営面に配設され押釦スイッチが取り付けられる
取付窓を有する取付枠とを備え、押釦スイッチの器体の
短幅方向の寸法を取付枠の取付窓の長手方向寸法と略同
一として成り、ピアノハンドルに摺動自在に設けられて
接点部の切換状態を表示する表示体と、表示体の摺動方
向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾斜した複数
の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハンドルの一
方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押圧力を付与
して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各操作片間に
設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動片が係止さ
れて表示体をロックするロック手段と、反転ハンドルの
他方向の回動に伴ってロック手段によるロックが解除さ
れた状態で表示体を他方向に摺動して初期位置に復帰さ
せる復帰手段とを具備し、取付窓に取り付けられる1個
の押釦スイッチに取り付けたときに少なくとも取付窓を
覆うことのできる寸法にピアノハンドルを形成して成る
ので、請求項1又は請求項2の発明におけるピアノハン
ドルを共通に使用できて部品点数の削減が図れるという
効果がある。
ノハンドルを示す分解斜視図である。
ンドル、取付枠、プレート並びに化粧プレートの分解斜
視図である。
面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は側面断面図
である。
いて可動接点が一方の固定接点に接触している状態の断
面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断
面図である。
いて可動接点が他方の固定接点に接触している状態の断
面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断
面図である。
いてピアノハンドルを押し切った状態の一部省略した断
面図であり、(b)はピアノハンドルの押圧力を解除し
た状態の一部省略した断面図である。
ンドルを示す分解斜視図である。
ハンドル、取付枠、プレート並びに化粧プレートの分解
斜視図である。
ハンドルを示す分解斜視図である。
ハンドル、取付枠、プレート並びに化粧プレートの分解
斜視図である。
し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図
である。
側面断面図である。
と2個用のピアノハンドルとを取り付けた実施形態を示
す正面図である。
を取り付けた状態の正面図である。
は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面断面図、
(d)は背面図、(e)は一部破断した下側面図であ
る。
るプレートを示し、(a)は正面図、(b)は側面断面
図、(c)は背面図、(d)は一部破断した下側面図で
ある。
る化粧プレートを示し、(a)は正面図、(b)は側面
断面図、(c)は背面図、(d)は一部破断した上側面
図である。
おいて可動接点が一方の固定接点に接触している状態の
断面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す
断面図である。
おいて可動接点が他方の固定接点に接触している状態の
断面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す
断面図である。
ピアノハンドルと押釦スイッチの分解平面図である。
ピアノハンドルと押釦スイッチの分解平面図である。
ピアノハンドルと押釦スイッチの分解平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハン
ドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動さ
せ、反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換え
を行なう押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り
付けられ押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作
で押圧するピアノハンドルと、壁面のような造営面に配
設され押釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取
付枠とを備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を
取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3分の1として取付
窓の長手方向に沿った上中下の各取付位置に押釦スイッ
チを取付可能として成り、ピアノハンドルに摺動自在に
設けられて接点部の切換状態を表示する表示体と、表示
体の摺動方向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾
斜した複数の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハ
ンドルの一方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押
圧力を付与して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各
操作片間に設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動
片が係止されて表示体をロックするロック手段と、反転
ハンドルの他方向の回動に伴ってロック手段によるロッ
クが解除された状態で表示体を他方向に摺動して初期位
置に復帰させる復帰手段とを具備し、取付窓の上中下の
各取付位置に取り付けられる3個の押釦スイッチに対し
3個並べて取り付けたときに少なくとも取付窓を覆うこ
とのできる寸法にピアノハンドルが形成されて成ること
を特徴とするピアノハンドル式スイッチ。 - 【請求項2】 押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハン
ドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動さ
せ、反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換え
を行なう押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り
付けられ押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作
で押圧するピアノハンドルと、壁面のような造営面に配
設され押釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取
付枠とを備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を
取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3分の1として取付
窓の長手方向に沿った上中下の各取付位置に押釦スイッ
チを取付可能として成り、ピアノハンドルに摺動自在に
設けられて接点部の切換状態を表示する表示体と、表示
体の摺動方向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾
斜した複数の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハ
ンドルの一方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押
圧力を付与して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各
操作片間に設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動
片が係止されて表示体をロックするロック手段と、反転
ハンドルの他方向の回動に伴ってロック手段によるロッ
クが解除された状態で表示体を他方向に摺動して初期位
置に復帰させる復帰手段とを具備し、取付窓の上下の各
取付位置に取り付けられる2個の押釦スイッチに対し2
個並べて取り付けたときに少なくとも取付窓を覆うこと
のできる寸法にピアノハンドルを形成して成ることを特
徴とするピアノハンドル式スイッチ。 - 【請求項3】 押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハン
ドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動さ
せ、反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換え
を行なう押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り
付けられ押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作
で押圧するピアノハンドルと、壁面のような造営面に配
設され押釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取
付枠とを備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を
取付枠の取付窓の長手方向寸法の略3分の1として取付
窓の長手方向に沿った上中下の各取付位置に押釦スイッ
チを取付可能として成り、ピアノハンドルに摺動自在に
設けられて接点部の切換状態を表示する表示体と、表示
体の摺動方向に沿って設けられそれぞれ下面が斜めに傾
斜した複数の操作片と、反転ハンドルに形成され反転ハ
ンドルの一方向の回動に伴って何れかの操作片下面に押
圧力を付与して表示体を一方向に摺動する駆動片と、各
操作片間に設けられ表示体が一方向に摺動した際に駆動
片が係止されて表示体をロックするロック手段と、反転
ハンドルの他方向の回動に伴ってロック手段によるロッ
クが解除された状態で表示体を他方向に摺動して初期位
置に復帰させる復帰手段とを具備し、取付窓の中の取付
位置に取り付けられる1個の押釦スイッチに取り付けた
ときに少なくとも取付窓を覆うことのできる寸法にピア
ノハンドルを形成して成ることを特徴とするピアノハン
ドル式スイッチ。 - 【請求項4】 ピアノハンドルの押操作時に駆動片の先
端を逃がす逃がし部を表示体に設けて成ることを特徴と
する請求項1又は2又は3記載のピアノハンドル式スイ
ッチ。 - 【請求項5】 押釦スイッチの器体に押釦スイッチの位
置又は接点部の切換状態を発光表示するための発光手段
を納装するとともにこの発光手段の光をピアノハンドル
側の前面から外部へ導くための透光窓を器体前面の中央
寄りに設け、ピアノハンドルにはこの透光窓を通過した
光で表示を行なう発光表示部を設けたことを特徴とする
請求項1〜4の何れかに記載のピアノハンドル式スイッ
チ。 - 【請求項6】 押釦ハンドルが押し込まれると押釦ハン
ドルの押し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動さ
せ、反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換え
を行なう押釦スイッチと、押釦ハンドルの前面側に取り
付けられ押操作により押釦ハンドルをピアノタッチ操作
で押圧するピアノハンドルと、壁面のような造営面に配
設され押釦スイッチが取り付けられる取付窓を有する取
付枠とを備え、押釦スイッチの器体の短幅方向の寸法を
取付枠の取付窓の長手方向寸法と略同一として成り、ピ
アノハンドルに摺動自在に設けられて接点部の切換状態
を表示する表示体と、表示体の摺動方向に沿って設けら
れそれぞれ下面が斜めに傾斜した複数の操作片と、反転
ハンドルに形成され反転ハンドルの一方向の回動に伴っ
て何れかの操作片下面に押圧力を付与して表示体を一方
向に摺動する駆動片と、各操作片間に設けられ表示体が
一方向に摺動した際に駆動片が係止されて表示体をロッ
クするロック手段と、反転ハンドルの他方向の回動に伴
ってロック手段によるロックが解除された状態で表示体
を他方向に摺動して初期位置に復帰させる復帰手段とを
具備し、取付窓に取り付けられる1個の押釦スイッチに
取り付けたときに少なくとも取付窓を覆うことのできる
寸法にピアノハンドルを形成して成ることを特徴とする
ピアノハンドル式スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26725997A JP3567699B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ピアノハンドル式スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26725997A JP3567699B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ピアノハンドル式スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111114A true JPH11111114A (ja) | 1999-04-23 |
JP3567699B2 JP3567699B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=17442364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26725997A Expired - Lifetime JP3567699B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ピアノハンドル式スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3567699B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103000407A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 西门子公司 | 一种锁定装置及电气开关设备 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26725997A patent/JP3567699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103000407A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 西门子公司 | 一种锁定装置及电气开关设备 |
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---|---|
JP3567699B2 (ja) | 2004-09-22 |
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