JP3567676B2 - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピアノタッチ操作で接点部の接点切換を行うピアノハンドル式スイッチの発光表示部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から図28に示すようなピアノハンドル式スイッチが知られている。このピアノハンドル式スイッチは、押釦ハンドル32が押し込まれたときに、この押釦ハンドル32の押し込み動作にともなって反転ハンドル31を反転回動させ、この反転ハンドル31の反転回動に応じて接点部100の切り換えを行うようにした押釦スイッチ5と、押釦スイッチ5の上部に取付けられ上記押釦ハンドル32をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドル43とを備えたものである。そして、ピアノハンドル43のピアノタッチの操作により押釦スイッチ5の接点部100を切り換えるようにしている。ピアノハンドル43に、枢支端側の下面から一対の回動片43aを垂設すると共に、押圧操作端側の下面から押釦スイッチ5からの抜け止め用の一対の抜止片43bを垂設してある。上記回動片43aはカバー5bに形成された凹部54に係合され、抜止片43bが空所12内に挿入され、抜止片43b側の押圧操作端側を押圧すると、回動片43a側を支点としてピアノタッチ式に回動するようになっている。
【0003】
上記のピアノハンドル式スイッチは、取り付け窓に押釦スイッチを上、中、下に嵌め込んで3個取り付けることができる取付枠2を用いて埋め込み配設されるようになっている。そして取付枠2の取り付け窓の中央に1個取付けた場合には取付枠の大きさと略同じ大きさの1個用ピアノハンドル43が装着され、取付枠2の取り付け窓に上、下に夫々押釦スイッチを取付けた場合には取付枠2の大きさを上下に2分する大きさの2個用ピアノハンドル43が装着され、取付枠2の取り付け窓の上、中、下に夫々取付けた場合には取付枠2の上下方向の長さの1/3の長さを上下方向の寸法とした3個用のピアノハンドル43が装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来のピアノハンドル式スイッチには押釦スイッチの内部に位置や状態を示す発光手段を備え、押釦スイッチの表面に設けた透光窓から発光手段の光を外へ出し、その光をピアノハンドルの発光表示部に導光してピアノハンドルの表面から視認できるようにしたものがあるが、光透過性樹脂からなる発光表示部をピアノハンドルに取り付けるのに、従来は発光表示部に設けたダボをピアノハンドルに押し込んで固定する方法であった。
【0005】
そのためダボの嵌合部の寸法ばらつきに弱く、例えばかかり代が大の場合には固く、押し込み固定時に傷が付くという問題があり、逆にかかり代が小の場合には衝撃により外れやすいとい問題があった。
また透光窓を押釦スイッチの上下方向を2分する線上に設けるため、1個用ピアノハンドルや、2個用ピアノハンドルの場合にはピアノハンドルの上下方向を2分する線上に透光窓に対向する発光表示部を設けることができるが、しかしながら3個用ピアノハンドルの場合、取付枠の中央に取付られる押釦スイッチに装着するピアノハンドル以外は透光窓の位置と発光表示部の位置とがずれるため、一端に設けた入射面を透光窓に対向させ、他端の出射面を発光表示部に対向させるようなプリズムをピアノハンドルの裏面に設けて押釦スイッチの透光窓から出た光をピアノハンドル側の発光表示部に導くようにしていたが、この場合取付枠の取り付け窓に取り付けられる押釦スイッチの位置に対応したピアノハンドルを準備しなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは3個用ピアノハンドルを押釦スイッチの取付枠に対する取付位置にかわかわらず共通に使用できるピアノハンドル式スイッチを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明では、押釦ハンドルが押し込まれたときに、この押釦ハンドルの押し込み動作にともなって反転ハンドルを反転回動させ、この反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、上記押釦スイッチの上下方向の長さよりも長い上下方向の長さを有して、該接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチの上部に取付けられ上記押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧する合成樹脂製のピアノハンドルとを備え、押釦スイッチには押釦スイッチの位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルにはこの透光窓から出た光で表示を行う光透過性樹脂からなる発光表示部を被着する表裏貫通の開口部を設け、この開口部に臨むレンズ部を発光表示部に備えたピアノハンドル式スイッチであって、上記ピアノハンドルが上記押釦スイッチを3個取り付けることができる取り付け窓を持つ取付枠に、上記押釦スイッチを上、中、下の3個並べて取り付けた際に、各押釦スイッチに装着する3個用のピアノハンドルであって、上記各ピアノハンドルの裏面には上記各押釦スイッチの透光窓からの光を上記発光表示部に導光するための共通のプリズムを設け、このプリズムは出射面を開口部を介して上記発光表示部のレンズ部に対向させ、出射面の背方側から上側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、下用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側から下側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、上用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側に、中用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、上記発光表示部を上記レンズ部とこのレンズ部周囲に形成された固定部とで構成するとともに、上記レンズ部と固定部とを2重成形により形成して成り、上記発光表示部の固定部の裏面には上記ピアノハンドル側に設けた圧入用孔に圧入して上記ピアノハンドルに固定するための圧入用ピンを設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記発光表示部の表面にホットスタンプ若しくはインモールド成形によりインクを転写して成ることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、上記プリズムの出射面を凹曲面としたことを特徴とする。請求項4の発明では、請求項1の発明において、上記上側の側方突出プリズム部の入射面から入った光を出射面に向けて反射する反射面を、当該反射面で反射されて出射面から出る光に対する上向きの視野角が大きくなるように形成して成ることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明では、請求項1又は3又は4の発明において、上記プリズムの出射面から出た光による発光表示の視野角が上向きとなるように上記発光表示部のレンズ部の入射面を下向き傾斜面として成ることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態により説明する。
まずピアノハンドル式スイッチの基本的構造から説明する。本発明のピアノハンドル式スイッチは、図1、図3、図4に示すように、押釦ハンドル32の押圧操作により接点部の接点切換が行われる押釦スイッチ5と、この押釦スイッチ5の上面に一端部が回動自在に枢支され他端部を押圧して押釦ハンドル32を押圧操作するピアノハンドル43とからなる。
【0016】
押釦スイッチ5の器体は、合成樹脂製のボディ5aとカバー5bとで形成されており、規格化された既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に形成してある。そして、押釦スイッチ5の表面側の部材であるカバー5bには、既製の配線器具を埋設する場合に用いる取付枠2に着脱自在に取付可能とするために、両端面に一対の係止爪11,11を夫々突設してあり、一方の係止爪11の背部には空所12を形成し、係止爪11が背方へ弾性的にたわむようにしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠2に係止爪11,11を係止させて押釦スイッチ5を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにしてある。ボディ5aとカバー5bの結合はカバー5bより垂下した係止片3の係止孔4にボディ5aの側面に形成してある係止突起6を係止させることにより行っており、係止時には係止片3の弾性と係止突起6の上端の傾斜面6aを利用して簡単に係止ができるようになっている。
【0017】
この押釦スイッチ5のボディ5a内の一端部に接続端子収納部13を形成し、また、他端部に接続端子収納部14を形成し、更に中央部に中央収納部23を形成してあり、一端部の接続端子収納部13に鎖錠ばね110を内装した端子板15が収納され、また、他端部の接続端子収納部14には鎖錠ばね110を内装した端子板18が収納される。図中111はボディ5aの両側に配置される2つの鎖錠ばね110の解除釦である。そして、端子板15と鎖錠ばね110と解除釦111とで速結端子が構成してある。
【0018】
ここで端子板18には固定接点25が固着された延設片18aを形成してあり、この延設片18aを隔壁60aに近接する中央収納部23側に延出して、中央収納部23内に固定接点25を位置させている。
また端子板15から中央収納部23に支持片15aが延出してあり、開閉体24が中央収納部23内に入れられて導電体からなる各開閉体24の下端が支持片15a上に回動自在に立設してある。ここで、開閉体24の両端下部に設けた突部を中央収納部23の内側壁に形成されたV状凹部27に嵌め込んで、V状凹部27の下部を中心に回動自在となっている。開閉体24には可動接点29が設けてある。そして、開閉体24の回動に応じて可動接点29を固定接点25に接離して、端子板15と端子板18との間の接続、切離を行う。
【0019】
本実施形態においては上記のように固定接点25と可動接点29とで接点部100が構成してある。上記接点部100の開閉を行うための開閉体24は反転ハンドル31の反転回動により操作されるように構成してある。
すなわち、反転ハンドル31の下部には下方に開口した筒部31aが並設してあり、反転ハンドル31の下部の筒部31aにはコイルスプリング99の上部が納められ、各コイルスプリング99の下部が上記開閉体24の上縁に係止され、反転ハンドル31の回動に応じて開閉体24を反転駆動するようになっている。
【0020】
反転ハンドル31は、両側に設けた逆三角形状の軸31bをカバー5bの内壁に形成された軸受け98に枢支して回動自在に取り付けられ、上部の両端にスライドカム33に掛合する掛合突起34を突設してある。押釦ハンドル32はカバー5bに上下動自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね37により常時上方に付勢されている。スライドカム33は両端下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に摺動係合する掛合カム体38が形成され、押釦ハンドル32の下面側において摺動自在に取り付けられ、内部に形成されたハ状の一対のばね片33aの間に押釦ハンドル32の下面に形成している突起(図示せず)が挿入され、このばね片33aで復帰力を与えている。
【0021】
図1に示すように、押釦スイッチ5の器体のカバー5bの表面側端部には横向きとなった軸部192が所定間隔を開けて2つ一体突設してある。これらの軸部192は上部が横向きの略円柱形状をしている。
ピアノハンドル43は、図2(a)に示すように、裏面部の一端部に下開口がはめ込み用開口部となった穴191aと金属製の軸受け用ばね体191bとで構成される軸受け部191が設けてある。穴191aは内壁の片側に係止穴190を設け、穴191aに収納される軸受け用ばね体191bの抜け止め爪191cを係止して軸受け用ばね体191bを固持している。軸受け用ばね体191bは先端を穴191a内へ突出するように曲げ形成し、この突出部191dと穴191aとで軸部192を支持するようになっている。
【0022】
下方に開口した穴191aのはめ込み用開口部は上記突出部191dとで軸受け部191の内部よりも幅狭としており、前述の押釦スイッチ5の上部に設けた軸部192を図2(b)に示すように弾性的にはめ込んだ場合、軸部192と軸受け部191との枢支結合が外れないようになっている。このように軸部192を軸受け部191に回動自在に嵌め込むことでピアノハンドル43を回動自在に軸支する軸支部が構成される。そして、この軸支部を中心にしてピアノハンドル43を回動させる場合、回動する方のピアノハンドル43の裏面部に直接軸受け部191を設けてあることで、回動する方のピアノハンドル43の裏面部に下方に長く突出する従来例における回動片のようなクリープ変形する部位が存在しなくなるものである。なお、ピアノハンドル43の他端には背方に向けて抜け止め用の一対の抜止片43bを突設してある。抜止片43bが空所12内に挿入され、ピアノハンドル43が回動しても抜止片43bの先端が空所12から抜けないようになっている。
【0023】
上記のようにピアノハンドル43が押釦スイッチ5に取付けられるのであるが、ピアノハンドル43を押圧操作すると、軸受け部191と軸部192との軸支部を中心にしてピアノハンドル43がピアノタッチ式に回動する。そして、このピアノハンドル43の回動により押釦スイッチ5の押釦ハンドル32を押圧操作する。
【0024】
次に、上記押釦スイッチ5の動作を簡単に説明する。図4の状態は固定接点25に可動接点29が接しているオンの状態である。いま、図4の状態で、ピアノハンドル43を操作したとすると、ピアノハンドル43の操作に伴って押釦ハンドル32が復帰ばね37に抗して押し下げられ、押釦ハンドル32の押し下げによりスライドカム33が下降する。そして、スライドカム33の図中左側の係合カム体38が、反転ハンドル31の左側の掛合突起34に当たることにより、反転ハンドル31が回動される。このとき、反転ハンドル31の回動に伴ってスライドカム33が図中の左側にスライドしている。このようにして反転ハンドル31が反転回動されると、コイルスプリングが反転して開閉体24が反転し、可動接点29が固定接点25から離れてオフ状態となる。この反転後、ピアノハンドル43の押し下げ力を解除すると、復帰ばね37で押釦ハンドル32が押し上げられ、このときピアノハンドル43が元の状態に戻る。そして、これと同時にスライドカム33もばね片33aのばね力で中央部に摺動復帰する。このオフ状態から再びピアノハンドル43を押し下げ操作すると、上記とは逆に反転ハンドル31が回動して可動接点29が固定接点25に接触してオンとなる。
【0025】
押釦スイッチ5内には発光手段(図示せず)が設けてあり、この発光手段からの光を外部に出すための光透過性樹脂カバーが被着された透光窓101が押釦スイッチ5のカバー5bの軸部192,192間に設けられ、ピアノハンドル43には透光窓101からの光が導光されて発光表示を行なう発光表示部113が設けてある。発光手段としては接点部100がオンの場合に発光するものと、接点部100がオフの場合に発光するものとがある。本実施形態の場合には発光手段がスイッチの存在を示すための所謂ほたる表示をするために可動接点29が固定接点25から離れてオフ状態となっている時発光する。そしてこの発光手段による発光はピアノハンドル43に設けた発光表示部113で視認できる。また、図示は省略しているが、接点部100がオンの場合に発光手段が発光するものの場合、接点部100のオン、オフにより「入り」、「切り」される負荷(例えば空調装置)などの「入り」状態が発光表示部113において発光手段の発光により視認できるものである。
【0026】
ところで、本発明においては、規格化された埋込型の配線器具の1個モジュールとなった押釦スイッチ5を取付ける取付枠2は一般に上記1個モジュールの押釦スイッチ5を上下方向に3個並べて取付けることができる3個モジュールに対応して取付窓を有するものであるが、この3個モジュールの取付枠2には上記1個モジュールの押釦スイッチ5を1つ取付ける場合、2つ取付ける場合、3個取付ける場合がある。ここで、3個モジュールの取付枠2に1個モジュールの押釦スイッチ5を1つ取付ける場合において押釦スイッチ5に取付けるピアノハンドル43を1個用のピアノハンドル43と称し、また、3個モジュールの取付枠2に1個モジュールの押釦スイッチ5を2つ取付ける場合において該2つの押釦スイッチ5にそれぞれ取付けるピアノハンドル43を2個用のピアノハンドル43と称し、また、3個モジュールの取付枠2に1個モジュールの押釦スイッチ5を3つ取付ける場合において該3つの押釦スイッチ5にそれぞれ取付けるピアノハンドル43を3個用のピアノハンドル43と称する。
【0027】
上記種類のピアノハンドル43は、(1個用のピアノハンドル43の上下長さ)=(2個用のピアノハンドル43の上下長さ)×2=(3個用のピアノハンドル43の上下長さ)×3となっている。
また、3個用のピアノハンドル43の上下長さは操作性を良くするため押釦スイッチ5よりも上下方向の長さを長くしてある。
【0028】
図5には3個用のピアノハンドル43を押釦スイッチ5に取付ける場合の例が示してある。ピアノハンドル43の一端部の裏面部に設けられる軸受け部191は、所定間隔の一対の軸部192に対応する所定間隔で4つ設けられ、その内の両側の二つの軸受け部191に対応する軸受け用ばね体191bは一体に連結されている。
【0029】
そして、図5に示すように取付枠2に上下方向に3個の押釦スイッチ5を並べて取付けた場合、中間の押釦スイッチ5にピアノハンドル43を取付ける場合には中央の二つの軸受け部191に中間の押釦スイッチ5の二つの軸部192をはめ込んで取付けるものであり、このことにより中間の押釦スイッチ5のセンターと該中間の押釦スイッチ5に取付けるピアノハンドル43のセンターとが一致するように取付けられる。また、上の押釦スイッチ5にピアノハンドル43を取付ける場合には下側の二つの軸受け部191に上の押釦スイッチ5の軸部192,192をはめ込んで取付けるものであり、このことにより上の押釦スイッチ5のセンターよりも上の押釦スイッチ5に取付けるピアノハンドル43のセンターが上にずれて位置するように取付けられる。また、下の押釦スイッチ5にピアノハンドル43を取付ける場合には上の二つの軸受け部191,191に下の押釦スイッチ5の軸部192,192を嵌め込んで取付けるものであり、このことにより下の押釦スイッチ5のセンターよりも下の押釦スイッチ5に取付けるピアノハンドル43のセンターが下にずれて位置するように取付けられる。このようにすることで、共通の3個用のピアノハンドル43として上用、中間用、下用のいずれにも共通して使用することができるものである。
【0030】
ここで、上記3個用のピアノハンドル43を用いたものにおいて、押釦スイッチ5に設けた発光手段からの光をピアノハンドル43に設けた発光表示部113に導光して発光表示するに当たって、3個用のピアノハンドル43には発光手段の光を発光表示部113に導光するためのプリズム200が設けてある。図6にはプリズム200の一例が示してある。本実施形態においては、プリズム200は図6に示すように、出射面201が三角波形状をした凹凸形状となっている。凹凸形状となった出射面201の背方側から上下両側方に向けて側方突出プリズム部207が設けてあり、この側方突出プリズム部207は背面部に上用の押釦スイッチ5又は下用の押釦スイッチ5からの光を入射する入射面203を設け、入射面203から内部に入った光を側方突出プリズム部207内の第1の反射面と、第2の反射面で反射させて出射面201から出射させるようになっている。また凹凸形状の出射面201の背方には中用の押釦スイッチ5の発光手段からの光が入射する凹部からなる入射面202を設けてあり、この入射面202の凹部の両側内壁面が傾斜して出射面201の背方に一端が至って非対称となっており、その傾斜面がプリズム200内に導光された光の第2の反射面となっている。
【0031】
上記の構成の図6に示すプリズム200は3個用のピアノハンドル43の背面側に出射面201が3個用のピアノハンドル43に設けた発光表示部113に対向するように熱着等により取付けてある。ここで、本実施形態の発光表示部113は光透過性樹脂により形成され、ピアノハンドル43に裏面から表面に開口し、プリズム200の出射面201部位を臨ませた開口部43aにピアノハンドル43の表面側から被着されているもので、中央部にレンズ部113aを形成し、そのレンズ部113aの裏面を下向き傾斜面113eとし、この下向き傾斜面113eによりプリズム200の非対称の第2の反射面と併せて上向き方向の視野角を上げて見易くしてある。
【0032】
ここで発光表示部113の構成について詳説すると、発光表示部113は図7(a)に示すようにレンズ部113aとこのレンズ部113aの周囲の枠状の固定部113bとからなり、固定部113bを1次成形し、レンズ部113aを2次成形した2重成形品からなるもので、側方からみると断面が略L状になっている。そして2重成形によりレンズ部113aと固定部113bとを異なる色とすることもでき、また基本例のように固定部113bの裏面には仮固定用ピン113cと、超音波熱着に用いるED(突出部)113dを形成することができるのである。
【0033】
而して図8(a)に示すようにピアノハンドル43の開口部43aに発光表示部113を上から嵌め込み固定部113bの周縁を開口部43aの内周に形成せる段部43b上に載置するとともに、裏面の仮固定用ピン113cを開口部43aの段部43bに形成した挿通用孔43c(上下、側面が開口している)に挿入してピアノハンドル43に発光表示部113を固定した後、図8(b)に示すように超音波熱着ホーン260を押し当て、超音波のエネルギーによりED113dを溶解させ段部43bに熱着固定するのである。
【0034】
しかして、中用の押釦スイッチ5に取付けた3個用のピアノハンドル43においては図6に示すように入射面202が中間の押釦スイッチ5の透光窓101に対向し、また、上用の押釦スイッチ5に取付けられた3個用のピアノハンドル43においては下側の側方突出プリズム部207の入射面203が上用の押釦スイッチ5の透光窓101に対向し、また、下用の押釦スイッチ5に取付けられた3個用のピアノハンドル43においては上側の側方突出プリズム部207の入射面203が下用の押釦スイッチ5の透光窓101に対向するものである。
【0035】
そして、上用あるいは下用の押釦スイッチ5の透光窓101から出射された光は、模式図である図6(a)(c)に示すように入射面203から側方突出プリズム部207に入射し、側方突出プリズム部207内で反射して凹凸形状の出射面201から発光表示部113に向けて出射するのである。また、中用押釦スイッチ5の透光窓101から発光された光は、図6(b)に示すように入射面202から入射し、凹凸形状の出射面201から発光表示部113に向けて出射するのである。この場合、出射面201を三角波状の凹凸形状とすることで、出射面201から出射する光の出射を偏りを無くしてほぼ同じ方向にすることができる。そして下用の押釦スイッチ5の透光窓101から出た光は図6(a)のように対応するプリズム200の非対称の第2の反射面と、発光表示部113のレンズ部113aの入射面である下向き傾斜面113eとで図示するように上向き方向の視野角が上げられ上方向からの視認性が良くなっているため、良く見えることになる。
【0036】
勿論第2の反射面の形状のみでも上向き方向の視野角を上げることができるから、発光表示部113のレンズ部113aの入射面を下向き傾斜面113eとしなくても良い。また逆に発光表示部113のレンズ部113aの入射面を下向き傾斜面113eとすることで上向き方向の視野角を上げることができるから、プリズム200側の第2の反射面を非対称としなくても良い。
【0037】
勿論実施形態のようにプリズム200の非対称の第2の反射面と、発光表示部113のレンズ部113aの入射面である下向き傾斜面113eとを併せることにより、上方向の視野角を上げる効果は大きい。図1には3個用のピアノハンドル43にネームカード250を取付ける例を示している。すなわち、ピアノハンドル43の表面側に凹平面251を設け、該凹平面251の底にプレート出し入れ用の窓252を設け、この窓252にはピアノハンドル43の裏面側から開閉自在に枢支された扉254を設けてあり、また凹平面251には少なくとも窓252に対応して配置されるネームカード250が見えるように中央部253aが透明なネームカバー253が被着されている。
【0038】
ここでネームカバー253は両側に夫々先端に向けて細くなっている一対の突起255を図1に示すように突設し、これに対応するようにピアノハンドル43の窓252の両側に突起255を圧入するための圧入用孔256を穿設しており、突起255を圧入用孔256に圧入してネームカバー253をピアノハンドル43に固定するのである。
【0039】
さて窓252に枢支する扉254は、一端の両側に軸体264a、264bを突設し、この軸体264a、264bを窓252の一端部の両側に凹平面251側に開口した軸受け部265a,265bに回動自在に嵌め込んで軸体264a,264bを中心に窓252を開閉できるようになっている。この場合ネームカバー253が上述のように固定されることにより軸受け部265a,265bに嵌まった軸体264a,264bは脱落しないようになっている。
【0040】
そして扉254の他端部の両側には突起266が設けられ、この突起266は窓252の他端部の両側に形成した係合部267に圧入係合して閉じた状態を保持するようになっている。而してネームカード250を収納する場合には扉254をピアノハンドル43の裏面側から開いて、ネームカード250を窓252に嵌めてネームカバー253の裏面に載せ、この状態で扉254を閉じれば扉254とネームカバー253との間に狭持され、ネームカバー253の中央部253aより表側からネームカード250の文字、数字、記号が視認できることとなる。
【0041】
尚扉254の両側に突出させた軸体264aを他方の軸体264bより長くし、この長さに対応する軸受け部265a、265bをピアノハンドル43側に設けることにより、逆組み防止を図っている。ところで、上記で説明した基本例は発光表示部113を超音波熱着でピアノハンドル43に固定しているが、図9及び図10(a)(b)に示すように仮固定用ピン113cの代わりに圧入用リブ113fを発光表示部113の固定部113bに一体突設するとともに、ピアノハンドル43の開口部43aの段部43bに圧入用孔43dを設け、圧入用孔43dに圧入用リブ113fを圧入することにより発光表示部113をピアノハンドル43に固定するようにしても良い。
【0044】
また発光表示部113にインク転写によりデザインの向上を図る場合には従来では裏面にホットスタンプ等によりインク転写を行っていたが、図16(a)乃至(d)に示すように下面にフィルムインク層300aを形成したフィルム300を成形金型301内に設置し、金型301内に樹脂液302を流し込んでインモールド転写成形を行い、この成形後型開きして成形された発光表示部113を取り出すという方法により発光表示部113の成形と同時にその表面にインクを転写できる。そのためデザイン性に優れ、しかも裏面側に圧入用リブ等を形成した発光表示部113を得ることができる。
【0045】
また図17(a)乃至(d)に示すように予め成形した発光表示部113を受け治具303上に載置し、この載置した発光表示部113上に下面にフィルムインク層300aを形成したフィルム300を載置し、このフィルム300表面からホットスタンプ用治具304を押し当ててホットスタンプを行うことにより、発光表示部113の表面にインク転写することができる。そのためデザイン性に優れ、しかも裏面側に圧入用リブ等を形成した発光表示部113を得ることができる。
【0046】
また上記の実施形態ではプリズム200の出射面201を三角波状の凹凸形状とすることで、出射面201から出射する光の出射の偏りを無くしているが、図18(a)に示すように出射面201を凹曲面に形成しても上側、下側の側方突出プリズム部207の入射面203或いは中央の入射面202から入ってきた光を図18(b)(d)(c)に示すように偏りなく出射面201から略同じ方向に出射することができ、視認性の向上が図れる。上記で説明した実施形態は発光表示部113を備えた1個モジュールの押釦スイッチ5を用い、3個モジュールの取付枠2の取り付け窓に図19に示すように3個取付けて夫々に3個用のピアノハンドル43を取付ける場合であったが、図20、図21には、ネームカード250を収納する構造を持たない例を示している。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明は、押釦ハンドルが押し込まれたときに、この押釦ハンドルの押し込み動作にともなって反転ハンドルを反転回動させ、この反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、上記押釦スイッチの上下方向の長さよりも長い上下方向の長さを有して、該接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチの上部に取付けられ上記押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧する合成樹脂製のピアノハンドルとを備え、押釦スイッチには押釦スイッチの位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルにはこの透光窓から出た光で表示を行う光透過性樹脂からなる発光表示部を被着する表裏貫通の開口部を設け、この開口部に臨むレンズ部を発光表示部に備えたピアノハンドル式スイッチであって、上記ピアノハンドルが上記押釦スイッチを3個取り付けることができる取り付け窓を持つ取付枠に、上記押釦スイッチを上、中、下の3個並べて取り付けた際に、各押釦スイッチに装着する3個用のピアノハンドルであって、上記各ピアノハンドルの裏面には上記各押釦スイッチの透光窓からの光を上記発光表示部に導光するための共通のプリズムを設け、このプリズムは出射面を開口部を介して上記発光表示部のレンズ部に対向させ、出射面の背方側から上側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、下用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側から下側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、上用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側に、中用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、上記発光表示部を上記レンズ部とこのレンズ部周囲に形成された固定部とで構成するとともに、上記レンズ部と固定部とを2重成形により形成して成り、上記発光表示部の固定部の裏面には上記ピアノハンドル側に設けた圧入用孔に圧入して上記ピアノハンドルに固定するための圧入用ピンを設けているので、取付枠の取り付け窓に3個の押釦スイッチを取り付けた場合にあっても、その取り付け位置に関係なく共通に使用できるピアノハンドルを実現できる。加えて、傷つけることなく発光表示部をピアノハンドルに容易に且つ確実に固定することができ、そのため衝撃により外れる恐れもないという効果がある。さらに、デザイン性の向上や、あるいは固定のためのピン、ダボ等を形成することが容易であるという効果がある。
【0051】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、発光表示部の表面にホットスタンプ若しくはインモールド成形によりインクを転写したので、デザイン性の向上とともに、取り付けのためのピンやダボをインク転写部位に影響を与えることなく形成できる。
【0053】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、プリズムの出射面を凹曲面としたので、入射面が異なっても偏りなく出射面より光を出射することができる。請求項4の発明は、請求項1の発明において、上側の側方突出プリズム部の入射面から入った光を出射面に向けて反射する反射面を、当該反射面で反射されて出射面から出る光に対する上向きの視野角が大きくなるように形成したので、出射面から出る光の上方向からの視認性を向上させることができる。
【0054】
請求項5の発明は、請求項1又は3又は4の発明において、プリズムの出射面から出た光による発光表示の視野角が上向きとなるように発光表示部のレンズ部の入射面を下向き傾斜面としたので、出射面から出る光の上方向からの視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同上のピアノハンドルと押釦スイッチの枢支部の説明図である。
【図3】同上の押釦スイッチの分解斜視図である。
【図4】同上の側断面図である。
【図5】同上の3個用ピアノハンドルと押釦スイッチとの取付関係説明図である。
【図6】同上のプリズム部の説明図である。
【図7】(a)は本発明の基本例の発光表示部の斜視図である。(b)は同上の発光表示部の断面図である。
【図8】同上の発光表示部の組立説明図である。
【図9】本発明の実施形態の発光表示部の斜視図である。
【図10】本発明の実施形態の発光表示部の組立説明図である。
【図16】本発明に用いる発光表示部のフィルム転写方法の一例を示す説明図である。
【図17】本発明に用いる発光表示部のフィルム転写方法の別例を示す説明図である。
【図18】同上の別のプリズムの説明図である。
【図19】同上の押釦スイッチを取付枠に3個取り付けてピアノハンドルを装着した状態の正面図である。
【図20】同上の別の例の押釦スイッチを取付枠に3個取り付け、ピアノハンドルを装着した状態の正面図である。
【図21】図20における3個用ピアノハンドルと押釦スイッチとの取付関係説明図である。
【図28】従来例の断面図である。
【符号の説明】
5a ボディ
5b カバー
32 押釦ハンドル
43 ピアノハンドル
43a 開口部
43b 段部
43c 挿入用孔
101 透光窓
113 発光表示部
113a レンズ部
113b 固定部
113c 仮固定用ピン
191 軸受け部
191b 軸受け用ばね体
192 軸部
200 プリズム
250 ネームカード
251 凹平面
252 窓
253 ネームカバー
254 扉
255 圧入用突起
256 圧入用孔
Claims (5)
- 押釦ハンドルが押し込まれたときに、この押釦ハンドルの押し込み動作にともなって反転ハンドルを反転回動させ、この反転ハンドルの反転回動に応じて接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、上記押釦スイッチの上下方向の長さよりも長い上下方向の長さを有して、該接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチの上部に取付けられ上記押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧する合成樹脂製のピアノハンドルとを備え、押釦スイッチには押釦スイッチの位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルにはこの透光窓から出た光で表示を行う光透過性樹脂からなる発光表示部を被着する表裏貫通の開口部を設け、この開口部に臨むレンズ部を発光表示部に備えたピアノハンドル式スイッチであって、上記ピアノハンドルが上記押釦スイッチを3個取り付けることができる取り付け窓を持つ取付枠に、上記押釦スイッチを上、中、下の3個並べて取り付けた際に、各押釦スイッチに装着する3個用のピアノハンドルであって、上記各ピアノハンドルの裏面には上記各押釦スイッチの透光窓からの光を上記発光表示部に導光するための共通のプリズムを設け、このプリズムは出射面を開口部を介して上記発光表示部のレンズ部に対向させ、出射面の背方側から上側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、下用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側から下側方向に設けた側方突出プリズム部の背方側に、上用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成し、上記出射面の背方側に、中用の押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面を形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、上記発光表示部を上記レンズ部とこのレンズ部周囲に形成された固定部とで構成するとともに、上記レンズ部と固定部とを2重成形により形成して成り、上記発光表示部の固定部の裏面には上記ピアノハンドル側に設けた圧入用孔に圧入して上記ピアノハンドルに固定するための圧入用ピンを設けたことを特徴とするピアノハンドル式スイッチ。
- 上記発光表示部の表面にホットスタンプ若しくはインモールド成形によりインクを転写して成ることを特徴とする請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
- 上記プリズムの出射面を凹曲面としたことを特徴とする請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
- 上記上側の側方突出プリズム部の入射面から入った光を出射面に向けて反射する反射面を、当該反射面で反射されて出射面から出る光に対する上向きの視野角が大きくなるように形成して成ることを特徴とする請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
- 上記プリズムの出射面から出た光による発光表示の視野角が上向きとなるように発光表示部のレンズ部の入射面を下向き傾斜面として成ることを特徴とする請求項1又は3又は4記載のピアノハンドル式スイッチ。
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