JP3098852B2 - 接点切換表示機能付ピアノスイッチ - Google Patents

接点切換表示機能付ピアノスイッチ

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JP3098852B2
JP3098852B2 JP13305992A JP13305992A JP3098852B2 JP 3098852 B2 JP3098852 B2 JP 3098852B2 JP 13305992 A JP13305992 A JP 13305992A JP 13305992 A JP13305992 A JP 13305992A JP 3098852 B2 JP3098852 B2 JP 3098852B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアノタッチ操作で接
点切換が行われるピアノハンドル式スイッチにおける切
換状態を表示する表示部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピアノタッチ操作で接点切換が行われる
ピアノハンドル式スイッチとしては、例えば図69に示
すものがある。このピアノハンドル式スイッチでは、押
釦スイッチ5上にピアノハンドル43を取り付け、ピア
ノハンドル43の操作に応じて押釦スイッチ5内部に設
けられた接点切換機構を駆動する。
【0003】このピアノハンドル43の場合には、対向
配置された固定接点25a,25bの間に立設された開
閉体24を回動自在することで、この開閉体24に固着
された可動接点29と固定接点25a,25bの夫々と
を接触,開離させて、接点切換を行う。なお、この開閉
体24の回動動作は本発明の実施例も同様であるので、
詳細な説明は実施例の説明において行い、ここでは概略
的な説明だけを行っておく。つまり、ピアノハンドル4
3が操作されると、このピアノハンドル43の操作に応
じて押釦32が押し下げられ、この押釦32の下降に伴
って下降するスライドカム33により反転ハンドル31
が反転回動され、開閉体24が左右いずれかの方向に回
動するのである。なお、反転ハンドル31と開閉体24
とは図示しないコイルスプリングで連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のピ
アノハンドル式スイッチにおいては、ピアノハンドル4
3の押圧状態を解除すると、ピアノハンドル43が常に
押圧前の状態に復帰するため、接点切換状態を把握する
ことができない。そこで、従来のこの種のピアノハンド
ル式スイッチでは、何等かの方法により接点切換状態を
表示する必要があり、例えば接点切換状態に応じて点灯
する表示回路を内蔵したものが提供されている。しかし
ながら、表示回路を内蔵する場合にはコストが高くな
り、且つ内部構造も複雑になるという問題がある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、接点切換状態を簡単な
構成で表示することができ、コストも低減できる接点切
換表示機能付ピアノスイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の接点切換表示機能付ピアノスイッチは、押
釦32が押し込まれたときに、この押釦32の押し込み
動作に伴って反転ハンドル31を反転回動させ、この反
転ハンドル31の反転回動に応じて接点切換が行われる
押釦スイッチ5と、この押釦スイッチ5の上部に取り付
けられ上記押釦32をピアノタッチ操作で押圧するピア
ノハンドル43とを備え、ピアノハンドル43に摺動自
在に取り付けられ接点切換状態を表示する表示体70
と、表示体70に設けた下面が斜めに傾斜した操作面7
0bと、反転ハンドル31に形成され反転ハンドル31
の一方方向の回動に伴って上記表示体70の傾斜した操
作面70bに押圧力を付与して表示体70を一方方向に
摺動するための駆動片71と、傾斜した操作面70bの
傾斜上端部に表示体70が一方方向に摺動した際に駆動
片71が係止されて表示体70をロックするためのロッ
ク手段と、反転ハンドル31の他方方向の回動に伴って
ロック手段によるロックが解除された状態で表示体70
を他方方向に摺動して初期位置に復帰させるための復帰
手段とで、接点切換の表示をする表示手段を構成して成
ることを特徴とするものである。
【0007】また、表示体70がピアノハンドル43の
操作支点側の側端部又は操作支点側と反対側の側端部に
片寄って位置し且つ該側端の端縁に沿って摺動自在とし
た構成としてもよい。また、表示体70の一方方向の移
動時及び他方方向の移動時に表示体の下方に位置する発
光素子81に対向するための発光素子用窓孔70cを設
け、表示体70の表面に表示ラベル70dを貼着する構
成としてもよい。
【0008】また、反転ハンドル31を押釦スイッチ5
の器体の略中央部に配置し、反転ハンドル31に設けた
駆動片71を略L字状に形成し、L字状の先端を器体の
側壁側に近接した構成とすることも好ましい。また、ピ
アノハンドル43の背面側に摺動凹所76が形成され、
摺動凹所76の巾方向の片側半部に表示体70を摺動自
在にはめ込み、摺動凹所76の巾方向の他の片側半部に
器体に設けた発光素子81の光をガイドするための光ガ
イド102を設け、この光ガイド102を設けた方の摺
動凹所76の巾方向の他の片側半部に表示体70が摺動
するための摺動のガイドを行うための摺動ガイド用スペ
ーサ103を設けた構成としてもよい。
【0009】
【作用】しかして、上記の構成の本発明によれば、ピア
ノハンドル43に摺動自在に取り付けられ接点切換状態
を表示する表示体70と、表示体70に設けた下面が斜
めに傾斜した操作面70bと、反転ハンドル31に形成
され反転ハンドル31の一方方向の回動に伴って上記表
示体70の傾斜した操作面70bに押圧力を付与して表
示体70を一方方向に摺動するための駆動片71と、傾
斜した操作面70bの傾斜上端部に表示体70が一方方
向に摺動した際に駆動片71が係止されて表示体70を
ロックするためのロック手段と、反転ハンドル31の他
方方向の回動に伴ってロック手段によるロックが解除さ
れた状態で表示体70を他方方向に摺動して初期位置に
復帰させるための復帰手段とで、接点切換の表示をする
表示手段を構成することで、表示体70が傾斜した操作
面70bに沿って摺動し、接点切換が行われた状態でロ
ック手段によりロックされて当該接点切換状態の表示体
による表示がロック状態となって、正確に正しい表示を
継続して行うものであり、一方、ピアノハンドル43を
再度押圧操作して反転ハンドル31を他方方向に回動さ
せて接点切換をおこなった際に駆動片71が反転ハンド
ル31と共に回動してロックが解除され、ロックが解除
されると同時に復帰手段により表示体70が元の初期位
置に復帰して該当する接点切換状態を表示するものであ
り、この場合、復帰手段により駆動片71による当該接
点切換状態の表示状態がピアノハンドル43を操作しな
い限り継続して維持されるものである。
【0010】そして、表示体70がピアノハンドル43
の操作支点側の側端部又は操作支点側と反対側の側端部
に片寄って位置し且つ該側端の端縁に沿って摺動自在と
したものにおいては、表示体70が摺動するものである
にもかかわらず、ピアノハンドル43の側端部を接点切
換を表示するための表示部分とでき、中央部を他の表示
部分として例えばネームプレート104などによる表示
部分として利用できるようになったものである。
【0011】また、表示体70の一方方向の移動時及び
他方方向の移動時に表示体の下方に位置する発光素子8
1に対向するための発光素子用窓孔70cを設け、表示
体70の表面に表示ラベル70dを貼着する構成とする
と、単一の表示体70により表示ラベル70dによる表
示と発光素子81による表示を行うことができるのはも
ちろんのこと、表示ラベル70dによる表示のみを行い
たい場合には(つまり発光素子81による表示を併用し
ない場合には)発光素子用窓孔70cを塞ぐような大き
さの表示ラベル70dを用いることで、表示ラベル70
dによる表示のみの際に発光素子用窓孔70cを隠して
外観を良くすることが可能となるものである。
【0012】また、反転ハンドル31を押釦スイッチ5
の器体の略中央部に配置し、反転ハンドル31に設けた
駆動片71を略L字状に形成し、L字状の先端を器体の
側壁側に近接した構成とすると、駆動片の上下方向の移
動量をできるだけ大きく取ることができて、表示体の移
動量を増すことができるようになったものである。ま
た、ピアノハンドル43の背面側に摺動凹所76が形成
され、摺動凹所76の巾方向の片側半部に表示体70を
摺動自在にはめ込み、摺動凹所76の巾方向の他の片側
半部に器体に設けた発光素子81の光をガイドするため
の光ガイド102を設け、この光ガイド102を設けた
方の摺動凹所76の巾方向の他の片側半部に表示体70
が摺動するための摺動のガイドを行うための摺動ガイド
用スペーサ103を設けた構成とすると、摺動凹所76
に光ガイド102と表示体70とを配置し、しかも表示
体70を摺動自在にガイドできるようになったものであ
り、更に、光ガイド102を設けないときには摺動ガイ
ド用スペーサ103を設けることなく、巾の広い表示体
70を摺動凹所76に摺動自在にはめ込むことも可能と
なるものである。
【0013】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図16に本発明の一実施例を示し
ている。まず、ピアノハンドル式スイッチの基本構造か
ら説明する。本実施例のピアノハンドル式スイッチは、
図1あるいは図2に示すように、押釦32の押圧操作に
より接点切換が行われる押釦スイッチ5と、この押釦ス
イッチ5の上面に一端部が回動自在に枢支され他端部を
押圧して押釦32を押圧操作するピアノハンドル43と
からなる。
【0014】押釦スイッチ5の器体は、合成樹脂製のボ
ディ5aとカバー5bとで形成されており、規格化され
た既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に形成
してある。そして、カバー5bには、既製の配線器具を
埋設する場合に用いる取付枠2に着脱自在に取付可能と
するために、両端面に一対の係止爪11a,11bを夫
々突設してあり、一方の係止爪11bの背部には空間1
2を形成し、係止爪11bが背方へ弾性的にたわむよう
にしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠2に係
止爪11a,11bを係止させて押釦スイッチ5を着脱
自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具
と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにして
ある。
【0015】この押釦スイッチ5のボディ5a内の両端
部に、接続端子収納部13,14を形成し、両接続端子
収納部13,14の間に中央収納部23を形成してあ
る。ここで、一方の接続端子収納部13には共通端子板
15と図示しない鎖錠ばね及び解除釦からなる速結端子
が収納される。また、他方の接続端子収納部14には端
子板18及び図示しない鎖錠ばねからなる第1の接続端
子部と、端子板20及び図示しない鎖錠ばねからなる第
2の接続端子部とが収納され、これら第1,第2の接続
端子部は図示しない解除釦で共通に解除できるようにし
てある。
【0016】端子板18には固定接点25aが固着され
た延設片18aを形成してあり、この延設片18aを隔
壁60aに近接する中央収納部23側に延出してある。
また、端子板20にも固定接点25bが固着された折曲
片20aを形成してあり、この折曲片20aは上記端子
板18の延設片18aに対向させる形で中央収納部23
側に延出してある。
【0017】上記固定接点25a,25bの間には導電
板からなる開閉体24が回動自在に立設してある。この
開閉体24は、共通端子板15から中央収納部23に延
出された支持片15a上に立設され、両端下部に設けた
図示しない突部を中央収納部23の内側壁に形成された
V状凹部27に嵌め込んで、V状凹部27の下部を中心
に回動自在となっている。そして、開閉体24の上部両
面に設けてある可動接点29を回動に応じて固定接点2
5a,25bに接離して、共通接続端子部と、第1また
は第2の接続端子部との間を接続,切離を行う。
【0018】上記開閉体24は、図示しないコイルスプ
リング、反転ハンドル31、押釦32、スライドカム3
3、復帰ばね37で構成された反転機構により反転駆動
される。ここで、コイルスプリングは、下部が上記開閉
体24の上縁に係止され、上部が反転ハンドル31に下
方から突設してある筒部31a内に収められ、反転ハン
ドル31の回動に応じて開閉体24を反転駆動するもの
である。反転ハンドル31は、両側に設けた逆三角形状
の軸31bをカバー5bの内壁に形成された図示しない
軸受けに枢支して回動自在に取り付けられ、上部の両端
にスライドカム33に掛合する掛合突起34を突設して
ある。押釦32はカバー5bに上下動自在に取り付けら
れ、下方に配置される復帰ばね37により常時上方に付
勢されている。スライドカム33は両端下面に上記反転
ハンドル31の掛合突起34に摺動係合する掛合カム体
38が形成され、押釦32の下面側において摺動自在に
取り付けられ、内部に形成されたハ状の一対のばね片3
3aの間に押釦32の下面に形成している突起32aが
挿入され、このばね片33aで復帰力を与えている。
【0019】ピアノハンドル43は、図10に示すよう
に、枢支端側の下面から一対の回動片43aを垂設する
と共に、押圧操作端側の下面から押釦スイッチ5からの
抜け止め用の一対の抜止片43bを垂設してある。上記
回動片43aはカバー5bに形成された凹部54に係合
され、抜止片43bが空所12内に挿入され、抜止片4
3b側の押圧操作端側を押圧すると、回動片43a側を
支点としてピアノタッチ式に回動する。そして、このピ
アノハンドル43の回動により押釦スイッチ5の押釦3
2を押圧操作する。
【0020】次に、図3乃至図8に基づいて押釦スイッ
チ5の動作を簡単に説明する。なお、図3はピアノハン
ドル43を何等操作していない状態であり、図5はピア
ノハンドル43の押圧操作端を一杯に押した状態を示
し、図4はその途中における動作状態を示し、図6はピ
アノハンドル43の押圧操作を解除してピアノハンドル
43が復帰した状態を示し、図8はピアノハンドル43
の押圧操作端を再度一杯に押した状態を示し、図7は図
6と図8との途中における動作状態を示しており、図3
は図8の状態でピアノハンドル43の押圧操作を解除し
てピアノハンドル43が復帰した状態を示している。い
ま、図3の状態でピアノハンドル43を操作したとする
と、図4のようにピアノハンドル43の操作に伴って押
釦32が復帰ばね37に抗して押し下げられ、押釦32
の押し下げによりスライドカム33が下降する。そし
て、スライドカム33の図中右側の掛合カム体38が、
反転ハンドル31の右側の掛合突起34に当たることに
より、反転ハンドル31が回動される。このとき、反転
ハンドル31の回動に伴ってスライドカム33が図中の
右側にスライドしている。このようにして反転ハンドル
31が反転回動されると、コイルスプリングが反転して
開閉体24が反転し、可動接点29が一方の固定接点2
5bから開離して、他方の固定接点25aに接触する
(図5参照)。この反転後、ピアノハンドル43の押し
下げ力を解除すると、図6のように、復帰ばね37で押
釦32が押し上げられ、このときピアノハンドル43が
元の状態に戻る。そして、これと同時にスライドカム3
3もばね片33aのばね力で中央部に摺動復帰する。そ
の後にもう1度図7に示すようにピアノハンドル43を
操作した場合には、図8のように反転ハンドル31が上
述の場合と逆方向に反転回動し、これにより可動接点2
9が固定接点25bに接触するように接点切換が行わ
れ、ここでピアノハンドル43の押し下げ力を解除する
と再び図3の状態に戻るものである。
【0021】以上は本実施例の基本となるピアノハンド
ル式スイッチの説明であったが、以下、本実施例の特徴
とする接点切換状態を表示する表示部の構造について説
明する。図10に示すように、ピアノハンドル43の背
面部には摺動凹所76が設けてあり、この摺動凹所76
には表示体70が摺動自在にはめ込んである。摺動凹所
76の略中央部には表示窓が設けてある。表示体70の
背面部にはガイド突部70aが突設してあり、ガイド突
部70aの背面部には表示体70の摺動方向に傾斜した
操作面70bが形成してある。図中77は押さえ板であ
って、ガイド突部70aの移動範囲を除いて摺動凹所7
6を覆うようにしてピアノハンドル43の裏面に取付け
られて表示体70が外れるのを防止するようになってい
る。この押さえ板77はピアノハンドル43に設けた熱
着ピン107を押さえ板77の熱着孔108にはめ込
み、熱着ピン107を溶着して固着してある。そして、
押さえ板77には切欠部77aが形成してあり、ガイド
突部70aがこの切欠部77a内を摺動するものであ
る。ピアノハンドル43及び押さえ板77にはコイルば
ねはめ込み溝120が設けてあり、コイルばね78の一
部がはめ込んであり、このコイルばね78の端部が表示
体70の摺動方向の一端部に設けたコイルばね嵌合突部
70eに嵌合してあり、このことによりコイルばね78
のばねのばね力で表示体70に一方方向に押圧されるば
ね力が付与してあり、これが表示体70の復帰手段を構
成している。一方、上記表示体70を摺動するための駆
動片71は反転ハンドル31に一体に形成してあり、こ
の駆動片71は略L状をしていて、カバー5bの孔73
に挿入してある。
【0022】そして、図3(b)乃至図8(b)に上記
表示体70の駆動状態を示す。図3(b)の状態では傾
斜した操作面70bの傾斜下端部付近に駆動片71の上
端部が位置している。この状態でピアノハンドル43を
押圧操作すると反転ハンドル31が回動して反転ハンド
ル31に一体に設けた駆動片71の上端部が図4(b)
のように上昇して傾斜した操作面70bに押し当たるこ
とで表示体70は傾斜面70bにガイドされて図4
(b)の矢印のように移動し、表示窓に対向する表示体
70の表面位置が変化していき、ピアノハンドル43を
完全に押し下げて反転ハンドル31が反転回動を完了し
て接点交換を行った時点で同時に図4(b)に示すよう
に駆動片71の上端部が傾斜した操作面70bの傾斜上
端部に連続する立ち上がり面に係止してロックされ、こ
れがロック手段となる。このロック状態ではピアノハン
ドル43から手を離しても図6(b)のようにロック状
態を維持しているものである。そして、この状態では表
示体70の表面部の一部(図6(b)においては表示体
70の表面部の左側半部)が表示窓に対向するようにな
っている。この状態は図6(a)に示すように可動接点
29が左側の固定接点25aに接触している状態を表示
窓から表示している状態である。そして、更に、ピアノ
ハンドル43を押圧操作すると、反転ハンドル31が逆
方向に反転回動し、これに伴って駆動片71の先端が下
方に下がり、ロック手段が解除され、駆動片71が下降
することで表示体70がコイルばね78のばね力により
図7(b)、図8(b)のように復帰し、ピアノハンド
ルの押圧を解除した時点で図3(b)の状態に戻るもの
であり、この状態では、図3(a)のように可動接点2
9が右側の固定接点25bに接触し、また、表示体70
の表面部の他の一部(図3(b)においては表示体70
の表面部の右側半部)が表示窓に対向する。この状態は
図3(a)に示すように可動接点29が右側の固定接点
25bに接触している状態を表示窓から表示している状
態である。そして、このようにして表示体70により接
点切換状態をそれぞれ表示するものであり、この場合、
表示体70に図11乃至図16に示すように「強」、
「弱」と表記していたり、あるいは、「オン」、「オ
フ」と表記していたりするものであり、例えば、表示体
70の表面の一側部に「強」と表記すると共に他側部に
「弱」と表記するものであり、接点切換に応じて表示窓
110から「強」が表示されたたり、あるいは、「弱」
が表示されたりするものである。なお、図14、図1
5、図16には発光表示窓111を設けてあるピアノハ
ンドル43も併用して用いてあり、この発光表示窓11
1からは押釦スイッチ5の器体内に配設した発光素子8
1からの光がこの発光表示窓111から表示されるよう
になっている。
【0023】上記実施例においては、表示体70がピア
ノハンドル43の操作支点側の側端部に片寄って位置し
且つ該側端の端縁に沿って摺動自在となっている。この
ような構成とすると、ピアノハンドル43の側端部を接
点切換を表示するための表示部分とでき、中央部を他の
表示部分として例えばネームプレート104などによる
表示部分として利用できる。例えば、ピアノハンドル4
3の表面側の中央部にネームプレートはめ込み凹部11
3を設け、この部分にネームプレート104をはめ込む
ことができる。図10において112はネームプレート
外し用押圧片であり、このネームプレート外し用押圧片
112を背方から押圧することでネームプレートはめ込
み用凹部113にはめ込まれたネームプレート104を
背方から押圧して取り外すことができるようにしてあ
る。
【0024】図17乃至図31には本発明の他の実施例
が示してある。この実施例においては、表示体70が反
転ハンドル31の回動する方向と平行な方向に摺動する
ようにしたものである。この実施例においては、図25
に示すように表示体70に設けたガイド突起の背面部に
反転ハンドル31の回動する方向と平行な方向に傾斜し
た操作面70bを設けたものであり、押さえ板77は押
さえ板はめ込み凹部121に一端部をはめ込まれて取付
けられ、押さえ板77により表示体70が外れないよう
にしている。押さえ板はめ込み凹部121にはコイルば
ね収納部122が設けてあって、コイルばね78の一端
部が収納してある。そして、コイルばね78の他端部は
表示体70を弾接している。
【0025】しかして、この実施例においても、ピアノ
ハンドル43を操作することで図19、図20、図2
1、図22の順番で接点切換を行い、また、更にピアノ
ハンドル43を操作することで図23、図24、図19
の順番で接点切換が行われものであり、接点切換の動作
は上記した図3乃至図8の実施例のものと同じ動作を行
う。この場合、表示体70は図19乃至図24のように
反転ハンドル31の回動する方向と平行な方向に摺動す
るものである。このように表示体70が反転ハンドル3
1の回動する方向と平行な方向に摺動するようにする
と、反転ハンドル31に一体に形成した駆動片71によ
り表示体70を摺動するに当たり、簡単な機構でスムー
ズな摺動ができるものであり、また、例えばエアコンの
強弱切換スイッチ等として3路スイッチを使用した場
合、接点の入った方向と表示が連動させることができ
る。また、この実施例においては、図26のイで示す表
示窓の長さを長くすることができるものである。図26
乃至図31にはこの実施例における表示体70の表示例
を示している。
【0026】図32乃至図38には本発明の他の実施例
が示してある。この実施例においては、表示体70によ
る接点切換の表示に加えて、押釦スイッチ5の器体内に
LED等の発光素子81を配設した場合に、この発光素
子81からの光をピアノハンドル43の表面側から発光
できるようにした実施例である。この発光素子81は押
釦スイッチ5の接点切換を発光により表示するものであ
っても、あるいは、負荷の動作、停止状態を表示する
(つまり負荷への通電又は通電停止状態を表示する)も
のである。この実施例では表示体70の一方方向の移動
時及び他方方向の移動時に表示体70の下方に位置する
発光素子81に対向するための発光素子用窓孔70cを
設け(この発光素子用窓孔70cは図36に示すように
表示体70の片側半分に設けてある)、表示体70の表
面に表示ラベル70dを貼着するようになっている。そ
して、押釦スイッチ5の器体内にLED等の発光素子8
1を配設したには図34に示すように巾の狭い表示ラベ
ル70dを表示体70の発光素子用窓孔70cを設けな
い方の片側半部の表面に貼着するものである。このこと
により、ピアノハンドル43を押圧操作した場合、反転
ハンドル31の反転に対応して接点切換が行われると共
に反転ハンドル31に一体に設けた駆動片71により表
示体70を摺動して該接点切換に対応した表示が表示窓
を介して表示体70によりなされるのであるが、この
時、一方の発光素子用窓孔70cが器体内に配設した発
光素子81に対応して発光素子81の発光の有無に応じ
て発光素子用窓孔70cを介して表示窓から確認できる
ものである。更に、ピアノハンドル43を押圧操作して
反転ハンドル31を反転回動させて接点切換を行うと、
復帰手段により表示体70が元の初期位置に摺動復帰し
て該当する接点切換状態を表示体70により表示窓を介
して表示するのであるが、この場合も、他方の発光素子
用窓孔70cが器体内に配設した発光素子81に対応し
て発光素子81の発光の有無に応じて発光素子用窓孔7
0cを介して表示窓から確認できるものである。そし
て、上記の発光素子81を押釦スイッチ5の器体内に内
装した場合に使用する2つの発光素子用窓孔70cを設
けた表示体70は発光素子81を設けない場合にも使用
することができるが、この場合には、図35に示すよう
に表示体70の表面の略全面に表示ラベル70dを貼着
するものであり、この場合には発光素子用窓孔70cを
隠して巾の広い表示ラベル70dのみで表示窓より表示
するものである。図37、図38にはそれぞれピアノハ
ンドル43に設けた表示窓より発光素子用窓孔70cと
巾の狭い表示ラベル70dによる表示をしている状態
や、巾の広い表示ラベル70dのみを貼着した状態を示
している図面である。このようにすることで共通の表示
体70により上記2種類の使用に対応できるものであ
る。
【0027】図39乃至図57には本発明の更に他の実
施例が示してある。この実施例においては、ピアノハン
ドル43の背面側に摺動凹所76が形成され、摺動凹所
76の巾方向の片側半部に巾の狭い図51に示すような
表示体70を摺動自在にはめ込み、摺動凹所76の巾方
向の他の片側半部に押釦スイッチ5の器体に設けた発光
素子81の光をガイドするための光ガイド102を設
け、この光ガイド102を設けた方の摺動凹所76の巾
方向の他の片側半部に表示体70が摺動するための摺動
のガイドを行うための摺動ガイド用スペーサ103を設
けた構成となっている。つまり、このような構成とする
ことで、ピアノハンドル43に設けた摺動凹所76を利
用して光ガイド102と表示体70とをセットして使用
するのであるが、発光素子81を設けない場合にはピア
ノハンドル43に設けた摺動凹所76に光ガイド102
をセットすることなく、また、摺動ガイド用スペーサ1
03も設けることなく、摺動凹所76の巾いっぱいの図
52に示すような表示体70のみを摺動凹所76にスラ
イド自在にはめ込むものである。この実施例において
は、ピアノハンドル43の表示窓110には一部が透明
となった板状の表示チップ115がはめ込んであるが光
ガイド102を設けた場合に使用するには図47(b)
や図49に示すように光ガイド102に対応する透明の
パイロット発光部115aと透明の表示体表示部115
bとに区分けされ、光ガイド102からの光がパイロッ
ト発光部115a部分を通して表示され、表示体70の
表示は表示体表示部115bで表示されるようになって
いる。この場合、板状の表示チップ115を全体として
透明としてもよい。一方、光ガイド102を設けない場
合には図50に示すように上記板状の表示チップ115
は全体を透明として巾の広い表示体70の表示をするよ
うにしたり、あるいは、表示体表示部115bを巾の広
い透明部としてこの部分で巾の広い表示体70の表示を
行うようにしてもよいものである。このようにすること
で、共通のピアノハンドル43を用いて、表示体70に
加えて発光素子81でも表示する場合と、表示体70の
みで表示する場合とに対応できるものである。このよう
にして図45や図46に示すような表示体70に加えて
発光素子81でも表示する場合と、表示体70のみで表
示するのが選択できるものであり、また、この場合、表
示体70のみで表示する場合巾広の表示体70を使用す
るので、例えば「連続」といったような数文字が表示で
きるものである。図44には摺動ガイド用スペーサ10
3を設ける場合の各実施例の概略図が示してある。図4
4(a)には巾狭の表示体70の摺動方向の両端部から
摺動凹所76の他方の側壁側に向けてアームを突出して
このアームを摺動ガイド用スペーサ103としてあり、
また、図44(c)は光ガイド102そのものに摺動ガ
イド用スペーサ103を設けた例が示してあり、また、
図44(b)は表示体70や光ガイド102そのものに
摺動ガイド用スペーサ103を設けることなく、これら
とは別体の部材を摺動凹所76にはめ込んで摺動ガイド
用スペーサ103を構成してある。図39(a)
(b)、図40(a)(b)は表示体70に加えて発光
素子81でも表示する場合の動作を示す断面図や摺動片
71と表示体70との関係を示す断面図が示してある。
また、図43(a)(b)はそれぞれ摺動凹所76に光
ガイド102と表示体70とをはめ込んだ場合の概略説
明図及び摺動凹所76に表示体70のみをはめ込んだ場
合の概略説明図が示してある。また、図55には表示体
70による接点切換表示をする例の回路構成図が示して
あり、図56には表示体70による接点切換表示と発光
素子(LED)81による通電表示をする例の回路構成
図が示してあり、また、図57には同上の表示体と発光
素子(ネオンランプ)による接点切換表示をする例の回
路構成図が示してある。
【0028】図58乃至図67は本発明の更に他の実施
例が示してある。この実施例では反転ハンドルを押釦ス
イッチ5の器体の略中央部に配置し、反転ハンドル31
に設けた駆動片71を略L字状に形成し、L字状の先端
を器体の側壁側に近接して位置させた点に特徴がある。
すなわちこの実施例においては、押釦スイッチ5の器体
内に発光素子81を設けない場合であり、発光素子81
を設けないことで上記のように従来発光素子81を設け
ていた押釦スイッチ5の器体内の一方の側壁付近までL
字状の表示体70の先端部を近接させることができるよ
うになったものである。このように発光素子81を設け
ない場合には表示窓110に設ける表示チップ115の
表示体表示部115bの図65に示すロ寸法を発光表示
部115aを設ける場合に比べて長くすることができる
のはちろん、表示体70の先端部器体の一方の側壁付近
まで近接させるとで、駆動片71の長さが長くなり駆動
片71の上下移動量を増大することができる。このこと
により表示体70の裏面部に設けた傾斜した操作面70
bの角度をそのままにした状態で該操作面70bの傾斜
した方向の長さを長くすることで表示体70の摺動方向
の移動量を増大することができるものである。そして、
表示体70の操作面70bの傾斜角度を変えることなく
移動量を増すことができるので、図64においてハで示
す操作荷重が大きくなるのを防止できるものである。図
60はこの実施例に用いる反転ハンドル31を示し、図
61はこの実施例に用いる表示体70を示し、図67は
発光素子81を設ける場合に駆動片71が短くなった反
転ハンドル31を示し、図66は発光素子81を設ける
場合の表示体70を示している。また、図62、図63
には本実施例の場合におけるピアノハンドル43の各例
を示す平面図である。
【0029】ところで、反転ハンドル31の他方方向の
回動に伴ってロック手段によるロックが解除された状態
で表示体70を他方方向に摺動して初期位置に復帰させ
るための復帰手段としては上記実施例ではコイルばね7
8が復帰手段となっている実施例を示したが、重力を復
帰手段としてもい。この場合には駆動片71により表示
体70が重力に抗して上昇してロック手段により上昇位
置でロックされ、ロックが解除されると表示体70の自
重により下方に落下して復帰するようにするものであ
る。
【0030】なお、図68にはピアノスイッチの構造の
他の実施例が示してある。この実施例においては、図1
のものに比べて押釦32の上面に設けたリブ120を高
くし、更に図1のものに比べてピアノハンドル43の枢
支側から離れる方向にずらしてあり、このようにするこ
とで、ピアノハンドル43の小さな押仕込み量により目
的とする押釦32の押し込み量が得られる。また、ま
た、この実施例では板ばねよりなる復帰ばね37の自由
高さを低くすることによりばね定数を下げて荷重を下
げ、また、反転ハンドル31を反転させるばね力を付与
する図示しないコイルスプリングのばねの自由長さを短
くしてばね定数を下げて荷重を下げるようになってお
り、また、開閉体24の反転角度を図1のものに比べて
小さくしてあり、また、固定接点25a、25bを図1
のものに比べて上方に位置させてあり、このようにする
とで軽い荷重で操作ができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように、ピアノハンドル
に摺動自在に取り付けられ接点切換状態を表示する表示
体と、表示体に設けた下面が斜めに傾斜した操作面と、
反転ハンドルに形成され反転ハンドルの一方方向の回動
に伴って上記表示体の傾斜した操作面に押圧力を付与し
て表示体を一方方向に摺動するための駆動片と、傾斜し
た操作面の傾斜上端部に表示体が一方方向に摺動した際
に駆動片が係止されて表示体をロックするためのロック
手段と、反転ハンドルの他方方向の回動に伴ってロック
手段によるロックが解除された状態で表示体を他方方向
に摺動して初期位置に復帰させるための復帰手段とで、
接点切換の表示をする表示手段を構成した構成としてあ
るので、簡単な構成で接点切換の表示ができるものであ
って、従来の発光素子による表示に比べて安価となり、
また、押釦スイッチ側に表示手段を設ける場合に比べ
て、ピアノハンドル側において表示体が摺動して表示す
るので、正面からだけでなく、ななめから見ても確実に
表示がわかるものであり、また、接点切換が行われた状
態でロック手段によりロックされて当該接点切換状態の
表示体による表示がロック状態となって、正確に正しい
表示を継続して行うことができるものであり、また、ピ
アノハンドルを再度押圧操作して反転ハンドルを他方方
向に回動させて接点切換をおこなった際に駆動片が反転
ハンドルと共に回動してロックが解除され、ロックが解
除されると同時に復帰手段により表示体が元の初期位置
に復帰して該当する接点切換状態を表示するものであ
り、この場合、復帰手段により駆動片による当該接点切
換状態の表示状態がピアノスイッチハンドルを操作しな
い限り継続して維持されるという利点がある。
【0032】そして、表示体がピアノハンドルの操作支
点側の側端部又は操作支点側と反対側の側端部に片寄っ
て位置し且つ該側端の端縁に沿って摺動自在としたもの
においては、表示体が摺動するものであるにもかかわら
ず、ピアノハンドルの側端部を接点切換を表示するため
の表示部分とでき、中央部を他の表示部分として例えば
ネームプレートなどによる表示部分として利用できるも
のである。
【0033】また、表示体の一方方向の移動時及び他方
方向の移動時に表示体の下方に位置する発光素子に対向
するための発光素子用窓孔を設け、表示体の表面に表示
ラベルを貼着する構成とすると、単一の表示体により表
示ラベルによる表示と発光素子による表示を行うことが
できるのはもちろんのこと、表示ラベルによる表示のみ
を行いたい場合には発光素子用窓孔を塞ぐような大きさ
の表示ラベルを用いることで、表示ラベルによる表示の
みの際に発光素子用窓孔を隠して外観を良くすることが
可能となるという利点がある。
【0034】また、反転ハンドルを押釦スイッチの器体
の略中央部に配置し、反転ハンドルに設けた駆動片を略
L字状に形成し、L字状の先端を器体の側壁側に近接し
た構成とすると、駆動片の上下方向の移動量をできるだ
け大きく取ることができて、表示体の移動量を増すこと
ができるという利点がある。また、ピアノハンドルの背
面側に摺動凹所が形成され、摺動凹所の巾方向の片側半
部に表示体を摺動自在にはめ込み、摺動凹所の巾方向の
他の片側半部に器体に設けた発光素子の光をガイドする
ための光ガイドを設け、この光ガイドを設けた方の摺動
凹所の巾方向の他の片側半部に表示体が摺動するための
摺動のガイドを行うための摺動ガイド用スペーサを設け
た構成とすると、摺動凹所に光ガイドと表示体とを配置
し、しかも表示体を摺動自在にガイドできるようになっ
たものであり、更に、光ガイドを設けないときには摺動
ガイド用スペーサを設けることなく、巾の広い表示体を
摺動凹所に摺動自在にはめ込むことも可能となるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例のピアノハンドルス
イッチにおいて可動接点が一方の固定接点に接触してい
る状態の断面図であり、(b)は同上の駆動片と表示体
との関係を示す断面図である。
【図2】(a)は同上のピアノハンドルスイッチにおい
て可動接点が他方の固定接点に接触している状態の断面
図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断面
図である。
【図3】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図4】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図5】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図6】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図7】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図8】同上の操作順序を示す説明のための図面であっ
て、(a)は全体断面図であり、(b)は駆動片と表示
体との関係を示す断面図である。
【図9】同上の押釦スイッチ部分の斜視図である。
【図10】同上のピアノハンドル部分の分解斜視図であ
る。
【図11】同上の押釦スイッチが1個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図12】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図13】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図14】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの実施例の分解平面図
である。
【図15】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図16】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの更に他の実施例の分
解平面図である。
【図17】本発明の他の実施例のピアノハンドルスイッ
チにおいて可動接点が一方の固定接点に接触している状
態の断面図である。
【図18】同上のピアノハンドルスイッチにおいて可動
接点が他方の固定接点に接触している状態の断面図であ
る。
【図19】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図20】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図21】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図22】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図23】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図24】同上の操作順序を示す説明のための図面であ
る。
【図25】同上のピアノハンドル部分の分解斜視図であ
る。
【図26】同上の押釦スイッチが1個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図27】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの分解平面図である。
【図28】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図29】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの実施例の分解平面図
である。
【図30】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの他の実施例の分解平
面図である。
【図31】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチと押釦スイッチとの更に他の実施例の分
解平面図である。
【図32】(a)は本発明の更に他の実施例のピアノハ
ンドルスイッチにおいて可動接点が一方の固定接点に接
触している状態の断面図であり、(b)は同上の駆動片
と表示体との関係を示す断面図である。
【図33】(a)は同上のピアノハンドルスイッチにお
いて可動接点が他方の固定接点に接触している状態の断
面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断
面図である。
【図34】(a)は同上の表示体と表示ラベルとの分解
斜視図であり、(b)は同上の表示体に表示ラベルを貼
った状態の斜視図である。
【図35】(a)は同上の表示体と巾広の表示ラベルと
の分解斜視図であり、(b)は同上の表示体に表示ラベ
ルを貼った状態の斜視図である。
【図36】同上に用いる表示体を示す図面であって、
(a)は平面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は正面図である。
【図37】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図38】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図39】(a)は本発明の更に他の実施例のピアノハ
ンドルスイッチにおいて可動接点が一方の固定接点に接
触している状態の断面図であり、(b)は同上の駆動片
と表示体との関係を示す断面図である。
【図40】(a)は同上のピアノハンドルスイッチにお
いて可動接点が他方の固定接点に接触している状態の断
面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断
面図である。
【図41】同上のピアノハンドルに表示体を取付けた状
態で、表示体が下に移動した状態を示す背面図である。
【図42】同上のピアノハンドルに表示体を取付けた状
態で、表示体が上に移動した状態を示す背面図である。
【図43】(a)は同上の摺動凹所に光ガイドと表示体
とをはめ込んだ状態を示す説明図であり、(b)は摺動
凹所に巾広の表示体のみをはめ込んだ状態を示す説明図
である。
【図44】(a)(b)(c)はそれぞれ同上の摺動ガ
イド用スペーサを設ける各例を示す説明図である。
【図45】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図46】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図47】同上のピアノハンドルの摺動凹所に光ガイド
と表示体とをはめ込んだ状態を示す図面であって、
(a)は背面図であり、(b)は断面図である。
【図48】同上のピアノハンドルの摺動凹所に巾広の表
示体のみをはめ込んだ状態を示す図面であって、(a)
は背面図であり、(b)は断面図である。
【図49】同上に用いる表示チップの一例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)
は正面図である。
【図50】同上に用いる表示チップの他の例を示し、
(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)
は正面図である。
【図51】同上に用いる巾狭の表示体を示し、(a)は
平面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図
であり、(d)は正面図である。
【図52】同上に用いる巾広の表示体を示し、(a)は
平面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図
であり、(d)は正面図である。
【図53】同上に用いるピアノハンドルを示す図面であ
って、(a)は背面図であり、(b)は断面図である。
【図54】同上に用いる光ガイドを示す図面であって、
(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図55】同上の表示体による接点切換表示をする例の
回路構成図である。
【図56】同上の表示体による接点切換表示と発光素子
(LED)による通電表示をする例の回路構成図であ
る。
【図57】同上の表示体と発光素子(ネオンランプ)に
よる接点切換表示をする例の回路構成図である。
【図58】(a)は本発明の更に他の実施例のピアノハ
ンドルスイッチにおいて可動接点が一方の固定接点に接
触している状態の断面図であり、(b)は同上の駆動片
と表示体との関係を示す断面図である。
【図59】(a)は同上のピアノハンドルスイッチにお
いて可動接点が他方の固定接点に接触している状態の断
面図であり、(b)は駆動片と表示体との関係を示す断
面図である。
【図60】同上の駆動片の長い反転ハンドルを示す図面
であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であ
り、(c)は側面図である。
【図61】同上の巾広の表示体を示す図面であって、
(a)は平面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は正面図である。
【図62】同上の押釦スイッチが3個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図63】同上の押釦スイッチが2個の場合のピアノハ
ンドルスイッチの平面図である。
【図64】同上の操作面に作用する駆動片の操作荷重を
説明するための説明図である。
【図65】同上の表示チップの縦方向の巾を広くする例
を示す説明図である。
【図66】同上の巾狭の表示体を示す図面であって、
(a)は平面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は正面図である。
【図67】同上の駆動片の短い反転ハンドルを示す図面
であって、(a)は平面図であり、(b)は正面図であ
り、(c)は側面図である。
【図68】同上のピアノハンドルの機構を示す他の実施
例の断面図である。
【図69】同上の従来例の断面図である。
【符号の説明】
5 押釦スイッチ 31 反転ハンドル 32 押釦 43 ピアノハンドル 70 表示体 70b 操作面 70c 発光素子用窓孔 70d 表示ラベル 71 駆動片 76 摺動凹所 81 発光素子 102 光ガイド 103 摺動ガイド用スペーサ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦が押し込まれたときに、この押釦の
    押し込み動作に伴って反転ハンドルを反転回動させ、こ
    の反転ハンドルの反転回動に応じて接点切換が行われる
    押釦スイッチと、この押釦スイッチの上部に取り付けら
    れ上記押釦をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンド
    ルとを備え、ピアノハンドルに摺動自在に取り付けられ
    接点切換状態を表示する表示体と、表示体に設けた下面
    が斜めに傾斜した操作面と、反転ハンドルに形成され反
    転ハンドルの一方方向の回動に伴って上記表示体の傾斜
    した操作面に押圧力を付与して表示体を一方方向に摺動
    するための駆動片と、傾斜した操作面の傾斜上端部に表
    示体が一方方向に摺動した際に駆動片が係止されて表示
    体をロックするためのロック手段と、反転ハンドルの他
    方方向の回動に伴ってロック手段によるロックが解除さ
    れた状態で表示体を他方方向に摺動して初期位置に復帰
    させるための復帰手段とで、接点切換の表示をする表示
    手段を構成して成ることを特徴とする接点切換表示機能
    付ピアノスイッチ。
  2. 【請求項2】 表示体がピアノハンドルの操作支点側の
    側端部又は操作支点側と反対側の側端部に片寄って位置
    し且つ該側端の端縁に沿って摺動自在として成ることを
    特徴とする請求項1記載の接点切換表示機能付ピアノス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 表示体の一方方向の移動時及び他方方向
    の移動時に表示体の下方に位置する発光素子に対向する
    ための発光素子用窓孔を設け、表示体の表面に表示ラベ
    ルを貼着して成ることを特徴とする請求項1記載の接点
    切換表示機能付ピアノスイッチ。
  4. 【請求項4】 反転ハンドルを押釦スイッチの器体の略
    中央部に配置し、反転ハンドルに設けた駆動片を略L字
    状に形成し、L字状の先端を器体の側壁側に近接して成
    ることを特徴とする請求項1記載の接点切換表示機能付
    ピアノスイッチ。
  5. 【請求項5】 ピアノハンドルの背面側に摺動凹所が形
    成され、摺動凹所の巾方向の片側半部に表示体を摺動自
    在にはめ込み、摺動凹所の巾方向の他の片側半部に器体
    に設けた発光素子の光をガイドするための光ガイドを設
    け、この光ガイドを設けた方の摺動凹所の巾方向の他の
    片側半部に表示体が摺動するための摺動のガイドを行う
    ための摺動ガイド用スペーサを設けて成ることを特徴と
    する請求項1記載の接点切換表示機能付ピアノスイッ
    チ。
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JP4888230B2 (ja) * 2007-03-20 2012-02-29 パナソニック電工株式会社 スイッチ

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