JP2000276973A - ピアノハンドル式スイッチ装置 - Google Patents

ピアノハンドル式スイッチ装置

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JP2000276973A
JP2000276973A JP8272799A JP8272799A JP2000276973A JP 2000276973 A JP2000276973 A JP 2000276973A JP 8272799 A JP8272799 A JP 8272799A JP 8272799 A JP8272799 A JP 8272799A JP 2000276973 A JP2000276973 A JP 2000276973A
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handle
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piano
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JP8272799A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nishioka
恭志 西岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピアノハンドルを取り付けたままで押釦スイッ
チの器体を取付枠に取り付けることができ、施工作業性
に優れたピアノハンドル式スイッチ装置を提供すること
にある。 【解決手段】ピアノハンドル43は、取付枠2の開口窓
2aより前方へ突出するカバー5bの前面部位に投影せ
る投影像の大きさが前面部位と略同じ大きさとなるよう
にその寸法が形成されており、取付枠2の開口窓2aに
押釦スイッチ5の器体を嵌め込む際に、ピアノハンドル
43を取り付けたままで嵌め込むことができるようなっ
ている。従って取付枠2に3個の押釦スイッチ5を取り
付けた状態で各押釦スイッチ5に取り付けてあるピアノ
ハンドル43が並設され、これら3個のピアノハンドル
43の投影像が取付枠2の開口窓2aの開口と略同じ大
きさとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノハンドル式
スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、押釦スイッチと、この押釦スイッ
チの前面部に一端を枢支して押釦スイッチを押し駆動す
るピアノハンドルを用いたピアノハンドル式スイッチ装
置が、埋込形配線器具として存在しており、操作性など
に優れているため広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のピアノハンドル
式スイッチ装置は、押釦スイッチの器体を取り付ける取
付枠の開口窓よりもピアノハンドルが大型であるため、
施工時にはピアノハンドルを押釦スイッチから一旦外し
て、押釦スイッチの器体をまず取付枠の開口窓にその前
面部位を嵌め込むようにして取り付け、この取り付け後
に取付枠の開口窓より露出した器体の前面部位にピアノ
ハンドルを取り付けていたため作業性が悪かった。
【0004】本発明は、ピアノハンドルを取り付けたま
まで押釦スイッチの器体を取付枠に取り付けることがで
き、施工作業性に優れたピアノハンドル式スイッチ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、器体の短手方向の寸法が、壁
面など造営面に配設するための規格化された取付枠の開
口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、上記器体
の長手方向の寸法が上記取付枠の長手の両側枠片間に嵌
められる寸法に形成され、上記器体の前面部位に露出さ
れた押釦ハンドルが押し込まれた時に、この押釦ハンド
ルの押し込み動作に伴って接点部の切り換えを行うよう
にした押釦スイッチと、上記開口窓より前方へ突出する
上記器体の前面部位と略同じ大きさとなる寸法に形成さ
れて上記器体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピ
アノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとで構成さ
れ、上記器体の長手方向の両側側面には、上記取付枠の
後部から上記開口窓に上記器体の前面部位をピアノハン
ドルとともに嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備す
る係止部に係止する被係止部を設けて成ることを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明では、器体の短手方向の寸
法が、壁面など造営面に配設するための規格化された取
付枠の開口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、
上記器体の長手方向の寸法が上記取付枠の長手の両側枠
片間に嵌められる寸法に形成され、上記器体の前面部位
に露出された押釦ハンドルが押し込まれた時に、この押
釦ハンドルの押し込み動作に伴って接点部の切り換えを
行うようにした押釦スイッチと、上記開口窓より前方へ
突出する上記器体の前面部位の長手方向に対して、短手
方向の寸法が略同じで且つ長手方向の寸法が上記開口窓
の長手方向の寸法の略1/2の大きさに形成されて上記
器体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピアノタッ
チ操作で押圧するピアノハンドルとで構成され、上記器
体の長手方向の両側側面には、上記取付枠の後部から上
記開口窓に上記器体の前面部位をピアノハンドルととも
に嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備する係止部に
係止する被係止部を設けて成ることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明では、器体の短手方向の寸
法が、壁面など造営面に配設するための規格化された取
付枠の開口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、
器体の前面部位に露出された押釦ハンドルが押し込まれ
た時に、この押釦ハンドルの押し込み動作に伴って接点
部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、上記開
口窓より前方へ突出する上記器体の前面部位の長手方向
に対して短手方向の寸法が略同じで且つ長手方向の寸法
が上記開口窓の長手方向の寸法と略同じ大きさに形成さ
れて上記器体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピ
アノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとで構成さ
れ、上記器体の長手方向の両側側面には、上記取付枠の
後部から上記開口窓に上記器体の前面部位をピアノハン
ドルとともに嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備す
る係止部に係止する被係止部を設けて成ることを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0009】(実施形態1)まず、ピアノハンドル式ス
イッチの基本的構造を説明する。本発明のピアノハンド
ル式スイッチは、図2、図4、図5に示すように、押釦
ハンドル32の押圧操作により接点部の接点切換が行な
われる押釦スイッチ5と、この押釦スイッチ5の上面に
一端部が回動自在に枢支され他端部を押圧して押釦ハン
ドル32を押圧操作するピアノハンドル43とからな
る。
【0010】押釦スイッチ5の器体は、合成樹脂製のボ
ディ5aとカバー5bとで形成されており、規格化され
ている既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に
形成してある。つまり、図6の3個モジュール寸法に対
応した取付枠2の開口窓2aの長手方向の略1/3の寸
法に器体の短手方向の寸法を形成し、器体の長手方向寸
法を、器体の両側面が取付枠2の両側枠片2b,2b間
に嵌合できる大きさに形成し、取付枠2に押釦スイッチ
5を最大3個取り付けることができるようにしてある。
【0011】そして、押釦スイッチ5の表面側の部材で
あるカバー5bの両端面には、取付枠2の両側枠片2
b、2bに設けた係止部を構成する3対の係止孔2cの
何れかの対の係止孔2c,2cに着脱自在に係止する被
係止部たる一対の係止爪11,11を夫々突設してあ
り、一端側の係止爪11,11の背部には空所12を形
成し、係止爪11が背方へ弾性的に撓むようにしてあ
る。したがって、既製の配線器具用の取付枠2の係止孔
2c、2cに係止爪11,11を係止させて押釦スイッ
チ5を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型
の配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できる
ようにしてある。ボディ5aとカバー5bの結合はカバ
ー5bより垂下した係止片3の係止孔4にボディ5aの
側面に形成してある係止突起6を係止させることにより
行なっており、係止時には係止片3の弾性と係止突起6
の上端の傾斜面6aを利用して簡単に係止ができるよう
になっている。
【0012】この押釦スイッチ5のボディ5a内の一端
部に接続端子収納部13を形成し、また、他端部に接続
端子収納部14を形成し、更に中央部に中央収納部23
を形成してあり、一端部の接続端子収納部13に鎖錠ば
ね110を内装した端子板15が収納され、また、他端
部の接続端子収納部14には鎖錠ばね110を内装した
端子板18が収納される。図中111はボディ5aの両
側に配置される2つの鎖錠ばね110の解除釦である。
そして、端子板15と鎖錠ばね110と解除釦111と
で速結端子が構成される。同様に端子板18と鎖錠ばね
110と図示しない解除釦とで速結端子が構成される。
【0013】ここで端子板18には固定接点25が固着
された延設片18aを形成してあり、この延設片18a
を隔壁60aに近接する中央収納部23側に延出して、
中央収納部23内に固定接点25を位置させている。
【0014】また端子板15から中央収納部23に支持
片15aが延出してあり、開閉体24が中央収納部23
内に入れられて導電体からなる開閉体24の下端が支持
片15a上に回動自在に立設してある。ここで、開閉体
24の両端下部に設けた突部を中央収納部23の内側壁
に形成されたV状凹部27に嵌め込んで、V状凹部27
の下部を中心に回動自在となっている。開閉体24には
可動接点29を設けてある。そして、開閉体24の回動
に応じて可動接点29を固定接点25に接離して、端子
板15と端子板18との間の接触、開離を行なう。
【0015】本実施形態においては上記のように固定接
点25と可動接点29とで接点部100が構成してあ
る。上記接点部100の開閉を行なうための開閉体24
は反転ハンドル31の反転回動により操作されるように
構成してある。
【0016】すなわち、反転ハンドル31の下部には下
方に開口した筒部31aを突設してあり、この筒部31
aにはコイルスプリング99の上部が納められ、コイル
スプリング99の下部が上記開閉体24の上縁に係止さ
れ、反転ハンドル31の回動に応じて開閉体24を反転
駆動するようになっている。 反転ハンドル31は、両
側に設けた逆三角形状の軸31bをカバー5bの内壁に
形成された軸受98に枢支して回動自在に取り付けら
れ、上部の両端にスライドカム33に掛合する掛合突起
34を突設してある。押釦ハンドル32はカバー5bに
上下動自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね
37により常時上方に付勢されている。スライドカム3
3は両端下面に上記反転ハンドル31の掛合突起34に
摺動係合する掛合カム体38が形成され、押釦ハンドル
32の下面側において摺動自在に取り付けられ、内部に
形成されたハ状の一対のばね片33aの間に押釦ハンド
ル32の下面に形成している突起(図示せず)が挿入さ
れ、このばね片33aで復帰力を与えている。
【0017】図2に示すように、押釦スイッチ5の器体
のカバー5bの表面側端部には横向きとなった軸部19
2が所定間隔を開けて2つ一体突設してある。これらの
軸部192は上部が横向きの略円柱形状をしている。
【0018】ピアノハンドル43は、図3(a)に示す
ように、裏面部の一端部に下開口がはめ込み用開口部と
なった穴191aと金属製の軸受用ばね体191bとで
構成される軸受部191を設けてある。穴191aは内
壁の片側に係止穴190を設け、穴191aに収納され
る軸受用ばね体191bの抜け止め爪191cを係止し
て軸受用ばね体191bを固持している。軸受用ばね体
191bは先端を穴191a内へ突出するように曲げ形
成し、この突出部191dと穴191aとで軸部192
を支持するようになっている。
【0019】下方に開口した穴191aの嵌め込み用開
口部は上記突出部191dとで軸受部191の内部より
も幅狭としており、前述の押釦スイッチ5の上部に設け
た軸部192を図3(b)に示すように弾性的にはめ込
んだ場合、軸部192と軸受部191との枢支結合が外
れないようになっている。このように軸部192を軸受
部191に回動自在に嵌め込むことでピアノハンドル4
3を回動自在に軸支する軸支部が構成される。ピアノハ
ンドル43の他端には背方に向けて抜け止め用の一対の
抜止片43bを突設してある。抜止片43bが空所12
内に挿入され、ピアノハンドル43が回動しても抜止片
43bの先端が空所12から抜けないようになってい
る。
【0020】上記のようにピアノハンドル43が押釦ス
イッチ5の前面部位(図2では上面部位)に取付けられ
るのであるが、ピアノハンドル43を押圧操作すると、
軸受部191と軸部192との軸支部を中心にしてピア
ノハンドル43がピアノタッチ式に回動する。そして、
このピアノハンドル43の回動により押釦スイッチ5の
押釦ハンドル32を押圧駆動する。
【0021】ここで本実施形態のピアノハンドル43
は、取付枠2の開口窓2aより前方へ突出するカバー5
bの前面部位(図5では上面部位)に投影した投影像の
大きさが前面部位と略同じ大きさとなるようにその寸法
が形成されており、取付枠2の開口窓2aに押釦スイッ
チ5の器体を嵌め込む際に、ピアノハンドル43を取り
付けたままで嵌め込むことができるようにしてある。図
1は取付枠2に3個の押釦スイッチ5を取り付けた状態
の前面を示しており、各押釦スイッチ5に取り付けてあ
るピアノハンドル43が並設されてこれら3個のピアノ
ハンドル43の投影像が取付枠2の開口窓2aの開口と
略同じ大きさとなっている。また図7は化粧プレート3
00を取付た状態を示しており、各ピアノハンドル43
は化粧プレート300の開口部300aより露出し、外
部より押し操作ができるようになっている。
【0022】ところで本実施形態では、押釦スイッチ5
に設けた発光手段(図示せず)からの光をピアノハンド
ル43に設けた発光表示部113に導光して発光表示す
るに当たって、ピアノハンドル43には発光手段の光を
発光表示部113に導光するためのプリズム200を設
けてある。このプリズム200はピアノハンドル43に
設けた発光表示部113に対向するように熱着等により
取付けてある。ここで、本実施形態の発光表示部113
は光透過性樹脂により形成され、ピアノハンドル43の
裏面から表面に開口し、プリズム200の出射面部位を
臨ませた開口部43aにピアノハンドル43の表面側か
ら被着されているもので、中央部にレンズ部113aを
形成し、そのレンズ部113aの裏面に傾きを持たせ、
上向き方向の視野角を上げて見や易くしてある。
【0023】またピアノハンドル43は表面側に凹平面
251を設けるとともに、該凹平面251の底にプレー
ト出し入れ用の窓252を設け、この窓252にはピア
ノハンドル43の裏面側から開閉自在に枢支された扉2
54を設けてあり、また凹平面252には少なくとも窓
252に対応して配置されるネームカード250が見え
るように中央部253aが透明なネームカバー253を
被着している。
【0024】ここでネームカバー253は両側に夫々先
端に向けて細くなっている一対の突起255を突設し、
これに対応するようにピアノハンドル43の窓252の
両側に突起255を圧入するための圧入用孔256を穿
設しており、突起255を圧入用孔256に圧入してネ
ームカバー253をピアノハンドル43に固定するので
ある。
【0025】窓252に枢支する扉254は、一端の両
側に軸体264a、264bを突設し、この軸体264
a、264bを窓252の一端部の両側に凹平面251
側に開口した軸受部265a,265bに回動自在に嵌
め込んで軸体264a,264bを中心に窓252を開
閉できるようになっている。この場合ネームカバー25
3が上述のように固定されることにより軸受部265
a,265bに嵌まった軸体264a,264bは脱落
しないようになっている。
【0026】そして扉254の他端部の両側に突起26
6を設け、この突起266を窓252の他端部の両側に
形成した係合部267に圧入係合して閉じた状態を保持
するようになっている。
【0027】しかしてネームカード250を収納する場
合には扉254をピアノハンドル43の裏面側から開い
て、ネームカード253を窓252に嵌めてネームカバ
ー253の裏面に載せ、この状態で扉254を閉じれば
扉254とネームカバー253との間に挟持され、ネー
ムカバー253の中央部253aより表側からネームカ
バー253の文字、数字、記号が視認できることなる。
【0028】次に、上記押釦スイッチ5の動作を簡単に
説明する。図5の状態は固定接点25に可動接点29が
接しているオンの状態である。いま、図5の状態で、ピ
アノハンドル43を操作したとすると、ピアノハンドル
43の操作に伴って押釦ハンドル32が復帰ばね37に
抗して押し下げられ、押釦ハンドル32の押し下げによ
りスライドカム33が下降する。そして、スライドカム
33の図中左側の係合カム体38が、反転ハンドル31
の左側の掛合突起34に当たることにより、反転ハンド
ル31が回動される。このとき、反転ハンドル31の回
動に伴ってスライドカム33が図中の左側にスライドし
ている。このようにして反転ハンドル31が反転回動さ
れると、コイルスプリング99が反転して開閉体24を
反転させ、可動接点29が固定接点25から離れてオフ
状態となる。この反転後、ピアノハンドル43の押し下
げ力を解除すると、復帰ばね37で押釦ハンドル32が
押し上げられ、このときピアノハンドル43が元の状態
に戻る。そして、これと同時にスライドカム33もばね
片33aのばね力で中央部に摺動復帰する。このオフ状
態から再びピアノハンドル43を押し下げ操作すると、
上記とは逆に反転ハンドル31が回動して可動接点29
が固定接点25に接触してオンとなる。
【0029】押釦スイッチ5内には発光手段(図示せ
ず)が設けてあり、この発光手段からの光を外部に出す
ための光透過性樹脂カバーを被着した透光窓101が押
釦スイッチ5のカバー5bの軸部192,192間に設
けられ、ピアノハンドル43には透光窓101からの光
が導光されて発光表示を行なう上記の発光表示部113
を設けてある。発光手段としては接点部100がオンの
場合に発光するものと、接点部100がオフの場合に発
光するものとがある。本実施形態の場合には発光手段に
よってスイッチの存在を示す表示を行なうために可動接
点29が固定接点25から離れてオフ状態となっている
時発光する。そしてこの発光手段による発光はピアノハ
ンドル43に設けた発光表示部113で視認できる。ま
た、図示は省略しているが、接点部100がオンの場合
に発光手段が発光するものの場合、接点部100のオ
ン、オフにより「入り」、「切り」される負荷(例えば
空調装置)などの「入り」状態が発光表示部113にお
いて発光手段の発光により視認できるものである。
【0030】(実施形態2)本実施形態は図8、図9の
ように3個モジュール寸法の取付枠2の開口窓2aに1
個モジュール寸法の押釦スイッチ5を2個取付け、この
2個の各押釦スイッチ5にそれぞれ2個用のピアノハン
ドル43を取付けたものである。2個用のピアノハンド
ル43の大きさは取付枠2の開口窓2aを2分する大き
さであり、取付枠2の上側に取り付けられる押釦スイッ
チ5に対応するピアノハンドル43には、図8のように
中央より上方側にやや偏倚した位置に軸受部191が設
けてあり、また、発光表示部113もこれに対応して図
9において上方側(図8では左方側)にやや偏倚した位
置に設けてあり、発光表示部113には開口部43aに
配設されるレンズ170の前端部が対向している。
【0031】下方側に配置される押釦スイッチ5に取り
付けられるピアノハンドル43の構成は上記偏倚方向が
下方側になっている他は上方側のピアノハンドル43と
実質的には相違ないので、ここでは分解斜視図での図示
は省略する。
【0032】しかして、本実施形態では、共通の押釦ス
イッチ5が用いられ、押釦スイッチ5の取付枠2への取
付位置に応じた2個用のピアノハンドル43が用いられ
る。
【0033】なおレンズ170はピアノハンドル43に
熱着等により固定されている。
【0034】尚その他の構成は実質的には実施形態1と
同じであるので同じ構成には同じ番号、記号を付して説
明を省略する。
【0035】(実施形態3)本実施形態は 図10、図
11に示すように3個モジュール寸法の取付枠2に1個
モジュール寸法の押釦スイッチ5を中央部に1個取付
け、この1個の押釦スイッチ5に図42に示すように取
付枠2の開口窓2aの大きさと略同じ大きさの1個用の
ピアノハンドル43を取付けたものである。1個用のピ
アノハンドル43においては、一方の端部の上下方向
(図10では左右方向)の中間部に軸受部191を設
け、また、発光表示部113も上下方向の中間部に設け
てあり、発光表示部113には開口部43aに配設され
るレンズ170の前端部が対向している。
【0036】尚その他の構成は実質的には実施形態1と
同じであるので同じ構成には同じ番号、記号を付して説
明を省略する。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は、器体の短手方向の寸
法が、壁面など造営面に配設するための規格化された取
付枠の開口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、
上記器体の長手方向の寸法が上記取付枠の長手の両側枠
片間に嵌められる寸法に形成され、上記器体の前面部位
に露出された押釦ハンドルが押し込まれた時に、この押
釦ハンドルの押し込み動作に伴って接点部の切り換えを
行うようにした押釦スイッチと、上記開口窓より前方へ
突出する上記器体の前面部位と略同じ大きさとなる寸法
に形成されて上記器体の前面部位に取り付けられ、上記
押釦をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとで
構成され、上記器体の長手方向の両側側面には、上記取
付枠の後部から上記開口窓に上記器体の前面部位をピア
ノハンドルとともに嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に
具備する係止部に係止する被係止部を設けてあるので、
ピアノハンドルを押釦スイッチの器体から取り外すこと
なく、押釦スイッチを3個取付枠に取り付けることがで
き、そのため施工作業性が向上するという効果がある。
【0038】請求項2の発明は、器体の短手方向の寸法
が、壁面など造営面に配設するための規格化された取付
枠の開口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、上
記器体の長手方向の寸法が上記取付枠の長手の両側枠片
間に嵌められる寸法に形成され、上記器体の前面部位に
露出された押釦ハンドルが押し込まれた時に、この押釦
ハンドルの押し込み動作に伴って接点部の切り換えを行
うようにした押釦スイッチと、上記開口窓より前方へ突
出する上記器体の前面部位の長手方向に対して、短手方
向の寸法が略同じで且つ長手方向の寸法が上記開口窓の
長手方向の寸法の略1/2の大きさに形成されて上記器
体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピアノタッチ
操作で押圧するピアノハンドルとで構成され、上記器体
の長手方向の両側側面には、上記取付枠の後部から上記
開口窓に上記器体の前面部位をピアノハンドルとともに
嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備する係止部に係
止する被係止部を設けてあるので、ピアノハンドルを押
釦スイッチの器体から取り外すことなく、押釦スイッチ
を2個取付枠に取り付けることができ、そのため施工作
業性が向上し、しかも大型のピアノハンドルを用いるこ
とができるから操作性も良いという効果がある。
【0039】請求項3の発明は、器体の短手方向の寸法
が、壁面など造営面に配設するための規格化された取付
枠の開口窓の長手方向の略1/3の寸法に形成され、器
体の前面部位に露出された押釦ハンドルが押し込まれた
時に、この押釦ハンドルの押し込み動作に伴って接点部
の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、上記開口
窓より前方へ突出する上記器体の前面部位の長手方向に
対して短手方向の寸法が略同じで且つ長手方向の寸法が
上記開口窓の長手方向の寸法と略同じ大きさに形成され
て上記器体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピア
ノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとで構成され、
上記器体の長手方向の両側側面には、上記取付枠の後部
から上記開口窓に上記器体の前面部位をピアノハンドル
とともに嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備する係
止部に係止する被係止部を設けてあるので、ピアノハン
ドルを取り外すことなく、押釦スイッチを1個取付枠に
取り付けることができ、そのため施工作業性が向上し、
しかも大型のピアノハンドルを用いることができるから
め操作性も良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の取付枠に取り付けた状態
の正面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のピアノハンドルの押釦スイッチの器体へ
の取付時の説明図である。
【図4】同上に用いる押釦スイッチの分解斜視図であ
る。
【図5】同上の拡大断面図である。
【図6】同上に用いる取付枠の斜視図である。
【図7】(a)は同上の化粧プレートを取り付けた状態
の正面図である。(b)は同上の化粧プレートを取り付
けた状態の側面図である。
【図8】本発明の実施形態2の分解斜視図である。
【図9】同上の取付枠に取り付けた状態の正面図であ
る。
【図10】本発明の実施形態3の分解斜視図である。
【図11】同上の取付枠に取り付けた状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
2 取付枠 2a 開口窓 5 押釦スイッチ 43 ピアノハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の短手方向の寸法が、壁面など造営
    面に配設するための規格化された取付枠の開口窓の長手
    方向の略1/3の寸法に形成され、上記器体の長手方向
    の寸法が上記取付枠の長手の両側枠片間に嵌められる寸
    法に形成され、上記器体の前面部位に露出された押釦ハ
    ンドルが押し込まれた時に、この押釦ハンドルの押し込
    み動作に伴って接点部の切り換えを行うようにした押釦
    スイッチと、上記開口窓より前方へ突出する上記器体の
    前面部位と略同じ大きさとなる寸法に形成されて上記器
    体の前面部位に取り付けられ、上記押釦をピアノタッチ
    操作で押圧するピアノハンドルとで構成され、上記器体
    の長手方向の両側側面には、上記取付枠の後部から上記
    開口窓に上記器体の前面部位をピアノハンドルとともに
    嵌め込み際に、取付枠の両側枠片に具備する係止部に係
    止する被係止部を設けて成ることを特徴とするピアノハ
    ンドル式スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 器体の短手方向の寸法が、壁面など造営
    面に配設するための規格化された取付枠の開口窓の長手
    方向の略1/3の寸法に形成され、上記器体の長手方向
    の寸法が上記取付枠の長手の両側枠片間に嵌められる寸
    法に形成され、上記器体の前面部位に露出された押釦ハ
    ンドルが押し込まれた時に、この押釦ハンドルの押し込
    み動作に伴って接点部の切り換えを行うようにした押釦
    スイッチと、上記開口窓より前方へ突出する上記器体の
    前面部位の長手方向に対して、短手方向の寸法が略同じ
    で且つ長手方向の寸法が上記開口窓の長手方向の寸法の
    略1/2の大きさに形成されて上記器体の前面部位に取
    り付けられ、上記押釦をピアノタッチ操作で押圧するピ
    アノハンドルとで構成され、上記器体の長手方向の両側
    側面には、上記取付枠の後部から上記開口窓に上記器体
    の前面部位をピアノハンドルとともに嵌め込み際に、取
    付枠の両側枠片に具備する係止部に係止する被係止部を
    設けて成ることを特徴とするピアノハンドル式スイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 器体の短手方向の寸法が、壁面など造営
    面に配設するための規格化された取付枠の開口窓の長手
    方向の略1/3の寸法に形成され、上記器体の前面部位
    に露出された押釦ハンドルが押し込まれた時に、この押
    釦ハンドルの押し込み動作に伴って接点部の切り換えを
    行うようにした押釦スイッチと、上記開口窓より前方へ
    突出する上記器体の前面部位の長手方向に対して短手方
    向の寸法が略同じで且つ長手方向の寸法が上記開口窓の
    長手方向の寸法と略同じ大きさに形成されて上記器体の
    前面部位に取り付けられ、上記押釦をピアノタッチ操作
    で押圧するピアノハンドルとで構成され、上記器体の長
    手方向の両側側面には、上記取付枠の後部から上記開口
    窓に上記器体の前面部位をピアノハンドルとともに嵌め
    込み際に、取付枠の両側枠片に具備する係止部に係止す
    る被係止部を設けて成ることを特徴とするピアノハンド
    ル式スイッチ装置。
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