JP3835159B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置としては、前面に操作部が設けられ、壁面などの造営面に固定される取付枠を用いて埋込配線されるスイッチ本体を備えたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のスイッチ装置では、スイッチ本体に設けられた操作部を用いてスイッチ操作を行っているが、操作部の大きさはスイッチ本体に比べて小さいため、操作性が悪く、見栄えも良くないという問題があり、この問題を解決するため、操作性を改善したスイッチ装置が本出願人により別途出願されている(特願平11−288742号)。
【0004】
図15にそのスイッチ装置の分解斜視図を示し、図16(a)に正面図、図16(b)に側面図、図16(c)に下面図、図17に断面図をそれぞれ示す。
【0005】
このスイッチ装置は、前面が開口した略箱状の合成樹脂製のボディ1Bと、前面が略矩形状に形成されるとともに、ボディ1Bの前面に被着される合成樹脂製のカバー2とで構成されるスイッチ本体10を備えている。ボディ1Bの長手方向の両側面にはそれぞれ一対の係止凸部3が突設されるとともに、カバー2の後端縁からは係止凸部3と係止離脱自在に係止する係止孔4がそれぞれ穿設された舌片5が突設されており、係止凸部3と係止孔4とを凹凸係止させることによってボディ1Bとカバー2とが組み立てられる。
【0006】
ボディ1Bの内部は隔壁によって複数の区画に仕切られており、速結端子部を収納する端子収納室9,9が両側に設けられ、後述する片切タイプ(B接点タイプ)の接点部を収納する接点収納室7が略中央に設けられている。
【0007】
端子収納室9,9にはそれぞれ導電材料から形成された接点端子11、共通端子12が収納されている。接点端子11、共通端子12はそれぞれ略コ字状に形成されたコ字状部13,14を有しており、コ字状部13,14にはそれぞれ一対の鎖錠ばね15が収納されて、速結端子部が構成してある。また、ボディ1Bの底面には各端子収納室9に連通する電線挿入孔16が2個づつ穿設されている。
【0008】
ここで、接点端子11、共通端子12のコ字状部13,14および鎖錠ばね15から構成される速結端子部について簡単に説明する。鎖錠ばね15の鎖状片15bおよび接触片15cは、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片15aの両端部に形成される。また、接点端子11、共通端子12のコ字状部13,14は、それぞれ、中央片13a,14aと、中央片13a,14aの両端縁から中央片13a,14aと略直交する方向にそれぞれ突出する当接片13b,14bおよび接触片13c,14cから構成される。鎖錠ばね15の中央片15aは、接点端子11、共通端子12の当接片13b,14bに当接し、鎖錠片15bは中央片15aとの連結部位から先端縁に向かってコ字状部13,14の接触片13c,14cに近付く向きに傾斜し、接触片15cは略S字状に曲成されており、鎖錠ばね15に設けた鎖錠片15bおよび接触片15cがコ字状部13,14の接触片13c,14cと対向する。
【0009】
速結端子部に電線を接続する場合には、電線の被覆が剥かれた芯線(図示せず)を電線挿入孔16から挿入すると、鎖錠ばね15のばね力により鎖錠ばね15の鎖錠片15b及び接触片15cと、接点端子11、共通端子12の接触片13c,14cとの間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片15bの先端縁が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱落が防止されるようになっている。したがって、電線挿入孔16に電線の芯線を挿入するだけで、電線の芯線が保持されるとともに、接点端子11、共通端子12への電気的接続がなされるのである。尚、電線挿入孔16は奥方ほど細くなるように形成されており、電線挿入孔16からボディ1B内に挿入された電線の芯線が接点端子11、共通端子12と鎖錠ばね15との間に確実に挿入されるようになっている。
【0010】
また各端子収納室9内には、一対の鎖錠ばね15の鎖状片15bと対向させて解除釦17が収納されている。速結端子部に接続された電線の芯線を外す場合は、ボディ1Bの底面に穿設された工具挿入孔18からマイナスドライバなどの工具を挿入して、解除釦17を押圧することにより、解除釦17の突起17aが鎖状片15bを押圧して、鎖状片15bを接点端子11、共通端子12の接触片13c,14cから離れる向きに撓ませるので、鎖状片15bが芯線の導体から離れ、芯線を容易に引き抜くことができる。なお、解除釦17は両側に突起17aを有しているので、解除釦17を操作することによって一対の鎖錠ばね15の鎖状片15bを同時に撓ませて、一対の鎖錠ばね15と芯線との係止状態を同時に解除して、芯線を一度に外すことができる。
【0011】
一方、接点部は接点端子11、共通端子12と開閉素子19とで構成される。一方の接点端子11の中央片13aと当接片13bとの連結部位には、端部に固定接点21が設けられた略L字状の端子片20が突設されており、他方の共通端子12の当接片14bの端部からは、先端に開閉素子19の揺動支点となる支点突起22が形成された支持片23が突設されている。開閉素子19は導電材料よりなる帯板を略コ字状に曲成して形成され、中央片19aの両端縁に側片19b,19bが形成されており、一方の側片19bには固定接点21と接離自在に接触する可動接点24が形成されている。ボディ1Bの両側面の略中央には内方に突出するリブ33,33が突設されており、ボディ1Bの接点収納室7内に接点端子11、共通端子12を収納した状態で、中央片19aをボディ1B底面側にして開閉素子19を接点収納室7内に納めると、開閉素子19の中央片19aが共通端子12の支点突起22と当接し、開閉素子19が支点突起22を中心として揺動自在に配置される。この時、開閉素子19の両側にリブ33,33が配置され、ボディ1Bの短幅方向への開閉素子19の移動がリブ33,33によって規制される。また、開閉素子19の側片19bには側方に突出する突起37が突設されており、この突起37がリブ33と係止することにより、開閉素子19の揺動範囲が規制される。
【0012】
一方、カバー2は前面に略矩形状の開口25が形成され、開口25の長手方向略中央の開口縁には前方に突出する軸受け台26が突設されており、各軸受け台26の互いに対向する面には溝27が形成されている。また、カバー2の短幅方向の両側面には、カバー2の前面よりも一段高くなった段部28,28が形成され、各段部28にはそれぞれ側方に突出する取付手段たる一対の係止爪29が突設されている。なお、係止爪29から、施工面に固定される取付枠たるプレート枠に設けられた器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段が構成される。
【0013】
接点部の開閉操作を行うための操作部たる合成樹脂製の反転ハンドル30は背面が開口した略箱状であって、前面が略矩形状に形成されており、長手方向の両側面にはカバー2の溝27に入り込む突起31がそれぞれ突設されている。また、反転ハンドル30前面の長手方向における一端側には開口34が穿設され、開口34の両側には側方に突出する被係止部たる爪35,35が突設され、反転ハンドル30前面の長手方向における他端側略中央には側方に突出する爪36が突設されている。また、カバー2前面の裏側にはコイルスプリング32が納められる棒状突起(図示せず)が設けられている。
【0014】
反転ハンドル30の前面側には合成樹脂製の操作ハンドル38aが着脱自在に取り付けられる。操作ハンドル38aの裏面の長手方向略中央には弾性を有する係止手段たる係止爪片39,40が突設されている。係止爪片39,40の先端には内方に突出する爪39a,40aが突設され、係止爪片39,40の爪39a,40aと反転ハンドル30の爪35,36とを係止させることにより、操作ハンドル38aの長手方向における中心とスイッチ本体10の短幅方向における中心とが略一致するようにして、操作ハンドル38aが反転ハンドル30に取り付けられる。
【0015】
また、反転ハンドル30の開口34に対応する操作ハンドル38aの部位には、操作ハンドル38aの長手方向に沿って走る溝41が形成されている。この溝41内には長尺状の板片からなるハンドルライン45aが取り付けられる。ハンドルライン45aの略中央には窓孔46が穿設されている。またハンドルライン45aの長手方向の両側縁における孔43b〜43dに対応する部位には背方に突出する係止部としての係止爪片48が突設され、係止爪片48の先端には外側に突出する爪49が突設されている。而して、ハンドルライン45aを操作ハンドル38aに取り付ける際は、先ずハンドルライン45aの凸部47を操作ハンドル38の孔43a内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン45aを回転させ、ハンドルライン45aの係止爪片48を対応する孔43b〜43d内に挿入して、係止爪片48の先端に設けられた爪49と孔43b〜43dの端縁とを係止させることにより、ハンドルライン45aが操作ハンドル38aに取り付けられる。
【0016】
この構成では、ハンドルライン45aの長手方向における一端側に凸部47を突設し、先ず凸部47を溝41の一端側に穿設された孔43aに挿入して、凸部47を支点としてハンドルライン45aを回転させ、係止爪片38を対応する孔43b〜43dに挿入して、爪39と孔43b〜43dの端部とを係止させているので、ハンドルライン45aが回転して、取り付けにくくなることはない。
【0017】
図3では、片切タイプの接点部のオフ時に点灯してスイッチ装置の設置位置を表示する位置表示ランプたるネオンランプ53を有する点灯表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル30の前面に穿設された開口34にネオンランプ53を臨ませている。また、操作ハンドル38aの溝41におけるハンドルライン45aの窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル38aを貫通する長孔状の孔54が穿設されている。導光部材たるプリズム55aは孔54および窓孔46に挿通され先端がハンドルライン45a前面から突出する先端に丸みを持たせた突起たる細長の凸部56を有しており、操作ハンドル38bの裏面側から孔54内に凸部56を挿入した状態で、プリズム55aは操作ハンドル38aにかしめ固定される。而して、操作ハンドル38aを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55aの入射面57がネオンランプ53に対向して配置される。また、プリズム55aの凸部56の先端が操作ハンドル38aの前面から突出しているので、凸部56により接点部をオン操作する際に押し操作する操作ハンドル38aの位置を容易に判別することができる。
【0018】
一方、点灯表示部52は、合成樹脂製の回路基板52aにインサート成形されている端子板(図示せず)にネオンランプ53及び抵抗Rの一端を電気的に接続して成り、回路基板52aの略中央には圧入孔52bが形成されている。そして、反転ハンドル30内に設けられてコイルスプリング32の一端部が挿入固定される棒状突起(図示せず)を上記圧入孔52bに圧入することで回路基板52aが棒状突起に固定され反転ハンドル30内に納装される。このとき、ネオンランプ53及び抵抗Rは反転ハンドル30内の棒状突起周囲のスペースに収納される。
【0019】
回路基板52aの長手方向一端側(接点端子11に対向する側)からは、回路基板52aにインサート成形される端子板と一体に形成され、接点端子11の上面部と接離自在に接触導通する端子片52cが突出させてある。この端子片52cの下面には接点(図示せず)が形成してある。また、抵抗Rの一方の端子Raが棒状突起の側面に設けた縦溝を通して棒状突起内に挿入される。そして、棒状突起の内部において抵抗Rの端子Raとコイルスプリング32とを接触導通させている。
【0020】
以下にスイッチ装置を組み立てる手順について簡単に説明する。先ず、ボディ1Bの各端子収納室9内に一対の鎖錠ばね15および解除釦17を収納するとともに、接点収納室7内に接点端子11、共通端子12および開閉素子19を収納した状態で、コイルスプリング32の一端を棒状突起内に納めた反転ハンドル30を、コイルスプリング32の他端が開閉素子19の中央片19aに入り込むようにしてボディ1Bに組み込んだ後、カバー2をボディ1Bの前面側から取り付けて、ボディ1Bの係止凸部3とカバー2の係止孔4とを凹凸係止させることにより、ボディ1Bとカバー2とを結合する。この時、開閉素子19と反転ハンドル30との間でコイルスプリング32が押し撓められ、コイルスプリング32のばね力によって反転ハンドル30の突起31が軸受け部26の溝27に押しつけられ、反転ハンドル30は切り換えられた状態を保持する。
【0021】
次に、反転ハンドル30を傾斜させた状態(すなわち反転ハンドル30の2個の爪35が突設された側を、爪36が突設された側よりも上側にした状態)で、先ず反転ハンドル30の爪35に対応する係止爪片40の爪40aを爪35に係止させた後、操作ハンドル38aの略中央をスイッチ本体10側に押圧して、係止爪片39に突設された爪39aと反転ハンドル30の爪36とを係止させることにより、操作ハンドル38aが反転ハンドル30に取り付けられる。
【0022】
一方、操作ハンドル38aを反転ハンドル30から取り外す際は、先ず反転ハンドル30および操作ハンドル38aが傾斜している状態(すなわち反転ハンドル30の2個の爪35が突設された側を、爪36が突設された側よりも下側にした状態)で、カバー2の段部28と操作ハンドル38aとの間にマイナスドライバなどの工具を差し込み、段部28を支点にして工具を倒すと、操作ハンドル38aの側壁が工具により外側に引っ張られ、操作ハンドル38aの主部が撓んで、操作ハンドル38aの主部裏面に突設された係止爪片39が外側に傾斜するので、係止爪片39の爪39aと反転ハンドル30の爪36との係止状態が外れ、操作ハンドル38aを反転ハンドル30から取り外すことができる。このように、操作ハンドル38aを反転ハンドル30に着脱自在に取り付けているので、操作ハンドル38aの破損時には操作ハンドル38aだけを交換することができ、また様々な色の操作ハンドル38aを用意することにより、施工現場の雰囲気に合わせた色の操作ハンドル38aを選択して取り付けることができる。なお、操作ハンドル38aの主部裏側には、反転ハンドル30の前面および側面の一部と当接するリブ51aが突設されているので、反転ハンドル30に操作ハンドル38aを取り付けた際に、操作ハンドル38aのがたつきを抑えることができる。
【0023】
このスイッチ装置は、施工面に固定されるプレート枠(図示せず)に着脱自在に取り付けられる。プレート枠は絶縁性を有する合成樹脂により一方の辺が他方の辺よりも長い矩形枠状に形成され、中央部にはスイッチ本体10の前面に取り付けられた操作ハンドル38aを前面側に露出させるために矩形状の開口窓が設けられる。開口窓の寸法はスイッチ本体10の寸法を配線器具の基準寸法(以下、この寸法を「1個モジュール寸法」と呼ぶ)としたときに、スイッチ本体10の長手方向を開口窓の長手方向と略直交させた状態で1個モジュール寸法のスイッチ本体10が長手方向と直交する方向に3個並べて取り付けることができる寸法に形成される。
【0024】
このスイッチ装置の動作について以下に簡単に説明する。図17に示すように、操作ハンドル38aおよび反転ハンドル30が図3中右下がりに傾斜し、可動接点24が固定接点21と接触している状態(オン状態)で、操作ハンドル38aの図3中左側を押圧すると、操作ハンドル38aを押圧する力によって反転ハンドル30が反転動作し、図中左下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルスプリング32は図3中右側に反るため、コイルばね32の曲がり具合に応じて開閉素子19が支点突起22を支点として図3中右回りに回動し、可動接点24が固定接点21と開離する。この時、反転ハンドル30はコイルスプリング32のばね力によって反転した状態を保持し、接点部はオフ状態のままとなる。また、回路基板52aの端部から突出する端子片52cの下面に形成された接点が接点端子11の上面部に接触導通し、開閉素子19と接触導通しているコイルスプリング32を介してネオンランプ53並びに抵抗Rに電源が供給されてネオンランプ53が点灯し、ネオンランプ53の発光がプリズム55aの入射面57に入射し、プリズム55a内で屈折されて凸部56から外部に出射され、接点部のオフ時にスイッチ装置の位置を表示することができる。
【0025】
一方、操作ハンドル38aおよび反転ハンドル30が図3中左下がりに傾斜し、可動接点24が固定接点21と開離している状態(オフ状態)で、操作ハンドル38aの図3中右側を押圧すると、操作ハンドル38aを押圧する力によって反転ハンドル30が反転動作し、図中右下がりに傾斜した状態となる。反転ハンドル30の反転動作に応じてコイルスプリング32は図3中左側に反るため、コイルスプリング32の曲がり具合に応じて開閉素子19が支点突起22を支点として図3中左回りに回動し、可動接点24が固定接点21と接触する。この時、反転ハンドル30はコイルスプリング32のばね力によって反転した状態を保持し、接点部はオン状態のままとなる。また、回路基板52aの端子片52cが接点端子11の上面部から開離するので、ネオンランプ53が消灯する。なお、操作ハンドル38aの主部裏面には背方に突出する略V字状のリブが一対突設されており、操作ハンドル38aの端部が押圧された際にリブの先端がカバー2と当接するので、操作ハンドル38aがスイッチ本体10側に沈み込むのを防止することができる。
【0026】
図18に両切タイプ(D接点タイプ)のスイッチ装置を示す。このスイッチ装置は、基本的に、共通端子121 ,122 、開閉素子19,19およびコイルスプリング32,32を2組み、そして各開閉素子の可動接点24と対向配置された固定接点を有する接点端子111 ,112 を2個使用する構成になっている。このため、接点端子、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングの各組みを個別に収納する端子収納室91 ,92 が形成されたボディ1Dがボディ1Bに代えて使用される。なお、図18の例では、操作ハンドル38aに代えて、1個モジュール寸法の操作ハンドル38bが使用されている。
【0027】
図19に3路タイプ(C接点タイプ)のスイッチ装置の分解斜視図を示し、図20(a)に正面図、図20(b)に側面図、図20(c)に下面図、図21に断面図をそれぞれ示す。このスイッチ装置では、接点部の接点状態に応じてオンオフされる負荷(例えば照明負荷)のオフ時に点灯してスイッチ装置の場所を表示する点灯表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル30の前面に穿設された開口34に点灯表示部52のネオンランプ53を臨ませている。プリズム55bは、操作ハンドル38bの孔54およびハンドルライン45aの窓孔46に挿通される先端が平らな細長の凸部62を有しており、操作ハンドル38aの裏面側から孔54内に凸部62を挿入した状態で、プリズム55bは操作ハンドル38aにかしめ固定される。而して、操作ハンドル38aを反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55bの入射面57がネオンランプ53に対向して配置され、入射面57から入射したネオンランプ53の発光はプリズム55b内で屈折されて凸部56から外部に出射され、負荷のオフ時にスイッチ装置の位置を表示することができる。
【0028】
スイッチ本体10内には、中央に貫通孔52eを有する矩形枠状に形成され、ネオンランプ53及び抵抗Rが実装された回路基板52dが納装される。この回路基板52dの下面(非実装面)の両端部には接触部が設けてあり、これらの接触部が回路基板52d上のネオンランプ53並びに抵抗Rと電気的に接続されている。
【0029】
図19に示すように接点端子58,60は、中央片58a,60aが回路基板52dと対向するように設けてあり、一方の接点端子58の中央片58a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片58bが突設されており、中央片58aの他端側からは、開閉素子19の一方の可動接点24aと接離自在に接触する固定接点59が先端に設けられた略L字状の端子片58cが延設されている。他方の接点端子60の中央片60a一端側には、鎖錠ばね15の接触片15bおよび当接片15cと対向する接触片60bが突設されており、中央片60aの他端側からは開閉素子19の他方の可動接点24bと接離自在に接触する固定接点61が先端に設けられた略L字状の端子片60cが延設されている。そして、接点端子58,60の中央片58a,60aの各上面部には、それぞれ弾性を有する接触子63,64が取着される。
【0030】
接触子63,64は互いに鏡像の関係にあり、接点端子58,60の中央片58a、60aに接触導通する平板状の主片63a,64aと、主片63a,64aの一端部から延出して回路基板52dの接触部に接触導通する略へ字状の接触片63b,64bと、主片63a,64aにおける接触片63b,64bと隣り合う両端縁に折曲形成された一対の側片とが導電性を有する板材によって一体に形成されている。
【0031】
而して、接触子63,64の側片に設けた係止片を接点端子58,60の中央片58a、60aの端部に係止した後、他方の側片を中央片58a,60aの方へ押し付けるようにすれば、側片に設けた係止爪が中央片58a、60aの端縁に当接して撓められ、やがて係止爪の先端が中央片58a,60aの端縁を乗り越えると、係止爪が中央片58a,60aの端部に係止し、接触子63,64が接点端子58,60に取着され且つ係止固定される。このように、接触子63,64を接点端子58,60に係止固定する固定手段を設けたので、接触子63,64を接点端子に容易に取着することができて組立作業が簡素化できるという利点がある。
【0032】
ここで、接点端子58,60を絶縁収納する隔壁がさらに設けられたボディCがボディ1Bに代えて使用される。カバー2の内周面に複数の押さえリブ(図示せず)が突設してあり、ボディ1Bとカバー2を組み立ててスイッチ本体10を構成した場合に、上記押さえリブが回路基板52dの周縁部に当接して回路基板52dをボディ1側へ押さえつけるようになっている。その結果、回路基板52dの接触部と各接触子63,64の接触片63b,64bとが弾接して、接点端子58,60と回路基板52dとが電気的に接続されており、負荷のオフ時に接触子63,64を介して点灯表示部52に給電されて、ネオンランプ53が点灯することになる。なお、回路基板52dの貫通孔52eに反転ハンドル30の棒状突起が挿通されるため、反転ハンドル30の回動時に回路基板52dが邪魔になることがないものである。
【0033】
図22に4路タイプ(E接点タイプ)のスイッチ装置を示す。このスイッチ装置は、基本的に、共通端子121 ,122 、開閉素子19,19およびコイルスプリング32,32を2組み、一方の組みの開閉素子19の一の面および他方の組みの開閉素子19の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点(612 の方のみ図示)を有する接点端子111'を1個、そして他方の組みの開閉素子19の一の面および一方の組みの開閉素子19の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点(592 の方の図示)を有する接点端子112'を1個使用する構成になっている。このため、接点端子、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングの各組みを絶縁収納する端子収納室91 ,92 が形成されたボディ1Eが使用される。
【0034】
これらスイッチ装置によれば、操作性を改善することができる。しかし、B,D接点タイプのスイッチ装置で使用される開閉素子のボディ側の寸法と、C,E接点タイプのスイッチ装置で使用される開閉素子のボディ側の寸法とに差がないため、B,D接点タイプのスイッチ装置の開閉素子がC,E接点タイプのスイッチ装置に誤使用されるおそれがあった。この場合、B,D接点タイプのスイッチ装置の開閉素子には可動接点が片面にしか設けられていないので接点不良の原因となる。
【0035】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、片切構成または両切構成の開閉素子が3路構成または4路構成の開閉素子として誤使用されるのを防止しうるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明のスイッチ装置は、長方形状の開口部を有する箱状に形成されるボディと、固定接点を有しボディの長手方向の一方に収納される接点端子と、この接点端子側に延びる板状の支持片を有しボディの長手方向の他方に収納される共通端子と、可動接点を有し共通端子の支持片に揺動支点としての一端が圧接される板状の開閉素子と、揺動用の突起を外部両側に有する箱状に形成され開閉素子の他端側に設けられる反転ハンドルと、この反転ハンドルと開閉素子の他端との間に介設されるコイルスプリングと、反転ハンドルの両突起が揺動自在に収納される溝を両側に有する枠状に形成されボディの開口部側に取り付けられるカバーと、このカバーから一部が突出する反転ハンドルに取り付けられ、揺動操作に応じて反転ハンドルおよびコイルスプリング経由で開閉素子を揺動して、その可動接点を接点端子の固定接点に接離させる操作ハンドルとを備え、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、そして開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する片切構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、そして各開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を2個使用する両切構成とで、可動接点が片面に設けられた同一構造の開閉素子を使用する一方、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個、そして開閉素子の他の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する3路構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、一方の組みの開閉素子の一の面および他方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個、そして他方の組みの開閉素子の一の面および一方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個使用する4路構成とで、可動接点が両面に設けられた同一構造の開閉素子を使用し、可動接点が片面に設けられた開閉素子の一端側の幅寸法は可動接点が両面に設けられた開閉素子のそれよりも幅広になっていることを特徴とする。
【0037】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスイッチ装置において、可動接点が片面に設けられた開閉素子は、一の側面に逆組み防止リブが形成され、ボディにはその開閉素子が適正な状態で収納されているとき、逆組み防止リブが位置する側のみにその逆組み防止リブが入る溝が形成されていることを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスイッチ装置に係る一実施形態について説明する。ただし、図15から図22で説明したスイッチ装置のものと同様のものについては同一の符号を使用してその説明を省略する。
【0039】
図1(a)はB,D接点タイプのスイッチ装置で使用する開閉素子の平面図、(b)はC,E接点タイプのスイッチ装置で使用する開閉素子の平面図であり、図2(a),(b)は図1(a)の開閉素子などを示す斜視図である。
【0040】
まず、図1,図2の開閉素子が使用されるスイッチ装置について説明する。図1(a),図2の開閉素子19BDが使用されるB接点タイプのスイッチ装置の斜視図を図3に、正面図を図4(a)に、長尺側の側面図を図4(b)に、短尺側の側面図を図4(c)に、断面図を図5に示す。ここで、操作ハンドル38cとしては1個モジュール寸法のものが使用され、操作ハンドル38cは、プリズム55aの凸部56用の孔381を有し、背面側には反転ハンドル30に取り付けるための係止爪片39,40などが図5に示すように形成されている。また、開閉素子19BDが板状に形成される関係で、共通端子12の支持片23には、支点突起22に代えて支点溝22’が形成されている。
【0041】
図1(a),図2の開閉素子19BDが使用されるD接点タイプのスイッチ装置の斜視図を図6に、正面図を図7(a)に、長尺側の側面図を図7(b)に、短尺側の側面図を図7(c)に、断面図を図8に示す。ここで、操作ハンドル38bとしては1個モジュール寸法のものが使用され、操作ハンドル38bは、突起382を有し、背面側には反転ハンドル30に取り付けるための係止爪片39,40などが図8に示すように形成されている。また、開閉素子19BDが板状に形成される関係で、共通端子121 ,122 の支持片23には、支点突起22に代えて支点溝22’が形成されている。
【0042】
他方、図1(b)の開閉素子19CEが使用されるC接点タイプのスイッチ装置の斜視図を図6に、正面図を図7(a)に、長尺側の側面図を図7(b)に、短尺側の側面図を図7(c)に、断面図を図8に示す。ここで、開閉素子19CEが板状に形成される関係で、共通端子12の支持片23には、支点突起22に代えて支点溝22’が形成されている。
【0043】
図1(b)の開閉素子19CEが使用されるE接点タイプのスイッチ装置の斜視図を図12に、正面図を図13(a)に、長尺側の側面図を図13(b)に、短尺側の側面図を図13(c)に、断面図を図14に示す。ここで、開閉素子19CEが板状に形成される関係で、共通端子121 ,122 の支持片23には、支点突起22に代えて支点溝22’が形成されている。
【0044】
要するに、B,D,C,E接点のスイッチ装置は、長方形状の開口部を有する箱状に形成されるボディ(1B,1D,1C,1E)と、固定接点を有しボディの長手方向の一方に収納される接点端子(11,111 および112 ,58および60,111'および112')と、この接点端子側に延びる板状の支持片を有しボディの長手方向の他方に収納される共通端子(12,121 および122 ,12,121 および122 )と、可動接点を有し共通端子の支持片に揺動支点としての一端が圧接される板状の開閉素子(19BD,19BD,19CE,19CE)と、揺動用の突起を外部両側に有する箱状に形成され開閉素子の他端側に設けられる反転ハンドル(30,30,30,30)と、この反転ハンドルと開閉素子の他端との間に介設されるコイルスプリング(32,32および32,32,32および32)と、反転ハンドルの両突起が揺動自在に収納される溝を両側に有する枠状に形成されボディの開口部側に取り付けられるカバー(2,2,2,2)と、このカバーから一部が突出する反転ハンドルに取り付けられ、揺動操作に応じて反転ハンドルおよびコイルスプリング経由で開閉素子を揺動して、その可動接点を接点端子の固定接点に接離させる操作ハンドル(38c,38b,38c,38c)とを備えているとともに、速結用の鎖錠ばね15および解除釦17を備えている。
【0045】
本実施形態では、1組みの共通端子12、開閉素子19BDおよびコイルスプリング32と、開閉素子19BDの一の面(図では接点端子側の面)に対向配置された固定接点21を有する1個の接点端子11とを使用するB接点タイプの構成と、2組みの、共通端子121 ,122 、開閉素子19BD,19BDおよびコイルスプリング32,32と、各開閉素子19BDの一の面に対向配置された固定接点21を有する2個の接点端子111 ,112 とを使用するD接点タイプの構成とで、可動接点24が片面に設けられた同一構造の開閉素子19BDが使用される。これにより、B接点タイプ用とD接点タイプ用の開閉素子を別々に用意する必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0046】
他方、1組みの、共通端子12、開閉素子19CEおよびコイルスプリング32と、開閉素子32の一の面に対向配置された固定接点59を有する1個の接点端子58と、開閉素子32の他の面に対向配置された固定接点61を有する1個の接点端子60とを使用するC接点タイプの構成と、2組みの、共通端子121 ,122 、開閉素子19CE,19CEおよびコイルスプリング32,32と、一方の組みの開閉素子19CEの一の面および他方の組みの開閉素子10CEの他の面にそれぞれ対向配置された固定接点611 ,612 を有する1個の接点端子111'と、他方の組みの開閉素子19CEの一の面および一方の組みの開閉素子19CEの他の面にそれぞれ対向配置された固定接点591 ,592 を有する1個の接点端子112'とを使用するE接点タイプの構成とで、可動接点24a,24bが両面に設けられた同一構造の開閉素子19CEが使用される。これにより、C接点タイプ用とE接点タイプ用の開閉素子を別々に用意する必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
【0047】
そして、可動接点24が片面に設けられた開閉素子19BDの揺動支点側の幅寸法は、図1に示すように、可動接点24a,24bが両面に設けられた開閉素子19CEのそれよりも幅広になっている(L1>L2)。また、ボディ1B,1Dには、それぞれ開閉素子19BDの揺動支点側の幅とほぼ等しい幅を持つ溝11B,11Dが形成される一方、ボディ1C,1Eには、開閉素子19CEの揺動支点側の幅とぼぼ等しい幅を持つ溝11C,11Eが形成される。これにより、B,D接点タイプの開閉素子19BDをボディ1C,1Eに収納することができなくなるので、B接点タイプまたはD接点タイプの開閉素子19BDがC接点タイプまたはE接点タイプの開閉素子として誤使用されるのを防止することができ、製造不良をなくすことができる。
【0048】
さらに、本実施形態では、図2に示すように、可動接点24が片面に設けられた開閉素子19BDは、一の側面に逆組み防止リブ191が形成され、ボディ1B,1Dには、その開閉素子19BDが適正な状態で収納されているとき、逆組み防止リブ191が位置する側のみにその逆組み防止リブ191が入る溝1bd(逆組み防止構造)が形成されている。従って、図2(b)のように、可動接点24が逆向きで開閉素子19BDをボディ1B,1Dに収納しようとしても、逆組み防止リブ191の干渉により、ボディ1B,1Dの溝11B,11dにまで開閉素子19BDを挿入することができなくなる。これにより、開閉素子19BDのボディ1B,1Dへの逆組みを防止することができ、製造工程での不良を減少させることができる。また、ボディ側の逆組み防止構造が製造工程における開閉素子の組込み用のガイドとなるから、製造が容易となる。
【0049】
なお、開閉素子19BD,19CEを板状に形成した関係で、他端側にはコイルスプリング32に嵌入するための一段幅が狭くなった突起192が形成されている。
【0050】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、長方形状の開口部を有する箱状に形成されるボディと、固定接点を有しボディの長手方向の一方に収納される接点端子と、この接点端子側に延びる板状の支持片を有しボディの長手方向の他方に収納される共通端子と、可動接点を有し共通端子の支持片に揺動支点としての一端が圧接される板状の開閉素子と、揺動用の突起を外部両側に有する箱状に形成され開閉素子の他端側に設けられる反転ハンドルと、この反転ハンドルと開閉素子の他端との間に介設されるコイルスプリングと、反転ハンドルの両突起が揺動自在に収納される溝を両側に有する枠状に形成されボディの開口部側に取り付けられるカバーと、このカバーから一部が突出する反転ハンドルに取り付けられ、揺動操作に応じて反転ハンドルおよびコイルスプリング経由で開閉素子を揺動して、その可動接点を接点端子の固定接点に接離させる操作ハンドルとを備え、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、そして開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する片切構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、そして各開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を2個使用する両切構成とで、可動接点が片面に設けられた同一構造の開閉素子を使用する一方、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個、そして開閉素子の他の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する3路構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、一方の組みの開閉素子の一の面および他方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個、そして他方の組みの開閉素子の一の面および一方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個使用する4路構成とで、可動接点が両面に設けられた同一構造の開閉素子を使用し、可動接点が片面に設けられた開閉素子の一端側の幅寸法は可動接点が両面に設けられた開閉素子のそれよりも幅広になっているので、片切,両切構成の開閉素子を3路,4路構成用のボディに収納することができなくなるから、片切構成または両切構成の開閉素子が3路構成または4路構成の開閉素子として誤使用されるのを防止することができる。
【0051】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のスイッチ装置において、可動接点が片面に設けられた開閉素子は、一の側面に逆組み防止リブが形成され、ボディにはその開閉素子が適正な状態で収納されているとき、逆組み防止リブが位置する側のみにその逆組み防止リブが入る溝が形成されているので、可動接点が逆向きで開閉素子をボディに収納しようとしても、逆組み防止リブの干渉により、ボディに開閉素子を挿入することができなくなる。これにより、開閉素子のボディへの逆組みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はB,D接点タイプのスイッチ装置で使用する開閉素子の平面図、(b)はC,E接点タイプのスイッチ装置で使用する開閉素子の平面図である。
【図2】(a),(b)は図1(a)の開閉素子などを示す斜視図である。
【図3】図1(a),図2の開閉素子が使用されるB接点タイプのスイッチ装置の斜視図である。
【図4】(a),(b),(c)はそれぞれB接点タイプのスイッチ装置の正面図、長尺側の側面図、短尺側の側面図である。
【図5】B接点タイプのスイッチ装置の断面図である。
【図6】図1(a),図2の開閉素子が使用されるD接点タイプのスイッチ装置の斜視図である。
【図7】(a),(b),(c)はそれぞれD接点タイプのスイッチ装置の正面図、長尺側の側面図、短尺側の側面図である。
【図8】D接点タイプのスイッチ装置の断面図である。
【図9】図1(b)の開閉素子が使用されるC接点タイプのスイッチ装置の斜視図である。
【図10】(a),(b),(c)はそれぞれC接点タイプのスイッチ装置の正面図、長尺側の側面図、短尺側の側面図である。
【図11】C接点タイプのスイッチ装置の断面図である。
【図12】図1(b)の開閉素子が使用されるE接点タイプのスイッチ装置の斜視図である。
【図13】(a),(b),(c)はそれぞれE接点タイプのスイッチ装置の正面図、長尺側の側面図、短尺側の側面図である。
【図14】E接点タイプのスイッチ装置の断面図である。
【図15】スイッチ装置の分解斜視図である。
【図16】(a),(b),(c)はそれぞれ図15のスイッチ装置の正面図、側面図、下面図である。
【図17】図15のスイッチ装置の断面図である。
【図18】別のスイッチ装置の分解斜視図である。
【図19】別のスイッチ装置の分解斜視図である。
【図20】(a),(b),(c)はそれぞれ図19のスイッチ装置の正面図、側面図、下面図である。
【図21】図19のスイッチ装置の断面図である。
【図22】別のスイッチ装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1B,1D,1C,1E ボディ
11,111 ,112 ,58,60,111',112' 接点端子
12,121 ,122 , 共通端子
19BD,19CE 開閉素子
30 反転ハンドル
32 コイルスプリング
2 カバー
38b,38c 操作ハンドル
Claims (2)
- 長方形状の開口部を有する箱状に形成されるボディと、固定接点を有しボディの長手方向の一方に収納される接点端子と、この接点端子側に延びる板状の支持片を有しボディの長手方向の他方に収納される共通端子と、可動接点を有し共通端子の支持片に揺動支点としての一端が圧接される板状の開閉素子と、揺動用の突起を外部両側に有する箱状に形成され開閉素子の他端側に設けられる反転ハンドルと、この反転ハンドルと開閉素子の他端との間に介設されるコイルスプリングと、反転ハンドルの両突起が揺動自在に収納される溝を両側に有する枠状に形成されボディの開口部側に取り付けられるカバーと、このカバーから一部が突出する反転ハンドルに取り付けられ、揺動操作に応じて反転ハンドルおよびコイルスプリング経由で開閉素子を揺動して、その可動接点を接点端子の固定接点に接離させる操作ハンドルとを備え、
共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、そして開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する片切構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、そして各開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を2個使用する両切構成とで、可動接点が片面に設けられた同一構造の開閉素子を使用する一方、
共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを1組み、開閉素子の一の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個、そして開閉素子の他の面に対向配置された固定接点を有する接点端子を1個使用する3路構成と、共通端子、開閉素子およびコイルスプリングを2組み、一方の組みの開閉素子の一の面および他方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個、そして他方の組みの開閉素子の一の面および一方の組みの開閉素子の他の面にそれぞれ対向配置された両固定接点を有する接点端子を1個使用する4路構成とで、可動接点が両面に設けられた同一構造の開閉素子を使用し、
可動接点が片面に設けられた開閉素子の一端側の幅寸法は可動接点が両面に設けられた開閉素子のそれよりも幅広になっている
ことを特徴とするスイッチ装置。 - 可動接点が片面に設けられた開閉素子は、一の側面に逆組み防止リブが形成され、ボディにはその開閉素子が適正な状態で収納されているとき、逆組み防止リブが位置する側のみにその逆組み防止リブが入る溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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