JP3826706B2 - スイッチ並びにその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スイッチには、接点構成の違いから、単極単投に用いる単極スイッチ(所謂B接点構成の片切りスイッチ)、2極単投に用いる2極スイッチ(所謂D接点構成の両切りスイッチ)、単極切換(所謂C接点構成)に用いる3路スイッチ、並びに単極切換(所謂E接点構成)に用いる4路スイッチの4種類がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のスイッチでは、単極スイッチと2極スイッチ、あるいは3路スイッチと4路スイッチのように接点構成が似通っているもの同士であっても端子部分の形状等が異なっている。そのためにスイッチの外郭を構成する器体の内部構造も各種類毎に異なっており、各種類のスイッチ毎に形状等が異なる専用の端子板や器体等が必要であり、コストが高くなるという問題があった。特に合成樹脂成型品からなる器体については各種類のスイッチ毎に金型の投資が必要となってしまう。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、器体を含む部品の共通化によってコストダウンが図れるスイッチ並びにその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により可動接点と接触・開離する固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々固定接点が固着された2つの第2の端子板を連結してなることを特徴とし、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納すれば単極スイッチとなり、連結部位で切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納するとともに開閉体を含む開閉ブロックの部品を追加すれば2極スイッチとなる。故に、単極スイッチと2極スイッチについて器体を含む幾つかの部品を共通化することができてコストダウンが図れる。
【0006】
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、2つの可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により何れか一方の可動接点と択一的に接触・開離する2つの固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々2つの固定接点が互いに対向するように固着された2つの第2の端子板を連結してなることを特徴とし、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納すれば3路スイッチとなり、連結部位で切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納するとともに開閉体を含む開閉ブロックの部品を追加すれば4路スイッチとなる。故に、3路スイッチと4路スイッチについて器体を含む幾つかの部品を共通化することができてコストダウンが図れる。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、第1及び第2の端子ブロックをそれぞれ収納する収納部を器体の両端部に設けるとともに器体の略中央内壁面に1乃至複数条の凹凸を形成したことを特徴とし、第1の端子ブロックと第2の端子ブロックとの間の沿面距離を大きくして絶縁性の向上が図れる。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、器体内壁面の凹凸に嵌合する嵌合片を第1及び第2の端子板に設けたことを特徴とし、第1及び第2の端子板の回転を防止することができる。
【0009】
請求項5の発明は、上記目的を達成するために、請求項1又は2記載のスイッチの製造方法であって、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納する工程と、連結部位を切断し予め2つに分割された第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納する工程との何れか一方を有することを特徴とし、連結部位の切断作業の有無だけで単極スイッチと2極スイッチ、並びに3路スイッチと4路スイッチを作り分けることができ、種類の異なるスイッチが容易に製造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1(a)及び(b)はそれぞれ本実施形態のスイッチS1,S2の分解斜視図を示し、一方のスイッチS1は所謂B接点構成の単極スイッチ(片切りスイッチ)であり、他方のスイッチS2は所謂D接点構成の2極スイッチ(両切りスイッチ)である。ここで、2種類のスイッチS1,S2の基本構成は共通であるから一方のスイッチS1について説明し、他方のスイッチS2についてはスイッチS1と共通する構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0011】
図1〜図3に示すように、本実施形態におけるスイッチS1の器体1は、合成樹脂成型品からなるボディ1aと、同じく合成樹脂成型品からなりボディ1aに組み立てられるカバー1bとで構成される。ここで、カバー1bの周縁四隅からは矩形の組立孔10aが穿設された組立脚10が下方へ垂設してあり、ボディ1aの両側面に突設された組立突起2に組立脚10の組立孔10aを係止することでボディ1aとカバー1bとを一体に組み立てるようになっている。すなわち、カバー1bの組立脚10の先端をボディ1aの組立突起2上面に当接させながら、ボディ1aの開口面側からカバー1bをボディ1aに被せるようにカバー1bを押し込んで行くと、組立突起2の上面に形成したガイド面2aに沿って組立脚10が拡径し、やがて組立脚10が組立突起2を乗り越え、組立脚10の組立孔10aが組立突起2に係止されてボディ1aとカバー1bとが組み立てられる。なお、ボディ1a両側面の組立突起2間には、カバー1bをボディ1aに組み立てる際にカバー1bの組立脚10をそれぞれボディ1aの組立突起2にガイドするためのガイドリブ7が突設してあるので、ガイドリブ7の両側面に組立脚10を当接させることで組立が容易になるものである。
【0012】
ボディ1aの中央部底面からは長手方向に沿った隔絶壁8が立設され、この隔絶壁8の一端側には隔絶壁8と略直交する向きに隔壁9が立設されている。而して、隔絶壁8並びに隔壁9にてボディ1a内部を仕切ることにより、第1及び第2の端子ブロックT1,T2を収める端子ブロック収納部3,3をボディ1aの長手方向両端部に設け、隔絶壁8で分割された中央部には開閉ブロックを構成する開閉体24を収める一対の中央収納部41,42を隔絶壁8の両側に設けてある。またボディ1aの各端子ブロック収納部3,3の底面には、外部の電線を挿入する一対の電線挿入孔5をボディ1aの短幅方向に並設し、第1及び第2の端子ブロックT1,T2を構成する解除釦27を操作するための解除孔6を電線挿入孔5の間に穿設してある。
【0013】
第1の端子ブロックT1は、互いが鏡像の関係となる一対の端子板(第1の端子板)20,20と一対の錠ばね26と解除釦27とで構成される。第1の端子板20は帯板状の金属板を折曲することにより、基片20bの両端に接続片20aと当接片20cとが形成されるとともに当接片20cの先端部から支持片20dが延設されてなり、第1の端子板20を2つ並べた状態で互いの基片20b同士が連結片20eにより連結されて一体に形成されている。錠ばね26は弾性を有する導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片26cの両端部に鎖錠片26a及び接触片26bが形成されてなり、第1の端子板20の接続片20aと当接片20cの間に配置される。鎖錠片26aは中央片26cとの連結部位から先端縁に向かって、第1の端子板20の接続片20aに近づく向きに傾斜し、接触片26bは略S字形に曲成されている。また、中央片26cは略平板状に形成されていて第1の端子板20の当接片20cに当接する。
【0014】
上述のように構成される第1の端子ブロックT1は、合成樹脂成型品からなる解除釦27を下部が解除孔6に臨むようにしてボディ1aの片方の端子ブロック収納部3の略中央に移動自在に収納し、解除釦27で2つに仕切られた各端子ブロック収納部31,32にそれぞれ第1の端子板20と錠ばね26を収納することでボディ1a内部に収められる。而して、錠ばね26の鎖錠片26a及び接触片26bと第1の端子板20の接続片20aとの間に、ボディ1aの底部に設けた電線挿入孔5を通して外部から電線が挿入されると、鎖錠片26aの先端が電線の芯線に食い込んで抜け止めがなされるとともに、鎖錠片26a及び接触片26bによって電線の芯線が接続片20aに圧接されることにより、電線の芯線と第1の端子板20との導通(接続)が図られる。また、外部から解除孔6を通して挿入するドライバ等の工具の先端で解除釦27を押操作すれば、解除釦27が移動して両側面に突設した押圧片27aで錠ばね26の鎖錠片26aを圧接解除方向に撓ませ、鎖錠片26aの先端を電線の芯線から引き離して第1の端子板20と電線との接続を解除することができる。
【0015】
一方、第2の端子ブロックT2は、同じく互いが鏡像の関係となる一対の端子板(第2の端子板)21,21と一対の錠ばね26と解除釦27とで構成される。第2の端子板21は帯板状の金属板を略コ字状に折曲することにより、基片21bの両端に接続片21aと脚片21cとが形成されてなり、第2の端子板21を2つ並べた状態で互いの基片21b同士が連結片21eにより連結されて一体に形成されている。また、脚片21cの先端部には固定接点28が固着される。
【0016】
第2の端子ブロックT2は、下部が解除孔6に臨むようにしてボディ1aのもう片方の端子ブロック収納部3の略中央に解除釦27を移動自在に収納し、解除釦27で2つに仕切られた各端子ブロック収納部33,34にそれぞれ第2の端子板21と錠ばね26を収納することでボディ1a内部に収められる。このとき、図2に示すように錠ばね26の中央片26cが端子ブロック収納部3と中央収納部41,42を仕切る隔壁9に当接し、第2の端子板21の脚片21cが隔壁9を跨ぐように配置されることで先端部に固着された固定接点28を中央収納部41,42に進出させている。而して、第1の端子ブロックT1と同様に電線挿入孔5を通して外部から挿入された電線の芯線が、錠ばね26の鎖錠片26a及び接触片26bと第2の端子板21の接続片21aとの間に圧接狭持され、解除釦27を押操作することで第2の端子板21と電線との接続が解除できる。
【0017】
ところで、第1の端子板20の支持片20d先端には開閉体24の揺動支点となる支点凹部20fが形成されている。この開閉体24は導電材料よりなる帯板で形成され、第2の端子板21と対向する側の面には固定接点28と接触・開離する可動接点29が固着されている。中央収納部41,42におけるボディ1両側面には内方に突出するリブ4a,4aが突設されており、ボディ1の端子ブロック収納部3に第1及び第2の端子ブロックT1,T2を収納した状態で開閉体24を中央収納部41(又は42)に納めると、開閉体24の下端縁が第1の端子板20の支持片20d先端に設けられた支点凹部20fに挿入され、開閉体24が支点凹部20fを支点として回動自在に配置される。この時、開閉体24の片側にリブ4aが配置され、ボディ1の短幅方向への開閉体24の移動がリブ4aによって規制される。また、開閉体24には側方に突出する突起24aが突設されており、図2に示すようにリブ4aの底面側に設けられたV状溝4bに突起24aが嵌入されて開閉体24の回動範囲がV状溝4bによって規制される。
【0018】
カバー1bは矩形枠状の枠部11が形成され、この枠部11内には合成樹脂により下面が開口する箱形に形成された反転ハンドル30が収められる。この反転ハンドル30の両側面の下部には略三角状の回動軸31が突設してあり、内底面の中央からはコイルスプリング25の上部をそれぞれ挿入固定する一対の筒状突起(図示せず)が突設してある。このコイルスプリング25は反転ハンドル30の回動に応じて開閉体24に反転回動力を付与するものであり、下部が開閉体24上部と嵌合して、反転ハンドル30と開閉体24との間に介装される。
【0019】
一方、枠部11の短幅方向両側に立設された軸受部12の内壁に軸受溝12aが形成してあり、この軸受溝12aに反転ハンドル30の回動軸31を下方から嵌入し、カバー1bにて反転ハンドル30を回動自在に保持する構造となっている。而して、反転ハンドル30を回動軸31を支点として器体1に対して回動させれば、器体1内に圧縮して収められたコイルスプリング25による作用で開閉体24が反転回動して、開閉体24の可動接点29を第2の端子板21の固定接点28に接触・開離させることができる。
【0020】
一方、反転ハンドル30の上部には操作ハンドル40が取着される。この操作ハンドル40は合成樹脂成型品からなり、内底面より突設した係止片40b,40cの先端を反転ハンドル30の長手方向両側面に突設された係止突起33a,33bと係合させることで反転ハンドル30の上部を覆うように取着される。操作ハンドル40の長手方向に沿った両側壁の開口端縁は中央部が下方に突出するような山形に形成してあり、この山形に形成された両側壁の内側中央にはカバー1bの軸受部12を逃がすための凹部(図示せず)が形成してある。操作ハンドル40の上面(操作面)の長手方向一端部には、外周形状が略長円形の突部40aが設けてあり、スイッチS1の状態(固定接点28と可動接点29が接触しているか又は開離しているか)を外観上判断する目安となるものである。
【0021】
したがって、操作ハンドル40を2つの操作位置の間で揺動操作すれば、操作ハンドル40が取着されている反転ハンドル30を回動させて開閉体24を反転回動させることができ、これによって操作ハンドル40の操作位置に応じて開閉体24を介して可動接点29に電気的に接続されている第1の端子板20と、固定接点28に電気的に接続されている第2の端子板21との間の導通をオン・オフすることができるのである。
【0022】
また、カバー1b上面の長手方向における両端部には、外側面両端部に一対の係止爪13が突設された突台部14が立設してある。これら係止爪13には、突台部14の上部から下部に向けて外側へ傾斜する傾斜面13aが形成してある。なお、この係止爪13を図示しない取付枠又はプレート枠の係止部に係止することで器体1が取付枠又はプレート枠に取り付けられ、壁面などの施工面にスイッチが配設されるものである。
【0023】
而して、連結片20e,21eを残したままで第1及び第2の端子ブロックT1,T2をそれぞれ端子ブロック収納部3に収納し、片方の中央収納部41に開閉体24を収納するとともに反転ハンドル30の片方の筒状突起に挿入固定したコイルスプリング25の下部を開閉体24上部に嵌合してボディ1aとカバー1bを組み立てれば、単極スイッチであるスイッチS1が構成できる。一方、連結片20e,21eを切除して分割した第1及び第2の端子板20,21をそれぞれ端子ブロック収納部31〜34に収納し、両方の中央収納部41,42に各々開閉体24を収納するとともに反転ハンドル30の両方の筒状突起に挿入固定した各コイルスプリング25の下部をそれぞれ開閉体24上部に嵌合してボディ1aとカバー1bを組み立てれば、2極スイッチであるスイッチS2が構成できる。すなわち、第1及び第2の端子ブロックT1,T2をそのまま器体1に収納すれば単極スイッチS1となり、連結片20e,21eで切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板20,21をそれぞれ器体1に収納するとともに開閉体24及びコイルスプリング25を追加すれば2極スイッチS2となるから、従来はスイッチの種類毎に構造が異なっていたボディ1aを含めて幾つかの部品を単極スイッチS1と2極スイッチS2について共通化することができ、特に単極スイッチと2極スイッチでボディ1aの金型を別々に用意する必要がなくなって合理化とコストダウンが図れる。
【0024】
ところで、本実施形態のスイッチS1,S2は操作ハンドル40の寸法が比較的に大きい所謂ワイドハンドル形スイッチであるが、外観上スリム且つコンパクト(小型)に見せて見栄えを良くするために、図4に示すような構造の操作ハンドル40を用いても良い。操作ハンドル40前面の長手方向一端側には長手方向に直交する方向に沿って走る溝41が形成されている。溝41の長手方向の略中央には先端に丸みを持たせた細長の突起42が突設され、溝41の両端部には操作ハンドル40を貫通する孔43が穿設されており、溝41の一端側に穿設された孔(図示せず)の奥方には被凹凸係止部たる凹所(図示せず)が形成されている。この溝41内には長尺状の板片からなるハンドルライン45が取り付けられる。ハンドルライン45の略中央には突起42を挿通させる窓孔46が穿設され、長手方向の一端側には溝41の一端側に設けられた凹所と凹凸係止する凸部47が突設されている。またハンドルライン45の長手方向の他端部における孔43に対応する部位には背方に突出する係止爪片48が突設され、係止爪片48の先端には外側に突出する爪49が突設されている。而して、ハンドルライン45を操作ハンドル40に取り付ける際は、先ずハンドルライン45の凸部47を溝41の一端側の孔内に挿入し、この凸部47を支点としてハンドルライン45を回転させ、ハンドルライン45の係止爪片48を溝41の他端側の孔43内に挿入して、係止爪片48の先端に設けられた爪49と孔43の端縁とを係止させることにより、ハンドルライン45が操作ハンドル40に取り付けられる。この時、ハンドルライン45の窓孔46内に突起42が挿入され、突起42の先端が操作ハンドル40の前面から突出するので、操作感触や視覚により接点をオンする際に押操作する操作ハンドル40の位置を判別することができる。
【0025】
ところで本実施形態のスイッチS1,S2では、図3に示すように器体1の短幅方向の幅寸法と操作ハンドル40の幅寸法とがほぼ等しくしてあって、通常は取付枠又はプレート枠に短幅方向に3個並べて取り付けることができるようになっている。ここで、このような寸法の操作ハンドル40を3個用ハンドルと呼ぶ。これに対して、取付枠又はプレート枠に短幅方向に2個並べて取り付ける場合には、図5に示すように3個用ハンドルの1.5倍の幅寸法に形成された操作ハンドル40’(これを2個用ハンドルと呼ぶ)を反転ハンドル30に取着するようにすればよい。また、取付枠又はプレート枠に1個だけ取り付ける場合には、図6に示すように3個用ハンドルの3倍の幅寸法に形成された操作ハンドル40”(これを1個用ハンドルと呼ぶ)を反転ハンドル30に取着するようにすればよい。
【0026】
(実施形態2)
実施形態1は単極スイッチ及び2極スイッチに関するものであったが、本実施形態は3路スイッチ及び4路スイッチに関するものである。但し、基本的な構成は実施形態1と共通であるから共通する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】
図7(a)及び(b)はそれぞれ本実施形態のスイッチS3,S4の分解斜視図を示し、一方のスイッチS3は所謂C接点構成の3路スイッチであり、他方のスイッチS4は所謂E接点構成の4路スイッチである。ここで、2種類のスイッチS3,S4の基本構成は共通であるから一方のスイッチS3について説明し、他方のスイッチS4についてはスイッチS3と共通する構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0028】
本実施形態における第2の端子ブロックT3は、互いに形状が異なる2つの第2の端子板22,23と鎖錠ばね26及び解除釦27で構成される。第2の端子板22は帯板状の金属板を折曲して形成され、基片22bの両端に接続片22aと脚片22cとが形成されるとともに脚片22cの先端から側方へ延設片22dが延設され、さらに脚片22cの基部と延設片22dの先端部にそれぞれ固定接点28a,28bが固着されている。また、他方の第2の端子板23も帯板状の金属板を折曲して形成され、基片23bの両端に接続片23aと脚片23cとが形成されるとともに脚片23cの先端から側方へ延設片23dが延設され、さらに脚片23cの基部と延設片23dの先端部にそれぞれ固定接点28c,28dが固着され、第2の端子板22,23を2つ並べた状態で互いの基片22b,23b同士が連結片22eにより連結されて一体に形成されている。而して、第2の端子板22,23をそれぞれ端子ブロック収納部33,34に収納すると、図8に示すように第2の端子板22の脚片22cが一方の中央収納部41に進出するとともに、第2の端子板23の脚片23cが他方の中央収納部42に進出し、一方の中央収納部41内に2つの固定接点28a,28dが対向配置されるとともに他方の中央収納部42内に2つの固定接点28b,28cが対向配置される。なお、本実施形態においては延設片22d,23dと干渉しないようにボディ1aの中央には隔壁8が設けられていない。
【0029】
一方、開閉体24は表裏両面に可動接点29a,29bが固着され、可動接点29aと固定接点28a(又は28c)とが対向し、且つ可動接点29bと固定接点28d(又は28b)とが対向するように中央収納部41(又は42)に収納される。
【0030】
而して、操作ハンドル40を押操作することで反転ハンドル30を器体1に対して回動させれば、器体1内に圧縮して収められたコイルスプリング25による作用で開閉体24が反転回動して、開閉体24の可動接点291 ,292 を第2の端子板22の固定接点28aと第2の端子板23の固定接点28dとに交互に接触・開離させることができ、第1の端子板20に対する2つの第2の端子板22,23の導通を択一的にオン・オフする、3路スイッチが実現できる。
【0031】
すなわち、連結片20e,22eを残したままで第1及び第2の端子ブロックT1,T3をそれぞれ端子ブロック収納部3に収納し、片方の中央収納部41に開閉体24を収納するとともに反転ハンドル30の片方の筒状突起に挿入固定したコイルスプリング25の下部を開閉体24上部に嵌合してボディ1aとカバー1bを組み立てれば、3路スイッチであるスイッチS3が構成できる。一方、連結片20e,22eを切除して分割した第1の端子板20及び第2の端子板22,23をそれぞれ端子ブロック収納部31〜34に収納し、両方の中央収納部41,42に各々開閉体24を収納するとともに反転ハンドル30の両方の筒状突起に挿入固定した各コイルスプリング25の下部をそれぞれ開閉体24上部に嵌合してボディ1aとカバー1bを組み立てれば、4路スイッチであるスイッチS4が構成できる。このように、本実施形態も実施形態1と同様に、第1及び第2の端子ブロックT1,T3をそのまま器体1に収納すれば3路スイッチS3となり、連結片20e,22eで切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板20,22,23をそれぞれ器体1に収納するとともに開閉体24及びコイルスプリング25を追加すれば4路スイッチS4となるから、従来はスイッチの種類毎に構造が異なっていたボディ1aを含めて幾つかの部品を3路スイッチS3と4路スイッチS4について共通化することができ、特に3路スイッチと4路スイッチでボディ1aの金型を別々に用意する必要がなくなって合理化とコストダウンが図れる。
【0032】
ところで図10に示すように、本実施形態においてはボディ1aの中央収納部41,42に臨む内壁面に深さ方向に沿った複数条の凹凸15が形成してあるから、この凹凸15によって第1及び第2の端子ブロックT1,T3間の沿面距離を大きくして両端子ブロックT1,T3間の絶縁性の向上が図れる。また、第1の端子板20並びに第2の端子板22,23の側端縁には凹凸15の凹部に嵌合する嵌合片20g,22f,23fが突設されており、嵌合片20g,22f,23fを凹部と嵌合することにより、ボディ1aに対して第1及び第2の端子板20,22,23が回転するのを防ぐことができる。なお、本実施形態においても図11に示すようにハンドルライン45付の操作ハンドル40を用いたり、あるいは2個用ハンドルや1個用ハンドルを用いても良い。
【0033】
ところで、例えば4路スイッチと3路スイッチを組み合わせて他箇所から照明負荷を点滅する場合、照明負荷の消灯時に点灯してスイッチの位置を表示する位置表示灯を備えたスイッチがよく用いられる。図12及び図13は位置表示灯53を備えた4路スイッチS4’を示している。このスイッチS4’では、ネオンランプからなる位置表示灯53を有する点灯表示部52を反転ハンドル30内に組み込み、反転ハンドル30の前面に穿設された開口34に位置表示灯53を臨ませている。また、操作ハンドル40の溝41におけるハンドルライン45の窓孔46に対応する部位には、操作ハンドル40を貫通する長孔状の孔54が穿設されている。導光部材からなるプリズム55は孔54及び窓孔46に挿通されハンドルライン45前面から突出する先端に丸みを持たせた細長の凸部56を有しており、操作ハンドル40の裏面側から孔54内に凸部56を挿入した状態で操作ハンドル40にかしめ固定される。而して、操作ハンドル40を反転ハンドル30に取り付けると、プリズム55の入射面57が位置表示灯53に対向して配置される。
【0034】
一方、点灯表示部52は、合成樹脂により略H形に形成された回路基板52aに位置表示灯53及び抵抗Rを実装して構成される。そして、回路基板52aの幅細の部分を反転ハンドル30内の筒状突起の間に圧入することで点灯表示部52を反転ハンドル30内に納装する。このとき、位置表示灯53及び抵抗58の端子53a,58aが2つのコイルスプリング25,25に各別に接触導通させてある。したがって、第1及び第2の端子ブロックT1,T3を介して負荷に給電されているときは位置表示灯53が消灯し、第1又は第2の端子ブロックT1,T3を介して負荷に給電されていないときに位置表示灯53が点灯し、位置表示灯53の発光がプリズム55の入射面57に入射し、プリズム55内で屈折されて凸部56から外部に出射されてスイッチS4’の位置を表示することができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明は、2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により可動接点と接触・開離する固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々固定接点が固着された2つの第2の端子板を連結してなるので、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納すれば単極スイッチとなり、連結部位で切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納するとともに開閉体を含む開閉ブロックの部品を追加すれば2極スイッチとなるから、単極スイッチと2極スイッチについて器体を含む幾つかの部品を共通化することができてコストダウンが図れるという効果がある。
【0036】
請求項2の発明は、2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、2つの可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により何れか一方の可動接点と択一的に接触・開離する2つの固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々2つの固定接点が互いに対向するように固着された2つの第2の端子板を連結してなるので、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納すれば3路スイッチとなり、連結部位で切断して2つに分割された各一対の第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納するとともに開閉体を含む開閉ブロックの部品を追加すれば4路スイッチとなるから、3路スイッチと4路スイッチについて器体を含む幾つかの部品を共通化することができてコストダウンが図れるという効果がある。
【0037】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、第1及び第2の端子ブロックをそれぞれ収納する収納部を器体の両端部に設けるとともに器体の略中央内壁面に1乃至複数条の凹凸を形成したので、第1の端子ブロックと第2の端子ブロックとの間の沿面距離を大きくして絶縁性の向上が図れるという効果がある。
【0038】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、器体内壁面の凹凸に嵌合する嵌合片を第1及び第2の端子板に設けたので、第1及び第2の端子板の回転を防止することができるという効果がある。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1又は2記載のスイッチの製造方法であって、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納する工程と、連結部位を切断し予め2つに分割された第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納する工程との何れか一方を有するので、連結部位の切断作業の有無だけで単極スイッチと2極スイッチ、並びに3路スイッチと4路スイッチを作り分けることができ、種類の異なるスイッチが容易に製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は単極スイッチの分解斜視図、(b)は2極スイッチの分解斜視図である。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は他の側面図である。
【図4】同上における別の操作ハンドルを示す分解斜視図である。
【図5】同上の2個用ハンドルを用いたものを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は他の側面図である。
【図6】同上の1個用ハンドルを用いたものを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は他の側面図である。
【図7】実施形態2を示し、(a)は3路スイッチの分解斜視図、(b)は4路スイッチの分解斜視図である。
【図8】同上の側面断面図である。
【図9】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は他の側面図である。
【図10】同上におけるボディの要部を示す斜視図である。
【図11】同上における別の操作ハンドルを示す分解斜視図である。
【図12】同上の位置表示灯付の4路スイッチを示す分解斜視図である。
【図13】同上の位置表示灯付の4路スイッチを示す側面断面図である。
【符号の説明】
S1,S2 スイッチ
T1 第1の端子ブロック
T2 第2の端子ブロック
1 器体
1a ボディ
1b カバー
3 端子ブロック収納部
4 中央収納部
20 第1の端子板
20a 接続片
20b 基片
20c 当接片
20d 支持片
20e 連結片
21 第2の端子板
21a 接続片
21b 基片
21c 脚片
21e 連結片
24 開閉体
25 コイルスプリング
Claims (5)
- 2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により可動接点と接触・開離する固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々固定接点が固着された2つの第2の端子板を連結してなることを特徴とするスイッチ。
- 2つの操作位置の間で揺動する操作ハンドルと、2つの可動接点が固着された開閉体を有し操作ハンドルの操作に連動して開閉体を回動する開閉ブロックと、外部の電線に接続する第1の端子ブロックと、操作ハンドルの各操作位置に対応して開閉体の回動により何れか一方の可動接点と択一的に接触・開離する2つの固定接点を具備した第2の端子ブロックと、開閉ブロック並びに第1及び第2の端子ブロックを収納する器体とを備え、第1の端子ブロックは、外部の電線が接続されるとともに開閉体と接触導通する手段を有する2つの第1の端子板を連結してなり、第2の端子ブロックは、外部の電線と接続されるとともに各々2つの固定接点が互いに対向するように固着された2つの第2の端子板を連結してなることを特徴とするスイッチ。
- 第1及び第2の端子ブロックをそれぞれ収納する収納部を器体の両端部に設けるとともに器体の略中央内壁面に1乃至複数条の凹凸を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ。
- 器体内壁面の凹凸に嵌合する嵌合片を第1及び第2の端子板に設けたことを特徴とする請求項3記載のスイッチ。
- 請求項1又は2記載のスイッチの製造方法であって、第1及び第2の端子ブロックをそのまま器体に収納する工程と、連結部位を切断し予め2つに分割された第1及び第2の端子板をそれぞれ器体に収納する工程との何れか一方を有することを特徴とするスイッチの製造方法。
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