JP2001210189A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2001210189A
JP2001210189A JP2000017706A JP2000017706A JP2001210189A JP 2001210189 A JP2001210189 A JP 2001210189A JP 2000017706 A JP2000017706 A JP 2000017706A JP 2000017706 A JP2000017706 A JP 2000017706A JP 2001210189 A JP2001210189 A JP 2001210189A
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JP
Japan
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opening
handle
longitudinal direction
switch
switch body
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JP2000017706A
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English (en)
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Hidekazu Nomura
秀和 野村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作が容易であるとともに造営面への配設作業
が簡単になり、且つ外観上の見栄えも良いスイッチ装置
を提供する。 【解決手段】中ハンドル30をスイッチ本体1に対して
回動させれば、コイルスプリング251,252による作
用で開閉体241,242が反転回動して、開閉体2
1,242の可動接点291,292を第2の端子板21
1,212の固定接点281,282に接触・開離させる。
中ハンドル30の上部に取着される操作ハンドル40を
プレート枠100の開口窓101と略同寸法に形成す
る。操作ハンドル40が大きくて操作が容易になるとと
もに、操作ハンドル40を取着した状態で取付枠等に取
り付けることができて造営面への配設作業が容易にな
り、しかも、ハンドルライン481を操作ハンドル40
の一端側に取り付けることによって、操作ハンドル40
をスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを良くす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動自在に操作さ
れる操作ハンドルを具備して壁面等の造営面に埋込配設
されるスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチ本体の上面から操作
面を露出させて回動自在に取り付けられたハンドルを操
作することにより、スイッチ本体内に納装された接点開
閉機構を動作させて接点の開閉を行うようにしたスイッ
チ装置がある。かかるスイッチ装置は、中央部にハンド
ルを露出させるための開口窓を有する金属製又は合成樹
脂製の取付枠を用いて壁面等の造営面に埋込配設され
る。すなわち、造営面に設けた埋込孔の開口面側を覆う
ように取付枠を取り付け、ハンドルを開口窓から露出さ
せた状態でスイッチ本体の両側面に突設した係止爪を取
付枠が具備する係止孔に挿入係止することで取付枠に取
り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例で
は、取付枠の開口窓に対してハンドルの露出する面積が
小さいためにハンドルが操作しにくいという問題があ
る。それに対して、開口窓よりも大きい寸法のハンドル
を用いたものもあるが、ハンドルを着けた状態でスイッ
チ本体を取付枠に取り付けることができずに、スイッチ
本体を取付枠に取り付けた後でハンドルをスイッチ本体
に取着するというような面倒な作業が必要になってしま
うという問題や、あるいはハンドルが大きくなった分だ
けハンドルの回動角(反転角)も大きくなって開口窓か
ら露出するハンドルの出代が増えて外観上の見栄えが悪
くなるという問題もある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、操作が容易であるとともに造営面への配設作
業が簡単になり、且つ外観上の見栄えも良いスイッチ装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、細長で長手方向に複数の器具取
付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係
止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸
法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に
形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から
上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持される
中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の
電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、上
記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各
一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する
速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した
状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上
部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持され
中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与
する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設け
られ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離
する固定接点と、上記開口窓と略同寸法に形成され、上
記器具取付部に取り付けられて上記開口窓の長手方向中
央に配置された上記スイッチ本体の中ハンドルの上部に
取着される操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前
面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設
け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板
片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止
部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板
片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部
と係止する係止部を設けたことを特徴とし、所謂両切り
型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の中央に配置して1
個だけ取り付ける場合において、操作ハンドルを取付枠
の開口窓と略同寸法に形成したから、従来に比べて操作
ハンドルが大きくなったために操作が容易になるととも
に、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付ける
ことができて造営面への配設作業が容易になり、しかも
操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設ける
ことができることから操作ハンドルの出代が増えること
がなく、外観上の見栄えを良くすることができる。さら
に、取付枠に1個だけ取り付けた場合でも操作ハンドル
によって取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体
を2個又は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使用す
ることができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れ
る。また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハ
ンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操
作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、
見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンド
ルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた
凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の
短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、
係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片
の取付作業を容易に行うことができる。
【0006】請求項2は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端
部に設けられて外部の電線と各一対の第1及び第2の端
子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を
有し各第1の端子板と接触した状態で回動する一対の開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じ
て各開閉体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリ
ングと、各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動
に応じて可動接点と接触・開離する固定接点と、上記開
口窓を長手方向に2等分した大きさと略同寸法に形成さ
れ、上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓の中央
から各々端部寄りに互いに隙間を開けて2個が配置され
た上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着される
操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端側
に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝
内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方
向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係
止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手方
向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止する
係止部を設けたことを特徴とし、所謂両切り型のスイッ
チ装置を取付枠の開口窓の中央から端部寄りに配置して
2個取り付ける場合において、操作ハンドルを取付枠の
開口窓を長手方向に2等分した大きさと略同寸法に形成
したから、従来に比べて操作ハンドルが大きくなったた
めに操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取着し
た状態で取付枠に取り付けることができて造営面への配
設作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点を
スイッチ本体の上部に設けることができることから操作
ハンドルの出代が増えることがなく、外観上の見栄えを
良くすることができる。さらに、取付枠に2個取り付け
た場合でも2個の操作ハンドルによって取付枠の開口窓
が塞がれるため、スイッチ本体を1個又は3個取り付け
る場合と共通の取付枠を使用することができて施工作業
の簡素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の長手
方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付け
られるので、この板片により操作ハンドルをスリム且つ
コンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることが
でき、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、ま
ず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止
部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハン
ドルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易
に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行う
ことができる。
【0007】請求項3は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端
部に設けられて外部の電線と各一対の第1及び第2の端
子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を
有し各第1の端子板と接触した状態で回動する一対の開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じ
て各開閉体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリ
ングと、各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動
に応じて可動接点と接触・開離する固定接点と、上記開
口窓を長手方向に3等分した大きさと略同寸法に形成さ
れ、上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓を塞ぐ
ように3個が隣接して配置された上記各スイッチ本体の
中ハンドルの上部に取着される操作ハンドルとを備え、
上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向
に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の
板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設
けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設け
るとともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に
設けられた被係止部と係止する係止部を設けたことを特
徴とし、所謂両切り型のスイッチ装置を開口窓を塞ぐよ
うに配置して3個取り付ける場合において、操作ハンド
ルを取付枠の開口窓を長手方向に3等分した大きさと略
同寸法に形成したから、従来に比べて操作ハンドルが大
きくなったために操作が容易になるとともに、操作ハン
ドルを取着した状態で取付枠に取り付けることができて
造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハンドル
の回動支点をスイッチ本体の上部に設けることができる
ことから操作ハンドルの出代が増えることがなく、外観
上の見栄えを良くすることができる。さらに、3個の操
作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞がれるため、ス
イッチ本体を1個又は2個取り付ける場合と共通の取付
枠を使用することができて施工作業の簡素化とコストダ
ウンが図れる。また、開口窓の長手方向に沿って走る板
片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板
片により操作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)
に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を
操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一
辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた
後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむこと
によって、係止部を被係止部に容易に取り付けることが
でき、板片の取付作業を容易に行うことができる。
【0008】請求項4は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端
部に設けられて外部の電線と各一対の第1及び第2の端
子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を
有し各第1の端子板と接触した状態で回動する一対の開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じ
て各開閉体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリ
ングと、各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動
に応じて各可動接点と択一的に接触・開離する固定接点
と、上記開口窓と略同寸法に形成され、上記器具取付部
に取り付けられて上記開口窓の長手方向中央に配置され
た上記スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着される操
作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端側に
上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内
に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向
の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止
する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手方向
の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止する係
止部を設けたことを特徴とし、所謂4路回路を構成する
ための4路型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の中央に
配置して1個だけ取り付ける場合において、操作ハンド
ルを取付枠の開口窓と略同寸法に形成したから、従来に
比べて操作ハンドルが大きくなったために操作が容易に
なるとともに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に
取り付けることができて造営面への配設作業が容易にな
り、しかも操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上
部に設けることができることから操作ハンドルの出代が
増えることがなく、外観上の見栄えを良くすることがで
きる。さらに、取付枠に1個だけ取り付けた場合でも操
作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞がれるため、ス
イッチ本体を2個又は3個取り付ける場合と共通の取付
枠を使用することができて施工作業の簡素化とコストダ
ウンが図れる。また、開口窓の長手方向に沿って走る板
片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板
片により操作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)
に見せて、見栄えを良くすることができ、しかも板片を
操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一
辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた
後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむこと
によって、係止部を被係止部に容易に取り付けることが
でき、板片の取付作業を容易に行うことができる。
【0009】請求項5は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端
部に設けられて外部の電線と各一対の第1及び第2の端
子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を
有し各第1の端子板と接触した状態で回動する一対の開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じ
て各開閉体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリ
ングと、各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動
に応じて各可動接点と択一的に接触・開離する固定接点
と、上記開口窓を長手方向に2等分した大きさと略同寸
法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記開
口窓の中央から各々端部寄りに互いに隙間を開けて2個
が配置された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部に
取着される操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前
面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設
け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板
片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止
部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板
片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部
と係止する係止部を設けたことを特徴とし、所謂4路回
路を構成する4路型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の
中央から端部寄りに配置して2個取り付ける場合におい
て、操作ハンドルを取付枠の開口窓を長手方向に2等分
した大きさと略同寸法に形成したから、従来に比べて操
作ハンドルが大きくなったために操作が容易になるとと
もに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付け
ることができて造営面への配設作業が容易になり、しか
も操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設け
ることができることから操作ハンドルの出代が増えるこ
とがなく、外観上の見栄えを良くすることができる。さ
らに、取付枠に2個取り付けた場合でも2個の操作ハン
ドルによって取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ
本体を1個又は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使
用することができて施工作業の簡素化とコストダウンが
図れる。また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操
作ハンドルの前面に取り付けられるので、この板片によ
り操作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せ
て、見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハ
ンドルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設
けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板
片の短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによっ
て、係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、
板片の取付作業を容易に行うことができる。
【0010】請求項6は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される各一対
の第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端
部に設けられて外部の電線と各一対の第1及び第2の端
子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を
有し各第1の端子板と接触した状態で回動する一対の開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記各開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じ
て各開閉体に反転回動力を付与する一対のコイルスプリ
ングと、各第2の端子板に設けられ上記各開閉体の回動
に応じて各可動接点と択一的に接触・開離する固定接点
と、上記開口窓を長手方向に3等分した大きさと略同寸
法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記開
口窓を塞ぐように3個が隣接して配置された上記各スイ
ッチ本体の中ハンドルの上部に取着される操作ハンドル
とを備え、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓
の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着され
る長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上
記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係
止部を設けるとともに、上記板片の長手方向の両側辺に
上記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設け
たことを特徴とし、所謂4路回路を構成する4路型のス
イッチ装置を開口窓を塞ぐように配置して3個取り付け
る場合において、操作ハンドルを取付枠の開口窓を長手
方向に3等分した大きさと略同寸法に形成したから、従
来に比べて操作ハンドルが大きくなったために操作が容
易になるとともに、操作ハンドルを取着した状態で取付
枠に取り付けることができて造営面への配設作業が容易
になり、しかも操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体
の上部に設けることができることから操作ハンドルの出
代が増えることがなく、外観上の見栄えを良くすること
ができる。さらに、3個の操作ハンドルによって取付枠
の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体を1個又は2個
取り付ける場合と共通の取付枠を使用することができて
施工作業の簡素化とコストダウンが図れる。また、開口
窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に
取り付けられるので、この板片により操作ハンドルをス
リム且つコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くす
ることができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける
際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被
凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を
操作ハンドルに押しこむことによって、係止部を被係止
部に容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容
易に行うことができる。
【0011】請求項7は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される第1及
び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端部に設け
られて外部の電線と第1及び第2の端子板とを各々電気
的に接続する速結端子と、可動接点を有し第1の端子板
と接触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンドルに
て上部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を付与
するコイルスプリングと、第2の端子板に設けられ上記
開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定接
点と、上記開口窓と略同寸法に形成され、上記器具取付
部に取り付けられて上記開口窓の長手方向中央に配置さ
れた上記スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着される
操作ハンドルと、上記第1の端子板と開閉体との間に1
次側が電気的に接続されて上記スイッチ本体内に収めら
れる電流トランスと、該電流トランスの2次側に接続さ
れる動作表示灯と、上記操作ハンドルに設けた嵌入孔に
少なくとも一部が嵌入されて動作表示灯の光を外部に導
く導光部材とを備え、上記中ハンドルに設けた透孔を通
して上記導光部材を動作表示灯に対向させ、上記操作ハ
ンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走
る溝を設け、この溝内に上記嵌入孔を設けるとともに該
溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅
方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸
係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手
方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止す
る係止部を設け、且つ上記板片の長手方向略中央に上記
嵌入孔に連通して上記導光部材が嵌入される連通孔を設
けたことを特徴とし、所謂片切り型のスイッチ装置を取
付枠の開口窓の中央に配置して1個だけ取り付ける場合
において、操作ハンドルを取付枠の開口窓と略同寸法に
形成したから、従来に比べて操作ハンドルが大きくなっ
たために操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取
着した状態で取付枠に取り付けることができて造営面へ
の配設作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支
点をスイッチ本体の上部に設けることができることから
操作ハンドルの出代が増えることがなく、外観上の見栄
えを良くすることができる。さらに、取付枠に1個だけ
取り付けた場合でも操作ハンドルによって取付枠の開口
窓が塞がれるため、スイッチ本体を2個又は3個取り付
ける場合と共通の取付枠を使用することができて施工作
業の簡素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の長
手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付
けられるので、この板片により操作ハンドルをスリム且
つコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすること
ができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、
まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係
止部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハ
ンドルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容
易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行
うことができる。さらに、可動接点と固定接点とが接触
状態のときには第1及び第2の端子板を通して負荷に流
れる電流を電流トランスで検出して発光ダイオードを発
光させ、導光部材を介して操作ハンドルの前方に発光ダ
イオードの光を照射して負荷がオン状態であることを表
示し、可動接点と固定接点とが開離状態のときには第1
及び第2の端子板の間に電流が流れないから発光ダイオ
ードが発光せず負荷がオフ状態であることが判る。
【0012】請求項8は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される第1及
び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端部に設け
られて外部の電線と第1及び第2の端子板とを各々電気
的に接続する速結端子と、可動接点を有し第1の端子板
と接触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンドルに
て上部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を付与
するコイルスプリングと、第2の端子板に設けられ上記
開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定接
点と、上記開口窓を長手方向に2等分した大きさと略同
寸法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記
開口窓の中央から各々端部寄りに互いに隙間を開けて2
個が配置された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部
に取着される操作ハンドルと、上記第1の端子板と開閉
体との間に1次側が電気的に接続されて上記スイッチ本
体内に収められる電流トランスと、該電流トランスの2
次側に接続される動作表示灯と、上記操作ハンドルに設
けた嵌入孔に少なくとも一部が嵌入されて動作表示灯の
光を外部に導く導光部材とを備え、上記中ハンドルに設
けた透孔を通して上記導光部材を動作表示灯に対向さ
せ、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手
方向に沿って走る溝を設け、この溝内に上記嵌入孔を設
けるとともに該溝内に取着される長尺状の板片を設け、
上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹
凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、
上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被
係止部と係止する係止部を設け、且つ上記板片の長手方
向略中央に上記嵌入孔に連通して上記導光部材が嵌入さ
れる連通孔を設けたことを特徴とし、所謂片切り型のス
イッチ装置を取付枠の開口窓の中央から端部寄りに配置
して2個取り付ける場合において、操作ハンドルを取付
枠の開口窓を長手方向に2等分した大きさと略同寸法に
形成したから、従来に比べて操作ハンドルが大きくなっ
たために操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取
着した状態で取付枠に取り付けることができて造営面へ
の配設作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支
点をスイッチ本体の上部に設けることができることから
操作ハンドルの出代が増えることがなく、外観上の見栄
えを良くすることができる。さらに、取付枠に2個取り
付けた場合でも2個の操作ハンドルによって取付枠の開
口窓が塞がれるため、スイッチ本体を1個又は3個取り
付ける場合と共通の取付枠を使用することができて施工
作業の簡素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の
長手方向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り
付けられるので、この板片により操作ハンドルをスリム
且つコンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くするこ
とができ、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際
は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹
凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操
作ハンドルに押しこむことによって、係止部を被係止部
に容易に取り付けることができ、板片の取付作業を容易
に行うことができる。さらに、可動接点と固定接点とが
接触状態のときには第1及び第2の端子板を通して負荷
に流れる電流を電流トランスで検出して発光ダイオード
を発光させ、導光部材を介して操作ハンドルの前方に発
光ダイオードの光を照射して負荷がオン状態であること
を表示し、可動接点と固定接点とが開離状態のときには
第1及び第2の端子板の間に電流が流れないから発光ダ
イオードが発光せず負荷がオフ状態であることが判る。
【0013】請求項9は、上記目的を達成するために、
細長で長手方向に複数の器具取付部を有する開口窓を備
えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自在に係止する係
止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記開口窓の長手方
向の寸法を略3等分した寸法に形成されたスイッチ本体
と、該スイッチ本体の上面から上部を露出させて回動自
在にスイッチ本体に保持される中ハンドルと、上記スイ
ッチ本体内に収められて外部の電線と接続される第1及
び第2の端子板と、上記スイッチ本体内の両端部に設け
られて外部の電線と第1及び第2の端子板とを各々電気
的に接続する速結端子と、可動接点を有し第1の端子板
と接触した状態で回動する開閉体と、上記中ハンドルに
て上部が保持されるとともに下部が上記開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて開閉体に反転回動力を付与
するコイルスプリングと、第2の端子板に設けられ上記
開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定接
点と、上記開口窓を長手方向に3等分した大きさと略同
寸法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記
開口窓を塞ぐように3個が隣接して配置された上記各ス
イッチ本体の中ハンドルの上部に取着される操作ハンド
ルと、上記第1の端子板と開閉体との間に1次側が電気
的に接続されて上記スイッチ本体内に収められる電流ト
ランスと、該電流トランスの2次側に接続される動作表
示灯と、上記操作ハンドルに設けた嵌入孔に少なくとも
一部が嵌入されて動作表示灯の光を外部に導く導光部材
とを備え、上記中ハンドルに設けた透孔を通して上記導
光部材を動作表示灯に対向させ、上記操作ハンドル前面
の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設
け、この溝内に上記嵌入孔を設けるとともに該溝内に取
着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向の一
辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する
凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手方向の両
側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部
を設け、且つ上記板片の長手方向略中央に上記嵌入孔に
連通して上記導光部材が嵌入される連通孔を設けたこと
を特徴とし、所謂片切り型のスイッチ装置を開口窓を塞
ぐように配置して3個取り付ける場合において、操作ハ
ンドルを取付枠の開口窓を長手方向に3等分した大きさ
と略同寸法に形成したから、従来に比べて操作ハンドル
が大きくなったために操作が容易になるとともに、操作
ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付けることがで
きて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハン
ドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設けることがで
きることから操作ハンドルの出代が増えることがなく、
外観上の見栄えを良くすることができる。さらに、3個
の操作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞がれるた
め、スイッチ本体を1個又は2個取り付ける場合と共通
の取付枠を使用することができて施工作業の簡素化とコ
ストダウンが図れる。また、開口窓の長手方向に沿って
走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられるので、
この板片により操作ハンドルをスリム且つコンパクト
(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、しか
も板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の短
方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係
止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押し
こむことによって、係止部を被係止部に容易に取り付け
ることができ、板片の取付作業を容易に行うことができ
る。さらに、可動接点と固定接点とが接触状態のときに
は第1及び第2の端子板を通して負荷に流れる電流を電
流トランスで検出して発光ダイオードを発光させ、導光
部材を介して操作ハンドルの前方に発光ダイオードの光
を照射して負荷がオン状態であることを表示し、可動接
点と固定接点とが開離状態のときには第1及び第2の端
子板の間に電流が流れないから発光ダイオードが発光せ
ず負荷がオフ状態であることが判る。
【0014】請求項10の発明は、請求項7又は8又は
9の発明において、絶縁部材により略箱形に形成された
ケース内に上記電流トランスを収納し、電流トランスの
1次側巻線及び2次側巻線の各端末と電気的に接続され
た1次側及び2次側の各一対の端子を上記ケースより突
設して成るトランスブロックと、上記2次側の端子と各
々接続される接続片を有し、該接続片と上記動作表示灯
たる発光ダイオードとを電気的に接続する導電路が合成
樹脂製の成形体にインサート成形された表示ブロックと
を備え、上記トランスブロック並びに表示ブロックを上
記スイッチ本体内に収納して成ることを特徴とし、電流
トランスや発光ダイオードのスイッチ本体内への収納作
業が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図14を参
照して本発明の実施形態1を説明する。図1〜図3に示
すように、本実施形態におけるスイッチ装置A1のスイ
ッチ本体1は、ユリア樹脂のような熱硬化性樹脂から成
るボディ1aと、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)のような熱可塑性樹脂から成り、ボディ1aに組み
立てられるカバー1bとで構成される。ここで、カバー
1bの周縁四隅からは矩形の組立孔10aが穿設された
組立脚10が下方へ垂設してあり、ボディ1aの両側面
に突設された組立突起2に組立脚10の組立孔10aを
係止することでボディ1aとカバー1bとを一体に組み
立てるようになっている。
【0016】ボディ1aの長手方向両端部に、夫々外部
の電線と接続される一対の端子ブロックを収める端子ブ
ロック収納部31〜34を隔壁で仕切って形成するととも
に、中央には長手方向に沿って立設された隔絶壁8によ
り分割され、接点開閉機構を構成する2つの開閉体24
1,242を夫々収める2つの中央収納部41,42が形成
してある。またボディ1aの長手方向両端部の底面に
は、各端子ブロック収納部31〜34と連通して外部の電
線が挿入される電線挿入孔5と、端子ブロックを構成す
る解除釦27を操作するための解除孔6とが穿設してあ
る。なお、ボディ1aが耐トラッキング性に優れたユリ
ア樹脂で形成してあるから、トラッキングの発生を防止
することができるものである。
【0017】本実施形態における端子ブロックは、各一
対の第1の端子板201 ,202 ,第2の端子板2
1 ,212 と錠ばね26と解除釦27とで構成される
所謂速結端子構造を有する。錠ばね26は、弾性を有す
る導電材料の帯板の両端部を曲成して中央片26cの両
端部に鎖錠片26a及び接触片26bが形成されてい
る。鎖錠片26aは中央片26cとの連結部位から先端
縁に向かって、端子ブロックを構成する略コ字状の第1
及び第2の端子板201,202,211,212の脚片2
0a,21aに近づく向きに傾斜し、接触片26bは略
S字形に曲成されている。また、中央片26cは略平板
状に形成されていて第1の端子板201,202の当接片
20b、又はボディ1a内部の隔壁に当接する。而し
て、錠ばね26の鎖錠片26a及び接触片26bと第1
及び第2の端子板201,202,211,212の脚片2
0a,21aとの間に、ボディ1aの底部に設けた電線
挿入孔5を通して外部から電線が挿入されると、鎖錠片
26aの先端が電線の芯線に食い込んで抜け止めがなさ
れるとともに、鎖錠片26a及び接触片26bによって
電線の芯線が脚片20a,21aに圧接されることによ
り、電線の芯線と第1及び第2の端子板201,202
211,212との導通(接続)が図られる。また、解除
釦27はユリア樹脂のような熱硬化性樹脂にて形成さ
れ、下部を解除孔6に臨ませてボディ1aの両端部の端
子ブロック収納部31,32及び33,34の間に収納され
る。而して、外部から解除孔6を通して挿入するドライ
バ等の工具の先端で解除釦27を押操作すれば、一側面
に突設した押圧片27aで2つの錠ばね26の鎖錠片2
6aを同時に圧接解除方向に撓ませ、鎖錠片26aの先
端を電線の芯線から引き離して第1あるいは第2の端子
板201,202,211,212と電線との接続を解除す
ることができる。
【0018】第1の端子板201,202からは夫々中央
収納部41,42の底面に敷設される支持片20cを延設
してあり、この支持片20cの先端部を山形状に折曲し
て支持突起20dを形成し、この支持突起20d上に各
々開閉体241,242を回動自在に載置してある。第2
の端子板211,212には中央収納部41,42に延設し
て先端をボディ1aの長手方向に直交するように折曲し
た延設片21cを形成し、この延設片21cに各々固定
接点281,282が固着してある。
【0019】開閉体241,242は金属部材によって上
方に開口するコ字状に形成され、下部の両側から一対の
回動規制片24aがそれぞれ突設してあり、この回動規
制片24a間にボディ1aの内側面から突設されたリブ
4aを係合することで回動角(反転角)が規制される。
これらの開閉体241,242の第2の端子板211,2
2の固定接点281,282に臨む部分には各々可動接
点291,292が固着してある。
【0020】カバー1bは全体が矩形枠状に形成され、
この枠部11内にはユリア樹脂のような熱硬化性樹脂に
て下面が開口する箱形に形成された中ハンドル30が収
められる。また、カバー1b上面の長手方向における両
端部には、外側面両端部に一対の係止爪13が突設され
た突台部14が立設してある。これら係止爪13には、
突台部14の上部から下部に向けて外側へ傾斜する傾斜
面13aが形成してある。
【0021】中ハンドル30の両側面の下部には略三角
状の回動軸31が突設してあり、内底面には夫々コイル
スプリング251,252の上部を挿入固定する一対の棒
状突起(図示せず)が突設してある。これらのコイルス
プリング251,252は中ハンドル30の回動に応じて
各々開閉体241,242に反転回動力を付与するもので
あり、下部が開閉体241,242内に収められて、中ハ
ンドル30と開閉体241,242との間に介装される。
【0022】一方、カバー1bの枠部11の短幅方向両
側に立設された軸受部12の内壁に軸受溝12aが形成
してあり、この軸受溝12aに中ハンドル30の回動軸
31を下方から嵌入し、カバー1bにて中ハンドル30
を回動自在に保持する構造となっている。ここで、中ハ
ンドル30の回動軸31の下部には上部よりも一段内側
へ下がった段部31aが設けてあり、回動軸31を軸受
溝12aに嵌入させた際に、軸受溝12aの下部に突設
した抜け止めダボ12bが段部31aと嵌合することで
中ハンドル30の脱落が防止できるようになっている。
【0023】而して、中ハンドル30を回動軸31を支
点としてスイッチ本体1に対して回動させれば、スイッ
チ本体1内に圧縮して収められたコイルスプリング25
1,252による作用で各開閉体241,242が反転回動
して、開閉体241,242の各可動接点291,292
夫々第2の端子板211,212の固定接点281,282
に接触・開離させることができる。すなわち、本実施形
態のスイッチ装置A1は、第1の端子板201と第2の
端子板211、第1の端子板202と第2の端子板212
との各々端子板間の導通をオン・オフする、いわゆる両
切り型のスイッチ装置である。
【0024】一方、中ハンドル30の上部には操作ハン
ドル40が取着される。この操作ハンドル40はABS
樹脂のような熱可塑性樹脂にて下面が開口する箱状に形
成され、内底面より突設した係止片41a,41bの先
端を中ハンドル30の長手方向両側面に突設された係止
突起33a,33bと係合させることで中ハンドル30
の上部を覆うように取着される。操作ハンドル40の長
手方向に沿った両側壁の開口端縁は中央部が下方に突出
するような山形に形成してあり、この山形に形成された
両側壁の内側中央にはカバー1bの軸受部12を逃がす
ための凹部(図示せず)が形成してある。また、中ハン
ドル30の係止突起33a,33bが設けられている一
端側の低面には内外に通じる透孔35が設けてある。
【0025】また、中ハンドル30の透孔35に対応す
る操作ハンドル40の部位には、図4に示すように操作
ハンドル40の長手方向に沿って走る溝42が形成され
ている。溝42の長手方向の略中央には先端に丸みを持
たせた細長の突起45が突設され、溝42の両端部およ
び中間部位には操作ハンドル40を貫通する孔46a〜
46dが穿設されており、溝42の一端側に穿設された
孔46aの奥方には凹所46eが形成されている。
【0026】この溝42内には長尺状の板片からなるハ
ンドルライン481が取り付けられる。図5及び図6に
示すように、ハンドルライン481の略中央には突起4
5を挿通させる窓孔48aが穿設され、短方向の一辺に
は溝42の一端側に設けられた凹所46eと凹凸係止す
る凸部47が突設されている。またハンドルライン48
1の長手方向の両側縁における孔46b〜46dに対応
する部位には背方に突出する係止爪片48bが突設さ
れ、係止爪片48bの先端には外側に突出する爪48c
が突設されている。而して、ハンドルライン481を操
作ハンドル40に取り付ける際は、図7(a)(b)に
示すように、先ずハンドルライン481の凸部47を操
作ハンドル40の孔46a内に挿入し、この凸部47を
支点としてハンドルライン481を図7(b)中の矢印
の向きに回転させ、ハンドルライン481の係止爪片4
8bを対応する孔46b〜46d内に挿入して、係止爪
片48bの先端に設けられた爪48cと孔46b〜46
dの端縁とを係止させることにより、ハンドルライン4
1が操作ハンドル40に取り付けられる。この時、ハ
ンドルライン481の窓孔48a内に突起45が挿入さ
れ、突起45の先端が操作ハンドル40の前面から突出
するので、操作感触や視覚によりオン操作する際に押し
操作する操作ハンドル40の位置を判別することができ
る。
【0027】したがって、操作ハンドル40を回動操作
すれば、操作ハンドル40が取着されている中ハンドル
30を回動させて各開閉体241,242を反転回動させ
ることができ、これによって開閉体241,242を介し
て可動接点291,292に夫々電気的に接続されている
第1の端子板201,202と、固定接点281,282
夫々電気的に接続されている第2の端子板211,212
との間の導通を略同時にオン・オフすることができるの
である。なお、中ハンドル30と操作ハンドル40の2
つの部品で接点開閉機構の駆動(開閉体241,242
反転回動)を行うようにしたため、直接操作される操作
ハンドル40の回動支点を従来に比較して上方へ移動さ
せることができる。その結果、操作ハンドル40を大き
くした場合にあっても後述するプレート枠Bの開口窓5
2から露出する操作ハンドル40の出代があまり増える
ことがなく、従来に比較して外観上の見栄えを良くする
ことができるという利点がある。
【0028】このスイッチ装置A1は、壁面のような造
営面にスイッチ装置A1を埋込配設するためのプレート
枠(取付枠と、取付枠の前面に取着されるプレートとを
合成樹脂により一体に形成したもの)100に着脱自在
に取り付けられる。図8(a)(b)に示すように、プ
レート枠100は絶縁性を有する合成樹脂により一方の
辺が他方の辺よりも長い矩形枠状に形成され、中央部に
はスイッチ本体1の前面に取り付けられた操作ハンドル
40を前面側に露出させるために矩形状の開口窓101
が設けられている。この開口窓101の周縁背面側に
は、開口窓101の長手方向に沿って互いに対向するよ
うに帯状の固定梁部102および可動梁部103が設け
てある。可動梁部103はプレート枠100の長手方向
に沿った一対の側枠片104a,104bの一方の側枠
片104bから離間し、且つ連結部105によりその両
端において側枠片104bに一体に連結している。ここ
で、可動梁部103および連結部105を含めてプレー
ト枠100を形成している合成樹脂は可撓性材料であ
り、プレート枠100に対して可動梁部103および連
結部105はそれぞれ撓み自在となっている。
【0029】また、側枠片104bから一体に延設され
た幅狭の一対のリブ106によって可動梁部103が支
持されており、可動梁部103と側枠片104bとの間
にできる隙間が上記リブ106によって3つの部分(以
下、各部分をスリット107a〜107cと呼ぶ)に分
割されることになる。このうち、両側のスリット107
a,107cは外側端部が連結部105の方へ屈曲させ
てある。さらに側枠片104bの各リブ106近傍の部
位には、可動梁部103を撓み易くさせるための長孔状
の溝108が一対設けてある。
【0030】一方、固定梁部102および可動梁部10
3の開口窓101側の面には、スイッチ本体1の両側面
から一対づつ突設された係止爪13,13が係止する器
具取付部たる係止溝109,110を各々3対づつ等ピ
ッチで設けてある。従って、スイッチ本体1に設けた係
止爪13,13を各係止溝109,110に係止するこ
とにより、操作ハンドル40を開口窓101から露出さ
せた状態で、プレート枠100にスイッチ本体1を取着
することができる。ここで、固定梁部102および可動
梁部103の先端部分には、スイッチ本体1の係止爪1
3,13を各係止溝109,110にガイドするため、
各々外側に向けて傾斜したテーパ面を有するガイド部1
11,112が設けてある。すなわち、図9(a)
(b)に示すようにプレート枠100にスイッチ装置A
1のスイッチ本体1を取り付ける際は、スイッチ本体1
の係止爪13,13をガイド部111,112のテーパ
面に当接させた状態で、スイッチ本体1をプレート枠1
00の背面側から前面側に押し込めば、係止爪13,1
3がガイド部111,112のテーパ面に沿って移動す
ることにより、ガイド部111,112にガイドされて
スムーズに係止溝109,110に係止することができ
るのである。
【0031】ここで、プレート枠100の開口窓101
に対して開口窓101の長手方向に沿ってスイッチ本体
1を3個並べて取り付けることができるようにスイッチ
本体1の取付位置を限定するために、固定梁部102お
よび可動梁部103の係止溝109,110の近傍に仕
切りリブ119を突設している。これらの仕切りリブ1
19は、固定梁部102および可動梁部103の内側面
に各一対づつ計3組が設けられた係止溝109,110
の各組の外側の位置にそれぞれ一対づつがプレート枠1
00と一体に突設されている。仕切りリブ119はプレ
ート枠100にスイッチ本体1を取り付けた際にスイッ
チ本体1側面の少なくとも一部に当接するような位置に
突設されているので、スイッチ本体1をプレート枠10
0に取り付けた状態でスイッチ本体1のがたつきを抑え
ることができる。
【0032】また固定梁部102には各係止溝109の
間にプレート枠100の前面側から貫通する器具外し孔
113が穿設してあって、ドライバや取り外し専用の治
具などの先端部分をこの器具外し孔113に挿入し、治
具の先端部分でスイッチ本体1を可動梁部103側へ押
してやれば梃子の原理によって僅かな力で可動梁部10
3を撓ますことができ、固定梁部102側の係止溝10
9とスイッチ本体1の係止爪13,13との係止状態を
解除してプレート枠100からスイッチ本体1を容易に
取り外すことができる。なお、カバー1bの両側面に
は、器具外し孔113から挿入された治具の先端が当接
する傾斜部16が形成されており、治具の先端が傾斜部
16と当接することにより、可動梁部103を撓ませる
力を容易に発生することができ、スイッチ本体1の取り
外し作業を容易に行うことができる。
【0033】ところで、本実施形態のスイッチ本体1は
短幅方向の寸法が開口窓101の長手方向の寸法を略3
等分した寸法(以下、この寸法を「1個モジュール寸
法」と呼ぶ)に設定してある。従って、スイッチ本体1
の長手方向を開口窓101の長手方向と略直交させた状
態で上記1個モジュール寸法のスイッチ本体1を長手方
向と直交する方向に最大3個並べて取り付けることがで
きる。また、プレート枠100の固定梁部102および
可動梁部103に設けた各係止溝109,110のピッ
チは、1個モジュール寸法のスイッチ本体1の側面に突
設されている係止爪13,13のピッチと等しくなって
いる。なお、上記1個モジュール寸法は適当な値に設定
すれば良く、このようなモジュール寸法に適合した配線
器具であれば、共通にプレート枠100に取り付けるこ
とができる。
【0034】またプレート枠100の長手方向に対向す
る両側片114には各々凹所115が形成してあり、凹
所115には、プレート枠100を埋込ボックス(図示
せず)に取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔
116と、プレート枠100を壁面等の造営面に取り付
けるためのねじが挿通されるねじ挿通孔117と、造営
面を形成する壁パネルなどに取り付ける際に使用するは
さみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔11
8とが設けてある。
【0035】プレート枠100の前面側には合成樹脂製
の化粧プレート130を着脱自在に取り付けることがで
きるようになっており、図10に示すように化粧プレー
ト130はプレート枠100の前面を覆う矩形状の主部
131と主部131の周縁から全周にわたって後方に突
出する側壁132とを連続一体に形成した略箱型のもの
で、背方に向けて突出する係止突起133をプレート枠
100の係止孔120に挿入係止することでプレート枠
100の前面に配設される。主部131の略中央にはプ
レート枠100の開口窓101と対向する細長の窓孔1
34が穿設されており、この窓孔134からスイッチ本
体1に取着された操作ハンドル40が露出する。
【0036】ここで、操作ハンドル40の短幅方向寸法
(プレート枠100の開口窓101及び化粧プレート1
30の窓孔134の短幅方向に沿う方向の寸法)が窓孔
134の短幅方向寸法と略同じ寸法に形成され、操作ハ
ンドル40の長手方向寸法(開口窓101及び窓孔13
4の長手方向に沿う方向の寸法)が窓孔134の長手方
向寸法と略同じ寸法(すなわち1分の1の寸法)に形成
されている。本実施形態におけるスイッチ本体1は、図
11に示すようにプレート枠100の固定梁部102お
よび可動梁部103に各3組づつ設けられた係止溝10
9,110の内、プレート枠100の長手方向略中央に
設けられた係止溝109,110の組に係止爪13,1
3を係止させて、プレート枠100に取り付けられてお
り、操作ハンドル40の窓孔134の長手方向に沿う方
向における中心を開口窓101の長手方向中央に配置さ
れたスイッチ本体1の中心と略一致させて、操作ハンド
ル40をスイッチ本体1に取り付けている。
【0037】ところで、上述のプレート枠100並びに
化粧プレート130の代わりに、図12〜図14に示す
ようなプレート枠100’並びに化粧プレート130’
を用いることもできる。なお、化粧プレート130’を
プレート枠100’の前面に取着した状態で化粧プレー
ト130’の側壁132の先端部と略当接する台座部1
29がプレート枠100’の全周に渡って一体に設けら
れている点を除き、基本的な構造は上述のプレート枠1
00並びに化粧プレート130と共通であるから、共通
する構成に同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0038】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134の長手方向の寸法
と略同じ寸法に形成されているので、所謂両切り型のス
イッチ装置A1をプレート枠100の開口窓101の中
央に配置して1個だけ取り付ける場合において、従来に
比べて操作ハンドル40が大きくなったために操作が容
易になるとともに、操作ハンドル40を取着した状態で
プレート枠100に取り付けることができて造営面への
配設作業が容易になり、しかも操作ハンドル40の回動
支点をスイッチ本体1の上部に設けることができること
から操作ハンドル40の出代が増えることがなく、外観
上の見栄えを良くすることができる。さらに、プレート
枠100に1個だけ取り付けた場合でも操作ハンドル4
0によって開口窓101が塞がれるため、後述するよう
にスイッチ本体1を2個又は3個取り付ける場合と共通
のプレート枠100を使用することができて施工作業の
簡素化とコストダウンが図れる。また、操作ハンドル4
0の操作面が大きく見えるため、窓孔134の長手方向
に沿う方向に伸びるハンドルライン481を操作ハンド
ル40の一端側に取り付けることによって、操作ハンド
ル40をスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを
良くすることができる。
【0039】(実施形態2)図15〜図17を参照して
本発明の実施形態2を説明する。但し、本実施形態のス
イッチ装置A2は基本的な構成が実施形態1のスイッチ
装置A1と共通するので、共通する構成については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0040】本実施形態のスイッチ装置A2は、プレー
ト枠100の開口窓101の中央から端部寄りに互いに
隙間を開けて2個が配置されるスイッチ本体1と、プレ
ート枠100の開口窓101及び化粧プレート130の
窓孔134を長手方向に2等分した寸法と略同寸法に形
成されてスイッチ本体1の中ハンドル30に取着される
操作ハンドル40とを備えている。ところで、スイッチ
本体1を取付枠100の開口窓101の上側および下側
の取付位置に取り付ける場合、上側の取付位置に取り付
けられるスイッチ装置では、スイッチ本体1の短幅方向
の中心よりも操作ハンドル40の中心を下側にずらした
状態で操作ハンドル40がスイッチ本体1に取り付けら
れ、下側の取付位置に取り付けられるスイッチ装置で
は、スイッチ本体1の短幅方向の中心よりも操作ハンド
ル40の中心を上側にずらした状態で操作ハンドル40
がスイッチ本体1に取り付けられることになる。しかし
ながら、このような構造であると、各スイッチ装置のプ
レート枠100に対する取付位置が開口窓101の上側
または下側に限定されるため、施工時に上下を間違える
虞があり、しかも上側または下側の取付位置に取り付け
られるスイッチ装置毎に、専用の操作ハンドル40を設
ける必要があるためコストアップとなるという問題が生
じる。
【0041】そこで本実施形態のスイッチ装置A2で
は、スイッチ本体1を構成するカバー1bの長手方向両
端部に突設された突台部14’をカバー1bの短幅方向
に延出し、この突台部14’の両端近傍に係止爪13,
13を設けることで実施形態1のスイッチ装置A1と比
較して一対の係止爪13,13のピッチを拡げている。
これにより、プレート枠100(又はプレート枠10
0’、以下同じ)の各側枠片104a,104bに設け
られた隣接する3個の係止溝109,110の内、両側
の係止溝109,110に係止爪13を係止させ、プレ
ート枠100の上下いずれの取付位置にも取付可能にし
ている。
【0042】すなわち、窓孔134の長手方向に沿う方
向におけるスイッチ本体1の中心位置を操作ハンドル4
0の中心位置と一致させた状態で、スイッチ本体1がプ
レート枠100に取り付けられるような取付ピッチで係
止爪13,13がカバー1bに設けた突台部14’に突
設されている。すなわち、突台部14’の前面側には段
部14a’が形成されており、この段部14a’に、プ
レート枠100の固定梁部102および可動梁部103
にそれぞれ設けられた隣接する3個の係止溝109,1
10の内の両側に位置する係止溝109,110とそれ
ぞれ係止する係止爪13を2個づつ突設するとともに、
隣接する3個の係止溝109,110の内、隣接するい
ずれか2個の係止溝109,110の間に設けられた1
対の仕切りリブ119がそれぞれ入り込む1対の溝18
を2組づつ設けている。
【0043】ここで、図17に示すようにプレート枠1
00の長手方向に沿ってスイッチ本体1を隙間を開けて
2個並べて取り付ける場合、図中上側の位置に取り付け
られるスイッチ本体1では、固定梁部102および可動
梁部103に3組づつ設けられた係止溝109,110
の内、図中上側に設けられた組の中の上側にある係止溝
109,110と、図中中央に設けられた組の中の上側
にある係止溝109,110に、スイッチ本体1の両側
面に突設させた係止爪13を係止させることにより、プ
レート枠100に取り付けられる。一方、図中下側の位
置に取り付けられるスイッチ本体1では、図中中央に設
けられた組の中の下側にある係止溝109,110と、
図中下側に設けられた組の中の下側にある係止溝10
9,110に、スイッチ本体1の両側面に突設させた係
止爪13を係止させることにより、プレート枠100に
取り付けられる。この時、係止溝109,110の各組
の間にそれぞれ設けられた2個の仕切りリブ119は、
段部14’に設けた溝18に入り込むので、仕切りリブ
119が干渉してスイッチ本体1が取り付けられなくな
ることはない。
【0044】また操作ハンドル40の前面には、化粧プ
レート130の窓孔134の長手方向に沿う方向に走る
溝42が形成されており、この溝42の両端部には操作
ハンドル40を貫通する孔46a,46bが穿設され、
孔46aの奥方には凹所46eが形成されている。
【0045】この溝42内に取り付けられるハンドルラ
イン482は、略中央には溝42内に突設された突起4
5を挿通させる長孔状の窓孔48aが穿設され、短方向
の一辺には溝42の一端側に設けられた凹所46eと凹
凸係止する凸部47が突設されている。またハンドルラ
イン482の長手方向の両側縁における孔46bに対応
する部位には背方に突出する係止爪片48bが突設さ
れ、係止爪片48bの先端には外側に突出する爪48c
が突設されている。而して、ハンドルライン48 2を操
作ハンドル40に取り付ける際は、実施形態1と同様に
先ずハンドルライン482の凸部47を操作ハンドル4
0の孔46a内に挿入し、この凸部47を支点としてハ
ンドルライン482を回転させ、ハンドルライン482
係止爪片48bを対応する孔46b内に挿入して、係止
爪片48bの先端に設けられた爪48cと孔46bの端
縁とを係止させることにより、ハンドルライン482
操作ハンドル40に取り付けられる。
【0046】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に2等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂両
切り型のスイッチ装置A2をプレート枠100の開口窓
101の中央から端部寄りに配置して2個取り付ける場
合において、従来に比べて操作ハンドル40が大きくな
ったために操作が容易になるとともに、操作ハンドル4
0を取着した状態でプレート枠100に取り付けること
ができて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作
ハンドル40の回動支点をスイッチ本体1の上部に設け
ることができることから操作ハンドル40の出代が増え
ることがなく、外観上の見栄えを良くすることができ
る。さらに、プレート枠100に2個取り付けた場合で
も2つの操作ハンドル40によって開口窓101が塞が
れるため、後述するようにスイッチ本体1を1個又は3
個取り付ける場合と共通のプレート枠100を使用する
ことができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れ
る。また、操作ハンドル40の操作面が大きく見えるた
め、窓孔134の長手方向に沿う方向に伸びるハンドル
ライン482を操作ハンドル40の一端側に取り付ける
ことによって、操作ハンドル40をスリムでコンパクト
(小型)に見せ、見栄えを良くすることができる。
【0047】(実施形態3)図18〜図20を参照して
本発明の実施形態3を説明する。但し、本実施形態のス
イッチ装置A3は基本的な構成が実施形態1のスイッチ
装置A1と共通するので、共通する構成については同一
の符号を付して説明を省略する。
【0048】本実施形態のスイッチ装置A3は、プレー
ト枠100の開口窓101に3個が配置されるスイッチ
本体1と、プレート枠100の開口窓101及び化粧プ
レート130の窓孔134を長手方向に3等分した寸法
と略同寸法に形成されてスイッチ本体1の中ハンドル3
0に取着される操作ハンドル40とを備えている。
【0049】而して、スイッチ本体1は実施形態1と全
く共通の構成を有しており、操作ハンドル40がプレー
ト枠100の開口窓101及び化粧プレート130の窓
孔134を長手方向に3等分した寸法と略同寸法に形成
してある。また操作ハンドル40の前面には、化粧プレ
ート130の窓孔134の長手方向に沿う方向に走る溝
42が形成されており、この溝42内にハンドルライン
483が取り付けられている。
【0050】ハンドルライン483は、略中央に突起4
5を挿通させる窓孔48aが穿設され、短方向の両辺に
溝42の両端に設けられた凹所46e,46fと凹凸係
止する凸部47a,47bが突設され、凸部47a,4
7bの先端には外側に突出する爪47cが突設されてい
る。なお、一方の凸部47aの長さ寸法を他方の凸部4
7bの長さ寸法よりも長くしてある。而して、ハンドル
ライン483を操作ハンドル40に取り付ける際は、先
ずハンドルライン40の寸法が長い方の凸部47aを操
作ハンドル40の凹所46e内に挿入して爪47cを凹
所46eの端縁に係止し、この凸部47aを支点として
ハンドルライン40を回転させ、ハンドルライン40の
寸法が短い方の凸部47bを他方の凹所46f内に挿入
して、凸部47bの先端に設けられた爪47cを凹所4
6fの端縁に係止させることにより、ハンドルライン4
3が操作ハンドル40に取り付けられる。この時、ハ
ンドルライン483の窓孔48a内に突起45が挿入さ
れ、突起45の先端が操作ハンドル40の前面から突出
する。
【0051】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に3等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂両
切り型のスイッチ装置A3をプレート枠100の開口窓
101を塞ぐように配置して3個取り付ける場合におい
て、従来に比べて操作ハンドル40が大きくなったため
に操作が容易になるとともに、操作ハンドル40を取着
した状態でプレート枠100に取り付けることができて
造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハンドル
40の回動支点をスイッチ本体1の上部に設けることが
できることから操作ハンドル40の出代が増えることが
なく、外観上の見栄えを良くすることができる。さら
に、プレート枠100に3個取り付けた場合でも3つの
操作ハンドル40によって開口窓101が塞がれるた
め、スイッチ本体1を1個又は2個取り付ける場合と共
通のプレート枠100を使用することができて施工作業
の簡素化とコストダウンが図れる。また、操作ハンドル
40の操作面が大きく見えるため、窓孔134の長手方
向に沿う方向に伸びるハンドルライン483を操作ハン
ドル40の一端側に取り付けることによって、操作ハン
ドル40をスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄え
を良くすることができる。
【0052】(実施形態4)図21〜図23を参照して
本発明の実施形態4を説明する。本実施形態におけるス
イッチ装置A4は、一方の第1の端子板201 と第2の
端子板212 ’の間と、他方の第1の端子板202 と第
2の端子板212 ’の間とを択一的に導通させる、所謂
4路スイッチであり、基本的な構成は実施形態1のスイ
ッチ装置A1と共通であるから共通する部分については
同一の符号を付して説明は省略する。
【0053】各一対の第1の端子板201 ,202 並び
に第2の端子板211 ’,212 ’は、ボディ1aの両
端部に互いに隔絶されて形成される端子ブロック収納部
1〜34 に錠ばね26とともにそれぞれ収められる。
また開閉体241 ,242 はボディ1a中央に形成され
る2つの中央収納部41 ,42 にそれぞれ収められる。
なお、解除釦27は両側の端子ブロック収納部31 〜3
4 の間に収められる。
【0054】第1の端子板201 ,202 には中央収納
部41 ,42 の底面に敷設される支持片20cが延設し
てあり、この支持片20cの先端部に形成した支持突起
20d上にそれぞれ開閉体241 ,242 を回動自在に
載置してある。一方の第2の端子板211 ’は、中央収
納部42 に延設して先端をボディ1aの長手方向に直交
する方向へ折曲して形成される延設片21c’と、この
延設片21c’に固着される固定接点281 とを具備
し、ボディ1aの他端側に設けた一方の端子ブロック収
納部33 内に収められる。また他方の第2の端子板21
2’は中央収納部42 を越えて端子ブロック収納部31
の方まで延設して先端を中央収納部41 側に折曲して形
成される延設片21e’と、この延設片21e’に固着
される固定接点282 とを具備し、ボディ1aの他端側
に設けた他方の端子ブロック収納部34 内に収められ
る。
【0055】一方、コ字状に形成されて中央収納部
1 ,42 内にそれぞれ収められる開閉体241 ,24
2 には、両先端部外側にそれぞれ可動接点2911,29
12及び2921,2922が固着してある。従って、開閉体
241 の一方の可動接点2911が第2の端子板212
の固定接点282 と対向し、開閉体242 の一方の可動
接点2922が第2の端子板211 ’の固定接点281
対向することになる。
【0056】而して、操作ハンドル40を回動操作する
ことで中ハンドル30をスイッチ本体1に対して回動さ
せれば、スイッチ本体1内に圧縮して収められた各コイ
ルスプリング251 ,252 による作用で各開閉体24
1 ,242 が反転回動して、各開閉体241 ,242
可動接点2911,2922を第2の端子板211 ’,21
2 ’の各固定接点281 ,282 に交互に接触・開離さ
せることができ、第1の端子板201 に対する第2の端
子板212 ’の導通と、第1の端子板202 に対する第
2の端子板211 ’の導通とを択一的にオン・オフす
る、4路スイッチが実現できる。
【0057】また、操作ハンドル40の溝42内には窓
孔48aが穿設されていないハンドルライン481’が
取着されている。このハンドルライン481’は窓孔4
8aが穿設されていない点を除いて実施形態1における
ハンドルライン481と同一の構成を有している。
【0058】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134の長手方向の寸法
と略同じ寸法に形成されているので、所謂4路スイッチ
を構成するスイッチ装置A4をプレート枠100の開口
窓101の中央に配置して1個だけ取り付ける場合にお
いて、従来に比べて操作ハンドル40が大きくなったた
めに操作が容易になるとともに、操作ハンドル40を取
着した状態でプレート枠100に取り付けることができ
て造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハンド
ル40の回動支点をスイッチ本体1の上部に設けること
ができることから操作ハンドル40の出代が増えること
がなく、外観上の見栄えを良くすることができる。さら
に、プレート枠100に1個だけ取り付けた場合でも操
作ハンドル40によって開口窓101が塞がれるため、
スイッチ本体1を2個又は3個取り付ける場合と共通の
プレート枠100を使用することができて施工作業の簡
素化とコストダウンが図れる。また、操作ハンドル40
の操作面が大きく見えるため、窓孔134の長手方向に
沿う方向に伸びるハンドルライン481’を操作ハンド
ル40の一端側に取り付けることによって、操作ハンド
ル40をスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを
良くすることができる。
【0059】(実施形態5)図24及び図25を参照し
て本発明の実施形態5を説明する。但し、本実施形態の
スイッチ装置A5は実施形態4と同様の4路スイッチで
あって、操作ハンドル40が、プレート枠100の開口
窓101及び化粧プレート130の窓孔134を長手方
向に2等分した寸法と略同寸法に形成されている点に特
徴があり、それ以外の構成は実施形態4におけるスイッ
チ装置A4と共通するので、共通する構成については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0060】本実施形態のスイッチ装置A5は、プレー
ト枠100の開口窓101の中央から端部寄りに互いに
隙間を開けて2個が配置されるスイッチ本体1と、プレ
ート枠100の開口窓101及び化粧プレート130の
窓孔134を長手方向に2等分した寸法と略同寸法に形
成されてスイッチ本体1の中ハンドル30に取着される
操作ハンドル40とを備えている。なお、ボディ1a及
びカバー1bから成るスイッチ本体1の構成は実施形態
2のスイッチ装置A2と同一である。
【0061】また、操作ハンドル40の溝42内には窓
孔48aが穿設されていないハンドルライン482’が
取着されている。このハンドルライン482’は窓孔4
8aが穿設されていない点を除いて実施形態2における
ハンドルライン482と同一の構成を有している。
【0062】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に2等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂4
路スイッチを構成するスイッチ装置A5をプレート枠1
00の開口窓101の中央から端部寄りに配置して2個
取り付ける場合において、従来に比べて操作ハンドル4
0が大きくなったために操作が容易になるとともに、操
作ハンドル40を取着した状態でプレート枠100に取
り付けることができて造営面への配設作業が容易にな
り、しかも操作ハンドル40の回動支点をスイッチ本体
1の上部に設けることができることから操作ハンドル4
0の出代が増えることがなく、外観上の見栄えを良くす
ることができる。さらに、プレート枠100に2個取り
付けた場合でも2つの操作ハンドル40によって開口窓
101が塞がれるため、スイッチ本体1を1個又は3個
取り付ける場合と共通のプレート枠100を使用するこ
とができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れる。
また、操作ハンドル40の操作面が大きく見えるため、
窓孔134の長手方向に沿う方向に伸びるハンドルライ
ン482’を操作ハンドル40の一端側に取り付けるこ
とによって、操作ハンドル40をスリムでコンパクト
(小型)に見せ、見栄えを良くすることができる。
【0063】(実施形態6)図26及び図27を参照し
て本発明の実施形態6を説明する。但し、本実施形態の
スイッチ装置A6は実施形態4と同様の4路スイッチで
あって、操作ハンドル40が、プレート枠100の開口
窓101及び化粧プレート130の窓孔134を長手方
向に3等分した寸法と略同寸法に形成されている点に特
徴があり、それ以外の構成は実施形態4におけるスイッ
チ装置A4と共通するので、共通する構成については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0064】本実施形態のスイッチ装置A6は、プレー
ト枠100の開口窓101に3個が配置されるスイッチ
本体1と、プレート枠100の開口窓101及び化粧プ
レート130の窓孔134を長手方向に3等分した寸法
と略同寸法に形成されてスイッチ本体1の中ハンドル3
0に取着される操作ハンドル40とを備えている。な
お、ボディ1a及びカバー1bから成るスイッチ本体1
の構成は実施形態3のスイッチ装置A3と同一である。
【0065】また、操作ハンドル40の溝42内には窓
孔48aが穿設されていないハンドルライン483’が
取着されている。このハンドルライン482’は窓孔4
8aが穿設されていない点を除いて実施形態2における
ハンドルライン482と同一の構成を有している。
【0066】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に3等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂4
路スイッチを構成するスイッチ装置A6をプレート枠1
00の開口窓101を塞ぐように配置して3個取り付け
る場合において、従来に比べて操作ハンドル40が大き
くなったために操作が容易になるとともに、操作ハンド
ル40を取着した状態でプレート枠100に取り付ける
ことができて造営面への配設作業が容易になり、しかも
操作ハンドル40の回動支点をスイッチ本体1の上部に
設けることができることから操作ハンドル40の出代が
増えることがなく、外観上の見栄えを良くすることがで
きる。さらに、プレート枠100に3個取り付けた場合
でも3つの操作ハンドル40によって開口窓101が塞
がれるため、スイッチ本体1を1個又は2個取り付ける
場合と共通のプレート枠100を使用することができて
施工作業の簡素化とコストダウンが図れる。また、操作
ハンドル40の操作面が大きく見えるため、窓孔134
の長手方向に沿う方向に伸びるハンドルライン483
を操作ハンドル40の一端側に取り付けることによっ
て、操作ハンドル40をスリムでコンパクト(小型)に
見せ、見栄えを良くすることができる。
【0067】(実施形態7)図28〜図32を参照して
本発明の実施形態7を説明する。本実施形態におけるス
イッチ装置A7は、第1の端子板20と第2の端子板2
1の間の導通をオン・オフする、いわゆる片切り型のス
イッチ装置であって、負荷への給電状態を示す動作表示
灯(所謂パイロットランプ)と、プレート枠100の開
口窓101及び化粧プレート130の窓孔134と略同
寸法に形成された操作ハンドル40とを備えたものであ
る。従って、基本的な構成は実施形態1の両切り型のス
イッチ装置A1と共通であるから共通する部分について
は同一の符号を付して説明は省略する。
【0068】図28に示すように第1の端子板20は、
略コ字形に一体に形成された脚片20a及び当接片20
bと、先端部に支持突起20dを有する支持片20cと
が別体に構成されている。そして、ボディ1aの長手方
向一端側の端子ブロック収納部31に一対の錠ばね2
6,26並びに解除釦27とともに脚片20a並びに当
接片20bの部位が収められ、支持片20cの部位がボ
ディ1aの略中央部に隔絶壁8を隔てて設けた2つの中
央収納部41,42の一方の中央収納部41に収められ、
この中央収納部41に収められた支持片20cの支持突
起20d上に開閉体24を回動自在に載置してある。ま
た、第2の端子板21は脚片21aと当接片21bが一
体に略コ字形に形成され、ボディ1aの長手方向他端側
の端子ブロック収納部32に錠ばね26並びに解除釦2
7と共に収められる。なお、第2の端子板21には中央
収納部41に延設して先端をボディ1aの長手方向に直
交するように折曲した延設片21cが設けてあり、この
延設片21cに固定接点28が固着してあり、開閉体2
4の固定接点28に臨む部分に可動接点29が固着して
ある。
【0069】一方、ボディ1aの他方の中央収納部42
には合成樹脂製のケース36a内に電流トランスCTを
納装して成るトランスブロック36が収められる(図3
2参照)。ケース36aは側面が開口した略箱状のボデ
ィ36dと、ボディ36dの開口を覆うカバー36eと
で構成される。ボディ36d上面(カバー3と対向する
面)の一側には切り溝36fが2条形成されており、こ
の切り溝36f,36fに電流トランスCTの1次側の
端末に各々接続された一対の1次側端子36b,36b
が挿入され、ボディ36dとカバー36eとの間に挟持
され、1次側端子36,36bがケース36aに確実に
位置決めされる。またボディ36dには導電材料から略
L字状に形成された2次側端子36c,36cがインサ
ート成形されており、2次側端子36c,36cの一端
はボディ36d上面の他側から突出し、その他端はボデ
ィ36dの側面から突出している。そして、電流トラン
スCTの2次側の端末36gがボディ36dの側面から
突出する2次側端子36cの端部に巻き付けられてい
る。
【0070】そして、第1の端子板20の脚片20aと
当接片20bの連結部分から突設されている接続片20
eの挿通孔20fに1次側端子36bの一方を挿通して
半田固定するとともに、第1の端子板20の支持片20
cの後端に設けられた挿通孔20gに1次側端子36b
の他方を挿通して半田固定することにより、第1の端子
板20と固定接点28との間に電流トランスCTの1次
側を直列接続している。なお、トランスブロック36が
収められる中央収納部42に対応するボディ1aの底部
が背方へ突出させてあり、他方の中央収納部41に対し
て深さ方向の寸法が大きくしてある(図29参照)。
【0071】一方、トランスブロック36の2次側端子
36c,36cは動作表示灯たる発光ダイオードLD
1,LD2を備えた表示灯ブロック37の端子片に半田
固定される。この表示灯ブロック37は連結部の両端か
ら脚部が突出する略コ字形であって帯板状の一対の導電
板(図示せず)がインサート成形された成形体37a
と、成形体37aの一方の脚部から上方へ突設された台
部37bの上面に配置される一対のチップ型の発光ダイ
オードLD1,LD2と、成形体37aの連結部に露出
した上記導電板上に実装される限流用のチップ抵抗Dと
を備えている。
【0072】上記導電板の一端部を成形体37aの端部
から突出させて端子板37c,37cとし、各端子板3
7c,37cに設けた挿通孔37d,37dにトランス
ブロック36の2次側端子36c,36cを挿通して半
田固定する。また、導電板の他端部が台部37bの上面
に露出させてあり、この導電板の露出した部位に発光ダ
イオードLD1,LD2が実装してある。すなわち、上
記導電板によって発光ダイオードLD1,LD2の直列
回路と整流用のダイオードDとを電流トランスCTの2
次側に並列接続している。
【0073】上述のように構成される表示灯ブロック3
7は、図30及び図31に示すように発光ダイオードL
D1,LD2を配置した上面を中ハンドル30の透孔3
5に臨ませて台部37bを中ハンドル30内に収めるよ
うにしてスイッチ本体1内に収納される。従って、発光
ダイオードLD1,LD2の光が透孔35を通して前方
へ照射される。
【0074】一方、操作ハンドル40には中ハンドル3
0の透孔35を通過した発光ダイオードLD1,LD2
の光を操作ハンドル40の前面から外部に導くための導
光部材たるプリズム50が設けてある。このプリズム5
0は、操作ハンドル40の溝42の長手方向略中央内に
開口させた嵌入孔42a及びハンドルライン481の窓
孔48aに挿通される先端が湾曲した細長の凸部50a
を有し、操作ハンドル40の背面側から嵌入孔42aに
凸部50aを挿入した状態で操作ハンドル40にかしめ
固定される。而して、操作ハンドル40を中ハンドル3
0に取り付けると、図30に示すようにプリズム50の
入射面(下面)50bが台部37b上面に配置されてい
る発光ダイオードLD1,LD2に対向配置され、入射
面50bから入射した発光ダイオードLD1,LD2の
光がプリズム50内で屈折して凸部50aから外部に出
射されることになる。
【0075】すなわち、操作ハンドル40を操作して固
定接点28と可動接点29を接触させたオン状態(図3
0参照)においては、本実施形態のスイッチ装置A7を
介して電源から負荷に給電されており、このときに第1
の端子板20と第2の端子板21の間に流れる負荷電流
を電流トランスCTにて検出し、電流トランスCTの2
次側に接続されている発光ダイオードLD1,LD2を
点灯させる。反対に操作ハンドル40を操作して固定接
点28と可動接点29を開離させたオフ状態において
は、電源から負荷に給電されず、第1の端子板20と第
2の端子板21の間にも負荷電流が流れないから、電流
トランスCTの2次側に接続されている発光ダイオード
LD1,LD2が消灯する。
【0076】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134の長手方向の寸法
と略同じ寸法に形成されているので、所謂片切り型のス
イッチ装置A7をプレート枠100の開口窓101の中
央に配置して1個だけ取り付ける場合において、従来に
比べて操作ハンドル40が大きくなったために操作が容
易になるとともに、操作ハンドル40を取着した状態で
プレート枠100に取り付けることができて造営面への
配設作業が容易になり、しかも操作ハンドル40の回動
支点をスイッチ本体1の上部に設けることができること
から操作ハンドル40の出代が増えることがなく、外観
上の見栄えを良くすることができる。さらに、プレート
枠100に1個だけ取り付けた場合でも操作ハンドル4
0によって開口窓101が塞がれるため、スイッチ本体
1を2個又は3個取り付ける場合と共通のプレート枠1
00を使用することができて施工作業の簡素化とコスト
ダウンが図れる。また、操作ハンドル40の操作面が大
きく見えるため、窓孔134の長手方向に沿う方向に伸
びるハンドルライン481を操作ハンドル40の一端側
に取り付けることによって、操作ハンドル40をスリム
でコンパクト(小型)に見せ、見栄えを良くすることが
できる。しかも、本実施形態のスイッチ装置A7は負荷
への給電中に点灯し且つ非給電時に消灯する動作表示灯
たる発光ダイオードLD1,LD2を備えているので、
発光ダイオードLD1,LD2の光によって負荷の動作
状態が容易に知り得るものである。
【0077】(実施形態8)図33及び図34を参照し
て本発明の実施形態8を説明する。但し、本実施形態の
スイッチ装置A8は実施形態7と同様のパイロットラン
プを備えた片切り型のスイッチ装置であって、操作ハン
ドル40が、プレート枠100の開口窓101及び化粧
プレート130の窓孔134を長手方向に2等分した寸
法と略同寸法に形成されている点に特徴があり、それ以
外の構成は実施形態7におけるスイッチ装置A7と共通
するので、共通する構成については同一の符号を付して
説明を省略する。
【0078】本実施形態のスイッチ装置A8は、プレー
ト枠100の開口窓101の中央から端部寄りに互いに
隙間を開けて2個が配置されるスイッチ本体1と、プレ
ート枠100の開口窓101及び化粧プレート130の
窓孔134を長手方向に2等分した寸法と略同寸法に形
成されてスイッチ本体1の中ハンドル30に取着される
操作ハンドル40とを備えている。
【0079】操作ハンドル40は、プリズム50が取着
されている点を除いて実施形態2のスイッチ装置A2と
同一であって、溝42に穿設されている窓孔48aにプ
リズム50の凸部50aが嵌入されてハンドルライン4
2が取着されている。
【0080】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に2等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂片
切り型のスイッチ装置A8をプレート枠100の開口窓
101の中央から端部寄りに配置して2個取り付ける場
合において、従来に比べて操作ハンドル40が大きくな
ったために操作が容易になるとともに、操作ハンドル4
0を取着した状態でプレート枠100に取り付けること
ができて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作
ハンドル40の回動支点をスイッチ本体1の上部に設け
ることができることから操作ハンドル40の出代が増え
ることがなく、外観上の見栄えを良くすることができ
る。さらに、プレート枠100に2個取り付けた場合で
も2つの操作ハンドル40によって開口窓101が塞が
れるため、スイッチ本体1を1個又は3個取り付ける場
合と共通のプレート枠100を使用することができて施
工作業の簡素化とコストダウンが図れる。また、操作ハ
ンドル40の操作面が大きく見えるため、窓孔134の
長手方向に沿う方向に伸びるハンドルライン482を操
作ハンドル40の一端側に取り付けることによって、操
作ハンドル40をスリムでコンパクト(小型)に見せ、
見栄えを良くすることができる。しかも、本実施形態の
スイッチ装置A8は負荷への給電中に点灯し且つ非給電
時に消灯する動作表示灯たる発光ダイオードLD1,L
D2を備えているので、発光ダイオードLD1,LD2
の光によって負荷の動作状態が容易に知り得るものであ
る。
【0081】(実施形態9)図35及び図36を参照し
て本発明の実施形態9を説明する。但し、本実施形態の
スイッチ装置A9は実施形態7と同様のパイロットラン
プを備えた片切り型のスイッチ装置であって、操作ハン
ドル40が、プレート枠100の開口窓101及び化粧
プレート130の窓孔134を長手方向に3等分した寸
法と略同寸法に形成されている点に特徴があり、それ以
外の構成は実施形態7におけるスイッチ装置A7と共通
するので、共通する構成については同一の符号を付して
説明を省略する。
【0082】本実施形態のスイッチ装置A9は、プレー
ト枠100の開口窓101に3個が配置されるスイッチ
本体1と、プレート枠100の開口窓101及び化粧プ
レート130の窓孔134を長手方向に3等分した寸法
と略同寸法に形成されてスイッチ本体1の中ハンドル3
0に取着される操作ハンドル40とを備えている。
【0083】操作ハンドル40は、プリズム50が取着
されている点を除いて実施形態3のスイッチ装置A3と
同一であって、溝42に穿設されている窓孔48aにプ
リズム50の凸部50aが嵌入されてハンドルライン4
3が取着されている。
【0084】上述のように本実施形態では、操作ハンド
ル40の短幅方向の寸法が開口窓101及び窓孔134
の短幅方向の寸法と略同じ寸法に形成され且つ長手方向
の寸法が開口窓101及び窓孔134を長手方向に3等
分した寸法と略同じ寸法に形成されているので、所謂片
切り型のスイッチ装置A9をプレート枠100の開口窓
101を塞ぐように3個取り付ける場合において、従来
に比べて操作ハンドル40が大きくなったために操作が
容易になるとともに、操作ハンドル40を取着した状態
でプレート枠100に取り付けることができて造営面へ
の配設作業が容易になり、しかも操作ハンドル40の回
動支点をスイッチ本体1の上部に設けることができるこ
とから操作ハンドル40の出代が増えることがなく、外
観上の見栄えを良くすることができる。さらに、プレー
ト枠100に3個取り付けた場合でも3つの操作ハンド
ル40によって開口窓101が塞がれるため、スイッチ
本体1を1個又は2個取り付ける場合と共通のプレート
枠100を使用することができて施工作業の簡素化とコ
ストダウンが図れる。また、操作ハンドル40の操作面
が大きく見えるため、窓孔134の長手方向に沿う方向
に伸びるハンドルライン483を操作ハンドル40の一
端側に取り付けることによって、操作ハンドル40をス
リムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを良くするこ
とができる。しかも、本実施形態のスイッチ装置A9は
負荷への給電中に点灯し且つ非給電時に消灯する動作表
示灯たる発光ダイオードLD1,LD2を備えているの
で、発光ダイオードLD1,LD2の光によって負荷の
動作状態が容易に知り得るものである。
【0085】
【発明の効果】請求項1の発明は、細長で長手方向に複
数の器具取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具
取付部と係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方
向の外形寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分
した寸法に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体
の上面から上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に
保持される中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収めら
れて外部の電線と接続される各一対の第1及び第2の端
子板と、上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部
の電線と各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的
に接続する速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板
と接触した状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハン
ドルにて上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体
に保持され中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回
動力を付与する一対のコイルスプリングと、各第2の端
子板に設けられ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と
接触・開離する固定接点と、上記開口窓と略同寸法に形
成され、上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓の
長手方向中央に配置された上記スイッチ本体の中ハンド
ルの上部に取着される操作ハンドルとを備え、上記操作
ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って
走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設
け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた
被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるととも
に、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられ
た被係止部と係止する係止部を設けたので、所謂両切り
型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の中央に配置して1
個だけ取り付ける場合において、操作ハンドルを取付枠
の開口窓と略同寸法に形成したから、従来に比べて操作
ハンドルが大きくなったために操作が容易になるととも
に、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付ける
ことができて造営面への配設作業が容易になり、しかも
操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設ける
ことができることから操作ハンドルの出代が増えること
がなく、外観上の見栄えを良くすることができる。さら
に、取付枠に1個だけ取り付けた場合でも操作ハンドル
によって取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体
を2個又は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使用す
ることができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れ
る。また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハ
ンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操
作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、
見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンド
ルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた
凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の
短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、
係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片
の取付作業を容易に行うことができる。
【0086】請求項2は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、
上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と
各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続す
る速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触し
た状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付
与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設
けられ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開
離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に2等分した
大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付
けられて上記開口窓の中央から各々端部寄りに互いに隙
間を開けて2個が配置された上記各スイッチ本体の中ハ
ンドルの上部に取着される操作ハンドルとを備え、上記
操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿
って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片
を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けら
れた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けると
ともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設け
られた被係止部と係止する係止部を設けたので、所謂両
切り型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の中央から端部
寄りに配置して2個取り付ける場合において、操作ハン
ドルを取付枠の開口窓を長手方向に2等分した大きさと
略同寸法に形成したから、従来に比べて操作ハンドルが
大きくなったために操作が容易になるとともに、操作ハ
ンドルを取着した状態で取付枠に取り付けることができ
て造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハンド
ルの回動支点をスイッチ本体の上部に設けることができ
ることから操作ハンドルの出代が増えることがなく、外
観上の見栄えを良くすることができる。さらに、取付枠
に2個取り付けた場合でも2個の操作ハンドルによって
取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体を1個又
は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使用することが
できて施工作業の簡素化とコストダウンが図れる。ま
た、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハンドル
の前面に取り付けられるので、この板片により操作ハン
ドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、見栄え
を良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに取
り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸係
止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方向
の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、係止部
を被係止部に容易に取り付けることができ、板片の取付
作業を容易に行うことができる。
【0087】請求項3は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、
上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と
各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続す
る速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触し
た状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付
与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設
けられ上記各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開
離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に3等分した
大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付
けられて上記開口窓を塞ぐように3個が隣接して配置さ
れた上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着され
る操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端
側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この
溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅
方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸
係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手
方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止す
る係止部を設けたので、所謂両切り型のスイッチ装置を
開口窓を塞ぐように配置して3個取り付ける場合におい
て、操作ハンドルを取付枠の開口窓を長手方向に3等分
した大きさと略同寸法に形成したから、従来に比べて操
作ハンドルが大きくなったために操作が容易になるとと
もに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付け
ることができて造営面への配設作業が容易になり、しか
も操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設け
ることができることから操作ハンドルの出代が増えるこ
とがなく、外観上の見栄えを良くすることができる。さ
らに、3個の操作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞
がれるため、スイッチ本体を1個又は2個取り付ける場
合と共通の取付枠を使用することができて施工作業の簡
素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の長手方向
に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられ
るので、この板片により操作ハンドルをスリム且つコン
パクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることがで
き、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず
板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部
に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンド
ルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易に
取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うこ
とができる。
【0088】請求項4は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、
上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と
各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続す
る速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触し
た状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付
与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設
けられ上記各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的
に接触・開離する固定接点と、上記開口窓と略同寸法に
形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓
の長手方向中央に配置された上記スイッチ本体の中ハン
ドルの上部に取着される操作ハンドルとを備え、上記操
作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿っ
て走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を
設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられ
た被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとと
もに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けら
れた被係止部と係止する係止部を設けたので、所謂4路
回路を構成するための4路型のスイッチ装置を取付枠の
開口窓の中央に配置して1個だけ取り付ける場合におい
て、操作ハンドルを取付枠の開口窓と略同寸法に形成し
たから、従来に比べて操作ハンドルが大きくなったため
に操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取着した
状態で取付枠に取り付けることができて造営面への配設
作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点をス
イッチ本体の上部に設けることができることから操作ハ
ンドルの出代が増えることがなく、外観上の見栄えを良
くすることができる。さらに、取付枠に1個だけ取り付
けた場合でも操作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞
がれるため、スイッチ本体を2個又は3個取り付ける場
合と共通の取付枠を使用することができて施工作業の簡
素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の長手方向
に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられ
るので、この板片により操作ハンドルをスリム且つコン
パクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることがで
き、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず
板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部
に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンド
ルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易に
取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うこ
とができる。
【0089】請求項5は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、
上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と
各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続す
る速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触し
た状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付
与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設
けられ上記各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的
に接触・開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に
2等分した大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付
部に取り付けられて上記開口窓の中央から各々端部寄り
に互いに隙間を開けて2個が配置された上記各スイッチ
本体の中ハンドルの上部に取着される操作ハンドルとを
備え、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長
手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着される長
尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝
内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部
を設けるとともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記
溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設けたの
で、所謂4路回路を構成する4路型のスイッチ装置を取
付枠の開口窓の中央から端部寄りに配置して2個取り付
ける場合において、操作ハンドルを取付枠の開口窓を長
手方向に2等分した大きさと略同寸法に形成したから、
従来に比べて操作ハンドルが大きくなったために操作が
容易になるとともに、操作ハンドルを取着した状態で取
付枠に取り付けることができて造営面への配設作業が容
易になり、しかも操作ハンドルの回動支点をスイッチ本
体の上部に設けることができることから操作ハンドルの
出代が増えることがなく、外観上の見栄えを良くするこ
とができる。さらに、取付枠に2個取り付けた場合でも
2個の操作ハンドルによって取付枠の開口窓が塞がれる
ため、スイッチ本体を1個又は3個取り付ける場合と共
通の取付枠を使用することができて施工作業の簡素化と
コストダウンが図れる。また、開口窓の長手方向に沿っ
て走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けられるの
で、この板片により操作ハンドルをスリム且つコンパク
ト(小型)に見せて、見栄えを良くすることができ、し
かも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず板片の
短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸
係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンドルに押
しこむことによって、係止部を被係止部に容易に取り付
けることができ、板片の取付作業を容易に行うことがで
きる。
【0090】請求項6は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される各一対の第1及び第2の端子板と、
上記スイッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と
各一対の第1及び第2の端子板とを各々電気的に接続す
る速結端子と、可動接点を有し各第1の端子板と接触し
た状態で回動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて
上部が保持されるとともに下部が上記各開閉体に保持さ
れ中ハンドルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付
与する一対のコイルスプリングと、各第2の端子板に設
けられ上記各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的
に接触・開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に
3等分した大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付
部に取り付けられて上記開口窓を塞ぐように3個が隣接
して配置された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部
に取着される操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル
前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を
設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記
板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係
止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記
板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止
部と係止する係止部を設けたので、所謂4路回路を構成
する4路型のスイッチ装置を開口窓を塞ぐように配置し
て3個取り付ける場合において、操作ハンドルを取付枠
の開口窓を長手方向に3等分した大きさと略同寸法に形
成したから、従来に比べて操作ハンドルが大きくなった
ために操作が容易になるとともに、操作ハンドルを取着
した状態で取付枠に取り付けることができて造営面への
配設作業が容易になり、しかも操作ハンドルの回動支点
をスイッチ本体の上部に設けることができることから操
作ハンドルの出代が増えることがなく、外観上の見栄え
を良くすることができる。さらに、3個の操作ハンドル
によって取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体
を1個又は2個取り付ける場合と共通の取付枠を使用す
ることができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れ
る。また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハ
ンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操
作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、
見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンド
ルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた
凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の
短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、
係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片
の取付作業を容易に行うことができる。
【0091】請求項7は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される第1及び第2の端子板と、上記スイ
ッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と第1及び
第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可
動接点を有し第1の端子板と接触した状態で回動する開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて
開閉体に反転回動力を付与するコイルスプリングと、第
2の端子板に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接
点と接触・開離する固定接点と、上記開口窓と略同寸法
に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上記開口
窓の長手方向中央に配置された上記スイッチ本体の中ハ
ンドルの上部に取着される操作ハンドルと、上記第1の
端子板と開閉体との間に1次側が電気的に接続されて上
記スイッチ本体内に収められる電流トランスと、該電流
トランスの2次側に接続される動作表示灯と、上記操作
ハンドルに設けた嵌入孔に少なくとも一部が嵌入されて
動作表示灯の光を外部に導く導光部材とを備え、上記中
ハンドルに設けた透孔を通して上記導光部材を動作表示
灯に対向させ、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開
口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に上記
嵌入孔を設けるとともに該溝内に取着される長尺状の板
片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設け
られた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設ける
とともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設
けられた被係止部と係止する係止部を設け、且つ上記板
片の長手方向略中央に上記嵌入孔に連通して上記導光部
材が嵌入される連通孔を設けたので、所謂片切り型のス
イッチ装置を取付枠の開口窓の中央に配置して1個だけ
取り付ける場合において、操作ハンドルを取付枠の開口
窓と略同寸法に形成したから、従来に比べて操作ハンド
ルが大きくなったために操作が容易になるとともに、操
作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付けることが
できて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハ
ンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設けることが
できることから操作ハンドルの出代が増えることがな
く、外観上の見栄えを良くすることができる。さらに、
取付枠に1個だけ取り付けた場合でも操作ハンドルによ
って取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体を2
個又は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使用するこ
とができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れる。
また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハンド
ルの前面に取り付けられるので、この板片により操作ハ
ンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、見栄
えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンドルに
取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた凹凸
係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の短方
向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、係止
部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片の取
付作業を容易に行うことができる。さらに、可動接点と
固定接点とが接触状態のときには第1及び第2の端子板
を通して負荷に流れる電流を電流トランスで検出して発
光ダイオードを発光させ、導光部材を介して操作ハンド
ルの前方に発光ダイオードの光を照射して負荷がオン状
態であることを表示し、可動接点と固定接点とが開離状
態のときには第1及び第2の端子板の間に電流が流れな
いから発光ダイオードが発光せず負荷がオフ状態である
ことが判る。
【0092】請求項8は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される第1及び第2の端子板と、上記スイ
ッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と第1及び
第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可
動接点を有し第1の端子板と接触した状態で回動する開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて
開閉体に反転回動力を付与するコイルスプリングと、第
2の端子板に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接
点と接触・開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向
に2等分した大きさと略同寸法に形成され、上記器具取
付部に取り付けられて上記開口窓の中央から各々端部寄
りに互いに隙間を開けて2個が配置された上記各スイッ
チ本体の中ハンドルの上部に取着される操作ハンドル
と、上記第1の端子板と開閉体との間に1次側が電気的
に接続されて上記スイッチ本体内に収められる電流トラ
ンスと、該電流トランスの2次側に接続される動作表示
灯と、上記操作ハンドルに設けた嵌入孔に少なくとも一
部が嵌入されて動作表示灯の光を外部に導く導光部材と
を備え、上記中ハンドルに設けた透孔を通して上記導光
部材を動作表示灯に対向させ、上記操作ハンドル前面の
一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、
この溝内に上記嵌入孔を設けるとともに該溝内に取着さ
れる長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に
上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸
係止部を設けるとともに、上記板片の長手方向の両側辺
に上記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を設
け、且つ上記板片の長手方向略中央に上記嵌入孔に連通
して上記導光部材が嵌入される連通孔を設けたので、所
謂片切り型のスイッチ装置を取付枠の開口窓の中央から
端部寄りに配置して2個取り付ける場合において、操作
ハンドルを取付枠の開口窓を長手方向に2等分した大き
さと略同寸法に形成したから、従来に比べて操作ハンド
ルが大きくなったために操作が容易になるとともに、操
作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付けることが
できて造営面への配設作業が容易になり、しかも操作ハ
ンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設けることが
できることから操作ハンドルの出代が増えることがな
く、外観上の見栄えを良くすることができる。さらに、
取付枠に2個取り付けた場合でも2個の操作ハンドルに
よって取付枠の開口窓が塞がれるため、スイッチ本体を
1個又は3個取り付ける場合と共通の取付枠を使用する
ことができて施工作業の簡素化とコストダウンが図れ
る。また、開口窓の長手方向に沿って走る板片が操作ハ
ンドルの前面に取り付けられるので、この板片により操
作ハンドルをスリム且つコンパクト(小型)に見せて、
見栄えを良くすることができ、しかも板片を操作ハンド
ルに取り付ける際は、まず板片の短方向の一辺に設けた
凹凸係止部を被凹凸係止部に凹凸係止させた後、板片の
短方向の他辺を操作ハンドルに押しこむことによって、
係止部を被係止部に容易に取り付けることができ、板片
の取付作業を容易に行うことができる。さらに、可動接
点と固定接点とが接触状態のときには第1及び第2の端
子板を通して負荷に流れる電流を電流トランスで検出し
て発光ダイオードを発光させ、導光部材を介して操作ハ
ンドルの前方に発光ダイオードの光を照射して負荷がオ
ン状態であることを表示し、可動接点と固定接点とが開
離状態のときには第1及び第2の端子板の間に電流が流
れないから発光ダイオードが発光せず負荷がオフ状態で
あることが判る。
【0093】請求項9は、細長で長手方向に複数の器具
取付部を有する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と
係止離脱自在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形
寸法が上記開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法
に形成されたスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面か
ら上部を露出させて回動自在にスイッチ本体に保持され
る中ハンドルと、上記スイッチ本体内に収められて外部
の電線と接続される第1及び第2の端子板と、上記スイ
ッチ本体内の両端部に設けられて外部の電線と第1及び
第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子と、可
動接点を有し第1の端子板と接触した状態で回動する開
閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持されるとともに
下部が上記開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて
開閉体に反転回動力を付与するコイルスプリングと、第
2の端子板に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接
点と接触・開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向
に3等分した大きさと略同寸法に形成され、上記器具取
付部に取り付けられて上記開口窓を塞ぐように3個が隣
接して配置された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上
部に取着される操作ハンドルと、上記第1の端子板と開
閉体との間に1次側が電気的に接続されて上記スイッチ
本体内に収められる電流トランスと、該電流トランスの
2次側に接続される動作表示灯と、上記操作ハンドルに
設けた嵌入孔に少なくとも一部が嵌入されて動作表示灯
の光を外部に導く導光部材とを備え、上記中ハンドルに
設けた透孔を通して上記導光部材を動作表示灯に対向さ
せ、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手
方向に沿って走る溝を設け、この溝内に上記嵌入孔を設
けるとともに該溝内に取着される長尺状の板片を設け、
上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹
凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、
上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被
係止部と係止する係止部を設け、且つ上記板片の長手方
向略中央に上記嵌入孔に連通して上記導光部材が嵌入さ
れる連通孔を設けたので、所謂片切り型のスイッチ装置
を開口窓を塞ぐように配置して3個取り付ける場合にお
いて、操作ハンドルを取付枠の開口窓を長手方向に3等
分した大きさと略同寸法に形成したから、従来に比べて
操作ハンドルが大きくなったために操作が容易になると
ともに、操作ハンドルを取着した状態で取付枠に取り付
けることができて造営面への配設作業が容易になり、し
かも操作ハンドルの回動支点をスイッチ本体の上部に設
けることができることから操作ハンドルの出代が増える
ことがなく、外観上の見栄えを良くすることができる。
さらに、3個の操作ハンドルによって取付枠の開口窓が
塞がれるため、スイッチ本体を1個又は2個取り付ける
場合と共通の取付枠を使用することができて施工作業の
簡素化とコストダウンが図れる。また、開口窓の長手方
向に沿って走る板片が操作ハンドルの前面に取り付けら
れるので、この板片により操作ハンドルをスリム且つコ
ンパクト(小型)に見せて、見栄えを良くすることがで
き、しかも板片を操作ハンドルに取り付ける際は、まず
板片の短方向の一辺に設けた凹凸係止部を被凹凸係止部
に凹凸係止させた後、板片の短方向の他辺を操作ハンド
ルに押しこむことによって、係止部を被係止部に容易に
取り付けることができ、板片の取付作業を容易に行うこ
とができる。さらに、可動接点と固定接点とが接触状態
のときには第1及び第2の端子板を通して負荷に流れる
電流を電流トランスで検出して発光ダイオードを発光さ
せ、導光部材を介して操作ハンドルの前方に発光ダイオ
ードの光を照射して負荷がオン状態であることを表示
し、可動接点と固定接点とが開離状態のときには第1及
び第2の端子板の間に電流が流れないから発光ダイオー
ドが発光せず負荷がオフ状態であることが判る。
【0094】請求項10の発明は、請求項7又は8又は
9の発明において、絶縁部材により略箱形に形成された
ケース内に上記電流トランスを収納し、電流トランスの
1次側巻線及び2次側巻線の各端末と電気的に接続され
た1次側及び2次側の各一対の端子を上記ケースより突
設して成るトランスブロックと、上記2次側の端子と各
々接続される接続片を有し、該接続片と上記動作表示灯
たる発光ダイオードとを電気的に接続する導電路が合成
樹脂製の成形体にインサート成形された表示ブロックと
を備え、上記トランスブロック並びに表示ブロックを上
記スイッチ本体内に収納して成るので、電流トランスや
発光ダイオードのスイッチ本体内への収納作業が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上における操作ハンドルの正面図である。
【図5】同上におけるハンドルラインを示し、(a)は
正面図、(b)は右側から見た要部側面図である。
【図6】同上におけるハンドルラインを示し、(a)は
裏面図、(b)は右側から見た図、(c)は下方から見
た図である。
【図7】(a)(b)はハンドルラインの操作ハンドル
への取付方法を説明する図である。
【図8】同上を造営面に配設するために用いるプレート
枠を示し、(a)は正面図、(b)は裏面図である。
【図9】(a)(b)は同上のプレート枠への取付方法
を説明する図である。
【図10】同上のプレート枠に取着される化粧プレート
を示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は裏面
側から見た斜視図である。
【図11】同上のプレート枠への取付状態を説明する図
である。
【図12】同上を造営面に配設するために用いる他のプ
レート枠及び化粧プレートを示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図13】同上のプレート枠を示し、(a)は正面図、
(b)は裏面図である。
【図14】同上の化粧プレートを示し、(a)は正面
図、(b)は裏面図である。
【図15】実施形態2を示す分解斜視図である。
【図16】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図17】同上のプレート枠への取付状態を説明する図
である。
【図18】実施形態3を示す分解斜視図である。
【図19】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図20】同上のプレート枠への取付状態を説明する図
である。
【図21】実施形態4を示す分解斜視図である。
【図22】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図23】同上の断面図である。
【図24】実施形態5を示す分解斜視図である。
【図25】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図26】実施形態6を示す分解斜視図である。
【図27】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図28】実施形態7を示す分解斜視図である。
【図29】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図30】同上の断面図である。
【図31】同上の断面図である。
【図32】同上におけるトランスブロックを示し、
(a)は分解斜視図、(b)は斜視図である。
【図33】実施形態8を示す分解斜視図である。
【図34】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【図35】実施形態9を示す分解斜視図である。
【図36】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は他の方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ装置 1 スイッチ本体 1a ボディ 1b カバー 201,202 第1の端子板 211,212 第2の端子板 241,242 開閉体 251,252 コイルスプリング 26 錠ばね 27 解除釦 281,282 固定接点 291,292 可動接点 30 中ハンドル 40 操作ハンドル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定
    接点と、上記開口窓と略同寸法に形成され、上記器具取
    付部に取り付けられて上記開口窓の長手方向中央に配置
    された上記スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着され
    る操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端
    側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この
    溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅
    方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸
    係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手
    方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止す
    る係止部を設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定
    接点と、上記開口窓を長手方向に2等分した大きさと略
    同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上
    記開口窓の中央から各々端部寄りに互いに隙間を開けて
    2個が配置された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上
    部に取着される操作ハンドルとを備え、上記操作ハンド
    ル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝
    を設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、上
    記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸
    係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上
    記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係
    止部と係止する係止部を設けたことを特徴とするスイッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて可動接点と接触・開離する固定
    接点と、上記開口窓を長手方向に3等分した大きさと略
    同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付けられて上
    記開口窓を塞ぐように3個が隣接して配置された上記各
    スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着される操作ハン
    ドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開
    口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に取着
    される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺
    に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹
    凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手方向の両側
    辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止する係止部を
    設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的に接触・開
    離する固定接点と、上記開口窓と略同寸法に形成され、
    上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓の長手方向
    中央に配置された上記スイッチ本体の中ハンドルの上部
    に取着される操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル
    前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を
    設け、この溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記
    板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係
    止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記
    板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止
    部と係止する係止部を設けたことを特徴とするスイッチ
    装置。
  5. 【請求項5】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的に接触・開
    離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に2等分した
    大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付
    けられて上記開口窓の中央から各々端部寄りに互いに隙
    間を開けて2個が配置された上記各スイッチ本体の中ハ
    ンドルの上部に取着される操作ハンドルとを備え、上記
    操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿
    って走る溝を設け、この溝内に取着される長尺状の板片
    を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けら
    れた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けると
    ともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設け
    られた被係止部と係止する係止部を設けたことを特徴と
    するスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される各一対の第1及び第2の端子板と、上記スイッ
    チ本体内の両端部に設けられて外部の電線と各一対の第
    1及び第2の端子板とを各々電気的に接続する速結端子
    と、可動接点を有し各第1の端子板と接触した状態で回
    動する一対の開閉体と、上記中ハンドルにて上部が保持
    されるとともに下部が上記各開閉体に保持され中ハンド
    ルの回動に応じて各開閉体に反転回動力を付与する一対
    のコイルスプリングと、各第2の端子板に設けられ上記
    各開閉体の回動に応じて各可動接点と択一的に接触・開
    離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に3等分した
    大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り付
    けられて上記開口窓を塞ぐように3個が隣接して配置さ
    れた上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着され
    る操作ハンドルとを備え、上記操作ハンドル前面の一端
    側に上記開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この
    溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の短幅
    方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と凹凸
    係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の長手
    方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係止す
    る係止部を設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内
    の両端部に設けられて外部の電線と第1及び第2の端子
    板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を有
    し第1の端子板と接触した状態で回動する開閉体と、上
    記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部が上記
    開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて開閉体に反
    転回動力を付与するコイルスプリングと、第2の端子板
    に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接点と接触・
    開離する固定接点と、上記開口窓と略同寸法に形成さ
    れ、上記器具取付部に取り付けられて上記開口窓の長手
    方向中央に配置された上記スイッチ本体の中ハンドルの
    上部に取着される操作ハンドルと、上記第1の端子板と
    開閉体との間に1次側が電気的に接続されて上記スイッ
    チ本体内に収められる電流トランスと、該電流トランス
    の2次側に接続される動作表示灯と、上記操作ハンドル
    に設けた嵌入孔に少なくとも一部が嵌入されて動作表示
    灯の光を外部に導く導光部材とを備え、上記中ハンドル
    に設けた透孔を通して上記導光部材を動作表示灯に対向
    させ、上記操作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長
    手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に上記嵌入孔を
    設けるとともに該溝内に取着される長尺状の板片を設
    け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた
    被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設けるととも
    に、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に設けられ
    た被係止部と係止する係止部を設け、且つ上記板片の長
    手方向略中央に上記嵌入孔に連通して上記導光部材が嵌
    入される連通孔を設けたことを特徴とするスイッチ装
    置。
  8. 【請求項8】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内
    の両端部に設けられて外部の電線と第1及び第2の端子
    板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を有
    し第1の端子板と接触した状態で回動する開閉体と、上
    記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部が上記
    開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて開閉体に反
    転回動力を付与するコイルスプリングと、第2の端子板
    に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接点と接触・
    開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に2等分し
    た大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り
    付けられて上記開口窓の中央から各々端部寄りに互いに
    隙間を開けて2個が配置された上記各スイッチ本体の中
    ハンドルの上部に取着される操作ハンドルと、上記第1
    の端子板と開閉体との間に1次側が電気的に接続されて
    上記スイッチ本体内に収められる電流トランスと、該電
    流トランスの2次側に接続される動作表示灯と、上記操
    作ハンドルに設けた嵌入孔に少なくとも一部が嵌入され
    て動作表示灯の光を外部に導く導光部材とを備え、上記
    中ハンドルに設けた透孔を通して上記導光部材を動作表
    示灯に対向させ、上記操作ハンドル前面の一端側に上記
    開口窓の長手方向に沿って走る溝を設け、この溝内に上
    記嵌入孔を設けるとともに該溝内に取着される長尺状の
    板片を設け、上記板片の短幅方向の一辺に上記溝内に設
    けられた被凹凸係止部と凹凸係止する凹凸係止部を設け
    るとともに、上記板片の長手方向の両側辺に上記溝内に
    設けられた被係止部と係止する係止部を設け、且つ上記
    板片の長手方向略中央に上記嵌入孔に連通して上記導光
    部材が嵌入される連通孔を設けたことを特徴とするスイ
    ッチ装置。
  9. 【請求項9】 細長で長手方向に複数の器具取付部を有
    する開口窓を備えた取付枠の該器具取付部と係止離脱自
    在に係止する係止爪を有し、短幅方向の外形寸法が上記
    開口窓の長手方向の寸法を略3等分した寸法に形成され
    たスイッチ本体と、該スイッチ本体の上面から上部を露
    出させて回動自在にスイッチ本体に保持される中ハンド
    ルと、上記スイッチ本体内に収められて外部の電線と接
    続される第1及び第2の端子板と、上記スイッチ本体内
    の両端部に設けられて外部の電線と第1及び第2の端子
    板とを各々電気的に接続する速結端子と、可動接点を有
    し第1の端子板と接触した状態で回動する開閉体と、上
    記中ハンドルにて上部が保持されるとともに下部が上記
    開閉体に保持され中ハンドルの回動に応じて開閉体に反
    転回動力を付与するコイルスプリングと、第2の端子板
    に設けられ上記開閉体の回動に応じて可動接点と接触・
    開離する固定接点と、上記開口窓を長手方向に3等分し
    た大きさと略同寸法に形成され、上記器具取付部に取り
    付けられて上記開口窓を塞ぐように3個が隣接して配置
    された上記各スイッチ本体の中ハンドルの上部に取着さ
    れる操作ハンドルと、上記第1の端子板と開閉体との間
    に1次側が電気的に接続されて上記スイッチ本体内に収
    められる電流トランスと、該電流トランスの2次側に接
    続される動作表示灯と、上記操作ハンドルに設けた嵌入
    孔に少なくとも一部が嵌入されて動作表示灯の光を外部
    に導く導光部材とを備え、上記中ハンドルに設けた透孔
    を通して上記導光部材を動作表示灯に対向させ、上記操
    作ハンドル前面の一端側に上記開口窓の長手方向に沿っ
    て走る溝を設け、この溝内に上記嵌入孔を設けるととも
    に該溝内に取着される長尺状の板片を設け、上記板片の
    短幅方向の一辺に上記溝内に設けられた被凹凸係止部と
    凹凸係止する凹凸係止部を設けるとともに、上記板片の
    長手方向の両側辺に上記溝内に設けられた被係止部と係
    止する係止部を設け、且つ上記板片の長手方向略中央に
    上記嵌入孔に連通して上記導光部材が嵌入される連通孔
    を設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 絶縁部材により略箱形に形成されたケ
    ース内に上記電流トランスを収納し、電流トランスの1
    次側巻線及び2次側巻線の各端末と電気的に接続された
    1次側及び2次側の各一対の端子を上記ケースより突設
    して成るトランスブロックと、上記2次側の端子と各々
    接続される接続片を有し、該接続片と上記動作表示灯た
    る発光ダイオードとを電気的に接続する導電路が合成樹
    脂製の成形体にインサート成形された表示ブロックとを
    備え、上記トランスブロック並びに表示ブロックを上記
    スイッチ本体内に収納して成ることを特徴とする請求項
    7又は8又は9記載のスイッチ装置。
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