JP4340038B2 - ピアノハンドル式スイッチ用プリズム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピアノタッチ操作で接点部の接点切換を行うピアノハンドル式スイッチに用いられるピアノハンドル式スイッチ用プリズムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図15に示すようなピアノハンドル式スイッチが知られている。このピアノハンドル式スイッチは、押釦ハンドル4の押し込み動作にともなって内部に収納した接点部(図示せず)の切り換えを行うようにした押釦スイッチ1と、押釦スイッチ1の上部に取付けられ上記押釦ハンドル4をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドル30とを備えたものであり、ピアノハンドル30のピアノタッチ操作により押釦スイッチ1の接点部を切り換えるようにしている。
【0003】
押釦スイッチ1の内部には、押釦スイッチ1の位置或いは動作状態を発光表示するための発光手段(図示せず)が内蔵されており、ピアノハンドル30との対向面には発光手段の発光を外部へ導くための透光窓7が設けてある。ピアノハンドル30には透光窓7と対向する部位に表裏貫通の開口部30aが設けられ、この開口部30aには光透過性樹脂からなり透光窓7から出た光で表示を行う発光表示部40が被着されている。また、ピアノハンドル30の表面側には凹平面35が設けられ、この凹平面35の底にネームカード38を出し入れするための窓36を設け、この窓36にはピアノハンドル30の裏面側から開閉自在に枢支された扉37を設けてあり、また凹平面35には少なくも窓36に対応して配置されるネームカード38が見えるように中央部39aが透明なネームカバー39が被着されている。
【0004】
この押釦スイッチ1は、図16に示すように取付枠100を用いて壁面などの造営面に埋設して固定される。取付枠100は細長の取付窓100aを有し、この取付窓100aの長手方向に沿った上、中、下の各取付位置に押釦スイッチを3個まで取り付けることができる。取付枠100の前面側には、取付枠100の取付窓100aよりも長寸かつ幅広の開口窓を備えるプレート110(プレート枠120と化粧プレート130からなる)が重ね合わせて配置される。プレート枠120は矩形枠状であって、短幅方向に沿う両側片にプレートねじ用の挿通孔121,121を設けてあり、挿通孔121,121に挿通したプレートねじ123,123を取付枠100のねじ孔100c,100cに螺入することによりプレート枠120が取付枠100の前面側に取り付けられる。また、プレート枠120の長手方向に沿う両側片には係止孔122が3個ずつ形成されており、化粧プレート130の裏面から突出する係止爪(図示せず)を係止孔122に係止させることで、化粧プレート130がプレート枠120の前面側に装着される。
【0005】
ピアノハンドル30は、取付枠100の上、中、下の各取付位置に3個の押釦スイッチ1を取り付ける場合において、各取付位置の押釦スイッチ1にそれぞれ装着される3個用のハンドルであって、プレート110の開口窓の長手方向に沿うピアノハンドル30の寸法は開口窓の長手方向寸法の略3分の1の寸法に設定されており、ピアノハンドル30の短幅方向の寸法を押釦スイッチ1の短幅方向寸法よりも大きくすることで、ハンドルの操作性を向上させている。
【0006】
上述のように、プレート110の窓孔の長手方向に沿うピアノハンドル30の寸法が、押釦スイッチ1の寸法よりも幅広に形成されているので、押釦スイッチ1を取付枠100の中央の取付位置に取り付ける場合は、押釦スイッチ1の中心位置とピアノハンドル30の中心位置とを合わせて、ピアノハンドル30を押釦スイッチ1に取り付けるのであるが、押釦スイッチ1を取付枠100の上側又は下側の取付位置に取り付ける場合は、ピアノハンドル30の中心位置を押釦スイッチ1の中心位置に対して上側又は下側にずらすようにして、押釦スイッチ1に取り付けている。而して、押釦スイッチ1を上、中、下の何れの位置に取り付けるかによって。押釦スイッチ1の透光窓7と、ピアノハンドル30に取着した発光表示部40との相対的な位置関係が異なるので、何れの位置にピアノハンドル30を取り付けた場合でも、発光手段の発光を発光表示部40に入射できるよう、ピアノハンドル30の裏面側に、押釦スイッチ1の透光窓7からの光を発光表示部40に導光するためのピアノハンドル式スイッチ用プリズム(以下、単にプリズムと言う)50を設けてある。
【0007】
このプリズム50は光透過性樹脂により形成され、図17に示すように出射面51をピアノハンドル30に設けた発光表示部40に対向させて、ピアノハンドル30に熱着等により取り付けてある。プリズム50の出射面51の背方側からは、上下両側方に向けて側方突出プリズム部57を設けてあり、この側方突出プリズム部57は背面部に上側の押釦スイッチ1又は下側の押釦スイッチ1からの光を入射する入射面53を設け、入射面53から内部に入った光を側方突出プリズム部57内の反射面58a,58bで反射させて出射面51から出射させようになっている。また、出射面51の背方には中央に取り付けられた押釦スイッチ1の発光表示部40からの光が入射する入射面52を設けてあり、この入射面52の凹部の両側内壁面が、プリズム50内に導光された光の上記反射面58bとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のプリズム50では、各側方突出プリズム部57に設けた入射面53が平坦面となっているため、押釦スイッチ1の透光窓7からの拡散光が入射面53に入射した場合、プリズム50内を進行する光が平行光とならず、入射した光の一部が反射面58a,58bによって発光表示部40と異なる方向に反射されてしまい、その結果、発光表示部40から外部に導かれる光量が減少し、発光表示が暗くなるという問題があった。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、発光表示を明るくしたピアノハンドル式スイッチ用プリズムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、細長の器具取付用の取付窓を有し該取付窓の長手方向に沿って上、中、下の3つの取付位置が設けられた取付枠を用いて造営面に配設され、押釦ハンドルの押し込み動作に応じて、内部に収納した接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、押釦スイッチを取付枠の3つの取付位置の何れの取付位置に取り付けた場合でも、押釦スイッチの前面側に装着可能であって、押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとを備え、押釦スイッチに、位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルに、透光窓から出た光で発光表示を行う発光表示部を設けたピアノハンドル式スイッチに用いられ、ピアノハンドルの裏面側に設けられた押釦スイッチの透光窓からの光を発光表示部に導光するためのピアノハンドル式スイッチ用プリズムであって、発光表示部に対向する出射面の背方側から上下両側に側方突出プリズム部を夫々延出させ、各側方突出プリズム部の背方側及び出射面の背方側に、押釦スイッチの取付枠に対する3つの取付位置に応じて押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面をそれぞれ形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、少なくとも各側方突出プリズム部の入射面に、透光窓からの光が内部で略平行光となるよう凸曲面を形成し、出射面に、出射面からの光を斜め上向きとするプリズム部を設け、プリズム部は、造営面への取付状態における鉛直方向に沿って出射面に交互に設けられた複数の凸部と凹部からなり、各凸部の上面を前面に行くほど下向きに傾斜する傾斜面とするとともに各凸部の下面を略水平な平坦面とし、各凸部の先端面および各凹部の底面を、それぞれ法線方向が略水平となる平坦面としたことを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明では、請求項1記載の発明において、出射面の一部に法線方向が略水平となる平坦面を設け、平坦面以外の部位に上記プリズム部を形成したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
(基本構成)
基本構成について図面に基づいて説明する。まず、ピアノハンドル式スイッチの基本的構造から説明する。このピアノハンドル式スイッチは、図5〜図11に示すように、押釦ハンドル4の押圧操作により接点部の接点切換が行われる押釦スイッチ1と、この押釦スイッチ1の上面に一端部が回動自在に枢支され他端部を押圧して押釦ハンドル4を押圧操作するピアノハンドル30とで構成される。
【0019】
押釦スイッチ1の器体は、合成樹脂製のボディ2とカバー3とで形成されており、規格化された既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に形成してある。押釦スイッチ1の表面側の部材であるカバー3には、既製の配線器具を埋設する場合に用いる取付枠100に着脱自在に取付可能とするために、取付枠100の取付孔100bにそれぞれ係止する一対の係止爪8,8を両端面に突設してあり、一方の係止爪8の背部には空所9を形成し、係止爪8が背方へ弾性的にたわむようにしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠100に係止爪8を係止させて押釦スイッチ1を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにしてある。なお、ボディ2とカバー3の結合はカバー3より垂下した係止片5の係止孔5aにボディ2の側面に形成してある係止突起6を係止させることにより行っており、係止時には係止片5の弾性と係止突起6の上端の傾斜面6aを利用して簡単に係止ができるようになっている。
【0020】
この押釦スイッチ1のボディ2内には一端部に接続端子収納部2aを形成するとともに、他端部に接続端子収納部2bを形成し、更に中央部に中央収納部2cを形成してある。各接続端子収納部2a,2bには、鎖錠ばね10をそれぞれ内装した端子板12,13がそれぞれ収納される。図中11はボディ2の両側に配置される2つの鎖錠ばね10の解除釦である。そして、端子板12,13と鎖錠ばね10と解除釦11とで速結端子が構成してある。
【0021】
ここで端子板13には固定接点14が固着された延設片13aを形成してあり、この延設片13aを隔壁2dに近接する中央収納部2c側に延出して、中央収納部2c内に固定接点14を位置させている。また端子板12から中央収納部2cに支持片12aが延出してあり、導電体からなる開閉体15が中央収納部2c内に入れられて、開閉体15の下端が支持片12a上に回動自在に立設してあり、開閉体15の両端下部に設けた突部を中央収納部2cの内側壁に形成されたV状凹部2eに嵌め込んで、V状凹部2eの下部を中心に回動自在となっている。開閉体15には可動接点16が設けてあり、開閉体15の回動に応じて可動接点16を固定接点14に接離し、端子板12と端子板13との間の接続、切離を行う。
【0022】
本構成においては上記のように固定接点14と可動接点16とで接点部Sが構成してある。上記接点部Sの開閉を行うための開閉体15は反転ハンドル17の反転回動により操作されるように構成してある。すなわち、反転ハンドル17の下部には下方に開口した筒部17aが並設してあり、反転ハンドル17の下部の筒部17aにはコイルスプリング18の上部が納められ、コイルスプリング18の下部が上記開閉体15の上縁に係止され、反転ハンドル17の回動に応じて開閉体15を反転駆動するようになっている。
【0023】
反転ハンドル17は、両側に設けた逆三角形状の軸17bをカバー3の内壁に形成された軸受け3aに枢支して回動自在に取り付けられ、上部の両端にスライドカム19に係合する係合突起17cを突設してある。押釦ハンドル4はカバー3に上下動自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね20により常時上方に付勢されている。スライドカム19は両端下面に上記反転ハンドル17の係合突起17c,17cに摺動係合する係合カム体19b,19bが形成され、押釦ハンドル4の下面側において摺動自在に取り付けられる。そして、スライドカム19は、内部に設けたハ字状の一対のばね片19aの間に押釦ハンドル4の下面に設けた突起4aが挿入され、このばね片19aによってスライドカム19に復帰力を与えている。
【0024】
図5に示すように、押釦スイッチ1の器体のカバー3の表面側端部には横向きとなった軸部21が所定間隔を開けて2つ一体に突設してある。これらの軸部21は上部が横向きの略円柱形状をしている。ピアノハンドル30は、図7(a)に示すように、裏面部の一端部に下開口がはめ込み用開口部となった穴31aと金属製の軸受け用ばね体31bとで構成される軸受部31が設けてある。穴31aは内壁の片側に係止穴32を設け、穴31aに収納される軸受け用ばね体31bの抜け止め爪31cを係止して軸受け用ばね体31bを固持している。軸受け用ばね体31bは先端を穴31a内へ突出するように曲げ形成し、この突出部31dと穴31aとで軸部21を支持するようになっている。なお、ピアノハンドル30の一端部の裏面部に設けられる軸受部31は、所定間隔の一対の軸部21に対応する所定間隔で4つ設けられ、その内の両側の二つの軸受部31に対応する軸受け用ばね体31bは一体に連結されている。
【0025】
下方に開口した穴31aのはめ込み用開口部は上記突出部31dとで軸受部31の内部よりも幅狭としており、前述の押釦スイッチ1の上部に設けた軸部21を図7(b)に示すように弾性的にはめ込んだ場合、軸部21と軸受部31との枢支結合が外れないようになっている。このように軸部21を軸受部31に回動自在に嵌め込むことでピアノハンドル30を回動自在に軸支する軸支部が構成される。なお、ピアノハンドル30の他端には背方に向けて抜け止め用の抜止片33を突設してある。抜止片33は空所9内に挿入され、ピアノハンドル30が回動しても抜止片33の先端が空所9から抜けないようになっている。
【0026】
上記のようにピアノハンドル30が押釦スイッチ1に取付けられるのであるが、ピアノハンドル30を押圧操作すると、軸受部31と軸部21との軸支部を中心にしてピアノハンドル30がピアノタッチ式に回動する。そして、このピアノハンドル30の回動によって押釦スイッチ1の押釦ハンドル4が押圧操作されるのである。
【0027】
またピアノハンドル30の表面側には凹平面35が設けられ、この凹平面35の上下方向における中央部にはネームカード38を出し入れするための窓36が開口し、この窓36にはピアノハンドル30の裏面側から開閉自在に枢支された扉37を設けてあり、また凹平面35には窓36内に配置されるネームカード38が見えるように中央部39aが透明なネームカバー39が被着されている。
【0028】
ここで、押釦スイッチ1の動作を簡単に説明する。図9の状態は固定接点14に可動接点16が接しているオンの状態である。いま、図9の状態で、ピアノハンドル30を操作したとすると、ピアノハンドル30の操作に伴って押釦ハンドル4が復帰ばね20に抗して押し下げられ、押釦ハンドル4の押し下げによりスライドカム19が下降する。そして、スライドカム19の図中左側の係合カム体19bが、反転ハンドル17の左側の係合突起17cに当たることにより、反転ハンドル17が回動される。このとき、反転ハンドル17の回動に伴ってスライドカム19が図中の左側にスライドしている。このようにして反転ハンドル17が反転回動されると、コイルスプリング18が反転して開閉体15が反転し、可動接点16が固定接点14から離れてオフ状態となる。この反転後、ピアノハンドル30の押し下げ力を解除すると、復帰ばね20で押釦ハンドル4が押し上げられ、このときピアノハンドル30が元の状態に戻る。そして、これと同時にスライドカム19もばね片19aのばね力で中央部に摺動復帰する。このオフ状態から再びピアノハンドル30を押し下げ操作すると、上記とは逆に反転ハンドル17が回動して可動接点16が固定接点14に接触し、オンとなる。
【0029】
ところで、この押釦スイッチ1は既製の取付枠100を用いて壁面などの造営面に埋込配設される。取付枠100は細長の取付窓100aを有し、この取付窓100aの長手方向に沿った上、中、下の3つの取付位置に押釦スイッチ1を取り付けることができるようになっている(図11参照)。取付枠100の前面側には、取付枠100の取付窓100aよりも長寸かつ幅広の開口窓を備えるプレート110が重ね合わせて配置される。ピアノハンドル30は、取付枠100の上、中、下の各取付位置に3個の押釦スイッチ1を取り付ける場合において、各押釦スイッチ1にそれぞれ装着される3個用のハンドルであって、プレート110の開口窓の長手方向に沿うピアノハンドル30の寸法は開口窓の長手方向寸法の略3分の1の寸法に設定されている。
【0030】
そして、図11に示すように取付枠100に上下方向に3個の押釦スイッチ1を並べて取付けた場合、中央の押釦スイッチ1にピアノハンドル30を取付ける場合には中央の二つの軸受部31に押釦スイッチ1の二つの軸部21をはめ込んで取付けるものであり、このことにより中央の押釦スイッチ1の中心位置とこの押釦スイッチ1に取り付けるピアノハンドル30の中心位置とが一致するように取付けられる。また、上側の押釦スイッチ1にピアノハンドル30を取付ける場合には下側の二つの軸受部31に押釦スイッチ1の軸部21,21を嵌め込んで取付けるものであり、このことにより上側の押釦スイッチ1の中心位置よりもこの押釦スイッチ1に取り付けるピアノハンドル30の中心位置が上側にずれて位置するように取付けられる。また、下側の押釦スイッチ1にピアノハンドル30を取付ける場合には上側の二つの軸受部31,31に押釦スイッチ1の軸部21,21を嵌め込んで取付けるものであり、このことにより下側の押釦スイッチ1の中心位置よりもこの押釦スイッチ1に取り付けるピアノハンドル30の中心位置が下側にずれて位置するように取付けられる。このようにすることで、共通の3個用のピアノハンドル30として上側、中央、および下側の何れの取付位置の押釦スイッチ1にも共通して使用することができるものである。
【0031】
ところで、押釦スイッチ1の内部には、例えば発光ダイオードからなり押釦スイッチ1の位置又は動作状態を発光表示するための発光手段(図示せず)が設けてあり、この発光手段からの光を外部に出すための光透過性樹脂カバーが被着された透光窓7が押釦スイッチ1のカバー3の軸部21,21間に設けられている。なお、発光手段としては接点部Sがオンの場合に発光するものと、接点部Sがオフの場合に発光するものとがある。本構成の場合には発光手段がスイッチの存在を示すための所謂ほたる表示をするために可動接点16が固定接点14から離れてオフ状態となっている時発光する。そしてこの発光手段による発光はピアノハンドル30に設けた発光表示部40で視認できる。また、図示は省略しているが、接点部Sがオンの場合に発光手段が発光するものの場合、接点部Sのオン、オフにより「入り」、「切り」される負荷(例えば空調装置)などの「入り」状態が発光表示部40において発光手段の発光により視認できるものである。
【0032】
一方、ピアノハンドル30には、軸受部31を設けている一端側における上下方向の中央部であって、押釦スイッチ1の透光窓7に対向する部位に表示孔34を貫設してあり、この表示孔34には透光性樹脂により形成され透光窓7から出た光で表示を行う発光表示部40の前端部がピアノハンドル30の裏面側から嵌め込んである。
【0033】
ここで、押釦スイッチ1に設けた発光手段からの光をピアノハンドル30に設けた発光表示部40に導光して発光表示するに当たって、ピアノハンドル30には発光手段の光を発光表示部40に導光するためのプリズム50が設けてある。プリズム50は透明な透光性樹脂(例えばアクリル樹脂)により形成され、プリズム50には、図1(a)〜(d)に示すように、出射面51の背方側に中央の押釦スイッチ1の発光表示部40からの光が入射する入射面52を設けてある。また、出射面51の背方側から上下両側方(取付枠100の取付窓100aの長手方向における両方向)に向けて側方突出プリズム部57,57が設けてあり、この側方突出プリズム部57は背面部に上側の押釦スイッチ1又は下側の押釦スイッチ1からの光を入射する入射面53を設け、入射面53から内部に入った光を側方突出プリズム部57内の反射面58aと、反射面58bで反射させて出射面51から出射させようになっている。
【0034】
このプリズム50は、ピアノハンドル30の背面側に出射面51をピアノハンドル30に設けた発光表示部40と対向させ、一側面に設けた位置決め突起50aをピアノハンドル30裏面に設けた位置決め溝30b内に納めた状態で取り付けてある。プリズム50をピアノハンドル30に取り付ける際は、プリズム50の出射面51を発光表示部40と対向させるとともに、位置決め突起50aを位置決め溝30b内に挿入して仮固定した後、超音波熱着ホーンをプリズム50の背面に設けた突き当て部50cに当接させて、側方突出プリズム部57,57と当接するピアノハンドル30裏面の部位に設けた突起(図示せず)を超音波のエネルギにより溶融させて、ピアノハンドル30の裏面側に熱着固定するのである。
【0035】
而して、図11に示すように中央の取付位置の押釦スイッチ1に取付けた3個用のピアノハンドル30においては入射面52が押釦スイッチ1の透光窓7に対向し、また、上側の取付位置の押釦スイッチ1に取付けられたピアノハンドル30においては下側の側方突出プリズム部57の入射面53が押釦スイッチ1の透光窓7に対向し、また、下側の取付位置の押釦スイッチ1に取付けられたピアノハンドル30においては上側の側方突出プリズム部57の入射面53が押釦スイッチ1の透光窓7に対向するものである。
【0036】
そして、中央の取付位置に取着された押釦スイッチ1の発光手段LDから発光された光は、模式図である図2(b)に示すように入射面52から入射し、出射面51から発光表示部40に向けて出射するのである。また、上側あるいは下側の取付位置に取着された押釦スイッチ1の発光手段LDから出射された光は、図2(a)(c)に示すように入射面53から側方突出プリズム部57に入射し、側方突出プリズム部57内で反射して出射面51から発光表示部40に向けて出射するのである。ここで、本構成においては入射面52,53を、発光手段LDからの発光が内部で略平行光となるような凸曲面に形成しており、プリズム50内を進行する光が略平行光となっているので、反射面58a,58bで効率良く反射させることができ、出射面51からの光量を大きくして、発光表示部40の明るさを明るくすることができる。
【0037】
また出射面51には、造営面への取付状態における鉛直方向に沿って凹凸形状のプリズム部54を複数形成してあり、各プリズム部54の鋸歯状の凸部55の上面に前面側ほど下向きに傾斜するような傾斜面55aを形成し、また凸部55の下面を略水平な平坦面55bとしてある(図1(e)参照)。
【0038】
ところで、上述したピアノハンドル式スイッチは壁面に取り付けて使用されるのであるが、一般的にピアノハンドル式スイッチの取付高さは人の目の高さよりも低いので、発光表示部40の発光が見えやすいように、発光表示部40からの光の視野角を上方に向けるのが望ましい。そこで、本構成では出射面51に設けたプリズム部54の凸部55上面に下向きの傾斜面55aを設けており、図3(a)(b)に示すようにプリズム50内を進行してきた光は傾斜面55aで上向きに屈折されるので、発光表示部40の発光を見えやすくできる。また、出射面51の全体を傾斜させると、前方への突出量が大きくなるが、本構成では傾斜面を複数に分割して、複数の凸部55の上面に傾斜面55aを形成しているので、前方への突出量を小さくできる。
【0039】
また、下側の取付位置に押釦スイッチ1を取り付けた場合、押釦スイッチ1の発光手段LDからの光は、図4(a)に示すように、上側の側方突出プリズム部57の入射面53に入射し、反射面58a,58bで2回全反射されて出射面51に斜め下向きに入射するのであるが、各プリズム部54の凸部55下面を平坦面55bとしているので、出射面51に斜め下向きに入射した光をこの平坦面55bで全反射して、出射面51からの光の視野角を斜め上向きとすることができ、発光表示部40の発光を見えやすくできる。
【0040】
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図12(a)(b)を参照して説明する。基本構成では、プリズム50の出射面51に設けた複数のプリズム部54の形状を鋸歯状に形成しているが、本実施形態では図12(a)(b)に示すように、各プリズム部54の凸部55の先端に法線方向が略水平となる(水平面に対して略垂直な)平坦面55cを形成するとともに、凹部56の底面に法線方向が略水平となる平坦面56aを形成してある。尚、プリズム50以外の構成は基本構成と同様であるので、共通する構成要素には同一の符合を付して、図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴とする部分のみを説明する。
【0041】
ところで、中央の取付位置に押釦スイッチ1を取り付けた場合、押釦スイッチ1の発光手段LDからの光は、図12(a)に示すように、プリズム50の入射面52から入射し、出射面51に対して略垂直な方向から入射しているので、出射面51に下向きの傾斜面が形成されていると、光の一部が斜め下向きに反射されてしまうが、本実施形態では各プリズム部54の凸部55の先端および凹部56の底面に法線方向が略水平となる平坦面55c,56aをそれぞれ形成してあるので、光の一部を下向きに反射させることなく、上記平坦面55c,56aから効率良く光を出射させることができる(図12(b)参照)。
【0043】
(参考例)
参考例について図13(a)(b)を参照して説明する。基本構成では、プリズム50の出射面51に設けた複数のプリズム部54の形状を鋸歯状の形状としているが、本参考例では図13(a)(b)に示すように、各プリズム部54の凸部55の先端および凹部56の底面に曲面55d,56bをそれぞれ形成してある。尚、プリズム50以外の構成は基本構成と同様であるので、共通する構成要素には同一の符合を付して、図示及び説明は省略し、本参考例の特徴とする部分のみを説明する。
【0044】
中央の取付位置に押釦スイッチ1を取り付けた場合、押釦スイッチ1の発光手段LDからの光は、図13(a)に示すように、プリズム50の入射面52から入射し、出射面51に対して略垂直な方向から入射しているので、出射面51に下向きの傾斜面が形成されていると、光の一部が斜め下向きに反射されてしまうが、本参考例では各プリズム部54の凸部55の先端および凹部56の底面に曲面55d,56bをそれぞれ形成しているので、光の一部を下向きに反射させることなく、上記曲面55d,56bから効率良く光を出射させることができ、また曲面55d,56bを形成することで出射面51からの光に広がりを持たせることができる。
【0045】
尚、本参考例では各プリズム部54の凸部55の先端および凹部56の底面の両方に曲面55d,56bを形成しているが、凸部55の先端又は凹部56の底面の何れか一方のみに曲面55d,56bを形成しても良い。
【0046】
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図14(a)(b)を参照して説明する。基本構成では、プリズム50の出射面51の略全体に複数のプリズム部54を形成しているが、本実施形態では図14(a)(b)に示すように、出射面51の一部(例えば鉛直方向における中央部)に法線方向が略水平となる(水平面に対して略垂直な)平坦面59を形成し、平坦面59以外の部位に複数のプリズム部54を形成してある。尚、プリズム50以外の構成は基本構成と同様であるので、共通する構成要素には同一の符合を付して、図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴とする部分のみを説明する。
【0047】
ところで、中央の取付位置に押釦スイッチ1を取り付けた場合、押釦スイッチ1の発光手段LDからの光は、図14(a)に示すように、プリズム50の入射面52から入射し、出射面51に対して略垂直な方向から入射しているので、出射面51に下向きの傾斜面が形成されていると、光の一部が斜め下向きに反射されてしまうが、本実施形態では出射面51の一部に法線方向が略水平となる平坦面59を形成しているので、光の一部を下向きに反射させることなく、上記平坦面59から効率良く光を出射させることができる。
【0048】
尚、上述の基本構成、参考例および実施形態1,2では入射面52を凸曲面として、入射面52からプリズム50内に入射した光を略平行光としているが、入射面52から入射した光は、側方突出プリズム部57の入射面53から入射した光のように反射面58a,58bで反射されることなく、出射面51に直接入射するので、入射面52をその法線方向が略水平となる平坦面としても良い。
【0049】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、細長の器具取付用の取付窓を有し該取付窓の長手方向に沿って上、中、下の3つの取付位置が設けられた取付枠を用いて造営面に配設され、押釦ハンドルの押し込み動作に応じて、内部に収納した接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、押釦スイッチを取付枠の3つの取付位置の何れの取付位置に取り付けた場合でも、押釦スイッチの前面側に装着可能であって、押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとを備え、押釦スイッチに、位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルに、透光窓から出た光で発光表示を行う発光表示部を設けたピアノハンドル式スイッチに用いられ、ピアノハンドルの裏面側に設けられた押釦スイッチの透光窓からの光を発光表示部に導光するためのピアノハンドル式スイッチ用プリズムであって、発光表示部に対向する出射面の背方側から上下両側に側方突出プリズム部を夫々延出させ、各側方突出プリズム部の背方側及び出射面の背方側に、押釦スイッチの取付枠に対する3つの取付位置に応じて押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面をそれぞれ形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、少なくとも各側方突出プリズム部の入射面に、透光窓からの光が内部で略平行光となるよう凸曲面を形成し、出射面に、出射面からの光を斜め上向きとするプリズム部を設け、プリズム部は、造営面への取付状態における鉛直方向に沿って出射面に交互に設けられた複数の凸部と凹部からなり、各凸部の上面を前面に行くほど下向きに傾斜する傾斜面とするとともに各凸部の下面を略水平な平坦面とし、各凸部の先端面および各凹部の底面を、それぞれ法線方向が略水平となる平坦面としたことを特徴とし、入射面に凸曲面を設けることで、入射面から入射した光をプリズムの内部で略平行光としているので、反射面で出射面と異なる方向に反射される光を少なくして、効率良く反射させることができ、その結果、出射面からの光量を増やして、発光表示部の明るさを明るくできるという効果がある。
【0050】
しかも、1種類のピアノハンドルで取付枠の3つの取付位置に取り付けられる押釦スイッチのハンドルを兼用する場合に、両側の取付位置に取り付けられる押釦スイッチにピアノハンドルを取り付けたとしても、各側方突出プリズム部の入射面に凸曲面を形成しているので、この入射面から入射した光をプリズムの内部で略平行光とすることができ、その結果、反射面で出射面と異なる方向に反射される光を少なくして、効率良く反射させることができるから、出射面からの光量を増やして、発光表示部の明るさを明るくできるという効果がある。
【0051】
さらに、押釦スイッチが人の目の高さよりも下方に配設される場合、プリズム部によって出射面からの光を斜め上向きとしているので、発光表示部からの光の視野角を上向きとすることができ、発光表示部の発光表示を見易くできるという効果がある。
【0052】
また、凸部の上面に下向きの傾斜面を形成することで、出射面に入射した光を上向きに屈折させることができ、発光表示部からの光の視野角を上向きとして、発光表示部の発光表示を見易くできるという効果がある。
【0053】
さらに、下側の取付位置の押釦スイッチにピアノハンドルを取り付けた場合に、透光窓からの光が上側の側方突出プリズム部の入射面に入射し、反射面で反射され、出射面に斜め上側から入射すると、入射した光は凸部の下面に設けた略水平な平坦面で上向きに反射されるので、出射面すなわち発光表示部からの光を上向きとして、発光表示部の発光表示を見易くできるという効果がある。
【0054】
また、中央の取付位置の押釦スイッチにピアノハンドルを取り付けた場合、透光窓からの光は出射面の背方側に設けた入射面から入射し、出射面に対して略垂直に入射するので、出射面に下向きの傾斜面を形成していると、その傾斜面で光の一部が下向きに反射されてしまうが、凸部の先端面又は凹部の底面の少なくとも何れか一方を法線方向が略水平となる平坦面とすることで、この平坦面から効率良く出射させることができ、発光表示部の発光表示を明るくできるという効果がある。
【0056】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、出射面の一部に法線方向が略水平となる平坦面を設け、平坦面以外の部位に上記プリズム部を形成したことを特徴とし、中央の取付位置の押釦スイッチにピアノハンドルを取り付けた場合、透光窓からの光は出射面の背方側に設けた入射面から入射し、出射面に対して略垂直に入射するので、出射面に下向きの傾斜面を形成していると、その傾斜面で光の一部が下向きに反射されてしまうが、出射面の一部に法線方向が略水平となる平坦面とすることで、この平坦面から効率良く出射させることができ、発光表示部の発光表示を明るくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピアノハンドル式スイッチ用プリズムの基本構成を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)はA部拡大図である。
【図2】(a)〜(c)は同上の光路を説明する説明図である。
【図3】(a)(b)は同上の光路を説明する説明図である。
【図4】(a)(b)は同上の光路を説明する説明図である。
【図5】同上を用いるピアノハンドル式スイッチの分解斜視図である。
【図6】同上を用いるピアノハンドルを示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図7】(a)(b)は同上を用いる押釦スイッチとピアノハンドルとの枢支構造を説明する説明図である。
【図8】同上を用いる押釦スイッチの分解斜視図である。
【図9】同上を用いるピアノハンドル式スイッチの断面図である。
【図10】同上を用いるピアノハンドル式スイッチを取付枠に取り付けた状態の正面図である。
【図11】同上を用いるピアノハンドルを押釦スイッチに取り付ける前の状態の説明図である。
【図12】実施形態1のピアノハンドル式スイッチ用プリズムを示し、(a)は側面図、(b)は要部拡大図である。
【図13】参考例のピアノハンドル式スイッチ用プリズムを示し、(a)は側面図、(b)は要部拡大図である。
【図14】実施形態2のピアノハンドル式スイッチ用プリズムを示し、(a)は側面図、(b)は要部拡大図である。
【図15】従来のピアノハンドル式スイッチ用プリズムを用いるピアノハンドル式スイッチの分解斜視図である。
【図16】同上のピアノハンドル式スイッチ、取付枠、プレート枠並びに化粧プレートの分解斜視図である。
【図17】同上のピアノハンドル式スイッチ用プリズムの側面図である。
【符号の説明】
50 プリズム
51 出射面
52,53 入射面
57 側方突出プリズム部
58a,58b 反射面
Claims (2)
- 細長の器具取付用の取付窓を有し該取付窓の長手方向に沿って上、中、下の3つの取付位置が設けられた取付枠を用いて造営面に配設され、押釦ハンドルの押し込み動作に応じて、内部に収納した接点部の切り換えを行うようにした押釦スイッチと、押釦スイッチを取付枠の3つの取付位置の何れの取付位置に取り付けた場合でも、押釦スイッチの前面側に装着可能であって、前記押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとを備え、押釦スイッチに、位置或いは状態を発光表示するための発光手段を内蔵するとともにこの発光手段の発光をピアノハンドル側の表面から外へ導くための透光窓を設け、ピアノハンドルに、前記透光窓から出た光で発光表示を行う発光表示部を設けたピアノハンドル式スイッチに用いられ、ピアノハンドルの裏面側に設けられた押釦スイッチの透光窓からの光を発光表示部に導光するためのピアノハンドル式スイッチ用プリズムであって、
前記発光表示部に対向する出射面の背方側から上下両側に側方突出プリズム部を夫々延出させ、各側方突出プリズム部の背方側及び出射面の背方側に、押釦スイッチの取付枠に対する3つの取付位置に応じて押釦スイッチの透光窓からの光を入射する入射面をそれぞれ形成するとともに、各側方突出プリズム部の入射面からの光を出射面に導く反射面を内部に形成し、少なくとも各側方突出プリズム部の入射面に、透光窓からの光が内部で略平行光となるよう凸曲面を形成し、前記出射面に、出射面からの光を斜め上向きとするプリズム部を設け、プリズム部は、造営面への取付状態における鉛直方向に沿って前記出射面に交互に設けられた複数の凸部と凹部からなり、各凸部の上面を前面に行くほど下向きに傾斜する傾斜面とするとともに各凸部の下面を略水平な平坦面とし、各凸部の先端面および各凹部の底面を、それぞれ法線方向が略水平となる平坦面としたことを特徴とするピアノハンドル式スイッチ用プリズム。 - 出射面の一部に法線方向が略水平となる平坦面を設け、平坦面以外の部位に上記プリズム部を形成したことを特徴とする請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ用プリズム。
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