JP4228743B2 - スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、埋込配線器具用の取付枠に取付可能な器体の前面側に設けられた操作ハンドルの両端部を交互に押操作することにより接点切換を行う波動スイッチや、器体の前面側に設けた押釦ハンドルの押圧操作により器体内の接点切換が行われるスイッチ本体と、スイッチ本体の前面に対向する形で一端部がスイッチ本体に枢着され押釦ハンドルを押し込み可能なピアノハンドルとを備えたピアノハンドル式スイッチ(例えば、特許文献1参照)が提供されている。なお、ピアノハンドル式スイッチでは、ピアノハンドルが操作ハンドルを構成している。
【0003】
ところで、上記波動スイッチの操作ハンドルとしては、例えば、図33に示すように、器体1’の前面側に配設される操作ハンドル60’の一端部の前面に環状の押位置指示突起68’を突設し、操作ハンドル60’の前面において押位置指示突起68’で囲まれた部位に適宜のマークを施しておくことにより、器体1’内の接点を閉じる際に押力を作用させるべき端部が押位置指示突起68’側であることを示したものや、図34に示すように、操作ハンドル60’の一端部の前面に上下方向に走る取付溝60b’を形成し、取付溝60b’に帯板状の合成樹脂成形品からなるライン板69’を覆着した構成のものが提案されている。また、上記ピアノハンドル式スイッチの操作ハンドルは、操作ハンドルの一端部の前面において上下方向に走る取付溝に透明な合成樹脂からなるライン板を覆着してあり、このライン板の前面に模様を有するフィルム部材を貼着してある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−195378号公報(第3頁−第6頁、図1、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図33や図34に示したスイッチでは、操作ハンドル60’の前面の色が取付枠の前面に取着される化粧プレートの前面の色と同一色なので、指での操作位置を視認しにくく、操作位置が分かりにくかった。
【0006】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、操作ハンドルの操作位置を視認しやすいスイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、器具取付用の窓孔を備えた取付枠に取付可能な器体と、器体の前面側で器体に対して揺動可能となるように保持され器体内の接点を切り換える反転ハンドルと、反転ハンドルの前面側に結合されて取付枠の前面に取着した化粧プレートの開口窓内に配置され両端部を交互に押操作することにより両端部が交互に起伏動作する操作ハンドルとを備え、操作ハンドルは、反転ハンドルの前面側に結合される操作ハンドル本体と、操作ハンドル本体および化粧プレートとは異なる色であって操作ハンドル本体の両端部それぞれの前面側に交換可能に取着される一対の飾り部材とからなることを特徴とするものであり、飾り部材の色が操作ハンドル本体の色および化粧プレートの色と異なるので、操作ハンドルの操作位置を視認しやすくなる。また、飾り部材をエンドユーザの好みに合う色の飾り部材に交換することができるという利点がある。また、飾り部材は操作ハンドル本体に比べて小さな部品なので、複数種の色の操作ハンドル本体を用意しておく場合に比べて材料コストを低減することができる。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各飾り部材それぞれの前面に前記操作ハンドルの操作位置を示す押位置指示凹凸が形成されているので、手触りで操作ハンドルの操作位置が分かるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(参考例1)
本参考例のスイッチは、図1ないし図4に示すように、前面が開口した直方体状の合成樹脂成形品のボディ10と、矩形枠状に形成されボディ10の前面側に結合される合成樹脂成形品のカバー20とにより構成される器体1を備えている。ボディ10の幅方向(短手方向)における両外側面にはボディ10の長手方向に離間して各一対の組立突起11が突設され、カバー20の後端縁からは組立舌片21が後方に延設され、組立舌片21に設けた組立孔21aに組立突起11が係合することによってボディ10とカバー20とが結合されている。
【0015】
ボディ10は、長手方向の一端部(図4における左端部)に2個の端子板31,32が収納される一方で他端部(図4における右端部)に1個の端子板33が収納され、長手方向の中央部には前方に開放されたコ字状である開閉子40が収納されている。
【0016】
端子板33にはボディ10の内底面に沿ってボディ10の中央部に向かう向きに支持片33dが延設され、支持片33dの先端部には前方に突出するへ字状に屈曲された支点突部33eが形成されている。開閉子40は、支点突部33eの先端に当接するように配置され、支点突部33eの先端付近を支点として揺動可能になる。
【0017】
端子板31,32は、互いに異なる長さのL字状の接点保持片31d,32dを延設してあり、両接点保持片31d,32dの先端部に設けた固定接点41a,41bの間に上述の開閉子40を配置してある。開閉子40は、両脚片にそれぞれ可動接点42a,42bを設け、各可動接点42a,42bが各固定接点41a,41bに対して離接するようにしてある。つまり、可動接点42aと固定接点41aとで1つの接点を構成し、可動接点42bと固定接点41bとで1つの接点を構成している。
【0018】
端子板31,32にはそれぞれ1個ずつの鎖錠ばね34が収納され、端子板33には2個の鎖錠ばね34が収納されている。鎖錠ばね34は、帯状の板ばねの一端部をS字状に曲成して接触片34aを形成し、他端部をJ字状に曲成して鎖錠片34bを形成し、接触片34aと鎖錠片34bとの間を接続片34cにより連続一体に連結した形状に形成される。また、接触片34aおよび鎖錠片34bは接続片34cに対して厚み方向の同じ側に突出する。また、ボディ10の後壁において各鎖錠ばね34に対応する部位には電線挿入孔12(図4参照)が穿孔されており、電線挿入孔12を通してボディ10の内部に電線を挿入することにより、電線の先端部が鎖錠ばね34の鎖錠片34bおよび接触片34aと端子板31,32,33との間に挟持されるようにしてある。ここに、鎖錠片34bは接続片34cの後端から斜め前方に向かって延設されており、つまりは、電線の挿入方向において接続片34cから離れる向きに延設されており、電線挿入孔12を通して挿入された電線は鎖錠片34bの先端縁が食い込むことにより、電線に作用する引張力に抗するようになっている。ボディ10の上記一端部には、各端子板31,32それぞれに1個ずつ設けた2個の鎖錠ばね34の鎖錠片34bに跨るように配置した解除釦35が収納され、ボディ10の上記他端部には、端子板33に設けた一対の鎖錠ばね34の鎖錠片34bに跨るように配置した解除釦35が収納されている。解除釦35はボディ10の後壁に穿孔した操作孔15(図4参照)を通してボディ10の中に挿入されるマイナスドライバのような工具によって押圧可能であって、解除釦35を工具で押圧すると鎖錠片34bの先端が接続片34cに近づく向きに撓み、電線を保持する力が低減するようになっている。つまり、解除釦35を押圧した状態で電線を引き抜くことができるようにしてある。この種の端子の構成は速結端子として知られている。
【0019】
ところで、カバー20の中央部の開口窓22には合成樹脂成形品の反転ハンドル50がカバー20に対して揺動自在に枢支された形で装着されている。ここにおいて、カバー20の長手方向の中央部であって幅方向の両側部には開口窓22の周縁から前方に突出する一対の軸受突片23が突設され、両軸受突片23の対向面には反転ハンドル50の外側面に突設された軸突起51が挿入される軸受凹所24が形成されている。軸突起51が軸受凹所24に挿入された状態では軸突起51の前端部を支点として反転ハンドル50がカバー20に対して揺動可能になる。反転ハンドル50と開閉子40との間にはコイルばねからなる反転ばね44が保持されている。また、反転ハンドル50の長手方向の両端面には操作ハンドル60を結合するための結合爪53がそれぞれ突設されており、反転ハンドル50の前面側にはカバー20の前面に重複する合成樹脂成形品の操作ハンドル本体60が着脱可能に結合されている。ここにおいて、操作ハンドル本体60の後面には反転ハンドル50に設けた結合爪53に係合する結合脚61が突設され、結合脚61の先端部(後端部)には結合爪53の後面に係合する脚爪61aが形成されており、操作ハンドル本体60の後面と脚爪61aとの間で反転ハンドル50が保持され、結果的に操作ハンドル本体60が反転ハンドル50に固定されることになる。
【0020】
したがって、操作ハンドル本体60の両端部を交互に押し込むことによって、反転ばね44から開閉子40に作用するばね力の向きが反転し、いずれか一方の可動接点42a,42bが、当該可動接点42a,42bに対応する固定接点41a,41bに接触するようになっている。つまり、端子板33は、2個の端子板31,32のいずれか一方に択一的に接続されることになる。この種のスイッチは3路スイッチとして知られているものである。
【0021】
なお、カバー20の長手方向の両端部にはカバー20の両端部側縁に沿ってカバー20の前面から突出する当てリブ25がそれぞれ突設され、各当てリブ25の外側面には各一対の取付爪26,26が突設される。ここでは詳しく説明しないが、取付爪26,26は配線器具用の取付枠としてのプレート枠120(図19および図20参照)に設けた保持溝127a,127b(図20参照)に係合することによって器体1をプレート枠120に保持させるために設けてあり、壁面などの施工面に器体1の一部を埋め込む形で施工する際に、施工面に固定されるプレート枠120への器体1の結合作業が容易になっている。また、当てリブ25は器体1をプレート枠120に取り付けたときにプレート枠120の後面側に当接することになる。操作ハンドル本体60は両当てリブ25の間に配置され、操作ハンドル本体60は揺動時において当てリブ25に干渉しないように形成される。このように当てリブ25をカバー20に突設し当てリブ25に取付爪26を設けたことによって、当てリブ25を設けない場合に比較すると操作ハンドル本体60を後方に位置させることが可能になり、施工状態においてカバー20と操作ハンドル本体60との間に形成される隙間が外部から見えにくくなる。
【0022】
ところで、操作ハンドル本体60の両端部の間には合成樹脂成形品からなるハンドルカバー80が被着されるカバー取付部61が形成されており、本参考例では操作ハンドル本体60とハンドルカバー80とで操作ハンドル2を構成している。ここにおいて、ハンドルカバー80は、平板状(本参考例では、矩形板状)のカバー本体81の外周縁において操作ハンドル本体60の両端部との境界に位置しない部位(カバー本体81の長手方向の両端部)から後方に向かって延設された一対の突出片82,82を備え、操作ハンドル本体60のカバー取付部61には突出片82の後縁が重なる段部62が形成されている。また、ハンドルカバー80は、カバー取付部61に形成された係止孔61aに係合する係止爪83がカバー本体81の後面から突設され、段部62に形成された係止孔62a(図5参照)に係合する係止爪84(図5参照)が突出片82の後端縁から突設されており、使用中にハンドルカバー80が操作ハンドル本体60から外れないように各係止爪83,84の先端部の爪部の向きを設定してある。なお、図6に示すように、係止爪84において突出片82の厚み方向(図6の左右方向)の一端側の面を含む仮想平面と他端側の面を含む仮想平面との間の距離をH1、突出片82の厚み方向に沿った方向における係止孔62aの開口幅をH2、突出片82の厚み方向に沿った方向における係止爪84の先端部の幅をH3とすれば、H1>H2>H3となっているが、これらの寸法関係は、H1≧H2>H3となっていればよい。
【0023】
したがって、本参考例では、ハンドルカバー80におけるカバー本体81の後面と操作ハンドル本体60におけるカバー取付部61の前面との間の隙間を突出片82によって隠すことができ、見栄えを良くすることができる。ここに、突出片82の後端縁と段部62の前面との境界は、化粧プレート130(図15参照)により外部から見えないようになっている。また、本参考例では、ハンドルカバー80に設けた係止爪83にハンドルカバー80の成型用金型のゲートG(図7(b)参照)の跡であるゲート跡86(図7(b)参照)が形成されているので、ハンドルカバー80を操作ハンドル本体60のカバー取付部61に被着した状態ではハンドルカバー80の前方からゲート跡86が見えないようにできて見栄えを良くすることができるとともに、ゲートG専用のスペースを必要としないことによりカバー本体81の薄型化を図ることができる。また、本参考例では、カバー本体81の長手方向の中央部に設けた係止爪83に上記ゲート跡86が形成されるような成形用金型を用いているので、成形時に樹脂の充填が容易になるという利点がある。
【0024】
また、上述の端子板31,32には導電性の金属板からなる接触子47が固着されている。各接触子47は後述の回路基板70に弾接するように弾性が付与されており、反転ハンドル50の揺動にかかわらず接触子47がつねに回路基板70に弾接するようにしてある。回路基板70にはネオンランプからなる位置表示灯71と抵抗72との直列回路が実装され、この直列回路の各一端にそれぞれ接触子47が接触する。ここにおいて、回路基板70は、反転ハンドル50の後端部に保持されている。
【0025】
また、反転ハンドル50の長手方向の一端部には位置表示灯71からの光を透過させるための透光52が貫設されており、操作ハンドル本体60には位置表示灯71からの光を外部に取り出すように導光するためのレンズ90が固着されている。つまり、位置表示灯71は反転ハンドル50の透孔52を通してレンズ90に対向するように配置される。なお、反転ハンドル50内には、位置表示灯71を保護し且つ位置表示灯71の光が拡散するのを防止するためのチューブ74が収納されている。
【0026】
レンズ90は、光源である位置表示灯71からの光を操作ハンドル2の前面側へ導くように形成された透明合成樹脂の成形品であり、操作ハンドル本体60に固着されている。レンズ90は、操作ハンドル本体60の中央部に穿孔された矩形状の装着孔65に操作ハンドル本体60の後面側から挿入される出射部91と、出射部91の後面から側方に向けて突出するプリズム部93とを設けてあり、ハンドルカバー80のカバー本体81の中央部に穿孔した長円状の表示孔85に嵌め込まれる表示部92が出射部91の前面から前方へ突設されている。ここにおいて、レンズ90の出射部91には操作ハンドル本体60の装着孔65の内周面から突設された保持爪65a(図8参照)に係合する引掛爪91a(図8参照)が突設されており、操作ハンドル本体60の後面側からレンズ90の出射部91を装着孔65に挿入することにより、保持爪65aに引掛爪91aが係合してレンズ90が操作ハンドル本体60に装着されて保持されることになる。なお、レンズ90は、表示部92の前面からなる表示面がハンドルカバー80の前面と略揃うように出射部91の前面からの突出寸法を設定してある。
【0027】
上述のレンズ90は、図9に示すように、プリズム部93の後面が位置表示灯71からの光が入射される入射面93aを構成しており、プリズム部93には、入射面93aから内部に入った光を反射させる第1の反射面93bおよび第1の反射面93bで反射された光を表示部92側へ反射する第2の反射面93cが形成されている。なお、第1の反射面93bは平面状に形成され、第2の反射面93cは表示部92側に凸となる曲面状に形成されている。
【0028】
本参考例のスイッチのような3路スイッチは階段灯の点灯・消灯に用いられることが多く、階上と階下とにそれぞれ3路スイッチを配置して階段灯の点灯・消灯とを階上と階下とのいずれにおいても操作可能とすることができる。したがって、両固定接点41a,41bの間に位置表示灯71と抵抗72との直列回路を挿入しておけば、階段灯の消灯時に位置表示灯71を点灯させることができ、階段灯のような照明器具の消灯時において位置表示灯71が点灯することにより暗がりでもスイッチの場所を容易に見つけることができるようになる。この種の回路の接続関係は周知であるから説明を省略する。
【0029】
ところで、図10に示すように、第1の反射面93bと第2の反射面93cとを結ぶ方向における表示部92の寸法(表示部92の長手方向の寸法)をH4、ハンドルカバー80の厚さ方向におけるプリズム部93の厚さ寸法をH5としたとき、H4≦H5の場合には、各反射面93b,93cを平面状に形成してプリズム部93の入射面93aと各反射面93b,93cとのなす角度をそれぞれ45°とすれば、位置表示灯71からの光を同図中に矢印で示すように表示部92へ効率的に集めることができ、表示部92の表示面の明るさの面内ばらつきを小さくすることができる。
【0030】
しかしながら、操作ハンドル本体60はハンドルカバー80が被着されるカバー取付部61が両端部に比べて薄くなっているので、H4≦H5の条件を満足できず、図11に示すようにH4>H5となってしまうことがある。このような場合にも、各反射面93b,93cが平面状に形成されていると、図12(a)に示すように、第2の反射面93cで反射される光の進行方向に偏りが生じ、図12(b)に示すように表示部92の表示面の明るさが不均一になるととも表示部92を通して出射される光の光量が低下し、結果的に視認性が低下してしまう。なお、図12(b)は、表示部92の前面を表示面として、表示面の明るさが略均等な部位にクロスハッチングを施した図である。
【0031】
これに対して、本参考例では、第2の反射面93cを上述のような曲面状に形成してあるので、図9(a)に示すように、第2の反射面93cで反射される光の進行方向に偏りが生じるのを防止することができ、図9(b)に示すように表示部92の表示面を略均等に光らせることができ、操作ハンドル本体60のカバー取付部61の薄型化を図りながらも表示部92を通して放射される光の光量を増加させることができ、結果的に表示部92の視認性を向上させることができる。
【0032】
また、図13および図14に示すように、プリズム部93において出射部91後方の部分の両側部をカットした形状として第2の反射面93cとともに第1の反射面93bからの光を表示部92側へ反射する第3の反射面93dを形成しておけば、位置表示灯71からの光を表示部92へ効率良く導光することができる。
【0033】
本参考例のスイッチを壁面のような施工面に取り付ける際には、例えば、図19に示すプレート3を用いる。プレート3は、器具取付用の窓孔120aを備え器体1を保持する取付枠たるプレート枠120と、プレート枠120を覆う化粧プレート130とからなる。プレート枠120は合成樹脂製であって絶縁性を有し、図19および図20に示すように、操作ハンドル2の前面を露出させる長方形状の窓孔120aを中央部に備えた矩形枠状に形成されている。プレート枠120の窓孔120aの長手方向に沿った両側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の固定梁部124と可動梁部124とが互いに対向する形で設けてある。
【0034】
固定梁部124および可動梁部125において窓孔120aに望む一面には、器体1の両側面に各一対ずつ突設された取付爪26と係合する器具取付手段としての取付孔たる保持溝127a,127bが各々3対ずつ設けてある。したがって、取付爪26を各保持溝127a,127bに凹凸係合させると、操作ハンドルの前面を窓孔120aから露出させた形でプレート枠120に器体1を取着することができる。要するに、プレート枠120にスイッチの器体1を取り付けるには、器体1をプレート枠120の後方から挿入して器体1の長手方向の一側面に突設した取付爪26を固定梁部124の保持溝127aに係合させておき、器体1をプレート枠120に対して前方へ押し込むと、器体1の他側面に突設した取付爪26が可動梁部125を撓ませ、取付爪26を保持溝127bに容易に係合させることができる。
【0035】
一方、固定梁部124の基部には隣接する各一対の保持溝127aの間でプレート枠120の表裏に貫通する器具外し孔126が穿設してあり、器体1をプレート枠120に取着した状態で、ドライバや取り外し専用の冶具などの先端部分を器具外し孔126に挿入し、冶具の先端部分で器体1を可動梁部125側へ押すと梃子の原理によってわずかな力で可動梁部125を撓ませることができ、固定梁部124側の保持溝127aと器体1の取付爪26との係合状態を解除してプレート枠120から器体1を取り外すことができるようになっている。
【0036】
また、プレート枠120は壁に埋込配設された埋込ボックス(図示せず)の開口側に設けた取付舌片に螺合するボックスねじを挿通するための一対の長孔123が形成され、さらに、化粧プレート130の係止片131が挿入係止されるプレート係止孔122が四隅に形成されている。また、プレート枠120の周部には全周に亘って段部128が形成されている。
【0037】
プレート枠120の前面側に着脱自在に結合される化粧プレート130は、プレート枠120と同様に合成樹脂によって矩形枠状に形成されて、プレート枠120に結合するための上述の4本の係止片131がそれぞれ後面の四隅から突設されている。化粧プレート130は前壁の外周縁から後方に向かって延設された周壁132を備え、プレート枠120に化粧プレート130を重ね合わせたときに周壁132の後縁がプレート枠120の段部128の前面に載るようにしてある。ここに、本参考例のスイッチは、プレート枠120および化粧プレート130の中央部の開口窓120a,130aを通して操作ハンドル2の一部をプレート3の前方に突出させることができ、操作ハンドル2を操作することができることになる。なお、操作ハンドル2は、両端部を交互に押操作することにより両端部が交互に起伏動作する。ところで、本参考例のスイッチの器体1の短手方向の寸法はプレート枠120の窓孔120aの長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成されており、この寸法を1個モジュール寸法と呼ぶことにすれば、プレート枠120には1個モジュール寸法の器体1を3個まで取り付けることができ、窓孔120a内で器体1の取付位置を3箇所選択できるようになっている。また、本参考例における操作ハンドル2は、プレート枠120に1個モジュール寸法の器体1を1個取り付ける際に用いるものであって、プレート枠120および化粧プレート130の開口窓120a,130aを1個で覆う程度の寸法を有しているので、1個用の操作ハンドルと呼ぶことにする。ここにおいて、1個用の操作ハンドル2は反転ハンドル50よりも操作面の面積が大きいので、反転ハンドル50を押操作するよりも操作ハンドル2を押操作するほうが操作が容易になる。ところで、本参考例のスイッチでは、操作ハンドル本体60の前面側にハンドルカバー80を被着した状態でハンドルカバー80の前面および操作ハンドル本体60の両端部の前面が化粧プレート130の開口窓130aを通して露出するが、操作ハンドル本体60の色をハンドルカバー80の色および化粧プレート3の色と異ならせてあるので、操作ハンドル本体60とハンドルカバー80とからなる操作ハンドル2の操作位置(操作ハンドル本体60の両端部)を視認しやすい。なお、本参考例では、ハンドルカバー80の色と化粧プレート130の色とを同じ色としてある。
【0038】
また、操作ハンドル本体60の両端部それぞれの前面には、プレート枠120の窓孔120aの長手方向に走る複数の凹溝64を設けることにより凹溝64と隣り合う凹溝64間の部分とからなる押位置指示凹凸が形成されているので、手触りで操作ハンドル2の操作位置が分かるようになる。なお、操作ハンドル本体60の両端部のうち一方の端部の前面にはマーク突起66が突設されている。
【0039】
ところで、上述したハンドルカバー80は、カバー取付部61に形成された係止孔61aに係合する係止爪83がカバー本体81の後面から突設されているが、カバー取付部61に係止孔61aを設ける代わりに複数の圧入孔を穿孔しておき、図16に示すように、カバー本体81の後面から上記各圧入孔に圧入する圧入リブ87を突設するようにしてもよい。
【0040】
また、図16に示した構成のハンドルカバー80から突出片82をなくして図17に示すようにカバー本体81と複数の圧入リブ87とでハンドルカバー80を構成すれば、圧入リブ87以外の部分が平板状の形状となってハンドルカバー80の形状が単純になるので、ハンドルカバー80の製造が容易になるという利点がある。しかも、操作ハンドル本体60のカバー取付部61に段部62を形成する必要もなくなるので、操作ハンドル本体60の製造も容易になる。ただし、図17に示すハンドルカバー80を採用した場合には、図18に示すように、カバー本体81の後面とカバー取付部61の前面との境界の一部しか化粧カバー130により隠すことができないので、カバー本体81の後面とカバー取付部61の前面との間に隙間が形成されているような場合には見栄えが悪くなってしまう。これに対して、上述の突出片82を設けたハンドルカバー80では、カバー本体81の後面とカバー取付部61の前面との境界を突出片82により隠すことができるので、外観を向上させることができるという利点がある。また、図17に示すようにカバー本体81と複数の圧入リブ87とでハンドルカバー80を構成した場合、カバー本体81が反りやすくなるが、上述の突出片82を設けることによりカバー本体81が反りにくくなるという利点もある。
【0041】
(参考例2)
本参考例のスイッチの基本構成は参考例1と略同じであって、図21に示すように、操作ハンドル本体60およびハンドルカバー80の大きさが参考例1と相違する。つまり、本参考例では、操作ハンドル2の大きさが参考例1にて説明した1個用の操作ハンドル2の大きさとは相違する。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
本参考例における操作ハンドル2は、操作ハンドル本体60が取付枠たるプレート枠120の窓孔120aを2個で覆う程度の寸法に形成されているので、2個用の操作ハンドル2と呼ぶことにする。すなわち、2個用の操作ハンドル2は、プレート枠120の窓孔120aの短手方向に沿う方向の寸法が1個用の操作ハンドル2と同じで且つ長手方向に沿う方向の寸法が1個用の操作ハンドルの略2分の1の寸法に設定されている。しかして、本参考例のスイッチは、1個モジュール寸法の器体1を3個まで取り付けることができるプレート枠120に対して、2個取り付けて使用することができる。なお、2個用の操作ハンドル2も、1個用の操作ハンドル2と同様に反転ハンドル50よりも操作面の面積が大きいので、反転ハンドル50を操作するよりも操作ハンドル2を操作するほうが操作が容易になる。
【0043】
(参考例3)
本参考例のスイッチの基本構成は参考例1と略同じであって、図22および図23(a)に示すように、操作ハンドル本体60およびハンドルカバー80の大きさが参考例1と相違する。つまり、本参考例では、操作ハンドル2の大きさが参考例1にて説明した1個用の操作ハンドル2の大きさとは相違する。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】
本参考例における操作ハンドル2は、操作ハンドル本体60が取付枠たるプレート枠120の窓孔120aを3個で覆う程度の寸法に形成されているので、3個用の操作ハンドル2と呼ぶことにする。すなわち、3個用の操作ハンドル2は、プレート枠120の窓孔120aの短手方向に沿う方向の寸法が1個用の操作ハンドルと同じで且つ長手方向に沿う方向の寸法が1個用の操作ハンドルの略3分の1の寸法に設定されている。しかして、本参考例のスイッチは、1個モジュール寸法の器体1を3個まで取り付けることができるプレート枠120に対して、3個取り付けて使用することができる。なお、3個用の操作ハンドル2も、1個用の操作ハンドル2と同様に反転ハンドル50よりも操作面の面積が大きいので、反転ハンドル50を操作するよりも操作ハンドル2を操作するほうが操作が容易になる。
【0045】
ところで、本参考例のスイッチでは、上記各参考例と同様に、ハンドルカバー80の中央部に長円状の表示孔85を設け、光源としてのネオンランプよりなる位置表示灯71からの光をレンズ90を通してハンドルカバー80の前面側へ放射させるようにしてあり、器体1の長手方向に沿った表示部92の長手方向(図23(b)における左右方向)と器体1の幅方向に沿った位置表示灯71の長手方向(図23(b)における上下方向)とを交差(直交)させてあるので、図24および図25に示すように表示部92’の長手方向(図24(b)における上下方向)と位置表示灯71の長手方向(図24(b)における上下方向)とが平行になるような形状に形成したレンズ90’のプリズム部93’に比べて、位置表示灯71の長手方向におけるプリズム部93の幅を狭くすることができるので、レンズ90の小型化を図ることができる。また、レンズ90の出射部91に引掛爪91aを設けて出射部91を操作ハンドル60の装着孔65に挿入することにより操作ハンドル本体60に結合されるようになっているので、図24および図25に示すように、レンズ90’に操作ハンドル本体60に取り付けるための取付片94’を設けるとともに、操作ハンドル本体60の後面に結合脚(図示せず)を設けて結合脚を取付片94’に穿孔した挿通孔94a’に挿入して結合するような場合に比べて、組立性が向上し、しかも、レンズ90を操作ハンドル本体60に結合するための特殊な冶具を必要としないという利点がある。
【0046】
(参考例4)
本参考例のスイッチの基本構成は参考例1と略同じであって、図26および図27に示すように、操作ハンドル本体60におけるカバー取付部61に圧入孔67aを設けるとともに段部62に圧入孔67bを設ける一方で、ハンドルカバー80に圧入孔67a,67bへ圧入する圧入リブ87,88を突設し、圧入リブ87a,87bを圧入孔67a,67bへ圧入することでハンドルカバー80を操作ハンドル本体60に結合している点が相違する。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】
ところで、図28に示すように、圧入リブ88の先端部を塑性変形させて圧着すれば、使用中にハンドルカバー80が操作ハンドル本体60から外れるのを防止することができる。
【0048】
また、図29および図30に示すように、ハンドルカバー80に上述の突出片82を設けずに、ハンドルカバー80におけるカバー本体81の長手方向の寸法を操作ハンドル本体60の長手方向の寸法よりも短く設定するとともに、カバー本体81の短手方向の寸法を操作ハンドル本体60の短手方向の寸法よりも短く設定し、操作ハンドル本体60の前面にカバー本体81を収納する凹部からなるカバー取付部61を形成し、ハンドルカバー80を操作ハンドル本体60のカバー取付部61に収納した状態で操作ハンドル60の前面の周部が全周に亘って露出するようにすれば、操作ハンドル本体60と化粧プレート130との境界をより明確にすることができ、操作ハンドル2の視認性が向上する。また、カバー本体81の後面とカバー取付部61の前面(上記凹部の内底面)との間に隙間が外部から見えるのを防止することができ、外観が向上する。
【0049】
(実施形態)
本実施形態のスイッチの基本構成は参考例1と略同じであって、図31および図32に示すように、反転ハンドル50の前面側に結合される操作ハンドル本体160の形状が相違し、操作ハンドル本体160の両端部161,161に操作ハンドル本体160の色および化粧プレート130の色とは異なる色の飾り部材180,180を交換可能に取着している点などが相違し、参考例1にて説明したハンドルカバー80は備えていない点などが相違する。要するに、本実施形態では、操作ハンドル160と一対の飾り部材180,180とで操作ハンドル2を構成しており、当該操作ハンドル2の外形が参考例1における操作ハンドル本体60とハンドルカバー80とからなる操作ハンドル2の外形と略同じになる。なお、参考例1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0050】
本実施形態における操作ハンドル2は、1個用の操作ハンドルであって、操作ハンドル本体160の中央部にレンズ90の表示部92を嵌め込む長円状の表示孔165が穿孔されている。また、操作ハンドル本体160は、プレート枠120の窓孔120aの長手方向に沿った方向の寸法が両端部161,161でやや短く設定されるとともに、両端部161,161の前面が操作ハンドル本体160の中央部の前面を含む平面よりも後方に位置している。すなわち、操作ハンドル本体160は中央部と両端部161,161との間にそれぞれ段差が形成されている。一方、各飾り部材180,180は、操作ハンドル本体160の両端部161,161それぞれを覆うように、後面および操作ハンドル本体160の中央部側の側面が開放された形状に形成されており、各飾り部材180の前面が操作ハンドル本体160の中央部の前面に略揃うようになっている。
【0051】
ところで、飾り部材180は、操作ハンドル本体160の両端部161,161それぞれに形成された複数の圧入孔161aに圧入される複数の圧入リブ187が前壁の後面から突設されており、圧入リブ187を圧入孔161aへ圧入することによって操作ハンドル本体160に結合されている。ここに、操作ハンドル本体160の短手方向を左右方向とすれば、左右両端部で圧入孔161aの数を異ならせ、飾り部材180,180に形成する圧入リブ187の数も左右で異ならせてあるので、左右で飾り部材180,180を誤って組み立ててしまうのを防止することができる。また、上記左右方向における右側の飾り部材180の前面には、マーク突起186が突設されており、マーク突起186の有無によっても飾り部材180,180の左右を確認することができる。
【0052】
しかして、本実施形態のスイッチでは、操作ハンドル本体160の両端部161,161に操作ハンドル本体160の色および化粧プレート130の色とは異なる色の飾り部材180,180が交換可能に取着されているので、飾り部材180の色が操作ハンドル本体160の色および化粧プレート130の色と異なり、操作ハンドル2の操作位置(操作ハンドル2の両端部)を視認しやすくなり、しかも、飾り部材180,180をエンドユーザの好みに合う色の飾り部材180,180に交換することができる。また、飾り部材180,180は操作ハンドル本体160に比べて小さな部品なので、上記各参考例のような操作ハンドル本体60として複数種の色のものを用意しておく場合に比べて材料コストを低減することができる。なお、本実施形態では、操作ハンドル本体160の色を化粧プレート130の色と同じ色としてある。
【0053】
また、本実施形態では、各飾り部材180,180それぞれの前面に、プレート枠120の窓孔120aの長手方向に走る複数の凹溝164を設けることにより凹溝164と隣り合う凹溝164間の部分とからなる押位置指示凹凸が形成されているので、手触りで操作ハンドル2の操作位置(操作ハンドル2の両端部)が分かるようになる。
【0054】
【発明の効果】
請求項1の発明は、器具取付用の窓孔を備えた取付枠に取付可能な器体と、器体の前面側で器体に対して揺動可能となるように保持され器体内の接点を切り換える反転ハンドルと、反転ハンドルの前面側に結合されて取付枠の前面に取着した化粧プレートの開口窓内に配置され両端部を交互に押操作することにより両端部が交互に起伏動作する操作ハンドルとを備え、操作ハンドルは、反転ハンドルの前面側に結合される操作ハンドル本体と、操作ハンドル本体および化粧プレートとは異なる色であって操作ハンドル本体の両端部それぞれの前面側に交換可能に取着される一対の飾り部材とからなるものであり、飾り部材の色が操作ハンドル本体の色および化粧プレートの色と異なるので、操作ハンドルの操作位置を視認しやすくなるという効果がある。また、飾り部材をエンドユーザの好みに合う色の飾り部材に交換することができるという利点がある。また、飾り部材は操作ハンドル本体に比べて小さな部品なので、複数種の色の操作ハンドル本体を用意しておく場合に比べて材料コストを低減することができる。
【0060】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各飾り部材それぞれの前面に前記操作ハンドルの操作位置を示す押位置指示凹凸が形成されているので、手触りで操作ハンドルの操作位置が分かるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1を示す分解斜視図である。
【図2】 同上を示す斜視図である。
【図3】 同上を示す正面図である。
【図4】 同上を示す断面図である。
【図5】 同上を示す要部断面図である。
【図6】 同上を示す要部拡大断面図である。
【図7】 同上におけるバンドルカバーを示し、(a)は斜視図、(b)は要部拡大図である。
【図8】 同上を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は要部横断面図である。
【図9】 同上の動作説明図である。
【図10】 同上の比較例1の説明図である。
【図11】 同上の比較例2の説明図である。
【図12】 同上の比較例2の動作説明図である。
【図13】 同上の他の構成例を示し、(a)は要部縦断面図、(b)は要部横断面図である。
【図14】 同上の他の構成例におけるプリズムの斜視図である。
【図15】 同上の使用形態を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図16】 同上におけるハンドルカバーの他の構成例を示す斜視図である。
【図17】 同上におけるハンドルカバーの別の構成例を示す斜視図である。
【図18】 同上における別のハンドルカバーを用いた場合の使用形態を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図19】 同上の施工時に用いるプレートの分解斜視図である。
【図20】 同上の施工時に用いるプレートのプレート枠を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図21】 参考例2を示す分解斜視図である。
【図22】 参考例3を示す分解斜視図である。
【図23】 同上を示し、(a)は正面図、(b)は要部説明図である。
【図24】 同上の比較例を示し、(a)は正面図、(b)は要部説明図である。
【図25】 同上の比較例を示す断面図である。
【図26】 参考例4に示す分解斜視図である。
【図27】 同上の要部断面図である。
【図28】 同上の他の構成例を示す要部断面図である。
【図29】 同上におけるハンドルカバーの別の構成例を示す斜視図である。
【図30】 同上の使用形態を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図31】 実施形態を示す分解斜視図である。
【図32】 同上を示す斜視図である。
【図33】 従来例を示す正面図である。
【図34】 他の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 器体
2 操作ハンドル
3 プレート
26 取付爪
50 反転ハンドル
41a,41b 固定接点
42a,42b 可動接点
60 操作ハンドル本体
64 凹溝
80 ハンドルカバー
120 プレート枠
130 化粧プレート
160 操作ハンドル本体
164 凹溝
180 飾り部材
Claims (2)
- 器具取付用の窓孔を備えた取付枠に取付可能な器体と、器体の前面側で器体に対して揺動可能となるように保持され器体内の接点を切り換える反転ハンドルと、反転ハンドルの前面側に結合されて取付枠の前面に取着した化粧プレートの開口窓内に配置され両端部を交互に押操作することにより両端部が交互に起伏動作する操作ハンドルとを備え、操作ハンドルは、反転ハンドルの前面側に結合される操作ハンドル本体と、操作ハンドル本体および化粧プレートとは異なる色であって操作ハンドル本体の両端部それぞれの前面側に交換可能に取着される一対の飾り部材とからなることを特徴とするスイッチ。
- 前記各飾り部材それぞれの前面に前記操作ハンドルの操作位置を示す押位置指示凹凸が形成されてなることを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
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