JP2002231093A - 押ボタン装置 - Google Patents

押ボタン装置

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JP2002231093A
JP2002231093A JP2001368892A JP2001368892A JP2002231093A JP 2002231093 A JP2002231093 A JP 2002231093A JP 2001368892 A JP2001368892 A JP 2001368892A JP 2001368892 A JP2001368892 A JP 2001368892A JP 2002231093 A JP2002231093 A JP 2002231093A
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case
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Yasuhiro Ishida
康弘 石田
Yoshitake Yokota
義剛 横田
Keita Shinozaki
啓太 篠崎
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押ボタンケースのパネルへの取付けが容易
で、前方への出っ張り寸法を小さくすることのできる押
ボタン装置を提供する。 【解決手段】 押ボタンケース1にOリング2、キート
ップ3、ケース内シール部材4、リフレクタ5を取り付
けてプリセットし、押ボタン取付部材6に基板7を取り
付けた基板取付部材8を係合させてプリセットして2部
品とし、前面パネル201の表面側と背面側から対向配
置して押圧嵌合させることにより、押ボタンケース1を
前面パネル201に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に組み
付けられる商品選択スイッチなどの押ボタン装置に関
し、特に、押ボタンケースのパネルへの取付けが容易
で、前方への出っ張り寸法を小さくすることのできる押
ボタン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は周知のように屋内だけでな
く、風雨に曝される屋外にも設置される。したがって、
商品選択スイッチとしてその前面パネルに設置される押
ボタン装置には、雨水などが自動販売機内、特にスイッ
チ回路部に侵入しないように充分な水密性が要求され、
要部をシリコーンゴムでシールする技術が、例えば平成
8年5月30に登録された実用新案第2506507号
(実願昭63−96530号、但しこの公報にはシリコ
ンゴムと記載されている)に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動販売機の
道路へのはみ出し設置が近年厳しく取り締まられるよう
になって来たので、押ボタン装置を含めた全体の奥行寸
法を小さくする必要があるが、前記実用新案第2506
507号の押ボタン構造は前面パネルの前面に取り付け
る構造であるため、前方への突出量を小さくすることが
困難であった。
【0004】一方、実開平3−127971号公報に
は、自動販売機のパネルに開設した穴にパネル前面から
スイッチの後部を差し込んで固定する技術が提案されて
いる。このスイッチ構造ではスイッチの前方への突出量
が抑えられるが、このスイッチは部材間のシール性が悪
いために、内部に雨水が浸入して電気系統や駆動部分で
トラブルが発生し易いと云った問題点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、押ボタンケース
のパネルへの取付けが容易で、前方への出っ張り寸法を
小さくすることのできる押ボタン装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、自動販売機の表裏面が平坦なパネルに前記
パネルの表面側から取り付けられる押ボタンケースと、
前記押ボタンケースに形成された押ボタン穴に前方へ脱
落しないように設けられた操作部材と、前記パネルの裏
面側に配置され、前記操作部材の押圧によって動作する
回路基板と、前記回路基板を支持するとともに、前記パ
ネルに形成されたパネル穴を介して前記押ボタンケース
側と嵌合することにより前記押ボタンケースを前記パネ
ルに取り付ける取付部材とを備えたことを特徴とする押
ボタン装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面に基づ
いて説明する。自動販売機200に使用される本発明の
押ボタン装置100は、図1に示したように、自動販売
機200の表裏面が平坦で透明な前面パネル201の表
面側から取り付けられる押ボタンケース1、リング状シ
ール部材であるOリング2、操作部材としてのキートッ
プ3、ケース内シール部材4、ケース内固定部材として
のリフレクタ5と、前面パネル201の背面側から取り
付けられる押ボタン取付部材6、基板7、基板取付部材
8とからなる。
【0008】押ボタンケース1は、貫通した押ボタン穴
10を有して長手方向に沿って形成された複数の頭部1
1A、および複数の頭部11Aを連結する連結部11B
を有する板状部11と、押ボタン穴10を囲繞して複数
の頭部11Aの背面から後方に延設された複数の筒状部
12とを有する。この筒状部12は、自動販売機200
の前面パネル201に列設されたパネル穴202と同一
ピッチで、且つ、挿入可能に外径が僅かに細く形成され
る。
【0009】押ボタンケース1の板状部11は、その背
面側に各筒状部12を囲繞する浅い溝13を備えて、少
なくとも押ボタン穴10が開設されている部分は前面パ
ネル201のパネル穴202より大きく形成され、溝1
3それぞれに硬質ゴムなどの弾性体からなるOリング2
が嵌め込まれて、自動販売機200への装着時における
前面パネル201と押ボタンケース1との間の水密性が
確保される。
【0010】また、押ボタンケース1の内側の一部、例
えば下方を除く部分は押ボタン穴10から2段、すなわ
ち第1の垂直壁14と第2の垂直壁15を介して拡径さ
れて筒状部12の内壁に至り、第1の垂直壁14には筒
状部12の後端開口部から挿入されたキートップ3の筒
状部後端から延設された張出部16が係合し、第2の垂
直壁15は全周に渡って形成され、この部分にケース内
シール部材4の周辺部分前面が接する。
【0011】キートップ3は、例えば透明なプラスチッ
クからなり、その筒状体の前端は閉塞され、開口した後
端下部を除く部分からは前記張出部16が外方に延設さ
れ、押ボタンケース1の開口した筒状部12の後端から
挿入されたときに、張出部16が押ボタンケース1の第
1の垂直壁14に係合して押ボタン穴10から前方への
脱落が防止できるようになっている。
【0012】ケース内シール部材4は、中央部がキート
ップ3の凹陥した内側と同形に前方に突出形成され、こ
の前方突出部17がキートップ3の凹陥部に嵌め込ま
れ、その周辺部分が押ボタンケース1の第2の垂直壁1
5とリフレクタ5の前端とで挟持され、傾斜した中間部
18の弾力によって、キートップ3を押ボタン穴10か
ら前方に押し出す方向に作用する力で浮かせて保持する
と共に、キートップ3を押ボタン穴10の内側に1mm
前後押し込むことがことができるように形成されてい
る。
【0013】このケース内シール部材4は弾力性、耐久
性、光透過性などを考慮して、半透明のシリコーン樹脂
で形成される。また、ケース内シール部材4は、後端部
に導電性材料を有して前方突出部17の背面から基板7
の方向に直角に延設された棒状スイッチ機能部(これが
「課題を解決するための手段」でスイッチ機能部材と云
ったものに該当する)19、20と、棒状スイッチ機能
部19、20よりは短い透光性棒状部21、22とを有
し、透光性棒状部21が延設されている前方突出部17
の表面側には販売中を意味する○印23が、透光性棒状
部22が延設されている前方突出部17の表面側には売
り切れ表示24が印刷されている。
【0014】なお、これらの印刷は赤色を全面に途布
し、さらにその上に所要の文字・図形などを黒抜き印刷
することで、透光性棒状部21、22それぞれの先端部
が対峙する部分の基板7に設けた発光ダイオード25、
26の点灯時にも内部が透けて見えないように構成され
ている。
【0015】リフレクタ5は不透明なプラスチックなど
からなり、前方の略円形をした外周部に設けられた複数
の傾斜突起27と、左右一対のレ型のフック28、29
とを有し、押ボタンケース1の筒状部12に開設された
複数の係合穴30に対応する傾斜突起27を嵌合させる
ことで、押ボタンケース1に取り付けられる。
【0016】この押ボタンケース1への取付状態におい
て、リフレクタ5の前端部がケース内シール部材4の周
辺部分の背面に密着し、押ボタンケース1とキートップ
3との間の水密性が確保される。この場合、リフレクタ
5の前端部には1本の突条31が設けられており、この
突条31がケース内シール部材4の背面に食い込むよう
に装着されるのでシール性が一層高まる構造となってい
る。
【0017】また、リフレクタ5は中心部分の上下2箇
所に水平に横置形成された筒状体からなる穴32、33
を有すると共に、この上下の2個の穴の左右に前後に貫
通した隙間34、35を有し、さらに上下に貫通した穴
36を有する上板37と、同様の穴38を有する下板3
9とを備えて形成され、基板7の発光ダイオード25、
26が出す光を前方に導く機能と、ケース内シール部材
4によるシールを確実にする機能とを併有しているの
で、コストを下げる効果が大きい。
【0018】上記した自動販売機200の前面パネル2
01にその前面側から組み付けられる押ボタンケース
1、Oリング2、キートップ3、ケース内シール部材4
およびリフレクタ5の5部品は、プリセットされた状態
で自動販売機200の前面パネル201に組み付けられ
る。
【0019】すなわち、Oリング2は押ボタンケース1
の溝13に筒状部12の側から嵌め込まれ、キートップ
3は押ボタンケース1の筒状部12の後部開口端から挿
入されて押ボタン穴10に嵌められ、このキートップ3
の内側にケース内シール部材4が同様にその前方突出部
17を嵌め込まれて挿入され、この状態でリフレクタ5
の傾斜突起27を押ボタンケース1の係合穴30に嵌め
込ませることで一体化される。
【0020】一方、前面パネル201の背面側から設置
される押ボタン取付部材6は、前板40と、この前板4
0の上下両端部から後方に延設された上板41と下板4
2とから断面コ字状に形成されて補強されており、前面
パネル201のパネル穴202と同一ピッチで前板40
に列設された穴43それぞれの左右の前板40にリフレ
クタ5の左右一対のレ型のフック28、29が係合し
て、押ボタンケース1が自動販売機200の前面パネル
201に取り付けられる。
【0021】この取付時に、自動販売機200の前面パ
ネル201と押ボタンケース1とはその間に介在するO
リング2が変形するように密着設置されて、前面パネル
201と押ボタンケース1との間がOリング2によって
シールされる。なお、上板41には穴44が、下板42
には穴45が列設されている。
【0022】基板7は、前面パネル201の各パネル穴
202に対応する位置それぞれに、一対のスイッチ回路
46a、46bからなるスイッチ回路46と、2個の発
光ダイオード25、26とを備えて、基板取付部材8の
複数の規制部材47と脱落防止部材48とで位置決め支
持されて前面パネル201の背面側に配設される。
【0023】規制部材47と脱落防止部材48とを有す
る基板取付部材8は、背面板49と、この背面板49の
上下両端部から前方に延設された上板50と下板51と
を有すると共に、上板50と下板51の外面それぞれに
設けられた傾斜突起52、53を有し、これらの傾斜突
起52、53を押ボタン取付部材6の上板41の穴4
4、下板42の穴45に嵌合させて、押ボタン取付部材
6に取り付けられる。
【0024】そして、この基板7の前面パネル201背
面への装着時に、ケース内シール部材4の棒状スイッチ
機能部19、20の導電性の後端それぞれがリフレクタ
5の隙間34、35を通り抜けて基板7のスイッチ回路
46a、46bの前方約0.5mmに位置し、透光性棒
状部21、22それぞれが穴32、33に挿入されて基
板7の発光ダイオード25、26に対峙するように構成
されている。
【0025】また、基板7のスイッチ回路46と発光ダ
イオード25、26は自動販売機200の図示しない制
御器と接続され、この制御器が出力する制御信号によっ
てスイッチ回路46毎に発光ダイオート25、26の何
れか一方が商品の在庫状態に応じて点灯すると共に、発
光ダイオート25が点灯しているときに所要の額面の貨
幣が図示しない貨幣投入口から投入され、対応する押ボ
タンスイッチのキートップ3が押ボタン穴10の内側に
押し込まれて、棒状スイッチ機能部19、20の少なく
とも何れか一方の後端の導電性部分がスイッチ回路46
に接したときにはスイッチ回路46が閉成し、これによ
り自動販売機200の図示しない制御器に制御信号が送
信されて所要の商品の販売動作が行われるようになって
いる。
【0026】なお、発光ダイオート25、26が点灯す
ると、発光ダイオート25、26から出た光は透光性棒
状部21、22にその後端部から進入し、屈折率が空気
より大きい透光性棒状部21、22の光ファイバー効果
によって外部に漏れることなく前方に案内され、ケース
内シール部材4の前方突出部17の表面に印刷した○印
23または売り切れ表示24の何れか一方が明るく照ら
し出される。
【0027】上記構成の押ボタン装置100によれば、
自動販売機などの商品選択手段として組み付け使用する
場合には、前面パネル201に開設したパネル穴202
の内側に大半の部品が収納されるので、前方への出っ張
り寸法は小さくなり、狭いところにも設置可能となっ
た。また、部品同士の間のシールをケース内シール部材
4で行い、自動販売機の前面パネル201との間のシー
ルをリング状シール部材(Oリング2)で行うので、シ
ール性が良い。また、前面パネル201から前方への出
っ張り寸法が小さく抑えられたので、押ボタン装置の部
分には埃が溜り難く、清潔な状態が長く保てると共に、
突起部分に手を引っ掛けて負傷すると云った懸念がなく
なったので、前面パネル201や押ボタン装置の汚れを
拭き取る作業が短時間で行えるようになった。なお、前
面パネル201の表面側に外装される押ボタンケース1
の頭部11Aや、キートップ3の外周部分に丸みを設け
ることで、突起部分に手を引っ掛けて負傷する懸念がな
くなると云った前記作用効果は一層顕著になる。また、
パネル穴202が列設された前面パネル201を長い押
ボタンケース1と押ボタン取付部材6とで挟持する構造
であるので、前面パネル201を補強する作用効果が大
きく、したがって前面パネル201の薄板化が図れると
云った特長がある。さらに、一つの押ボタンケース1に
複数の筒状部12が設けられ、この押ボタンケース1に
一つの押ボタン取付部材6と一つの基板7が対応設置さ
れる構造であるので、生産性が極めて高くなり、コスト
削減効果が一層顕著となる。
【0028】また、押ボタン装置100においては、上
記したように押ボタンケース1にOリング2と、キート
ップ3と、ケース内シール部材4と、リフレクタ5とを
プリセットすると共に、自動販売機200の前面パネル
201の背面側から取り付ける押ボタン取付部材6、基
板7および基板取付部材8も、基板7を取り付けた基板
取付部材8を押ボタン取付部材6に係合させてプリセッ
トし、2部品として前面パネル201の表面側と背面側
から対抗設置し、両者をプレス機などで押圧嵌合させて
取り付けることができるので、これら部品を一つづつ取
り付ける場合に比較して自動販売機200の生産性が格
段に向上する。
【0029】また、本発明の押ボタン装置100におい
ては、リフレクタ5の上板37と下板39の穴36、3
8と、押ボタン取付部材6の上板41、下板42の穴4
4、45とは図14に示した位置関係で開設されている
ので、商品販売に供されていて破損するなどして現地で
交換修理する必要が生じたときには、自動販売機200
の前面パネル201が撓み易い合成樹脂製であっても穴
36と穴37、あるいは穴38と穴45、あるいは穴3
6と穴37および穴38と穴45とにドライバー54な
どを差し通し、押ボタン取付部材6(または組み付けら
れた基板取付部材8)の背面を押さえながらリフレクタ
5を矢印方向に引っ張ることで、リフレクタ5の左右一
対のフック28、29が押ボタン取付部材6の前板40
に簡単に係合し、押ボタンケース1などが自動販売機2
00の前面パネル201に密着して取り付けられるの
で、一人のサービス員による出張修理が可能となる。
【0030】なお、図12に示したように、ケース内シ
ール部材4の前方突出部17を凸レンズ状に中央部を膨
らませて形成し、上下方向に位置ずれした所からも、○
23や売り切れ表示24が見え易くすることができる。
【0031】また、ケース内シール部材4の前方突出部
17の背面側も破線で示すように中央部を肉厚に形成し
て、発光ダイオート25、26から出て透光性棒状部2
1、22を通って前方突出部17に至る光が前方部分で
拡散して○印23や売り切れ表示24が均一に照らされ
るように構成することもできる。
【0032】また、ケース内シール部材4の透光性棒状
部21、22後端部を球面状に凹陥させ、この球面状に
凹んだ後端部が発光ダイオート25、26を覆うように
配置し、発光ダイオート25、26から出た光が漏れな
く透光性棒状部21、22にその後端部から進入するよ
うに構成することもできる。
【0033】また、ケース内シール部材4の棒状スイッ
チ機能部19、20は後端部によって単に押圧動作する
ものとし、基板7のスイッチ回路46をタクトスイッ
チ、すなわち押されているときだけオンするタイプのス
イッチとすることもできる。
【0034】また、操作部材であるキートップ3は張出
部16を備えないで作成し、ケース内シール部材4の前
面に貼り付けるなどしてキートップ3とケース内シール
部材とを一体化することもできる。
【0035】また、透光性棒状部21、22を備えない
ケース内シール部材4を作成すると共に、リフレクタ5
の穴32、33の内面を光の反射率が高い白色で、且
つ、平滑に仕上げて発光ダイオード25、26から出た
光が効率よくケース内シール部材4の前方突出部17の
印刷部に案内されるように構成することもできる。
【0036】また、透光性棒状部21、22を備えない
ケース内シール部材4においては、例えば○印23と売
り切れ表示24とが印刷表示された前方突出部17の印
刷部分の背面部分を図13に示したように薄く形成し、
表面側の印刷表示を発光ダイオード25、26から出た
光で明るく照らすようにすることもできる。なお、この
場合は黒色のシリコーン樹脂でケース内シール部材4を
形成し、不要な光が横方向に漏れないように遮断するこ
とが好ましい。
【0037】また、リフレクタ5は、左右一対のフック
28、29の代わりに同様のフックを上下に設け、押ボ
タン取付部材6を鉄などの剛性の大きい金属で形成する
と共に、前面パネル201をこの金属製押ボタン取付部
材6より膨張率が遥かに大きい高分子樹脂で形成したと
きにも、前面パネル201の横方向の膨張/収縮の影響
を受け難いものとすることもできる。
【0038】また、リフレクタ5は左右一対のフック2
8、29を省略して形成し、押ボタンケース1とリフレ
クタ5とを上記のようにリフレクタ5の傾斜突起27を
押ボタンケース1の嵌合穴30に嵌合させて係合する一
方、押ボタンケース1の筒状部12は上記実施形態より
は長く形成し、その筒状部の外面に設ける傾斜突起を押
ボタン取付部材6の上板41、下板42それぞれに開設
する係合穴に嵌合させるなどして、押ボタンケース1を
自動販売機200の前面パネル201に密着させて取り
付けるように構成することもできる。
【0039】また、押ボタンケース1は筒状部12を1
個だけ有するように短く形成することもできるし、押ボ
タン取付部材6も穴43、44、45をそれぞれ1個だ
け有するように短く形成することもできる。
【0040】また、押ボタンケース1または押ボタン取
付部材6の一方を前記図面に示したように長く形成し、
他方を上記変形実施のように短く形成することもでき
る。
【0041】また、本発明の押ボタン装置100は、自
動販売機200以外のもの、例えば飲料供給機や自動貸
し出し機などにも組み込むことができる。なお、上記実
施の形態では、押ボタン取付部材6は、リフレクタ5と
係合したが、押ボタンケース1と係合して押ボタンケー
ス1を前面パネル201に密着固定してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の押ボタン装
置によれば、パネル穴の内側に大半の部品が収納される
ので、前方への出っ張り寸法は小さくなり、狭いところ
にも設置可能となる。また、操作部材が取り付けられた
押ボタンケース側と回路基板が取り付けられた取付部材
とを嵌合させて押ボタンケースをパネルに取り付けるこ
とができるので、押ボタンケースの取り付けが容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品構成を示す説明図である。
【図2】本発明の装置が自動販売機に装着されたときの
縦断面の説明図である。
【図3】本発明の装置の部品複数を分解して示した説明
図である。
【図4】ケース内シール部材の印刷部の説明図である。
【図5】リフレクタを斜め前方から見た説明図である。
【図6】リフレクタを斜め後方から見た説明図である。
【図7】複数の部品がプリセットされた状態を示す説明
図である。
【図8】押ボタン取付部材の説明図である。
【図9】プリセットされて自動販売機の前面パネルの前
方から取り付けられる部品と押ボタン取付部材との係合
状態を示す説明図である。
【図10】基板と基板取付部材の説明図である。
【図11】自動販売機の説明図である。
【図12】ケース内シール部材の一変形実施形態を示す
説明図である。
【図13】ケース内シール部材の他の変形実施形態を示
す説明図である。
【図14】リフレクタの穴と、押ボタン取付部材の穴と
の位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 押ボタンケース 2 Oリング 3 キートップ 4 ケース内シール部材 5 リフレクタ 6 押ボタン取付部材 7 基板 8 基板取付部材 10 押ボタン穴 11 板状部 11A 頭部 11B 連結部 12 筒状部 13 溝 14 第1の垂直壁 15 第2の垂直壁 16 張出部 17 前方突出部 18 中間部 19,20 棒状スイッチ機能部 21,22 透光性棒状部 23 ○印 24 売り切れ表示 25,26 発光ダイオード 27 傾斜突起 28,29 フック 30 係合穴 31 突条 32,33 穴 34,35 隙間 36 穴 37 上板 38 穴 39 下板 40 前板 41 上板 42 下板 43,44,45 穴 46,46a,46b スイッチ回路 47 規制部材 48 脱落防止部材 49 背面板 50 上板 51 下板 52,53 傾斜突起 54 ドライバー 100 押ボタン装置 200 自動販売機 201 前面パネル 202 パネル穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 13/06 H01H 13/06 B 13/70 13/70 C (72)発明者 石田 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 横田 義剛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 篠崎 啓太 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CA02 EB10 FB14 5G006 AZ09 CB04 JA01 JB03 LB03 LC02 LD03 LG01 5G052 AA05 AA12 BB01 HA06 HA07 HB05 HC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の表裏面が平坦なパネルに前記
    パネルの表面側から取り付けられる押ボタンケースと、 前記押ボタンケースに形成された押ボタン穴に前方へ脱
    落しないように設けられた操作部材と、 前記パネルの裏面側に配置され、前記操作部材の押圧に
    よって動作する回路基板と、 前記回路基板を支持するとともに、前記パネルに形成さ
    れたパネル穴を介して前記押ボタンケース側と嵌合する
    ことにより前記押ボタンケースを前記パネルに取り付け
    る取付部材とを備えたことを特徴とする押ボタン装置。
  2. 【請求項2】前記操作部材は、透光性部材あるいは反射
    部材とスイッチ機能部材とを裏面側に有し、 前記回路基板は、前記操作部材の前記スイッチ機能部材
    の押圧によって動作するスイッチと、商品の在庫状況に
    応じて発光するLEDを有し、前記LEDの出射光を前
    記操作部材の前記透光性部材あるいは前記反射部材を介
    して前方に案内するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の押ボタン装置。
  3. 【請求項3】自動販売機の表裏面が平坦なパネルに形成
    されたパネル穴に前記パネルの表面側から差し込まれる
    筒状部を有する押ボタンケースと、 前方へ脱落しないように前記押ボタンケースの前記筒状
    部の内側の開口に係合する操作部材とを備えたことを特
    徴とする押ボタン装置。
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