JP4048069B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揺動するハンドルを備えたスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開2000−251580号公報に記載されたスイッチ装置が知られている。このようなスイッチ装置は、スイッチ本体と、このスイッチ本体の正面側に揺動自在に支持されたハンドルとを備えている。そして、スイッチ本体には、配線が電気的及び機械的に接続される接続端子が収納されるとともに、この接続端子には、固定接点が設けられている。さらに、スイッチ本体には、背面側の端部を支点として回動する可動片が配置され、この可動片の回動に伴い、可動片に設けた可動接点が固定接点に接離され、接点が開閉される。また、ハンドルの背面側には、背面を開口したスプリング収納部が設けられ、このスプリング収納部に、コイルスプリングが収納されている。そして、このコイルスプリングの背面側の端部が、直接あるいは背面側の端部に取り付けたはとめ部を介して、可動片の正面側の端部に係合しており、ハンドルを揺動操作することにより、コイルスプリングが全体的に撓みながら可動片の正面側の端部を前後に押動し、操作時には適度な操作感を生成するとともに、操作後は可動片を押圧して位置を保持するようになっている。さらに、このようなスイッチ装置において、光源を収納し、接点の開閉に伴い光源を点灯させる表示機構を備えた構成が知られている。さらに、外観の向上などのため、この光源の光を出射する表示部を、スイッチ装置の中央部に配置する構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接点を開閉するスイッチ機構に加え、スイッチ装置の中央部を表示部とする表示機構を備える構成では、スイッチ装置の中央部分にこれらスイッチ機構と表示機構とが配置されるため、表示機構の部品配置などが困難になる問題を有している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、スイッチ機構と表示機構とを備えるとともに中央部に表示部を備えるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のスイッチ装置は、スイッチ本体及びこのスイッチ本体の正面側に揺動可能に支持されたハンドルを備え、正面側の中央部に表示部を設け、JIS1個用のスイッチボックスにこのスイッチボックスの正面視の長手方向に沿って3個取付可能なケースと;ハンドルの揺動に伴い揺動される可動片及びこの可動片の揺動に伴い接離される接点を備え、これら可動片及び接点は、ハンドルの揺動の軸方向に沿って、スイッチ本体の幅方向の中心より一側に位置をずらしてスイッチ本体に収納されたスイッチ機構と;スイッチ本体の内側に配置され、このスイッチ本体の内側に挿入された電線に電気的に接続される共通端子と;スイッチ本体の内側に配置された負荷端子と;光源、この光源が取り付けられた回路基板、及びこの回路基板の背面側に取り付けられた複数の接触片を備え、この光源は、ハンドルの揺動の軸方向に沿って、スイッチ本体の幅方向の中心より他側に位置をずらしてスイッチ本体に収納され、回路基板は、ハンドルに取り付けられてハンドルとともに揺動し、接触片の一は、共通端子に常時接続され、接触片の他は、前記負荷端子に接続可能に設けられた表示機構と;光源に対向する入射部及び表示部に対向する出射部を備えた導光体と;を具備しているものである。
【0006】
そして、この構成では、JIS1個用のスイッチボックスに3個取付可能なスイッチ装置について、スイッチ機構と表示機構とを互いに反対側に配置することにより、ケース内の空間が有効に利用され、小形化が容易になり作業性が向上するとともに、導光体を用いることにより、スイッチ装置の中央部を表示部とすることが可能になる。
【0007】
なお、例えば、光源は、ネオン管あるいは発光ダイオードであり、導光体は、プリズムレンズである。また、表示機構は、ハンドルの操作などに連動させ、オン状態あるいはオフ状態のいずれかで点灯表示させ、あるいはオン状態とオフ状態とで異なる色などの状態で点灯表示することができる。
【0008】
請求項2記載のスイッチ装置は、請求項1記載のスイッチ装置において、ハンドルの背面側にこのハンドルの揺動する軌跡に沿った円弧状に形成された対向部と;対向部に対向してスイッチ本体側に設けられた被対向部と;を具備しているものである。
【0009】
そして、この構成では、ハンドル側から力が加わった際に、対向部が被対向部に当接することにより、スイッチ機構などの他の部材に力が加わることを抑制し、他の部材が保護される。また、対向部は、ハンドルの揺動する軌跡に沿った円弧状に形成することにより、ハンドルに力が加わった状態でも、ハンドルの揺動が可能になる。
【0010】
なお、例えば、対向部は、スイッチ機構のスプリングを支持する筒状のスプリング収納部の背面側の端部に設けられ、被対向部は、スイッチ本体を構成する部材に一体に形成される。
【0011】
請求項3記載のスイッチ装置は、請求項1または2記載のスイッチ装置において、スイッチ機構は、ハンドルの背面側に伸縮可能に支持されたスプリングと、このスプリングの背面側の端部に取り付けられる基部、基部から背面側に突設された一対の腕部、及び各腕部の先端部に位置するガイド部を設けたスプリング受金と、各ガイド部に当接する一対のガイド当接部及び可動接点を備えた可動片とを具備し、ガイド部同士の外径寸法は、ガイド当接部同士の外形寸法以下に形成し、ガイド部同士の内径寸法は、ガイド当接部同士の内径寸法より大きく形成され、可動接点は、少なくとも一部がガイド当接部同士を結ぶ線よりも正面側に位置するものである。
【0012】
そして、この構成では、スプリング受金の一対の腕部の先端部に設けたガイド部同士の外径寸法を、可動片のガイド当接部同士の外形寸法以下としたため、スプリング受金の一対の腕部で可動片を挟み込む状態で、可動片からスプリング受金が脱落することが抑制される。また、ガイド部同士の内径寸法は、ガイド当接部同士の内径寸法より大きく形成したため、ガイド部近傍とガイド当接部近傍との摺接による抵抗を抑制し、可動片が円滑に移動する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスイッチ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明のスイッチ装置の一実施の形態を示す断面図であり、図2は同上スイッチ装置を示す断面図であり、図3は同上スイッチ装置を示す側面図であり、図4は同上スイッチ装置を示す底面図であり、図5は同上スイッチ装置を示す正面図であり、図6は同上スイッチ装置を示す端面図であり、図7は同上スイッチ装置のハンドルを示す底面図であり、図8は同上スイッチ装置の表示機構の一部の説明図であり、(a)はスイッチがオンの状態の側面図、(b)はスイッチがオフの状態の側面図、(c)は正面図、(d)は端面図、図9は同上スイッチ装置が用いられるスイッチの正面図である。
【0015】
図1ないし図6において、1はスイッチ装置で、このスイッチ装置1は、スイッチユニットとも呼ばれるもので、図示しないJIS1個用のスイッチボックスに長手方向すなわち上下方向に3個並んで取付可能な埋込形配線機具であるスイッチ装置1である。すなわち、このスイッチ装置1は、サポートと呼ばれる図示しない金属製などの取付枠に取り付けられ、この取付枠を、造営材である壁板に開口形成した開口部にスイッチボックスあるいは押え金具などを用いて取り付け、さらに、室内側を図9に示す枠状の取付プレート5及び操作部となるスイッチカバー6で覆って、埋込形の配線装置であるスイッチ7が構成されている。
【0016】
そして、このスイッチ装置1は、いわゆるタンブラスイッチ(接点部反転構造スイッチ)である3路スイッチで、スイッチ本体11と、このスイッチ本体11の正面側としての上側に揺動自在に支持された操作体であるハンドル12とを備え、これらスイッチ本体11これら及びハンドル12でケース13を構成している。なお、以下、このスイッチ装置1については、正面側を上側(図1及び図2に示す矢印X方向)として平面上に載置した状態で上下方向を説明し、すなわち、背面側を下側、これら正面背面方向に直交するスイッチ本体11の長手方向を前側(図2に示す矢印Y方向)及び後側、スイッチ本体11の幅方向を一側方向(図1に示す矢印Z方向)及び他側方向として説明する。そして、スイッチ本体11は、上側をケース開口部14aとして開口した白色の合成樹脂製の略箱状のケース体14と、このケース体14の上側を覆う白色の合成樹脂製のカバー15とを備え、これらケース体14とカバー15とがステンレスなどの金属製の前後一対の止金具16をかしめて固定され、内部に収納部17が形成されている。さらに、この収納部17は、図2に示すように、長手方向すなわち前後方向の両端部に配線結合端子部17aが形成されているとともに、図1に示すように、長手方向すなわち前後方向の中央部分において、隔壁部18などにより幅方向すなわち両側方向に区画され、一側に位置するスイッチ機構収納部19aと、他側に位置する表示機構収納部20aとが形成されている。そして、スイッチ機構収納部19aには、スイッチメカ部とも呼びうるスイッチ機構19が収納され、表示機構収納部20aには、表示機構20が収納されている。
【0017】
また、ケース体14の下面には、図2及び図4に示すように、4個の電線挿入口21と、2個のリリース孔22とが形成されている。そして、電線挿入口21の内側の配線結合端子部17aには、それぞれ板ばねを屈曲した鎖状金具24が配置されているとともに、リリース孔22の内側には、それぞれ合成樹脂にて形成されたリリースボタンとも呼ばれるリリース体25が上下に進退可能に配置されている。また、後側に位置する2個の鎖状金具24には、共通端子26が組み合わされて接続され、前側に位置する2個の鎖状金具24には、それぞれ負荷端子である端子としての第1の端子27及び第2の端子28が接続されている。そこで、後側に位置する電線挿入口21に挿入された電線は、鎖状金具24と共通端子26との間に挟持され鎖状接続されるとともに電気的に接続される。また、前側に位置する電線挿入口21に挿入された電線は、鎖状金具24と第1の端子27あるいは第2の端子28との間に挟持され鎖状接続されるとともに電気的に接続される。また、リリース孔22にマイナスドライバなどの治具を挿入してリリース体25を押動し、鎖状金具24を変形させることにより、鎖状接続を解除して接続した電線を取り外しできる。
【0018】
また、共通端子26は、配線結合端子部17aからスイッチ機構収納部19aの下部に延設されるとともに、上側に向かって拡開する略V字状に屈曲されて、可動片軸受部31が形成されている。また、第1の端子27及び第2の端子28は、配線結合端子部17aからそれぞれスイッチ機構収納部19aの可動片軸受部31の上方に延設され、かつ、互いに拡開するように上方に向かって若干傾斜した第1の固定接点受部27b及び第2の固定接点受部28bが形成されている。そして、これら固定接点受部27b,28bに、本体側接点としての固定接点33,33が取り付けられている。
【0019】
さらに、スイッチ機構収納部19aには、これら固定接点33間に位置し、スイッチ機構19を構成する突片である可動片41が配置されている。そして、この可動片41は、導電性を有する金属板からなる平板状の可動片本体42と、この可動片本体42の長手方向の中間部にかしめなどして前後の面に突出して取り付けられた接点としての円板状の可動接点44とを備えている。そして、可動片本体42は、水平な端縁部である下端部に、回動軸となる基端部45が形成されているとともに、長手方向の中間部に、基端部45に向かって幅寸法が大きくなる両側一対のガイド当接部46が形成されている。また、基端部45は、片面あるいは両面のつぶし加工により、中央部分よりも薄く形成されている。さらに、可動接点44は、少なくとも一部がガイド当接部46同士を結ぶ線よりも上側に位置するように配置されている。
【0020】
そして、この可動片本体42は、可動片軸受部31の谷部に基端部45を当接し、この基端部45を軸として回動可能に支持され、この可動片本体42の回動により、可動接点44が固定接点33に当接してスイッチが閉じられ、すなわち、第1の端子27と共通端子26とが電気的に接続され、あるいは、第2の端子28と共通端子26とが電気的に接続され回路が切り替えられるようになっている。
【0021】
また、スイッチ本体11のカバー15は、下面をケース開口部14aに連通するように開口した略箱状をなし、さらに、上面には、下面の開口よりも前後方向及び幅方向に寸法の小さい開口部49が形成されている。また、図2に示すように、この開口部49は、前後方向について、下側すなわち収納部17の内側に向かう側よりも、上側すなわち外側に向かう側の方が、階段状などに拡開して、幅寸法が大きく形成され、外側に向かうハンドル規制部49aと、内側に向かう部品押さえ部49bとが形成されている。さらに、図1に示すように、開口部49には、長手方向の中央部に位置し、幅方向の両側の縁部について、上側に向かって幅寸法の小さくなる三角状の係合部50が形成されている。
【0022】
また、ハンドル12は、図1ないし図3及び図5ないし図7に示すように、青色または黄色の合成樹脂にて一体に形成されたハンドル本体51を備え、このハンドル本体51は、下面を開口した略箱状をなす本体部52と、この本体部52の前後に位置する一対の操作部53となどを備えている。また操作部53には、それぞれ金属製のハンドル受金具55が取り付けられている。また、本体部52の前後方向の中央部で両側方向の一側部には、図1及び図7に示すように、上下方向を軸方向とし、上面を閉じ、下面を開口した筒状のスプリング収納部56が下側に向かって突設されている。そして、このスプリング収納部56は、円孔状をなすスプリング本体収納部56aと、このスプリング本体収納部56aの下側に拡径して連結する略四角筒状の受金収納部56bとを備えている。また、本体部52の両側部には、ハンドル支持部である舌片状の爪部58が形成されている。そして、この爪部58は、下端部が本体部52に一体に形成されているとともに、本体部52から若干離間する方向に傾斜した状態で、上側に突設されている。さらに、この爪部58は、上側に向かって前後方向の寸法が小さくなる弾性変形可能な三角板状をなし、先端部すなわち上端部は、係合受部59となっている。そして、これら爪部58の部分の幅寸法は、外部から力が加わっていない状態では、カバー15の開口部49の幅寸法よりも大きくなるように形成されている。さらに、本体部52には、内面の他側部すなわちスプリング収納部56が形成されていない側と、上面の中央部とを連通して、傾斜した端面視平行四辺形状の通孔である導光体取付部60が形成されている。そして、この導光体取付部60の上端の開口がスイッチ装置1の正面側の中央に位置する表示部60aとなっている。さらに、この導光体取付部60に、導光性を有する導光体Pが取り付けられている。そして、この導光体Pは、ガラス製あるいは樹脂製などの側面視平行四辺形状のプリズムレンズで構成されている。また、導光体取付部60には、導光体Pの下面側を係止して保持する保持部60bがハンドル本体51と一体に設けられている。
【0023】
そして、このハンドル12は、カバー15の開口部49に上側から圧入することにより、両側の爪部58が弾性的に変形しながら、開口部49の縁部を通過し、通過後に爪部58が復帰変形した状態で、係合受部59が係合部50に係合して抜け止めされ、この係合部分を両側方向を軸方向とする回転軸として、ハンドル12がカバー15に揺動可能に支持される。さらに、ハンドル12をカバー15に取り付けた状態で、カバー15のハンドル規制部49aにより、ハンドル12の揺動範囲すなわち回動する角度が規制されている。また、この状態で、導光体Pの下面部は、表示機構収納部20aの上側に対向する。
【0024】
さらに、ハンドル12のスプリング収納部56の下端部には、ハンドル12が回動する軌跡に沿った円弧状をなす対向部56cが形成されている。また、この対向部56cに所定の間隔を介して対向し、スイッチ本体11のケース体14には、円弧状の段部をなす被対向部14cが形成されている。
【0025】
また、このハンドル12のスプリング収納部56の主としてスプリング本体収納部56aに、スプリングとしてのコイルスプリングSが収納されている。そして、このコイルスプリングSは、弾性的に変形可能な金属線を巻回したスプリングで、軸方向に弾性的に伸縮するとともに、軸方向から傾斜する方向にも弾性的に変形可能な弾性体を構成している。そして、このコイルスプリングSは、接点部の反転機構を構成し、また、接点部の接触力を発生させている。また、スプリング収納部56の内径は、コイルスプリングSの外径と同等か若干小さく形成され、コイルスプリングSをスプリング収納部56に挿入することにより、コイルスプリングSがハンドル12に仮固着されるようになっている。なお、このスプリング収納部56の内部には、コイルスプリングSを仮固着するためのリブなどを設けることもできる。
【0026】
さらに、コイルスプリングSの下端部には、スイッチ機構19を構成するスプリング受金61が装着され、スプリング収納部56の受金収納部56bに一部が収納され上下方向に移動可能に案内されている。そして、このスプリング受金61は、1枚の金属板を折曲などして略コの字状に形成され、略矩形板状の基部62と、この基部62の両側部から折曲された両側一対の腕部63とを備えている。そして、各腕部63は、下側となる先端側に向かって幅寸法が小さくなり、先端部には、U字状あるいは三角状などの溝状の切欠部であるガイド部64が形成されている。そして、これら両側のガイド部64に、可動片41の両側のガイド当接部46が当接あるいは係合して押し下げられ、また、この状態で、両側のガイド部64間に可動接点44が位置するようになっている。そして、この状態で、図1に示すように、可動片41の幅寸法すなわち両側のガイド当接部46同士の外形寸法をL1、ガイド当接部46同士の離間寸法すなわち内径寸法をL2、スプリング受金61の幅寸法すなわちガイド部64同士の外形寸法をL3、ガイド部64同士の離間寸法すなわち内径寸法をL4とすると、L1>L3となり、スプリング受金61と可動片41とが互いに外れないようになっているとともに、L4>L2となり、スプリング受金61の腕部63と可動片41とが摺接せずに円滑に移動可能になっている。さらに、基部62には、上側に向かい、例えばバーリング加工により、上側に円筒状に突出する仮固着用のスプリング嵌合部(スプリングガイド)65が形成されている。そして、このスプリング嵌合部65の外径は、コイルスプリングSの内径よりも若干大きく、コイルスプリングSの下端部が嵌合し、保持されるようになっている。
【0027】
一方、表示機構収納部20aに収納される表示機構20は、図1、図2、及び図8に示すように、ネオン管である光源71を備えている。そして、この光源71は、光源支持部を兼ねた回路基板73に取り付けられている。そして、この回路基板73は、平面略コの字状をなし、スプリング収納部56を囲むようにして、ハンドル12に取り付けられ、ハンドル12とともに揺動するようになっている。そして、このように回路基板73をハンドル12に取り付けた状態で、光源71は、ハンドル12に取り付けられた導光体Pの入射面となる下面に対向する。また、この回路基板73には、上面側などに位置して、光源71の点灯に用いる電子部品75が実装されている。さらに、回路基板73の下面には、光源71を点灯消灯させるスイッチなどを構成する接触片81,82,83,84などが取り付けられている。そして、例えば、接触片83は、常時共通端子26に接触する一方、接触片84は、可動接点44が第1の端子27の固定接点33から離間したオフ状態で、第2の端子28に接触し、光源71を点灯させるようになっている。
【0028】
そして、このように構成されたスイッチ装置1は、1個ないし3個を図示しないサポートに取り付け、このサポートをスイッチボックスなどを用いて壁面に取り付け、さらに、図9に示すように、室内側を取付プレート5で覆い、さらに、ハンドル12のハンドル受金具55に係合してスイッチカバー6を取り付けることにより、表示灯付の3路のスイッチ7が構成される。なお、各スイッチカバー6は、枠状の取付プレート5の部分を除き、スイッチ7の略全面を覆う面積の大きいいわゆるワイドタイプで、また、各スイッチカバー6には、正面視の略中央部に位置して、透光性を有するスイッチカバー側表示部6aが設けられており、スイッチカバー側表示部6aの背面側は、直接に、あるいはプリズムレンズなどを介して、スイッチ装置1の表示部60aに対向するようになっている。
【0029】
そこで、この状態で、スイッチカバー6を介してハンドル12の操作部53を押動し、ハンドル12を揺動させることにより、コイルスプリングS及びスプリング受金61を介して可動片41を押動して回動させ、固定接点33に可動接点44を接離させ、回路を開閉できるとともに、光源71の光によりスイッチカバー側表示部6aを介して回路のオンオフ状態を確認できるようになっている。
【0030】
そして、本実施の形態のスイッチ装置1によれば、JISの1個用スイッチボックスに3個取付可能な埋込形配線機具であるスイッチ7において、いわゆるワイドタイプのスイッチカバー6を取り付ける表示灯付きのスイッチユニットであるスイッチ装置1に関し、可動片41及び可動接点44などを備えたスイッチ機構19を正面から見てオフセンターに配置したため、光源71などの表示機構20などスイッチ機構19以外の構成要素を、反対側に配置することが可能になる。そこで、スイッチ機構19と表示機構20とを正面視で中央部に上下に重ねて配置する構成に較べ、高さ方向での表示機構20の占有部分が不要になり、全体の高さ寸法を容易に小形化でき、工事施工性を向上できる。すなわち、スイッチ機構19と表示機構20とを互いに反対側に配置することにより、ケース13内の空間を有効に利用して、容易にスイッチ装置1を小形化できる。
【0031】
また、スイッチ装置1は、プリズムレンズである導光体Pを備えたため、この導光体Pにより、オフセットされた光源71から照射された光をスイッチ装置1の正面中央部に設けた表示部60aから効率良く出射でき、スイッチカバー6のスイッチカバー側表示部6aを効率良く照明できる。
【0032】
さらに、このプリズムレンズである導光体Pの表示部60aは、極力大きく設定することにより、ネオン管、発光ダイオードなど種々の形式の光源に対応でき、汎用性が向上する。
【0033】
また、本実施の形態のスイッチ装置1によれば、ハンドル12、このハンドル12のスプリング収納部56に挿入されたスプリングS、スプリング受金61、及び可動片41などを備えたスイッチ装置1において、スプリングSが挿入される筒状のスプリング収納部56の端部をR形状とし、すなわち、ハンドル12の下端の先端部にハンドル12が回動する軌跡に沿った円弧状の曲面状をなす対向部56cを形成するとともに、この対向部56cに所定の間隔を介してスイッチ本体11に被対向部14cを形成したため、確実なハンドル12操作と、外的衝撃などに対して故障を抑制できる。すなわち、ハンドル12は、操作時に外的衝撃力として大きな力が加わる場合があり、過度な衝撃力がスプリングSやスプリング受金61に直接加わると、部品が損傷を受ける可能性がある。ここで、本実施の形態では、ハンドル12に対向部56cを形成するとともに、この対向部56cに所定の間隔を介してスイッチ本体11に被対向部14cを形成したため、ハンドル12の筒部の端部を外的衝撃力に対するいわばストッパとして利用でき、スイッチ機構19など他の部分の損傷を抑制できる。さらに、これら対向部56c及び被対向部14cはハンドル12の軌跡に沿ったR形状としたため、スプリング収納部56の端部を平面状とした構成に較べ、対向部56cと被対向部14cとの間隔を小さく設定できるとともに、ハンドル12に力が加わった状態でも、ハンドル12の揺動操作が可能になる。
【0034】
本実施の形態のスイッチ装置1によれば、ハンドル12、このハンドル12のスプリング収納部56に挿入されたスプリングS、スプリング受金61、及び可動片41などを備えたスイッチ装置1において、略コの字状をなすスプリング受金61を用い、このスプリング受金61の幅寸法を可動片41の幅寸法と同等以下としたため、ハトメなどを用いてスプリング受金と可動片とをリンクさせる構成に較べ、ハンドル12の動きを可動片41に確実に伝えることができるとともに、スプリング受金61と可動片41とを外れることなく確実にリンクさせることができる。すなわち、それぞれ先端部にガイド部64を設けた一対の腕部63を備えた略コの字状をなすスプリング受金61を用いるとともに、これらガイド部64を可動片41の長手方向の中間部の両側部に肩状に設けたガイド当接部46に当接され、いわばスプリング受金61が可動片41の可動接点44をまたぐ構造としたため、可動片41の可動接点44の移動距離を容易に大きく確保できるとともに、スプリング受金61は、少なくとも一部をハンドル12のスプリング収納部56の受金収納部56bに収納する構成としたため、ハンドル12の動作をスプリング受金61に確実に伝え、このスプリング受金61を介して、ハンドル12の動作を可動片41に遊びなく効率良く確実に伝えることができる。そこで、ハンドル12の小さな動きを確実に可動片41に伝えることができるとともに、ハンドル12の小さな動きで可動片41の可動接点44を大きく動かし、いわゆる接点ギャップ及び接点フォローを大きく確保できるため、可動角度の小さい大形のスイッチカバー6を用いても、確実に動作するスイッチ7を提供できる。ここで、可動片41のいわば肩幅である幅寸法L1を、スプリング受金61の幅寸法L3以上としたため、可動片41からスプリング受金61が脱落することを抑制でき、ハンドル12の力を確実に可動片41に伝えることができる。また、スプリング受金61のガイド部64すなわち腕部63の部分の内寸の幅寸法L4は、可動片41のガイド部64及び腕部63に挟まれる部分の幅寸法(内肩寸法)L2より大きくすることにより、スプリング受金61と可動片41との摺接(セリ)を抑制し、これらスプリング受金61及び可動片41を円滑に移動させ、ハンドル12の動作を円滑にすることができる。
【0035】
なお、上記の実施の形態では、スイッチ装置1は、いわゆる3路スイッチについて説明したが、導通の入り切りをおこなう片切スイッチなどに適用することもできる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1記載のスイッチ装置によれば、JIS1個用のスイッチボックスに3個取付可能なスイッチ装置について、スイッチ機構と表示機構とを互いに反対側に配置することにより、ケース内の空間を有効に利用でき、容易に小形化でき、作業性を向上できるとともに、導光体を用いることにより、スイッチ装置の中央部を表示部とすることができる。
【0037】
請求項2記載のスイッチ装置によれば、請求項1記載の効果に加え、ハンドル側から力が加わった際に、対向部が被対向部に当接することにより、スイッチ機構などの他の部材に力が加わることを抑制し、他の部材を保護できる。また、対向部は、ハンドルの揺動する軌跡に沿った円弧状に形成することにより、ハンドルに力が加わった状態でも、ハンドルを揺動させることができる。
【0038】
請求項3記載のスイッチ装置によれば、請求項1または2記載の効果に加え、スプリング受金の一対の腕部の先端部に設けたガイド部同士の外径寸法を、可動片のガイド当接部同士の外形寸法より小さくしたため、スプリング受金の一対の腕部で可動片を挟み込む状態で、可動片からスプリング受金が脱落することを抑制できる。また、ガイド部同士の内径寸法は、ガイド当接部同士の内径寸法より大きく形成したため、ガイド部近傍とガイド当接部近傍との摺接による抵抗を抑制し、可動片を円滑に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上スイッチ装置を示す断面図である。
【図3】同上スイッチ装置を示す側面図である。
【図4】同上スイッチ装置を示す底面図である。
【図5】同上スイッチ装置を示す正面図である。
【図6】同上スイッチ装置を示す端面図である。
【図7】同上スイッチ装置のハンドルを示す底面図である。
【図8】同上スイッチ装置の表示機構の一部の説明図である。
(a)はスイッチがオンの状態の側面図
(b)はスイッチがオフの状態の側面図
(c)は正面図
(d)は端面図
【図9】同上スイッチ装置が用いられるスイッチの正面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ装置
11 スイッチ本体
12 ハンドル
13 ケース
14c 被対向部
19 スイッチ機構
20 表示機構
41 可動片
44 接点としての可動接点
46 ガイド当接部
56c 対向部
60a 表示部
61 スプリング受金
62 基部
63 腕部
64 ガイド部
71 光源
P 導光体
S スプリングとしてのコイルスプリング

Claims (3)

  1. スイッチ本体及びこのスイッチ本体の正面側に揺動可能に支持されたハンドルを備え、正面側の中央部に表示部を設け、JIS1個用のスイッチボックスにこのスイッチボックスの正面視の長手方向に沿って3個取付可能なケースと;
    ハンドルの揺動に伴い揺動される可動片及びこの可動片の揺動に伴い接離される接点を備え、これら可動片及び接点は、ハンドルの揺動の軸方向に沿って、スイッチ本体の幅方向の中心より一側に位置をずらしてスイッチ本体に収納されたスイッチ機構と;
    スイッチ本体の内側に配置され、このスイッチ本体の内側に挿入された電線に電気的に接続される共通端子と;
    スイッチ本体の内側に配置された負荷端子と;
    光源、この光源が取り付けられた回路基板、及びこの回路基板の背面側に取り付けられた複数の接触片を備え、この光源は、ハンドルの揺動の軸方向に沿って、スイッチ本体の幅方向の中心より他側に位置をずらしてスイッチ本体に収納され、回路基板は、ハンドルに取り付けられてハンドルとともに揺動し、接触片の一は、共通端子に常時接続され、接触片の他は、前記負荷端子に接続可能に設けられた表示機構と;
    光源に対向する入射部及び表示部に対向する出射部を備えた導光体と;
    を具備していることを特徴とするスイッチ装置。
  2. ハンドルの背面側にこのハンドルの揺動する軌跡に沿った円弧状に形成された対向部と;
    対向部に対向してスイッチ本体側に設けられた被対向部と;
    を具備していることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. スイッチ機構は、
    ハンドルの背面側に伸縮可能に支持されたスプリングと、
    このスプリングの背面側の端部に取り付けられる基部、基部から背面側に突設された一対の腕部、及び各腕部の先端部に位置するガイド部を設けたスプリング受金と、
    各ガイド部に当接する一対のガイド当接部及び可動接点を備えた可動片とを具備し、
    ガイド部同士の外径寸法は、ガイド当接部同士の外形寸法以下に形成し、ガイド部同士の内径寸法は、ガイド当接部同士の内径寸法より大きく形成され、可動接点は、少なくとも一部がガイド当接部同士を結ぶ線よりも正面側に位置する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装置。
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