JPH11109907A - 入出力データ表示装置及びデータ入出力システム及びその入出力データ表示方法 - Google Patents

入出力データ表示装置及びデータ入出力システム及びその入出力データ表示方法

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JPH11109907A
JPH11109907A JP9271752A JP27175297A JPH11109907A JP H11109907 A JPH11109907 A JP H11109907A JP 9271752 A JP9271752 A JP 9271752A JP 27175297 A JP27175297 A JP 27175297A JP H11109907 A JPH11109907 A JP H11109907A
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output
data
timing
signal
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JP9271752A
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Hideto Tokuma
英人 徳間
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出力データの表示制御に係わるソフトウェ
ア処理負担を軽減させることで、高速処理が可能となる
ようにする。 【解決手段】 外部の制御装置等はスイッチ入力回路1
07からのスイッチ状態出力に基づいて、表示すべき入
出力データの読み出し又は書込みタイミングをセレクト
回路14で選択させる為の選択情報を切換信号レジスタ
15に書込む。セレクト回路14には、外部のデータ入
出力制御に用いられるRD、WR、CS0〜CS3 、A0
、A1 の信号に基づいてORゲート11、デコーダ1
2、及びANDゲート群13の各ANDゲート13−1
〜13−mによって生成される各入出力データの読み出
し又は書込みタイミングを示す各信号が入力し、この中
から上記選択情報に応じた信号を選択出力することで、
その信号が示すタイミングで入出力データ表示レジスタ
109のデータ入力端子Dに入力しているデータD0〜n
を、入出力データ表示器114で表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力データの表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばプログラマブルコント
ローラ(PLC、又はPC)において、入出力データの
表示は、PLCを使用して制御システムを構築する場合
の配線の確認、動作確認を行う為に不可欠な機能であ
る。
【0003】一般に、PLCは、電源ユニット、CPU
ユニット、及び複数の入出力ユニット(以下、単にユニ
ットという場合もある)を接続することにより構成され
ている。そして、例えば、各入出力ユニットに表示器
(例えば複数のLEDによって表示を行うLED表示
器)が設けられ、これらの表示器が入出力ユニットに付
属している入出力点数分のデータを表示できるようにな
っている。
【0004】この様な構成で、上記配線の確認、動作確
認は、入力データをON(またはOFF)したとき出力
データがON(またはOFF)することを、表示器(L
ED表示器)に表示させて確認することが主な方法であ
った。
【0005】図8は、PLCの概略構成図である。同図
において、CPU101は、外部バス104又は内部バ
ス105を介して、LED表示回路102、I/Oコン
トローラ103を制御する中央処理装置である。
【0006】LED表示回路102は、CPU101に
よって制御されて入出力データのLED表示を行う。す
なわち、CPU101によって管理されている入出力デ
ータを、外部バス104又は内部バス105を介して受
け取って、LED表示するものである。LED表示回路
102の詳細については後述する。
【0007】I/Oコントローラ103は、CPU10
1によって制御されて、データの入出力動作を制御す
る。図9は、上記LED表示回路102の詳細な回路構
成図である。
【0008】同図において、スイッチ106は、オペレ
ータ等によって操作されて、データを表示すべきユニッ
ト(データ入出力制御対象のI/Oユニット)の選択指
示を与える為のスイッチである。
【0009】スイッチ入力回路107は、スイッチ10
6が操作されたことを認識する回路である。スイッチ入
力回路107は、収集フローの1サイクルが十分短けれ
ば信号の変化のみを記憶する回路構成になり、1サイク
ルが長い場合は変化の回数をカウントする回路構成とな
る。また、スイッチ入力回路107は、CPU101に
より入力情報が読み込まれると、ハードウェアにより自
動的にリセットされるように構成されている。
【0010】バッファ108は、上記スイッチ入力回路
107からCPU101に読み込まれるスイッチ106
の入力情報を格納するものであり、例えば3ステートバ
ッファである。
【0011】入出力表示レジスタ109は、CPU10
1によって上記選択指定されたユニットのデータが書込
まれるレジスタである。入出力データ表示器114は、
入出力表示レジスタ109から出力されるデータを表示
するものであり、例えば複数のLEDより構成される。
【0012】ユニット位置表示レジスタ110は、CP
U101から送られてくる上記選択指定されたユニット
(の番号等)を示すデータ(以下、装着位置データとい
う)を一時的に記憶して、このデータによって例えば7
セグメントの数字表示器である位置データ表示器115
を駆動するものである。
【0013】ここで、本従来技術のPLC装置では、上
記入出力データ表示器114が例えば一組当たり32点
分の表示素子しか備えておらず、それを越える点数分の
ユニットが装着された場合には表示出来なくなることに
対して、表示可能点数を越える場合は分割して表示する
ようにしている。
【0014】分割位置表示レジスタ111は、上記分割
して表示していることを示すデータ(以下、分割位置デ
ータという)がCPU101から送られてくると、これ
を一時的に記憶する記憶素子である。
【0015】そして、上記ユニット位置表示レジスタ1
10、分割位置表示レジスタ111に記憶された上記各
データは、切換え回路113によって選択されて位置デ
ータ表示器115で表示される。切換え回路113の切
換えは、タイマ112によって、例えば装着位置データ
5秒、分割位置データ1秒というように時分割で行われ
る。
【0016】図10は、従来のLED表示制御処理を示
すフローチャートである。同図において、まずイニシャ
ル処理(初期設定処理)を行うことによって、入出力デ
ータを表示するユニットの位置が決められる(ステップ
S31)。
【0017】次に、各ユニットの入力データを収集する
(ステップS32)。続いて、スイッチ入力回路107
より上記スイッチ106の入力情報を読み出すことによ
ってスイッチ状態を収集する(ステップS33)。
【0018】次に、収集したスイッチ状態に基づいて、
表示対象のユニットの表示データの選択・収集を行う
(ステップS34)。このとき、スイッチ106が操作
されていなければステップS31で決められた初期設定
のユニットが表示対象のユニットとなり、操作されてい
る場合は収集したスイッチ状態に対応したユニットが表
示対象となる。
【0019】そして、上記ステップS33の処理によっ
て収集された表示対象ユニットの表示データを、LED
表示回路102に出力する(ステップS35)。すなわ
ち、入出力データ表示レジスタ109に上記表示データ
を書込んで、入出力データ表示器114で表示させる。
これは、上記収集した表示データの数の分を行う。ま
た、このとき、決定された表示対象ユニットを示すデー
タ(ユニット番号等)を、ユニット位置表示レジスタ1
10に書込む。
【0020】尚、上記分割表示を行う必要がある場合に
は、分割位置表示レジスタ111に分割位置データを書
込んで、更にタイマ112を制御して、上記時分割のデ
ータ出力切換えを行わせる。
【0021】次に、演算を行う(ステップS36)。こ
の演算は、PLCにおいて通常行われている演算処理で
ある。そして、出力データを更新する(ステップS3
7)。出力データが更新された後、ステップS32に戻
り、次の入力データ収集、スイッチ状態収集を行い、上
述した処理を繰り返す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のPLC
の処理は、通常、I/Oリフレッシュ→演算→故障診断
→その他の処理等を1サイクルとして、このサイクルを
繰り返し行うが、このサイクル内では更に動作確認の為
の表示処理(LED表示制御)をソフトウェア処理によ
って行う必要があった。
【0023】ところで、近年、高速処理が要求されてお
り、上記CPU101による1サイクルの処理に掛かる
時間を短くすること(I/Oリフレッシュの間隔を短く
する)、すなわち、CPUによる1サイクル内でのソフ
トウェア処理を軽減することが必要とされている。
【0024】本発明の課題は、LED表示制御に係わる
CPUの処理負荷、すなわち、入出力データの表示、ま
たはスイッチ状態の監視、管理に係わるCPUの処理負
荷を軽減することで、高速処理が行えるPLCの入出力
表示装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の入出力
データ表示装置の原理ブロック図である。同図におい
て、タイミング信号生成手段1は、データ入出力制御に
用いられる各種信号を入力して、該各入力信号に基づい
て各入出力データの入出力タイミングを示すタイミング
信号を各々出力する。
【0026】タイミング信号選択手段2は、上記タイミ
ング信号生成手段1より出力される各タイミング信号の
中から、表示すべき入出力データの入出力タイミングを
示すタイミング信号を、外部からの選択指示信号に応じ
て選択出力する。
【0027】入出力データ表示手段3は、上記タイミン
グ信号選択手段2による選択出力によって示されるタイ
ミングで入力される入出力データを表示させる。上記構
成の入出力データ表示装置によれば、外部の例えば制御
装置等は選択指示信号を生成してタイミング信号選択手
段2に出力する処理を行うのみで、入出力データ表示装
置によって表示すべき入出力データを表示させることが
できる。
【0028】これによって、外部の例えば制御装置等
は、データ入出力制御の為のデータ入出力処理の他に、
表示制御の為のデータ入出力処理を行うような必要はな
くなり、その分処理負荷が軽減するので、高速処理が行
えるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態について説明する。図2は、第1の実施例に
よるLED表示回路の回路構成図である。
【0030】図3は、図2の回路の主要部の動作を示す
タイミングチャートである。図4は、第1の実施例によ
るCPUの処理を示すフローチャートである。以下、図
2〜図4を参照して、第1の実施例について説明する。
【0031】第1の実施例は、入出力データの入出力デ
ータ表示レジスタへの書込み制御に対するCPU101
の処理負荷を軽減させるものである。尚、図2及び後述
する図5において、説明を簡単にする為に、I/Oユニ
ットが4個、各I/Oユニットが扱うデータ量がアドレ
ス2ビットで管理できるもの(すなわち、各I/Oユニ
ットで扱うデータ量を、第1データ〜第4データに分割
して管理する)とした場合の回路構成を示してあるが、
これに限るものではない。
【0032】図2において、従来の図9に示すLED表
示回路の回路構成と略同一のものには同一符号を付して
ある。まず、図2に示すLED表示回路に入力される信
号について説明する。
【0033】D0 〜Dn は、CPUにおいて収集したス
イッチ状態(スイッチ106の状態)に基づいて選択・
収集・出力される表示対象ユニットの表示データであ
り、入出力データ表示レジスタ109に記憶させる為の
入出力データである。
【0034】RDはリード信号、WRはライト信号であ
る。CS0 〜CS3 は、上記4個のI/Oユニットを選
択する為のチップセレクト信号である。同じく、A0 、
A1 は、上記各I/Oユニットが扱うデータ量を管理す
るために用いられる2ビットのアドレス信号である。こ
れらの信号は、I/Oコントローラ105とCPU10
1との間で送受信する信号を取り込むためのものであ
る。
【0035】ORゲート11は、その入力端子に上記読
み出し信号RD、書込み信号WRを入力してその論理和
をとり、この論理和の出力をANDゲート群13の各々
のANDゲート13−1〜13−mに入力させる。
【0036】ANDゲート群13の各々のANDゲート
13−1〜13−mは、ORゲート11の出力と、チッ
プセレクト信号CS0 〜CS3 のいずれか1つと、デコ
ーダ12の出力のいずれか1つを入力して、その論理積
を出力する3入力ANDゲートである。
【0037】デコーダ12は、上記各I/Oユニットが
扱うデータ量を管理するアドレス2ビット(A0 ,A1
)を入力して、その値に対応する出力端子からAND
ゲート13−1〜13−mに出力する。この場合、(A
0 ,A1 )は(0,0)、(0,1)、(1,0)、
(1,1)のいずれかとなるので、4つの出力端子の中
で入力値に対応する出力端子から“H”が出力される。
【0038】尚、ANDゲート群13のANDゲートの
数は、チップセレクト信号CS0 〜CS3 とデコーダ1
2の4出力との全ての組合せに対応する数になるので、
この場合は16個(m=16)となる。
【0039】ANDゲート群13の各ANDゲート13
−1〜13−m(m=16)の出力は、それぞれセレク
ト回路14に入力している。セレクト回路14は、上記
ANDゲート群13の各ANDゲート13−1〜13−
mからの入力の中から、切換信号レジスタ15から出力
されるセレクト情報に応じたものを選択出力する。
【0040】上記セレクト情報は、CPU101におい
て、まず、後述する図4のステップS13の処理によっ
て、収集したスイッチ状態(スイッチ106の状態)か
らデータ表示すべきユニット(及びそのデータの分割位
置)を求める。次に、そのユニット(及びそのデータの
分割位置)に対応する上記ANDゲート群13の出力を
上記セレクト回路14で選択出力させるための情報(セ
レクト情報)が作成される。そして、CPU101が、
上記作成したセレクト情報を上記切換信号レジスタ15
に書込むことで、切換信号レジスタ15からセレクト回
路14にセレクト情報が出力される。
【0041】セレクト回路14からの選択出力は、イン
バータ16で反転された後、入出力データ表示レジスタ
109のクロック端子CKに入力する。入出力データ表
示レジスタ109の入力端子Dには、各I/Oユニット
(及びそのデータの分割位置)に対する書込み(あるい
は読み出し)データが入力される。そして、データ表示
すべきユニット(及びそのデータ分割位置)に対する書
込み(あるいは読み出し)データが入力するタイミング
で、セレクト回路14からの選択出力が、インバータ1
6により反転されて、クロック端子CKに加わると、こ
のときのデータを出力端子Qから出力して、入出力デー
タ表示器114で表示させる。
【0042】図3は、上記構成のLED表示回路の動作
を示すタイミングチャートである。尚、切換信号レジス
タ15への書込みタイミングは、I/Oデータ収集/更
新とは異なるタイミングで行われるので、ここでは特に
図示しない。
【0043】また、同図においては、例えば、I/Oユ
ニットの第1番目のユニット(チップセレクト信号CS
0 に対応)に対して、その第1データから第4データま
でを順次リード(又はライト)するものであり、且つ上
記セレクト情報として第1番目のユニットの第2データ
が指定されているものとして説明する。
【0044】同図において、最初のチップセレクト信号
CS0 が到来するタイミングでは、アドレス(A0 ,A
1 )は第1データを示す値(0,0)となっているの
で、この入力に対応するデコーダ12の出力端子(OU
T1)から“H”が出力される。また、このとき、OR
ゲート11の入力(RD、WR)のいずれか一方が
“H”であるので、その出力は“H”となっている。こ
れによって、3入力の全てが“H”入力であるANDゲ
ート13−1が“H”を出力して、この“H”がセレク
ト回路14に入力される。しかし、本例では、上記の様
に第2データを選択するセレクト情報が、切換信号レジ
スタ15からセレクト回路14に加わっているので、A
NDゲート13−1からの出力は、入出力データ表示レ
ジスタ109側には出力されない。
【0045】次にチップセレクト信号CS0 が到来する
タイミングでは、アドレス(A0 ,A1 )は第2データ
を示す値(1,0)となっているので、この入力に対応
するデコーダ12の出力端子(OUT2)から“H”が
出力される。
【0046】これによって、ANDゲート13−2から
“H”が出力されて、この“H”がセレクト回路14に
入力される。セレクト回路14は、上記第2データを選
択するセレクト情報に応じて、このANDゲート13−
2からの“H”入力を入出力データ表示レジスタ109
側に出力する。
【0047】入出力データ表示レジスタ109のクロッ
ク端子CKには、上記セレクト回路14の出力がインバ
ータ16により反転されて入力する。このとき、入出力
データ表示レジスタ109の入力端子Dには、表示対象
ユニットの表示データD0 〜Dnとして第1番目のI/
Oユニットの第2データが加わっており、上記クロック
端子CKへの入力信号の“L”から“H”への立ち上が
りで、表示データD0〜Dnが出力端子Qから出力され
て、入出力データ表示器114で表示される。
【0048】図4は、上記構成のLED表示回路を用い
る場合のCPUの処理動作を説明するフローチャートで
ある。同図において、まずイニシャル処理(初期設定処
理)を行うことによって、入出力データを表示するユニ
ットの位置が決められる(ステップS11)。
【0049】次に、各ユニットの入力データを収集する
(ステップS12)。続いて、スイッチ入力回路107
より上記スイッチ106の入力情報を読み出すことによ
ってスイッチ状態を収集し、これに基づいて表示対象ユ
ニットを判別する。このとき、スイッチ106が操作さ
れていなければステップS11で決められた初期設定の
ユニットが表示対象のユニットとなり、操作されている
場合は収集したスイッチ状態に対応したユニットが表示
対象となる。そして、この表示対象ユニットのデータを
選択させるためのセレクト情報を、切換信号レジスタ1
5に書込む(ステップS13)。
【0050】次に、演算を行う(ステップS14)。こ
の演算は、PLCにおいて通常行われている演算処理で
ある。そして、出力データを更新する(ステップS1
5)。出力データが更新された後、ステップS12に戻
り、次の入力データ収集、スイッチ状態収集を行い、上
述した処理を繰り返す。
【0051】上記のように、第1の実施例では、CPU
101がI/Oコントローラ103を制御してデータ入
出力処理を行わせる為の処理(I/Oリフレッシュ)に
用いられる信号(RD又はWR、チップセレクト信号C
S0 〜CS3 、A0 、A1 )を、LED表示回路の表示
処理に用いるハード構成に加えたことで、CPU101
の表示制御処理負荷を軽減できる。
【0052】すなわち、従来は、図10のステップS3
3〜S35で説明したように、スイッチ状態の収集結果
に基づいて、表示すべきユニットのデータを判別・選択
して、そのデータをLED表示回路への出力の為の記憶
領域に収集し、この収集したデータをLED表示回路内
のレジスタ(入出力データ表示レジスタ109等)に書
込む処理(複数のデータ書込み処理)を行う必要があっ
た。
【0053】これに対し、上記第1の実施例では、図4
のステップS13で説明したように、スイッチ状態の収
集結果に基づいて、表示すべきユニットのデータを判断
して、これをセレクト情報に変換して切換信号レジスタ
15に書込む処理(1個のデータ書込み処理)を行えば
良い。よって、従来の様に表示すべきユニットのデータ
を判別・選択して、そのデータを収集するという処理負
荷の大きな処理を行う必要は無く、セレクト情報の書込
み処理を行うだけで良いので、LED表示処理に係わる
CPU101の処理負荷を軽減できる。
【0054】図5は、第2の実施例によるLED表示回
路の回路構成図である。図6は、図5の回路の主要部の
動作を示すタイミングチャートである。図7は、第2の
実施例によるCPUの処理を示すフローチャートであ
る。
【0055】以下、図5〜図7を参照して、第2の実施
例について説明する。図5は、第2実施例のLED表示
回路の構成図である。同図において、図2の構成と略同
一のものには同一符号を付してある。
【0056】同図において、カウンタ21は、スイッチ
106による入力回数をカウントするカウンタである。
尚、本実施例においても、第1の実施例と同様に、I/
Oユニットが4個、各I/Oユニットが扱うデータ量が
アドレス2ビットで管理できるもの(すなわち、各I/
Oユニットで扱うデータ量を、第1データ〜第4データ
に分割して管理するもの)として説明する。
【0057】よって、カウンタ21は、例えば4ビット
カウンタとなる。カウンタ21の4ビット出力は、セレ
クト回路14に対して、セレクト情報として入力する。
また、4ビット出力の上位2ビットは、装着位置データ
セレクタ22に対して、その選択信号として入力してい
る。4ビット出力の下位2ビットは、分割位置データセ
レクタ23に対して、その選択信号として入力してい
る。
【0058】セレクト回路14には、第1の実施例と同
様に、ANDゲート群13の各ANDゲート13−1〜
13−m(m=16)からの出力が、入力している。す
なわち、各対象ユニットの各分割データの読出し又は書
込みタイミングを入力している。
【0059】第2の実施例では、セレクト回路14に対
して選択出力を指示するセレクト情報は、第1の実施例
のようにCPUにおいてスイッチ106の状態に基づい
て判断・生成されるものではない。スイッチ106の入
力状態に応じたカウンタ21の出力が、セレクト情報と
してセレクト回路14に入力する。
【0060】セレクト回路14は、このカウンタ21の
4ビット出力値(“0000”から“1111”までの
16通りの値)に応じて、対応するANDゲート13−
1〜13−m(m=16)からの入力を出力するよう
に、予め構成されている。
【0061】セレクト回路14の出力は、インバータ1
6で反転されて、入出力データ表示レジスタ109のク
ロック端子CKに入力する。入出力データ表示レジスタ
109による入出力データ表示器114の表示動作は、
第1の実施例と同様である。
【0062】装着位置データセレクタ22は、入力する
装着位置表示用データの中から、選択信号に応じて選択
出力する。装着位置表示用データは、現在入出力データ
表示器114に表示されているデータがどのユニットに
対するものであるのかを、位置データ表示器115に表
示させる為のデータである。選択信号は、上記した様
に、カウンタ21からの出力の上位2ビットである。
【0063】上記装着位置表示用データは、本実施例で
はユニット数が4であるので、一番目のユニットである
ことを示す‘1’表示用データから四番目のユニットで
あることを示す‘4’表示用データまでの4種類有り、
これら4つの表示用データが、装着位置データセレクタ
22に入力している。各装着位置表示用データは、各ユ
ニットを示す為に予め決められているデータが、常時、
装着位置データセレクタ22に入力しているものであ
る。これは、ハードウェアによって、データを構成する
各信号線を“H”又は“L”に固定しておくものであ
る。
【0064】分割位置データセレクタ23は、入力する
分割位置表示用データの中から、選択信号に応じて選択
出力する。分割位置表示用データは、現在入出力データ
表示器114に表示されているデータがどの分割位置に
対するものであるのかを、位置データ表示器115に表
示させる為のデータである。選択信号は、上記した様
に、カウンタ21からの出力の下位2ビットである。
【0065】上記分割位置表示用データは、本実施例で
は各ユニット毎に扱うデータを4分割にしているので、
一番目の分割データであることを示す‘1’表示用デー
タから四番目の分割データであることを示す‘4’表示
用データまでの4種類有り、これら4つの表示用データ
が、分割位置データセレクタ23に入力している。
【0066】分割位置表示用データは、上記装着位置表
示用データと同様に、ハードウェアによって、予め決め
られている固定値が分割位置データセレクタ23に入力
しているものである。
【0067】上記装着位置データセレクタ22と分割位
置データセレクタ23の出力は、切換え回路113に入
力し、切換え回路113によって選択・出力されて、位
置データ表示器115で表示される。切換え回路113
の切換えは、タイマ112によって、例えば装着位置デ
ータ5秒、分割位置データ1秒というように時分割で交
互に切換えられる。
【0068】図6は、図5の回路の位置データ表示動作
を示すタイミングチャートである。尚、入出力データ表
示器114で入出力データを表示させる動作について
は、セレクト回路14に対するセレクト情報を、CPU
の制御によるか、カウンタ21の出力を用いるかの違い
があるが、それ以外は図3に示すものと略同様であるの
で、ここでは特にタイミングチャートは示さない。
【0069】同図においては、一定の時間間隔でスイッ
チ106がON動作するものとして、1番目のユニット
に対する第1データ(分割データの1番目)から4番目
のユニットに対する第4データまでの位置データ表示動
作を示してある。
【0070】同図には、スイッチ106、カウンタ21
(4ビットカウンタ)、装着位置データセレクタ22、
分割位置データセレクタ23の各々の出力が示してあ
る。最初の状態では、カウンタ21の出力は“000
0”であるので、装着位置データセレクタ22は、この
上位2ビット“00”に対応して、装着位置表示用デー
タの中から‘1’表示用データを選択出力している。ま
た、分割位置データセレクタ23は、下位2ビット“0
0”に対応して、分割位置表示用データの中から‘1’
表示用データを選択出力している。
【0071】次に、最初のスイッチ106のON動作に
よって、カウンタ21の出力が“0001”となると、
装着位置データセレクタ22の出力は変わらないが、分
割位置データセレクタ23は、下位2ビット“01”に
対応して、分割位置表示用データの中から‘2’表示用
データを選択出力する。
【0072】以下、同様に、スイッチ106のON動作
によって変化するカウンタ21の出力値に対応して、す
なわち、その上位2ビット又は下位2ビットの値に対応
して、装着位置データセレクタ22、分割位置データセ
レクタ23の各々が、位置データを選択出力する。
【0073】装着位置データセレクタ22、分割位置デ
ータセレクタ23の出力は、切換え回路113によっ
て、所定の間隔で交互に切換えられて選択出力されて、
位置データ表示器115で表示される。
【0074】図7は、第2の実施例のLED表示回路を
用いる場合のCPUの処理動作を説明するフローチャー
トである。同図において、まずイニシャル処理(初期設
定処理)を行うことによって、入出力データを表示する
ユニットの位置が決められる(ステップS21)。
【0075】次に、各ユニットの入力データを収集する
(ステップS22)。続いて、演算を行う(ステップS
23)。この演算は、PLCにおいて通常行われている
演算処理である。
【0076】そして、出力データを更新する(ステップ
S24)。出力データが更新された後、ステップS22
に戻り、次の入力データ収集、スイッチ状態収集を行
い、上述した処理を繰り返す。
【0077】このように、第2の実施例によるLED表
示回路を用いる場合は、CPUは、入出力データをLE
D表示回路で表示させる為の制御処理を行う必要がなく
なり、I/Oユニット等に対する入出力制御を行うだけ
で良い。
【0078】これによって、CPUによる1サイクル内
でのソフトウェア処理が軽減されるので(I/Oリフレ
ッシュの間隔が短くなるので)、高速処理が行えるよう
になる。
【0079】また、現在、入出力データ表示器114で
表示されている入出力データが、どのユニットに対する
ものであるかを示すデータを(データを分割表示する場
合は、その分割位置を示すデータも)LED表示回路で
表示させる場合にも、CPUが表示制御処理を行う必要
はなく、CPUの処理負荷が軽減され、高速処理が行え
るようになる。
【0080】尚、本発明は、PLCに限るものではな
く、データ入出力制御を行い、この入出力データの内容
を表示させるデータ入出力システム全般に適用できる。
【0081】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
入出力表示装置は、入出力データの表示制御に係わるC
PU等の処理負担を少なくすることができる。あるい
は、更に、入出力データの表示をCPU等の制御処理装
置の制御によらずに行うことができる。
【0082】したがって、CPU等のデータ表示制御に
係わる処理負担が少なくなる(あるいは無くなる)こと
によって、PLC制御全体における処理負荷が軽減され
るので、高速処理が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入出力データ表示装置の原理ブロック
図である。
【図2】第1実施例のLED表示回路の構成図である。
【図3】図2の回路のタイミングチャートである。
【図4】図2のLED表示回路を用いる場合の処理動作
を説明するフローチャートである。
【図5】第2実施例のLED表示回路の構成図である。
【図6】図5の回路のタイミングチャートである。
【図7】図5のLED表示回路を用いる場合の処理動作
を説明するフローチャートである。
【図8】PLCの構成の一例を示すブロック図である。
【図9】従来のLED表示回路の構成図である。
【図10】従来のLED表示回路を用いる場合の処理動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 タイミング信号生成手段 2 タイミング信号選択手段 3 入出力データ表示手段 11 ORゲート 12 デコーダ 13 ANDゲート 14 セレクト回路 15 切換信号レジスタ 16 インバータ 21 カウンタ 22 装着位置データセレクタ 23 分割位置データセレクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入出力制御に用いられる各種信号
    を入力して、該各入力信号に基づいて各入出力データの
    入出力タイミングを示すタイミング信号を各々出力する
    タイミング信号生成手段と、 該タイミング信号生成手段より出力される各タイミング
    信号の中から、表示すべき入出力データの入出力タイミ
    ングを示すタイミング信号を、外部からの選択指示信号
    に応じて選択出力するタイミング信号選択手段と、 該タイミング信号選択手段による選択出力によって示さ
    れるタイミングで入力される入出力データを表示させる
    入出力データ表示手段と、 を有することを特徴とする入出力データ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング信号選択手段は、スイッ
    チ操作状態に基づいて外部の制御装置が生成出力する選
    択指示信号に応じて、前記タイミング信号の選択出力を
    行うことを特徴とする請求項1記載の入出力データ表示
    装置。
  3. 【請求項3】 表示対象を指定するスイッチ操作に基づ
    いて選択指示信号を生成出力する選択指示信号生成手段
    と、 データ入出力制御に用いられる各種信号を入力して、該
    入力信号に基づいて各入出力データの入出力タイミング
    を示すタイミング信号を各々出力するタイミング信号生
    成手段と、 該タイミング信号生成手段から出力される各タイミング
    信号の中から、前記選択指示信号生成手段より出力され
    る選択指示信号に応じて、表示対象の入出力データの入
    出力タイミングを示すタイミング信号を選択出力するタ
    イミング信号選択手段と、 該タイミング信号選択手段による選択出力によって示さ
    れるタイミングで入力される入出力データを表示させる
    入出力データ表示手段と、 を有することを特徴とする入出力データ表示装置。
  4. 【請求項4】 各入出力データの対象ユニットを示す各
    装着位置データと、各入出力データを分割して表示する
    際の各分割位置を示す各分割位置データとを固定値で決
    定しておき、前記選択指示信号の一部に基づいて前記表
    示すべき入出力データに対応する装着位置データと分割
    位置データを選択出力し、表示させる位置データ選択表
    示手段、 を更に有することを特徴とする請求項3記載の入出力デ
    ータ表示装置。
  5. 【請求項5】 データ入出力を行う入出力装置と、該入
    出力装置を制御してデータ入出力を行わせる制御装置
    と、該入出力装置に入出力されるデータを表示する入出
    力データ表示装置とを有するシステムにおいて、 前記入出力データ表示装置は、 表示対象を指定する指示操作に基づいて、選択指示信号
    を生成出力する選択指示手段と、 前記入出力装置の制御に用いられる制御信号を入力し
    て、該制御信号に基づいて各データの入出力タイミング
    を示すタイミング信号を各々出力するタイミング信号生
    成手段と、 該タイミング信号生成手段から出力される各タイミング
    信号の中から、前記選択指示手段より出力される選択指
    示信号に応じて、表示対象の入出力データの入出力タイ
    ミングを示すタイミング信号を選択出力するタイミング
    信号選択手段と、 該タイミング信号選択手段による選択出力によって示さ
    れるタイミングで入力される入出力データを表示させる
    入出力データ表示手段と、 を有することを特徴とするデータ入出力システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記入出力データ表示
    装置に対する入出力データの表示制御を行わないことを
    特徴とする請求項5記載のデータ入出力システム。
  7. 【請求項7】 表示対象を指定する指示操作に基づいて
    選択指示信号を生成出力し、 データ入出力制御に用いられる各種信号を入力して、該
    入力信号に基づいて各データの入出力タイミングを示す
    タイミング信号を各々出力し、 該出力される各タイミング信号の中から、前記生成出力
    される選択指示信号に応じて、表示対象のデータの入出
    力タイミングを示すタイミング信号を選択出力し、 該選択出力されるタイミング信号が示すタイミングで入
    力される入出力データを表示させることを特徴とする入
    出力データ表示方法。
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