JPH08278935A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH08278935A
JPH08278935A JP8036495A JP8036495A JPH08278935A JP H08278935 A JPH08278935 A JP H08278935A JP 8036495 A JP8036495 A JP 8036495A JP 8036495 A JP8036495 A JP 8036495A JP H08278935 A JPH08278935 A JP H08278935A
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JP
Japan
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external peripheral
monitor
write
unit
processing
Prior art date
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Application number
JP8036495A
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Inventor
Hiroyuki Kagami
裕行 加賀美
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力デバイスの値をモニタ、ライトする際
に、プログラムでデバイスの役割が変更された場合、P
Cに接続されている機器(計算機等)側でその変更に対
応する変更を行わなくてもよいPCを得る。 【構成】 データ記憶部にモニタデバイスまたはライト
デバイスを設け、かつ、このデバイスと前記データ記憶
部の指定デバイスとの対応を記憶するデバイスメモリを
設けるとともに、前記デバイスメモリを書き換える手段
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業機器等の制御対
象機器を制御するために使用されるプログラマブルコン
トローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、産業機械等の制御用機器とし
てシーケンス制御装置が広く利用されている。ここでい
うシーケンス制御装置とは、産業機械等の制御におい
て、一つの制御動作の終了を確認し、その結果に応じて
次の動作を選定する等、あらかじめ定められた順序に従
って、制御の各段階を逐次進めていく制御(シーケンス
制御)を行う制御機器である。
【0003】近年のシーケンス制御装置は、プログラム
の変更の可能なプログラマブルコントローラ(以下PC
と称す)が主流であり、その制御内容も年々高度化しつ
つある。近年では、PCに外部周辺機器を接続し、リア
ルタイムでPCが制御している制御対象外部機器の入出
力信号のON、OFF状態やCPUユニットが内部で記
憶している数値データなどの情報を外部周辺機器のCR
T上でモニタしたり、必要な情報をライトすることも可
能となっている。
【0004】図28は、この種のPCの従来の構成図で
ある。図28において、1はPCの制御の中心となるC
PUユニット、2はモニタ結果を表示する外部周辺機
器、3は入出力ユニットでリミットスイッチ4a、ラン
プ4b、バルブ調節計4c等の制御対象外部機器に対し
て入力信号を取り入れ、または出力信号を出す入出力ユ
ニットである。5は特殊機能ユニットで、計算機6等と
交信する機能を持つユニットである。
【0005】10から16はCPUユニット1の内部に
あり、それぞれ10はシステムROM12に格納された
システムプログラムを実行するCPU、11はシーケン
スプログラムを格納するシーケンスプログラムメモリ、
13はCPU10が実行中に一時的に各種システム情報
などのデータを記憶するためのデータRAM、14は外
部周辺機器2と交信するための周辺I/F、15は入出
力ユニットと信号をやり取りするための入出力ポート、
16はシーケンスプログラムで使用される入出力信号の
状態や、タイマの現在値などの数値データを記憶するデ
バイスメモリである。なお、特殊機能ユニット5と、シ
ーケンスプログラムメモリ11と、システムROM12
と、データRAM13と、周辺I/F14と入出力ポー
ト15と、デバイスメモリ16は、アドレス信号線やデ
ータ信号線などの各種信号線10aによりCPU10と
つながっており、CPU10は各種信号線を介してシー
ケンスプログラムメモリ11などに対してデータの読み
出しまたは書き込みを行う。
【0006】次に、図28で示したシーケンスプログラ
ムメモリ11に格納されるシーケンスプログラムの構成
について、図29に示す。図29において、511は常
時実行されるメインシーケンスプログラム部分である。
516から519はメインシーケンスプログラム511
に記述される命令であり。図28の制御対象外部機器4
a〜4cの状態を読みだしたり、また状態を変化させた
りする。制御対象外部機器4a〜4cは、これらの命令
516〜519ではデバイスにより表現される。例えば
命令516にあるX0という記号は制御対象外部機器か
らの入力信号を意味する。デバイスには、入出力信号の
ようなON/OFFの状態を記憶するビットデバイス
や、数値データを記憶するワードデバイス、タイマデバ
イスなどがあり、これらの状態は図28のデバイスメモ
リ16に記憶される。
【0007】この図29で示したシーケンスプログラム
を実行するための、図28で示したCPUユニット1の
一般的な実行処理の一例を図30に示し説明する。図3
0において、CPUユニット1は、まずはじめに、ステ
ップ521でメインプログラムの実行を開始する。次
に、シーケンス制御を実行するシーケンス処理のステッ
プ522に進み、ステップ5221で予め定められたシ
ーケンスプログラムに基づき、シーケンスプログラムの
開始ステップをメインシーケンスプログラムの先頭ステ
ップすなわち0ステップにセットし、次のステップ52
22により開始ステップである0ステップからEND命
令のステップまでを実行する。END命令を実行する
と、次のEND処理ステップ523へと進む。このステ
ップ523では、まず外部周辺機器2との交信処理ステ
ップ5231を行う。ここでは、外部周辺機器2から出
された要求を解釈し、応答データを作成し、外部周辺機
器2へ応答データを送信する処理が行われる。次に、特
殊ユニットサービス処理ステップ5232が行われ、こ
こでは計算機等6から特殊機能ユニット5を介して出さ
れた要求を解釈し、応答データを作成し、特殊機能ユニ
ット5を会して計算機等6に応答データを送信する処理
が行われる。そして最後に、入出力信号をデバイスメモ
リ16に格納された値に応じて入出力ユニット3へ出力
または入力する処理などの、その他のEND処理ステッ
プ5233を実行する。ここで、一連のEND処理ステ
ップ523が完了すると、始めのステップ522へ戻っ
て、図28のCPUユニット1は再度処理を繰り返すこ
とになる。このように、CPUユニット1はステップ5
22、523を繰り返し実行処理するものであり、この
繰り返される1回の処理を一般的にスキャンとよぶ。
【0008】ここで、図28に示したCPUユニット1
の、図30で示した処理におけるタイムチャートを図3
1に示し図30を用いて説明する。図31において、5
31は図30で示したシーケンス処理522に要したシ
ーケンス処理時間である。532は図30で示したEN
D処理523に要したEND処理時間であり、このEN
D処理時間532は、図30の外部周辺機器2との交信
処理5231の処理時間534と、特殊機能ユニット5
のサービス処理5232の処理時間535と、その他の
END処理5233の処理時間536を合わせた時間で
ある。ここで、1回のスキャンに要する時間すなわちシ
ーケンス処理時間531とEND処理時間532を合わ
せた時間をこの発明ではスキャンタイムという。
【0009】デバイスメモリの内容を外部周辺機器2や
計算機等6からモニタしたり、ライトしたりする場合に
おいて、従来では、外部周辺機器2や計算機等6によっ
てデバイス読み出しおよび書き込みの要求を送信し、C
PU10がこの要求を解釈し、デバイスメモリ11の読
み出し及び書き込みを行っていた。また、これらの処理
は図31においてのEND処理時に行われていた。
【0010】このモニタ処理を図32を元に説明する。
図32は、外部周辺機器2からデバイスメモリ16をモ
ニタする場合の外部周辺機器2側の処理内容を記述した
フローチャートである。外部周辺機器2は、処理540
1で、CPUユニット1内部のモニタデバイスの内容を
読み出すため、図36に示す要求データ5501を作成
し、ステップ5402でこの要求データ5501をCP
Uユニット1に送信し、ステップ5503でCPUユニ
ット1からの応答データを受信するまで待ち状態とな
る。なお、図33の5501は外部周辺機器2からCP
Uユニット1に送られる要求データの構成であり、55
011はデバイスの値を読み出すことを指示する要求コ
ードであり、55012は読み出すデバイスの内容が格
納されているアドレスである。5502は、要求データ
5501に対してCPUユニット1から外部周辺機器2
に送られる、デバイスの読み出し完了を示す応答データ
の構成であり、読み出し完了を示す値1と、指定された
デバイスの内容55021により構成される。
【0011】外部周辺機器2からの要求データ5501
を受信したときのCPUユニット1の動作を、図30、
図34と図35に示すフローチャートにより説明する。
図35は、図33に示される要求データ5501が送ら
れた場合のCPUユニット1の処理を示したものであ
る。まず、CPUユニット1は、図30に示す外部周辺
機器との交信処理5231において図33の要求データ
5501を受け取り、図34に示す処理301で、図3
3の要求コード55011に従ってモニタ処理305に
分岐する。この処理305では、処理57012で、図
33の55012のアドレスの内容を読み出し、処理5
7013で、モニタ完了を示す図33の応答データ55
02を作成し、外部周辺機器2に送信する。ここで、外
部周辺機器2は、図32の処理5403により、データ
の受信を判断し、処理5404により、受信したデータ
を画面に表示する。
【0012】次に、ライト処理を図36を元に説明す
る。図36は、外部周辺機器2からデバイスメモリ16
をライトする場合の外部周辺機器2側の処理内容を記述
したフローチャートである。外部周辺機器2は、処理5
801で、CPUユニット1内部のデバイスに指定した
値を書き込むため、図37に示す要求データ5901を
作成し、ステップ5802でこの要求データ5801を
CPUユニット1に送信し、ステップ5803でCPU
ユニット1からの応答データを受信するまで待ち状態と
なる。なお、図37の5901は外部周辺機器2からC
PUユニット1に送られる要求データの構成であり、5
9011はデバイスに指定した値を書き込むことを指示
する要求コードであり、59012は書き込むデバイス
を指定するアドレスである。また、59013は書き込
む値である。5902は、要求データ5901に対して
CPUユニット1から外部周辺機器2に送られる、デバ
イスの書き込み完了を示す応答データの構成であり、書
き込み完了を示す値1により構成される。
【0013】外部周辺機器2からの要求データ5901
を受信したときのCPUユニット1の動作を、図30、
図34と図38に示すフローチャートにより説明する。
図38は、図37に示される要求データ5901が送ら
れた場合のCPUユニット1の処理を示したものであ
る。まず、CPUユニット1は、図30に示す外部周辺
機器との交信処理5231において図37の要求データ
5901を受け取り、図34に示す処理301で、図3
7の要求コード59011に従ってライト処理312に
分岐する。この処理312では、図38に示す処理が実
行され、処理22012で、図37の59013のライ
トデータの値を図37のデバイスアドレスに格納し、処
理60013で、ライト完了を示す図37の応答データ
5902を作成し、外部周辺機器2に送信する。ここ
で、外部周辺機器2は、図36の処理5803により、
データの受信を判断し、処理5404により、ライト完
了とする。
【0014】以上、外部周辺機器2からのデバイスメモ
リ16のモニタおよびライト方法の従来例について記述
したが、計算機等6からも、特殊機能ユニット5を介し
て同様な方法でデバイスメモリ16のモニタおよびライ
トを実現している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】プログラマブルコント
ローラで外部機器を制御する場合、外部機器の故障や、
設置上の問題などで、入出力デバイス等の変更を余儀な
くされること、例えば図29におけるX0をX10に変
更するなどといったことは少なからずある。こういった
場合、シーケンスプログラム内部で扱うデバイスメモリ
の内容も変更せねばならない。このような場合、例え
ば、図28における516のX0をX10に変更すると
いった場合、外部周辺機器等で簡単に変更が可能であ
る。ところが、図28からもわかるように、プログラマ
ブルコントローラ1には特殊機能ユニット5等を介して
計算機等6の様々な機器が接続されており、これらの変
更が行われた場合、計算機等6側でもその変更に対応す
る変更を行わなければならないという不都合があった。
つまり、上記の例のように、外部周辺機器2でデバイス
X0をX10に変更すると、計算機等6でX0のモニタ
等を行っている場合、X10のモニタに切り替えなけれ
ばならなかった。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、PC側で入出力デバイスの変更
等が行われた場合において、このPCに接続されている
他機器側におけるプログラムの変更等による作業工数の
増加が防止された、プログラマブルコントローラを得る
ことを目的とする。
【0017】第1の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加を的確に防止できるプログラマブルコントローラを得
ることを目的とする。
【0018】第2の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加をより的確に防止できるプログラマブルコントローラ
を得ることを目的とする。
【0019】第3の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加を一層的確に防止できるプログラマブルコントローラ
を得ることを目的とする。
【0020】第4の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加を更に的確に防止できるプログラマブルコントローラ
を得ることを目的とする。
【0021】第5の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加をより一層的確に防止できるプログラマブルコントロ
ーラを得ることを目的とする。
【0022】第6の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加をなお一層的確に防止できるプログラマブルコントロ
ーラを得ることを目的とする。
【0023】第7の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加を更に一層的確に防止できるプログラマブルコントロ
ーラを得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
データ記憶部にモニタデバイスまたはライトデバイスか
らなる機能デバイスを設け、かつ、この機能デバイスと
前記データ記憶部の指定デバイスとの対応を記憶するデ
バイスメモリを設けるとともに、前記デバイスメモリの
記憶状態を書き換える手段を設けた。
【0025】第2の発明においては、データ記憶部にモ
ニタデバイスまたはライトデバイスからなる機能デバイ
スを設け、かつ、この機能デバイスと前記データ記憶部
の指定デバイスとの対応を記憶するデバイスメモリを設
けるとともに、外部周辺機器から通信により前記デバイ
スメモリの記憶状態を書き換える手段を設けた。
【0026】第3の発明においては、データ記憶部にモ
ニタデバイスまたはライトデバイスからなる機能デバイ
スを設け、かつ、この機能デバイスと前記データ記憶部
の指定デバイスとの対応を記憶するデバイスメモリを設
けるとともに、外部周辺機器から通信により前記デバイ
スメモリの記憶状態を書き換え可能とし、END処理時
に指定デバイスからモニタデバイスに一括してリフレッ
シュする。
【0027】第4の発明においては、データ記憶部にモ
ニタデバイスを設け、モニタデバイスと前記データ記憶
部の指定デバイスの対応表となるデバイステーブルメモ
リを前記データ記憶部に設けるとともに、外部周辺機器
から通信により前記デバイステーブルを書き換え可能と
し、END処理時に指定デバイスからモニタデバイスに
一括してリフレッシュする。
【0028】第5の発明においては、第4の発明のプロ
グラマブルコントローラにおいて、外部周辺機器からデ
バイステーブルを書き換える際に、デバイス範囲の指定
ができるようにする。
【0029】第6の発明においては、データ記憶部にラ
イトデバイスを設け、ライトデバイスと前記データ記憶
部の指定デバイスの対応表となるデバイステーブルメモ
リを前記データ記憶部に設けるとともに、外部周辺機器
から通信により前記デバイステーブルを書き換え可能と
しEND処理時にライトデバイスから指定デバイスに一
括してリフレッシュする。
【0030】第7の発明においては、第6の発明のプロ
グラマブルコントローラにおいて、外部周辺機器からデ
バイステーブルを書き換える際に、デバイス範囲の指定
ができるようにする。
【0031】
【作用】第1の発明では、外部周辺機器や計算機等から
デバイスのモニタまたはライトを行う場合、外部周辺機
器であらかじめモニタを行うデバイスをモニタと指定の
デバイスに関連付けし、CPU内部のメモリに記憶す
る。以後、外部からCPU内部のデバイスメモリをアク
セスする場合、この専用メモリ(モニタ指定デバイス)
を指定する。
【0032】第2の発明では、外部周辺機器や計算機等
からデバイスのモニタまたはライトを行う場合、外部周
辺機器であらかじめモニタを行うデバイスをモニタと指
定のデバイスに関連付けし、CPU内部のメモリに記憶
する。以後、外部からCPU内部のデバイスメモリをア
クセスする場合、この専用メモリ(モニタ指定デバイ
ス)を指定する。
【0033】第3の発明では、外部周辺機器や計算機等
からデバイスのモニタまたはライトを行う場合、外部周
辺機器であらかじめモニタを行うデバイスをモニタと指
定のデバイスに関連付けし、CPU内部のメモリに記憶
する。以後、外部からCPU内部のデバイスメモリをア
クセスする場合、この専用メモリ(モニタ指定デバイ
ス)を指定する。
【0034】第4の発明では、外部周辺機器や計算機等
からデバイスのモニタを行う場合、外部周辺機器であら
かじめモニタを行うデバイスをモニタと指定のデバイス
に関連付けし、CPU内部のメモリに記憶する。以後、
外部からCPU内部のデバイスメモリをアクセスする場
合、この専用メモリ(モニタ指定デバイス)を指定す
る。
【0035】第5の発明では、第4の発明に係わるPC
において、モニタを行うデバイスをモニタ指定デバイス
に関連付けする際に、範囲指定で一括に関連付けできる
ようにする。
【0036】第6の発明では、外部周辺機器屋計算機等
からのデバイスのライトを行う場合、外部周辺機器であ
らかじめライトを行うデバイスをライト指定デバイスに
関連付けし、CPUの内部のメモリに記憶する。以後、
外部からCPU内部のデバイスメモリをアクセスする場
合、この専用メモリ(ライト指定デバイス)を指定す
る。
【0037】第7の発明では、第6の発明に係わるPC
において、ライトを行うデバイスをライト指定デバイス
に関連付けする際に、範囲指定で一括に関連付けできる
ようにする。
【0038】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例を、以下により説明す
る。図1は、この発明に係るPCの概略構成を示すブロ
ック図であり、図において、1Aはこの発明によるPC
のCPUユニット、2Aはこの発明によるモニタ結果を
表示する外部周辺機器、3〜11と14〜15と10a
及び21は図28に示す従来の技術と同じものを示す。
12Aはシステムプログラムが格納されたシステムRO
M、13AはデータRAM、16Aはデバイスメモリで
ある。
【0039】次に、図2は、図1で示したシステムRO
M12Aに格納された、この発明によるCPUユニット
1Aの実行処理の一例を示したものであり、この処理
は、図30に示す従来のEND処理523においてステ
ップ5231をステップ2031に変更するとともに、
ステップ5232をステップ2032に変更し、END
処理とし、後述するモニタデバイスリフレッシュ処理2
011とライトデバイスリフレッシュする2017を追
加したものである。
【0040】この図2に示すように、CPUユニット1
Aはステップ5221からステップ2017までを繰り
返し実行処理するものである。
【0041】次に、図1で示したデバイスメモリ16A
の詳細な構成について、図4に示す。図4において、4
00は通常デバイスの内容を格納する通常デバイスエリ
ア、401は外部の計算機6等から通常デバイスのモニ
タを行う際に使用されるモニタデバイスエリアからなる
モニタ用機能デバイスであり、402は外部の計算機6
等から通常デバイスの書き込みを行う際に使用されるラ
イトデバイスエリアからなるライト用機能デバイスであ
る。モニタデバイスエリア401の先頭から、モニタ指
定デバイス名MO0〜MO100のエリアとなってい
る。また、ライトデバイスエリア402の先頭から、ラ
イト指定デバイス名WR0〜WR100のエリアとなっ
ている。なお、通常デバイスエリア401には、従来装
置のデバイスメモリ16と同様の内容が格納されている
ものとする。
【0042】次に、図1で示したデータRAM13Aの
詳細な構成について図5に示す。図5において、501
は通常データRAMである。502はモニタデバイス用
関連付けエリアで、後述するようにモニタ指定デバイス
名で示されるアドレスにモニタ対象デバイス名が格納さ
れる。また、503はライトデバイス用関連付けエリア
であり、ライト指定デバイス名で示されるアドレスにラ
イト対象デバイス名が格納される。なお、モニタ指定デ
バイス、モニタ対象デバイス、ライト指定デバイス、ラ
イト対象デバイスはデバイスメモリ16Aのアドレスを
示す名称で、指定されるものとする。
【0043】まずはじめに、この発明の一実施例におけ
る、CPU内部のデバイスメモリ16Aの内容をモニタ
する際に実際のモニタ対象デバイスを指定せずに、その
デバイスに関連付けされたモニタ指定デバイスを指定す
ることによりモニタする場合の動作について図6に従っ
て説明する。図6は、モニタ指定デバイスをモニタ対象
デバイスに関連付けする際の外部周辺機器2Aにおける
処理のフローチャートである。図6においてステップ9
01で外部周辺機器2Aにおいて図7に示すモニタ指定
デバイスとモニタ対象デバイスの入力を促す画面が表示
されている状態で、ユーザはキーボード2aからモニタ
指定デバイス名MO0〜MO100に関連づけられるモ
ニタ対象デバイス名をそれぞれ入力する。図7におい
て、1001はモニタ指定デバイス名のエリア、100
2はモニタ指定デバイスに関連づけられるモニタ対象デ
バイス名を入力するエリアである。ここで、ユーザは1
001には、モニタ指定デバイス(ここでは、M0〜M
100)の中の任意のデバイス名を入力することがで
き、1002にはモニタ対象デバイスの中の任意のデバ
イス名を入力することができる。この図7の例では、モ
ニタ指定デバイスMO0に対してモニタ対象デバイスと
してユーザはD3と入力してあるため、モニタ対象デバ
イスMO0はモニタ対象デバイスD3と関連づけされる
ことを示している。
【0044】以上の入力が終わると、外部周辺機器2A
はステップ902にて、入力されたデータをもとに図8
に示す要求データ1101を作成する。なお、この図8
は、図7に示すような設定を外部周辺機器2Aで行った
後、外部周辺機器2AとCPUユニット1Aとの間でや
りとりされる要求データの構成を示したものである。図
において、1101は外部周辺機器2AからCPUユニ
ット1Aに送られる要求データであり、11011はモ
ニタ指定デバイスとモニタ対象デバイスとの関連づけの
変更を指示する要求コード部であり、11012はモニ
タ指定デバイス名が格納されるモニタ指定デバイス部で
あり、11013はモニタ指定デバイス部11012に
格納されたモニタ指定デバイス名に関連づけされるモニ
タ対象デバイス名が格納されるモニタ対象デバイス部で
ある。なお、要求データ1101は要求コード部110
11、モニタ指定デバイス部11012、及び、モニタ
対象デバイス11013より構成される。
【0045】次に、外部周辺機器2Aからの要求データ
1101を受信したときのCPUユニット1Aの動作を
図3および図12に示すフローチャートにより説明す
る。まず、図2に示すメインプログラム実行処理201
を行っている図1のCPUユニット1Aは、図2の外部
周辺機器2Aとの交信処理2031において、図6のス
テップ903で外部周辺機器2Aより送信された要求デ
ータ1101を受け取る。ここで、CPUユニット1A
は図3に示す処理301で要求コード部11011の内
容を判定する。図8に示す例においてはこの要求コード
部11011の内容が1であるためモニタデバイス関連
づけ処理302に分岐する。なお、図3は外部周辺機器
2AからCPUユニット1Aが要求コード部の内容を受
け取った際の、この要求コード部11011の内容によ
る分岐処理を表したものである。図3の処理302で
は、図12に示される処理が実行され、モニタ指定デバ
イスとモニタ対象デバイスとの関連づけを行うための初
期設定が行われる。
【0046】図12は、モニタ指定デバイスとモニタ対
象デバイスとの関連付けを行うための初期設定をCPU
ユニット1Aが行う際のフローチャートである。図12
に示す処理では、まず、処理1301で、図8のモニタ
指定デバイス部のデバイス部11012からモニタ指定
デバイス名を読みとり、図1のデータRAM13Aの内
部にある図5のモニタデバイス用関連づけエリア502
におけるこのモニタ指定デバイス名のモニタ指定デバイ
スをサーチする。処理1303で、図8のモニタ対象デ
バイス部11013に格納されているモニタ対象デバイ
ス名を処理1301でサーチされたモニタ指定デバイス
に格納する。図8の例では、モニタ指定デバイス部11
012にはモニタ指定デバイス名としてMO0が格納さ
れており、モニタ対象デバイス部11013にはモニタ
対象デバイス名としてD3が格納されているので、図5
のデータRAM13Aのモニタデバイス用関連付けエリ
ア502のモニタ指定デバイスMO0にモニタ対象デバ
イス名D3が格納されることになる。最後に処理130
4で、CPUユニット1Aがモニタデバイス関連づけ要
求処理を完了したことを示す応答データ1102を作成
し、外部周辺機器2Aに送信する。
【0047】以上の処理を行った後、CPUユニット1
Aは、図2に示す特殊ユニットサービス処理2032以
降を実行し、以後は従来と同様にその他のEND処理5
233を実行してEND処理203を終了する。そし
て、後述するライトデバイスリフレッシュ処理2017
を実行した後、シーケンス処理202に戻り、シーケン
ス処理202が終了すると、後述するモニタデバイスリ
フレッシュ処理2011を実行し、再びEND処理20
3を実行するようにして、シーケンス処理202モニタ
デバイスリフレッシュ処理2011とEND処理203
とライトデバイスリフレッシュ処理2017とを実行す
る動作をくり返す。
【0048】以上の一連の処理を全て完了し、CPUユ
ニット1Aは1つのモニタデバイスの関連づけを完了し
たことになる。一方、外部周辺機器2Aは、図8に示す
応答データ1102を受信すると、次に、図6のステッ
プ904Aでモニタデバイスの数分(ここではMO0か
らMO100なので、101)処理を行ったかどうかを
判別し、101回に満たない場合は、903、904の
処理を繰り返し行う。
【0049】次に、図5のモニタデバイス用関連付けエ
リア502の記憶内容に基づき、デバイスメモリ16A
の内容をリフレッシュするモニタデバイスリフレッシュ
処理2011について図14のフローチャートにより説
明する。処理13B01で、図5のモニタデバイス用関
連付けエリア502におけるモニタ指定デバイスMO0
の内容であるモニタ対象デバイス名を読み出す。次に、
処理13B02で、処理13B01で読み出したモニタ
対象デバイス名で示されるアドレスにおける通常デバイ
スエリア400501の内容を読み出す。そして最後に
処理13B03で、デバイスメモリ16Aのモニタ指定
デバイスMO0の内容として処理13B02で読み出さ
れた内容を格納する。以降、モニタデバイスの数分(こ
こでは101)上記の動作を繰り返す。上記の一連の動
作により、図4のデバイスメモリ16Aのモニタデバイ
スエリア401には、図5に示すデータRAM13Aの
モニタデバイス用関連付けエリア502に格納されてい
るモニタ対象デバイス名によりアドレス指定されるデバ
イスエリア400の記憶内容が格納されることになる。
【0050】次に、モニタ処理を図15により説明す
る。図15は、外部周辺機器2Aからデバイスメモリ1
6Aをモニタする場合の外部周辺機器2A側の処理内容
を示すフローチャートである。処理1401で、CPU
ユニット1A内部のデバイスメモリ16Aにおけるモニ
タ対象デバイスの内容を読み出すため、外部周辺機器2
Aは、図11に示す要求データ1201を作成し、ステ
ップ1402でこの要求データ1201をCPUユニッ
ト1Aに送信する。ステップ1403ではCPUユニッ
ト1Aからの応答データを受信するまで待ち状態とな
る。なお、図11において1201は外部周辺機器2A
からCPUユニット1Aに送られる要求データであり、
12011はモニタ対象デバイスの値、すなわち、モニ
タ値を読み出すことを指示する要求コード部であり、1
2012は読み出すモニタ指定デバイス名(MO0〜M
O100等)が格納されるモニタ指定デバイスである。
なお、要求データ1201は要求コード部12011、
及びモニタ指定デバイス部12012より構成される。
1202は、要求データ1201に対してCPUユニッ
ト1Aから外部周辺機器2Aに送られるモニタ対象デバ
イスの値、すなわち、モニタ値の読み出し完了を示す応
答データであり、完了コード部12021と、モニタ値
が格納されるモニタ値部12021とにより構成され
る。なお、完了コード部12021には通常1が格納さ
れる。
【0051】外部周辺機器2Aからの要求データ120
1を受信したときのCPUユニット1Aの動作を、図
2、図3と図16に示すフローチャートにより説明す
る。図16は、図11に示される要求データ1201が
送られた場合のCPUユニット1Aの処理を示したもの
である。まず、CPUユニット1Aは、図2に示す外部
周辺機器との交信処理2031において図11の要求デ
ータ1201を受け取り、図3に示す処理301で、図
11の要求コード12011が2なのでモニタ処理30
5に分岐する。このモニタ処理305では、図16に示
す処理が実行される。図16において処理15012
で、デバイスメモリ16Aの図11のモニタ指定デバイ
ス名により示されるアドレスの内容を読みだし、処理1
5013で、モニタ完了を示す図11の応答データ12
02を作成し、外部周辺機器2Aに送信する。図11に
示すように要求データ1201のモニタ指定デバイス名
12012がMO0であれば、応答データ1202のモ
ニタ値部12022にデバイスメモリ16Aにおけるモ
ニタ指定デバイスMO0の内容、すなわち、モニタ対象
デバイス名D3の内容が格納される。
【0052】以上、モニタを行う外部機器として外部周
辺機器を使用した場合について説明したが、外部周辺機
器を計算機ユニット等の装置と置き換えても全く同じ手
順を踏むことにより、モニタすることが可能である。
【0053】以上で説明したように、この発明による実
施例1では、デバイスの値をモニタする際に実際のモニ
タ対象デバイスを指定するのではなく、モニタ対象デバ
イスとモニタ指定デバイスとの関連づけをあらかじめ行
っておき、モニタ指定デバイスによりモニタ対象デバイ
スを指定できるので、PCに接続されている様々な機器
(外部周辺機器、計算機等)側で、あらかじめモニタ指
定デバイス名でモニタ対象デバイスの指定を行うように
しておくことにより、シーケンスプログラム上でデバイ
スの役割が変更された場合は、この変更に対応して従来
のような変更を行う必要がなく、モニタ指定デバイスと
モニタ対象デバイスとの関連づけを再度行うだけでよ
い。
【0054】実施例2.この発明の一実施例におけるC
PU内部のデバイスメモリ16Aの内容をモニタする際
に、実際のモニタ対象デバイスを指定せずに、そのデバ
イスに関連づけされたモニタ指定デバイスを範囲指定す
ることによりモニタする場合の動作について図6に従っ
て説明する。図6は、モニタ指定デバイスをモニタ対象
デバイスに関連づけする際の外部周辺機器2Aにおける
処理のフローチャートである。図6において、ステップ
901で外部周辺機器2Aにおいて図8に示すモニタ指
定デバイスと、モニタ対象デバイスと、設定範囲の入力
を促す画面が表示されている状態で、ユーザはキーボー
ド2aからモニタ指定デバイス名MO0〜MO100に
関連づけられるモニタ対象デバイス名をそれぞれ入力す
る。図8において、100A1はモニタ指定デバイス名
のエリア、100A2はモニタ指定デバイスに関連づけ
られるモニタ対象するデバイス名を入力するエリア、1
00A3は関連づけするデバイスの個数を入力するエリ
アである。ここで、ユーザは100A1にはモニタ指定
デバイス(ここではMO〜MO100)の中の任意のデ
バイス名を入力することができ、100A2にはモニタ
対象デバイス中の任意のデバイス名を入力することがで
き、100A3には任意の個数を入力することができ
る。この図8の例では、モニタ指定デバイスMO0に対
してモニタ対象デバイスとしてユーザはD0と入力して
あり、設定範囲としては4が入力されているため、モニ
タ指定デバイスMO0〜MO3はそれぞれモニタ対象デ
バイスD0〜D3と関連づけされていることを示してい
る。
【0055】以上の入力が終わると、外部周辺機器2A
はステップ902にて、入力されたデータをもとに図1
0に示す要求データ1101Aを作成する。なお、この
図10は、図7に示すような設定を外部周辺機器2Aで
行った後、外部周辺機器2AとCPUユニット1Aとの
間でやりとりされる要求データの構成を示したものであ
る。図において、11A1は外部周辺機器2AからCP
Uユニット1Aに送られる要求データであり、11A1
1はモニタ指定デバイスとモニタ対象デバイスとの関連
づけの変更を指示する要求コード部であり、11A12
はモニタ指定デバイス名が格納されるモニタ指定デバイ
ス部であり、11A13はモニタ指定デバイス部11A
12に格納されたモニタ指定デバイス名に関連づけされ
るモニタ対象デバイス名が格納されるモニタ対象デバイ
ス部であり、11A14はデバイス範囲を表す数であ
る。なお、要求データ1101Aは、要求コード部11
A11、モニタ指定デバイス部11A12、モニタ対象
デバイス部11A13及び、範囲指定部11A14によ
り構成されている。
【0056】次に、外部周辺機器2Aからの要求データ
11A1を受信したときのCPUユニット1Aの動作を
図3および図14に示すフローチャートにより説明す
る。まず、図2に示すメインプログラム実行処理201
を行っている図1のCPUユニット1Aは、図2の外部
周辺機器2Aとの交信処理2031において、図6のス
テップ903で外部周辺機器2Aより送信された要求デ
ータ11A1を受け取る。ここで、CPUユニット1A
は図3に示す処理301で要求コード部11A11の内
容を判定する。図10に示す例においては、この要求コ
ード部11A11の内容が1であるためにモニタデバイ
ス関連づけ処理302に分岐する。なお、図3は外部周
辺機器2AからCPUユニット1Aが要求コード部の内
容を受け取った際の、この要求コード部11011の内
容による分岐処理を表したものである。図3の処理30
2では、図14に示される処理が実行され、モニタ指定
デバイスとモニタ対象デバイスとの関連づけを行うため
の初期設定が行われる。
【0057】図14は、モニタ指定デバイスとモニタ対
象デバイスとの範囲指定の関連づけを行うための初期設
定処理CPUユニット1Aが行う際のフローチャートで
ある。図14に示す処理では、まず、処理13C1で、
図9のモニタ指定デバイス部11A12からモニタ指定
デバイス名を読みとり、図1のデータRAM13Aの内
部にある図5のモニタデバイス用関連づけエリア502
におけるこのモニタ指定デバイス名のモニタ指定デバイ
スをサーチする。処理13C3で、カウンタAをリセッ
トし、処理13C4で図9のモニタ対象デバイス部11
013に格納されているモニタ対象デバイス名を、処理
13C1でサーチされたモニタ指定デバイス+Aに格納
する。図9の例では、モニタ指定デバイス部11A12
にはモニタデバイス名としてMO0が格納されており、
モニタ対象デバイス部11A13にはモニタ対象デバイ
ス名としてD0が格納されているので、図5のデータR
AM13Aのモニタデバイス用関連づけエリア502モ
ニタ指定デバイスのMO0にモニタ対象デバイス名D0
が、モニタ指定デバイスM01の位置にモニタ対象デバ
イス名D1のアドレスが、モニタ指定デバイスMO2の
位置にモニタ対象デバイス名D2のアドレスがそれぞれ
格納されることになる。範囲数分上記の処理を実行した
後、最後に処理13C7で、CPUユニット1Aがモニ
タデバイス関連づけ要求処理を完了したことを示す応答
データ11A2を作成し、外部周辺機器2Aに送信す
る。
【0058】以上の処理を行った後、CPUユニット1
Aは、図2に示す特殊ユニットサービス処理2032以
降を実行し、以後は従来と同様にその他のEND処理5
233を実行してEND処理203を終了する。そし
て、後述するライトデバイスリフレッシュ処理2017
を実行した後、シーケンス処理202に戻り、シーケン
ス処理202が終了すると、後述するモニタデバイスリ
フレッシュ処理2011を実行し、再びEND処理20
3を実行するようにしてシーケンス処理202モニタデ
バイスリフレッシュ処理2011とEND処理203と
ライトデバイスリフレッシュ処理2017と実行する動
作をくり返す。
【0059】これらの一連の処理をすべて完了し、CP
Uユニット1Aは1つのモニタデバイスの範囲指定によ
る関連づけを完了したことになる。以降の周辺機器によ
るモニタデバイスのモニタは、実施例1の場合と同様に
行えばよい。
【0060】実施例3.次に、この発明の一実施例にお
ける、CPU内部のデバイスメモリ16Aの内容にライ
トする際に実際のライト対象デバイスを指定せずに、そ
のデバイスに関連づけされたライト指定デバイスを指定
することによりライトする場合の動作について図17に
従って説明する。図17はライト指定デバイスをライト
対象デバイスに関連づけする際の外部周辺機器2Aにお
ける処理のフローチャートである。図17において、ス
テップ1601で外部周辺機器2Aにおいて図18に示
すライト指定デバイスと、ライト対象デバイスの入力を
促す画面が表示されている状態で、ユーザはキーボード
2aからライトデバイス名WR0〜WR100に関連づ
けられるライト対象デバイス名をそれぞれ入力する。図
18において、1701はライト指定デバイス名のエリ
ア、1702はライト指定デバイスに関連づけられるラ
イト対象デバイス名を入力するエリアである。ここで、
ユーザは1701にはライト指定デバイス(ここではW
R0〜WR100)の中の任意のデバイス名を入力する
ことができ1702にはライト対象デバイス中の任意の
デバイス名を入力することができる。この図18の例で
は、ライト指定デバイスWR0に対してライト対象デバ
イスとして、ユーザはD3と入力してあるため、ライト
指定デバイスWR0はライト対象デバイスD3と関連づ
けされることを示している。
【0061】以上の入力が終わると、外部周辺機器2A
はステップ1602にて、入力されたデータをもとに図
20に示す要求データ1801を作成する。なお、この
図20は、図18に示すような設定を外部周辺機器2A
で行った後、外部周辺機器2AとCPUユニット1Aと
の間でやりとりされる要求データの構成を示したもので
ある。図において、1801は外部周辺機器2AからC
PUユニット1Aに送られる要求データであり、180
11はライト指定デバイスとライト対象デバイスとの関
連づけの変更を指示する要求コード部であり、1801
2はライト指定デバイス名が格納されているライト指定
デバイス部であり、18013はライト指定デバイス部
18012に格納されたライト指定デバイス名に関連づ
けされるライト対象デバイス名が格納されるライト対象
デバイスである。なお、要求データ1801は要求コー
ド部18011、ライト指定デバイス部18012、及
びライト対象デバイス部18013により構成されてい
る。
【0062】次に、外部周辺機器2Aからの要求データ
1801を受信したときのCPUユニット1Aの動作を
図3および図23に示すフローチャートにより説明す
る。まず、図2に示すメインプログラム実行処理201
を行っている図1のCPUユニット1Aは、図2の外部
周辺機器2Aとの交信処理2031において、図13の
ステップ1603で外部周辺機器2Aより送信された要
求データ1801を受け取る。ここで、CPUユニット
1Aは図3に示す処理301で要求コード部18011
の内容を判定する。図20に示す例においては、この要
求コード部18011の内容が3であるためライトデバ
イス関連づけ処理309に分岐する。なお、図3は外部
周辺機器2AからCPUユニット1Aが要求コード部の
内容を受け取った際の、この要求コード部18011の
内容による分岐処理を表したものである。図3の処理3
09では、図23に示される処理が実行され、ライト指
定デバイスとライト対象デバイスとの関連づけを行うた
めの初期設定が行われる。
【0063】図23は、ライト指定デバイスとライト対
象デバイスとの関連づけを行うための初期設定処理をC
PUユニット1Aが行う際のフローチャートである。図
23に示す処理では、まず、処理2001で、図20の
ライト指定デバイス部18012からライト指定デバイ
ス名を読みとり、図1のデータRAM13Aの内部にあ
る図5のライトデバイス用関連づけエリア503におけ
る、このライト指定デバイス名のライト指定デバイスを
サーチする。処理2003で、図20のライト対象デバ
イス部18013に格納されているライト対象デバイス
名を処理2001でサーチされたライト指定デバイスに
格納する。図20の例では、ライト指定デバイス180
12にはライト指定デバイス名としてWR0が格納され
ており、ライト対象デバイス部18013にはライト対
象デバイス名としてD3が格納されているので、図5の
データRAM13Aのライトデバイス用関連づけエリア
503のライト指定デバイスWR0にライト指定デバイ
ス名D3のアドレスが格納されることになる。最後に、
処理20014で、CPUユニット1Aがライトデバイ
ス関連づけ要求処理を完了したことを示す応答データ1
802を作成し、外部周辺機器2Aに送信する。
【0064】以上の処理を行った後、CPUユニット1
Aは、図2に示す特殊ユニットサービス処理2032以
降を実行し、以後は従来と同様にその他のEND処理5
233を実行してEND処理203を終了する。そし
て、後述するライトデバイスリフレッシュ処理2017
を実行した後、シーケンス処理202に戻り、シーケン
ス処理202が終了すると前述したモニタデバイスリフ
レッシュ処理2011を実行し、再びEND処理203
を実行するようにしてシーケンス処理202、モニタデ
バイスリフレッシュ処理2011とEND処理203と
ライトデバイスリフレッシュ処理2017とを実行する
動作をくり返し実行する。
【0065】以上の一連の処理を全て完了し、CPUユ
ニット1Aは1つのライトデバイスの関連づけを完了し
たことになる。一方、外部周辺機器2Aは、図20に示
す応答データ1802を受信すると、次に図17のステ
ップ1604Aでライトデバイスの数分(ここではWR
0からWR100なので、101)処理を行ったかどう
かを判別し、101回に満たない場合は1603、16
04の処理を繰り返し行う。
【0066】次に、ライト処理を図26により説明す
る。図26は、外部周辺機器2Aからデバイスメモリ1
6Aをモニタする場合の、外部周辺機器2Aの処理内容
を示すフローチャートである。処理2101で、CPU
ユニット1A内部のデバイスメモリ16Aにおけるライ
ト対象デバイスに指定した値を書き込むため、外部周辺
機器2Aは、図22に示す要求データ1901を作成
し、ステップ2102でこの要求データ2101をCP
Uユニット1Aに送信する。ステップ2103ではCP
Uユニット1Aからの応答データを受信するまで待ち状
態となる。なお、図22において、1901は外部周辺
機器2AからCPUユニット1Aに送られる要求データ
であり、19011はライト対象デバイスに指定した値
を書き込むことを指示する要求コードであり、1901
2は書き込むライト指定デバイス名(WR0〜WR10
0等)が格納されているライト指定デバイス部である。
また、19013は書き込む値である。なお、要求デー
タ1901は要求コード部19011及びライト指定デ
バイス部19012、ライト値19013により構成さ
れる。1902は、要求データ1901に対してCPU
ユニット1Aから外部周辺機器2Aに送られる、ライト
対象デバイスの値、すなわちライト値の書き込み完了を
示す応答データであり、完了コード部19021により
構成される。なお、完了コード部19021には通常1
が格納される。
【0067】外部周辺機器2Aからの要求データ190
1を受信したときのCPUユニット1Aの動作を、図
2、図3と図27に示すフローチャートにより説明す
る。図27は、図22に示される要求データ1901が
送られた場合のCPUユニット1Aの処理を示したもの
である。まず、CPUユニット1Aは、図2に示す外部
周辺機器との交信処理2031において図22の要求デ
ータ1901を受け取り、図3に示す処理301で、図
22の要求コード19011が4なのでライト処理31
2に分岐する。このライト処理312では、図27に示
す処理が実行される。図27において、処理22011
で、デバイスメモリ16Aの図22のライト指定デバイ
ス名19012により、該当ライト指定デバイスのアド
レスを読み出す。このアドレスは図4のデバイスメモリ
16Aの402のライトデバイスエリアのアドレスであ
る。処理22012で、図22の19013のライトデ
ータの値を処理22011で読み出したアドレスに格納
し、処理22013で、ライト完了を示す図22の応答
データ1902を作成し、外部周辺機器2Aに送信す
る。図22に示すように要求データ1901のライト指
定デバイス名19012がWR0であり、19013の
内容が3であれば、WR0のアドレスには3という数値
が格納される。
【0068】次に、図5のライトデバイス用関連づけエ
リア501の内容に基づきデバイスメモリ16Aの内容
をリフレッシュするライトデバイスリフレッシュ処理2
017について図24のフローチャートにより説明す
る。処理20B01で、図4のデバイスメモリ16Aの
ライト指定デバイスWR0の内容を読み出す。次に、処
理20B02で、図20のライト指定デバイス名190
12を読み取り、該当デバイスに関連づけされているラ
イト対象デバイス名を図1のデータRAM13Aの内部
にある図5のライトデバイス関連づけエリア501より
サーチする。そして、最後に処理20B03で、処理2
0B02で読み出したライト対象デバイス名で示される
アドレスにおける通常デバイスエリア400のアドレス
に、処理20B01で読み出された内容を格納する。以
降、モニタデバイスの数分(ここでは101)上記の動
作を繰り返す。上記の一連の動作により、図4のデバイ
スメモリ16Aのライトデバイスエリア402には、図
5に示すデータRAM13Aのライトデバイス用関連づ
けエリア503に格納されているライト対象デバイス名
によりアドレス指定されるデバイスエリア400の記憶
内容が格納されることになる。
【0069】以上、ライトをする外部機器として外部周
辺機器を使用した場合について説明したが、外部周辺機
器を計算機ユニット等の装置で置き換えても、全く同じ
手順を踏むことによりライトすることが可能である。
【0070】以上で説明したように、この発明による実
施例3では、デバイスの値をライトする際に実際のライ
ト対象デバイスを指定するのではなく、ライト対象デバ
イスとライト指定デバイスとの関連づけをあらかじめ行
っておき、ライト指定デバイスによりライト対象デバイ
スを指定できるので、PCに接続されている様々な機器
(外部周辺機器、計算機等)側であらかじめライト指定
デバイス名でライト対象デバイスの指定を行うようにし
ておくことにより、シーケンスプログラム上でデバイス
の役割が変更された場合にこの変更に対応して従来のよ
うな変更を行う必要がなく、ライト指定デバイスとライ
ト対象デバイスとの関連づけを再度行うだけでよい。
【0071】実施例4.この発明の一実施例における、
CPU内部のデバイスメモリ16Aの内容をライトする
際に、実際のライト対象デバイスを指定せずに、そのデ
バイスに範囲指定で関連づけされたライト指定デバイス
を指定することにより、ライトする場合の動作について
図17に従って説明する。図17は、ライト指定デバイ
スをライト対象デバイスに関連づけする際の、外部周辺
機器2Aにおける処理のフローチャートである。図17
においてステップ1601で外部周辺機器2Aにおいて
図19に示すライト指定デバイスと、ライト対象デバイ
スと、設定範囲の入力を促す画面が表示されている状態
で、ユーザはキーボード2aからライトデバイス名WR
0〜WR100に関連づけられるライト対象デバイス名
をそれぞれ入力する。図19において、170A1はラ
イト指定デバイス名のエリア170A2はライト指定デ
バイスに関連づけられるライト対象デバイス名を入力す
るエリア、170A3は関連づけするデバイスの個数を
入力するエリアである。ここで、ユーザは170Aには
ライト指定デバイス(ここではWR0〜WR100)の
中の任意のデバイス名を入力することができ170A2
にはライト指定デバイスの中の任意のデバイス名を入力
することができ、170A3には任意の個数を入力する
ことができる。この図19の例では、ライト指定デバイ
スWR0に対してライト対象デバイスとしてユーザはD
0と入力してあり、設定範囲としては4が入力されてい
るため、ライト指定デバイスWR0〜WR3はそれぞれ
ライト対象デバイスD0D3と関連づけされることを示
している。
【0072】以上の入力が終わると、外部周辺機器2A
はステップ1602にて、入力されたデータをもとに図
21に示す要求データ18A1を作成する。なお、この
図21は、図19に示すような設定を外部周辺機器2A
で行った後、外部周辺機器2AとCPUユニット1Aと
の間でやりとりされる要求データの構成を示したもので
ある。図において、18A1は外部周辺機器2AからC
PUユニット1Aに送られる要求データであり、18A
11はライト指定デバイスとライト対象デバイスとの関
連づけの変更を指示する要求コード部であり、18A1
2はライト指定デバイス名が格納されているライト指定
デバイス部であり、18A13は、ライト指定デバイス
部18A12に格納されたライト指定デバイス部に関連
づけされるライト対象デバイス名が格納されるライト対
象デバイスであり、18A14はデバイス範囲を表す数
である。なお、要求データ18A1は要求コード部18
A11、ライト指定デバイス部18A12、ライト対象
デバイス部18A13範囲指定部18A14により構成
されている。
【0073】次に、外部周辺機器2Aからの要求データ
18A1を受信したときのCPUユニット1Aの動作を
図3及び図25に示すフローチャートにより説明する。
まず、図2に示すメインプログラム実行処理201を行
っている図1のCPUユニット1Aは、図2の外部周辺
機器2Aとの交信処理2031において、図19のステ
ップ603で外部周辺機器2Aにより送信された要求デ
ータ18A1を受け取る。ここで、CPUユニット1A
は図3に示す処理301で要求コード部18A11の内
容を判定する。図21に示す例においては、この要求コ
ード部18A11の内容が3であるため、ライトデバイ
ス関連づけ処理301に分岐する。なお、図3は外部周
辺機器2AからCPUユニット1Aが要求コード部の内
容を受け取った際のこの要求コード部18A11の内容
による分岐処理を表したものである。図3の処理309
では、図25に示される処理が実行され、ライト指定デ
バイスとライト対象デバイスとの関連づけを行うための
初期設定が行われる。
【0074】図25は、ライト指定デバイスとライト対
象デバイスと関連づけを行うための初期設定処理をCP
Uユニット1Aが行う際のフローチャートである。図2
5に示す処理では、まず、処理20C1で、図21のラ
イト指定デバイス部18A12からライト指定デバイス
名を読みとり、図1のデータRAM13Aの内部にある
図5のライトデバイス用関連づけエリア503におけ
る、このライト指定デバイス名のライト指定デバイスを
よりサーチする。処理20C3で、カウンタAをリセッ
トし、処理20C4で、図21のライト対象デバイス部
18A13に格納されているライト対象デバイス名+A
を処理20C1でサーチされた指定デバイス+Aに格納
する。図21の例では、ライト指定デバイス18A12
にはライト指定デバイス名としてWR0が格納されてお
り、ライト対象デバイス部アドレス18A13にはライ
ト対象デバイス名としてD0が格納されているので、図
5のデータRAM13Aのライトデバイス用関連づけエ
リア503のライト指定デバイスWR0にライト対象デ
バイス名D0のアドレスが、WR1の位置にD1のアド
レスが、WR2の位置にD2のアドレスがそれぞれ格納
されることになる。範囲数分上記の処理を実行した後、
最後に処理20C7で、CPUユニット1Aがライトデ
バイス関連づけ要求処理を完了したことを示す応答デー
タ18A2を作成し、外部周辺機器2Aに送信する。
【0075】以上に処理を行った後、CPUユニット1
Aは、図2に示す特殊ユニットサービス処理2032以
降を実行し、以後は従来と同様にその他のEND処理5
233を実行してEND処理203を終了する。そし
て、前述したライトデバイスリフレッシュ処理2017
を実行した後、シーケンス処理202に戻り、シーケン
ス処理202が終了すると、前述したモニタデバイスリ
フレッシュ処理2011を実行し、再びEND処理20
3と実行するようにしてシーケンス処理202、モニタ
デバイスリフレッシュ処理2011とEND処理203
と、ライトデバイスリフレッシュ処理2017とを実行
する動作をくり返し実行する。
【0076】これらの一連の処理をすべて完了し、CP
Uユニット1Aは1つのライトデバイスの範囲指定によ
る関連づけをすべて完了したことになる。以降の周辺機
器等によるデバイスのライトについては、実施例3の場
合と同様に行えばよい。
【0077】
【発明の効果】第1の発明によれば、PC側で入出力デ
バイスの変更が行われた場合において、このPCに接続
されている機器側におけるプログラムの変更による作業
工数の増加を的確に防止できるプログラマブルコントロ
ーラを得ることができるという効果がある。
【0078】第2の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加をより的確に防止できるプログラマブルコントローラ
を得ることができるという効果がある。
【0079】第3の発明は、PC側で入出力デバイスの
変更が行われた場合において、このPCに接続されてい
る機器側におけるプログラムの変更による作業工数の増
加を一層的確に防止できるプログラマブルコントローラ
を得ることができるという効果がある。
【0080】第4の発明によれば、デバイスの値をモニ
タする際に実際のモニタ対象デバイスを指定するのでは
なく、モニタ対象デバイスとモニタ指定デバイスの関連
づけをあらかじめ行っておき、このモニタ指定デバイス
を指定してモニタを行えばよいため、プログラムでデバ
イスの役割が変更された場合、PCに接続されている様
々な機器(計算機等)側でその変更に対応する変更を行
わず、モニタ対象デバイスとモニタ指定デバイスの関連
づけを変更するだけでよいので例えば、使用者が計算機
側のプログラム変更に習熟していない場合などにも対応
できるといった効果がある。
【0081】第5の発明によれば、モニタ対象デバイス
とモニタ指定デバイスの内容を範囲指定で一括で関連づ
けできるようにすることにより、複数の連続したデバイ
スに関する関連づけのための個々の作業を容易化できる
効果がある。
【0082】第6の発明によれば、デバイスの値をライ
トする際に実際のライト対象デバイスを指定するのでは
なく、ライト対象デバイスとライト指定デバイスの関連
づけをあらかじめ行っておき、このライト指定デバイス
を指定してライトを行えばよいため、プログラムでデバ
イスの役割が変更された場合、PCに接続されている様
々な機器(計算機等)側でその変更に対応する変更を行
わず、ライト指定デバイスとライト指定デバイスの関連
づけを変更するだけでよいので例えば、使用者が計算機
側のプログラム変更に習熟していない場合などにも対応
できるといった効果がある。
【0083】第7の発明によれば、ライト対象デバイス
ライト指定デバイスの内容を範囲指定で一括で関連づけ
できるようにすることにより、複数の連続したデバイス
に関する関連づけのための個々の作業を容易化できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のPCの構成図である。
【図2】 この発明のPCのプログラムの全体構成を示
すフローチャート図である。
【図3】 この発明のCPUユニットにおける外部周辺
機器との交信処理を示すフローチャート図である。
【図4】 この発明の実施例1・実施例2において使用
するデバイスエリアを示す図である。
【図5】 この発明のCPUユニットのデータRAMの
構成図である。
【図6】 この発明の実施例1におけるユーザの操作と
外部周辺機器の処理を示したフローチャート図である。
【図7】 この発明の実施例1における外部周辺機器の
設定画面例を示す図である。
【図8】 この発明の実施例2における外部周辺機器の
設定画面例を示す図である。
【図9】 この発明の実施例1における外部周辺機器と
CPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成を
示した図である。
【図10】 この発明の実施例2における外部周辺機器
とCPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成
を示した図である。
【図11】 この発明の実施例1における外部周辺機器
とCPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成
を示した図である。
【図12】 この発明の実施例1における外部周辺機器
からのモニタデバイス関連づけ要求に対するCPUユニ
ットの処理を示した図である。
【図13】 この発明の実施例1におけるモニタ対象デ
バイスをモニタ指定デバイスのリフレッシュする際の、
CPUユニットの処理を示した図である。
【図14】 この発明の実施例2における外部周辺機器
からのモニタデバイス関連づけ要求に対するCPUユニ
ットの処理を示した図である。
【図15】 この発明の実施例1における外部周辺機器
からのモニタ要求に対するCPUユニットの処理を示し
た図である。
【図16】 この発明の実施例1における外部周辺機器
からの要求データを受信したときのCPUユニットの動
作を示した図である。
【図17】 この発明の実施例3におけるユーザの操作
と外部周辺機器の処理を示した図である。
【図18】 この発明の実施例3における外部周辺機器
の設定画面例を示す図である。
【図19】 この発明の実施例4における外部周辺機器
の設定画面例である。
【図20】 この発明の実施例3における外部周辺機器
とCPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成
を示した図である。
【図21】 この発明の実施例4における外部周辺機器
とCPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成
を示した図である。
【図22】 この発明の実施例3における外部周辺機器
とCPUユニットとの間でやりとりされるデータの構成
を示した図である。
【図23】 この発明の実施例3における外部周辺機器
からのライトデバイス関連づけ要求に対するCPUユニ
ットの処理を示した図である。
【図24】 この発明の実施例3におけるライト指定デ
バイスをライト対象デバイスにリフレッシュする際のC
PUユニットの処理を示した図である。
【図25】 この発明の実施例4における外部周辺機器
からのライトデバイス関連づけ要求に対するCPUユニ
ットの処理を示した図である。
【図26】 この発明の実施例3における外部周辺機器
のライト要求時の処理を示した図である。
【図27】 この発明の実施例3における外部周辺機器
からのライト要求に対するCPUユニットの処理を示し
た図である。
【図28】 従来のプログラマブルコントローラの構成
図である。
【図29】 従来のラダープログラム図である。
【図30】 PCの処理に関する一般的なフローチャー
ト図である。
【図31】 従来のPCの処理に関するタイムチャート
図である。
【図32】 従来のモニタにおける、外部周辺機器の処
理を示した図である。
【図33】 従来のモニタにおける、外部周辺機器とC
PUユニットの間でやりとりされるデータの構成を示し
た図である。
【図34】 従来のCPUユニットにおける、外部周辺
機器との交信処理を示す図である。
【図35】 従来の外部周辺機器からのモニタ要求に対
するCPUユニットの処理を示した図である。
【図36】 従来のライトにおける、外部周辺機器の処
理を示した図である。
【図37】 従来のライトにおける、外部周辺機器とC
PUユニットの間でやりとりされるデータの構成を示し
た図である。
【図38】 従来の外部周辺機器からのライト要求に対
するCPUユニットの処理を示した図である。
【符号の説明】 1 従来のCPUユニット、1A この発明のCPUユ
ニット、2 外部周辺機器、3 入出力ユニット、5
特殊機能ユニット、6 計算機等、10 CPU、11
シーケンスプログラム、12 システムROM、13
従来のデータRAM、13A この発明のデータRA
M、14 周辺I/F、15 入出力ポート、16 デ
バイスメモリ、16A この発明のデバイスメモリ、2
1A 内部タイマ、10a 各種信号線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶されたシーケンスプログラムに基づ
    き、産業機器等の制御対象機器を制御するプログラマブ
    ルコントローラであって、シーケンスプログラムを記憶
    するシーケンスプログラム記憶部と、使用されるデータ
    を記憶するデータ記憶部と、シーケンスプログラムを処
    理しCPUユニットを動作させるCPUとを備え、外部
    周辺機器からの処理要求の内容別に各要求処理を行う手
    段を有し、前記データ記憶部の内容を前記外部周辺機器
    で読み出すことにより前記CPUユニットの内部動作状
    態のモニタを行うプログラマブルコントローラにおい
    て、前記データ記憶部にモニタデバイスまたはライトデ
    バイスからなる機能デバイスを設け、かつ、この機能デ
    バイスと前記データ記憶部の指定デバイスとの対応を記
    憶するデバイスメモリを設けるとともに、前記デバイス
    メモリの記憶状態を書き換える手段を設けたことを特徴
    とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 記憶されたシーケンスプログラムに基づ
    き、産業機器等の制御対象機器を制御するプログラマブ
    ルコントローラであって、シーケンスプログラムを記憶
    するシーケンスプログラム記憶部と、使用されるデータ
    を記憶するデータ記憶部と、シーケンスプログラムを処
    理しCPUユニットを動作させるCPUとを備え、外部
    周辺機器からの処理要求の内容別に各要求処理を行う手
    段を有し、前記データ記憶部の内容を前記外部周辺機器
    で読み出すことにより前記CPUユニットの内部動作状
    態のモニタを行うプログラマブルコントローラにおい
    て、前記データ記憶部にモニタデバイスまたはライトデ
    バイスからなる機能デバイスを設け、かつ、この機能デ
    バイスと前記データ記憶部の指定デバイスとの対応を記
    憶するデバイスメモリを設けるとともに、外部周辺機器
    から通信により前記デバイスメモリの記憶状態を書き換
    える手段を設けたことを特徴とするプログラマブルコン
    トローラ。
  3. 【請求項3】 記憶されたシーケンスプログラムに基づ
    き、産業機器等の制御対象機器を制御するプログラマブ
    ルコントローラであって、シーケンスプログラムを記憶
    するシーケンスプログラム記憶部と、使用されるデータ
    を記憶するデータ記憶部と、シーケンスプログラムを処
    理しCPUユニットを動作させるCPUとを備え、外部
    周辺機器からの処理要求の内容別に各要求処理を行う手
    段を有し、前記データ記憶部の内容を前記外部周辺機器
    で読み出すことにより前記CPUユニットの内部動作状
    態のモニタを行うプログラマブルコントローラにおい
    て、前記データ記憶部にモニタデバイスまたはライトデ
    バイスからなる機能デバイスを設け、かつ、この機能デ
    バイスと前記データ記憶部の指定デバイスとの対応を記
    憶するデバイスメモリを設けるとともに、外部周辺機器
    から通信により前記デバイスメモリの記憶状態を書き換
    え可能とし、END処理時に指定デバイスからモニタデ
    バイスに一括してリフレッシュすることを特徴とするプ
    ログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 記憶されたシーケンスプログラムに基づ
    き、産業機器等の制御対象機器を制御するプログラマブ
    ルコントローラにおいて、外部周辺機器から通信により
    処理要求を受け取る手段と、CPUユニットから処理応
    答を前記外部周辺機器に知らせる手段を有し、シーケン
    スプログラムおよびCPUユニットを動作させる制御プ
    ログラムを処理するCPUと、シーケンスプログラムを
    記憶するシーケンスプログラム記憶部と、制御プログラ
    ムを記憶している制御プログラム記憶部と、CPUの処
    理で使用されるデータを記憶するデータ記憶部を備え、
    前記外部周辺機器からの処理要求の内容別に各要求処理
    を行う手段を有し、前記データ記憶部の内容を前記外部
    周辺機器で読み出すことにより前記CPUユニットの内
    部動作状態のモニタを行うプログラマブルコントローラ
    において、前記データ記憶部にモニタデバイスを設け、
    モニタデバイスと前記データ記憶部の指定デバイスの対
    応表となるデバイステーブルメモリを前記データ記憶部
    に設けるとともに、外部周辺機器から通信により前記デ
    バイステーブルを書き換え可能とし、END処理時に指
    定デバイスからモニタデバイスに一括してリフレッシュ
    することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 外部周辺機器からデバイステーブルを書
    き換える際に、デバイス範囲の指定を行う手段を設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
  6. 【請求項6】 記憶されたシーケンスプログラムに基づ
    き、産業機器等の制御対象機器を制御するプログラマブ
    ルコントローラにおいて、外部周辺機器から通信により
    処理要求を受け取る手段と、CPUユニットから処理応
    答を前記外部周辺機器に知らせる手段を有し、シーケン
    スプログラムおよびCPUユニットを動作させる制御プ
    ログラムを処理するCPUと、シーケンスプログラムを
    記憶するシーケンスプログラム記憶部と、制御プログラ
    ムを記憶している制御プログラム記憶部と、CPUの処
    理で使用されるデータを記憶するデータ記憶部を備え、
    前記外部周辺機器からの処理要求の内容別に各要求処理
    を行う手段を有し、前記データ記憶部の内容を前記外部
    周辺機器で読み出すことにより前記CPUユニットの内
    部動作状態のモニタができるプログラマブルコントロー
    ラにおいて、前記データ記憶部にライトデバイスを設
    け、ライトデバイスと前記データ記憶部の指定デバイス
    の対応表となるデバイステーブルメモリを前記データ記
    憶部に設けるとともに、外部周辺機器から通信により前
    記デバイステーブルを書き換え可能とし、END処理時
    にライトデバイスから指定デバイスに一括してリフレッ
    シュすることを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 外部周辺機器からデバイステーブルを書
    き換える際に、デバイス範囲の指定を行う手段を設けた
    ことを特徴とする請求項6に記載のプログラマブルコン
    トローラ。
JP8036495A 1995-04-05 1995-04-05 プログラマブルコントローラ Pending JPH08278935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001065325A1 (fr) * 2000-03-01 2001-09-07 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Procede et dispositif de communication de messages pour controleur programmable
WO2012056930A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JP5414909B2 (ja) * 2010-10-27 2014-02-12 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001065325A1 (fr) * 2000-03-01 2001-09-07 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Procede et dispositif de communication de messages pour controleur programmable
WO2012056930A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JP5414909B2 (ja) * 2010-10-27 2014-02-12 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ

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