JP2003295910A - ユニット及びツール機器並びにプログラム製品 - Google Patents
ユニット及びツール機器並びにプログラム製品Info
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Abstract
であっても、容易に目的のプログラムを探し出すととも
に、目的のプログラムのみを選択してツール機器にアッ
プロードすることができるシステム 【解決手段】 PLCユニット10のユーザプログラム
メモリ13に、ユーザプログラムを格納するとともに、
そのユーザプログラムの名称と先頭アドレスを関連づけ
たプログラム情報を格納する。ツール機器20は、PL
Cユニットに接続するとともに、係るプログラム情報を
読み出して、表示装置に表示する。これにより、どのプ
ログラムが格納されているかを容易に理解できる。ま
た、目的のプログラムの名称を選択することにより、そ
の名称に関連づけられた先頭アドレスを用いて、必要な
ユーザプログラムのみのアップロードを図る。
Description
ール機器並びにプログラム製品に関するものである。
の制御装置として、プログラマブルコントローラ(PL
C)が用いられている。このPLCは、複数のユニット
から構成される。すなわち、電源供給源の電源ユニッ
ト,PLC全体の制御を統率するCPUユニット,FA
の生産装置や設備装置の適所に取り付けたスイッチやセ
ンサの信号を入力する入力ユニット,アクチュエータな
どに制御出力を出す出力ユニット,通信ネットワークに
接続するための通信ユニットなどの各種のユニットを適
宜組み合わせて構成される。
は、入力ユニットで入力した信号をCPUユニットのI
/Oメモリに取り込み(INリフレッシュ)、予め登録
されたラダー言語で組まれたユーザプログラムに基づき
論理演算をし(演算実行)、その演算実行結果をI/O
メモリに書き込んで出力ユニットに送り出し(OUTリ
フレッシュ)、その後、いわゆる周辺処理を行うと言う
ことをサイクリックに繰り返し処理するようになる。
来、1台のPLC(CPUユニット)に1つのプログラ
ムを格納し、実行することが一般的であった。また、近
年では、1台のPLCに複数のユーザプログラムを格納
し、実行できるようにしたものもある。
をPLCに接続し、そのPLCに格納されたユーザプロ
グラムをアップロードしたいという要求がある。すなわ
ち、例えば、アップロードしたユーザプログラムに対し
て修正をした後、PLCに再度ダウンロードすることが
ある。また、ツール機器上で、そのアップロードしたユ
ーザプログラムの動作をモニタリングすることがある。
内にどんなユーザプログラムがいくつ含まれているかが
分からない場合、それを知るためにはPLCにツール機
器を接続して全てのユーザプログラムをツール機器上に
アップロードする必要がある。
ムが格納されており、そのうちの1つのユーザプログラ
ムのみが必要な場合であっても、PLCに格納された全
てのユーザプログラムを読み出す必要があるため、プロ
グラムが大規模になればなるほど読み出しに長時間を要
する。特に、ツール機器とPLCとの間の通信は、シリ
アル通信を用いることが多いので、通信に時間がかかる
ことがなおさらとなる。
とから、ツール機器側のパソコンのメモリも大きなリソ
ースを必要としたり、大規模なプログラムを扱うことに
よって性能低下を招くなどの問題がある。
ログラムの中の1つが必要というのみならず、例えば、
1つのユーザプログラムの中の一部のプログラム部分の
みが必要な場合でも、1つのユーザプログラム全体をア
ップロードする必要があるといった問題を有している。
ツール機器にプログラムを個別に読み出せるようにし、
PLCに接続したときに読み出すべきプログラムを選択
・指定し、必要なものだけ読み出す方法が用いられてい
る。この方法では読み出し時間は短くて済み、パソコン
にもそれほど大きなリソースを要求しない。その反面、
読み出したプログラムが意図したものではなかった場合
に、目的のものが見つかるまで、接続・選択・読み出し
を繰り返せざるを得ず、操作が煩雑である。
編集を繰り返していると、どのプログラムを編集したの
か、書き込むべきプログラムがどれなのかを識別するこ
とが困難になってくるという問題点があった。
納されたPLCであっても、容易に目的のプログラムを
探し出すとともに、その目的のプログラムのみを選択し
てツール機器にアップロードすることができ、さらに、
アップロードしたプログラムに対する編集・ダウンロー
ドの有無などの管理も容易に行えるユニット及びツール
機器並びにプログラム製品を提供することを目的とす
る。
は、プログラマブルコントローラ用のユニットであっ
て、ユーザプログラムを記憶するユーザプログラム記憶
部と、前記ユーザプログラムを演算実行する演算処理部
と、前記ユーザプログラム記憶部に格納されたユーザプ
ログラムの名称並びにアドレス情報を関連づけたプログ
ラム情報を記憶するプログラム情報記憶部とを備える。
そして、ツール機器から受け取った要求に従い、前記プ
ログラム情報のうち少なくとも前記ユーザプログラムの
名称を送信する機能と、前記ユーザプログラムを複数備
えている場合に、前記ツール機器から指定されたユーザ
プログラムを前記ユーザプログラム記憶部から読み出し
て個々に送信する機能を備えて構成した。
PU14に対応し、プログラム情報記憶部とユーザプロ
グラム記憶部は、実施の形態ではユーザプログラムメモ
リ13に対応する。さらに、ユニットは、実施の形態で
はPLCユニット10に対応するが、例えば、I/Oユ
ニットなどでもユーザプログラムを実装することがあ
り、係る場合、そのI/Oユニットも本発明で言うユニ
ットに対応する。
ラマブルコントローラ用のユニットに対してユーザプロ
グラムの送受を行うツール機器である。そして、前記ユ
ニットが保有するユーザプログラムの名称を含むプログ
ラム情報を取得する手段と、その取得したプログラム情
報に基づき、プログラム管理テーブルを作成するととも
に記憶保持する手段と、前記プログラム管理テーブルに
基づいて、前記ユニットに格納されたユーザプログラム
の情報を表示装置に表示する手段と、前記ユーザプログ
ラムの情報に基づいて、指定されたユーザプログラムに
ついて、個々のプログラム単位でアップロードするアッ
プロード手段とを備えて構成される。上記した各手段
は、実施の形態ではCPU22によって実現される。
各ユーザプログラムに対する処理の状態を示す識別情報
を備えるとよい。この識別情報としては、例えば、ユー
ザプログラムを読み出した(アップロードした)か否か
や、読み出したプログラムを編集・ダウンロードしたか
否かなどの情報である。もちろん、係る機能はなくても
良い。
ラムの情報は、前記識別情報に基づき、前記処理の状態
に応じて表示形態を異ならせるようにするとよい。異な
る表示形態としては、例えばアイコンの状態を変えた
り、文字或いは背景の色を変えたりすることなどがあ
る。もちろん、識別情報があったとしても、必ずしも表
示形態を変える必要はなく、単に識別上に基づいて現在
の状態を表示するものでもよい。
プログラムを、個々のプログラム単位で前記ユニットに
ダウンロードするダウンロード手段を備えるとよい。こ
こでダウンロード対象のプログラムは、通常、編集等の
処理によりアップロードしたプログラムからその内容が
変更されたプログラムとなる。そして、より好ましく
は、上記した処理の状態に応じて表示形態を異ならせる
発明と組み合わせた場合に、例えば編集済みでダウンロ
ードしていないプログラムを識別できるような表示形態
を設け、係る表示形態のプログラムを選択することによ
り、ダウンロード処理を行えるようにするとよい。この
場合に、ダウンロードすることにより、表示形態がさら
に更新されることになる。
マブルコントローラ用のユニットに対してユーザプログ
ラムの送受を行うツール機器用のプログラム製品であっ
て、前記ユニットが保有するユーザプログラムの名称を
含むプログラム情報を取得する処理と、その取得したプ
ログラム情報に基づき、プログラム管理テーブルを作成
するとともに記憶手段に記憶保持する処理と、前記プロ
グラム管理テーブルに基づいて、前記ユニットに格納さ
れたユーザプログラムの情報を表示装置に表示する処理
と、前記ユーザプログラムの情報に基づいて、指定され
たユーザプログラムについて、前記ユニットにアクセス
して個々のプログラム単位でアップロードする処理を実
行するプログラム部分を持つようにすることである。
ログラム情報を取得することによって、プログラマブル
コントローラ(ユニット)内にどのようなプログラムが
いくつ存在するのかが即座に分かるようになる。そし
て、実際にユーザプログラムを取得するのではなはない
ので、係る情報を取得するためにかかる通信負荷も小さ
く、また、取得した情報を格納するためのメモリ容量も
小さくて済む。そして、このように取得したプログラム
の情報にしたがって、必要なユーザプログラムのみを択
一的にアップロードすることができる。
ンの変更や、表示の反転等の)表示形態を変える機能を
付加すると、プログラムの状態も分かるようになる。例
えば、プログラムを個別に読み出すときにどれが読み込
み済みのプログラムなのかが分かったり、ツールでプロ
グラム編集などを行ったときに、編集したか(プログラ
マブルコントローラへダウンロードすべきか)否かがす
ぐに分かる。
形態を示している。すなわち、PLCユニット10とツ
ール機器20が、所定の通信回線を介して接続されてい
る。この通信回線は、例えば、RS232Cなどのシリ
アル回線を用いて直接ケーブル接続することにより実現
される。もちろん、このように直接接続するものに限る
ことはなく、他の通信回線を用いネットワーク経由でP
LCユニット10とツール機器20とを接続する構成を
採っても良い。
1つのユニットであり、CPUユニットとも称されるも
のである。そして、その内部構造は、従来と基本的に同
様であり、通信回線に接続し、ツール機器20とデータ
の送受信を行うための通信インタフェース11と、シス
テムメモリ(ROM)12に格納されたシステムプログ
ラムや、ユーザプログラムメモリ13に格納されたユー
ザプログラムに従って演算実行するMPU14と、MP
U14における演算実行に参照,使用するI/Oメモリ
15などを備え、それらがバスを介して接続されてい
る。また、このI/Oメモリ15には、PLCユニット
10が管理する外部の入出力機器についてのI/Oデー
タその他の情報が格納される。
以外にも、電源ユニットやI/Oユニットなど各種のも
のが接続可能となっている。また、通信インタフェース
11は、通信ユニットなどの別ユニットとして構成する
こともできる。
で言うと、通信回線に接続し、PLCユニット10とデ
ータの送受信を行うための通信インタフェース21と、
所定のアプリケーションを実行するCPU22と、CP
U22における処理の際に使用するワークメモリ(RA
M)23などを備えている。そして、実際にはパソコン
などから構成される。
0のMPU14は、通信インタフェース11を介してツ
ール機器20との通信を行う。そして、ツール機器20
からの指示により、MPU14は通信インタフェース1
1を介して受け取ったユーザプログラムをユーザプログ
ラムメモリ13に書き込んだり、或いはユーザプログラ
ムメモリ13から指定されたユーザプログラムを読み出
して、通信インタフェース11を介してツール機器20
に送信したりする。もちろん、ツール機器20側でも、
通信インタフェース21を介してデータの送受を行い、
必要に応じてワークメモリ23にデータを格納するよう
になっている。もちろん、PLCユニット10にダウン
ロードするユーザプログラムを格納する記憶装置(ハー
ドディスク等)も備えている。
のユーザプログラムメモリ13を、図2に示すようなデ
ータ構造を採るようにしている。すなわち、通常のユー
ザプログラムを個別に格納するユーザプログラムエリア
に加え、そのユーザプログラムの情報を格納するプログ
ラム情報エリアを設けている。
タ構造としては、図3に示すように、プログラム番号
と、ユーザプログラムの名称(プログラム名称)と、ユ
ーザプログラムの先頭アドレスを示すプログラムベクタ
とを関連付けたテーブル構造としている。このように、
複数のプログラムについてのプログラム名称とプログラ
ムベクタをひとまとめにして格納している。これによ
り、後述するように、ツール機器20にて係るプログラ
ム情報のみを簡単かつ迅速に収集することができる。
器20にてユーザプログラムをダウンロードする際に、
併せて作成する。つまり、ダウンロードするユーザプロ
グラムの名称はツール機器20側でわかっているので、
ユーザプログラムメモリ13にユーザプログラムを格納
した際の先頭アドレスを取得することにより、上記した
3つの情報(プログラム番号,プログラム名称,プログ
ラムベクタ)を関連付けたプログラム情報を生成し、ユ
ーザプログラムメモリ13の所定エリアに格納すること
により、生成できる。そして、ツール機器20のCPU
22側に係る処理を実行する機能部を設けても良いし、
PLCユニット10のMPU14側に係る処理を実行す
る機能部を設けても良い。なお、図3に示す例では、プ
ログラム番号000〜002として3つのプログラムが
存在し、プログラム番号003以降にはプログラムが存
在しないことを示している。
そのユーザプログラムメモリ13にて、現在保有してい
るユーザプログラムのリスト(インデックス)であるプ
ログラム情報が保持されているとともに、そのプログラ
ム情報は、プログラム名称とプログラムベクタというよ
うにデータ量が極めて少ない。よって、ツール機器20
が、PLCユニット10に格納されたユーザプログラム
をアップロードするに先立ち、係るプログラム情報を取
得することにより、そのPLCユニット10にどのよう
なユーザプログラムが格納しているかを知ることができ
る。しかも、実際に全てのユーザプログラムをアップロ
ードするのとは異なり、非常にデータ量の少ないプログ
ラム情報を取得するだけで良いので、通信に要する時間
も短くて済むとともに、ツール機器20側でも取得した
プログラム情報を一時記憶するためのメモリ容量が小さ
くて済むので好ましい。
た場合には、プログラムベクタを利用して目的のユーザ
プログラムのみをアップロードすることができる。この
ように目的のユーザプログラムのみをアップロードすれ
ば良いので、不要なユーザプログラムを同時にアップロ
ードすることが無く、アップロードする際に必要な通信
時間も短くすることができるとともに、そのアップロー
ドしたユーザプログラムを記憶するためのワークメモリ
23のメモリ容量も小さくて済む。また、プログラム情
報に格納するプログラムの単位であるが、例えば、タス
ク単位であっても良いし、タスクを構成する複数のプロ
グラムの単位のように、タスクレベルよりも小さい単位
としても良い。
ユーザプログラムのアップロード並びにそれに基づく編
集などの処理は、実際には、図4以降のフローチャート
に基づいて実施される。この図4以降のフローチャート
を実施する機能部は、何れもツール機器20のCPU2
2に格納されたアプリケーションソフトとして稼動す
る。
図4に示すプログラムを実行するようになっている。す
なわち、まず、PLCユニットへの接続を図る(ST
1,ST2)。ここでいう接続は、ソフト的な接続であ
り、前提として図1に示すように、ツール機器20とP
LCユニット10との間でハード的な接続は採れている
ものとする。
が可能となった)ならば、PLCユニット10に対し、
プログラム情報の読み出し要求を送る。すると、それに
伴ってPLCユニット10のMPU14がユーザプログ
ラムメモリ13に格納されたプログラム情報(全てのプ
ログラムに付いての情報)を読み出すとともに、レスポ
ンスとして係る読み出したプログラム情報を一括してツ
ール機器20に送信するので、ツール機器20は、係る
送られてきたプログラム情報を取得する。この取得によ
り、プログラム情報エリアの読み出し処理が終了する
(ST3)。
ラム情報の読み出しが完了したならば、回線を切断する
(ST4)。そして、読み出したプログラム情報からプ
ログラム管理テーブルを作成する(ST5)。具体的に
は、図5に示すように、プログラム番号とプログラム名
称並びにプログラムベクタ(取得したプログラム情報)
に加え、さらに、読み込み済みフラグと編集フラグの欄
(何れの値も初期値は0)を付加したテーブルを作成
し、ワークメモリ23に格納する。このように、プログ
ラム管理テーブルには、PLCユニット10が保持して
いるプログラム情報内の項目と、更にプログラムがどの
ような状態であるのかを識別するための項目から構成さ
れている。
プログラム名称,プログラムベクタで指定されるユーザ
プログラムを実際にアップロードしたか否かを特定する
フラグである。これにより、今回ユーザプログラムを既
にアップロードしたのか否かが一目でわかるようにな
る。
ログラムに対し、各種の修正処理を行う。そして、編集
フラグは、修正を行う都度、「0」→「1」に変更し、
ダウンロードが完了すると、編集フラグを「0」に戻す
ようにしている。これにより、編集したがダウンロード
していないユーザプログラムが一目でわかり、確実に編
集内容を反映できる(編集したユーザプログラムのダウ
ンロードし忘れを防止できる)。
元に、ツール機器20の表示装置(CRT,液晶等)
に、PLCユニット10に格納されたプログラムリスト
を表示する(ST6)。このように、ツール機器20が
PLCユニット10と接続(オンライン接続)を図る
と、自動的にプログラム情報を読み取り、PLCユニッ
ト20が持つプログラム等のリストをそのツール機器2
0の表示装置上にツリー表示する。しかも、実際にプロ
グラムを読み出すのではないので、短時間でツリー表示
までが行われるため、作業性が向上する。
示するようにしてあり、具体的には、図6に示すように
なる。すなわち、PLCユニットの下に、所定のアイコ
ンとともに、各プログラムの名称を記載した状態として
いる。さらに、この例では、ユーザプログラムととも
に、I/Oメモリ15に格納された変数テーブルや異常
履歴並びにシステムメモリに格納されたPCメモリの内
容もアップロードした状態を示している。なお、これら
の情報は、記憶エリア(アドレス)が固定であるので、
プログラム情報などを取得することなく、実際のデータ
を取得することができる。
理テーブルでは、プログラムに対する処理の進行状態に
応じてフラグを立てることにより、読み込み(アップロ
ード)済みか否かや、編集してダウンロード済みか否か
を管理している。そこで、この図6に示したように、ツ
リー表示でも、アイコンの状態を変えることにより、ど
の状態にあるかがわかるようにしている。
アップロード処理や、編集処理を行った場合の後の状態
も合わせて示している。前提として、読み込み済みフラ
グや編集フラグが図5に示すように、プログラム000
「InitialProgram」はまだツールに読み
込まれておらず、プログラム001「MainProg
ram」は読み込み済みであるが未編集であり、プログ
ラム002「SubProgram」は読み込み済みで
プログラム編集ありの状態を示している。
プログラム000「InitialProgram」の
アイコンは未だツールに読み込んでいない状態を表し、
プログラム001「MainProgram」のアイコ
ンは読み込み済みだが未編集状態を表し、プログラム0
02「SubProgram」のアイコンは読み込み済
みで編集済みであることを表している。
変えることにより、ユーザは各プログラムに対する処理
の状態を簡単に認識でき、アップロードしていないプロ
グラムや、編集したもののダウンロードし忘れているプ
ログラムなどを容易に理解・特定し、所望の処理を実行
することができる。
示すフローチャートを実行するようになっている。ま
ず、ツリー上のプログラムのアイコンをクリックした
り、リスト上のプログラム名をクリックしたり、或いは
プログラム名をキー入力するかなどして、読み出すべき
プログラムを指定する(ST11)。
PU14との間で接続を図り、接続確認がとれると、指
定したプログラムを読み出す(ST12〜ST14)。
つまり、PLCユニット10のMPU14は、ツール機
器20(CPU22)からユーザプログラムの読み出し
の指示を受けた場合、プログラム情報エリアの情報に基
づいて、ユーザプログラムエリアから該当するユーザプ
ログラムを読み出し、通信インタフェース11を介して
ツール機器20にユーザプログラムを送信するので、ツ
ール機器20のCPU22は、係る送られてきたユーザ
プログラムを受信する。そして、受信したユーザプログ
ラムは、例えばワークメモリ23に格納する。
とともに与える情報は、プログラム名称のみでも良い
し、プログラムベクタでも良い。プログラム名称の場合
には、上記した通りPLCユニット10のMPU14
が、ユーザプログラムメモリ13のプログラム情報をア
クセスして、該当するプログラム名称に対応するプログ
ラムが格納された先頭アドレスを認識することにより、
ユーザプログラムを取得することができる。また、ツー
ル機器20のCPU22がプログラムベクタを指定して
読み出し要求をした場合には、MPU14は、そのプロ
グラムベクタに基づいて対応するユーザプログラムを読
み出して送信することにより対応できる。なお、プログ
ラム名称で指定する方式をとる場合には、プログラム管
理テーブルとしてプログラムベクタは特に設けなくても
良い。
しが完了したならば、回線を切断する(ST15)。プ
ログラム管理テーブル中の当該プログラムの読み込み済
みフラグを1にセットし(ST16)、PLCユニット
10からツール機器20に読み込んだ(アップロードし
た)ことを記憶する。
の情報を元に、ツリー表示を更新する(ST17)。具
体的には、読み出したプログラムのアイコンを変更す
る。これによりユーザは、プログラムが既に読み込み済
みであるのか、未だ読み込んでいないのかが容易に判別
できる。
ログラムに対するプログラム編集機能は、図8に示すフ
ローチャートを実行するようになっている。まず、例え
ば、ツリー上のプログラム(読み出し済みのもの)のア
イコンをクリックなどして指定し、その指定したユーザ
プログラムに対して、通常の編集処理を行う(ST2
1)。
された場合(ST22でYes)には、プログラム管理
テーブル中の当該プログラムの編集フラグを1にセット
し、プログラムが編集されたことを記憶しておく(ST
23)。次いで、更新したプログラム管理テーブルの情
報を元に、ツリー表示の更新処理(再表示)を行う(S
T24)。具体的には、編集したプログラムのアイコン
の表示形態を変更する。
持しているユーザプログラムが編集されており、そのた
めにPLCユニット10へ係るプログラムをダウンロー
ドすべきであるのか否かが容易に判別できる。
うに編集ありの状態のものは、編集したものの、ダウン
ロードしていないプログラムであるので、係るプログラ
ムを指定するとともに、通常のダウンロード処理を行
い、PLCユニット10のPMU14を介してユーザプ
ログラムメモリ13の所定エリアに格納する。そして、
このダウンロード処理が完了すると、編集フラグを0に
戻すようにする。これにより、ツール表示も更新し、ア
イコンの表示を変更する。従って、編集ありの状態のア
イコンをなくすようにすることにより、編集したものの
ダウンロードをし忘れてしまうことを抑制できる。
プログラムメモリ13内のメモリ割り付け、つまり、各
ユーザプログラムの先頭アドレス(プログラムベクタ)
が変更されるおそれがある。変更された場合には、MP
U14は、ユーザプログラムメモリ13内のプログラム
情報の更新処理を行う。
ベクタを指定する方式の場合には、プログラム情報の変
更に伴い、プログラム情報の再取得を行う必要がある。
但し、すでにプログラム管理テーブルが作成されている
場合には、図4に示すフローチャートをそのまま実行す
ると、各フラグが0のプログラム管理テーブルが作成さ
れてしまうため、すでに作成されたプログラム管理テー
ブルに対し、取得したプログラム名称に対応するプログ
ラムベクタのみを更新するようにする。
を指定する方式の場合には、プログラムベクタの変更
は、ツール機器20側では影響がないので、係るプログ
ラム管理テーブルの更新処理などは不要となる。
グラム管理テーブルに基づく表示をツリー形式とした
が、本発明はこれに限ることはなく、例えば、図9に示
すようにリスト表示とし、処理の進行状況に応じて、各
欄の色を変えるなどの対応をとることもできる。
ートを実行する機能は、本実施の形態ではアプリケーシ
ョンプログラム(プログラム製品)で構成され、ツール
機器20であるコンピュータ(パソコン)にインストー
ルされ、そのCPUにおいて、各処理部となって稼働す
る。また、通信条件データベースに記憶されるべき情報
も、上記プログラム製品として、或いはプログラム製品
とともに供給されるようにしてもよい。
ーザプログラムが格納されたプログラマブルコントロー
ラ(ユニット)であっても、容易に目的のプログラムを
探し出すとともに、その目的のプログラムのみを選択し
てツール機器にアップロードすることができる。
示す図である。
ある。
取得処理機能を示すフローチャートである。
示す図である。
能を示すフローチャートである。
機能を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 プログラマブルコントローラ用のユニッ
トであって、 ユーザプログラムを記憶するユーザプログラム記憶部
と、 前記ユーザプログラムを演算実行する演算処理部と、 前記ユーザプログラム記憶部に格納されたユーザプログ
ラムの名称並びにアドレス情報を関連づけたプログラム
情報を記憶するプログラム情報記憶部とを備え、 ツール機器から受け取った要求に従い、前記プログラム
情報のうち少なくとも前記ユーザプログラムの名称を送
信する機能と、前記ユーザプログラムを複数備えている
場合に、前記ツール機器から指定されたユーザプログラ
ムを前記ユーザプログラム記憶部から読み出して個々に
送信する機能を備えたことを特徴とするユニット。 - 【請求項2】 プログラマブルコントローラ用のユニッ
トに対してユーザプログラムの送受を行うツール機器で
あって、 前記ユニットが保有するユーザプログラムの名称を含む
プログラム情報を取得する手段と、 その取得したプログラム情報に基づき、プログラム管理
テーブルを作成するとともに記憶保持する手段と、 前記プログラム管理テーブルに基づいて、前記ユニット
に格納されたユーザプログラムの情報を表示装置に表示
する手段と、 前記ユーザプログラムの情報に基づいて、指定されたユ
ーザプログラムについて、個々のプログラム単位でアッ
プロードするアップロード手段とを備えたことを特徴と
するツール機器。 - 【請求項3】 前記プログラム管理テーブルは、各ユー
ザプログラムに対する処理の状態を示す識別情報を備え
たことを特徴とする請求項2に記載のツール機器。 - 【請求項4】 前記表示装置に表示されるプログラムの
情報は、前記識別情報に基づき、前記処理の状態に応じ
て表示形態を異ならせるようにしたことを特徴とする請
求項3に記載のツール機器。 - 【請求項5】 前記アップロードした前記ユーザプログ
ラムを、個々のプログラム単位で前記ユニットにダウン
ロードするダウンロード手段を備えたことを特徴とする
請求項2から4の何れか1項に記載のツール機器。 - 【請求項6】 プログラマブルコントローラ用のユニッ
トに対してユーザプログラムの送受を行うツール機器用
のプログラム製品であって、 前記ユニットが保有するユーザプログラムの名称を含む
プログラム情報を取得する処理、 その取得したプログラム情報に基づき、プログラム管理
テーブルを作成するとともに記憶手段に記憶保持する処
理、 前記プログラム管理テーブルに基づいて、前記ユニット
に格納されたユーザプログラムの情報を表示装置に表示
する処理、 前記ユーザプログラムの情報に基づいて、指定されたユ
ーザプログラムについて、前記ユニットにアクセスして
個々のプログラム単位でアップロードする処理を実行す
るプログラム部分を持つことを特徴とするプログラム製
品。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002097794A JP2003295910A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ユニット及びツール機器並びにプログラム製品 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2003295910A (ja) |
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