JP3297844B2 - ダウンロードシステム及びダウンロードプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ダウンロードシステム及びダウンロードプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3297844B2
JP3297844B2 JP01593998A JP1593998A JP3297844B2 JP 3297844 B2 JP3297844 B2 JP 3297844B2 JP 01593998 A JP01593998 A JP 01593998A JP 1593998 A JP1593998 A JP 1593998A JP 3297844 B2 JP3297844 B2 JP 3297844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象の状態を
画面に表示するための表示機能と、制御対象の動作を制
御するための制御機能とを有するプログラマブル表示装
置を対象として、表示機能及び制御機能を実現すべきプ
ログラムを作成し、これをダウンロードするためのダウ
ンロードシステム、並びにダウンロードプログラムが記
録されている記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、化学工場のプラントや機械工場
の生産ライン、更にはビル内の宅配便ボックス等、各種
のオートメーション分野において、それらのシステムを
構成する1或いは複数のデバイスを制御対象として、制
御対象の状態を表示すると共に、オペレータの指令に応
じて制御対象の動作を制御するために、1或いは複数の
制御対象を、制御機能を主体とするプログラマブルロジ
ックコントローラ(以下、PLCという)に接続すると共
に、該PLCに対して、表示機能を主体とするプログラ
マブル表示装置(例えば特公平3−68395号、特開
平5−303477号、特開平6−214535号、特
開平6−162155号等参照)を接続してなる表示/
制御システムが開発されている。
【0003】図8は、出願人の提案に係るプログラマブ
ル表示装置(1)を用いた表示/制御システムの構成を表
わしている。PLC(3)は、例えばラダー言語を用いて
予め作成された制御用プログラム(ユーザプログラム)に
従って動作し、所定の制御機能を発揮する。一方、プロ
グラマブル表示装置(1)は、CPU(11)、タッチパネル
(15)、ディスプレイ(18)等から構成され、予め作成され
た表示用プログラムに従って動作し、所定の表示機能を
発揮する。例えば、プログラマブル表示装置(1)のタッ
チパネル(15)の操作によって入力されたデータは、PL
C(3)へ供給され、該データに基づいてPLC(3)の制
御用プログラムに従って作成された動作制御データが、
制御対象(2b)へ出力される。この結果、制御対象(2b)
の動作が制御されることになる。又、制御対象(2b)の
動作状態に応じて変化するデータがPLC(3)に入力さ
れ、該入力データに基づいてPLC(3)の制御用プログ
ラムによって作成された出力データが、プログラマブル
表示装置(1)へ供給される。これに応じてプログラマブ
ル表示装置(1)は、表示用プログラムに従って表示制御
データを作成し、ディスプレイ(18)に制御対象(2b)の
動作状態を表示する。
【0004】又、図8に示すプログラマブル表示装置
(1)は、PLCの制御機能を発揮すべきI/O制御イン
ターフェース(20)を具えており、I/O制御インターフ
ェース(20)に入出力ユニット(21)を介して制御対象(2
a)を直接に接続することにより、該制御対象(2a)の動
作を制御し、或いは該制御対象(2a)の状態を表示する
ことが出来る。プログラマブル表示装置(1)の制御機能
を実現するためには、PLC(3)と同様に、ラダー言語
によって作成された制御用プログラムが用いられる。
【0005】上述の如く、プログラマブル表示装置(1)
の表示機能及び制御機能は、表示用プログラム及び制御
用プログラムによって実現されるが、これらのプログラ
ムは夫々、パーソナルコンピュータ等によって構成され
る作画エディタ及びラダーエディタを用いて作成され、
作成された表示用プログラム及び制御用プログラムがプ
ログラマブル表示装置(1)へダウンロードされる。図1
2〜図14は、表示用プログラム及び制御用プログラム
の作成、並びにダウンロードの手続きを表わしている。
【0006】即ち、先ず図12のステップS71にて作
画エディタを起動し、ステップS72にて、制御対象の
状態を監視するための複数の画像ブロックを含むユーザ
画面を作成する(作画処理)。これによって表示用プログ
ラムが作成されることになる。次に、ステップS73に
てラダーエディタを起動し、ステップS74にて、ラダ
ー言語を用いて制御用プログラムを作成する(ユーザプ
ログラムの作成)。その後、制御用プログラム及び表示
用プログラムを前記プログラマブル表示装置(1)にダウ
ンロードする。
【0007】図13は、前記作画処理の具体的手続きを
表わしており、ステップS81では、エディタ画面上
に、制御対象を構成する複数のデバイスについて夫々、
マーク(円、四角形、スイッチ、ランプ、タイマー等の
画像ブロック)を作成、配置した後、ステップS82に
て、当該マークで使用する“名称”及び“アドレス”を
入力する。ここで“名称”はマークを識別するための変
数であって、例えばスイッチについてはSW1、SW
2、…等と、ランプについてはLAMP1、LAMP
2、…等と付与される。又、“アドレス”は、各デバイ
スを対象としてユーザプログラムによる制御を実行する
際に参照すべきメモリ上の実アドレスであって、例えば
入力についてはXB0001、XB0002、…等と、
出力についてはYB0001、YB0002、…等と付
与される。その後、ステップS83での画面作成を終了
するか否かの判断に応じ、ノーの場合はステップS81
に戻ってマークの作成、配置及びデータ入力を繰り返
す。画面の作成を終了する場合は、ステップS84に移
行して、入力されたデータを画面ファイルに登録する。
これによって、図15(b)に示す如き画面ファイル(8)
が作成されることになる。画面ファイル(8)は、画面デ
ータ(81)と表示用変数テーブル(82)から構成され、画面
データ(81)には、作成したマークについての図形データ
が格納され、表示用変数テーブル(82)は、画面データ(8
1)と対応して、入力した各マークにつき、デバイスの名
称(変数名)とメモリ上の実アドレスが格納される。
【0008】一方、図14は、前記ユーザプログラム作
成の具体的手続きを表わしており、ステップS91に
て、制御対象を構成する複数のデバイスを対象として、
ラダー言語を用いてラダー命令を記述した後、ステップ
S92では、命令毎に、当該命令で使用する“名称”及
び“アドレス”を入力する。ここで、各デバイスの“名
称”及び“アドレス”は、前記作画処理にて同一のデバ
イスを対象として定義した“名称”及び“アドレス”と
同じ内容を定義する必要がある。これによって、図15
(a)に示す如きラダーファイル(7)が作成されることに
なる。ラダーファイル(7)は、ラダープログラム(71)と
制御用変数テーブル(72)から構成され、ラダープログラ
ム(71)には、作成したコマンドについてのニーモニック
とオペランドが格納され、制御用変数テーブル(72)に
は、ラダープログラム(71)と対応して、入力した各コマ
ンドにつき、デバイスの名称(変数名)とメモリ上の実ア
ドレスが格納される。
【0009】この様にして作成されたラダーファイル
(7)及び画面ファイル(8)は、図12のステップS75
にて、プログラマブル表示装置(1)にダウンロードされ
る。この結果、ラダーファイル(7)は制御用プログラム
として制御機能を発揮し、画面ファイル(8)は表示用プ
ログラムとして表示機能を発揮する。ここで、ラダーフ
ァイル(7)と画面ファイル(8)とは、前述の如く夫々の
変数テーブル(72)(82)によって互いに関連づけられてい
るので、制御動作に応じた表示動作が行なわれ、両動作
が調和することになる。尚、ラダーファイル(7)の制御
用変数テーブル(72)及び画面ファイル(8)の表示用変数
テーブル(82)は、上述の如くユーザの入力操作によって
作成する方式に限らず、例えば、制御用変数テーブル(7
2)の“名称”はユーザが入力するが、“アドレス”は自
動的に付与することが可能である。又、画面ファイル
(8)の表示用変数テーブル(82)は、ラダーファイル(7)
の制御用変数テーブル(72)から必要なデータをインポー
トすることによって、作成することも可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のプロ
グラマブル表示装置(1)においては、制御用プログラム
及び表示用プログラムの作成に、制御用変数テーブル(7
2)及び表示用変数テーブル(82)による変数方式が採用さ
れており、自由な変数名を割り当てることが出来るの
で、制御用プログラムと表示用プログラムで共通の変数
については、同一のアドレスを定義する必要があり、常
に制御用変数テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)の
一致を図る必要がある。上述の如くラダーファイル(7)
から制御用変数テーブル(72)をインポートして、画面フ
ァイル(8)の表示用変数テーブル(82)を作成すれば、両
テーブルは一致したものとなる。
【0011】しかしながら、制御用プログラムの作成と
表示用プログラムの作成は別個の作業によって行なわれ
るので、例えば、両プログラムを作成した後に制御用プ
ログラムに修正を施した場合、この作業に伴って図15
(a)に示すラダーファイル(7)の制御用変数テーブル(7
2)は変更されるが、同図(b)に示す画面ファイル(8)の
表示用変数テーブル(82)はそのまま維持される。この結
果、制御用変数テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)
の間に不一致が生じる。特に、制御用プログラムの作成
と表示用プログラムの作成が別人によって行なわれた場
合、この様な不一致が修正されないまま、制御用プログ
ラム及び表示用プログラムがプログラマブル表示装置に
ダウンロードされる虞れがある。この場合、プログラマ
ブル表示装置の制御動作と表示動作の間に不整合が生じ
ることになる。尚、上述の制御用変数テーブル(72)と表
示用変数テーブル(82)の“不一致”とは、両テーブルで
同じ変数名に異なるアドレスが付与されている状態を言
う。一般に、制御用変数テーブル(72)に含まれている変
数が全て表示用変数テーブル(82)には含まれておらず、
表示に必要な変数のみが規定されている。従って、両変
数テーブル(72)(82)の“一致”とは、変数とそのアドレ
スの関係における一致を言う。
【0012】本発明の目的は、変数方式を採用したプロ
グラマブル表示装置において、プログラムの修正等によ
って制御用変数テーブルと表示用変数テーブルの間に不
一致が生じた場合においても、確実に両テーブルの一致
を図ることが出来るダウンロードシステムを提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るダウンロード
システムは、制御用プログラムの実行により制御対象の
動作を制御すると共に、表示用プログラムの実行により
制御対象の動作状態を画面に表示するプログラマブル表
示装置(1)を対象として、表示用プログラムを作成する
ための表示用エディタ部と、制御用プログラムを作成す
るための制御用エディタ部と、作成した両プログラムを
プログラマブル表示装置(1)にダウンロードするための
ダウンロード部とを具えている。制御用エディタ部は、
制御用プログラムの作成に伴って、制御用プログラムに
含まれる複数の変数と、各変数を格納すべきプログラマ
ブル表示装置(1)上の実アドレスとを規定した制御用変
数テーブル(72)の作成が可能である。表示用エディタ部
は、例えば制御用エディタ部の制御用変数テーブル(72)
から必要なデータをインポートし、或いはユーザの入力
操作によって、表示用プログラムに含まれる複数の変数
と、各変数を格納すべきプログラマブル表示装置(1)上
の実アドレスとを規定した表示用変数テーブル(82)の作
成が可能である。プログラマブル表示装置(1)には、制
御用エディタ部から制御用変数テーブル(72)をダウンロ
ードすることによって、制御用プログラムに含まれる複
数の変数と、各変数を格納すべきプログラマブル表示装
置(1)上の実アドレスとを規定した内部変数テーブル
(6)の作成が可能である。ダウンロード部は、制御用プ
ログラムのダウンロード時には、表示用変数テーブル(8
2)又は内部変数テーブル(6)を制御用変数テーブル(72)
と比較して、不一致があるときは、制御用変数テーブル
(72)のデータに基づいて表示用変数テーブル(82)及び内
部変数テーブル(6)のデータを更新する一方、表示用プ
ログラムのダウンロード時には、表示用変数テーブル(8
2)を制御用変数テーブル(72)又は内部変数テーブル(6)
と比較して、不一致があるときは、制御用変数テーブル
(72)又は内部変数テーブル(6)のデータに基づいて表示
用変数テーブル(82)のデータを更新する。
【0014】上記本発明に係るダウンロードシステムに
おいては、次のように、制御用プログラム或いは表示用
プログラムのダウンロード時に、制御用変数テーブル(7
2)と表示用変数テーブル(82)の一致が図られる。
【0015】制御用プログラムのダウンロード時におい
て、制御用変数テーブル(72)と内部変数テーブル(6)を
比較して、不一致があった場合、内部変数テーブル(6)
の作成後、制御用プログラムに修正が施されたことが考
えられる。この場合、制御用変数テーブル(72)との間に
もデータの不一致があるはずである。そこで、修正後の
制御用変数テーブル(72)のデータに基づいて、表示用変
数テーブル(82)及び内部変数テーブル(6)のデータを更
新する。これによって制御用変数テーブル(72)と表示用
変数テーブル(82)が一致することになる。又、内部変数
テーブル(6)のデータ更新によって、内部変数テーブル
(6)は常に最新のデータに維持される。
【0016】又、制御用変数テーブル(72)と表示用変数
テーブル(82)を比較して、不一致があった場合、表示用
変数テーブル(82)の作成後、制御用プログラムに修正が
施されたことが考えられる。この場合、内部変数テーブ
ル(6)との間にもデータの不一致が存在する可能性があ
る。そこで、修正後の制御用変数テーブル(72)のデータ
に基づいて、表示用変数テーブル(82)及び内部変数テー
ブル(6)のデータを更新する。これによって制御用変数
テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)が一致すること
になる。又、内部変数テーブル(6)のデータ更新によっ
て、内部変数テーブル(6)は常に最新のデータに維持さ
れる。
【0017】一方、表示用プログラムのダウンロード時
において、表示用変数テーブル(82)と内部変数テーブル
(6)を比較して、不一致があった場合、表示用変数テー
ブル(82)の作成後、制御用プログラムに修正が施され、
これに伴って内部変数テーブル(6)が変更されたことが
考えられる。そこで、内部変数テーブル(6)のデータに
基づいて、表示用変数テーブル(82)のデータを更新す
る。ここで、内部変数テーブル(6)は常に最新のデータ
に維持されているので、データ更新によって表示用変数
テーブル(82)は制御用変数テーブル(72)と一致すること
になる。
【0018】又、表示用変数テーブル(82)と制御用変数
テーブル(72)を比較して、不一致があった場合、表示用
変数テーブル(82)の作成後、制御用プログラムに修正が
施されたことが考えられる。そこで、修正後の制御用変
数テーブル(72)のデータに基づいて、表示用変数テーブ
ル(82)のデータを更新する。これによって、表示用変数
テーブル(82)は制御用変数テーブル(72)と一致すること
になる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るダウンロード
システムにおいては、プログラマブル表示装置(1)に内
部変数テーブル(6)を作成して、制御用プログラム又は
表示用プログラムのダウンロード時に、制御用変数テー
ブル(72)、表示用変数テーブル(82)及び内部変数テーブ
ル(6)の内、適切な2つのテーブルを用いて、テーブル
の照合を行ない、テーブルの不一致が判定された場合は
自動的にテーブルの一致が図られる。従って、プログラ
ムの修正等によって制御用変数テーブルと表示用変数テ
ーブルの間に不一致が生じた場合においても、確実に両
テーブルの一致を図ることが出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図8に示すプロ
グラマブル表示装置(1)に対する制御用プログラム及び
表示用プログラムのダウンロードシステムに実施した形
態につき、図面に沿って具体的に説明する。先ず、図8
に示すプログラマブル表示装置(1)の構成及び動作につ
いて説明した後、図1〜図7に沿って、本発明のダウン
ロードシステムについて詳述する。
【0021】図8に示す如くプログラマブル表示装置
(1)は、出願人の提案に係るプログラマブル表示装置
(1)に制御対象(2a)を直接に接続し、或いはプログラ
マブル表示装置(1)にPLC(3)を介して制御対象(2
b)を接続して構成される。プログラマブル表示装置(1)
においては、CPU(11)に、バスラインを介して、シス
テムプログラムメモリ(12)、データ格納メモリ(13)、ユ
ーザプログラムメモリ(10)、タッチパネルコントローラ
(14)、グラフィックコントローラ(16)及び通信コントロ
ーラ(19)が接続され、タッチパネルコントローラ(14)に
はタッチパネル(15)が、グラフィックコントローラ(16)
にはビデオRAM(17)及びディスプレイ(18)が接続され
ている。又、CPU(11)には、PLC(3)の入出力制御
機能を実現すべきI/O制御インターフェース(20)及び
入出力ユニット(21)が接続されている。
【0022】FEPROM(12)には、図9に示す如くプ
ログラマブル表示装置(1)の格納エリア、通信プロトコ
ルの格納エリア、ユーザ画面の格納エリア、制御機能プ
ログラムの格納エリア、及びユーザプログラムの格納エ
リアが形成されている。ここで、表示制御システムは、
画像表示制御に関する基本機能であって、予めFEPR
OM(12)に格納されている。通信プロトコルはPLC
(3)との通信処理に用いられる。ユーザ画面は、後述の
作画エディタによって作成されてダウンロードされるも
のであり、ディスプレイ(18)に表示すべきベース画面や
各種の画像ブロックの図形データ、並びに各画像ブロッ
クに付与された後述の処理指示語等を含み、表示用プロ
グラムを構成している。ユーザプログラムは、後述のラ
ダーエディタによって作成されてダウンロードされるも
のであり、ラダー言語で記述され、制御対象(2a)(2b)
の動作を制御すべき制御用プログラムを構成している。
又、制御機能プログラムはユーザプログラムを実行する
ためのプログラムである。
【0023】ユーザ画面(ユーザプログラム)に含まれる
処理認識語Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎
に作成され、基本的には図10に示す様に、表示制御動
作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、該ベー
ス画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、
各実行事象毎に参照される1或いは複数のデータからな
る参照情報Iとを一組として具えたものである。
【0024】一方、PLC(3)内のメモリには、入出力
されるデータが数値の如きワードデータに対してはワー
ドデバイスが、オンオフ状態の如きビットデータに対し
てはビットデバイスが、アドレス指定により格納場所を
特定可能に設定されている。これによって、PLC(3)
内の任意のワードデバイス或いはビットデバイスをアク
セスするだけで、制御対象機器を制御し、或いはその動
作状態に関する情報を個別に取り出すことが出来る。
【0025】PLC(3)内のメモリに構成されたビット
デバイス或いはワードデバイスが示す状態情報の内、必
要なものを適時にプログラマブル表示装置(1)側のメモ
リに読み込む一方、プログラマブル表示装置(1)内のメ
モリに格納されている処理指示語Wを繰返し読み出し、
各処理指示語Wの事象名Tで特定される内容の動作を、
PLC(3)側の状態情報を参照しながら実行することに
より、PLC(3)側のビットデバイス或いはワードデバ
イスの内容変化に応じて変化する表示動作が行なわれ
る。
【0026】図11は、タッチパネルの操作に基づくプ
ログラマブル表示装置の制御動作を表わしている。先ず
ステップS60にて、制御対象の制御が可能なオンライ
ン状態か、或いは、プログラマブル表示装置のみを動作
させて各種の設定処理、診断処理等を行なうオフライン
状態かの選択が行なわれ、オフラインの場合はステップ
S61にて所定の各種処理が実行される。
【0027】オンラインの場合は、ステップS62に移
行して、操作パネルが操作されたか否かが判断され、N
Oの場合は、ステップS64にてデータ通信処理が実行
される。即ち、プログラマブル表示装置のメモリ内に設
定されている処理指示語で引用されているPLC側の状
態情報をプログラマブル表示装置側に取り出すものであ
って、メモリに格納されている処理指示語中、現在表示
されているベース画面に関係する処理指示語に含まれる
情報から、PLCのワードデバイス及びビットデバイス
のアドレスを抽出し、PLCのメモリへ直接にアクセス
して、アドレス指定された状態情報データをメモリ内に
展開するのである。
【0028】ステップS62にてYESと判断されたと
きは、ステップS63に移行し、操作パネルによって入
力されたデータに基づいて所定の演算処理を実行した
後、ステップS64のデータ通信処理が実行される。そ
の後、ステップS65では、各事象の表示処理が実行さ
れ、メモリに格納されている処理指示語中、通信処理に
よって抽出された状態情報に基づく表示動作が行なわれ
る。
【0029】尚、前記入出力ユニット(21)に接続された
制御対象(2a)を制御する際のプログラマブル表示装置
(1)の制御動作も基本的には図11と同様である。
【0030】図9に示すFEPROM(12)に格納すべき
ユーザ画面及びユーザプログラムは、図1に示すパーソ
ナルコンピュータ(4)を用いて作成され、その後、プロ
グラマブル表示装置(1)へダウンロードされ、FEPR
OM(12)に格納される。
【0031】情報記録媒体(5)には、図2に示す如く、
ユーザが作画に用いる作画エディタと、プログラマブル
表示装置(1)の基本的機能である表示制御システムと、
PLCとの通信のための通信プロトコルと、ユーザがラ
ダープログラムの作成に用いるラダーエディタと、作成
されたラダープログラムを実行するための制御機能プロ
グラムとが登録されている。ここで、作画エディタ及び
ラダーエディタには、夫々のエディタを用いて作成した
ユーザ画面及びユーザプログラムをプログラマブル表示
装置(1)にダウンロードするための手続きが含まれてい
る。
【0032】パーソナルコンピュータ(4)は情報記録媒
体(5)を読み取ることによって、本発明に係る制御用エ
ディタ部、表示用エディタ部、及びダウンロード部を構
成する。図3は、制御用エディタ部、表示用エディタ
部、及びダウンロード部を用いた入力操作によって、プ
ログラマブル表示装置(1)及びパーソナルコンピュータ
(4)に作成される各種のデータやテーブルを表わしてい
る。
【0033】即ち、制御用エディタ部を用いたエディタ
作業によって、ラダープログラム(71)が作成され、これ
に伴って制御用変数テーブル(72)も自動的に作成され
る。制御用変数テーブル(72)は、ラダープログラム(71)
に含まれる複数の変数の“名称”と、各変数を格納すべ
きプログラマブル表示装置(1)上の“アドレス”を規定
するものである。又、表示用エディタ部を用いたエディ
タ作業によって、画面データ(81)が作成される。そし
て、制御用変数テーブル(72)から必要なデータをインポ
ートすることによって、表示用変数テーブル(82)が作成
される。表示用変数テーブル(82)は、画面データ(81)に
含まれる複数の変数の“名称”と、各変数を格納すべき
プログラマブル表示装置(1)上の“アドレス”を規定す
るものである。一方、プログラマブル表示装置(1)にお
いては、パーソナルコンピュータ(4)の制御用変数テー
ブル(72)をダウンロードすることによって、内部変数テ
ーブル(6)が作成される。又、パーソナルコンピュータ
(4)によって作成されたラダープログラム(71)及び画面
データ(81)をプログラマブル表示装置(1)にダウンロー
ドすることによって、プログラマブル表示装置(1)に
は、ラダープログラム(61)及び画面データ(62)が登録さ
れることになる。
【0034】ここで、パーソナルコンピュータ(4)の制
御用変数テーブル(72)とプログラマブル表示装置(1)の
内部変数テーブル(6)の間では、読出し(ダウンロード)
及び書込み(アップロード)の両方が可能であるが、パー
ソナルコンピュータ(4)の表示用変数テーブル(82)とプ
ログラマブル表示装置(1)の内部変数テーブル(6)の間
では、内部変数テーブル(6)から表示用変数テーブル(8
2)への読出しのみが許容される。又、パーソナルコンピ
ュータ(4)内では、制御用変数テーブル(72)から表示用
変数テーブル(82)への書込み(インポート)のみが可能で
ある。尚、パーソナルコンピュータ(4)の制御用変数テ
ーブル(72)から表示用変数テーブル(82)へのデータの書
込みは、ユーザのデータ入力操作によって行なうことも
可能である。
【0035】図4及び図5は、パーソナルコンピュータ
(4)からプログラマブル表示装置(1)にラダープログラ
ムをダウンロードするときの処理手続きを表わしてい
る。先ず図4のステップS1にてラダープログラムをダ
ウンロードした後、ステップS2では、ユーザの選択に
応じて、制御用変数テーブル(72)を表示用変数テーブル
(82)又は内部変数テーブル(6)の何れのテーブルと比較
するかを決定する。例えば、同一のパーソナルコンピュ
ータ(4)上に表示用変数テーブル(82)が存在するとき
は、制御用変数テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)
を比較することが出来るが、同一のパーソナルコンピュ
ータ(4)上に表示用変数テーブル(82)が存在しないとき
は、プログラマブル表示装置(1)の内部変数テーブル
(6)との比較を行なう。
【0036】即ち、ステップS3にて、プログラマブル
表示装置(1)から内部変数テーブル(6)をアップロード
し、制御用変数テーブル(72)と内部変数テーブル(6)と
を比較する。そして、ステップS4にて両テーブルが一
致しているか否かを判断し、不一致の場合はステップS
5にて、不一致である旨の表示を行なった後、ステップ
S6では、ユーザの指示に従って、この時点で画面デー
タを更新するか否かを決定する。この時点で画面データ
を更新するときは、ステップS7へ移行して、プログラ
マブル表示装置(1)から画面データをアップロードし、
パーソナルコンピュータ(4)の画面データを更新する。
又、制御用変数テーブル(72)に基づいて、表示用変数テ
ーブル(82)を更新する。その後、画面データ(81)をプロ
グラマブル表示装置(1)にダウンロードする。最後に、
ステップS8では、制御用変数テーブル(72)をプログラ
マブル表示装置(1)にダウンロードすることによって、
内部変数テーブル(6)を更新し、手続きを終了する。
【0037】尚、ステップS6にて画面データを更新し
ないと決定したときは、ステップS8にて内部変数テー
ブル(6)の更新のみを実行する。又、ステップS4にて
テーブルが一致していると判断されたときは、手続きを
終了する。
【0038】一方、ステップS2にて、制御用変数テー
ブル(72)を表示用変数テーブル(82)と比較すると決定し
た場合は、図5のステップS9へ移行して、制御用変数
テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)の比較を行な
い、ステップS10にて両テーブルが一致しているか否
かを判断する。両テーブルが不一致の場合は、ステップ
S11にて、不一致である旨の表示を行なった後、ステ
ップS12では、制御用変数テーブル(72)の必要なデー
タを表示用変数テーブル(82)にインポートすることによ
って、表示用変数テーブル(82)を更新する。続いて、ス
テップS13では、ユーザの指示に従って、この時点で
画面データをプログラマブル表示装置(1)にダウンロー
ドするか否かを決定する。この時点で画面データをダウ
ンロードするときは、ステップS14に移行して、画面
データのダウンロードを実行した後、ステップS15に
て、制御用変数テーブル(72)をプログラマブル表示装置
(1)にダウンロードすることによって、内部変数テーブ
ル(6)を更新する。
【0039】尚、ステップS13にて画面データをダウ
ンロードしないと決定したときは、ステップS15にて
内部変数テーブル(6)の更新のみを実行する。又、ステ
ップS10にてテーブルが一致していると判断されたと
きは、手続きを終了する。
【0040】図6及び図7は、パーソナルコンピュータ
(4)からプログラマブル表示装置(1)に画面データをダ
ウンロードするときの処理手続きを表わしている。先ず
図6のステップS21にて、ユーザの選択に応じて、表
示用変数テーブル(82)を制御用変数テーブル(72)又は内
部変数テーブル(6)の何れのテーブルと比較するかを決
定する。例えば、同一のパーソナルコンピュータ(4)上
に制御用変数テーブル(72)が存在するときは、制御用変
数テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)を比較するこ
とが出来るが、同一のパーソナルコンピュータ(4)上に
制御用変数テーブル(72)が存在しないときは、プログラ
マブル表示装置(1)の内部変数テーブル(6)との比較を
行なう。
【0041】即ち、ステップS22にて、プログラマブ
ル表示装置(1)から内部変数テーブル(6)をアップロー
ドし、表示用変数テーブル(82)と内部変数テーブル(6)
とを比較する。そして、ステップS23にて両テーブル
が一致しているか否かを判断し、不一致の場合はステッ
プS24にて、不一致である旨の表示を行なった後、ス
テップS25では、内部変数テーブル(6)に基づいて、
表示用変数テーブル(82)を更新する。最後に、ステップ
S26にて、画面データ(81)をプログラマブル表示装置
(1)にダウンロードする。尚、ステップS23にてテー
ブルが一致していると判断されたときは、ステップS2
6に移行して、画面データのダウンロードのみを実行す
る。
【0042】一方、ステップS21にて、表示用変数テ
ーブル(82)を制御用変数テーブル(72)と比較すると決定
した場合は、図7のステップS27へ移行して、制御用
変数テーブル(72)と表示用変数テーブル(82)の比較を行
ない、ステップS28にて両テーブルが一致しているか
否かを判断する。両テーブルが不一致の場合は、ステッ
プS29にて、不一致である旨の表示を行なった後、ス
テップS30では、制御用変数テーブル(72)の必要なデ
ータを表示用変数テーブル(82)にインポートすることに
よって、表示用変数テーブル(82)を更新する。続いて、
ステップS31では、ユーザの指示に従って、この時点
でラダープログラムをプログラマブル表示装置(1)にダ
ウンロードするか否かを決定する。この時点でラダープ
ログラムをダウンロードするときは、ステップS32に
移行して、ラダープログラムのダウンロードを実行した
後、ステップS33にて、画面データをプログラマブル
表示装置(1)にダウンロードする。尚、ステップS31
にてラダープログラムをダウンロードしないと決定した
ときは、ステップS33にて画面データのダウンロード
のみを実行する。又、ステップS28にてテーブルが一
致していると判断されたときは、ステップS31に移行
して、ラダープログラム及び画面データのダウンロード
を実行する。
【0043】上述の手続きによれば、ラダープログラム
(71)及び画面データ(81)の作成後、例えばラダープログ
ラム(71)を修正することによって、制御用変数テーブル
(72)と表示用変数テーブル(82)の間に不一致が生じた場
合にも、ラダープログラム(71)或いは画面データ(81)の
ダウンロード時にテーブルの不一致が判断され、不一致
が生じているときには、自動的にテーブルの更新が行な
われて、一致が図られる。又、パーソナルコンピュータ
(4)上に比較対象のテーブルが存在しないときには、プ
ログラマブル表示装置(1)に設けた内部変数テーブル
(6)に基づいて、テーブル間の不一致が判断され、一致
が図られる。この結果、常に制御用変数テーブル(72)と
表示用変数テーブル(82)の間に一致が保たれ、プログラ
マブル表示装置(1)の正常な動作が保証されることにな
る。
【0044】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図3では、共通のパーソナ
ルコンピュータ(4)を用いてラダープログラム(71)及び
画面データ(81)が作成されている様子を表わしている
が、ラダープログラム(71)及び画面データ(81)を異なる
パーソナルコンピュータによって作成した後、これらを
プログラマブル表示装置(1)へダウンロードする場合に
も、本発明は有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラマブル表示装置に制御用
プログラムと表示用プログラムをダウンロードするため
のシステム構成を表わす図である。
【図2】情報記録媒体のデータ構造を表わす図である。
【図3】パーソナルコンピュータとプログラマブル表示
装置に作成される3つのテーブルの関係を説明する図で
ある。
【図4】ラダープログラム(制御用プログラム)をダウン
ロードするための手続きの前半を表わすフローチャート
である。
【図5】同上手続きの後半を表わすフローチャートであ
る。
【図6】画面データ(表示用プログラム)をダウンロード
するための手続きの前半を表わすフローチャートであ
る。
【図7】同上手続きの後半を表わすフローチャートであ
る。
【図8】プログラマブル表示装置の構成を表わすブロッ
ク図である。
【図9】FEPROMのデータ構造を表わす図である。
【図10】処理指示語の基本的なフォーマットを示す図
である。
【図11】プログラマブル表示装置の動作を表わすフロ
ーチャートである。
【図12】従来の作画処理及びユーザプログラムの作成
処理の流れを表わすフローチャートである。
【図13】従来の作画処理の具体的手続きを表わすフロ
ーチャートである。
【図14】従来のユーザプログラムの作成の具体的手続
きを表わすフローチャートである。
【図15】ラダーファイル及び画面ファイルのデータ構
造を示す図である。
【符号の説明】
(1) プログラマブル表示装置 (3) PLC (4) パーソナルコンピュータ (5) 情報記録媒体 (6) 内部変数テーブル (7) ラダーファイル (71) ラダープログラム (72) 制御用変数テーブル (8) 画面ファイル (81) 画面データ (82) 表示用変数テーブル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用プログラムの実行により制御対象
    の動作を制御すると共に、表示用プログラムの実行によ
    り制御対象の動作状態を画面に表示するプログラマブル
    表示装置(1)を対象として、表示用プログラムを作成す
    るための表示用エディタ部と、制御用プログラムを作成
    するための制御用エディタ部と、作成した両プログラム
    をプログラマブル表示装置(1)にダウンロードするため
    のダウンロード部とを具えたダウンロードシステムであ
    って、 制御用エディタ部は、制御用プログラムの作成に伴っ
    て、制御用プログラムに含まれる複数の変数と、各変数
    を格納すべきプログラマブル表示装置(1)上の実アドレ
    スとを規定した制御用変数テーブル(72)の作成が可能で
    あり、 表示用エディタ部は、表示用プログラムに含まれる複数
    の変数と、各変数を格納すべきプログラマブル表示装置
    (1)上の実アドレスとを規定した表示用変数テーブル(8
    2)の作成が可能であり、 プログラマブル表示装置(1)には、制御用エディタ部か
    ら制御用変数テーブル(72)をダウンロードすることによ
    って、制御用プログラムに含まれる複数の変数と、各変
    数を格納すべきプログラマブル表示装置(1)上の実アド
    レスとを規定した内部変数テーブル(6)の作成が可能で
    あり、 ダウンロード部は、制御用プログラムのダウンロード時
    には、表示用変数テーブル(82)又は内部変数テーブル
    (6)を制御用変数テーブル(72)と比較して、不一致があ
    るときは、制御用変数テーブル(72)のデータに基づいて
    表示用変数テーブル(82)及び内部変数テーブル(6)のデ
    ータを更新する一方、表示用プログラムのダウンロード
    時には、表示用変数テーブル(82)を制御用変数テーブル
    (72)又は内部変数テーブル(6)と比較して、不一致があ
    るときは、制御用変数テーブル(72)又は内部変数テーブ
    ル(6)のデータに基づいて表示用変数テーブル(82)のデ
    ータを更新することを特徴とするダウンロードシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 ダウンロード部は、制御用プログラムの
    ダウンロード時に、表示用変数テーブル(82)及び内部変
    数テーブル(6)の内、何れのテーブルを制御用変数テー
    ブル(72)と比較するかを、ユーザの指示に応じて選択す
    ることが可能である請求項1に記載のダウンロードシス
    テム。
  3. 【請求項3】 ダウンロード部は、表示用プログラムの
    ダウンロード時に、表示用変数テーブル(82)を制御用変
    数テーブル(72)及び内部変数テーブル(6)の内、何れの
    テーブルと比較するかを、ユーザの指示に応じて選択す
    ることが可能である請求項1又は請求項2に記載のダウ
    ンロードシステム。
  4. 【請求項4】 ダウンロード部は、制御用プログラムの
    ダウンロード時に、内部変数テーブル(6)を制御用変数
    テーブル(72)と比較する際、プログラマブル表示装置
    (1)から内部変数テーブル(6)をアップロードする請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載のダウンロードシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 ダウンロード部は、表示用プログラムの
    ダウンロード時に、表示用変数テーブル(82)を内部変数
    テーブル(6)と比較する際、プログラマブル表示装置
    (1)から内部変数テーブル(6)をアップロードする請求
    項1乃至請求項4の何れかに記載のダウンロードシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 制御用プログラムの実行により制御対象
    の動作を制御すると共に、表示用プログラムの実行によ
    り制御対象の動作状態を画面に表示するプログラマブル
    表示装置(1)を対象として、表示用プログラムを作成す
    るための表示用エディタ部と、制御用プログラムを作成
    するための制御用エディタ部と、作成した両プログラム
    をプログラマブル表示装置(1)にダウンロードするため
    のダウンロード部とを具えたダウンロードプログラムで
    あって、 制御用エディタ部は、制御用プログラムの作成に伴っ
    て、制御用プログラムに含まれる複数の変数と、各変数
    を格納すべきプログラマブル表示装置(1)上の実アドレ
    スとを規定した制御用変数テーブル(72)の作成が可能で
    あり、 表示用エディタ部は、表示用プログラムに含まれる複数
    の変数と、各変数を格納すべきプログラマブル表示装置
    (1)上の実アドレスとを規定した表示用変数テーブル(8
    2)の作成が可能であり、 プログラマブル表示装置(1)には、制御用エディタ部か
    ら制御用変数テーブル(72)をダウンロードすることによ
    って、制御用プログラムに含まれる複数の変数と、各変
    数を格納すべきプログラマブル表示装置(1)上の実アド
    レスとを規定した内部変数テーブル(6)の作成が可能で
    あり、 ダウンロード部は、制御用プログラムのダウンロード時
    には、表示用変数テーブル(82)又は内部変数テーブル
    (6)を制御用変数テーブル(72)と比較して、不一致があ
    るときは、制御用変数テーブル(72)のデータに基づいて
    表示用変数テーブル(82)及び内部変数テーブル(6)のデ
    ータを更新する一方、表示用プログラムのダウンロード
    時には、表示用変数テーブル(82)を制御用変数テーブル
    (72)又は内部変数テーブル(6)と比較して、不一致があ
    るときは、制御用変数テーブル(72)又は内部変数テーブ
    ル(6)のデータに基づいて表示用変数テーブル(82)のデ
    ータを更新することを特徴とするダウンロードプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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