JPH11175326A - エディタ装置及びエディタプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

エディタ装置及びエディタプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11175326A
JPH11175326A JP33862697A JP33862697A JPH11175326A JP H11175326 A JPH11175326 A JP H11175326A JP 33862697 A JP33862697 A JP 33862697A JP 33862697 A JP33862697 A JP 33862697A JP H11175326 A JPH11175326 A JP H11175326A
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Kenichi Munamoto
健一 胸元
Minoru Yoshida
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Digital Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示/制御システムを対象として表示用プロ
グラムと制御用プログラムとを作成するためのエディタ
装置において、両プログラムの作成で重複したデータ入
力操作を省略することによって、プログラム作成の労力
を軽減する。 【解決手段】 本発明に係るエディタ装置は、作画ウイ
ンドウ43上での入力操作に応じて表示用プログラムを作
成するための作画エディタと、ラダーウインドウ42上で
の入力操作に応じて制御用プログラムを作成するための
ラダーエディタとを具えると共に、両プログラムで共通
のデータについては、一方のウインドウ42に表示されて
いる画像ブロックを選択し、他方のウインドウ43へ移動
させるドラッグアンドドロップ操作に応じて、一方のウ
インドウ42で入力したデータを他方のウインドウ43で作
成されるべきプログラムに複写する機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象の状態を
画面に表示するための表示機能と、制御対象の動作を制
御するための制御機能とを有する表示/制御システムに
おいて、表示機能及び制御機能をプログラムするための
エディタ装置、並びにコンピュータによってエディタ装
置を実現するためのエディタプログラムが記録されてい
る記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、化学工場のプラントや機械工場
の生産ライン、更にはビル内の宅配便ボックス等、各種
のオートメーション分野において、それらのシステムを
構成する1或いは複数のデバイスを制御対象として、制
御対象の状態を表示すると共に、オペレータの指令に応
じて制御対象の動作を制御するために、1或いは複数の
制御対象を、制御機能を主体とするプログラマブルロジ
ックコントローラ(以下、PLCという)に接続すると共
に、該PLCに対して、表示機能を主体とするプログラ
マブル表示装置(例えば特公平3−68395号、特開
平5−303477号、特開平6−214535号、特
開平6−162155号等参照)を接続してなる表示/
制御システムが開発されている。
【0003】図13は、出願人の提案に係る表示/制御
システムの構成を表わしている。PLC(3)は、例えば
ラダー言語を用いて予め作成された制御用プログラム
(ユーザプログラム)に従って動作し、所定の制御機能を
発揮する。一方、プログラマブル表示装置(1)は、CP
U(11)、タッチパネル(15)、ディスプレイ(18)等から構
成され、予め作成された表示用プログラムに従って動作
し、所定の表示機能を発揮する。例えば、プログラマブ
ル表示装置(1)のタッチパネル(15)の操作によって入力
されたデータは、PLC(3)へ供給され、該データに基
づいてPLC(3)の制御用プログラムに従って作成され
た動作制御データが、制御対象(2b)へ出力される。こ
の結果、制御対象(2b)の動作が制御されることにな
る。又、制御対象(2b)の動作状態に応じて変化するデ
ータがPLC(3)に入力され、該入力データに基づいて
PLC(3)の制御用プログラムによって作成された出力
データが、プログラマブル表示装置(1)へ供給される。
これに応じてプログラマブル表示装置(1)は、表示用プ
ログラムに従って表示制御データを作成し、ディスプレ
イ(18)に制御対象(2b)の動作状態を表示する。
【0004】尚、図13に示すプログラマブル表示装置
(1)は、PLCの制御機能を発揮すべきI/O制御イン
ターフェース(20)を具えており、I/O制御インターフ
ェース(20)に入出力ユニット(21)を介して制御対象(2
a)を直接に接続することにより、該制御対象(2a)の動
作を制御し、或いは該制御対象(2a)の状態を表示する
ことが出来る。
【0005】上述の如く、表示/制御システムの表示機
能及び制御機能は、表示用プログラム及び制御用プログ
ラムによって実現されるが、これらのプログラムは夫
々、パーソナルコンピュータ等によって構成される作画
エディタ及びラダーエディタを用いて作成され、作成さ
れた表示用プログラム及び制御用プログラムが表示/制
御システムへダウンロードされる。図17〜図19は、
表示用プログラム及び制御用プログラムの作成、並びに
ダウンロードの手続きを表わしている。
【0006】即ち、先ず図17のステップS71にて作
画エディタを起動し、ステップS72にて、制御対象の
状態を監視するための複数の画像ブロックを含むユーザ
画面を作成する(作画処理)。これによって表示用プログ
ラムが作成されることになる。次に、ステップS73に
てラダーエディタを起動し、ステップS74にて、ラダ
ー言語を用いて制御用プログラムを作成する(ユーザプ
ログラムの作成)。その後、制御用プログラム及び表示
用プログラムを前記表示/制御システムにダウンロード
する。
【0007】図18は、前記作画処理の具体的手続きを
表わしており、ステップS81では、エディタ画面上
に、制御対象を構成する複数のデバイスについて夫々、
マーク(円、四角形、スイッチ、ランプ、タイマー等の
画像ブロック)を作成、配置した後、ステップS82に
て、当該マークで使用する“名称”及び“アドレス”を
入力する。ここで“名称”はマークを識別するためのも
のであって、例えばスイッチについてはSW1、SW
2、…等と、ランプについてはLAMP1、LAMP
2、…等と付与される。又、“アドレス”は、各デバイ
スを対象としてユーザプログラムによる制御を実行する
際に参照すべきPLCの入出力端子番号であって、例え
ば入力点についてはXB0001、XB0002、…等
と、出力点についてはYB0001、YB0002、…
等と付与される。その後、ステップS83での画面作成
を終了するか否かの判断に応じ、ノーの場合はステップ
S81に戻ってマークの作成、配置及びデータ入力を繰
り返す。画面の作成を終了する場合は、ステップS84
に移行して、入力されたデータを画面ファイルに登録す
る。これによって、図20(b)に示す如き画面ファイル
(8)が作成されることになる。画面ファイル(8)は、図
形データファイル部(81)と属性データファイル部(82)か
ら構成され、図形データファイル部(81)には、作成した
マークについての図形データが格納され、属性データフ
ァイル部(82)は、図形データファイル部(81)と対応し
て、入力した各マークにつき、デバイスの名称とアドレ
スが格納される。
【0008】一方、図19は、前記ユーザプログラム作
成の具体的手続きを表わしており、ステップS91に
て、制御対象を構成する複数のデバイスを対象として、
ラダー言語を用いてラダー命令を記述した後、ステップ
S92では、命令毎に、当該命令で使用する“名称”及
び“アドレス”を入力する。ここで、各デバイスの“名
称”及び“アドレス”は、前記作画処理にて同一のデバ
イスを対象として定義した“名称”及び“アドレス”と
同じ内容を定義する必要がある。これによって、図20
(a)に示す如きラダーファイル(7)が作成されることに
なる。ラダーファイル(7)は、コマンドファイル部(71)
と属性データファイル部(72)から構成され、コマンドフ
ァイル部(71)には、作成したコマンドについてのニーモ
ニックとオペランドが格納され、属性データファイル部
(72)には、コマンドファイル部(71)と対応して、入力し
た各コマンドにつき、デバイスの名称とアドレスが格納
される。
【0009】この様にして作成されたラダーファイル
(7)及び画面ファイル(8)は、図17のステップS75
にてPLC(3)及びプログラマブル表示装置(1)にダウ
ンロードされる。この結果、ラダーファイル(7)はPL
C(3)の制御用プログラムとして制御機能を発揮し、画
面ファイル(8)はプログラマブル表示装置(1)の表示用
プログラムとして表示機能を発揮することになる。ここ
で、ラダーファイル(7)と画面ファイル(8)とは、前述
の如く夫々の属性データファイル部(72)(82)によって互
いに関連づけられているので、PLC(3)による制御動
作とプログラマブル表示装置(1)による表示動作とは、
互いに連動することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
作画エディタ及びラダーエディタを用いた表示用プログ
ラム及び制御用プログラムの作成においては、2つのプ
ログラムの作成が別個独立に行なわれており、多大な労
力と時間を要していた。特に、作画エディタを用いた表
示用プログラムの作成において、各デバイスについて入
力した名称及びアドレスは、例えばテーブルとしてメモ
用紙に書き留めておき、その後のラダーエディタを用い
た制御用プログラムの作成においては、前記メモ用紙を
参照しながら、再度、各デバイスについての名称及びア
ドレスを入力する必要があり、重複したデータ入力操作
が極めて煩雑となっていた。
【0011】そこで本発明の目的は、表示用プログラム
と制御用プログラムの間で共通のデータについては、重
複したデータ入力操作を省略することが出来、これによ
って容易に表示用プログラム及び制御用プログラムの作
成を行なうことが出来るエディタ装置、並びにコンピュ
ータによってエディタ装置を実現するために必要なエデ
ィタプログラムが記録されている記録媒体を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るエディタ装置
は、制御対象の状態を画面に表示するための表示機能部
(プログラマブル表示装置)と、制御対象の動作を制御す
るための制御機能部(PLC)とを有する表示/制御シス
テムを対象として、表示機能を実現すべき表示用プログ
ラムと、制御機能を実現すべき制御用プログラムとを作
成するためのものである。本発明に係るエディタ装置
は、エディタ画面上での入力操作に応じて表示用プログ
ラムを作成するための第1エディタ手段と、エディタ画
面上での入力操作に応じて制御用プログラムを作成する
ための第2エディタ手段と、一方のエディタ画面上で入
力したデータを他方のエディタ画面上で作成されるべき
プログラムに複写するためのデータ複写手段とを具えて
いる。データ複写手段は、表示用プログラムと制御用プ
ログラムの間で共通のデータについては、一方のエディ
タ画面上で入力したデータに関して該エディタ画面上に
表示されている画像ブロックを選択し、他方のエディタ
画面上へ移動させる操作に応じて、前記データの複写を
実行する。
【0013】上記本発明のエディタ装置においては、第
1エディタ手段を操作して表示用プログラムを作成した
後、或いは表示用プログラムを作成しつつ、第2エディ
タ手段を操作して制御用プログラムを作成することが可
能である。又逆に、第2エディタ手段を操作して制御用
プログラムを作成した後、或いは制御用プログラムを作
成しつつ、第2エディタ手段を操作して表示用プログラ
ムを作成することが可能である。例えば第1エディタ手
段を操作して表示用プログラムを作成した後、第2エデ
ィタ手段を操作して制御用プログラムを作成する場合、
表示用プログラムの作成は従来と同様のデータ入力操作
によって行なわれる。その後、制御用プログラムの作成
においては、前記一方のエディタ画面上に作成された複
数の画像ブロック(スイッチ、ランプ、タイマー等の各
種デバイスの形状を表わす画像)を対象として、任意の
画像ブロックを選択し、前記他方のエディタ画面上に移
動させる操作を行なうことによって、データ複写手段が
動作し、前記選択した画像ブロックに関する表示用プロ
グラムの入力データの内、制御用プログラムとして入力
すべきデータと共通のデータ(各デバイスの名称やアド
レス)が、制御用プログラムに複写されることになる。
従って、制御用プログラムの作成においては、複写され
たデータ以外に必要なデータがあれば、そのデータのみ
を入力すればよく、データ入力作業の労力が大幅に軽減
される。
【0014】又、第2エディタ手段を操作して制御用プ
ログラムを作成した後、第1エディタ手段を操作して表
示用プログラムを作成する場合、制御用プログラムの作
成は従来と同様のデータ入力操作によって行なわれる。
その後、表示用プログラムの作成においては、前記他方
のエディタ画面上に作成された複数の画像ブロック(各
デバイスの入出力制御に関するラダー記号)を対象とし
て、任意の画像ブロックを選択し、前記一方のエディタ
画面上に移動させる操作を行なうことによって、データ
複写手段が動作し、前記選択した画像ブロックに関する
制御用プログラムの入力データの内、表示用プログラム
として入力すべきデータと共通のデータ(各デバイスの
名称やアドレス)が、表示用プログラムに複写されるこ
とになる。従って、表示用プログラムの作成において
は、複写されたデータ以外に必要なデータがあれば、そ
のデータのみを入力すればよく、データ入力作業の労力
が大幅に軽減される。
【0015】具体的構成においては、第1エディタ手段
の操作によって、エディタ画面に、制御対象を構成する
複数のデバイスのマークを画像ブロックとして描画する
ことが可能であると共に、各デバイスの名称及びアドレ
スを含む属性データの入力が可能である。又、第2エデ
ィタ手段の操作によって、エディタ画面に、制御対象を
構成する複数のデバイスに対応する複数のラダー記号を
画像ブロックとして描画することが可能であると共に、
各デバイスの名称及びアドレスを含む属性データの入力
が可能である。データ複写手段は、前記一方のエディタ
画面上で選択された画像ブロックに付随する属性データ
を複写し、前記他方のエディタ画面上で動作するエディ
タ手段は、複写された属性データを参照することによっ
て、選択された画像ブロック(マーク又はラダー記号)と
対応する画像ブロック(ラダー記号又はマーク)を、自動
的に描画する。
【0016】上記具体的構成において、先ず表示用プロ
グラムの作成を行なう場合、第1エディタ手段を操作し
て、エディタ画面に、制御対象を構成する複数のマーク
を描画すると共に、各マークについての属性データを入
力する。マークの描画処理によって、図形データが生成
され、入力された属性データと共にファイルに格納され
る。該ファイルが表示用プログラムを構成する。その
後、制御用プログラムの作成においては、前記一方のエ
ディタ画面上に作成されている任意のマークを選択し、
前記他方のエディタ画面上に移動させる操作を行なう。
これによってデータ複写手段が動作し、前記選択したマ
ークに付随する属性データが制御用プログラムに複写さ
れる。又この操作に伴って、第2エディタ手段は、複写
された属性データを参照して、選択されたマークが表わ
しているデバイスについてのラダー記号を、エディタ画
面上に描画する。これによって作成されたコマンドは、
複写された属性データと共にファイルに格納される。該
ファイルが制御用プログラムを構成する。従って、制御
用プログラムの作成においては、ラダー記号の描画や属
性データの入力は殆ど不要となり、プログラム作成の労
力が大幅に軽減される。
【0017】又、先ず制御用プログラムの作成を行なう
場合、第2エディタ手段を操作して、エディタ画面に、
制御対象を構成する複数のデバイスについてのラダー記
号を描画すると共に、各ラダー記号についての属性デー
タを入力する。ラダー記号の描画処理によって、コマン
ドが生成され、入力された属性データと共にファイルに
格納される。該ファイルが制御用プログラムを構成す
る。その後、表示用プログラムの作成においては、前記
他方のエディタ画面上に作成されている任意のラダー記
号を選択し、前記一方のエディタ画面上に移動させる操
作を行なう。これによってデータ複写手段が動作し、前
記選択したラダー記号に付随する属性データが表示用プ
ログラムに複写される。又この操作に伴って、第1エデ
ィタ手段は、複写された属性データを参照して、選択さ
れたラダー記号が対象としているデバイスのマークを、
エディタ画面上に描画する。これによって作成された図
形データは、複写された属性データと共にファイルに格
納される。該ファイルが表示用プログラムを構成する。
従って、表示用プログラムの作成においては、マークの
描画や属性データの入力は殆ど不要となり、プログラム
作成の労力が大幅に軽減される。
【0018】尚、属性データの複写は、マーク或いはラ
ダー記号のドラッグアンドドロップ操作に応じて実行さ
せることが可能である。この場合、第1エディタ手段と
第2エディタ手段を同時に起動すると共に、同一画面上
に2つのウインドウを開いて、2つのエディタ画面を同
時に表示する。
【0019】本発明に係るエディタプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、表示機能を
実現すべき表示用プログラムと、制御機能を実現すべき
制御用プログラムとを作成するためのエディタプログラ
ムが記録された記録媒体であって、エディタ画面上での
入力操作に応じて前記表示用プログラムを作成するため
の第1エディタ処理と、エディタ画面上での入力操作に
応じて前記制御用プログラムを作成するための第2エデ
ィタ処理と、一方のエディタ画面上で入力したデータを
他方のエディタ画面上で作成されるべきプログラムに複
写するためのデータ複写処理とを実行し、データ複写処
理においては、表示用プログラムと制御用プログラムの
間で共通のデータについて、一方のエディタ画面上で入
力したデータに関して該エディタ画面上に表示されてい
る画像ブロックを選択し、他方のエディタ画面上へ移動
させる操作に応じて、データの複写を実行することを特
徴とするエディタプログラムを記録している。
【0020】上記本発明に係る記録媒体をコンピュータ
により読み取ることによって、該コンピュータは、上記
本発明に係るエディタ装置を構成することとなる。本発
明に係るエディタ装置を用いて作成した表示用プログラ
ム及び制御用プログラムは、表示/制御システムにダウ
ンロードされ、表示/制御システムの表示機能部及び制
御機能部が実現される。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るエディタ装置によれば、表
示用プログラムと制御用プログラムの間で共通のデータ
については、重複したデータ入力操作を省略することが
出来るので、両プログラムの作成に伴う労力が大幅に軽
減される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図13に示す表
示/制御システムの表示用プログラム及び制御用プログ
ラムを作成するためのエディタ装置に実施した形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。先ず、図13に示
す表示/制御システムの構成及び動作について説明した
後、図1〜図12に沿って、本発明のエディタ装置の構
成及び動作について詳述する。
【0023】図13に示す如く表示/制御システムは、
出願人の提案に係るプログラマブル表示装置(1)に制御
対象(2a)を直接に接続し、或いはプログラマブル表示
装置(1)にPLC(3)を介して制御対象(2b)を接続し
て構成される。プログラマブル表示装置(1)において
は、CPU(11)に、バスラインを介して、システムプロ
グラムメモリ(12)、データ格納メモリ(13)、ユーザプロ
グラムメモリ(10)、タッチパネルコントローラ(14)、グ
ラフィックコントローラ(16)及び通信コントローラ(19)
が接続され、タッチパネルコントローラ(14)にはタッチ
パネル(15)が、グラフィックコントローラ(16)にはビデ
オRAM(17)及びディスプレイ(18)が接続されている。
又、CPU(11)には、PLC(3)の入出力制御機能を実
現すべきI/O制御インターフェース(20)及び入出力ユ
ニット(21)が接続されている。
【0024】FEPROM(12)には、図14に示す如く
表示制御システムの格納エリア、通信プロトコルの格納
エリア、ユーザ画面の格納エリア、制御機能プログラム
の格納エリア、及びユーザプログラムの格納エリアが形
成されている。ここで、表示制御システムは、プログラ
マブル表示装置(1)の画像表示制御に関する基本機能で
あって、予めFEPROM(12)に格納されている。通信
プロトコルはPLC(3)との通信処理に用いられる。ユ
ーザ画面は、後述の作画エディタによって作成されてダ
ウンロードされるものであり、ディスプレイ(18)に表示
すべきベース画面や各種の画像ブロックの図形データ、
並びに各画像ブロックに付与された後述の処理指示語等
を含み、表示用プログラムを構成している。ユーザプロ
グラムは、後述のラダーエディタによって作成されてダ
ウンロードされるものであり、ラダー言語で記述され、
制御対象(2a)(2b)の動作を制御すべき制御用プログラ
ムを構成している。又、制御機能プログラムはユーザプ
ログラムを実行するためのプログラムである。
【0025】ユーザ画面(ユーザプログラム)に含まれる
処理認識語Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎
に作成され、基本的には図15に示す様に、表示制御動
作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、該ベー
ス画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、
各実行事象毎に参照される1或いは複数のデータからな
る参照情報Iとを一組として具えたものである。
【0026】一方、PLC(3)内のメモリには、入出力
されるデータが数値の如きワードデータに対してはワー
ドデバイスが、オンオフ状態の如きビットデータに対し
てはビットデバイスが、アドレス指定により格納場所を
特定可能に設定されている。これによって、PLC(3)
内の任意のワードデバイス或いはビットデバイスをアク
セスするだけで、制御対象機器を制御し、或いはその動
作状態に関する情報を個別に取り出すことが出来る。
【0027】PLC(3)内のメモリに構成されたビット
デバイス或いはワードデバイスが示す状態情報の内、必
要なものを適時にプログラマブル表示装置(1)側のメモ
リに読み込む一方、プログラマブル表示装置(1)内のメ
モリに格納されている処理指示語Wを繰返し読み出し、
各処理指示語Wの事象名Tで特定される内容の動作を、
PLC(3)側の状態情報を参照しながら実行することに
より、PLC(3)側のビットデバイス或いはワードデバ
イスの内容変化に応じて変化する表示動作が行なわれ
る。
【0028】図16は、タッチパネルの操作に基づくプ
ログラマブル表示装置の制御動作を表わしている。先ず
ステップS60にて、制御対象の制御が可能なオンライ
ン状態か、或いは、プログラマブル表示装置のみを動作
させて各種の設定処理、診断処理等を行なうオフライン
状態かの選択が行なわれ、オフラインの場合はステップ
S61にて所定の各種処理が実行される。
【0029】オンラインの場合は、ステップS62に移
行して、操作パネルが操作されたか否かが判断され、N
Oの場合は、ステップS64にてデータ通信処理が実行
される。即ち、プログラマブル表示装置のメモリ内に設
定されている処理指示語で引用されているPLC側の状
態情報をプログラマブル表示装置側に取り出すものであ
って、メモリに格納されている処理指示語中、現在表示
されているベース画面に関係する処理指示語に含まれる
情報から、PLCのワードデバイス及びビットデバイス
のアドレスを抽出し、PLCのメモリへ直接にアクセス
して、アドレス指定された状態情報データをメモリ内に
展開するのである。
【0030】ステップS62にてYESと判断されたと
きは、ステップS63に移行し、操作パネルによって入
力されたデータに基づいて所定の演算処理を実行した
後、ステップS64のデータ通信処理が実行される。そ
の後、ステップS65では、各事象の表示処理が実行さ
れ、メモリに格納されている処理指示語中、通信処理に
よって抽出された状態情報に基づく表示動作が行なわれ
る。尚、前記入出力ユニット(21)に接続された制御対象
を制御する際のプログラマブル表示装置の動作も基本的
には同様である。
【0031】図14に示すFEPROM(12)に格納すべ
きユーザ画面及びユーザプログラムは、図1に示すコン
ピュータシステム(4)を用いて作成され、その後、プロ
グラマブル表示装置(1)へダウンロードされる。ここで
コンピュータシステム(4)は、情報記録媒体(5)に記録
されているプログラムを読み取ることによって、本発明
のエディタ装置を構成する。
【0032】情報記録媒体(5)には、図2に示す如く、
ユーザが作画に用いる作画エディタと、プログラマブル
表示装置(1)の基本的機能である表示制御システムと、
PLCとの通信のための通信プロトコルと、ユーザがラ
ダープログラムの作成に用いるラダーエディタと、作成
されたラダープログラムを実行するための制御機能プロ
グラムとが登録されている。
【0033】コンピュータシステム(4)は情報記録媒体
(5)を読み取ることによってエディタ装置となり、図3
に示す処理を実行する。先ずステップS1では、ユーザ
操作に応じて、最初にユーザ画面の作成を行なうか、ユ
ーザプログラムの作成を行なうかを判断する。最初にユ
ーザ画面の作成を行なう場合はステップS2に移行し
て、作画エディタを用いた作画処理を実行した後、ラ
ダーエディタを用いたユーザプログラムの作成を実行
する。最初にユーザプログラムを作成する場合はステッ
プS4に移行して、ラダーエディタを用いたユーザプロ
グラムの作成を実行した後、作画エディタを用いた作
画処理を実行する。その後、ステップS6にて、作成
したユーザ画面とユーザプログラムをプログラマブル表
示装置にダウンロードする。尚、図3は、ユーザ画面の
作成を終了した後にユーザプログラムを作成し、或いは
ユーザプログラムの作成を終了した後にユーザ画面を作
成する手続きを表わしているが、ユーザ画面の作成とユ
ーザプログラムの作成を並行して行なうことも可能であ
る。
【0034】最初にユーザプログラムを作成する場合
(ユーザプログラムの作成)、具体的には図5に示す手
続きが実行される。尚、図1のコンピュータシステム
(4)は、作画エディタとラダーエディタを同時に起動し
ており、ディスプレイ(41)には、ユーザ画面作成用のエ
ディタ画面を表示したウインドウ(以下、作画ウインド
ウと言う)と、ラダープログラム作成用のエディタ画面
を表示したウインドウ(以下、ラダーウインドウと言う)
とが同時に開いているものとする。
【0035】先ずステップS31では、ラダーウインド
ウ上にて、制御対象を構成する各デバイスを対象として
ラダー命令を記述する。次にステップS32にて、当該
命令で使用する名称、アドレス等の属性データを画面入
力する。そして、ステップS33では、入力されたデー
タを図8に示す共通データベース(6)に登録する。尚、
共通データベース(6)は、作画エディタとラダーエディ
タで共通に作成、利用されるデータベースであって、各
デバイスについて、機能、名称、アドレス、及び特性に
ついてのデータ格納部を有している。
【0036】続いて、ステップS34では、ユーザ操作
に応じて、ユーザ画面の作成を終了するか否かを判断
し、ノーのときは、ステップS31に戻ってユーザプロ
グラムの作成を継続する。その後、ユーザプログラムの
作成を終了するときは、ステップS35に移行して、作
成されたユーザプログラムを、従来と同様、図20(a)
に示すラダーファイル(7)に登録する。
【0037】次にユーザ画面の作成(作画処理)におい
ては、図7に示す手続きが実行される。先ずステップS
51にて、ラダーウインドウ上のマークがドラッグされ
たか否かを判断し、イエスのときはステップS52に移
行して、ドラッグされたマークが作画ウインドウ上にド
ロップされたか否かを判断する。ステップS52にてイ
エスと判断されたときは、ステップS53にて、前記共
通データベースを検索して、共通データベースに登録さ
れている属性データの中で、ドロップされたマークにつ
いての属性データを抽出する。そしてステップS54で
は、抽出された属性データに含まれる機能に基づいて、
該機能を有する複数のマークを含むダイヤログボックス
を表示する。ステップS55では、ダイヤログボックス
の中から1つのマークが選択されたか否かを判断し、ス
テップS56にて、選択されたマークを作画ウインドウ
上に表示する。続いて、ステップS57にて必要な属性
データを取り込んだ後、ステップS58では、ユーザ操
作に応じて、ユーザ画面の作成を終了するか否かを判断
し、ノーのときはステップS51に戻って、ユーザ画面
の作成を継続する。その後、ユーザ画面の作成を終了す
るときは、ステップS59に移行して、作成されたユー
ザ画面を、従来と同様、図20(b)に示す画面ファイル
(8)に登録する。
【0038】図9及び図10は、ユーザプログラムを作
成した後にユーザ画面を作成する場合の具体例を表わし
ている。図9の工程に示す様に、ラダーウインドウ(4
2)上にはラダーエディタを用いて既にスイッチ(入力)の
ラダー記号Lとランプ(出力)についてのラダー記号L′
とが描画されており、これに伴って、共通データベース
(6)には、スイッチについては、機能として“スイッ
チ”、名称として“SW1”、アドレスとして“XB0
001”、特性として“ON”が登録されると共に、ラ
ンプについては、機能として“ランプ”、名称として
“LAMP1”、アドレスとして“YB0001”、特
性として“ON”が登録されている。
【0039】この状態で、工程に示す様に作画ウイン
ドウ(43)を開き、工程では、ラダーウインドウ(42)の
スイッチのラダー記号Lをドラッグする。これによっ
て、当該ラダー記号に付随している属性データ(“スイ
ッチ”、“SW1”、“XB0001”及び“ON”)
が一旦、クリップボード(44)に複写される。そして、図
10の工程に示す様に、ドラッグしたマークを作画ウ
インドウ(43)上にドロップすることにより、クリップボ
ード(44)上の属性データがユーザ画面に複写されること
になる。又、工程に示す様に、作画ウインドウ(43)上
には、スイッチの機能を有する複数種類のマークを含む
ダイヤログボックスDが表示される。
【0040】上記ダイヤログボックスの中から適当な1
つのマークを選択すると、工程に示す様に、作画ウイ
ンドウ(43)上には、選択したマークの画像Mが表示され
ると共に、属性データ(名称“SW1”、特性“ON”)
の表示部を含むダイヤログボックスNが表示される。こ
こでOK釦をクリックすると、作画ウインドウ(43))上
のマークと属性データが確定し、画面ファイル(8)の図
形データファイル部(81)及び属性データファイル部(82)
に、スイッチのマークについての図形データや属性デー
タが格納されることになる。従って、ユーザは、作画ウ
インドウ(43)上でスイッチのマークを描画する作業や必
要な属性データを入力する作業を行なう必要がなく、極
めて容易にユーザ画面を作成することが出来る。
【0041】一方、最初にユーザ画面を作成する場合
(作画処理)は、図4に示す手続きが実行される。先ず
図4のステップS21では、作画ウインドウ上にて、制
御対象を構成するデバイスを表わすマーク(スイッチ、
ランプ等)を作成し、適当な位置に配置する。次にステ
ップS22にて、当該マークで使用する名称、アドレス
等の属性データを画面入力する。そして、ステップS2
3では、入力されたデータを図8に示す共通データベー
ス(6)に登録する。
【0042】続いて、図4のステップS24では、ユー
ザ操作に応じて、ユーザ画面の作成を終了するか否かを
判断し、ノーのときは、ステップS21に戻ってユーザ
画面の作成を継続する。その後、ユーザ画面の作成を終
了するときは、ステップS25に移行して、作成された
ユーザ画面を、従来と同様、図20(b)に示す画面ファ
イル(8)に登録する。画面ファイル(8)は、図形データ
ファイル部(81)と属性データファイル部(82)から構成さ
れる。
【0043】次にユーザプログラムの作成において
は、図6に示す手続きが実行される。先ずステップS4
1にて、作画ウインドウ上のマークがドラッグされたか
否かを判断し、イエスのときはステップS42に移行し
て、ドラッグされたマークがラダーウインドウ上にドロ
ップされたか否かを判断する。ステップS42にてイエ
スと判断されたときは、ステップS43にて、前記共通
データベースを検索して、共通データベースに登録され
ている属性データの中で、ドロップされたマークについ
ての属性データを抽出する。そしてステップS44で
は、抽出された属性データに基づいて、該属性データに
含まれる機能に対応するラダー記号を表示すると共に、
その他の属性データを表示する。続いて、ステップS4
5にて必要な属性データを取り込んだ後、ステップS4
6では、ユーザ操作に応じて、ユーザプログラムの作成
を終了するか否かを判断し、ノーのときはステップS4
1に戻って、ユーザプログラムの作成を継続する。その
後、ユーザプログラムの作成を終了するときは、ステッ
プS47に移行して、作成されたユーザプログラムを、
従来と同様、図20(a)に示すラダーファイル(7)に登
録する。ラダーファイル(7)は、コマンドファイル部(7
1)と属性データファイル部(72)から構成される。
【0044】図11及び図12は、ユーザ画面を作成し
た後にユーザプログラムを作成する場合の具体例を表わ
している。図11の工程に示す様に、作画ウインドウ
(43)上には作画エディタを用いて既にスイッチのマーク
が作成、配置されており、これに伴って、共通データベ
ース(6)には、機能として“スイッチ”、名称として
“SW1”、アドレスとして“XB0001”、特性と
して“ON”が登録されている。
【0045】この状態で、工程に示す様にラダーウイ
ンドウ(42)を開き、工程では、作画ウインドウ(43)の
スイッチのマークをドラッグする。これによって、当該
スイッチの付随している属性データ(“スイッチ”、
“SW1”、“XB0001”及び“ON”)が一旦、
クリップボード(44)に複写される。そして、図12の工
程に示す様に、ドラッグしたマークをラダーウインド
ウ(42)上にドロップすることにより、クリップボード(4
4)上の属性データがユーザプログラムに複写されること
になる。又、工程に示す様に、ラダーウインドウ(42)
上には、スイッチに対応するラダー記号Lが描画される
と共に、属性データ(名称“SW1”)の表示部を含むダ
イヤログボックスDがラダーウインドウ(42)上に表示さ
れる。ここでOK釦をクリックすると、ラダーウインド
ウ(42)上のラダー記号と属性データが確定し、ラダーフ
ァイル(7)のコマンドファイル部(71)及び属性データフ
ァイル部(72)に、スイッチについてのコマンドや属性デ
ータが格納されることになる。従って、ユーザは、ラダ
ーウインドウ(42)上でスイッチのラダー記号を描画する
作業や必要な属性データを入力する作業を行なう必要が
なく、極めて容易にユーザプログラムを作成することが
出来る。
【0046】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、図4及び図5の手続きでは
共通データベース(6)を作成して、共通データベース
(6)に登録されている属性データを図6及び図7に示す
データの複写に利用しているが、共通データベース(6)
を作成せずに、直接にラダーファイル(7)或いは画面フ
ァイル(8)からデータを複写する手続きも採用可能であ
る。更には、ラダーファイル(7)と画面ファイル(8)を
1つのファイルに統合して、データの複写を行なうこと
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエディタ装置をプログラマブル表
示装置に接続した状態を表わす図である。
【図2】情報記録媒体のデータ構造を表わす図である。
【図3】本発明に係るエディタ装置の動作を表わすフロ
ーチャートである。
【図4】最初に作画処理を行なう場合の処理を表わすフ
ローチャートである。
【図5】最初にユーザプログラムの作成を行なう場合の
処理を表わすフローチャートである。
【図6】後にユーザプログラムの作成を行なう場合の処
理きを表わすフローチャートである。
【図7】後に作画処理を行なう場合の処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図8】共通データベースのデータ構造を表わす図であ
る。
【図9】ユーザプログラムの作成後に作画処理を行なう
例における前半の工程を示す図である。
【図10】同上の後半の工程を示す図である。
【図11】ユーザ画面の作成後にユーザプログラムの作
成を行なう例における前半の工程を示す図である。
【図12】同上の後半の工程を示す図である。
【図13】表示/制御システムの構成を表わすブロック
図である。
【図14】FEPROMのデータ構造を表わす図であ
る。
【図15】処理指示語の基本的なフォーマットを示す図
である。
【図16】プログラマブル表示装置の動作を表わすフロ
ーチャートである。
【図17】従来の作画処理及びユーザプログラムの作成
処理の流れを表わすフローチャートである。
【図18】従来の作画処理の具体的手続きを表わすフロ
ーチャートである。
【図19】従来のユーザプログラムの作成の具体的手続
きを表わすフローチャートである。
【図20】ラダーファイル及び画面ファイルのデータ構
造を示す図である。
【符号の説明】
(1) プログラマブル表示装置 (3) PLC (4) コンピュータシステム (42) ラダーウインドウ (43) 作画ウインドウ (5) 情報記録媒体 (6) 共通データベース (7) ラダーファイル (71) コマンドファイル部 (72) 属性データファイル部 (8) 画面ファイル (81) 図形データファイル部 (82) 属性データファイル部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の状態を画面に表示するための
    表示機能部と、制御対象の動作を制御するための制御機
    能部とを有する表示/制御システムを対象として、表示
    機能を実現すべき表示用プログラムと、制御機能を実現
    すべき制御用プログラムとを作成するためのエディタ装
    置であって、エディタ画面上での入力操作に応じて前記
    表示用プログラムを作成するための第1エディタ手段
    と、エディタ画面上での入力操作に応じて前記制御用プ
    ログラムを作成するための第2エディタ手段と、一方の
    エディタ画面上で入力したデータを他方のエディタ画面
    上で作成されるべきプログラムに複写するためのデータ
    複写手段とを具え、データ複写手段は、表示用プログラ
    ムと制御用プログラムの間で共通のデータについては、
    一方のエディタ画面上で入力したデータに関して該エデ
    ィタ画面上に表示されている画像ブロックを選択し、他
    方のエディタ画面上へ移動させる操作に応じて、前記デ
    ータの複写を実行することを特徴とするエディタ装置。
  2. 【請求項2】 第1エディタ手段の操作によって、エデ
    ィタ画面に、制御対象を構成する複数のデバイス及びそ
    の状態を画像ブロックとして描画することが可能である
    と共に、各デバイスの名称及びアドレスを含む属性デー
    タの入力が可能であり、第2エディタ手段の操作によっ
    て、エディタ画面に、制御対象を構成する複数のデバイ
    スに対応する複数のラダー記号を画像ブロックとして描
    画することが可能であると共に、各デバイスの名称及び
    アドレスを含む属性データの入力が可能であり、データ
    複写手段は、前記一方のエディタ画面上で選択された画
    像ブロックに付随する属性データを複写し、前記他方の
    エディタ画面上で動作するエディタ手段は、複写された
    属性データを参照することによって、選択された画像ブ
    ロックと同一のデバイスについての画像ブロックを自動
    的に描画する請求項1に記載のエディタ装置。
  3. 【請求項3】 データの複写は画像ブロックのドラッグ
    アンドドロップ操作に応じて実行される請求項1又は請
    求項2に記載のエディタ装置。
  4. 【請求項4】 制御対象の状態を画面に表示するための
    表示機能部と、制御対象の動作を制御するための制御機
    能部とを有する表示/制御システムを対象として、表示
    機能を実現すべき表示用プログラムと、制御機能を実現
    すべき制御用プログラムとを作成するためのエディタプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、エディタ画面上
    での入力操作に応じて前記表示用プログラムを作成する
    ための第1エディタ処理と、エディタ画面上での入力操
    作に応じて前記制御用プログラムを作成するための第2
    エディタ処理と、一方のエディタ画面上で入力したデー
    タを他方のエディタ画面上で作成されるべきプログラム
    に複写するためのデータ複写処理とを実行し、データ複
    写処理においては、表示用プログラムと制御用プログラ
    ムの間で共通のデータについて、一方のエディタ画面上
    で入力したデータに関して該エディタ画面上に表示され
    ている画像ブロックを選択し、他方のエディタ画面上へ
    移動させる操作に応じて、データの複写を実行すること
    を特徴とするエディタプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 第1エディタ処理では、エディタ画面
    に、制御対象を構成する複数のデバイス及びその状態を
    画像ブロックとして描画すると共に、各デバイスの名称
    及びアドレスを含む属性データを取り込み、第2エディ
    タ処理では、エディタ画面に、制御対象を構成する複数
    のデバイスに対応する複数のラダー記号を画像ブロック
    として描画すると共に、各デバイスの名称及びアドレス
    を含む属性データを取り込み、データ複写処理において
    は、前記一方のエディタ画面上で選択された画像ブロッ
    クに付随する属性データを複写し、前記他方のエディタ
    画面上で行なうエディタ処理においては、複写された属
    性データを参照することによって、選択された画像ブロ
    ックと同一のデバイスについての画像ブロックを自動的
    に描画する請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  6. 【請求項6】 データの複写処理は、画像ブロックのド
    ラッグアンドドロップ操作に応じて実行する請求項4又
    は請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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