JP2003067013A - ラダープログラミング言語によるシーケンスプログラム作成方法 - Google Patents

ラダープログラミング言語によるシーケンスプログラム作成方法

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JP2003067013A
JP2003067013A JP2001257385A JP2001257385A JP2003067013A JP 2003067013 A JP2003067013 A JP 2003067013A JP 2001257385 A JP2001257385 A JP 2001257385A JP 2001257385 A JP2001257385 A JP 2001257385A JP 2003067013 A JP2003067013 A JP 2003067013A
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JP
Japan
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ladder
program
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programming language
sequence program
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JP2001257385A
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Koji Yoshikawa
浩司 吉川
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Star Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラダープログラムを作成する際にデバイス名を
任意に設定して記述することにより産業機械の動作理解
を簡易化してプログラム作成時間を短縮することができ
るラダープログラミング言語によるシーケンスプログラ
ム作成方法を提供する。 【解決手段】各種産業機械を所定動作させるシーケンス
プログラムを、各命令記号と共にデバイス名を梯子状に
記述したラダープログラム形式で作成する際に、各デバ
イス名を予め作業者が任意に選択した名称で登録し、該
登録名称でラダープログラムを記述可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種産業機械を所
定動作させるシーケンスプログラムをラダープログラミ
ング言語で作成する際に入力条件及び出力条件の各種デ
バイスを任意に設定したデバイス名で記述して作成する
ラダープログラミング言語によるシーケンスプログラム
作成方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】シーケンスプログラム
を、各命令及び命令にかかるデバイス名を梯子状に記述
するラダープログラミング言語により作成する際、記述
されるデバイス名としてはラダープログラミングソフト
において予め設定された名称、例えば入力デバイス名と
してはI(N)0001〜I(N)9999、出力デバイス名としてはO
(U)0001〜O(U)9999を使用して記述している。
【0003】上記したデバイス名は各種産業機械のシー
ケンスプログラムに対応でき、汎用性が高い反面、これ
ら名称自体、入力デバイス及び出力デバイスから遊離し
た抽象的名称であるため、これら名称から産業機械の動
作を直接想起させることが困難であった。
【0004】即ち、上記デバイス名が産業機械のどの部
材を示すのか、理解し難く、ラダープログラミング言語
によるシーケンスプログラムを作成する際に、ラダープ
ログラムから入力デバイス及び出力デバイスを理解する
のに時間及び手間がかかり、作成効率が悪かった。
【0005】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その課題とする処は、ラ
ダープログラムを作成する際にデバイス名を任意に設定
して記述することにより産業機械の動作理解を簡易化し
てプログラム作成時間を短縮することができるラダープ
ログラミング言語によるシーケンスプログラム作成方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種産業機械
を所定動作させるシーケンスプログラムを、各命令記号
と共にデバイス名を梯子状に記述したラダープログラム
形式で作成する際に、各デバイス名を予め作業者が任意
に選択した名称で登録し、該登録名称でラダープログラ
ムを記述可能にしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図に従っ
て説明する。図1において、産業機械1における制御部
3には、例えば原点リミットセンサ、上昇限リミットセ
ンサ、下降限リミットセンサ等の各種位置センサやスタ
ートスイッチ、ストップスイッチ、自動投入スイッチ、
手動投入スイッチ等の各種スイッチ、オーバーラン量
(+)及び(−)に関する信号、自動運転信号入力や自
動停止信号入力等の各種入力信号が入力される。
【0008】また、制御部3の出力側には各種電磁ソレ
ノイドバルブや各種リレー、電動モータ、指示ランプ、
異常報知ブザー等が接続され、各種入力信号に基づいて
対応する出力部材を駆動させることにより産業機械1を
所定動作させる。
【0009】図2において、制御部3を所定動作させる
ための命令記号と共にそのデバイス名を梯子状に記述し
て作成する。該ラダー図において記述される入力デバイ
ス名及び出力デバイス名としては上記したI(N)0001〜I
(N)9999、O(U)0001〜O(U)9999を使用している。
【0010】図3において、プログラマブルコントロー
ラ(以下、PCという)11のCPU13にはプログラ
ムメモリ15、作業メモリ17及び実行制御データメモ
リ19が夫々接続され、プログラムメモリ15はシーケ
ンスプログラムをラダープログラミング言語で作成する
ためのプログラムデータ、ラダープログラミング言語で
作成されたシーケンスプログラムを実行制御データに変
換して産業機械1を所定動作させるための制御プログラ
ムデータ等の各種システムデータを記憶する。
【0011】作業メモリ17はラダープログラミング言
語で作成されたシーケンスプログラムを記憶する作業領
域17a、産業機械1の入力デバイス及び出力デバイス
名に付き、プログラマーが任意に設定したデバイス名を
アドレス毎に記憶するデバイス名記憶領域17bを有し
ている。実行制御データメモリ19は作業領域17aに
記憶されたラダープログラミング言語によるシーケンス
プログラムで、産業機械1を所定動作させるためのデー
タに変換された実行制御データを記憶する。
【0012】デバイス名記憶領域17bに記憶される入
力デバイス名及び出力デバイス名の内、入力デバイス名
としては、例えば原点リミットセンサ:LS-ORG、上昇限
リミットセンサ:LS-UP、スタートスイッチ:START-S
W、自動投入スイッチ:AUTO-SW等のように入力デバイス
の名称や機能との組み合わせに基づいてプログラマーが
任意に選択した名称及びデバイスに関する情報にアドレ
スを割り付けて設定する。
【0013】また、出力デバイス名としては上下軸ソレ
ノイドバルブ:SV-UD、前後軸ソレノイドバルブ:SV-A
R、リレー1:RY1、リレー2:RY2、スタートランプ:L
MP-STR、アラームランプ:LMP-ALM、異常報知ブザー:B
Z-ALM等のように出力デバイスの名称や機能に基づいて
プログラマーが任意に選択した名称とデバイスに関する
情報にアドレスを割り付けて設定する。
【0014】CPU13には設定部21が入力部23及
び出力部25を介して接続される。該設定部21はシー
ケンスプログラムをラダープログラミング言語で作成す
る際に選択指示を行うキーボードや各種スイッチ、シー
ケンスプログラム作成画面を表示するLCDやCRT等
の表示装置21a、入力された各種データを印字するプ
リンタ等のプログラミングツールにより構成される。
【0015】CPU13には産業機械1に設けられた各
種センサやスイッチからの信号が入力部23を介して入
力される。また、CPU13は産業機械1を所定動作さ
せるための電磁ソレノイドバルブ、モータ、リレー、ラ
ンプ、ブザー等の各種出力部材を動作させるための信号
を、出力部25を介して出力する。
【0016】次に、入力デバイス名及び出力デバイス名
の設定方法を説明する。図4において、デバイス名設定
プログラムを起動すると、表示装置21a上にデバイス
名設定画面を表示させる。プログラマーはデバイスウィ
ンドウのプルダウンボタンを押下し、表示された「入
力」及び「出力」から、先ず「入力」を選択する。
【0017】次に、アドレス「0001」に、設定部2
1のキーボードを使用し、入力デバイスとしての原点リ
ミットスイッチに関する入力デバイス名である「LS-OR
G」及び設定されるデバイス名のデバイス情報を入力す
る。
【0018】上記入力デバイス名を設定入力する際、各
アドレス毎に入力デバイス名及びデバイス情報を割り当
てる。このため、設定される各入力デバイス名は独自の
アドレスを有し、重複することがない。
【0019】入力される入力デバイス名はプログラマー
が入力デバイスの部材名や機能に基づいて任意に設定で
きるもので、デバイス名としては「LS-UP」や「LS-DOW
N」といった名称を付けている。「LS-UP」とは、備考に
記載されているように入力信号としてのセンサの意味
と、その設置場所が機械の上部先端に取付けられている
ことを意味付けた名称で、LSは「リミットセンサ(Limi
t Sensor)」の頭文字を、また、UPは「上昇部(Uppe
r)の“UP”をとっている。
【0020】そして上記作業により産業機械1における
入力部に使用する各入力デバイスに独自の入力デバイス
名にアドレスを割り付けて設定した後に、画面中の「作
成」ボタンを押下すると、アドレスと入力デバイス名及
び入力デバイス情報をデバイス名記憶領域17bに記憶
させる。
【0021】また、図5において同様にデバイスウィン
ドウのプルダウンボタンを押下して表示された「入力」
及び「出力」中から「出力」を選択した後、各アドレス
毎に出力デバイスの名称や機能に基づいてプログラマー
が任意に選択したデバイス名に設定することができる。
【0022】出力デバイス名としては、例えば「SV-U
D」や「SV-AR」といった名称を付けている。「SV-UD」
とは、備考に記載されているように出力信号としての電
磁弁(ソレノイドバルブ)の意味と、産業機械1におけ
る動作上の機能である上下軸の上昇・下降動作を意味付
けた名称で、SVは「ソレノイドバルブ(Solenoid Valv
e)」の頭文字を、またUDは「上昇・下降(Up・Dow
n)」の頭文字をとっている。
【0023】そして各出力デバイス名にアドレスを割り
付けて入力した後、「作成」ボタンを押下することによ
り設定された出力デバイス名及びその情報をデバイス名
記憶領域17bに記憶させる。
【0024】次に、上記した任意に設定されたデバイス
名によるラダープログラミング言語によるシーケンスプ
ログラムの作成方法を説明する。
【0025】図6は図2に対応して任意に設定されたデ
バイス名で作成したラダープログラムを示す説明図であ
る。ラダープログラミング言語でシーケンスプログラム
を作成する際、各ラダーにおける命令記語に上記により
任意に設定されたデバイス名を記述して行う。
【0026】図6に枠で囲った部分のプログラムについ
て説明すると、「START-SW(スタートスイッチ入力)」
の接点が導通し、「LS-ORG(原点リミットセンサ)」が
導通していない時に「SV-UD(上下軸用電磁弁)」のコ
イルが励磁される。この一例では、上下軸用の電磁弁出
力をONすることで上下軸が上昇するとすれば、プログ
ラム上の「SV-UD」がON(励磁)することで上下軸は
上昇動作を開始することになる。その後、「LS-UP(上
昇限リミットセンサ)」の接点が導通すると、「SV-AR
(前後軸用電磁弁)」のコイルが励磁されることにな
る。上下軸と同じように前後軸用の電磁弁出力をONす
ることで前後軸が前進するとすれば、プログラム上の
「SV-AR」がON(励磁)することで前後軸は前進動作
を開始することを意味する。
【0027】本実施形態は、ラダープログラムにおける
入力デバイス名及び出力デバイス名を産業機械1で使用
する各種デバイス名称や機能等からプログラマーが任意
に設定したデバイス名を使用してラダープログラムを作
成できるため、作成されたラダープログラムから産業機
械1の動作を簡易に把握でき、プログラム作成を効率的
に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、ラダープログラムを作成する
際にデバイス名を任意に設定して記述することにより産
業機械の動作理解を簡易化してプログラム作成時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】産業機械の制御概略例を示す電気的ブロック図
である。
【図2】産業機械を所定動作させるシーケンスプログラ
ムを従来のラダープログラミング言語で作成した従来の
ラダープログラムを示す説明図である。
【図3】産業機械のシーケンスプログラムをラダープロ
グラミング言語で作成すると共に作成されたシーケンス
プログラムの実行制御データにより産業機械を所定動作
させるPCの電気的ブロック図である。
【図4】入力デバイス設定画面を示す説明図である。
【図5】出力デバイス設定画面を示す説明図である。
【図6】任意に設定したデバイス名により作成したラダ
ープログラムを示す説明図である。
【符号の説明】
1−産業機械、11−PC、13−CPU、17−作業
メモリ、17b−デバイス名記憶領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種産業機械を所定動作させるシーケンス
    プログラムを、各命令記号と共にデバイス名を梯子状に
    記述したラダープログラム形式で作成する際に、各デバ
    イス名を予め作業者が任意に選択した名称で登録し、該
    登録名称でラダープログラムを記述可能にしたラダープ
    ログラミング言語によるシーケンスプログラム作成方
    法。
  2. 【請求項2】各デバイス名はそれぞれのアドレス毎にデ
    バイスの関連から選択された名称を記憶手段に登録した
    請求項1のラダープログラミング言語によるシーケンス
    プログラム作成方法。
JP2001257385A 2001-08-28 2001-08-28 ラダープログラミング言語によるシーケンスプログラム作成方法 Pending JP2003067013A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052201U (ja) * 1991-02-26 1993-01-14 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ用プログラム作成装置
JPH11175326A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Digital Electronics Corp エディタ装置及びエディタプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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