JP2666312B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
- Publication number
- JP2666312B2 JP2666312B2 JP62332042A JP33204287A JP2666312B2 JP 2666312 B2 JP2666312 B2 JP 2666312B2 JP 62332042 A JP62332042 A JP 62332042A JP 33204287 A JP33204287 A JP 33204287A JP 2666312 B2 JP2666312 B2 JP 2666312B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- state
- input
- program
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Stored Programmes (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は生産システムや自動機等を制御するプログラ
マブルコントローラに関するものである。 従来の技術 従来、この種のプログラマブルコントローラに関し、
以下の制御方法がある。 （１） リレーシンボル方式では、入力情報あるいは内
部情報に対してプログラミングし、プログラムによって
出力機器の状態の移行を制御している。 （２） リレーシンボル方式ではプログラムが難しいた
めにカウンタの数値を順次変化させて行き、そのカウン
タの数値に対応した出力状態をプログラムによって得る
ようにしたものがある。 （３） リレーシンボル方式の中で、特定のメモリ領域
を設けその中で特定のメモリがオンしないと次のメモリ
がオンしないようにしてそのメモリを使うことにより出
力機器の状態を制御するものがある。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の技術ではそれぞれ下記の問題
点がある。 （１） リレーシンボル方式では、プログラムによって
出力機器の状態の移行を制御するのが難しく、トラブル
発生時や調整・改造等では熟練者を必要とし調整効率も
良好とは言えない。 （２） カウンタの数値に対応した出力状態を得るため
にはカウンタの比較命令を多数必要とし、またその比較
結果を格納するメモリも多数必要とする。 （３） この方式でも動作の確認，変更時にはプログラ
ムを変更する必要があるため、変更が充分に容易とは言
えない。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のプログラムコン
トローラは，接続された入力機器のオン／オフ状態を入
力する入力部と，入力情報や内部情報の状態に対して論
理演算を行う制御部と，プログラムや演算結果等を格納
しておく記憶部と，前記制御部で演算された結果を出力
機器に出力する出力部と，上記制御部に各種指令を送る
操作部と，内部情報やプログラムの内容等を表示する表
示部とからなり，前記記憶部内には，プログラムによっ
てデータ書き込み可能な複数ビットで構成され，各ビッ
ト毎に前記入力部を介して入力されたオン／オフ状態を
記憶する第１レジスタと，前記操作部により，前記第１
レジスタの複数ビットから成るビット列で表わされる数
値の範囲内で，指定した数値範囲をオンまたはオフ状態
として設定可能に記憶する第１テーブルと，前記第１レ
ジスタの複数ビットから成るビット列で表される数値
と，前記第１テーブルにてオン状態として指定された数
値とが一致した場合に前記出力部に対してオン信号を出
力するよう構成された第２レジスタより構成されたもの
である。 作用 本発明は上記構成により、出力機器への出力情報を第
２レジスタから得ることができるので、操作部から第１
テーブルのデータを変更するだけでプログラムを変更で
きる作用があるため調整・改造が容易に行え、設計効
率、作業効率を向上できる。 実 施 例 以下に本発明の二実施例を図面を用いて説明する。 第１図は本発明のPCのブロック図であり、１は入力部
で外部入力機器から入力情報を入力するものである。２
は制御部で入力部１で入力した入力情報や内部情報の状
態に対して論理演算を行うものである。３は記憶部で、
プログラムや演算結果等を格納しておくものである。４
は出力部で、制後部２で論理演算された結果を出力機器
に出力するものである。５は操作部で、制御部２に各種
指令を送るものである。６は表示部で、内部情報やプロ
グラムの内容等を表示するものである。７は第１レジス
タで、記憶部３内に存在し入力部１からのデータやプロ
グラム等によって変化するものである。８は第１テーブ
ルで、操作部５によって設定されたオン情報が格納され
るものである。９は第２レジスタで第１レジスタ７と第
１テーブル８のオン／オフ情報に従って変化するもので
ある。 第２図は入力機器としてアブソリュートエンコーダと
インクリメンタルエンコーダを接続し、本発明のPCが入
力情報と操作部で入力したオン／オフ情報に従い出力で
きる実施例であり、10は本発明のPCである。11はアブソ
リュートエンコーダまたはインクリメンタルエンコーダ
で、本発明のPC10の入力機器とし接続されている。12は
アブソリュートエンコーダのデータで、13はインクリメ
ンタルエンコーダのデータで、どちらともモータ等の回
転によって発生するものである。14は第１レジスタ７の
状態図で、記憶部３に存在しプログラムによりデータ12
または13が格納されるものである。15は第１テーブル８
の状態図で、操作部５で入力されるオン／オフ情報が格
納されるもので、図ではオン／オフ情報を任意に設定し
ている。16は第２レジスタ９の状態図で第１テーブル８
の状態図15に従ってオンしているのを示したものであ
る。このように本発明のPCは操作部５で設定したオン／
オフ情報に従い出力情報を得ることができる。 第３図は自動機あるいは生産システムでの実施例であ
り、17は自動機の動きの図で、Ａ点のワークを吸着し、
Ｂ点に移載する動きを示したものである。18は第１レジ
スタ７の状態図で、各種センサによって第１レジスタ７
が変化（インクリメント）している。19は第１テーブル
８の状態図で、オン／オフ情報を任意に設定している。
20は第２レジスタ９の状態図で、第１テーブル８の状態
図19に従ってオンしている。 このように本発明のPCは入力レジスタ７にデータを入
力し、そのデータをインクリメントあるいはデクリメン
トし、オン／オフ情報を操作部５で設定するだけでその
オン／オフ情報に従った出力情報を得ることができる。 発明の効果 以上のように本発明では入力機器からの入力情報やプ
ログラムによって変化する内部情報を第１レジスタに格
納しておき、第１レジスタに対してのオン／オフ情報を
操作部より入力し、第１テーブルに格納する。第１レジ
スタと第１テーブルに従って変化する第２レジスタをプ
ログラムにより読み出すことができるためプログラムの
変更ではなく、操作部によってオン／オフ情報を変更す
るだけで設備の動きを変更できる。よって作業効率が向
上できる。
マブルコントローラに関するものである。 従来の技術 従来、この種のプログラマブルコントローラに関し、
以下の制御方法がある。 （１） リレーシンボル方式では、入力情報あるいは内
部情報に対してプログラミングし、プログラムによって
出力機器の状態の移行を制御している。 （２） リレーシンボル方式ではプログラムが難しいた
めにカウンタの数値を順次変化させて行き、そのカウン
タの数値に対応した出力状態をプログラムによって得る
ようにしたものがある。 （３） リレーシンボル方式の中で、特定のメモリ領域
を設けその中で特定のメモリがオンしないと次のメモリ
がオンしないようにしてそのメモリを使うことにより出
力機器の状態を制御するものがある。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の技術ではそれぞれ下記の問題
点がある。 （１） リレーシンボル方式では、プログラムによって
出力機器の状態の移行を制御するのが難しく、トラブル
発生時や調整・改造等では熟練者を必要とし調整効率も
良好とは言えない。 （２） カウンタの数値に対応した出力状態を得るため
にはカウンタの比較命令を多数必要とし、またその比較
結果を格納するメモリも多数必要とする。 （３） この方式でも動作の確認，変更時にはプログラ
ムを変更する必要があるため、変更が充分に容易とは言
えない。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のプログラムコン
トローラは，接続された入力機器のオン／オフ状態を入
力する入力部と，入力情報や内部情報の状態に対して論
理演算を行う制御部と，プログラムや演算結果等を格納
しておく記憶部と，前記制御部で演算された結果を出力
機器に出力する出力部と，上記制御部に各種指令を送る
操作部と，内部情報やプログラムの内容等を表示する表
示部とからなり，前記記憶部内には，プログラムによっ
てデータ書き込み可能な複数ビットで構成され，各ビッ
ト毎に前記入力部を介して入力されたオン／オフ状態を
記憶する第１レジスタと，前記操作部により，前記第１
レジスタの複数ビットから成るビット列で表わされる数
値の範囲内で，指定した数値範囲をオンまたはオフ状態
として設定可能に記憶する第１テーブルと，前記第１レ
ジスタの複数ビットから成るビット列で表される数値
と，前記第１テーブルにてオン状態として指定された数
値とが一致した場合に前記出力部に対してオン信号を出
力するよう構成された第２レジスタより構成されたもの
である。 作用 本発明は上記構成により、出力機器への出力情報を第
２レジスタから得ることができるので、操作部から第１
テーブルのデータを変更するだけでプログラムを変更で
きる作用があるため調整・改造が容易に行え、設計効
率、作業効率を向上できる。 実 施 例 以下に本発明の二実施例を図面を用いて説明する。 第１図は本発明のPCのブロック図であり、１は入力部
で外部入力機器から入力情報を入力するものである。２
は制御部で入力部１で入力した入力情報や内部情報の状
態に対して論理演算を行うものである。３は記憶部で、
プログラムや演算結果等を格納しておくものである。４
は出力部で、制後部２で論理演算された結果を出力機器
に出力するものである。５は操作部で、制御部２に各種
指令を送るものである。６は表示部で、内部情報やプロ
グラムの内容等を表示するものである。７は第１レジス
タで、記憶部３内に存在し入力部１からのデータやプロ
グラム等によって変化するものである。８は第１テーブ
ルで、操作部５によって設定されたオン情報が格納され
るものである。９は第２レジスタで第１レジスタ７と第
１テーブル８のオン／オフ情報に従って変化するもので
ある。 第２図は入力機器としてアブソリュートエンコーダと
インクリメンタルエンコーダを接続し、本発明のPCが入
力情報と操作部で入力したオン／オフ情報に従い出力で
きる実施例であり、10は本発明のPCである。11はアブソ
リュートエンコーダまたはインクリメンタルエンコーダ
で、本発明のPC10の入力機器とし接続されている。12は
アブソリュートエンコーダのデータで、13はインクリメ
ンタルエンコーダのデータで、どちらともモータ等の回
転によって発生するものである。14は第１レジスタ７の
状態図で、記憶部３に存在しプログラムによりデータ12
または13が格納されるものである。15は第１テーブル８
の状態図で、操作部５で入力されるオン／オフ情報が格
納されるもので、図ではオン／オフ情報を任意に設定し
ている。16は第２レジスタ９の状態図で第１テーブル８
の状態図15に従ってオンしているのを示したものであ
る。このように本発明のPCは操作部５で設定したオン／
オフ情報に従い出力情報を得ることができる。 第３図は自動機あるいは生産システムでの実施例であ
り、17は自動機の動きの図で、Ａ点のワークを吸着し、
Ｂ点に移載する動きを示したものである。18は第１レジ
スタ７の状態図で、各種センサによって第１レジスタ７
が変化（インクリメント）している。19は第１テーブル
８の状態図で、オン／オフ情報を任意に設定している。
20は第２レジスタ９の状態図で、第１テーブル８の状態
図19に従ってオンしている。 このように本発明のPCは入力レジスタ７にデータを入
力し、そのデータをインクリメントあるいはデクリメン
トし、オン／オフ情報を操作部５で設定するだけでその
オン／オフ情報に従った出力情報を得ることができる。 発明の効果 以上のように本発明では入力機器からの入力情報やプ
ログラムによって変化する内部情報を第１レジスタに格
納しておき、第１レジスタに対してのオン／オフ情報を
操作部より入力し、第１テーブルに格納する。第１レジ
スタと第１テーブルに従って変化する第２レジスタをプ
ログラムにより読み出すことができるためプログラムの
変更ではなく、操作部によってオン／オフ情報を変更す
るだけで設備の動きを変更できる。よって作業効率が向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例におけるプログラマブルコン
トローラのブロック図、第２図ａは入力機器とプログラ
マブルコントローラとの接続を示したブロック図、第２
図ｂは第１テーブルの状態を示した説明図、第２図ｃは
第２レジスタの状態を示した説明図、第３図ａは自動機
の動きを示した説明図、第３図ｂは第１レジスタの状態
を示した説明図、第３図ｃは第１テーブルの状態を示し
た説明図、第３図ｄは第２レジスタの状態を示した説明
図である。 １……入力部、２……制御部、３……記憶部、４……出
力部、５……操作部、６……表示部。
トローラのブロック図、第２図ａは入力機器とプログラ
マブルコントローラとの接続を示したブロック図、第２
図ｂは第１テーブルの状態を示した説明図、第２図ｃは
第２レジスタの状態を示した説明図、第３図ａは自動機
の動きを示した説明図、第３図ｂは第１レジスタの状態
を示した説明図、第３図ｃは第１テーブルの状態を示し
た説明図、第３図ｄは第２レジスタの状態を示した説明
図である。 １……入力部、２……制御部、３……記憶部、４……出
力部、５……操作部、６……表示部。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−187007（ＪＰ，Ａ)
特開 昭56−143009（ＪＰ，Ａ)
特開 昭58−109941（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．接続された入力機器のオン／オフ状態を入力する入
力部と，入力情報や内部情報の状態に対して論理演算を
行う制御部と，プログラムや演算結果等を格納しておく
記憶部と，前記制御部で演算された結果を出力機器に出
力する出力部と，上記制御部に各種指令を送る操作部
と，内部情報やプログラムの内容等を表示する表示部と
からなり，前記記憶部内には，プログラムによってデー
タ書き込み可能な複数ビットで構成され，各ビット毎に
前記入力部を介して入力されたオン／オフ状態を記憶す
る第１レジスタと，前記操作部により，前記第１レジス
タの複数ビットから成るビット列で表わされる数値の範
囲内で，指定した数値範囲をオンまたはオフ状態として
設定可能に記憶する第１テーブルと，前記第１レジスタ
の複数ビットから成るビット列で表される数値と，前記
第１テーブルにてオン状態として指定された数値とが一
致した場合に前記出力部に対してオン信号を出力するよ
う構成された第２レジスタより構成されたプログラマブ
ルコントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62332042A JP2666312B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62332042A JP2666312B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プログラマブルコントローラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173104A JPH01173104A (ja) | 1989-07-07 |
| JP2666312B2 true JP2666312B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=18250490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62332042A Expired - Fee Related JP2666312B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2666312B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62332042A patent/JP2666312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173104A (ja) | 1989-07-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |