JPH11100691A - リードフレームの部分めっき装置および部分めっき方法 - Google Patents

リードフレームの部分めっき装置および部分めっき方法

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JPH11100691A
JPH11100691A JP27795997A JP27795997A JPH11100691A JP H11100691 A JPH11100691 A JP H11100691A JP 27795997 A JP27795997 A JP 27795997A JP 27795997 A JP27795997 A JP 27795997A JP H11100691 A JPH11100691 A JP H11100691A
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lead frame
rubber layer
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press block
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Hisatoshi Ito
久敏 伊藤
Keiichi Kotani
圭一 小谷
Kenji Nakamura
賢二 中村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/4809Loop shape
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 めっきの裏漏れがないスパージヤー方式の部
分めっき装置を提供する。特に、機械的に変形を受け易
いインナーリード部のめっき裏漏れを無くすことができ
る部分めっき装置を提供する。 【解決手段】 リードフレームをマスキング治具とプレ
スブロックとで狭持し、リードフレームのめっき面側の
マスク治具の開口部から露出した部分に、めっき液を吹
きつけてめっきを行う、ダイパッドを有するリードフレ
ームの部分めっき装置であって、インナーリードのめっ
き領域全体を含み、且つダイパッド領域全体を除き、ダ
イパッドを囲むように、中空部をプレスブロックに形成
しており、中空部を形成した領域においては、該中空部
にエアを吹き込み、エア圧により、ゴム層を介してイン
ナーリード部を押した状態で、めっきを行うものであ
り、且つプレスブロックの中空部形成領域以外は、本体
であるブロック部に直接ないし間接的に保持された剛性
のある中間板に、更に直接的ないし間接的に積層された
ゴム層を設け、該ゴム層を介してリードフレームを押さ
えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,部分めっきの技術
分野に属し、特に、半導体装置の作製に使用されるリー
ドフレームの部分めっき装置と部分めっき方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表される
ように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどって
きており、これに伴いますます半導体装置の多端子化が
求められるようになってきた。そして、多端子IC、特
にゲートアレイやスタンダードセルに代表されるASI
Cあるいは、マイコン、DSP(Digital Si
gnal Processor)等をコストパーフォー
マンス高くユーザに提供するパッケージとしてリードフ
レームを用いたプラスチックQFP(Quad Fla
t Package)が主流となり、現在では300ピ
ンを超えるものまで実用化に至ってきている。QFP
は、図10(b)に示す単層リードフレーム910を用
いたもので、図10(a)に示すように、ダイパッド9
11上に半導体素子920を搭載し、銀めっき等の貴金
属により表面処理がなされたインナーリード912先端
部と半導体素子920の端子921とをワイヤ930に
て結線し、封止用樹脂940で封止を行い、この後、ダ
ムバー部914をカットし、アウターリード913をガ
ルウイング状に成形したものである。このように、QF
Pは、パッケージの4方向に外部回路と電気的に接続す
るためのアウターリード913を設けた構造で多端子化
に対応できるものとして開発されてきた。ここで用いら
れる単層リードフレーム910は、通常、42合金(4
2%ニッケル−鉄合金)あるいは銅合金などの電気伝導
率が高く,且つ機械的強度が大きい金属材を素材とし、
フォトエッチング法かあるいはスタンピング法により、
図10(b)に示すような形状に作製されていた。尚、
図10(c)は、図10(b)のF1−F2における断
面を示したものである。
【0003】上記のように、半導体装置を作製するため
の部品であるリードフレームに対しては、半導体素子の
端子とリードフレームのインナーリード先端部とをワイ
ヤボンディングするためや、ダイボンディングのために
リードフレームの一面側の、ダイパッド部やインナーリ
ード先端部のみに銀めっき等の貴金属めっきを施す、部
分めっき処理が行われていた。従来のリードフレームへ
の銀めっき等の貴金属めっき処理は、図9に示すような
装置800を用いて、ノズルから噴射されためっき液を
リードフレームの一面のダイパッド部やインナーリード
先端部のみに吹きかけ、その部分にめっきを施すスパー
ジヤー方式(高速ジエット噴射方式)と呼ばれるものが
主であった。図9に示すめっき装置を用いた部分めっき
処理を簡単に説明しておく。図9中、810はリードフ
レーム、820はマスキング治具(マスク治具とも言
う)、820Aは開口部、822はマスクゴム、824
は治具部、830はプレスブロック、840はめっき液
噴射部、841はノズル、870はめっき液、880は
圧力ポンプ、890はスパージヤー外槽である。図9に
示すめっき装置800を用いた部分めっき処理は、リー
ドフレーム810のめっき処理面側を被めっき領域以外
をマスキング治具820で覆いながら押さえ、リードフ
レーム810を陰極、ノズル841先端を陽極(アノー
ド)として、被めっき領域へノズル841から噴出され
ためっき液870をマスキング治具820を介してあて
ながらめっきを行うものであり、被めっき部に対応した
開口部820Aを有するマスキング治具820上にリー
ドフレーム810を載置し、エアシリンダーによりプレ
スブロック830を降下させ、このプレスブロック83
0とマスキング用治具820にてリードフレーム810
を狭持して、めっき液870を噴射してリードフレーム
に通電する。通常、めっきはリードフレームを複数個1
組みとした一連単位で行うが、めっき後の状態を示した
のが図8(a)である。
【0004】しかし、図9に示すめっき装置800を用
いた場合、リードフレーム810のめっきを施さない部
分については、プレスブロック830とマスキング治具
820により両面より圧力がかけられて、その部分がめ
っきされないようにマスキングされているが、リードフ
レーム810の被めっき部においては、プレスブロック
830の圧力しかかけられておらず、且つリードフレー
ム810自体が薄板であるため、変形を起こし、被めっ
き部とブレスブロック830の間に隙間が生じることが
ある。この為、リードフレーム810とブレスブロック
830との隙間にめっき液が入り込み、図8(b)に示
すように、本来めっきされるべき領域であるリードフレ
ーム810の被めっき面(以降、表面とも言う)側と反
対側の、本来めっきされるべきでない領域である非めっ
き面(以降、裏面とも言う)へめっきが施されてしまう
ことがあり問題となっていた。尚、リードフレーム81
0の裏面へのめっきをめっきの裏漏れないし裏面へのめ
っき漏れと言う。
【0005】更に、プレスブロックのリードフレームと
接する側の面には、通常、弾力性のあるゴムが設けられ
ているが、できるだけめっきの裏漏れを少なくするた
め、リードフレームの種類によって、ブレスブロックの
ゴム層の厚さや硬度を変えたり、部分的にゴムに細工を
加える等の手段が採られていたが、そのために品種切り
替え時の調整時間が必要で生産性低下の一因となり、問
題とされていた。また、このように品種に対応してプレ
スブロックを工夫しても、機械的に変形を受け易いイン
ナーリード部においては、裏面へのめっき漏れの発生を
防ぐことは難しかった。
【0006】一方、特開平7−126886号には、図
9に示すようなスパージヤー方式の部分めっき装置にお
いて、プレスブロックに孔(吸着孔と言う)を開け、そ
こから空気を吸引してダイパッドとプレスブロックとを
密着させる方法も開示されている。しかし、この方法の
場合、インナーリードの裏漏れは解消されない。また、
ダイパッドの大きさや形状により、効果が完全にあらわ
れず、めっきの裏漏れが解消されないという問題があっ
た。また、めっき終了後もダイパッド部とプレスブロッ
クとの密着状態が継続し、リードフレームを取り出す際
に変形が生じるという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図9に
示すような部分めっき装置において、めっきの裏漏れが
無い装置で、且つ、リードフレームの種類によって、ゴ
ムの厚さや硬度を変えたり、部分的にゴムに細工を加え
る等の手段を採る必要のない、即ち品種切り替え時の調
整時間を多く必要としない構造のものが求められてい
た。本発明は、このような状況のもと、図9に示すよう
なスパージヤー方式の部分めっき装置において、めっき
の裏漏れが無い装置で、且つ品種切り替え時の調整時間
を多く必要としないものを提供しようとするものであ
る。特に、機械的に変形を受け易いリードフレームのイ
ンナーリード部に裏漏れが発生しない装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
の部分めっき装置は、リードフレームのめっき面側をマ
スキング治具で覆い、且つリードフームのめっき面側で
ない面側をプレスブロックで押しつけてリードフレーム
をマスキング治具とプレスブロックとで狭持し、リード
フレームのめっき面側のマスク治具の開口部から露出し
た部分に、めっき液を吹きつけてめっきを行う、ダイパ
ッドを有するリードフレームの部分めっき装置であっ
て、インナーリードのめっき領域全体を含み、且つダイ
パッド領域全体を除き、ダイパッドを囲むように、中空
部をプレスブロックに形成しており、中空部を形成した
領域においては、該中空部にエアを吹き込み、エア圧に
より、ゴム層を介してインナーリード部を押した状態
で、めっきを行うものであり、且つプレスブロックの中
空部形成領域以外は、本体であるブロック部に直接ない
し間接的に保持された剛性のある中間板に、更に直接的
ないし間接的に積層されたゴム層を設け、該ゴム層を介
してリードフレームを押さえるものであることを特徴と
するものである。そして、上記において、プレスブロッ
クは、リードフレームに圧力をかけるための本体である
ブロック部と、該ブロック部に順に積層した、スポンジ
ゴム部と中間板部と第1のゴム層と第2のゴム層とから
なり、第2のゴム層にてリードフレームに接しており、
且つ、第1のゴム層に中空部を形成していることを特徴
とするものである。そしてまた、上記において、プレス
ブロックは、リードフレームに圧力をかけるための本体
であるブロック部と、該ブロック部に順に積層した、ス
ポンジゴム部と中間板部と第1のゴム層と第2のゴム層
と第3のゴム層とからなり、第3のゴム層にてリードフ
レームに接しており、且つ、第1のゴム層に中空部を形
成していることを特徴とするものである。また、上記に
おいて、プレスブロックのリードフレームに接するゴム
層面にダイパッドの外周およびダイパッドに設けられた
開口部外周に沿わせて、孔を設け、該孔を介して、孔に
通じる吸引手段により、リードフレームのダイパッドを
吸引してめっきを行うものであることを特徴とするもの
であり、孔よりエアーを噴射できるように、該孔に通じ
る吸引手段の配管に圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射用
配管を接続してあることを特徴とするものである。
【0009】本発明のリードフレームの部分めっき方法
は、リードフレームのめっき面側をマスキング治具で覆
い、且つリードフームのめっき面側でない面側をプレス
ブロックで押しつけてリードフレームをマスキング治具
とプレスブロックとで狭持し、リードフレームのめっき
面側のマスク治具の開口部から露出した部分に、めっき
液を吹きつけてめっきを行う、ダイパッドを有するリー
ドフレームの部分めっき方法であって、インナーリード
のめっき領域全体を含み、ダイパッドを囲むように、中
空部を形成したプレスブロックを用い、プレスブロック
の中空部にエアを吹き込み、エア圧により、ゴム層を介
してめっき領域のインナーリード部を押した状態で、且
つ、前記めっき領域のインナーリード部以外は、プレス
ブロックの本体であるブロック部に直接ないし間接的に
保持された剛性のある中間板に、更に直接的ないし間接
的に積層されたゴム層を介してリードフレームを押えた
状態にして、めっきを行うものであることを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明のリードフレームの部分めっき装置は、
上記のように構成することにより、スパージヤー方式の
部分めっき装置において、めっきの裏漏れがなく、品種
切り替え時の調整時間を多く必要としない構造の装置の
提供を可能としており、特に、機械的に変形を受け易い
インナーリードのめっき裏漏れの発生しない装置の提供
を可能としている。具体的には、インナーリードのめっ
き領域全体を含み、且つダイパッド領域全体を除き、ダ
イパッドを囲むように、中空部をプレスブロックに形成
しており、中空部を形成した領域においては、該中空部
にエアを吹き込み、エア圧により、ゴム層を介してイン
ナーリード部を押した状態で、めっきを行うものであ
り、且つプレスブロックの中空部形成領域以外は、本体
であるブロック部に直接ないし間接的に保持された剛性
のある中間板に、更に直接的ないし間接的に積層された
ゴム層を設け、該ゴム層を介してリードフレームを押さ
えるものであることにより、これを達成している。詳し
くは、特に機械的に変形を受け易く、被めっき部の裏面
へのめっき漏れが生じ易いインナーリード部において、
中空部からのエア圧により、リードフレームの裏面へプ
レスブロックのゴム層を密着させることができ、裏面へ
のめっき漏れが生じないものとしている。そして、プレ
スブロックの中空部形成領域以外は、本体であるブロッ
ク部に直接ないし間接的に保持された剛性のある中間板
に、更に直接的ないし間接的に積層されたゴム層を設
け、該ゴム層を介してリードフレームを押さえるもので
あることにより、細い幅の、即ち狭い面積を持つインナ
ーリード部にかかるエアー圧が、広い面積を持つダイバ
ッド部にはかからない構造としている。
【0011】上記のような構造にすることにより、ダイ
パッド部と、インナーリード部を別々の力で押すことが
できるようになり、エアシリンダのプレス圧を調整する
ことで、ダイパッドの裏漏れを従来よりも少なくするこ
とができる。更に、プレスブロックのリードフレームに
接するゴム層面にダイパッドの外周およびダイパッドに
設けられた開口部外周に沿わせて、孔を設け、該孔を介
して、孔に通じる吸引手段により、リードフレームのダ
イパッドを吸引してめっきを行う構造とすることによ
り、確実に裏漏れのないものとできる。また、孔よりエ
アーを噴射できるように、吸引手段の配管に圧縮空気を
噴射する圧縮空気噴射用配管を接続してあることによ
り、めっき終了後に孔よりエアーを噴射することによ
り、容易にリードフレームとプレスブロックとの剥離が
できるものとしており、剥離の際にはリードフレームの
変形が起きないものとしている。尚、上記吸引手段を、
水封式真空ポンプとすることにより、装置を故障の少な
い耐久性の良いものにできる。
【0012】更に、具体的には、リードフレームに圧力
をかけるためのプレスブロックは、リードフレームに圧
力をかけるための本体であるブロック部と、該ブロック
部に順に積層した、スポンジゴム部と中間板部と第1の
ゴム層と第2のゴム層とからなり、第2のゴム層にてリ
ードフレームに接しており、且つ、第1のゴム層に中空
部を形成している構造、あるいは、ブロック部と、該ブ
ロック部に順に積層した、スポンジゴム部と中間板部と
第1のゴム層と第2のゴム層と第3のゴム層とからな
り、第3のゴム層にてリードフレームに接しており、且
つ、第1のゴム層に中空部を形成している構造とするこ
とにより、これを達成している。
【0013】尚、リードフレームに接するゴム層面にダ
イパッドの外周およびダイパッドに設けられた開口部外
周に沿わせて、吸引用の孔を設ける場合には、中間板部
と上記第1ないし第3のゴム層とは、同程度の融点を有
するもので、積層した状態、即ち、中間板部と第1ない
し第3のゴム層を貼りつけた状態でレーザにより孔を開
孔すると、両者の孔の位置ズレがないものとできる。
【0014】本発明のリードフレームの部分めっき方法
は、本発明のリードフレームの部分めっき装置を用いて
めっきを行うもので、上記のような構成にすることによ
り、めっきの裏漏れがないものとしている。特に、機械
的に変形を受け易いインナーリードのめっきの裏漏れの
発生を無くすことを可能としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のリードフレームの部分め
っき装置の実施例を図にもとづいて説明する。図1
(a)は実施の形態の第1の例を示した要部断面図で、
図2(a)は第2の例を示した要部断面図で、図3は第
3の例を示した要部断面図で、図4は図3に示す第3の
例を更に一部拡大して示した断面図で、図5はリードフ
レームと吸引用孔(孔)との位置関係を示した図であ
る。また、図1(b)、図2(b)はそれぞれ、図1
(a)のA1−A2、図2(a)のB1−B2における
第1のゴム層の水平断面図である。尚、図1〜図3に示
す例は、いずれも、半導体装置用のリードフレームに対
し、銀めっき等の貴金属めっきを、ダイパッド部とイン
ナーリード先端部に施すための部分めっき装置で、図9
に示す装置と同様、リードフレームのめっき面側をマス
キング治具で覆い、且つリードフームのめっき面側でな
い面側をプレスブロックにてリードフレームに押しつけ
てリードフレームをマスキング治具とプレスブロックと
で狭持し、リードフレームのめっき面側のマスク治具の
開口部から露出した部分に、めっき液を吹きつけてめっ
きを行うものである。図1〜図3については説明を分か
り易くするために、図9のD0に相当する要部のみを示
している。便宜上、エアー圧によるゴム層部の変形やイ
ンナーリード部の変形は、図3の一部拡大図である図4
に示しているのみである。図1〜図5中、101、10
2、103はめっき装置、110はリードフレーム、1
11はダイパッド、111Aは開口部、113はインナ
ーリード、120はマスキング治具、120Aは開口
部、122はマスクゴム、124は治具部、130はプ
レスブロック、131はブロック部、133はスポンジ
ゴム部、135は中間板部、137は第1のゴム層、1
38は第2のゴム層、139は第3のゴム層、140は
めっき噴射部(ノズル)、170はめっき液、210は
エアー用配管、215、216はエアー用孔部、220
は中空部、230はエアー(高圧エアー)、250は吸
引用配管、255は吸引用孔(微小孔ともここでは言
う)である。
【0016】先ず、実施の形態の第1の例を図1に基づ
いて説明する。第1の例は、リードフレーム110のイ
ンナーリードのめっき領域全体を含み、ダイパッド11
1を囲むように、中空部220をプレスブロック130
の第1のゴム層137に形成しており、中空部220を
形成した領域においては、該中空部220にエアを吹き
込み、エア圧により、第2のゴム層138を介してイン
ナーリード部を押した状態で、めっきを行うものであ
る。そして、プレスブロック130の中空部220形成
領域以外は、本体であるブロック部131にスポンジゴ
ム部133を介して間接的に保持された剛性のある中間
板部135に、更に、第1のゴム層137、第2のゴム
層138を積層し、第2のゴム層138にてリードフレ
ーム110を押さえるものである。ダイパッド部111
は、インナーリードめっき部のようにエアー圧がかけら
れた第2のゴム層138により押さえられるのではな
く、剛性のある中間板部135に積層された第1のゴム
層137を介して第2のゴム層138により押さえられ
る。
【0017】プレスブロック130は、図1(a)に示
すように、リードフレームに圧力をかけるための本体で
あるブロック部131と、該ブロック部131に順に積
層した、スポンジゴム部133と中間板部135と第1
のゴム層137と第2のゴム層138とからなり、第2
のゴム層138にてリードフレーム110に接してお
り、且つ、第1のゴム層に中空部220を形成してい
る。中空部220の形状は、インナーリード113のめ
っき領域全体を含み、ダイパッド111を囲むように形
成されている。中空部220へは圧力源から所定の圧力
に調整されたエアーがエアー用配管210、エアー用孔
部215を介して送り込まれる。尚、図1では圧力源、
圧力調整部は省略して示してあるが、例えば、圧力源と
しては、コンプレッサ等を用い、これに接続したライン
(配管)から、電磁弁の開閉により供給する。インナー
リード113の先端は幅が狭いため、インナーリードの
反りや変形に対応するように第2のゴム層138を変形
させるには、1〜2kg/cm2 程度のかなりの高いエ
アー圧を必要とする。
【0018】プレスブロックのブロック部131の材質
としてはポリ塩化ビニルが挙げられるが、特にこれに限
定はされない。
【0019】また、スポンジゴム部133の材質として
は発泡シリコンゴムが挙げられるが、特にこれに限定は
されない。
【0020】中間板部135はポリ塩化ビニル、アクリ
ル材等が用いられ、第1のゴム層137ないし第2のゴ
ム層138とは、それぞれシリコンゴムが用いられる
が、特に、これに限定はされない。加工性、リードフレ
ームとの密着性の点から、材質、厚さは決められてい
る。
【0021】次いで、実施の形態の第2の例を図2に挙
げる。図2に示す第2の例は、図1に示す第1の例にお
いて、第2のゴム層1層138に代え、第2のゴム層1
38と第3のゴム層139としたものである。これによ
り、インナーリード113の押さえに自由度をもたせた
ものである。
【0022】次いで、実施の形態の第3の例を図3に挙
げる。図3に示す第3の例は、図2に示す第2の例にお
いて、プレスブロック130の第1のゴム層137、第
2のゴム層138、第3のゴム層139に、第3のゴム
層(ゴム層)139のダイパッド111と接する面に通
じる吸引用孔(微小孔)255を、ダイパッド111の
外周およびダイパッド111に設けられた開口部外周に
沿わせて設けたものである。そして、第3の例では、吸
引用孔(微小孔とも言う)255、吸引用配管250を
介して吸引手段(図示していない)により、リードフレ
ーム110のダイパッド111を吸引してめっきを行う
ものである。尚、めっき処理後、吸引を止め、吸引用配
管250、吸引用孔(微小孔)255を介してエアーを
噴射できるように、吸引用配管250に電磁弁等を介し
て圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射用配管(図示してい
ない)を接続しておくと、めっき処理後のリードフレー
ム110のプレスブロックからの分離が容易に行え、且
つ分離作業による変形の発生も無くなる。
【0023】図5は、リードフレーム110とプレスブ
ロック130の吸引用孔255との位置関係を示したも
ので、図5(a)はリードフレーム110のダイパッド
部111に開口部をも持たない場合の吸引用孔255の
位置を丸印で示したものであり、図5(b)はリードフ
レーム110のダイパッド部111に開口部111Aを
持つ場合の吸引用孔255の位置を丸印で示したもので
あり、吸引用孔255は、ダイパッド111の周辺およ
びダイパッド111の開口部111Aの周辺に沿うよう
に複数設けて、ダイパッド111の吸引が充分になされ
るようにしてある。尚、図3に示す吸引用孔255に代
え、ダイパッドの外周に沿いリング状に連続する吸引用
の孔を設けても良く、特に吸引用の孔の形状はこれらに
限定はされない。
【0024】そして、中間板部135と第1のゴム層1
37、第2のゴム層138、第3のゴム層139とが一
体の状態で、吸引用孔255が加工されているが、中間
板部135と第1のゴム層137、第2のゴム層13
8、第3のゴム層139とを融点の近い材質に選べば、
一体で、レーザ加工による吸引用孔255の作成が容易
となる。
【0025】吸引手段(図示していない)としては真空
ポンプが用いられるが、多少の水(めっき液)を吸引し
ても壊れない水封式真空ポンプが好ましい。
【0026】図4に図3に示すめっき装置103の一部
拡大図を示すが、図4に示すように、めっき時におい
て、めっき部のインナーリード変形部113Aがある場
合、第2のゴム層138、第3のゴム層139のエアー
圧による変形を受け、インナーリード113の被めっき
部の裏面に密着した状態となり、めっきの裏面漏れが発
生しない。図4では、変形部113Aは、先端がめっき
液側に曲がった変形であるが、逆の方向の場合において
も、ゴム層138、139には弾力性があり、エアー圧
によりゴム層138、139が変形部の裏面に密着した
状態となるため、めっきの裏面漏れは生じない。
【0027】本発明のリードフレームの部分めっき方法
は、図1〜図3等に示す、めっき装置を用いて部分めっ
きを行うもので、特にインナーリード部については、め
っきの際にリードフレーム110にプレスブロック13
0の中空部220のエアー圧によりリードフレームと接
する側のゴム層を確実に密着させており、めっきの裏漏
れの発生を無くすことができる。インナーリードは機械
的に変形し易いため、裏漏れの防止は難しいとされてい
たが、インナーリードにおける裏漏れの発生を無くすこ
とができる。更に、プレスブロックの中空部形成領域以
外については、本体であるブロック部に直接ないし間接
的に保持された剛性のある中間板に、更に直接的ないし
間接的に積層されたゴム層を設け、該ゴム層を介してリ
ードフレームを押さえ、且つ、ダイパッドの周辺位置に
対応するプレスブロック位置に吸引用孔を設けダイパッ
ドを吸引し、ダイパッド部とプレズブロックのゴム層と
の密着を良くすることにより、ダイパッド部の裏漏れも
確実に無くすことができる。
【0028】
【実施例1】更に、本発明のリードフレームの部分めっ
き装置の実施例1を挙げて説明する。図6は本実施例の
部分めっき装置の概略構成を示した概略図である。実施
例1の装置は、図3に示す実施の形態の第3の例の構造
をめっき部に持つものである。図6中、600はめっき
装置、610は流量制御部、611は制御部、612は
操作部(操作盤)、630は流量計、631は配線、6
40はポンプ、650はインバータ、651は配線、6
70はプレス圧レギュレータ、680は整流器、690
はプレスブロック、695はマスキング治具、697は
めっき噴射部、698は配管である。本実施例のめっき
装置600は、図6に示すように、吹きつけるめっき液
を自動で制御するめっき液の流量制御部610を設けて
いる。該流量制御部610は、設定流量を入力するだけ
で行われる。流量制御部610は、大きくは、全体を制
御する制御部611とこれを操作するための操作部61
2と、めっき液を吹き付けるノズルへめっき液を供給す
る配管部に設けた流量計630と操作部612からの指
示に従い所定の流量を供給するための(周波数制御され
た)ポンプ640と、該ポンプ640を駆動するインバ
ータ650とからなる。流量計630、インバータ65
0、操作部612を設けており、これによりめっき液の
流量制御を行うことができる。尚、図6中、620はめ
っき液タンク(図示していない)へのめっきの流れを示
し、625はめっき液タンクからのめっき液の流れを示
している。また、660は中空部の加圧用のエアーの、
圧力源(図示していない)からの流れを示し、665は
減圧排気(吸引用の排気)の流れを示している。
【0029】ここで、簡単に、流量制御部610の動作
を図7を用いて、簡単に説明しておく。尚、S71〜S
76は動作のステップである。先ず、操作部612へ、
所望の流量を入力する。(S71) 制御部611は、この流量に対応したインバータ650
の周波数を設定し(S72)、設定された周波数のイン
バータ出力(S73)にて、ポンプ640を駆動し、め
っき液をノズルから噴出する。(S74) 次いで、所定の時間経過後、所定の時間間隔で、流量計
630によりポンプ640により供給される流量を測定
し(S75)、測定結果、即ち流量信号を制御部611
へ送ると、制御部611は流量信号の値を操作部612
へ表示するとともに、操作部612へ入力された所望の
流量値と流量信号の値とを比較し(S76)、両者の値
の比較結果に対応して、インバータ650への新たに回
転周波数を指示する。(S72) インバータ650は、新たに指示されインバータ650
の周波数出力(S73)でポンプ640を駆動する。
(S74) この後、S72〜S76の動作を繰り返す。尚、操作部
612へ入力された所望の流量値と配線631の流量信
号の値との差が所定値内の場合は、インバータの出力周
波数は変えず、また、操作部612へ入力された所望の
流量値と流量信号の値との差が所定の範囲毎に対応する
周波数を設定しても良い。
【0030】本実施例のめっき装置を用い、中空部のエ
アー圧1.0kg/cm2 、吸引孔部の圧104 Pa程
度で、ピッチ0.2mm、インナーリード幅0.13m
mのリードフレームのインナーリード部や、10mm×
10mm□のダイパッドを持つリードフレームについて
銀めっき処理を行ったが、インナーリード、ダイパッド
ともめっきの裏面漏れ発生はなかった。また、本実施例
のめっき装置においては、このような構造にすることに
より、めっきの裏漏れはなく、且つ再現性良くめっき処
理をすることができた。
【0031】
【実施例2】実施例2のめっき装置は、実施例1の装置
構造を持つ、製品のめっきを行う本機の他に、これと同
じ構造の、めっき漏れ、めっき品質等を確認し、本機の
めっき条件を設定するための外段取り用のめっき部を設
けためっき装置である。(尚、実施例2の装置は図示し
ていない) 本機および外段取り用のめっき部とは、吸引用配管に通
じる吸引手段を共有するもので、且つ、エアー供給源を
共有とし、同じ吸引力、同じエアー圧で本機と外段取り
用のめっき部とを動作させるものである。そして、めっ
き液も本機および外段取り用のめっき部とで共有するも
ので、本機と外段取り用のめっき部とを同じ品質に管理
し易いものとしている。更に、めっき液の流量制御を実
施例1のように自動で行うこともでき、外段取り装置で
の本機の条件出しをし易いものとしており、本機を効率
的に操業させることができる。更に、本機には、孔部よ
りエアーを噴射できるように、吸引用配管に圧縮空気を
噴射する圧縮空気噴射用配管を接続して設けてあり、ダ
イパッド部のめっき後の分離の際の変形発生を防止でき
る。尚、本実施例では、本機ではめっき条件出しを行わ
ないため、外段取り用めっき部のように、本機を自動流
量制御とする必要はかならずしもない。
【0032】
【効果】本発明は、上記のように、めっき液をマスキン
グ治具を介してリードフレームに吹きつけて所望の領域
にめっきを行う、図9に示すようなスパージヤー方式の
部分めっき装置において、めっきの裏漏れがない装置の
提供を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の第1の例を示した図
【図2】実施の形態の第2の例を示した図
【図3】実施の形態の第3の例を示した図
【図4】実施の形態の第3の例のめっき時の状態を一部
拡大して示した図
【図5】リードフレームと吸引用孔の位置関係を説明す
るための図
【図6】実施例1のめっき装置
【図7】実施例1のめっき装置の流量制御動作を説明す
るためのフロー図
【図8】めっき状態を説明するための図
【図9】従来のめっき装置の概略構成図
【図10】半導体装置とリードフレームを示した図
【符号の説明】
101、102、103 めっき装置 110 リードフレーム 111 ダイパッド 111A 開口部 113 インナーリード 120 マスキング治具 120A 開口部 122 マスクゴム 124 治具部 130 プレスブロック 131 ブロック部 133 スポンジゴム部 135 中間板部 137 第1のゴム層 138 第2のゴム層 139 第3のゴム層 140 めっき噴射部(ノズル) 170 めっき液 210 エアー用配管 215、216 エアー用孔部 220 中空部 250 吸引用配管 255 吸引用孔(微小孔) 600 めっき装置 610 流量制御 611 制御部 612 操作部(操作盤) 630 流量計 631 配線 640 ポンプ 650 インバータ 651 配線 670 プレス圧レギュレータ 680 整流器 690 プレスブロック 695 マスキング治具 697 めっき噴射部 698 配管 800 めっき装置 810 リードフレーム 811 ダイパッド 813 インナーリード 817 めっき部 819 めっき漏れ部 820 マスキング治具 820A 開口部 822 マスクゴム 824 治具部 830 プレスブロック 840 めっき液噴射部 841 ノズル 870 めっき液 873 めっきタンク 875 配管 880 圧力ポンプ 890 スパージヤー外槽 910 単層リードフレーム 911 ダイパッド 912 インナーリード 913 アウターリード 920 半導体素子 921 端子 930 ワイヤ 940 封止用樹脂

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームのめっき面側をマスキン
    グ治具で覆い、且つリードフームのめっき面側でない面
    側をプレスブロックで押しつけてリードフレームをマス
    キング治具とプレスブロックとで狭持し、リードフレー
    ムのめっき面側のマスク治具の開口部から露出した部分
    に、めっき液を吹きつけてめっきを行う、ダイパッドを
    有するリードフレームの部分めっき装置であって、イン
    ナーリードのめっき領域全体を含み、且つダイパッド領
    域全体を除き、ダイパッドを囲むように、中空部をプレ
    スブロックに形成しており、中空部を形成した領域にお
    いては、該中空部にエアを吹き込み、エア圧により、ゴ
    ム層を介してインナーリード部を押した状態で、めっき
    を行うものであり、且つプレスブロックの中空部形成領
    域以外は、本体であるブロック部に直接ないし間接的に
    保持された剛性のある中間板に、更に直接的ないし間接
    的に積層されたゴム層を設け、該ゴム層を介してリード
    フレームを押さえるものであることを特徴とするリード
    フレームの部分めっき装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プレスブロックは、
    リードフレームに圧力をかけるための本体であるブロッ
    ク部と、該ブロック部に順に積層した、スポンジゴム部
    と中間板部と第1のゴム層と第2のゴム層とからなり、
    第2のゴム層にてリードフレームに接しており、且つ、
    第1のゴム層に中空部を形成していることを特徴とする
    リードフレームの部分めっき装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、プレスブロックは、
    リードフレームに圧力をかけるための本体であるブロッ
    ク部と、該ブロック部に順に積層した、スポンジゴム部
    と中間板部と第1のゴム層と第2のゴム層と第3のゴム
    層とからなり、第3のゴム層にてリードフレームに接し
    ており、且つ、第1のゴム層に中空部を形成しているこ
    とを特徴とするリードフレームの部分めっき装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3において、プレスブロ
    ックのリードフレームに接するゴム層面にダイパッドの
    外周およびダイパッドに設けられた開口部外周に沿わせ
    て、孔を設け、該孔を介して、孔に通じる吸引手段によ
    り、リードフレームのダイパッドを吸引してめっきを行
    うものであることを特徴とするリードフレームの部分め
    っき装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、孔よりエアーを噴射
    できるように、孔に通じる吸引手段の配管に圧縮空気を
    噴射する圧縮空気噴射用配管を接続してあることを特徴
    とするリードフレームの部分めっき装置。
  6. 【請求項6】 リードフレームのめっき面側をマスキン
    グ治具で覆い、且つリードフームのめっき面側でない面
    側をプレスブロックで押しつけてリードフレームをマス
    キング治具とプレスブロックとで狭持し、リードフレー
    ムのめっき面側のマスク治具の開口部から露出した部分
    に、めっき液を吹きつけてめっきを行う、ダイパッドを
    有するリードフレームの部分めっき方法であって、イン
    ナーリードのめっき領域全体を含み、ダイパッドを囲む
    ように、中空部を形成したプレスブロックを用い、プレ
    スブロックの中空部にエアを吹き込み、エア圧により、
    ゴム層を介してめっき領域のインナーリード部を押した
    状態で、且つ、前記めっき領域のインナーリード部以外
    は、プレスブロックの本体であるブロック部に直接ない
    し間接的に保持された剛性のある中間板に、更に直接的
    ないし間接的に積層されたゴム層を介してリードフレー
    ムを押えた状態にして、めっきを行うものであることを
    特徴とするリードフレームの部分めっき方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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