JPH1161482A - 部分メッキ用マスク板 - Google Patents
部分メッキ用マスク板Info
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- JPH1161482A JPH1161482A JP22723397A JP22723397A JPH1161482A JP H1161482 A JPH1161482 A JP H1161482A JP 22723397 A JP22723397 A JP 22723397A JP 22723397 A JP22723397 A JP 22723397A JP H1161482 A JPH1161482 A JP H1161482A
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- JP
- Japan
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- mask
- rubber
- mask plate
- plating
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッキ形状及び/またはマスクゴムのパター
ンが複雑な場合においても、マスクゴムのマスクプレー
トからの剥離を防止し、寸法精度良くメッキ処理を行う
ことのできる部分メッキ用マスク板を提供する。 【解決手段】 複数個の開口部10を設けたマスクプレ
ート11の片面に、マスクプレート11の開口部10に
対応する複数個の開口部10を有するマスクゴム12を
貼着することによって構成されるマスク板の、マスクプ
レート11のマスクゴム12貼着部分の端部に凹凸部1
5を形成している。
ンが複雑な場合においても、マスクゴムのマスクプレー
トからの剥離を防止し、寸法精度良くメッキ処理を行う
ことのできる部分メッキ用マスク板を提供する。 【解決手段】 複数個の開口部10を設けたマスクプレ
ート11の片面に、マスクプレート11の開口部10に
対応する複数個の開口部10を有するマスクゴム12を
貼着することによって構成されるマスク板の、マスクプ
レート11のマスクゴム12貼着部分の端部に凹凸部1
5を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置用リード
フレームに部分メッキを施す際用いられるマスク板に関
するものである。
フレームに部分メッキを施す際用いられるマスク板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置用リードフレームには、通常
電気特性向上などの目的から金や銀などの貴金属メッキ
が施される。しかしこのような貴金属材料は高価である
ことから、近年では不必要な部分をマスキングし、真に
必要な部分にのみメッキ処理を行うのが一般的である。
電気特性向上などの目的から金や銀などの貴金属メッキ
が施される。しかしこのような貴金属材料は高価である
ことから、近年では不必要な部分をマスキングし、真に
必要な部分にのみメッキ処理を行うのが一般的である。
【0003】図8は半導体装置用のリードフレームを示
す図である。リードフレーム1は、半導体素子を搭載す
るためのパッド2と、パッドを支持するサポートバー3
と、パッドの周囲に配置され放射状に伸長するインナー
リード4と、インナーリード4を連結するタイバー5
と、インナーリード4それぞれに連接されるアウターリ
ード6と、アウターリード6を連結する枠体7とから構
成されている。このうち、通常はパッド2及び/または
インナーリード4の先端部にのみ金や銀などの貴金属メ
ッキが施される。なお、通常製造過程においては、リー
ドフレーム1は複数連結された短尺状の状態で形成さ
れ、各処理が施される。
す図である。リードフレーム1は、半導体素子を搭載す
るためのパッド2と、パッドを支持するサポートバー3
と、パッドの周囲に配置され放射状に伸長するインナー
リード4と、インナーリード4を連結するタイバー5
と、インナーリード4それぞれに連接されるアウターリ
ード6と、アウターリード6を連結する枠体7とから構
成されている。このうち、通常はパッド2及び/または
インナーリード4の先端部にのみ金や銀などの貴金属メ
ッキが施される。なお、通常製造過程においては、リー
ドフレーム1は複数連結された短尺状の状態で形成さ
れ、各処理が施される。
【0004】次に部分メッキの一例として、一般にリン
グ形状と呼ばれるインナーリード4先端にのみメッキを
施す部分メッキ方法について説明する。このようなメッ
キ形状を得るには、図5(a)に示すように、インナー
リード4の先端部以外の領域、すなわち図において斜線
で示したパッド2を含むリードフレーム1のメッキ不必
要領域をマスク板にて被覆した状態でメッキ処理を行
う。このようなメッキ方法によれば、図5(b)に示す
ように、メッキ処理時に被覆されなかった部分、この例
ではインナーリード先端のメッキ必要領域にのみメッキ
8を施すことができるというわけである。
グ形状と呼ばれるインナーリード4先端にのみメッキを
施す部分メッキ方法について説明する。このようなメッ
キ形状を得るには、図5(a)に示すように、インナー
リード4の先端部以外の領域、すなわち図において斜線
で示したパッド2を含むリードフレーム1のメッキ不必
要領域をマスク板にて被覆した状態でメッキ処理を行
う。このようなメッキ方法によれば、図5(b)に示す
ように、メッキ処理時に被覆されなかった部分、この例
ではインナーリード先端のメッキ必要領域にのみメッキ
8を施すことができるというわけである。
【0005】図6にこのような部分メッキのマスキング
に使用するマスク板を示す。すなわちマスク板9は、複
数個の開口部10を設けた耐熱性及び耐薬品性を有する
マスクプレート11と、マスクプレート11の開口部1
0に対応する同じく複数個の開口部10を有する、シリ
コンゴムなどからなるマスクゴム12とから構成されて
いる。なおこのようなマスクゴム12は、一般に金型に
よるモールド法などにより、シリコンなどの液状の弾性
材料をマスクプレート11の片面に塗布して硬化させる
ことにより成形されかつ貼着されている。
に使用するマスク板を示す。すなわちマスク板9は、複
数個の開口部10を設けた耐熱性及び耐薬品性を有する
マスクプレート11と、マスクプレート11の開口部1
0に対応する同じく複数個の開口部10を有する、シリ
コンゴムなどからなるマスクゴム12とから構成されて
いる。なおこのようなマスクゴム12は、一般に金型に
よるモールド法などにより、シリコンなどの液状の弾性
材料をマスクプレート11の片面に塗布して硬化させる
ことにより成形されかつ貼着されている。
【0006】このように構成されたマスク板9は、その
後図4に示すようにトッププレート13上に装着され
る。なお、このトッププレート13にもマスク板9に設
けられた複数個の開口部10に対応する同じく複数個の
開口部10が設けられている。そしてこのマスク板9の
マスクゴム12側を短尺状に形成されたリードフレーム
1aの被メッキ面側に当接させ、またリードフレーム1
aのメッキされない面側にはバックプレートゴム14を
当接させて、これらマスク板9とバックプレートゴム1
4によってリードフレーム1aをはさみ込む。
後図4に示すようにトッププレート13上に装着され
る。なお、このトッププレート13にもマスク板9に設
けられた複数個の開口部10に対応する同じく複数個の
開口部10が設けられている。そしてこのマスク板9の
マスクゴム12側を短尺状に形成されたリードフレーム
1aの被メッキ面側に当接させ、またリードフレーム1
aのメッキされない面側にはバックプレートゴム14を
当接させて、これらマスク板9とバックプレートゴム1
4によってリードフレーム1aをはさみ込む。
【0007】この状態で加圧することによりリードフレ
ーム1aの被メッキ面側にマスクゴム12を密着させ
て、リードフレーム1aのメッキ不要領域をマスキング
する。なお、この時リードフレーム1aのメッキ必要領
域、すなわちインナーリード4の先端部はマスキングさ
れず、マスク板9の開口部10内に突出せしめられてい
る。そしてマスク板9及びトッププレート13に設けら
れた複数個の開口部10に対応したノズル(図示せず)
から当該開口部10内にメッキ液が噴出され、これによ
り当該開口部10内に突出せしめられているリードフレ
ーム1aの被メッキ面の必要領域、この例で言えばイン
ナーリード4の先端部分に、所望する厚さでメッキ8を
施すのである。
ーム1aの被メッキ面側にマスクゴム12を密着させ
て、リードフレーム1aのメッキ不要領域をマスキング
する。なお、この時リードフレーム1aのメッキ必要領
域、すなわちインナーリード4の先端部はマスキングさ
れず、マスク板9の開口部10内に突出せしめられてい
る。そしてマスク板9及びトッププレート13に設けら
れた複数個の開口部10に対応したノズル(図示せず)
から当該開口部10内にメッキ液が噴出され、これによ
り当該開口部10内に突出せしめられているリードフレ
ーム1aの被メッキ面の必要領域、この例で言えばイン
ナーリード4の先端部分に、所望する厚さでメッキ8を
施すのである。
【0008】ところで前述したように、リードフレーム
1aのメッキ不必要部分はマスクゴム12によりマスキ
ングされるが、例えばメッキ形状が前述したようなリン
グ形状などの複雑な形状である場合には、マスクゴム1
2のパターンも複雑になってしまい、このため図7に示
すようにマスクゴム12とマスクプレート11との接着
面積の少ない個所、とりわけマスクゴム12の端部がマ
スクプレート11から剥がれてしまうことがあった。こ
のようにマスクゴム12が剥がれてしまうと、メッキの
不必要箇所を十分にマスキングすることができず、その
結果メッキの寸法が不良となってしまうという問題点が
あった。
1aのメッキ不必要部分はマスクゴム12によりマスキ
ングされるが、例えばメッキ形状が前述したようなリン
グ形状などの複雑な形状である場合には、マスクゴム1
2のパターンも複雑になってしまい、このため図7に示
すようにマスクゴム12とマスクプレート11との接着
面積の少ない個所、とりわけマスクゴム12の端部がマ
スクプレート11から剥がれてしまうことがあった。こ
のようにマスクゴム12が剥がれてしまうと、メッキの
不必要箇所を十分にマスキングすることができず、その
結果メッキの寸法が不良となってしまうという問題点が
あった。
【0009】このようなマスクプレート11とマスクゴ
ム12との接着力を向上させるため、例えばマスクプレ
ート11のマスクゴム12との接着面を粗面化したり、
逆にマスクゴム12を粗面化させるなどの対策が講じら
れていたが、いずれも十分な効果を得ることはできなか
った。
ム12との接着力を向上させるため、例えばマスクプレ
ート11のマスクゴム12との接着面を粗面化したり、
逆にマスクゴム12を粗面化させるなどの対策が講じら
れていたが、いずれも十分な効果を得ることはできなか
った。
【0010】
【この発明が解決しようとする課題】このように従来の
部分メッキ用マスク板においては、マスクプレートとマ
スクゴムとの接着力を向上させることが困難であり、特
にメッキ形状及び/またはマスクゴムのパターンが複雑
な場合に発生する、マスクゴムがマスクプレートから剥
がれてしまうという問題を解決することはできなかっ
た。本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、上記問
題を解決し、マスクゴムのマスクプレートからの剥離を
防止し、メッキ形状及び/またはマスクゴムのパターン
形状が複雑な場合においても寸法精度良くメッキ処理を
行うことのできる部分メッキ用マスク板を提供すること
を目的とするものである。
部分メッキ用マスク板においては、マスクプレートとマ
スクゴムとの接着力を向上させることが困難であり、特
にメッキ形状及び/またはマスクゴムのパターンが複雑
な場合に発生する、マスクゴムがマスクプレートから剥
がれてしまうという問題を解決することはできなかっ
た。本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、上記問
題を解決し、マスクゴムのマスクプレートからの剥離を
防止し、メッキ形状及び/またはマスクゴムのパターン
形状が複雑な場合においても寸法精度良くメッキ処理を
行うことのできる部分メッキ用マスク板を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の部分メッキ用マスク板は、マスクプレート
のマスクゴム貼着部分の端部に凹凸部を形成している。
に、本発明の部分メッキ用マスク板は、マスクプレート
のマスクゴム貼着部分の端部に凹凸部を形成している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の部分メッキ用マス
ク板について、図面を参照しつつ詳細に説明する。な
お、従来例と同一の個所については同一の符号を用いて
説明する。本実施形態においては、マスク板の基本的な
構成については従来例と同様であり、すなわち図1に示
すように、マスク板9は、複数個の開口部10を設けた
耐熱性及び耐薬品性を有するマスクプレート11と、マ
スクプレート11の開口部10に対応する同じく複数個
の開口部10を有する、シリコンゴムなどからなるマス
クゴム12とから構成されている。なおこのようなマス
クゴム12は、一般に金型によるモールド法などによ
り、シリコンなどの液状の弾性材料をマスクプレート1
1の片面に塗布して硬化させることにより成形されかつ
貼着されている。ただし、ここで本実施形態において
は、図1及び図2に示すように、マスクプレート11の
マスクゴム12の貼付部分の端部には溝状あるいは土手
状の凹凸部15が設けられている。
ク板について、図面を参照しつつ詳細に説明する。な
お、従来例と同一の個所については同一の符号を用いて
説明する。本実施形態においては、マスク板の基本的な
構成については従来例と同様であり、すなわち図1に示
すように、マスク板9は、複数個の開口部10を設けた
耐熱性及び耐薬品性を有するマスクプレート11と、マ
スクプレート11の開口部10に対応する同じく複数個
の開口部10を有する、シリコンゴムなどからなるマス
クゴム12とから構成されている。なおこのようなマス
クゴム12は、一般に金型によるモールド法などによ
り、シリコンなどの液状の弾性材料をマスクプレート1
1の片面に塗布して硬化させることにより成形されかつ
貼着されている。ただし、ここで本実施形態において
は、図1及び図2に示すように、マスクプレート11の
マスクゴム12の貼付部分の端部には溝状あるいは土手
状の凹凸部15が設けられている。
【0013】本実施形態のマスク板9は、このようにマ
スクプレート11のマスクゴム12貼着部分の端部に凹
凸部15を設けているので、図2(a)(b)に示すよ
うに、前述したマスクプレート11の片面にモールド法
などによりシリコンなどの液状の弾性材料を塗布し硬化
させることによってマスクゴム12を形成する場合、こ
のような凹凸部15の存在によりマスクプレート11の
マスクゴム12貼着部分の端部において両者の接着面積
を増大させることが可能となるのである。
スクプレート11のマスクゴム12貼着部分の端部に凹
凸部15を設けているので、図2(a)(b)に示すよ
うに、前述したマスクプレート11の片面にモールド法
などによりシリコンなどの液状の弾性材料を塗布し硬化
させることによってマスクゴム12を形成する場合、こ
のような凹凸部15の存在によりマスクプレート11の
マスクゴム12貼着部分の端部において両者の接着面積
を増大させることが可能となるのである。
【0014】なお、この凹凸部15の形状としては、図
1に示すような溝状あるいは土手状の他、図3に例示し
たような形状が考えられるが、これに限定されず、例え
ば円形の溝または突起や方形の窪みまたは突起をひとつ
あるいは複数設けるなど、メッキ形状及びマスクゴム1
2のパターンによって様々な形態が適用可能であり、要
するにマスクプレート11のマスクゴム12貼着部分の
端部など、マスクプレート11のマスクゴム12との接
着面積の少ない部分に、これら両者の接着面積を増大で
きる形状で形成されていれば良い。また、凹凸部15
は、凹部のみ設けても、凸部のみ設けてもよく、更に凹
部と凸部を併設してもよい。
1に示すような溝状あるいは土手状の他、図3に例示し
たような形状が考えられるが、これに限定されず、例え
ば円形の溝または突起や方形の窪みまたは突起をひとつ
あるいは複数設けるなど、メッキ形状及びマスクゴム1
2のパターンによって様々な形態が適用可能であり、要
するにマスクプレート11のマスクゴム12貼着部分の
端部など、マスクプレート11のマスクゴム12との接
着面積の少ない部分に、これら両者の接着面積を増大で
きる形状で形成されていれば良い。また、凹凸部15
は、凹部のみ設けても、凸部のみ設けてもよく、更に凹
部と凸部を併設してもよい。
【0015】このように構成されたマスク板9は、従来
例と同様に、図4に示すように、マスク板9に設けられ
た複数個の開口部10に対応する同じく複数個の開口部
10を有するトッププレート13上に装着される。そし
てこのマスク板9のマスクゴム12側を短尺状に形成さ
れたリードフレーム1aの被メッキ面側に当接させ、ま
たリードフレーム1aのメッキされない面側にはバック
プレートゴム14を当接させ、これらマスク板9とバッ
クプレートゴム14によってリードフレーム1aをはさ
み込む。
例と同様に、図4に示すように、マスク板9に設けられ
た複数個の開口部10に対応する同じく複数個の開口部
10を有するトッププレート13上に装着される。そし
てこのマスク板9のマスクゴム12側を短尺状に形成さ
れたリードフレーム1aの被メッキ面側に当接させ、ま
たリードフレーム1aのメッキされない面側にはバック
プレートゴム14を当接させ、これらマスク板9とバッ
クプレートゴム14によってリードフレーム1aをはさ
み込む。
【0016】この状態で加圧することによりリードフレ
ーム1aの被メッキ面側にマスクゴム12を密着させ
て、リードフレーム1aのメッキ不要領域をマスキング
する。なお、この時リードフレーム1aのメッキ必要領
域、すなわちインナーリード4の先端部はマスキングさ
れず、マスク板の開口部10内に突出せしめられてい
る。そしてマスク板9及びトッププレート13に設けら
れた複数個の開口部10に対応したノズル(図示せず)
から当該開口部10内にメッキ液が噴出され、これによ
り当該開口部10内に突出せしめられているリードフレ
ーム1aの被メッキ面の必要領域、この例で言えばイン
ナーリード4の先端部分に、所望する厚さでメッキ8を
施すのである。
ーム1aの被メッキ面側にマスクゴム12を密着させ
て、リードフレーム1aのメッキ不要領域をマスキング
する。なお、この時リードフレーム1aのメッキ必要領
域、すなわちインナーリード4の先端部はマスキングさ
れず、マスク板の開口部10内に突出せしめられてい
る。そしてマスク板9及びトッププレート13に設けら
れた複数個の開口部10に対応したノズル(図示せず)
から当該開口部10内にメッキ液が噴出され、これによ
り当該開口部10内に突出せしめられているリードフレ
ーム1aの被メッキ面の必要領域、この例で言えばイン
ナーリード4の先端部分に、所望する厚さでメッキ8を
施すのである。
【0017】このように形成された部分メッキ用マスク
板9を使用すれば、マスクプレート11とマスクゴム1
2との接着面の増大により両者の接着力を向上すること
ができるので、よってマスクゴム12のマスクプレート
11からの剥離を防止でき、メッキ形状及び/またはマ
スクゴムのパターンが複雑な場合においても寸法精度良
くメッキ処理を行うことができる。
板9を使用すれば、マスクプレート11とマスクゴム1
2との接着面の増大により両者の接着力を向上すること
ができるので、よってマスクゴム12のマスクプレート
11からの剥離を防止でき、メッキ形状及び/またはマ
スクゴムのパターンが複雑な場合においても寸法精度良
くメッキ処理を行うことができる。
【0018】なお、本実施形態においてはリードフレー
ムを短尺状に形成した例につき説明したが、これに限定
されず、帯状に形成した状態または単体で形成した場合
にも適用することができる。また、本実施形態において
はリードが4方向に伸長するタイプのリードフレームに
つき説明したが、これに限定されることなく、例えばリ
ードの伸長方向が1方向のものや2方向のものなどにも
本発明は適用可能である。
ムを短尺状に形成した例につき説明したが、これに限定
されず、帯状に形成した状態または単体で形成した場合
にも適用することができる。また、本実施形態において
はリードが4方向に伸長するタイプのリードフレームに
つき説明したが、これに限定されることなく、例えばリ
ードの伸長方向が1方向のものや2方向のものなどにも
本発明は適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の部分
メッキ用マスク板によれば、マスクプレートとマスクゴ
ムとの接着力を向上することができるので、よってメッ
キ形状及び/またはマスクゴムのパターンが複雑な場合
においても、マスクゴムのマスクプレートからの剥離を
防止することができ、この結果寸法精度良くメッキ処理
を行うことができるという効果を奏功する。
メッキ用マスク板によれば、マスクプレートとマスクゴ
ムとの接着力を向上することができるので、よってメッ
キ形状及び/またはマスクゴムのパターンが複雑な場合
においても、マスクゴムのマスクプレートからの剥離を
防止することができ、この結果寸法精度良くメッキ処理
を行うことができるという効果を奏功する。
【図1】本発明のマスク板を示す図。
【図2】本発明のマスク板を示す断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図。
【図4】マスク板を用いた部分メッキ方法を示す図。
【図5】リング形状の部分メッキを示す図。
【図6】従来のマスク板を示す図。
【図7】マスクゴムの剥離状態を示す図。
【図8】リードフレームを示す図。
1、1a リードフレーム 2 パッド 3 サポートバー 4 インナーリード 5 タイバー 6 アウターリード 7 枠体 8 メッキ 9 マスク板 10 開口部 11 マスクプレート 12 マスクゴム 13 トッププレート 14 バックプレートゴム 15 凹凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 マスクプレートの片面にメッキ不必要領
域をマスキングするためのマスクゴムを貼着してなる部
分メッキ用マスク板において、マスクプレートのマスク
ゴム貼着部分の端部には凹凸部が形成されていることを
特徴とする部分メッキ用マスク板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22723397A JPH1161482A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 部分メッキ用マスク板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22723397A JPH1161482A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 部分メッキ用マスク板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161482A true JPH1161482A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16857606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22723397A Pending JPH1161482A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 部分メッキ用マスク板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1161482A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101250377B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2013-04-05 | 엘지이노텍 주식회사 | 도금용 지그 및 이를 이용하는 도금장치 |
CN115863181A (zh) * | 2022-11-25 | 2023-03-28 | 崇辉半导体(江门)有限公司 | 一种半导体引线框架的选择性粗化设备及其粗化方法 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP22723397A patent/JPH1161482A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101250377B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2013-04-05 | 엘지이노텍 주식회사 | 도금용 지그 및 이를 이용하는 도금장치 |
CN115863181A (zh) * | 2022-11-25 | 2023-03-28 | 崇辉半导体(江门)有限公司 | 一种半导体引线框架的选择性粗化设备及其粗化方法 |
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