JPH1098163A - 半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法 - Google Patents
半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法Info
- Publication number
- JPH1098163A JPH1098163A JP8252095A JP25209596A JPH1098163A JP H1098163 A JPH1098163 A JP H1098163A JP 8252095 A JP8252095 A JP 8252095A JP 25209596 A JP25209596 A JP 25209596A JP H1098163 A JPH1098163 A JP H1098163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- forming
- storage node
- capacitor
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 367
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 112
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title abstract description 71
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 235
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 44
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 185
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 85
- 238000000059 patterning Methods 0.000 claims description 49
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 30
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 5
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 abstract description 39
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 235
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 179
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 179
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 84
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 39
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 20
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 20
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 11
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 9
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 5
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 5
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000005368 silicate glass Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 150000003377 silicon compounds Chemical class 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/01—Manufacture or treatment
- H10B12/02—Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/03—Making the capacitor or connections thereto
- H10B12/033—Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
- H10B12/318—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体記憶装置におけるデータ保持に供する
キャパシタを、容量が大きく、ビット線コンタクト孔の
アスペクト比が小さい構造にする。 【解決手段】 Si半導体基板10には、ドレイン領域
12およびソース領域14を有した転送トランジスタ2
0が形成されており、そのドレイン領域12に層間絶縁
膜26のドレインコンタクト孔30を介してストレージ
ノード32の下端が接続する。ストレージノード32
は、層間絶縁膜26の上面に延在する膜上延在部36
と、その膜上延在部36から突出するフィン電極部38
とを具えている。フィン電極部38は、キャパシタ領域
34内にこのキャパシタ領域34よりも小さい領域に延
在し、層間絶縁膜26に形成されるビット線コンタクト
孔40の側の膜上延在部36と離間した構造となってい
る。
キャパシタを、容量が大きく、ビット線コンタクト孔の
アスペクト比が小さい構造にする。 【解決手段】 Si半導体基板10には、ドレイン領域
12およびソース領域14を有した転送トランジスタ2
0が形成されており、そのドレイン領域12に層間絶縁
膜26のドレインコンタクト孔30を介してストレージ
ノード32の下端が接続する。ストレージノード32
は、層間絶縁膜26の上面に延在する膜上延在部36
と、その膜上延在部36から突出するフィン電極部38
とを具えている。フィン電極部38は、キャパシタ領域
34内にこのキャパシタ領域34よりも小さい領域に延
在し、層間絶縁膜26に形成されるビット線コンタクト
孔40の側の膜上延在部36と離間した構造となってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
におけるデータの記憶に供するキャパシタの構造と、そ
の形成方法とに関する。
におけるデータの記憶に供するキャパシタの構造と、そ
の形成方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置(例えば、DRA
M(ダイナミックランダムアクセスメモリ))の、信号
電荷を蓄積するためのキャパシタとしてスタック型(積
み上げ型)キャパシタが多用されている。スタック型キ
ャパシタは、電極として積層した導電層の間に誘電体膜
を形成した構造のキャパシタである。さらに、キャパシ
タ面積を拡大するために、電極形状をフィン(ひれ)型
にしたものもある(文献「特開平1−14785
7」)。
M(ダイナミックランダムアクセスメモリ))の、信号
電荷を蓄積するためのキャパシタとしてスタック型(積
み上げ型)キャパシタが多用されている。スタック型キ
ャパシタは、電極として積層した導電層の間に誘電体膜
を形成した構造のキャパシタである。さらに、キャパシ
タ面積を拡大するために、電極形状をフィン(ひれ)型
にしたものもある(文献「特開平1−14785
7」)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスタック型キャパシタ構造にあっては、デバイ
スの微細化に伴うメモリセル面積の制限により、ソフト
エラー耐性に必要なキャパシタのCS 容量(キャパシタ
の電気容量)を充分に得ることができなかった。つま
り、デバイスが微細化するにつれて、キャパシタ面積が
減少する結果CS 容量が減少するので、ソフトエラー耐
性が劣化してしまうといった問題があった。また、デー
タ記憶保持に要する電荷量を蓄積することも、CS 容量
が小さいため困難であった。
た従来のスタック型キャパシタ構造にあっては、デバイ
スの微細化に伴うメモリセル面積の制限により、ソフト
エラー耐性に必要なキャパシタのCS 容量(キャパシタ
の電気容量)を充分に得ることができなかった。つま
り、デバイスが微細化するにつれて、キャパシタ面積が
減少する結果CS 容量が減少するので、ソフトエラー耐
性が劣化してしまうといった問題があった。また、デー
タ記憶保持に要する電荷量を蓄積することも、CS 容量
が小さいため困難であった。
【0004】また、フィン型構造にした場合には、メモ
リセルの厚みがフィンの分だけ増大するから、ビット線
コンタクトホールのアスペクト比が増大してしまうとい
った問題があった。
リセルの厚みがフィンの分だけ増大するから、ビット線
コンタクトホールのアスペクト比が増大してしまうとい
った問題があった。
【0005】従って、従来より、ソフトエラー耐性に必
要なCS 容量を有し、メモリセルの厚みが増大しにくい
構造の半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方
法の出現が望まれていた。
要なCS 容量を有し、メモリセルの厚みが増大しにくい
構造の半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方
法の出現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願に係る
第1発明の半導体記憶装置のキャパシタ構造によれば、
第1導電層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構
成するストレージノードが接続された半導体記憶装置で
あって、このストレージノードが前記絶縁膜の上側のキ
ャパシタ領域に延在する膜上延在部と、この膜上延在部
から突出するフィン電極部とを有している構造の半導体
記憶装置のスタック型キャパシタ構造において、前記フ
ィン電極部は、前記キャパシタ領域内であって、当該キ
ャパシタ領域よりも小さな領域を占有するように設けら
れていることを特徴とする。
第1発明の半導体記憶装置のキャパシタ構造によれば、
第1導電層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構
成するストレージノードが接続された半導体記憶装置で
あって、このストレージノードが前記絶縁膜の上側のキ
ャパシタ領域に延在する膜上延在部と、この膜上延在部
から突出するフィン電極部とを有している構造の半導体
記憶装置のスタック型キャパシタ構造において、前記フ
ィン電極部は、前記キャパシタ領域内であって、当該キ
ャパシタ領域よりも小さな領域を占有するように設けら
れていることを特徴とする。
【0007】このように、このキャパシタ構造は、キャ
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を有したストレージノードを具え
ている。従って、従来のスタック型キャパシタに比べ
て、このフィン電極部の表面積の分だけキャパシタ面積
が増加するからCS 容量が増加する。また、上述した領
域にフィン電極部を設けた構造であるから、従来のフィ
ン型キャパシタに比べてメモリセルの厚みを小さくする
ことができる。
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を有したストレージノードを具え
ている。従って、従来のスタック型キャパシタに比べ
て、このフィン電極部の表面積の分だけキャパシタ面積
が増加するからCS 容量が増加する。また、上述した領
域にフィン電極部を設けた構造であるから、従来のフィ
ン型キャパシタに比べてメモリセルの厚みを小さくする
ことができる。
【0008】この発明の半導体記憶装置のキャパシタ構
造の好適な構成例によれば、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される前記半導体記憶
装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口の側
の前記膜上延在部と離間して設けられていることを特徴
とする。
造の好適な構成例によれば、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される前記半導体記憶
装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口の側
の前記膜上延在部と離間して設けられていることを特徴
とする。
【0009】このように、第2開口の側のフィン電極部
を膜上延在部と離間させた状態にしている。このため、
フィンを設けても、第2開口が形成される側のメモリセ
ルの厚みが増大するのを防ぐことができる。従って、第
2開口のアスペクト比を従来のスタック型キャパシタと
同等に保つことができ、ビット線が形成しやすい。
を膜上延在部と離間させた状態にしている。このため、
フィンを設けても、第2開口が形成される側のメモリセ
ルの厚みが増大するのを防ぐことができる。従って、第
2開口のアスペクト比を従来のスタック型キャパシタと
同等に保つことができ、ビット線が形成しやすい。
【0010】この発明の半導体記憶装置のキャパシタ構
造において、好ましくは、この前記フィン電極部は、前
記第2開口とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前
記第2開口の側へ前記膜上延在部と離間して延在する庇
形状であるのが良い。
造において、好ましくは、この前記フィン電極部は、前
記第2開口とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前
記第2開口の側へ前記膜上延在部と離間して延在する庇
形状であるのが良い。
【0011】また、この発明の半導体記憶装置のキャパ
シタ構造において、好ましくは、第2導電層に前記絶縁
膜の第2開口を介してビット線が接続される前記半導体
記憶装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口
とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前記第2開口
の側の前記膜上延在部と接続した覆形状であるのが良
い。
シタ構造において、好ましくは、第2導電層に前記絶縁
膜の第2開口を介してビット線が接続される前記半導体
記憶装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口
とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前記第2開口
の側の前記膜上延在部と接続した覆形状であるのが良
い。
【0012】また、上述した半導体記憶装置のキャパシ
タ構造の好適例によれば、前記膜上延在部の下面と前記
絶縁膜の上面とを離間しておくのが良い。
タ構造の好適例によれば、前記膜上延在部の下面と前記
絶縁膜の上面とを離間しておくのが良い。
【0013】このように、膜上延在部の下面と絶縁膜の
上面との間に間隙を有した構造であるから、この膜上延
在部はフィン電極として機能する。従って、上述した各
キャパシタ構造のCS 容量を、この膜上延在部の下面の
表面積の分だけ大きくすることができる。
上面との間に間隙を有した構造であるから、この膜上延
在部はフィン電極として機能する。従って、上述した各
キャパシタ構造のCS 容量を、この膜上延在部の下面の
表面積の分だけ大きくすることができる。
【0014】また、上述した半導体記憶装置のキャパシ
タ構造の好適例によれば、前記膜上延在部および前記フ
ィン電極部の表面が凹凸を有するのが良い。
タ構造の好適例によれば、前記膜上延在部および前記フ
ィン電極部の表面が凹凸を有するのが良い。
【0015】このように、膜上延在部とフィン電極部の
表面を凹凸を有した面(粗面とも称する。)にすること
により、これら膜上延在部とフィン電極部の表面積が増
大し、従って、CS 容量を増大させることができる。
表面を凹凸を有した面(粗面とも称する。)にすること
により、これら膜上延在部とフィン電極部の表面積が増
大し、従って、CS 容量を増大させることができる。
【0016】また、この出願に係る第2発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(a1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜およびストッパ膜を順次に積層する工程と、(a
2)前記絶縁膜および前記ストッパ膜の前記第1導電層
の上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(a
3)前記ストッパ膜の上面と前記第1開口から露出する
前記第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を
形成する工程と、(a4)前記第1ストレージノード材
料膜の上面に第1犠牲膜を形成する工程と、(a5)前
記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を
パターニングする工程と、(a6)前記パターニングさ
れた前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材
料膜を第2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(a
7)前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレー
ジノード材料膜のパターニングを行う工程と、(a8)
前記第1犠牲膜を除去する工程と、(a9)前記第1お
よび第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体膜を形
成する工程と、(a10)前記誘電体膜の上にセルプレ
ート材料膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(a1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜およびストッパ膜を順次に積層する工程と、(a
2)前記絶縁膜および前記ストッパ膜の前記第1導電層
の上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(a
3)前記ストッパ膜の上面と前記第1開口から露出する
前記第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を
形成する工程と、(a4)前記第1ストレージノード材
料膜の上面に第1犠牲膜を形成する工程と、(a5)前
記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を
パターニングする工程と、(a6)前記パターニングさ
れた前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材
料膜を第2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(a
7)前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレー
ジノード材料膜のパターニングを行う工程と、(a8)
前記第1犠牲膜を除去する工程と、(a9)前記第1お
よび第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体膜を形
成する工程と、(a10)前記誘電体膜の上にセルプレ
ート材料膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0017】このように、上述した各工程に従い、キャ
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えたストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えたストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
【0018】また、前記(a7)工程を、前記第2開口
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜の一部を除去する工程とする
ことにより、前述の第1および第2ストレージノード材
料膜で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィ
ン電極部を具えたストレージノードを形成することがで
きる。
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜の一部を除去する工程とする
ことにより、前述の第1および第2ストレージノード材
料膜で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィ
ン電極部を具えたストレージノードを形成することがで
きる。
【0019】また、この出願に係る第3発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(b1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工
程と、(b2)前記絶縁膜、前記ストッパ膜および前記
第2犠牲膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開
口を形成する工程と、(b3)前記第2犠牲膜の上面と
前記第1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1
ストレージノード材料膜を形成する工程と、(b4)前
記第1ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形
成する工程と、(b5)前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜をパターニングする工程と、
(b6)前記パターニングされた前記第1犠牲膜および
前記第1ストレージノード材料膜を第2ストレージノー
ド材料膜で覆う工程と、(b7)前記第1犠牲膜が露出
するように前記第2ストレージノード材料膜のパターニ
ングを行う工程と、(b8)前記第1犠牲膜を除去する
工程と、(b9)前記第2犠牲膜を除去する工程と、
(b10)前記第1および第2ストレージノード材料膜
の表面に誘電体膜を形成する工程と、(b11)前記誘
電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(b1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工
程と、(b2)前記絶縁膜、前記ストッパ膜および前記
第2犠牲膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開
口を形成する工程と、(b3)前記第2犠牲膜の上面と
前記第1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1
ストレージノード材料膜を形成する工程と、(b4)前
記第1ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形
成する工程と、(b5)前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜をパターニングする工程と、
(b6)前記パターニングされた前記第1犠牲膜および
前記第1ストレージノード材料膜を第2ストレージノー
ド材料膜で覆う工程と、(b7)前記第1犠牲膜が露出
するように前記第2ストレージノード材料膜のパターニ
ングを行う工程と、(b8)前記第1犠牲膜を除去する
工程と、(b9)前記第2犠牲膜を除去する工程と、
(b10)前記第1および第2ストレージノード材料膜
の表面に誘電体膜を形成する工程と、(b11)前記誘
電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
【0020】このように、上述した各工程に従い、キャ
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部の下面と
絶縁膜の上面とが離間した構造のストレージノードを、
前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、
形成することができる。
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部の下面と
絶縁膜の上面とが離間した構造のストレージノードを、
前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、
形成することができる。
【0021】また、前記(b7)工程を、前記第2開口
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具えていて膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離
間した構造のストレージノードを、前述の第1および第
2ストレージノード材料膜で以て、形成することができ
る。
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具えていて膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離
間した構造のストレージノードを、前述の第1および第
2ストレージノード材料膜で以て、形成することができ
る。
【0022】また、この出願に係る第4発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(c1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜およびストッパ膜を順次に積層する工程と、(c
2)前記絶縁膜および前記ストッパ膜の前記第1導電層
の上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(c
3)前記ストッパ膜の上面と前記第1開口から露出する
前記第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を
形成する工程と、(c4)前記ストッパ膜の上面に形成
された前記第1ストレージノード材料膜の上面に粗面膜
を形成する工程と、(c5)前記粗面膜および前記第1
ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する
工程と、(c6)前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前
記第1ストレージノード材料膜をパターニングする工程
と、(c7)前記パターニングされた前記粗面膜、前記
第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を第
2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(c8)前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜のパターニングを行う工程と、(c9)前記第1
犠牲膜を除去する工程と、(c10)前記粗面膜、前記
第1および第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体
膜を形成する工程と、(c11)前記誘電体膜の上にセ
ルプレート材料膜を形成する工程とを含むことを特徴と
する。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(c1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜およびストッパ膜を順次に積層する工程と、(c
2)前記絶縁膜および前記ストッパ膜の前記第1導電層
の上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(c
3)前記ストッパ膜の上面と前記第1開口から露出する
前記第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を
形成する工程と、(c4)前記ストッパ膜の上面に形成
された前記第1ストレージノード材料膜の上面に粗面膜
を形成する工程と、(c5)前記粗面膜および前記第1
ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する
工程と、(c6)前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前
記第1ストレージノード材料膜をパターニングする工程
と、(c7)前記パターニングされた前記粗面膜、前記
第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を第
2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(c8)前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜のパターニングを行う工程と、(c9)前記第1
犠牲膜を除去する工程と、(c10)前記粗面膜、前記
第1および第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体
膜を形成する工程と、(c11)前記誘電体膜の上にセ
ルプレート材料膜を形成する工程とを含むことを特徴と
する。
【0023】このように、上述した各工程に従い、キャ
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフ
ィン電極部の表面が粗面であるストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフ
ィン電極部の表面が粗面であるストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
【0024】また、前記(c8)工程を、前記第2開口
の側の前記第2ストレージノード材料膜を除去する工程
とすることにより、第2開口の側の膜上延在部と離間し
たフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフィン電
極部の表面が粗面であるストレージノードを、前述の第
1および第2ストレージノード材料膜で以て、形成する
ことができる。
の側の前記第2ストレージノード材料膜を除去する工程
とすることにより、第2開口の側の膜上延在部と離間し
たフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフィン電
極部の表面が粗面であるストレージノードを、前述の第
1および第2ストレージノード材料膜で以て、形成する
ことができる。
【0025】また、この出願に係る第5発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(d1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、粗面膜およびストッパ膜を順次に積層する工程
と、(d2)前記絶縁膜、前記粗面膜および前記ストッ
パ膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開口を形
成する工程と、(d3)前記ストッパ膜の上面と前記第
1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1ストレ
ージノード材料膜を形成する工程と、(d4)前記スト
ッパ膜および前記第1ストレージノード材料膜の上面に
第1犠牲膜を形成する工程と、(d5)前記第1犠牲膜
および前記第1ストレージノード材料膜をパターニング
する工程と、(d6)前記パターニングされた前記第1
犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を第2ス
トレージノード材料膜で覆う工程と、(d7)前記第1
犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード材料
膜のパターニングを行う工程と、(d8)前記第1犠牲
膜を除去する工程と、(d9)前記第1および第2スト
レージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程
と、(d10)前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(d1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、粗面膜およびストッパ膜を順次に積層する工程
と、(d2)前記絶縁膜、前記粗面膜および前記ストッ
パ膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開口を形
成する工程と、(d3)前記ストッパ膜の上面と前記第
1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1ストレ
ージノード材料膜を形成する工程と、(d4)前記スト
ッパ膜および前記第1ストレージノード材料膜の上面に
第1犠牲膜を形成する工程と、(d5)前記第1犠牲膜
および前記第1ストレージノード材料膜をパターニング
する工程と、(d6)前記パターニングされた前記第1
犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を第2ス
トレージノード材料膜で覆う工程と、(d7)前記第1
犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード材料
膜のパターニングを行う工程と、(d8)前記第1犠牲
膜を除去する工程と、(d9)前記第1および第2スト
レージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程
と、(d10)前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0026】このように、上述した各工程に従い、キャ
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフ
ィン電極部の表面が粗面であるストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
パシタ領域内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を
占有するフィン電極部を具えていて膜上延在部およびフ
ィン電極部の表面が粗面であるストレージノードを、前
述の第1および第2ストレージノード材料膜で以て、形
成することができる。
【0027】また、好ましくは、前記粗面膜をSOG膜
で形成するとき、前記(d1)工程は、(m1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(m
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(m3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜を形成する工程とを含む工程とするのが良い。
で形成するとき、前記(d1)工程は、(m1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(m
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(m3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜を形成する工程とを含む工程とするのが良い。
【0028】ここで、SOG(spin-on-glass )膜と
は、ケイ素化合物を有機溶剤に溶解した溶液、およびこ
れを塗布・焼成することによって形成されるSiO2
(二酸化ケイ素)を主成分とする膜の総称である。この
SOG膜の表面は均一にエッチングされないという特性
を有しているから、(m2)工程を行って粗面膜を形成
することができる。
は、ケイ素化合物を有機溶剤に溶解した溶液、およびこ
れを塗布・焼成することによって形成されるSiO2
(二酸化ケイ素)を主成分とする膜の総称である。この
SOG膜の表面は均一にエッチングされないという特性
を有しているから、(m2)工程を行って粗面膜を形成
することができる。
【0029】また、前記(d7)工程を、前記第2開口
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具えていて膜上延在部およびフィン電極部の表面が
粗面であるストレージノードを、前述の第1および第2
ストレージノード材料膜で以て、形成することができ
る。
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具えていて膜上延在部およびフィン電極部の表面が
粗面であるストレージノードを、前述の第1および第2
ストレージノード材料膜で以て、形成することができ
る。
【0030】また、この出願に係る第6発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法において、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(e1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工
程と、(e2)前記絶縁膜、前記ストッパ膜および前記
第2犠牲膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開
口を形成する工程と、(e3)前記第2犠牲膜の上面と
前記第1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1
ストレージノード材料膜を形成する工程と、(e4)前
記第2犠牲膜の上面に形成された前記第1ストレージノ
ード材料膜の上面に粗面膜を形成する工程と、(e5)
前記粗面膜および前記第1ストレージノード材料膜の上
面に第1犠牲膜を形成する工程と、(e6)前記粗面
膜、前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材
料膜をパターニングする工程と、(e7)前記パターニ
ングされた前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜を第2ストレージノード材料膜
で覆う工程と、(e8)前記第1犠牲膜が露出するよう
に前記第2ストレージノード材料膜のパターニングを行
う工程と、(e9)前記第1犠牲膜を除去する工程と、
(e10)前記第2犠牲膜を除去する工程と、(e1
1)前記粗面膜、前記第1および第2ストレージノード
材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程と、(e12)
前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法において、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(e1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工
程と、(e2)前記絶縁膜、前記ストッパ膜および前記
第2犠牲膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開
口を形成する工程と、(e3)前記第2犠牲膜の上面と
前記第1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1
ストレージノード材料膜を形成する工程と、(e4)前
記第2犠牲膜の上面に形成された前記第1ストレージノ
ード材料膜の上面に粗面膜を形成する工程と、(e5)
前記粗面膜および前記第1ストレージノード材料膜の上
面に第1犠牲膜を形成する工程と、(e6)前記粗面
膜、前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材
料膜をパターニングする工程と、(e7)前記パターニ
ングされた前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜を第2ストレージノード材料膜
で覆う工程と、(e8)前記第1犠牲膜が露出するよう
に前記第2ストレージノード材料膜のパターニングを行
う工程と、(e9)前記第1犠牲膜を除去する工程と、
(e10)前記第2犠牲膜を除去する工程と、(e1
1)前記粗面膜、前記第1および第2ストレージノード
材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程と、(e12)
前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
【0031】このように、上述した各工程に従い、前述
の第1および第2ストレージノード材料膜で以てストレ
ージノードを形成することができる。この場合のストレ
ージノードは、キャパシタ領域内に当該キャパシタ領域
よりも小さな領域を占有するフィン電極部を具えていて
膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間しており、膜
上延在部およびフィン電極部の表面が粗面である。
の第1および第2ストレージノード材料膜で以てストレ
ージノードを形成することができる。この場合のストレ
ージノードは、キャパシタ領域内に当該キャパシタ領域
よりも小さな領域を占有するフィン電極部を具えていて
膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間しており、膜
上延在部およびフィン電極部の表面が粗面である。
【0032】また、前記(e8)工程を、前記第2開口
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で
以て、ストレージノード、すなわち、第2開口の側の膜
上延在部と離間したフィン電極部を具え、膜上延在部の
下面と絶縁膜の上面とが離間していて、しかも、膜上延
在部およびフィン電極部の表面が粗面であるストレージ
ノードを形成することができる。
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で
以て、ストレージノード、すなわち、第2開口の側の膜
上延在部と離間したフィン電極部を具え、膜上延在部の
下面と絶縁膜の上面とが離間していて、しかも、膜上延
在部およびフィン電極部の表面が粗面であるストレージ
ノードを形成することができる。
【0033】また、この出願に係る第7発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(f1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、粗面膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積
層する工程と、(f2)前記絶縁膜、前記粗面膜、前記
ストッパ膜および前記第2犠牲膜の前記第1導電層の上
方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(f3)前
記第2犠牲膜の上面と前記第1開口から露出する前記第
1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成す
る工程と、(f4)前記第1ストレージノード材料膜の
上面に第1犠牲膜を形成する工程と、(f5)前記第1
犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜をパター
ニングする工程と、(f6)前記パターニングされた前
記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を
第2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(f7)前
記第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノー
ド材料膜のパターニングを行う工程と、(f8)前記第
1犠牲膜を除去する工程と、(f9)前記第2犠牲膜を
除去する工程と、(f10)前記粗面膜、前記第1およ
び第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成
する工程と、(f11)前記誘電体膜の上にセルプレー
ト材料膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1導電
層に絶縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するス
トレージノードが接続され、第2導電層に前記絶縁膜の
第2開口を介してビット線が接続される半導体記憶装置
のキャパシタ構造を形成するに当たり、(f1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜、粗面膜、ストッパ膜および第2犠牲膜を順次に積
層する工程と、(f2)前記絶縁膜、前記粗面膜、前記
ストッパ膜および前記第2犠牲膜の前記第1導電層の上
方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(f3)前
記第2犠牲膜の上面と前記第1開口から露出する前記第
1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成す
る工程と、(f4)前記第1ストレージノード材料膜の
上面に第1犠牲膜を形成する工程と、(f5)前記第1
犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜をパター
ニングする工程と、(f6)前記パターニングされた前
記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を
第2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(f7)前
記第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノー
ド材料膜のパターニングを行う工程と、(f8)前記第
1犠牲膜を除去する工程と、(f9)前記第2犠牲膜を
除去する工程と、(f10)前記粗面膜、前記第1およ
び第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成
する工程と、(f11)前記誘電体膜の上にセルプレー
ト材料膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0034】このように、上述した各工程に従い、前述
の第1および第2ストレージノード材料膜で以てストレ
ージノード、すなわち、キャパシタ領域内に当該キャパ
シタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極部を具
え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間してい
て、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
の第1および第2ストレージノード材料膜で以てストレ
ージノード、すなわち、キャパシタ領域内に当該キャパ
シタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極部を具
え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間してい
て、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
【0035】また、好ましくは、前記粗面膜をSOG膜
で形成するとき、前記(f1)工程は、(n1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(n
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(n3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工程とを含む
工程とするのが良い。
で形成するとき、前記(f1)工程は、(n1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(n
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(n3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工程とを含む
工程とするのが良い。
【0036】このように、SOG膜の表面をエッチング
することにより粗面膜を形成することができる。
することにより粗面膜を形成することができる。
【0037】また、前記(f7)工程を、前記第2開口
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で
以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間し
てなり、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面
が粗面であるストレージノードを形成することができ
る。
を形成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜を除去する工程とすることに
より、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で
以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極
部を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間し
てなり、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面
が粗面であるストレージノードを形成することができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明の構
成、大きさ及び配置関係が理解できる程度に概略的に示
す図であり、また、以下に記載する数値条件等は単なる
一例であるに過ぎないから、従って、この発明は、この
実施の形態に何ら限定されない。
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明の構
成、大きさ及び配置関係が理解できる程度に概略的に示
す図であり、また、以下に記載する数値条件等は単なる
一例であるに過ぎないから、従って、この発明は、この
実施の形態に何ら限定されない。
【0039】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、以下の図において、キャパシタを構成する
ストレージノード32、キャパシタ窒化膜42およびセ
ルプレート44にハッチングを付して示し、他はハッチ
ングを省略してある。
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、以下の図において、キャパシタを構成する
ストレージノード32、キャパシタ窒化膜42およびセ
ルプレート44にハッチングを付して示し、他はハッチ
ングを省略してある。
【0040】図2は、各実施の形態のDRAMセルの構
成を示す平面図である。図2には、主として、DRAM
セルを構成する第1ワード線18、転送トランジスタ2
0、キャパシタ領域34、ドレインコンタクト孔30、
ビット線コンタクト孔40およびビット線46を示して
ある。また、別のメモリセルの制御に用いるビット線4
6と第2ワード線24も共に示してある。上述した図1
は、図2のI−I線の位置で切って取って示す切り口の
断面の図に相当している。但し、図の複雑化を回避する
ために、図1にはビット線46を省略して示してあり、
また、図1および図2にはキャパシタの上部電極として
のセルプレートおよびビット線間を絶縁するために設け
られる絶縁層を、省略して示してある。
成を示す平面図である。図2には、主として、DRAM
セルを構成する第1ワード線18、転送トランジスタ2
0、キャパシタ領域34、ドレインコンタクト孔30、
ビット線コンタクト孔40およびビット線46を示して
ある。また、別のメモリセルの制御に用いるビット線4
6と第2ワード線24も共に示してある。上述した図1
は、図2のI−I線の位置で切って取って示す切り口の
断面の図に相当している。但し、図の複雑化を回避する
ために、図1にはビット線46を省略して示してあり、
また、図1および図2にはキャパシタの上部電極として
のセルプレートおよびビット線間を絶縁するために設け
られる絶縁層を、省略して示してある。
【0041】図1に示す第1構成例は、第1導電層に絶
縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するストレー
ジノードが接続された半導体記憶装置である。この実施
の形態では、第1導電層は、Si半導体基板10に不純
物を注入して形成したドレイン領域(ドレイン電極)1
2である。同様に、Si半導体基板10には、不純物注
入により第2導電層としてのソース領域(ソース電極)
14が形成されている。それぞれの導電型は、例えば、
Si半導体基板10をp層とし、ドレイン領域12およ
びソース領域14をn+ 層として形成している。
縁膜の第1開口を介してキャパシタを構成するストレー
ジノードが接続された半導体記憶装置である。この実施
の形態では、第1導電層は、Si半導体基板10に不純
物を注入して形成したドレイン領域(ドレイン電極)1
2である。同様に、Si半導体基板10には、不純物注
入により第2導電層としてのソース領域(ソース電極)
14が形成されている。それぞれの導電型は、例えば、
Si半導体基板10をp層とし、ドレイン領域12およ
びソース領域14をn+ 層として形成している。
【0042】また、これらドレイン領域12およびソー
ス領域14間のSi半導体基板10上の領域に、絶縁膜
を介して第1ワード線(ゲート電極)18が設けられて
いる。この第1ワード線18に与えられる信号によっ
て、ドレイン領域12およびソース領域14間の導通の
制御が行われる。このように、Si半導体基板10に
は、ドレイン領域12、ソース領域14および第1ワー
ド線18を有する転送トランジスタ20が形成されてい
る。尚、図1には、フィールド酸化膜22の上部に、他
のメモリセルを制御するための第2ワード線24も示し
ている。個々の転送トランジスタ20は、フィールド酸
化膜22により電気的に分離されている。そして、メモ
リセル領域が、1つのメモリセル領域には1つの転送ト
ランジスタが含まれるようにして、フィールド酸化膜2
2により画成されている。
ス領域14間のSi半導体基板10上の領域に、絶縁膜
を介して第1ワード線(ゲート電極)18が設けられて
いる。この第1ワード線18に与えられる信号によっ
て、ドレイン領域12およびソース領域14間の導通の
制御が行われる。このように、Si半導体基板10に
は、ドレイン領域12、ソース領域14および第1ワー
ド線18を有する転送トランジスタ20が形成されてい
る。尚、図1には、フィールド酸化膜22の上部に、他
のメモリセルを制御するための第2ワード線24も示し
ている。個々の転送トランジスタ20は、フィールド酸
化膜22により電気的に分離されている。そして、メモ
リセル領域が、1つのメモリセル領域には1つの転送ト
ランジスタが含まれるようにして、フィールド酸化膜2
2により画成されている。
【0043】転送トランジスタ20の上には、層間絶縁
膜26が積層されている。転送トランジスタ20は、こ
の層間絶縁膜26に覆われている。また、層間絶縁膜2
6の上面には、形成時に必要であるストッパ窒化膜28
が積層されている。この層間絶縁膜26およびストッパ
窒化膜28に第1開口としてのドレインコンタクト孔3
0が形成されている。このドレインコンタクト孔30に
は、キャパシタの下部電極となるストレージノード32
が埋め込まれている。従って、ストレージノード32の
下部が上述したドレイン領域12に接続された構成とな
っている。
膜26が積層されている。転送トランジスタ20は、こ
の層間絶縁膜26に覆われている。また、層間絶縁膜2
6の上面には、形成時に必要であるストッパ窒化膜28
が積層されている。この層間絶縁膜26およびストッパ
窒化膜28に第1開口としてのドレインコンタクト孔3
0が形成されている。このドレインコンタクト孔30に
は、キャパシタの下部電極となるストレージノード32
が埋め込まれている。従って、ストレージノード32の
下部が上述したドレイン領域12に接続された構成とな
っている。
【0044】このストレージノード32は、層間絶縁膜
26(およびストッパ窒化膜28)の上側のキャパシタ
領域34に延在する膜上延在部36と、この膜上延在部
36から突出するフィン電極部38とを有している構造
である。上述したように、ストレージノード32は、ド
レインコンタクト孔30に接続した状態で形成されてい
る。この実施の形態では、ドレインコンタクト孔30か
ら露出するドレイン領域12と、ドレインコンタクト孔
30の内壁面すなわち層間絶縁膜26の表面とに連続し
た形状となるように、ストレージノード32は形成され
ている。従って、ストレージノード32のドレインコン
タクト孔30に埋め込まれている部分(以下、カップ部
分と称する。)は、断面がU字形状であるカップの底が
ドレイン領域12に接続した格好となっている。
26(およびストッパ窒化膜28)の上側のキャパシタ
領域34に延在する膜上延在部36と、この膜上延在部
36から突出するフィン電極部38とを有している構造
である。上述したように、ストレージノード32は、ド
レインコンタクト孔30に接続した状態で形成されてい
る。この実施の形態では、ドレインコンタクト孔30か
ら露出するドレイン領域12と、ドレインコンタクト孔
30の内壁面すなわち層間絶縁膜26の表面とに連続し
た形状となるように、ストレージノード32は形成され
ている。従って、ストレージノード32のドレインコン
タクト孔30に埋め込まれている部分(以下、カップ部
分と称する。)は、断面がU字形状であるカップの底が
ドレイン領域12に接続した格好となっている。
【0045】さらに、ストレージノード32は、ドレイ
ンコンタクト孔30の内壁面から連続して層間絶縁膜2
6の上部領域にまで延在するように形成されている。こ
の層間絶縁膜26の上部領域(キャパシタ領域34)に
延在するストレージノード32の部分が膜上延在部36
である。このように、ストレージノード32は、ドレイ
ンコンタクト孔30に埋め込まれたカップ部分の縁に接
続された膜上延在部36を有している。
ンコンタクト孔30の内壁面から連続して層間絶縁膜2
6の上部領域にまで延在するように形成されている。こ
の層間絶縁膜26の上部領域(キャパシタ領域34)に
延在するストレージノード32の部分が膜上延在部36
である。このように、ストレージノード32は、ドレイ
ンコンタクト孔30に埋め込まれたカップ部分の縁に接
続された膜上延在部36を有している。
【0046】フィン電極部38は、この膜上延在部36
の上面から突出しているストレージノード32の部分で
ある。この実施の形態のフィン電極部38は、キャパシ
タ領域34内に、このキャパシタ領域34よりも小さな
領域(図1の記号pで示される範囲の領域)を占有する
ように、設けられている。
の上面から突出しているストレージノード32の部分で
ある。この実施の形態のフィン電極部38は、キャパシ
タ領域34内に、このキャパシタ領域34よりも小さな
領域(図1の記号pで示される範囲の領域)を占有する
ように、設けられている。
【0047】また、この第1の実施の形態のDRAMセ
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26の第2開口とし
てのビット線コンタクト孔40を介してビット線が接続
される半導体記憶装置である。このとき、この実施の形
態のフィン電極部38は、ビット線コンタクト孔40の
側の膜上延在部36と離間して設けられている構造とな
っている。従って、ビット線コンタクト孔40に対向す
る側のストレージノード32の膜上延在部36には、フ
ィン電極部38が接続されていない。このように、ビッ
ト線コンタクト孔40に隣接する膜上延在部36の上面
には、フィン電極部38が接続していない。その離間部
分からは、ストレージノード32のカップ部分の内壁面
が露出する構造となっている。
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26の第2開口とし
てのビット線コンタクト孔40を介してビット線が接続
される半導体記憶装置である。このとき、この実施の形
態のフィン電極部38は、ビット線コンタクト孔40の
側の膜上延在部36と離間して設けられている構造とな
っている。従って、ビット線コンタクト孔40に対向す
る側のストレージノード32の膜上延在部36には、フ
ィン電極部38が接続されていない。このように、ビッ
ト線コンタクト孔40に隣接する膜上延在部36の上面
には、フィン電極部38が接続していない。その離間部
分からは、ストレージノード32のカップ部分の内壁面
が露出する構造となっている。
【0048】具体的に、この実施の形態のフィン電極部
38は、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延
在部36から突出し、ビット線コンタクト孔40の側へ
膜上延在部36と離間して延在する庇形状である。
38は、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延
在部36から突出し、ビット線コンタクト孔40の側へ
膜上延在部36と離間して延在する庇形状である。
【0049】図3は、第1の実施の形態のキャパシタ構
造の説明に供する、ストレージノード32の形状を示す
斜視図である。この図3のI−I線の位置で切って取っ
て示す切り口の断面は、図1に示したストレージノード
32を取り出して示した断面に相当する。
造の説明に供する、ストレージノード32の形状を示す
斜視図である。この図3のI−I線の位置で切って取っ
て示す切り口の断面は、図1に示したストレージノード
32を取り出して示した断面に相当する。
【0050】この実施の形態のストレージノード32
は、カップ形状のカップ部分(図3の記号aで示される
部分)と、そのカップ部分の縁に接続された膜上延在部
36と、膜上延在部36から突出するフィン電極部38
とを具えた構成である。フィン電極部38は、膜上延在
部36に下端が接続され、その接続部から上方(図3の
Y方向)に延在し、ある程度の高さまで延在した後に直
角方向すなわち基板の上面に実質的に平行な方向(図3
のX方向)にL字形状となるように折れ曲がり、そこか
らさらに水平方向(図3のX方向)に膜上延在部36と
離間した状態で延在する庇形状となっている。水平方向
Xに延在する庇部分(図3の記号bで示される部分)の
下側には、底がドレイン領域12と接続されるカップ部
分aの内壁面で構成された凹部48が位置している。そ
して、この庇部分bの延在方向にビット線コンタクト孔
40が設けられている。また、その庇部分bの先端が、
膜上延在部36と接続されない構造となっている。
は、カップ形状のカップ部分(図3の記号aで示される
部分)と、そのカップ部分の縁に接続された膜上延在部
36と、膜上延在部36から突出するフィン電極部38
とを具えた構成である。フィン電極部38は、膜上延在
部36に下端が接続され、その接続部から上方(図3の
Y方向)に延在し、ある程度の高さまで延在した後に直
角方向すなわち基板の上面に実質的に平行な方向(図3
のX方向)にL字形状となるように折れ曲がり、そこか
らさらに水平方向(図3のX方向)に膜上延在部36と
離間した状態で延在する庇形状となっている。水平方向
Xに延在する庇部分(図3の記号bで示される部分)の
下側には、底がドレイン領域12と接続されるカップ部
分aの内壁面で構成された凹部48が位置している。そ
して、この庇部分bの延在方向にビット線コンタクト孔
40が設けられている。また、その庇部分bの先端が、
膜上延在部36と接続されない構造となっている。
【0051】図4は、第1の実施の形態のキャパシタ構
造の説明に供する、主として、この実施の形態のキャパ
シタ領域34と、転送トランジスタ20との配置関係
と、ストレージノード32の平面構成とを示す図であ
る。
造の説明に供する、主として、この実施の形態のキャパ
シタ領域34と、転送トランジスタ20との配置関係
と、ストレージノード32の平面構成とを示す図であ
る。
【0052】先ず、ストレージノード32を構成する膜
上延在部36の外縁がキャパシタ領域34を定めてい
る。そして、膜上延在部36の接続部50(図4の斜線
を付した部分)にフィン電極部38が接続されている。
その接続部50は、ドレインコンタクト孔30に関し
て、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延在部
36の上面に位置している。その接続部50に、断面が
L字形状であるフィン電極部38の一端が接続されてい
る。そのフィン電極部38の他端は、コンタクト孔30
と膜上延在部36の上方をビット線コンタクト孔40の
側へ水平に延在する。そして、そのフィン電極部38の
占有領域(図4の記号pで示す領域)は、キャパシタ領
域34内のこのキャパシタ領域34よりも小さい領域と
なっている。
上延在部36の外縁がキャパシタ領域34を定めてい
る。そして、膜上延在部36の接続部50(図4の斜線
を付した部分)にフィン電極部38が接続されている。
その接続部50は、ドレインコンタクト孔30に関し
て、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延在部
36の上面に位置している。その接続部50に、断面が
L字形状であるフィン電極部38の一端が接続されてい
る。そのフィン電極部38の他端は、コンタクト孔30
と膜上延在部36の上方をビット線コンタクト孔40の
側へ水平に延在する。そして、そのフィン電極部38の
占有領域(図4の記号pで示す領域)は、キャパシタ領
域34内のこのキャパシタ領域34よりも小さい領域と
なっている。
【0053】この実施の形態のフィン電極部38は、ド
レインコンタクト孔30の上側を覆う庇形状となってい
る。図1の断面図とこの図4の平面図において理解出来
るように、転送トランジスタ20のドレイン領域12
は、ドレインコンタクト孔30を含む領域に位置してい
る。また、転送トランジスタ20のソース領域14は、
ビット線コンタクト孔40を含む領域に位置している。
これらドレイン領域12およびソース領域14間の基板
10上には、上述したように、第1ワード線18が設け
られている。この図4では、その第1ワード線18の一
部が、キャパシタ領域34に含まれるように示してあ
る。
レインコンタクト孔30の上側を覆う庇形状となってい
る。図1の断面図とこの図4の平面図において理解出来
るように、転送トランジスタ20のドレイン領域12
は、ドレインコンタクト孔30を含む領域に位置してい
る。また、転送トランジスタ20のソース領域14は、
ビット線コンタクト孔40を含む領域に位置している。
これらドレイン領域12およびソース領域14間の基板
10上には、上述したように、第1ワード線18が設け
られている。この図4では、その第1ワード線18の一
部が、キャパシタ領域34に含まれるように示してあ
る。
【0054】以上説明した形状のストレージノード32
の層間絶縁膜26から露出している表面には、キャパシ
タ誘電膜としてのキャパシタ窒化膜42が形成されてい
る。第1の実施の形態の構成では、カップ部分a(また
は凹部48)の内壁面と、膜上延在部36の上面および
側面と、フィン電極部38の表面にキャパシタ窒化膜4
2が形成されている。そして、このキャパシタ窒化膜4
2の上に導電性材料を積層して、キャパシタの上部電極
としてのセルプレート44とする(図1及び図3参
照)。
の層間絶縁膜26から露出している表面には、キャパシ
タ誘電膜としてのキャパシタ窒化膜42が形成されてい
る。第1の実施の形態の構成では、カップ部分a(また
は凹部48)の内壁面と、膜上延在部36の上面および
側面と、フィン電極部38の表面にキャパシタ窒化膜4
2が形成されている。そして、このキャパシタ窒化膜4
2の上に導電性材料を積層して、キャパシタの上部電極
としてのセルプレート44とする(図1及び図3参
照)。
【0055】このように、ストレージノード32、キャ
パシタ窒化膜42およびセルプレート44を以てキャパ
シタは構成される。続いて、このセルプレート44の上
側には、ビット線との間の電気的な分離を図るための絶
縁層が設けられ、その絶縁層の上面にビット線が形成さ
れる。絶縁層には、その絶縁層の上面から基板10の上
面に達するビット線コンタクト孔40が形成され、その
ビット線コンタクト孔40に、ソース領域14に接続す
るようにしてビット線が埋め込まれる。
パシタ窒化膜42およびセルプレート44を以てキャパ
シタは構成される。続いて、このセルプレート44の上
側には、ビット線との間の電気的な分離を図るための絶
縁層が設けられ、その絶縁層の上面にビット線が形成さ
れる。絶縁層には、その絶縁層の上面から基板10の上
面に達するビット線コンタクト孔40が形成され、その
ビット線コンタクト孔40に、ソース領域14に接続す
るようにしてビット線が埋め込まれる。
【0056】図47は、実施の形態のDRAMセルと対
比するために、従来のDRAMセルの構成を示す断面
(図2のI−I線に相当する位置で切って取って示す切
り口の断面)の図である。図47の(A)には、フィン
を具えないスタック型キャパシタを有したDRAMセル
の構成を示す。図47(A)に示す構成は、図1に示す
第1の実施の形態のDRAMセルのフィン電極部38が
無い構成に相当している。また、図47の(B)には、
1枚のフィンを具えるスタック型キャパシタを有したD
RAMセルの構成を示す。図47(B)に示す構成は、
図47(A)に示す従来のスタック型キャパシタの膜上
延在部36の下面とストッパ窒化膜28の表面との間
が、距離Δhだけ離間した構成に相当している。すなわ
ち、図47(A)の膜上延在部36に相当する部分がフ
ィン(図47(B)の記号fで示す部分)となっている
構成である。
比するために、従来のDRAMセルの構成を示す断面
(図2のI−I線に相当する位置で切って取って示す切
り口の断面)の図である。図47の(A)には、フィン
を具えないスタック型キャパシタを有したDRAMセル
の構成を示す。図47(A)に示す構成は、図1に示す
第1の実施の形態のDRAMセルのフィン電極部38が
無い構成に相当している。また、図47の(B)には、
1枚のフィンを具えるスタック型キャパシタを有したD
RAMセルの構成を示す。図47(B)に示す構成は、
図47(A)に示す従来のスタック型キャパシタの膜上
延在部36の下面とストッパ窒化膜28の表面との間
が、距離Δhだけ離間した構成に相当している。すなわ
ち、図47(A)の膜上延在部36に相当する部分がフ
ィン(図47(B)の記号fで示す部分)となっている
構成である。
【0057】このように、図47の(A)に示す従来の
スタック型キャパシタ構造よりも、第1の実施の形態の
キャパシタ構造の方が、フィン電極部38の表面積の分
だけキャパシタ面積が大きい。従って、このキャパシタ
面積の大きい分だけ、キャパシタの電気容量(CS 容量
と称する。)が大きい構造となっている。
スタック型キャパシタ構造よりも、第1の実施の形態の
キャパシタ構造の方が、フィン電極部38の表面積の分
だけキャパシタ面積が大きい。従って、このキャパシタ
面積の大きい分だけ、キャパシタの電気容量(CS 容量
と称する。)が大きい構造となっている。
【0058】また、第1の実施の形態のキャパシタ構造
は、上述したように、キャパシタ領域34内にこのキャ
パシタ領域34よりも小さい領域を占有するようにして
フィン電極部38が形成された構造となっている。一
方、図47の(B)に示す従来の1枚フィン型のスタッ
ク型キャパシタの場合には、フィンfの延在する領域が
キャパシタ領域34と等しい構成である。このように、
この第1の実施の形態のキャパシタ構造は、図47
(B)に示す従来の1枚フィン型のスタック型キャパシ
タに比べて、フィンが占有する領域が小さい。このた
め、フィンが延在していない領域をキャパシタ領域34
内に有した構造となっている。
は、上述したように、キャパシタ領域34内にこのキャ
パシタ領域34よりも小さい領域を占有するようにして
フィン電極部38が形成された構造となっている。一
方、図47の(B)に示す従来の1枚フィン型のスタッ
ク型キャパシタの場合には、フィンfの延在する領域が
キャパシタ領域34と等しい構成である。このように、
この第1の実施の形態のキャパシタ構造は、図47
(B)に示す従来の1枚フィン型のスタック型キャパシ
タに比べて、フィンが占有する領域が小さい。このた
め、フィンが延在していない領域をキャパシタ領域34
内に有した構造となっている。
【0059】そのフィンが延在していないキャパシタ領
域34では、フィンの分だけメモリセルの厚み(ここで
は、基板10の表面からセルプレート44の上面までの
高さ。または、ビット線を設けるため、このセルプレー
ト44の上に積層される絶縁層の上面までの高さ。)を
小さくすることができる。このように、従来はフィンを
設けることによりメモリセルの厚みが増大してしまって
いた領域を、この第1の実施の形態では、従来に比べて
小さい領域に抑えた構成としている。従って、フィンが
延在する領域を調整することによって、ビット線コンタ
クト孔側のメモリセルの厚みを低減させることができ
る。よって、ビット線コンタクト孔40の深さを浅く構
成することが可能になり、このコンタクト孔40のアス
ペクト比(孔深/孔径)を従来より小さくすることがで
きる。
域34では、フィンの分だけメモリセルの厚み(ここで
は、基板10の表面からセルプレート44の上面までの
高さ。または、ビット線を設けるため、このセルプレー
ト44の上に積層される絶縁層の上面までの高さ。)を
小さくすることができる。このように、従来はフィンを
設けることによりメモリセルの厚みが増大してしまって
いた領域を、この第1の実施の形態では、従来に比べて
小さい領域に抑えた構成としている。従って、フィンが
延在する領域を調整することによって、ビット線コンタ
クト孔側のメモリセルの厚みを低減させることができ
る。よって、ビット線コンタクト孔40の深さを浅く構
成することが可能になり、このコンタクト孔40のアス
ペクト比(孔深/孔径)を従来より小さくすることがで
きる。
【0060】ビット線コンタクト孔40のアスペクト比
を低減させるには、図1および図3に示したキャパシタ
構造のように、ビット線コンタクト孔40側の、フィン
電極部38と膜上延在部36との間を離間させた構造と
するのが良い。このように構成すれば、ビット線コンタ
クト孔40側のメモリセル(DRAMセル)の厚みを従
来より小さくすることができる。
を低減させるには、図1および図3に示したキャパシタ
構造のように、ビット線コンタクト孔40側の、フィン
電極部38と膜上延在部36との間を離間させた構造と
するのが良い。このように構成すれば、ビット線コンタ
クト孔40側のメモリセル(DRAMセル)の厚みを従
来より小さくすることができる。
【0061】例えば、従来のビット線コンタクト孔40
側の基板表面からセルプレート44までの高さ(図47
(B)の記号h0で示す高さ)に比べて、第1の実施の
形態におけるこれに相当する高さ(図1の記号hで示す
高さ)の方が小くなっている(フィンfの下面とストッ
パ窒化膜28の上面との間の距離Δhの分だけ小さ
い。)。よって、同じ1枚フィン型のキャパシタ構造で
あっても、従来の構成(図47(B))に比べて、第1
の実施の形態の構成(図1、図3および図4)の方が、
ビット線コンタクト孔40のアスペクト比を小さくする
ことができる構成となっていることが分かる。従って、
ビット線46が形成しやすい構造である。
側の基板表面からセルプレート44までの高さ(図47
(B)の記号h0で示す高さ)に比べて、第1の実施の
形態におけるこれに相当する高さ(図1の記号hで示す
高さ)の方が小くなっている(フィンfの下面とストッ
パ窒化膜28の上面との間の距離Δhの分だけ小さ
い。)。よって、同じ1枚フィン型のキャパシタ構造で
あっても、従来の構成(図47(B))に比べて、第1
の実施の形態の構成(図1、図3および図4)の方が、
ビット線コンタクト孔40のアスペクト比を小さくする
ことができる構成となっていることが分かる。従って、
ビット線46が形成しやすい構造である。
【0062】このように、第1の実施の形態のキャパシ
タ構造によれば、従来のスタック型キャパシタ(図47
(B))よりもCS 容量が増加し、しかも従来のスタッ
ク型キャパシタ(図47(B))の場合と同等のアスペ
クト比が得られる。
タ構造によれば、従来のスタック型キャパシタ(図47
(B))よりもCS 容量が増加し、しかも従来のスタッ
ク型キャパシタ(図47(B))の場合と同等のアスペ
クト比が得られる。
【0063】<実施の形態の形成方法>次に、この第1
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図1
4から図16を参照して、説明する。これら図14、図
15および図16は、第1の実施の形態のキャパシタ構
造の製造工程を示す断面の図である。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図1
4から図16を参照して、説明する。これら図14、図
15および図16は、第1の実施の形態のキャパシタ構
造の製造工程を示す断面の図である。
【0064】先ず、(a1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26およびストッパ窒化膜28を順次に積
層する(図14の(A))。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26およびストッパ窒化膜28を順次に積
層する(図14の(A))。
【0065】この実施の形態の層間絶縁膜26は、材料
としてノンドープのシリコン酸化膜を用い、CVD法
(化学気相成長法)により、2000Å〜5000Å程
度の膜厚となるように形成している。また、ストッパ窒
化膜28は、材料として窒化シリコンを用い、CVD法
により膜厚が100Å〜300Åの膜厚となるように形
成する。このストッパ窒化膜28はエッチングストッパ
として働き、後に行うエッチング工程の際に、層間絶縁
膜26までエッチングしてしまうのを防止するために設
けられる。尚、シリコン半導体基板10には、予め、メ
モリセル領域を画成するためのフィールド酸化膜22
を、LOCOS法(ローカル酸化法)により、膜厚が4
000Å〜6000Åとなるように形成してある。
としてノンドープのシリコン酸化膜を用い、CVD法
(化学気相成長法)により、2000Å〜5000Å程
度の膜厚となるように形成している。また、ストッパ窒
化膜28は、材料として窒化シリコンを用い、CVD法
により膜厚が100Å〜300Åの膜厚となるように形
成する。このストッパ窒化膜28はエッチングストッパ
として働き、後に行うエッチング工程の際に、層間絶縁
膜26までエッチングしてしまうのを防止するために設
けられる。尚、シリコン半導体基板10には、予め、メ
モリセル領域を画成するためのフィールド酸化膜22
を、LOCOS法(ローカル酸化法)により、膜厚が4
000Å〜6000Åとなるように形成してある。
【0066】次に、(a2)工程:層間絶縁膜26およ
びストッパ窒化膜28のドレイン領域12の上方の領域
にドレインコンタクト孔30を形成する(図14の
(B))。
びストッパ窒化膜28のドレイン領域12の上方の領域
にドレインコンタクト孔30を形成する(図14の
(B))。
【0067】このコンタクト孔30は、通常のホトリソ
グラフィおよびエッチングにより形成する。このコンタ
クト孔30は、ストッパ窒化膜28の上面から基板10
の上面にまで達するホールである。この実施の形態で
は、コンタクト孔30の口径は約0.5μmである。
グラフィおよびエッチングにより形成する。このコンタ
クト孔30は、ストッパ窒化膜28の上面から基板10
の上面にまで達するホールである。この実施の形態で
は、コンタクト孔30の口径は約0.5μmである。
【0068】次に、(a3)工程:ストッパ窒化膜28
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成
する(図14の(C))。
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成
する(図14の(C))。
【0069】この第1ストレージノード材料膜として
は、第1ポリシリコン層52を用いている。この第1ポ
リシリコン層52は、材料としてポリシリコンを用い、
CVD法により膜厚が1000Å〜2000Åとなるよ
うに形成する。また、この第1ポリシリコン層52の導
電性を良くするため、加速エネルギ30〜60KeV
で、ドーズ量4.0〜6.0E15cm-2となるように
As+ を注入している。そして、N2 雰囲気中で温度8
00〜1000℃、時間20〜40分のアニールを、注
入したAs+ を拡散させるために行う。
は、第1ポリシリコン層52を用いている。この第1ポ
リシリコン層52は、材料としてポリシリコンを用い、
CVD法により膜厚が1000Å〜2000Åとなるよ
うに形成する。また、この第1ポリシリコン層52の導
電性を良くするため、加速エネルギ30〜60KeV
で、ドーズ量4.0〜6.0E15cm-2となるように
As+ を注入している。そして、N2 雰囲気中で温度8
00〜1000℃、時間20〜40分のアニールを、注
入したAs+ を拡散させるために行う。
【0070】次に、(a4)工程:第1ポリシリコン層
52の上面に第1犠牲膜を形成する(図14の
(D))。
52の上面に第1犠牲膜を形成する(図14の
(D))。
【0071】この第1犠牲膜としては、第1PSG膜5
4を用いている。この第1PSG膜54は、材料として
PSG(Phospo-silicate-glass )を用いており、CV
D法により、1000Å〜2000Åとなるように形成
する。この第1PSG膜54によって、ドレインコンタ
クト孔30が埋められる。
4を用いている。この第1PSG膜54は、材料として
PSG(Phospo-silicate-glass )を用いており、CV
D法により、1000Å〜2000Åとなるように形成
する。この第1PSG膜54によって、ドレインコンタ
クト孔30が埋められる。
【0072】次に、(a5)工程:第1PSG膜54お
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図1
5の(A))。
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図1
5の(A))。
【0073】このパターニングは、通常のフォトリソグ
ラフィおよびエッチング技術を用いて行う。先ず、第1
PSG膜54の上面にレジスト層を形成し、フォトリソ
グラフィを行って、ドレインコンタクト孔30を含む領
域を開口とするマスクを形成する。続いて、このマスク
を用いて、第1PSG膜54を酸化膜エッチング装置で
エッチングする。そして、このマスクを用いて、第1ポ
リシリコン層52をポリシリコンエッチング装置でエッ
チングする。
ラフィおよびエッチング技術を用いて行う。先ず、第1
PSG膜54の上面にレジスト層を形成し、フォトリソ
グラフィを行って、ドレインコンタクト孔30を含む領
域を開口とするマスクを形成する。続いて、このマスク
を用いて、第1PSG膜54を酸化膜エッチング装置で
エッチングする。そして、このマスクを用いて、第1ポ
リシリコン層52をポリシリコンエッチング装置でエッ
チングする。
【0074】次に、(a6)工程:パターニングされた
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ストレージノード材料膜で覆う(図15の(B))。
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ストレージノード材料膜で覆う(図15の(B))。
【0075】この第2ストレージノード材料膜として
は、第2ポリシリコン層56を用いている。この第2ポ
リシリコン層56は、材料としてポリシリコンを用い、
CVD法により膜厚が1000Å〜2000Åとなるよ
うに形成する。また、この第2ポリシリコン層56の導
電性を良くするため、リン濃度が4.0〜6.0E20
cm-3となるようにリン拡散を行っている。また、HF
エッチング(フッ酸溶液等を用いたウエットエッチン
グ)により、第2ポリシリコン層56の表面を覆うリン
ガラスを除去している。
は、第2ポリシリコン層56を用いている。この第2ポ
リシリコン層56は、材料としてポリシリコンを用い、
CVD法により膜厚が1000Å〜2000Åとなるよ
うに形成する。また、この第2ポリシリコン層56の導
電性を良くするため、リン濃度が4.0〜6.0E20
cm-3となるようにリン拡散を行っている。また、HF
エッチング(フッ酸溶液等を用いたウエットエッチン
グ)により、第2ポリシリコン層56の表面を覆うリン
ガラスを除去している。
【0076】次に、(a7)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図15の(C))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図15の(C))。
【0077】このパターニングは、通常のフォトリソグ
ラフィおよびエッチング技術を用いて行う。また、この
(a7)工程は、ビット線コンタクト孔40を形成する
側の第1PSG膜54が露出するように、第2ポリシリ
コン層56を除去する工程となっている。すなわち、ビ
ット線コンタクト孔40を形成する側とは反対側の第1
ポリシリコン層52の一側面に接し、第1ポリシリコン
層52の上側に延在する第2ポリシリコン層56の一部
分(図15(B)の記号aで示す範囲の領域)が残存す
るように、第2ポリシリコン層56を除去する。
ラフィおよびエッチング技術を用いて行う。また、この
(a7)工程は、ビット線コンタクト孔40を形成する
側の第1PSG膜54が露出するように、第2ポリシリ
コン層56を除去する工程となっている。すなわち、ビ
ット線コンタクト孔40を形成する側とは反対側の第1
ポリシリコン層52の一側面に接し、第1ポリシリコン
層52の上側に延在する第2ポリシリコン層56の一部
分(図15(B)の記号aで示す範囲の領域)が残存す
るように、第2ポリシリコン層56を除去する。
【0078】次に、(a8)工程:第1PSG膜54を
除去する(図16の(A))。
除去する(図16の(A))。
【0079】この工程では、第1PSG膜54を、先の
工程(a7)で露出させた部分からエッチングし、第1
PSG膜54全部を除去する。このエッチングとして、
HFエッチングや等方性ドライエッチングを用いるのが
好適である。以上の工程に従い、第1ポリシリコン層5
2と第2ポリシリコン層56とからなるストレージノー
ド32が形成される。
工程(a7)で露出させた部分からエッチングし、第1
PSG膜54全部を除去する。このエッチングとして、
HFエッチングや等方性ドライエッチングを用いるのが
好適である。以上の工程に従い、第1ポリシリコン層5
2と第2ポリシリコン層56とからなるストレージノー
ド32が形成される。
【0080】次に、(a9)工程:第1および第2ポリ
シリコン層52および56の表面に誘電体膜を形成する
(図16の(B))。
シリコン層52および56の表面に誘電体膜を形成する
(図16の(B))。
【0081】この実施の形態では、誘電体膜として、キ
ャパシタ窒化膜42を用いている。このキャパシタ窒化
膜42は、材料として窒化シリコンを用い、CVD法に
より膜厚が60Å〜80Åとなるように形成する。この
工程に従い、第1および第2ポリシリコン層52および
54の露出している表面に、キャパシタ窒化膜42を形
成する。
ャパシタ窒化膜42を用いている。このキャパシタ窒化
膜42は、材料として窒化シリコンを用い、CVD法に
より膜厚が60Å〜80Åとなるように形成する。この
工程に従い、第1および第2ポリシリコン層52および
54の露出している表面に、キャパシタ窒化膜42を形
成する。
【0082】次に、(a10)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0083】この実施の形態では、セルプレート材料膜
としてポリシリコンを用い、CVD法により、膜厚が1
000Å〜2000Åとなるように積層する。この実施
の形態では、前述したように、ドレインコンタクト孔3
0の口径を0.5μmとし、第1ストレージノード材料
膜としての第1ポリシリコン層52の膜厚が0.1μm
となるように形成しているので、コンタクト孔内部(図
3の凹部48)には、セルプレート材料膜が埋め込まれ
る。続いて、通常のフォトリソグラフィおよびエッチン
グ技術を用いてこのセルプレート材料膜に対してパター
ニングを施し、セルプレート44を形成する(図16の
(C))。
としてポリシリコンを用い、CVD法により、膜厚が1
000Å〜2000Åとなるように積層する。この実施
の形態では、前述したように、ドレインコンタクト孔3
0の口径を0.5μmとし、第1ストレージノード材料
膜としての第1ポリシリコン層52の膜厚が0.1μm
となるように形成しているので、コンタクト孔内部(図
3の凹部48)には、セルプレート材料膜が埋め込まれ
る。続いて、通常のフォトリソグラフィおよびエッチン
グ技術を用いてこのセルプレート材料膜に対してパター
ニングを施し、セルプレート44を形成する(図16の
(C))。
【0084】この後、絶縁層の形成、ビット線コンタク
ト孔40の形成、メタル配線(ビット線)の形成、最終
保護膜の形成を行い、半導体記憶装置が完成する。
ト孔40の形成、メタル配線(ビット線)の形成、最終
保護膜の形成を行い、半導体記憶装置が完成する。
【0085】以上説明した製造工程に従えば、前述した
第1の実施の形態のキャパシタ構造(図1)を形成する
ことができる。また、この製造工程によれば、上述した
第2ストレージノード材料膜としての第2ポリシリコン
層56を工程(a7)で説明した通りにパターニングし
ているので、続く(a8)の工程では、エッチング液が
回り込みやすく、第1犠牲膜としての第1PSG膜54
のエッチングを行いやすい。
第1の実施の形態のキャパシタ構造(図1)を形成する
ことができる。また、この製造工程によれば、上述した
第2ストレージノード材料膜としての第2ポリシリコン
層56を工程(a7)で説明した通りにパターニングし
ているので、続く(a8)の工程では、エッチング液が
回り込みやすく、第1犠牲膜としての第1PSG膜54
のエッチングを行いやすい。
【0086】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、ビット線、転送トランジスタおよ
びキャパシタ領域を含む位置で切って取って示す切り口
の断面の図である。尚、第1の実施の形態の構成と同じ
構成については、説明を省略する場合がある。
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、ビット線、転送トランジスタおよ
びキャパシタ領域を含む位置で切って取って示す切り口
の断面の図である。尚、第1の実施の形態の構成と同じ
構成については、説明を省略する場合がある。
【0087】先ず、この第2の実施の形態のストレージ
ノード32のフィン電極部38は、第1の実施の形態と
同様に、膜上延在部36から突出し、キャパシタ領域3
4内であって、このキャパシタ領域34よりも小さな領
域(図5の記号pで示す範囲の領域)を占有するように
設けてある。
ノード32のフィン電極部38は、第1の実施の形態と
同様に、膜上延在部36から突出し、キャパシタ領域3
4内であって、このキャパシタ領域34よりも小さな領
域(図5の記号pで示す範囲の領域)を占有するように
設けてある。
【0088】また、この第2の実施の形態のDRAMセ
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26の第2開口とし
てのビット線コンタクト孔40を介してビット線が接続
される半導体記憶装置である。このとき、この実施の形
態のフィン電極部38は、ビット線コンタクト孔40と
は反対側の膜上延在部36から突出し、ビット線コンタ
クト孔40の側の膜上延在部36に接続する覆形状とし
てある。従って、第1の実施の形態のフィン電極部38
と異なり、ビット線コンタクト孔40に対向する側のス
トレージノード32の膜上延在部36にも、フィン電極
部38が接続されている。
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26の第2開口とし
てのビット線コンタクト孔40を介してビット線が接続
される半導体記憶装置である。このとき、この実施の形
態のフィン電極部38は、ビット線コンタクト孔40と
は反対側の膜上延在部36から突出し、ビット線コンタ
クト孔40の側の膜上延在部36に接続する覆形状とし
てある。従って、第1の実施の形態のフィン電極部38
と異なり、ビット線コンタクト孔40に対向する側のス
トレージノード32の膜上延在部36にも、フィン電極
部38が接続されている。
【0089】図6は、第2の実施の形態のキャパシタ構
造の説明に供する、ストレージノード32の形状を示す
斜視図である。この図6のI−I線の位置で切って取っ
て示す切り口の断面が、図5に示すストレージノード3
2の断面の図に相当している。
造の説明に供する、ストレージノード32の形状を示す
斜視図である。この図6のI−I線の位置で切って取っ
て示す切り口の断面が、図5に示すストレージノード3
2の断面の図に相当している。
【0090】この実施の形態のストレージノード32
は、カップ形状のカップ部分(図6の記号aで示す部
分)と、そのカップ部分の縁に接続された膜上延在部3
6と、膜上延在部36から突出するフィン電極部38と
を具えている。フィン電極部38は、膜上延在部36に
一端が接続され、その接続部から上方(図6のY方向)
に延在し、ある程度の高さまで延在した後に直角方向す
なわち基板の上面に平行な方向(図6のX方向)に折れ
曲がり、そこからさらに水平方向(図6のX方向)に膜
上延在部36と離間した状態で延在し、再び直角方向に
下向きに折れ曲がって、膜上延在部36に他端が接続す
る。このように、この実施の形態のフィン電極部38
は、膜上延在部36と2箇所で接続される屋根形状(覆
形状)となっている。
は、カップ形状のカップ部分(図6の記号aで示す部
分)と、そのカップ部分の縁に接続された膜上延在部3
6と、膜上延在部36から突出するフィン電極部38と
を具えている。フィン電極部38は、膜上延在部36に
一端が接続され、その接続部から上方(図6のY方向)
に延在し、ある程度の高さまで延在した後に直角方向す
なわち基板の上面に平行な方向(図6のX方向)に折れ
曲がり、そこからさらに水平方向(図6のX方向)に膜
上延在部36と離間した状態で延在し、再び直角方向に
下向きに折れ曲がって、膜上延在部36に他端が接続す
る。このように、この実施の形態のフィン電極部38
は、膜上延在部36と2箇所で接続される屋根形状(覆
形状)となっている。
【0091】この覆部分(図6の記号bで示す部分)に
よって、ドレインコンタクト孔30が覆われている。つ
まり、コンタクト孔30と膜上延在部36の上方を水平
方向Xに延在する屋根部分bの下側に、底がドレイン領
域12と接続するカップ部分aの内壁面で構成された凹
部48が位置するように構成してある。このように、こ
のフィン電極部38の断面(I−I線の位置の断面)は
逆U字形状を呈するように構成されている。
よって、ドレインコンタクト孔30が覆われている。つ
まり、コンタクト孔30と膜上延在部36の上方を水平
方向Xに延在する屋根部分bの下側に、底がドレイン領
域12と接続するカップ部分aの内壁面で構成された凹
部48が位置するように構成してある。このように、こ
のフィン電極部38の断面(I−I線の位置の断面)は
逆U字形状を呈するように構成されている。
【0092】図7は、第2の実施の形態のキャパシタ構
造の説明に供する、主として、この実施の形態のキャパ
シタ領域34と、転送トランジスタ20との配置関係
と、ストレージノード32の平面構成を示す図である。
造の説明に供する、主として、この実施の形態のキャパ
シタ領域34と、転送トランジスタ20との配置関係
と、ストレージノード32の平面構成を示す図である。
【0093】先ず、第2の実施の形態のストレージノー
ド32を構成する膜上延在部36の外縁がキャパシタ領
域34を定めている。そして、膜上延在部36の2箇所
の接続部50aおよび50b(図7の斜線を付して示す
各部分)にフィン電極部38が接続されている。その接
続部50aは、ドレインコンタクト孔30に関して、ビ
ット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延在部36の
上面に位置している。また、接続部50bは、ドレイン
コンタクト孔30に関して、ビット線コンタクト孔40
と同じ側の膜上延在部36の上面に位置している。これ
ら接続部50aおよび50bに、断面が逆U字形状であ
るフィン電極部38の各端部が接続される。そして、こ
れら接続部50aおよび50bの間に、このフィン電極
部38の前述した覆部分が膜上延在部36と離間した状
態で延在している。そのフィン電極部38の占有領域
(図7の記号pで示す領域)は、第1の実施の形態の構
成と同様に、キャパシタ領域34内のこのキャパシタ領
域34よりも小さい領域となっている。
ド32を構成する膜上延在部36の外縁がキャパシタ領
域34を定めている。そして、膜上延在部36の2箇所
の接続部50aおよび50b(図7の斜線を付して示す
各部分)にフィン電極部38が接続されている。その接
続部50aは、ドレインコンタクト孔30に関して、ビ
ット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延在部36の
上面に位置している。また、接続部50bは、ドレイン
コンタクト孔30に関して、ビット線コンタクト孔40
と同じ側の膜上延在部36の上面に位置している。これ
ら接続部50aおよび50bに、断面が逆U字形状であ
るフィン電極部38の各端部が接続される。そして、こ
れら接続部50aおよび50bの間に、このフィン電極
部38の前述した覆部分が膜上延在部36と離間した状
態で延在している。そのフィン電極部38の占有領域
(図7の記号pで示す領域)は、第1の実施の形態の構
成と同様に、キャパシタ領域34内のこのキャパシタ領
域34よりも小さい領域となっている。
【0094】以上説明した第2の実施の形態のキャパシ
タ構造を、従来のキャパシタ構造と対比する。先ず、図
47の(A)に示す従来のスタック型キャパシタ構造よ
りも、第2の実施の形態のキャパシタ構造の方が、フィ
ン電極部38の表面積の分だけキャパシタ面積が大き
い。従って、このキャパシタ面積の大きい分だけ、CS
容量が大きな構造となっている。
タ構造を、従来のキャパシタ構造と対比する。先ず、図
47の(A)に示す従来のスタック型キャパシタ構造よ
りも、第2の実施の形態のキャパシタ構造の方が、フィ
ン電極部38の表面積の分だけキャパシタ面積が大き
い。従って、このキャパシタ面積の大きい分だけ、CS
容量が大きな構造となっている。
【0095】また、上述したように、第2の実施の形態
のキャパシタ構造は、キャパシタ領域34内にこのキャ
パシタ領域34よりも小さい領域を占有するようにして
フィン電極部38を形成している。一方、図47の
(B)に示す従来の1枚フィン型のスタック型キャパシ
タの場合には、フィンfの延在する領域がキャパシタ領
域34と等しい構成である。このように、この実施の形
態のキャパシタ構造は、図47(B)に示す従来の1枚
フィン型のスタック型キャパシタに比べて、フィンが占
有する領域が小さい。このため、フィンが延在していな
い領域をキャパシタ領域34内に有した構造となってい
る。
のキャパシタ構造は、キャパシタ領域34内にこのキャ
パシタ領域34よりも小さい領域を占有するようにして
フィン電極部38を形成している。一方、図47の
(B)に示す従来の1枚フィン型のスタック型キャパシ
タの場合には、フィンfの延在する領域がキャパシタ領
域34と等しい構成である。このように、この実施の形
態のキャパシタ構造は、図47(B)に示す従来の1枚
フィン型のスタック型キャパシタに比べて、フィンが占
有する領域が小さい。このため、フィンが延在していな
い領域をキャパシタ領域34内に有した構造となってい
る。
【0096】そのフィンが延在していないキャパシタ領
域34では、フィンの分だけメモリセルの厚みを小さく
することができる。このように、フィンを設けることに
よりメモリセルの厚みが増大してしまっていた領域を、
従来に比べて小さい領域に抑えることができる。従っ
て、フィンが延在する領域を調整することによって、ビ
ット線コンタクト孔側のメモリセルの厚みを低減させる
ことが可能である。このように、フィンの形状を調整す
ることで、ビット線コンタクト孔40の深さを小さくす
ることが可能であるから、このコンタクト孔40のアス
ペクト比(孔深/孔径)を従来より小さくすることがで
きる。
域34では、フィンの分だけメモリセルの厚みを小さく
することができる。このように、フィンを設けることに
よりメモリセルの厚みが増大してしまっていた領域を、
従来に比べて小さい領域に抑えることができる。従っ
て、フィンが延在する領域を調整することによって、ビ
ット線コンタクト孔側のメモリセルの厚みを低減させる
ことが可能である。このように、フィンの形状を調整す
ることで、ビット線コンタクト孔40の深さを小さくす
ることが可能であるから、このコンタクト孔40のアス
ペクト比(孔深/孔径)を従来より小さくすることがで
きる。
【0097】ビット線コンタクト孔40のアスペクト比
を低減させるには、図5および図6に示したキャパシタ
構造のように、フィン電極部38のビット線コンタクト
孔40側に延在する部分を、膜上延在部36が延在する
領域内に含むように構成すればよい。このように構成す
れば、ビット線コンタクト孔40側のメモリセル(DR
AMセル)の厚みを従来より小さくすることができる。
従って、従来よりも、ビット線コンタクト孔40のアス
ペクト比を小さくすることができる。よって、ビット線
46が形成しやすくなる。
を低減させるには、図5および図6に示したキャパシタ
構造のように、フィン電極部38のビット線コンタクト
孔40側に延在する部分を、膜上延在部36が延在する
領域内に含むように構成すればよい。このように構成す
れば、ビット線コンタクト孔40側のメモリセル(DR
AMセル)の厚みを従来より小さくすることができる。
従って、従来よりも、ビット線コンタクト孔40のアス
ペクト比を小さくすることができる。よって、ビット線
46が形成しやすくなる。
【0098】このように、この第2の実施の形態のキャ
パシタ構造によれば、従来のスタック型キャパシタ(図
47(B))よりもCS 容量が増加し、しかも従来のス
タック型キャパシタ(図47(B))の場合と同等のア
スペクト比が得られる。
パシタ構造によれば、従来のスタック型キャパシタ(図
47(B))よりもCS 容量が増加し、しかも従来のス
タック型キャパシタ(図47(B))の場合と同等のア
スペクト比が得られる。
【0099】<実施の形態の形成方法>次に、この第2
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図1
7および図18を参照して、説明する。これら図17お
よび図18は、第2の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第2の実施の形
態の製造工程は、前述した第1の実施の形態の(a7)
工程が異なるだけで、他は同じである。この(a7)工
程のパターニングの施し方が、第1の実施の形態と異な
る。第2の実施の形態の場合の(a7)工程は、ドレイ
ンコンタクト孔30を間にして、ビット線コンタクト孔
40に近い側の第1ポリシリコン層52および第1PS
G膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔40に遠い
側の第1ポリシリコン層52および第1PSG膜54の
側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間に直線的
に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図15
(B)に相当する工程図である図17(A)の記号bで
示す領域)が残存するようにパターニングを行う。この
残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所の側
面部とを覆っていて、これら側面部以外の第1PSG膜
54の側面部は覆っていない(図17(B))。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図1
7および図18を参照して、説明する。これら図17お
よび図18は、第2の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第2の実施の形
態の製造工程は、前述した第1の実施の形態の(a7)
工程が異なるだけで、他は同じである。この(a7)工
程のパターニングの施し方が、第1の実施の形態と異な
る。第2の実施の形態の場合の(a7)工程は、ドレイ
ンコンタクト孔30を間にして、ビット線コンタクト孔
40に近い側の第1ポリシリコン層52および第1PS
G膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔40に遠い
側の第1ポリシリコン層52および第1PSG膜54の
側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間に直線的
に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図15
(B)に相当する工程図である図17(A)の記号bで
示す領域)が残存するようにパターニングを行う。この
残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所の側
面部とを覆っていて、これら側面部以外の第1PSG膜
54の側面部は覆っていない(図17(B))。
【0100】次に、第1PSG膜54の、第2ポリシリ
コン層56が覆っていない部分に対してエッチングを施
す。このエッチングにより第1PSG膜54を除去する
(図17(C))。次に、第1および第2ポリシリコン
層52および56の露出している表面にキャパシタ窒化
膜42を形成する(図18(A))。そして、次に、セ
ルプレート材料膜をキャパシタ窒化膜42の上に形成
し、このセルプレート材料膜をパターニングしてセルプ
レート44とする(図18(B))。
コン層56が覆っていない部分に対してエッチングを施
す。このエッチングにより第1PSG膜54を除去する
(図17(C))。次に、第1および第2ポリシリコン
層52および56の露出している表面にキャパシタ窒化
膜42を形成する(図18(A))。そして、次に、セ
ルプレート材料膜をキャパシタ窒化膜42の上に形成
し、このセルプレート材料膜をパターニングしてセルプ
レート44とする(図18(B))。
【0101】以上説明した製造工程によれば、前述した
第2の実施の形態のキャパシタ構造(図5)を形成する
ことができる。
第2の実施の形態のキャパシタ構造(図5)を形成する
ことができる。
【0102】[第3の実施の形態]図8は、第3の実施
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、ビット線、転送トランジスタおよ
びキャパシタ領域を含む位置で切って取って示す切り口
の断面の図である。尚、第1の実施の形態の構成と同じ
構成については、説明を省略する場合がある。
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、ビット線、転送トランジスタおよ
びキャパシタ領域を含む位置で切って取って示す切り口
の断面の図である。尚、第1の実施の形態の構成と同じ
構成については、説明を省略する場合がある。
【0103】先ず、この第3の実施の形態のストレージ
ノード32のフィン電極部38は、第1の実施の形態と
同様に、膜上延在部36から突出し、キャパシタ領域3
4内にこのキャパシタ領域34よりも小さな領域(図8
の記号pで示す領域)を占有するように、設けられてい
る。
ノード32のフィン電極部38は、第1の実施の形態と
同様に、膜上延在部36から突出し、キャパシタ領域3
4内にこのキャパシタ領域34よりも小さな領域(図8
の記号pで示す領域)を占有するように、設けられてい
る。
【0104】また、この第3の実施の形態のDRAMセ
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26のビット線コン
タクト孔40を介してビット線が接続される半導体記憶
装置である。このとき、第1の実施の形態と同様に、こ
の実施の形態のフィン電極部38は、ビット線コンタク
ト孔40の側の膜上延在部36と離間して設けられてい
る。第1の実施の形態で説明したように、フィン電極部
38は、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延
在部36から突出し、ビット線コンタクト孔40の側へ
膜上延在部36と離間して延在する庇形状とするのが良
い。従って、この第3の実施の形態のストレージノード
32の形状は、第1の実施の形態の構成(図3)と同じ
形状となっている。また、平面的な配置関係も第1の実
施の形態の構成(図4)と同じである。
ルは、ソース領域14に層間絶縁膜26のビット線コン
タクト孔40を介してビット線が接続される半導体記憶
装置である。このとき、第1の実施の形態と同様に、こ
の実施の形態のフィン電極部38は、ビット線コンタク
ト孔40の側の膜上延在部36と離間して設けられてい
る。第1の実施の形態で説明したように、フィン電極部
38は、ビット線コンタクト孔40とは反対側の膜上延
在部36から突出し、ビット線コンタクト孔40の側へ
膜上延在部36と離間して延在する庇形状とするのが良
い。従って、この第3の実施の形態のストレージノード
32の形状は、第1の実施の形態の構成(図3)と同じ
形状となっている。また、平面的な配置関係も第1の実
施の形態の構成(図4)と同じである。
【0105】この第3の実施の形態は、膜上延在部36
の下面(例えば、図8の矢印mで示す面)と層間絶縁膜
26の上面(例えば、図8の矢印nで示す面)とが離間
した構造となっている。そして、キャパシタ窒化膜42
がこの膜上延在部36の下面にも形成されている。この
ため、第1の実施の形態に比べて、この膜上延在部36
の下面の分だけキャパシタ面積を広げることができる。
よって、CS 容量もこのキャパシタ面積の増加分だけ大
きくなる。
の下面(例えば、図8の矢印mで示す面)と層間絶縁膜
26の上面(例えば、図8の矢印nで示す面)とが離間
した構造となっている。そして、キャパシタ窒化膜42
がこの膜上延在部36の下面にも形成されている。この
ため、第1の実施の形態に比べて、この膜上延在部36
の下面の分だけキャパシタ面積を広げることができる。
よって、CS 容量もこのキャパシタ面積の増加分だけ大
きくなる。
【0106】以上説明した第3の実施の形態のキャパシ
タ構造を、従来のキャパシタ構造と対比する。先ず、図
47の(B)に示す従来構成の1枚フィンを有したスタ
ック型キャパシタ構造より、第3の実施の形態のキャパ
シタ構造の方がフィン電極部38の表面積の分だけキャ
パシタ面積が大きい。従って、このキャパシタ面積の大
きい分だけCS 容量が大きい。
タ構造を、従来のキャパシタ構造と対比する。先ず、図
47の(B)に示す従来構成の1枚フィンを有したスタ
ック型キャパシタ構造より、第3の実施の形態のキャパ
シタ構造の方がフィン電極部38の表面積の分だけキャ
パシタ面積が大きい。従って、このキャパシタ面積の大
きい分だけCS 容量が大きい。
【0107】また、図48に従来構成の2枚フィンを有
したスタック型キャパシタ構造の断面の図を示す。第1
の実施の形態で説明したように、第3の実施の形態のキ
ャパシタ構造は、キャパシタ領域34内にこのキャパシ
タ領域34よりも小さい領域を占有するフィン電極部3
8を具えている。一方、図48に示す従来の2枚フィン
型のスタック型キャパシタの場合には、フィン(図48
の記号fで示す部分)の延在する領域がキャパシタ領域
34と等しい。従って、第3の実施の形態のキャパシタ
構造は、図48に示す従来構成の2枚フィン型のスタッ
ク型キャパシタに比べて、フィンが占有する領域が小さ
い構造となっている。このため、フィンが延在していな
い領域をキャパシタ領域34内に有している。
したスタック型キャパシタ構造の断面の図を示す。第1
の実施の形態で説明したように、第3の実施の形態のキ
ャパシタ構造は、キャパシタ領域34内にこのキャパシ
タ領域34よりも小さい領域を占有するフィン電極部3
8を具えている。一方、図48に示す従来の2枚フィン
型のスタック型キャパシタの場合には、フィン(図48
の記号fで示す部分)の延在する領域がキャパシタ領域
34と等しい。従って、第3の実施の形態のキャパシタ
構造は、図48に示す従来構成の2枚フィン型のスタッ
ク型キャパシタに比べて、フィンが占有する領域が小さ
い構造となっている。このため、フィンが延在していな
い領域をキャパシタ領域34内に有している。
【0108】そのフィンが延在していないキャパシタ領
域34では、フィンを設けた領域に比べて、メモリセル
の厚みを小さくすることができる。このように、フィン
を設けることによりメモリセルの厚みが増大してしまっ
ていた領域を、従来に比べて小さい領域に抑えることが
できる。また、フィンが延在する領域を設定することに
より、ビット線コンタクト孔側のメモリセルの厚みを低
減させることができる。よって、ビット線コンタクト孔
40の深さを浅くすることが可能であり、このコンタク
ト孔40のアスペクト比(孔深/孔径)を従来より小さ
くすることができる。
域34では、フィンを設けた領域に比べて、メモリセル
の厚みを小さくすることができる。このように、フィン
を設けることによりメモリセルの厚みが増大してしまっ
ていた領域を、従来に比べて小さい領域に抑えることが
できる。また、フィンが延在する領域を設定することに
より、ビット線コンタクト孔側のメモリセルの厚みを低
減させることができる。よって、ビット線コンタクト孔
40の深さを浅くすることが可能であり、このコンタク
ト孔40のアスペクト比(孔深/孔径)を従来より小さ
くすることができる。
【0109】ビット線コンタクト孔40のアスペクト比
を低減させるには、図8および図3に示したキャパシタ
構造のように、ビット線コンタクト孔40側の、フィン
電極部38と膜上延在部36との間を離間させた構造と
するのが良い。このように構成すれば、ビット線コンタ
クト孔40側のメモリセル(DRAMセル)の厚みを従
来の2枚フィン型のスタック型キャパシタより小さくす
ることができる。
を低減させるには、図8および図3に示したキャパシタ
構造のように、ビット線コンタクト孔40側の、フィン
電極部38と膜上延在部36との間を離間させた構造と
するのが良い。このように構成すれば、ビット線コンタ
クト孔40側のメモリセル(DRAMセル)の厚みを従
来の2枚フィン型のスタック型キャパシタより小さくす
ることができる。
【0110】例えば、従来のビット線コンタクト孔40
側の基板表面からセルプレート44までの高さ(図48
の記号h0で示す高さ)に比べて、第3の実施の形態に
おけるこれに相当する高さ(図8の記号hで示す高さ)
の方が小さい。よって、同じ2枚フィン型のキャパシタ
構造であっても、従来の構成(図48)に比べて、第3
の実施の形態の構成(図8)の方が、ビット線コンタク
ト孔40のアスペクト比が小さい。従って、ビット線が
形成しやすくなる。
側の基板表面からセルプレート44までの高さ(図48
の記号h0で示す高さ)に比べて、第3の実施の形態に
おけるこれに相当する高さ(図8の記号hで示す高さ)
の方が小さい。よって、同じ2枚フィン型のキャパシタ
構造であっても、従来の構成(図48)に比べて、第3
の実施の形態の構成(図8)の方が、ビット線コンタク
ト孔40のアスペクト比が小さい。従って、ビット線が
形成しやすくなる。
【0111】よって、この第3の実施の形態のキャパシ
タ構造によれば、従来の1枚フィン型のスタック型キャ
パシタ(図47(B))よりもCS 容量が大きく、しか
も、この従来構成と同等のアスペクト比のビット線コン
タクト孔を形成することができる。また、このビット線
コンタクト孔のアスペクト比は、従来の2枚フィン型の
スタック型キャパシタ(図48)より小さい。
タ構造によれば、従来の1枚フィン型のスタック型キャ
パシタ(図47(B))よりもCS 容量が大きく、しか
も、この従来構成と同等のアスペクト比のビット線コン
タクト孔を形成することができる。また、このビット線
コンタクト孔のアスペクト比は、従来の2枚フィン型の
スタック型キャパシタ(図48)より小さい。
【0112】<実施の形態の形成方法>次に、第3の実
施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図19か
ら図22を参照して、説明する。これら図19〜図22
は、第3の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程を示
す断面の図である。また、第1の実施の形態の製造工程
で説明した構成については、同じ番号を付して示してあ
り、その材料や形成方法についての説明を省略する場合
がある。
施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図19か
ら図22を参照して、説明する。これら図19〜図22
は、第3の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程を示
す断面の図である。また、第1の実施の形態の製造工程
で説明した構成については、同じ番号を付して示してあ
り、その材料や形成方法についての説明を省略する場合
がある。
【0113】先ず、(b1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および第2犠牲
膜を順次に積層する(図19の(A))。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および第2犠牲
膜を順次に積層する(図19の(A))。
【0114】この実施の形態では第2犠牲膜として、第
2PSG膜58を用いている。この第2PSG膜58
は、材料としてPSGを用いて、CVD法により膜厚が
1000Å〜2000Åとなるように形成する。
2PSG膜58を用いている。この第2PSG膜58
は、材料としてPSGを用いて、CVD法により膜厚が
1000Å〜2000Åとなるように形成する。
【0115】次に、(b2)工程:層間絶縁膜26、ス
トッパ窒化膜28および第2PSG膜58のドレイン領
域12の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成
する(図19の(B))。
トッパ窒化膜28および第2PSG膜58のドレイン領
域12の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成
する(図19の(B))。
【0116】この工程に従い、その開口部からドレイン
領域12が露出するドレインコンタクト孔30を形成す
る。
領域12が露出するドレインコンタクト孔30を形成す
る。
【0117】次に、(b3)工程:第2PSG膜58の
上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイン
領域12とに亘り第1ストレージノード材料膜(第1ポ
リシリコン層52)を形成する(図19の(C))。
上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイン
領域12とに亘り第1ストレージノード材料膜(第1ポ
リシリコン層52)を形成する(図19の(C))。
【0118】この第1ポリシリコン層52には、第1の
実施の形態で説明したように、不純物注入及び熱処理を
施してある。
実施の形態で説明したように、不純物注入及び熱処理を
施してある。
【0119】次に、(b4)工程:第1ポリシリコン層
52の上面に第1犠牲膜(第1PSG膜54)を形成す
る(図20の(A))。
52の上面に第1犠牲膜(第1PSG膜54)を形成す
る(図20の(A))。
【0120】第1PSG膜54を第1ポリシリコン層5
2の上に積層して、ドレインコンタクト孔30を第1P
SG膜54により埋める。
2の上に積層して、ドレインコンタクト孔30を第1P
SG膜54により埋める。
【0121】次に、(b5)工程:第1PSG膜54お
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図2
0の(B))。
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図2
0の(B))。
【0122】この工程では、第1PSG膜54および第
1ポリシリコン層52のドレインコンタクト孔30を含
む領域が残存するようにパターニングを行う。
1ポリシリコン層52のドレインコンタクト孔30を含
む領域が残存するようにパターニングを行う。
【0123】次に、(b6)工程:パターニングされた
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ストレージノード材料膜(第2ポリシリコン層56)で
覆う(図20の(C))。
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ストレージノード材料膜(第2ポリシリコン層56)で
覆う(図20の(C))。
【0124】第2ポリシリコン層56は、第1PSG膜
54、第1ポリシリコン層52およびストッパ窒化膜2
8の表面に積層する。尚、第1の実施の形態の製造工程
で説明したように、第2ポリシリコン層56にリン拡散
を施す。そして、第2ポリシリコン層56の表面に形成
されているリンガラスをHFエッチングにより除去す
る。
54、第1ポリシリコン層52およびストッパ窒化膜2
8の表面に積層する。尚、第1の実施の形態の製造工程
で説明したように、第2ポリシリコン層56にリン拡散
を施す。そして、第2ポリシリコン層56の表面に形成
されているリンガラスをHFエッチングにより除去す
る。
【0125】次に、(b7)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図21の(A))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図21の(A))。
【0126】この工程(b7)では、ビット線コンタク
ト孔40を形成する側の第1PSG膜54が露出するよ
うに、第2ポリシリコン層56を除去する。すなわち、
このパターニングによって、第1ポリシリコン層52の
一側面に接して第1ポリシリコン層52の上側に延在す
る第2ポリシリコン層56の一部分(図20(C)の記
号aで示す領域)が残存するように、第2ポリシリコン
層56を除去する。
ト孔40を形成する側の第1PSG膜54が露出するよ
うに、第2ポリシリコン層56を除去する。すなわち、
このパターニングによって、第1ポリシリコン層52の
一側面に接して第1ポリシリコン層52の上側に延在す
る第2ポリシリコン層56の一部分(図20(C)の記
号aで示す領域)が残存するように、第2ポリシリコン
層56を除去する。
【0127】次に、(b8)工程:第1PSG膜54を
除去する(図21の(B))。
除去する(図21の(B))。
【0128】この工程では、第2ポリシリコン層56か
ら露出している第1PSG膜54の部分からエッチング
を行い、第1PSG膜54を全て除去する。
ら露出している第1PSG膜54の部分からエッチング
を行い、第1PSG膜54を全て除去する。
【0129】次に、(b9)工程:第2PSG膜58を
除去する(図21の(C))。
除去する(図21の(C))。
【0130】この実施の形態では、第1および第2PS
G膜54および58として、両者共に同じPSG膜を用
いており、実際には、この(b9)工程は、先に説明し
た(b8)工程と同時に行う。これら第1および第2P
SG膜54および58の除去は、第1の実施の形態の製
造工程で説明したように、HFエッチングまたは等方性
ドライエッチングを用いて行うのが好適である。このよ
うに、第2PSG膜58を除去することにより、第1お
よび第2ポリシリコン層52および56の下面とストッ
パ窒化膜28の上面との間が離間する。
G膜54および58として、両者共に同じPSG膜を用
いており、実際には、この(b9)工程は、先に説明し
た(b8)工程と同時に行う。これら第1および第2P
SG膜54および58の除去は、第1の実施の形態の製
造工程で説明したように、HFエッチングまたは等方性
ドライエッチングを用いて行うのが好適である。このよ
うに、第2PSG膜58を除去することにより、第1お
よび第2ポリシリコン層52および56の下面とストッ
パ窒化膜28の上面との間が離間する。
【0131】次に、(b10)工程:第1および第2ポ
リシリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜
42を形成する(図22の(A))。
リシリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜
42を形成する(図22の(A))。
【0132】この工程によって、第1および第2ポリシ
リコン層52および56の露出している表面にキャパシ
タ窒化膜42を形成する。
リコン層52および56の露出している表面にキャパシ
タ窒化膜42を形成する。
【0133】次に、(b11)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0134】この工程では、第1および第2ポリシリコ
ン層52および56からなるストレージノードと、キャ
パシタ窒化膜42とを覆うようにして、セルプレート材
料膜を積層する。そして、積層したセルプレート材料膜
のパターニングを行い、セルプレート44とする(図2
2の(B))。
ン層52および56からなるストレージノードと、キャ
パシタ窒化膜42とを覆うようにして、セルプレート材
料膜を積層する。そして、積層したセルプレート材料膜
のパターニングを行い、セルプレート44とする(図2
2の(B))。
【0135】以上説明した製造工程によれば、第3の実
施の形態のキャパシタ構造(図8)を形成することがで
きる。また、この製造工程によれば、上述した第2スト
レージノード材料膜としての第2ポリシリコン層56を
工程(b7)で説明した通りにパターニングしているの
で、続く(b8)の工程では、エッチング液が回り込み
やすく、第1犠牲膜としての第1PSG膜54のエッチ
ングを行いやすい。
施の形態のキャパシタ構造(図8)を形成することがで
きる。また、この製造工程によれば、上述した第2スト
レージノード材料膜としての第2ポリシリコン層56を
工程(b7)で説明した通りにパターニングしているの
で、続く(b8)の工程では、エッチング液が回り込み
やすく、第1犠牲膜としての第1PSG膜54のエッチ
ングを行いやすい。
【0136】[第4の実施の形態]図9は、第4の実施
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、前述した各実施の形態の構成と同じ構成に
ついては、説明を省略する場合がある。
の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、前述した各実施の形態の構成と同じ構成に
ついては、説明を省略する場合がある。
【0137】この第4の実施の形態のキャパシタ構造
は、ストレージノード32の形状については、第2の実
施の形態の構成(図5および図6)と同じ形状である。
第2の実施の形態と異なる構成として、第4の実施の形
態のキャパシタ構造は、膜上延在部36の下面と層間絶
縁膜26の上面とが離間している(図9)。このように
構成すれば、第3の実施の形態で説明したように、膜上
延在部36の下面の表面積の分だけキャパシタ面積を増
加させることができる。従って、第2の実施の形態のキ
ャパシタ構造に比べて、そのキャパシタ面積の増加分だ
けCS 容量が増加している構成となっている。
は、ストレージノード32の形状については、第2の実
施の形態の構成(図5および図6)と同じ形状である。
第2の実施の形態と異なる構成として、第4の実施の形
態のキャパシタ構造は、膜上延在部36の下面と層間絶
縁膜26の上面とが離間している(図9)。このように
構成すれば、第3の実施の形態で説明したように、膜上
延在部36の下面の表面積の分だけキャパシタ面積を増
加させることができる。従って、第2の実施の形態のキ
ャパシタ構造に比べて、そのキャパシタ面積の増加分だ
けCS 容量が増加している構成となっている。
【0138】次に、この第4の実施の形態のキャパシタ
構造を、従来のキャパシタ構造と比べる。先ず、1枚フ
ィンを有した従来のスタック型キャパシタ(図47
(B))に比べると、フィン電極部38の分だけキャパ
シタ面積従ってCS 容量が大きい。
構造を、従来のキャパシタ構造と比べる。先ず、1枚フ
ィンを有した従来のスタック型キャパシタ(図47
(B))に比べると、フィン電極部38の分だけキャパ
シタ面積従ってCS 容量が大きい。
【0139】また、この第4の実施の形態のキャパシタ
構造は、第1、第2および第3の実施の形態の構成と同
様に、キャパシタ領域34内にこのキャパシタ領域34
よりも小さい領域(図9の記号pで示す領域)を占有す
るようにしてフィン電極部38が形成された構成であ
る。前述したように、キャパシタ領域34内にフィン電
極部38が延在していない領域がある。そして、その領
域では、フィンの分だけメモリセルの厚みが低減されて
いる。
構造は、第1、第2および第3の実施の形態の構成と同
様に、キャパシタ領域34内にこのキャパシタ領域34
よりも小さい領域(図9の記号pで示す領域)を占有す
るようにしてフィン電極部38が形成された構成であ
る。前述したように、キャパシタ領域34内にフィン電
極部38が延在していない領域がある。そして、その領
域では、フィンの分だけメモリセルの厚みが低減されて
いる。
【0140】この第4の実施の形態のキャパシタ構造
は、フィン電極部38の延在していない領域が、ビット
線コンタクト孔40側に面するように、形成されてい
る。よって、2枚フィンを有した従来のスタック型キャ
パシタ(図48)に比べると、この第4の実施の形態の
構成の方が、ビット線コンタクト孔40の孔の深さを浅
く形成することができる。よって、第4の実施の形態の
構成(図9)の方が、従来の構成(図48)に比べて、
ビット線コンタクト孔40のアスペクト比を小さくする
ことができる構成となっている。
は、フィン電極部38の延在していない領域が、ビット
線コンタクト孔40側に面するように、形成されてい
る。よって、2枚フィンを有した従来のスタック型キャ
パシタ(図48)に比べると、この第4の実施の形態の
構成の方が、ビット線コンタクト孔40の孔の深さを浅
く形成することができる。よって、第4の実施の形態の
構成(図9)の方が、従来の構成(図48)に比べて、
ビット線コンタクト孔40のアスペクト比を小さくする
ことができる構成となっている。
【0141】このように、この第4の実施の形態のキャ
パシタ構造によれば、1枚フィンを有した従来のスタッ
ク型キャパシタ(図47(B))に比べてCS 容量が大
きく、また、2枚フィンを有した従来のスタック型キャ
パシタ(図48)に比べて上述のアスペクト比を小さく
することができる。
パシタ構造によれば、1枚フィンを有した従来のスタッ
ク型キャパシタ(図47(B))に比べてCS 容量が大
きく、また、2枚フィンを有した従来のスタック型キャ
パシタ(図48)に比べて上述のアスペクト比を小さく
することができる。
【0142】<実施の形態の形成方法>次に、第4の実
施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図23お
よび図24を参照して、説明する。これら図23および
図24は、第4の実施の形態のキャパシタ構造の製造工
程を示す断面の図である。尚、この第4の実施の形態の
製造工程は、前述した第3の実施の形態の(b7)工程
が異なるだけで、他は同じである。この(b7)工程の
パターニングの行い方が第3の実施の形態と異なる。
施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図23お
よび図24を参照して、説明する。これら図23および
図24は、第4の実施の形態のキャパシタ構造の製造工
程を示す断面の図である。尚、この第4の実施の形態の
製造工程は、前述した第3の実施の形態の(b7)工程
が異なるだけで、他は同じである。この(b7)工程の
パターニングの行い方が第3の実施の形態と異なる。
【0143】第4の実施の形態の場合の(b7)工程
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
20(C)に相当する工程図である図23(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図23(B))。
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
20(C)に相当する工程図である図23(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図23(B))。
【0144】次に、第2ポリシリコン層56に覆われて
いない第1PSG膜54の部分に対してエッチングを施
し、この第1PSG膜54を除去する(図23
(C))。続いて、第2PSG膜58を除去する(図2
4(A))。第3の実施の形態で説明したように、これ
ら第1および第2PSG膜54および58の除去は、同
時に行ってもよい。
いない第1PSG膜54の部分に対してエッチングを施
し、この第1PSG膜54を除去する(図23
(C))。続いて、第2PSG膜58を除去する(図2
4(A))。第3の実施の形態で説明したように、これ
ら第1および第2PSG膜54および58の除去は、同
時に行ってもよい。
【0145】次に、第1および第2ポリシリコン層52
および56の露出している表面にキャパシタ窒化膜42
を形成する(図24(B))。そして、セルプレート材
料膜をキャパシタ窒化膜42の上に形成し、セルプレー
ト材料膜をパターニングしてセルプレート44とする
(図24(C))。
および56の露出している表面にキャパシタ窒化膜42
を形成する(図24(B))。そして、セルプレート材
料膜をキャパシタ窒化膜42の上に形成し、セルプレー
ト材料膜をパターニングしてセルプレート44とする
(図24(C))。
【0146】以上説明した製造工程によれば、前述した
第4の実施の形態のキャパシタ構造(図9)を形成する
ことができる。
第4の実施の形態のキャパシタ構造(図9)を形成する
ことができる。
【0147】[第5の実施の形態]図10は、第5の実
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
【0148】この第5の実施の形態のキャパシタ構造
は、第1の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が凹凸を有する構成である。主
として、キャパシタ窒化膜42が形成されている表面部
分に凹凸が付されている構成となっている。従って、第
1の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第5の実施
の形態の構成の方がその凹凸の分だけキャパシタ面積が
大きい。よって、キャパシタ面積の大きい分だけ、第5
の実施の形態の構成の方がCS 容量が大きい。
は、第1の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が凹凸を有する構成である。主
として、キャパシタ窒化膜42が形成されている表面部
分に凹凸が付されている構成となっている。従って、第
1の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第5の実施
の形態の構成の方がその凹凸の分だけキャパシタ面積が
大きい。よって、キャパシタ面積の大きい分だけ、第5
の実施の形態の構成の方がCS 容量が大きい。
【0149】<実施の形態の形成方法>次に、この第5
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図2
5から図27を参照して、説明する。これら図25〜図
27は、第5の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程
を示す断面の図である。尚、下記の工程(c1)〜(c
3)については、第1の実施の形態の工程(a1)〜
(a3)と同じ工程であるから、説明及び図示を省略す
る。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図2
5から図27を参照して、説明する。これら図25〜図
27は、第5の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程
を示す断面の図である。尚、下記の工程(c1)〜(c
3)については、第1の実施の形態の工程(a1)〜
(a3)と同じ工程であるから、説明及び図示を省略す
る。
【0150】先ず、(c1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26およびストッパ窒化膜28を順次に積
層する(図14(A))。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26およびストッパ窒化膜28を順次に積
層する(図14(A))。
【0151】次に、(c2)工程:層間絶縁膜26およ
びストッパ窒化膜28のドレイン領域12の上方の領域
にドレインコンタクト孔30を形成する(図14
(B))。
びストッパ窒化膜28のドレイン領域12の上方の領域
にドレインコンタクト孔30を形成する(図14
(B))。
【0152】次に、(c3)工程:ストッパ窒化膜28
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図14(C))。
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図14(C))。
【0153】次に、(c4)工程:ストッパ窒化膜28
の上面に形成された第1ポリシリコン層52の上面に粗
面膜を形成する(図25(A))。
の上面に形成された第1ポリシリコン層52の上面に粗
面膜を形成する(図25(A))。
【0154】この粗面膜として、表面に凹凸を有する粗
面ポリシリコン層60を用いている。この粗面ポリシリ
コン層60は、ポリシリコン層の生成条件(温度、圧
力)をコントロールすることにより生成することができ
る。例えば、CVD法を温度575℃、圧力0.20T
orrの下で行うことにより、膜厚が500Å〜200
0Åの粗面ポリシリコン層を形成することができる。さ
らに、粗面ポリシリコン層60には、導電性を良くする
ために不純物を導入しておく。
面ポリシリコン層60を用いている。この粗面ポリシリ
コン層60は、ポリシリコン層の生成条件(温度、圧
力)をコントロールすることにより生成することができ
る。例えば、CVD法を温度575℃、圧力0.20T
orrの下で行うことにより、膜厚が500Å〜200
0Åの粗面ポリシリコン層を形成することができる。さ
らに、粗面ポリシリコン層60には、導電性を良くする
ために不純物を導入しておく。
【0155】次に、(c5)工程:粗面ポリシリコン層
60および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG
膜54を形成する(図25(B))。
60および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG
膜54を形成する(図25(B))。
【0156】この第1PSG膜54は、第1の実施の形
態の製造工程で説明したように、膜厚が1000Å〜2
000Åとなるように形成する。この第1PSG膜54
の表面は、粗面ポリシリコン層60の凹凸が反映して、
凹凸ができている。
態の製造工程で説明したように、膜厚が1000Å〜2
000Åとなるように形成する。この第1PSG膜54
の表面は、粗面ポリシリコン層60の凹凸が反映して、
凹凸ができている。
【0157】次に、(c6)工程:粗面ポリシリコン層
60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52
をパターニングする(図25(C))。
60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52
をパターニングする(図25(C))。
【0158】このパターニングにより、粗面ポリシリコ
ン層60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層
52のドレインコンタクト孔30を含む領域が残存する
ように、他の部分を除去する。尚、図25(C)には、
粗面ポリシリコン層60と第1ポリシリコン層52を一
体構造とし、これら両者を共に第1ポリシリコン層52
として示してある。
ン層60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層
52のドレインコンタクト孔30を含む領域が残存する
ように、他の部分を除去する。尚、図25(C)には、
粗面ポリシリコン層60と第1ポリシリコン層52を一
体構造とし、これら両者を共に第1ポリシリコン層52
として示してある。
【0159】次に、(c7)工程:パターニングされた
粗面ポリシリコン層60、第1PSG膜54および第1
ポリシリコン層52を第2ポリシリコン層56で覆う
(図26(A))。
粗面ポリシリコン層60、第1PSG膜54および第1
ポリシリコン層52を第2ポリシリコン層56で覆う
(図26(A))。
【0160】第1PSG膜54の上面に積層された第2
ポリシリコン層56の表面には、第1PSG膜54の凹
凸が反映される。
ポリシリコン層56の表面には、第1PSG膜54の凹
凸が反映される。
【0161】次に、(c8)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図26(B))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図26(B))。
【0162】このパターニングは、ビット線コンタクト
孔40を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去す
るように行う。すなわち図26(A)の記号aで示す範
囲の領域の第2ポリシリコン層56が残存するように、
他の第2ポリシリコン層の部分を除去する。
孔40を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去す
るように行う。すなわち図26(A)の記号aで示す範
囲の領域の第2ポリシリコン層56が残存するように、
他の第2ポリシリコン層の部分を除去する。
【0163】次に、(c9)工程:第1PSG膜54を
除去する(図26(C))。
除去する(図26(C))。
【0164】第1PSG膜54の全部を除去することに
より、第1ポリシリコン層52と第2ポリシリコン層5
6との間にスペースができる。
より、第1ポリシリコン層52と第2ポリシリコン層5
6との間にスペースができる。
【0165】次に、(c10)工程:粗面ポリシリコン
層60、第1および第2ポリシリコン層52および56
の表面にキャパシタ窒化膜42を形成する(図27
(A))。
層60、第1および第2ポリシリコン層52および56
の表面にキャパシタ窒化膜42を形成する(図27
(A))。
【0166】このキャパシタ窒化膜42は、膜厚60〜
80Åとなるように形成する。このキャパシタ窒化膜4
2は、第1および第2ポリシリコン層52および56
や、粗面ポリシリコン層60の表面の凹凸を反映するよ
うに、これら層上に形成する。
80Åとなるように形成する。このキャパシタ窒化膜4
2は、第1および第2ポリシリコン層52および56
や、粗面ポリシリコン層60の表面の凹凸を反映するよ
うに、これら層上に形成する。
【0167】次に、(c11)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0168】形成したセルプレート材料膜にパターニン
グを施し、セルプレート44とする(図27(B))。
グを施し、セルプレート44とする(図27(B))。
【0169】以上説明した各工程に従い、上述した第5
の実施の形態のキャパシタ構造を作成することができ
る。また、この第5の実施の形態のキャパシタ構造は、
次に説明する別の形成方法によっても、形成することが
できる。
の実施の形態のキャパシタ構造を作成することができ
る。また、この第5の実施の形態のキャパシタ構造は、
次に説明する別の形成方法によっても、形成することが
できる。
【0170】<別の形成方法>次に、第5の実施の形態
のキャパシタ構造の別の形成方法につき、図28から図
31を参照して、説明する。これら図28〜図31は、
第5の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。
のキャパシタ構造の別の形成方法につき、図28から図
31を参照して、説明する。これら図28〜図31は、
第5の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。
【0171】先ず、(d1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および粗面膜を
順次に積層する。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および粗面膜を
順次に積層する。
【0172】この工程では、この粗面膜を以下の副工程
(m1)、(m2)および(m3)に従い、形成する。
(m1)、(m2)および(m3)に従い、形成する。
【0173】先ず、(m1)副工程:ドレイン領域12
およびソース領域14が形成されたSi半導体基板10
上に層間絶縁膜26およびSOG膜62を順次に積層す
る(図28(A))。
およびソース領域14が形成されたSi半導体基板10
上に層間絶縁膜26およびSOG膜62を順次に積層す
る(図28(A))。
【0174】このSOG(Spin-on-glass )膜62は、
膜厚が1000〜2000Åとなるように、層間絶縁膜
26上に塗布する。
膜厚が1000〜2000Åとなるように、層間絶縁膜
26上に塗布する。
【0175】次に、(m2)副工程:SOG膜62をエ
ッチングする(図28(B))。
ッチングする(図28(B))。
【0176】工程(m1)で形成されたSOG膜62の
上面を、約200〜500Åだけエッチングする。例え
ば、エッチングとしては、ドライエッチングを用いるの
が好適である。そして、例えば、SOG膜62を100
0Å塗布して、SOGのエッチングレートからエッチン
グ時間を見積もっておき、SOG膜62の上面が300
Åだけ除去されるようにエッチングを行う。SOGは、
その表面が均一にエッチングされないという性質を有し
ているので、これらの工程(m1)および(m2)によ
り、表面に凹凸を有した粗面膜を形成することができ
る。
上面を、約200〜500Åだけエッチングする。例え
ば、エッチングとしては、ドライエッチングを用いるの
が好適である。そして、例えば、SOG膜62を100
0Å塗布して、SOGのエッチングレートからエッチン
グ時間を見積もっておき、SOG膜62の上面が300
Åだけ除去されるようにエッチングを行う。SOGは、
その表面が均一にエッチングされないという性質を有し
ているので、これらの工程(m1)および(m2)によ
り、表面に凹凸を有した粗面膜を形成することができ
る。
【0177】次に、(m3)副工程:エッチングしたS
OG膜62の上にストッパ窒化膜28を形成する(図2
8(C))。
OG膜62の上にストッパ窒化膜28を形成する(図2
8(C))。
【0178】このストッパ窒化膜28は、膜厚が100
〜300Åとなるように形成する。このストッパ窒化膜
28の表面は、SOG膜62の凹凸が反映して、凹凸が
できている。
〜300Åとなるように形成する。このストッパ窒化膜
28の表面は、SOG膜62の凹凸が反映して、凹凸が
できている。
【0179】次に、(d2)工程:層間絶縁膜26、S
OG膜62およびストッパ窒化膜28のドレイン領域1
2の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成する
(図29(A))。
OG膜62およびストッパ窒化膜28のドレイン領域1
2の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成する
(図29(A))。
【0180】このドレインコンタクト孔30は、その開
口からドレイン領域12が露出するように形成する。
口からドレイン領域12が露出するように形成する。
【0181】次に、(d3)工程:ストッパ窒化膜28
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図29(B))。
の上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイ
ン領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図29(B))。
【0182】ストッパ窒化膜28の上面に積層した第1
ポリシリコン層52の表面には、そのストッパ窒化膜2
8の表面の凹凸が反映された面となる。
ポリシリコン層52の表面には、そのストッパ窒化膜2
8の表面の凹凸が反映された面となる。
【0183】次に、(d4)工程:ストッパ窒化膜28
および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG膜5
4を形成する(図29(C))。
および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG膜5
4を形成する(図29(C))。
【0184】この第1PSG膜54によって、ドレイン
コンタクト孔30が埋め込まれる。この第1PSG膜5
4の表面には、第1ポリシリコン層52の凹凸が反映さ
れた形状の面となっている。
コンタクト孔30が埋め込まれる。この第1PSG膜5
4の表面には、第1ポリシリコン層52の凹凸が反映さ
れた形状の面となっている。
【0185】次に、(d5)工程:第1PSG膜54お
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図3
0(A))。
よび第1ポリシリコン層52をパターニングする(図3
0(A))。
【0186】このパターニングによって、第1PSG膜
54および第1ポリシリコン層52のドレインコンタク
ト孔30を含む領域を残存させ、他の部分を除去する。
54および第1ポリシリコン層52のドレインコンタク
ト孔30を含む領域を残存させ、他の部分を除去する。
【0187】次に、(d6)工程:パターニングされた
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ポリシリコン層56で覆う(図30(B))。
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ポリシリコン層56で覆う(図30(B))。
【0188】この第2ポリシリコン層56の表面は、第
1PSG膜54の凹凸が反映された面となっている。
1PSG膜54の凹凸が反映された面となっている。
【0189】次に、(d7)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図30(C))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図30(C))。
【0190】このパターニングは、ビット線コンタクト
孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去するよ
うに行う。すなわち、図30(B)に示す記号aで示す
範囲の領域が残存するように、他の部分を除去する。
孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去するよ
うに行う。すなわち、図30(B)に示す記号aで示す
範囲の領域が残存するように、他の部分を除去する。
【0191】次に、(d8)工程:第1PSG膜54を
除去する(図31(A))。
除去する(図31(A))。
【0192】この工程で、第1PSG膜54の全部が除
去され、第1および第2ポリシリコン層52および56
の間にスペースができる。
去され、第1および第2ポリシリコン層52および56
の間にスペースができる。
【0193】次に、(d9)工程:第1および第2ポリ
シリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜4
2を形成する(図31(B))。
シリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜4
2を形成する(図31(B))。
【0194】キャパシタ窒化膜42は、露出している第
1および第2ポリシリコン層52および56の表面に形
成する。そして、このキャパシタ窒化膜42の表面は、
第1および第2ポリシリコン層52および56の表面の
凹凸が反映された面となる。
1および第2ポリシリコン層52および56の表面に形
成する。そして、このキャパシタ窒化膜42の表面は、
第1および第2ポリシリコン層52および56の表面の
凹凸が反映された面となる。
【0195】次に、(d10)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0196】このセルプレート材料膜をパターニングし
て、セルプレート44とする(図31(C))。
て、セルプレート44とする(図31(C))。
【0197】以上説明した工程に従い、上述した第5の
実施の形態のキャパシタ構造を形成することができる。
実施の形態のキャパシタ構造を形成することができる。
【0198】[第6の実施の形態]図11は、第6の実
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
【0199】この第6の実施の形態のキャパシタ構造
は、第2の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分の表面には、
凹凸が形成されている。このように凹凸を付した表面に
キャパシタ窒化膜42が形成される。従って、第2の実
施の形態のキャパシタ構造に比べて、第6の実施の形態
の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシタ面積が大き
い。よって、そのキャパシタ面積の大きい分だけ第6の
実施の形態の構成の方がCS 容量が大きい。
は、第2の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分の表面には、
凹凸が形成されている。このように凹凸を付した表面に
キャパシタ窒化膜42が形成される。従って、第2の実
施の形態のキャパシタ構造に比べて、第6の実施の形態
の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシタ面積が大き
い。よって、そのキャパシタ面積の大きい分だけ第6の
実施の形態の構成の方がCS 容量が大きい。
【0200】<実施の形態の形成方法>次に、この第6
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図3
2および図33を参照して、説明する。これら図32お
よび図33は、第6の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第6の実施の形
態の製造工程は、第5の実施の形態で説明した工程(c
8)が異なるだけで、他は同じである。この(c8)工
程で行うパターニングの仕方が異なるだけである。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図3
2および図33を参照して、説明する。これら図32お
よび図33は、第6の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第6の実施の形
態の製造工程は、第5の実施の形態で説明した工程(c
8)が異なるだけで、他は同じである。この(c8)工
程で行うパターニングの仕方が異なるだけである。
【0201】第6の実施の形態の場合の(c8)工程
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
26(A)に相当する工程図である図32(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図32(B))。
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
26(A)に相当する工程図である図32(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図32(B))。
【0202】次に、上述した実施の形態の製造工程と同
様にして、第1PSG膜54の除去(図32(C))、
キャパシタ窒化膜42の形成(図33(A))およびセ
ルプレート44の形成(図33(B))を行うことによ
り、第6の実施の形態のキャパシタ構造を形成すること
ができる。
様にして、第1PSG膜54の除去(図32(C))、
キャパシタ窒化膜42の形成(図33(A))およびセ
ルプレート44の形成(図33(B))を行うことによ
り、第6の実施の形態のキャパシタ構造を形成すること
ができる。
【0203】また、この第6の実施の形態のキャパシタ
構造は、次に説明する別の形成方法によっても、形成す
ることができる。
構造は、次に説明する別の形成方法によっても、形成す
ることができる。
【0204】<別の形成方法>第6の実施の形態のキャ
パシタ構造の別の形成方法につき、図34および図35
を参照して、説明する。これら図34および図35は、
第6の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。尚、この第6の実施の形態の製
造工程の変形例は、第5の実施の形態で説明した変形例
の製造工程(d7)が異なるだけで他は同じである。こ
の(d7)工程で行うパターニングの仕方が異なるだけ
である。
パシタ構造の別の形成方法につき、図34および図35
を参照して、説明する。これら図34および図35は、
第6の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。尚、この第6の実施の形態の製
造工程の変形例は、第5の実施の形態で説明した変形例
の製造工程(d7)が異なるだけで他は同じである。こ
の(d7)工程で行うパターニングの仕方が異なるだけ
である。
【0205】第6の実施の形態の場合の(d7)工程
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
30(B)に相当する工程図である図34(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図34(B))。
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
30(B)に相当する工程図である図34(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う。
この残存部分は第1PSG膜54の上面と上述の2箇所
の側面部とを覆うようになっていて、上述した側面部以
外の第1PSG膜54の側面部には第2ポリシリコン層
56が覆っていない(図34(B))。
【0206】この後は、第1PSG膜54の除去(図3
4(C))、キャパシタ窒化膜42の形成(図35
(A))およびセルプレート44の形成(図35
(B))を行うことにより、第6の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
4(C))、キャパシタ窒化膜42の形成(図35
(A))およびセルプレート44の形成(図35
(B))を行うことにより、第6の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
【0207】[第7の実施の形態]図12は、第7の実
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
【0208】この第7の実施の形態のキャパシタ構造
は、第3の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分に、凹凸がで
きている構成となっている。このような凹凸を付した表
面にキャパシタ窒化膜42が形成される。従って、第3
の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第7の実施の
形態の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシタ面積が
大きい。よって、そのキャパシタ面積の大きい分だけ、
従来に比べ第7の実施の形態の構成の方がCS 容量が大
きい。
は、第3の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分に、凹凸がで
きている構成となっている。このような凹凸を付した表
面にキャパシタ窒化膜42が形成される。従って、第3
の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第7の実施の
形態の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシタ面積が
大きい。よって、そのキャパシタ面積の大きい分だけ、
従来に比べ第7の実施の形態の構成の方がCS 容量が大
きい。
【0209】<実施の形態の形成方法>次に、この第7
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図3
6から図38を参照して、説明する。これら図36〜図
38は、第7の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程
を示す断面の図である。尚、下記の工程(e1)〜(e
3)については、第3の実施の形態の工程(b1)〜
(b3)と同じ工程であるから、説明及び図示を省略す
る。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図3
6から図38を参照して、説明する。これら図36〜図
38は、第7の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程
を示す断面の図である。尚、下記の工程(e1)〜(e
3)については、第3の実施の形態の工程(b1)〜
(b3)と同じ工程であるから、説明及び図示を省略す
る。
【0210】先ず、(e1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および第2PS
G膜58を順次に積層する(図19(A))。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、ストッパ窒化膜28および第2PS
G膜58を順次に積層する(図19(A))。
【0211】次に、(e2)工程:層間絶縁膜26、ス
トッパ窒化膜28および第2PSG膜58のドレイン領
域12の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成
する(図19(B))。
トッパ窒化膜28および第2PSG膜58のドレイン領
域12の上方の領域にドレインコンタクト孔30を形成
する(図19(B))。
【0212】次に、(e3)工程:第2PSG膜58の
上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイン
領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図19(C))。
上面とドレインコンタクト孔30から露出するドレイン
領域12とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する
(図19(C))。
【0213】次に、(e4)工程:第2PSG膜58の
上面に形成された第1ポリシリコン層52の上面に粗面
ポリシリコン層60を形成する(図36(A))。
上面に形成された第1ポリシリコン層52の上面に粗面
ポリシリコン層60を形成する(図36(A))。
【0214】この粗面ポリシリコン層60は、第5の実
施の形態で説明したように、表面に凹凸を有したポリシ
リコン層である。また、上述したように、導電性を良く
するために不純物を導入してある。
施の形態で説明したように、表面に凹凸を有したポリシ
リコン層である。また、上述したように、導電性を良く
するために不純物を導入してある。
【0215】次に、(e5)工程:粗面ポリシリコン層
60および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG
膜54を形成する(図36(B))。
60および第1ポリシリコン層52の上面に第1PSG
膜54を形成する(図36(B))。
【0216】粗面ポリシリコン層60の上面に形成した
第1PSG膜54の表面には、この粗面ポリシリコン層
60の表面の凹凸が反映された面となっている。
第1PSG膜54の表面には、この粗面ポリシリコン層
60の表面の凹凸が反映された面となっている。
【0217】次に、(e6)工程:粗面ポリシリコン層
60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52
をパターニングする(図36(C))。
60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52
をパターニングする(図36(C))。
【0218】このパターニングにより粗面ポリシリコン
層60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層5
2のドレインコンタクト孔30を含む領域の部分だけを
残し、他の部分を除去する。尚、図には、粗面ポリシリ
コン層60と第1ポリシリコン層52とを一体構造と
し、これらを第1ポリシリコン層52として示してあ
る。
層60、第1PSG膜54および第1ポリシリコン層5
2のドレインコンタクト孔30を含む領域の部分だけを
残し、他の部分を除去する。尚、図には、粗面ポリシリ
コン層60と第1ポリシリコン層52とを一体構造と
し、これらを第1ポリシリコン層52として示してあ
る。
【0219】次に、(e7)工程:パターニングされた
粗面ポリシリコン層60、第1PSG膜54および第1
ポリシリコン層52を第2ポリシリコン層56で覆う
(図37(A))。
粗面ポリシリコン層60、第1PSG膜54および第1
ポリシリコン層52を第2ポリシリコン層56で覆う
(図37(A))。
【0220】この第2ポリシリコン層56の表面は、第
1PSG膜54の表面の凹凸が反映した形状の面となっ
ている。
1PSG膜54の表面の凹凸が反映した形状の面となっ
ている。
【0221】次に、(e8)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図37(B))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図37(B))。
【0222】この工程のパターニングは、ビット線コン
タクト孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去
するように行う。このパターニングにより、図37
(A)に記号aで示す範囲の領域の第2ポリシリコン層
56だけを残存させ、他の領域の第2ポリシリコン層5
6を除去する。
タクト孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去
するように行う。このパターニングにより、図37
(A)に記号aで示す範囲の領域の第2ポリシリコン層
56だけを残存させ、他の領域の第2ポリシリコン層5
6を除去する。
【0223】次に、(e9)工程:第1PSG膜54を
除去する(図37(C))。
除去する(図37(C))。
【0224】この工程では、第1PSG膜54の全部を
除去する。この第1PSG膜54の除去と同時に、 (e10)工程:第2PSG膜58を除去する(図38
(A))。
除去する。この第1PSG膜54の除去と同時に、 (e10)工程:第2PSG膜58を除去する(図38
(A))。
【0225】第2PSG膜58を除去した結果、第1お
よび第2ポリシリコン層の下側の表面がストッパ窒化膜
28と離間した状態になる。
よび第2ポリシリコン層の下側の表面がストッパ窒化膜
28と離間した状態になる。
【0226】次に、(e11)工程:粗面ポリシリコン
層60、第1および第2ポリシリコン層52および56
の表面にキャパシタ窒化膜42を形成する(図38
(B))。
層60、第1および第2ポリシリコン層52および56
の表面にキャパシタ窒化膜42を形成する(図38
(B))。
【0227】露出している第1および第2ポリシリコン
層52および56と、粗面ポリシリコン層60との表面
にキャパシタ窒化膜42を形成する。このキャパシタ窒
化膜42の表面は、これら粗面ポリシリコン層60およ
び第2ポリシリコン層56の表面の凹凸を反映した面と
なっている。
層52および56と、粗面ポリシリコン層60との表面
にキャパシタ窒化膜42を形成する。このキャパシタ窒
化膜42の表面は、これら粗面ポリシリコン層60およ
び第2ポリシリコン層56の表面の凹凸を反映した面と
なっている。
【0228】次に、(e12)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0229】セルプレート材料膜にパターニングを施し
て、セルプレート44とする(図38(C))。
て、セルプレート44とする(図38(C))。
【0230】以上説明した製造工程に従い、第7の実施
の形態のキャパシタ構造を形成することができる。ま
た、この第7の実施の形態のキャパシタ構造は、次に説
明する別の形成方法によっても形成することができる。
の形態のキャパシタ構造を形成することができる。ま
た、この第7の実施の形態のキャパシタ構造は、次に説
明する別の形成方法によっても形成することができる。
【0231】<別の形成方法>この第7の実施の形態の
キャパシタ構造の別の形成方法につき、図39から図4
2を参照して、説明する。これら図39〜図42は、第
7の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例を
示す断面の図である。
キャパシタ構造の別の形成方法につき、図39から図4
2を参照して、説明する。これら図39〜図42は、第
7の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例を
示す断面の図である。
【0232】先ず、(f1)工程:ドレイン領域12お
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、SOG膜62、ストッパ窒化膜28
および第2PSG膜58を順次に積層する(図39
(A))。
よびソース領域14が形成されたSi半導体基板10上
に層間絶縁膜26、SOG膜62、ストッパ窒化膜28
および第2PSG膜58を順次に積層する(図39
(A))。
【0233】SOG膜62は、第5の実施の形態で説明
した工程(図28(A)、(B)および(C))と同様
にして、層間絶縁膜26の上面に形成することができ
る。
した工程(図28(A)、(B)および(C))と同様
にして、層間絶縁膜26の上面に形成することができ
る。
【0234】先ず、(n1)副工程:ドレイン領域12
およびソース領域14が形成されたSi半導体基板10
上に層間絶縁膜26およびSOG膜62を順次に積層す
る(図28(A))。
およびソース領域14が形成されたSi半導体基板10
上に層間絶縁膜26およびSOG膜62を順次に積層す
る(図28(A))。
【0235】次に、(n2)副工程:SOG膜62の上
面をエッチングして粗面にする(図28(B))。
面をエッチングして粗面にする(図28(B))。
【0236】次に、(n3)副工程:エッチングしたS
OG膜62の上にストッパ窒化膜28および第2PSG
膜58を順次に積層する(図39(A))。
OG膜62の上にストッパ窒化膜28および第2PSG
膜58を順次に積層する(図39(A))。
【0237】形成したSOG膜62は表面に凹凸を有し
た粗面膜である。従って、このSOG膜62の上に順次
に形成されるストッパ窒化膜28および第2PSG膜5
8の表面も、SOG膜62の凹凸が反映した面となって
いる。
た粗面膜である。従って、このSOG膜62の上に順次
に形成されるストッパ窒化膜28および第2PSG膜5
8の表面も、SOG膜62の凹凸が反映した面となって
いる。
【0238】次に、(f2)工程:層間絶縁膜26、S
OG膜62、ストッパ窒化膜28および第2PSG膜5
8のドレイン領域12の上方の領域にドレインコンタク
ト孔30を形成する(図39(B))。
OG膜62、ストッパ窒化膜28および第2PSG膜5
8のドレイン領域12の上方の領域にドレインコンタク
ト孔30を形成する(図39(B))。
【0239】このドレインコンタクト孔30は、その開
口部からドレイン領域12が露出するような位置に形成
する。
口部からドレイン領域12が露出するような位置に形成
する。
【0240】次に、(f3)工程:第2PSG膜58と
ドレインコンタクト孔30から露出するドレイン領域1
2とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する(図39
(C))。
ドレインコンタクト孔30から露出するドレイン領域1
2とに亘り第1ポリシリコン層52を形成する(図39
(C))。
【0241】第1ポリシリコン層52の第2PSG膜5
8の上面に形成した領域の表面は、この第2PSG膜5
8の表面の凹凸が反映した面となっている。
8の上面に形成した領域の表面は、この第2PSG膜5
8の表面の凹凸が反映した面となっている。
【0242】次に、(f4)工程:第1ポリシリコン層
52の上面に第1PSG膜54を形成する(図40
(A))。
52の上面に第1PSG膜54を形成する(図40
(A))。
【0243】第1PSG膜54の表面は、第1ポリシリ
コン層52の表面の凹凸が反映された面となっている。
コン層52の表面の凹凸が反映された面となっている。
【0244】次に、(f5)工程:第1PSG膜54お
よび第1ポリシリコン層52のパターニングを行う(図
40(B))。
よび第1ポリシリコン層52のパターニングを行う(図
40(B))。
【0245】このパターニングは、ドレインコンタクト
孔30を含む領域の第1PSG膜54および第1ポリシ
リコン層52を残存させ、他の部分を除去するように行
う。
孔30を含む領域の第1PSG膜54および第1ポリシ
リコン層52を残存させ、他の部分を除去するように行
う。
【0246】次に、(f6)工程:パターニングされた
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ポリシリコン層56で覆う(図40(C))。
第1PSG膜54および第1ポリシリコン層52を第2
ポリシリコン層56で覆う(図40(C))。
【0247】この第2ポリシリコン層56の表面は、第
1および第2PSG膜54および58の表面の凹凸が反
映された面となっている。
1および第2PSG膜54および58の表面の凹凸が反
映された面となっている。
【0248】次に、(f7)工程:第1PSG膜54が
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図41(A))。
露出するように第2ポリシリコン層56のパターニング
を行う(図41(A))。
【0249】このパターニングは、ビット線コンタクト
孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去するよ
うに行う。従って、図40(A)の記号aで示す範囲の
領域の第2ポリシリコン層56を除いて、他の領域の第
2ポリシリコン層56を除去する。
孔を形成する側の第2ポリシリコン層56を除去するよ
うに行う。従って、図40(A)の記号aで示す範囲の
領域の第2ポリシリコン層56を除いて、他の領域の第
2ポリシリコン層56を除去する。
【0250】次に、(f8)工程:第1PSG膜54を
除去する(図41(B))。
除去する(図41(B))。
【0251】ここで、第1PSG膜54の全部を除去す
る。
る。
【0252】次に、(f9)工程:第2PSG膜58を
除去する(図41(C))。
除去する(図41(C))。
【0253】この第2PSG膜58の除去は、上述の第
1PSG膜54の除去と同時に行ってもよい。この第2
PSG膜58の除去の結果、第1および第2ポリシリコ
ン層52および56の下側表面とストッパ窒化膜28と
の間を離間させた状態にすることができる。
1PSG膜54の除去と同時に行ってもよい。この第2
PSG膜58の除去の結果、第1および第2ポリシリコ
ン層52および56の下側表面とストッパ窒化膜28と
の間を離間させた状態にすることができる。
【0254】次に、(f10)工程:第1および第2ポ
リシリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜
42を形成する(図42(A))。
リシリコン層52および56の表面にキャパシタ窒化膜
42を形成する(図42(A))。
【0255】第1および第2ポリシリコン層52および
56の露出している表面にキャパシタ窒化膜42を形成
する。このキャパシタ窒化膜42の表面は、第1および
第2ポリシリコン層52および56の表面の凹凸が反映
された面となっている。
56の露出している表面にキャパシタ窒化膜42を形成
する。このキャパシタ窒化膜42の表面は、第1および
第2ポリシリコン層52および56の表面の凹凸が反映
された面となっている。
【0256】次に、(f11)工程:キャパシタ窒化膜
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
42の上にセルプレート材料膜を形成する。
【0257】セルプレート材料膜にはパターニングを施
して、セルプレート44とする(図42(B))。
して、セルプレート44とする(図42(B))。
【0258】以上説明した製造工程に従い、第7の実施
の形態のキャパシタ構造を形成することができる。ま
た、この変形例の製造工程に従って形成した第7の実施
の形態のキャパシタ構造は、第1および第2ポリシリコ
ン層52および56の下面側にも凹凸を有した形状とな
っている。従って、これら第1および第2ポリシリコン
層52および56から構成されるストレージノード32
の表面積がさらに増大し、従って、CS 容量がさらに増
大した構成となっている。
の形態のキャパシタ構造を形成することができる。ま
た、この変形例の製造工程に従って形成した第7の実施
の形態のキャパシタ構造は、第1および第2ポリシリコ
ン層52および56の下面側にも凹凸を有した形状とな
っている。従って、これら第1および第2ポリシリコン
層52および56から構成されるストレージノード32
の表面積がさらに増大し、従って、CS 容量がさらに増
大した構成となっている。
【0259】[第8の実施の形態]図13は、第8の実
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
施の形態のDRAMセルの構成を示す図である。この図
は、DRAMセルを、転送トランジスタおよびキャパシ
タ領域を含む位置で切って取って示す切り口の断面の図
である。尚、上述した各実施の形態と同じ構成について
は、説明を省略する場合がある。
【0260】この第8の実施の形態のキャパシタ構造
は、第4の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分に、凹凸が形
成されている構成となっている。このような凹凸を付し
た表面にキャパシタ窒化膜42が形成されている。従っ
て、第4の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第8
の実施の形態の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシ
タ面積が大きい。よって、そのキャパシタ面積の大きい
分だけ第8の実施の形態の構成の方がCS 容量が大き
い。
は、第4の実施の形態で説明したキャパシタ構造のスト
レージノード32の表面が粗面となっている構成であ
る。従って、ストレージノード32の層間絶縁膜26や
ストッパ窒化膜28から露出している部分に、凹凸が形
成されている構成となっている。このような凹凸を付し
た表面にキャパシタ窒化膜42が形成されている。従っ
て、第4の実施の形態のキャパシタ構造に比べて、第8
の実施の形態の構成の方が、その凹凸の分だけキャパシ
タ面積が大きい。よって、そのキャパシタ面積の大きい
分だけ第8の実施の形態の構成の方がCS 容量が大き
い。
【0261】<実施の形態の形成方法>次に、この第8
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図4
3および図44を参照して、説明する。これら図43お
よび図44は、第8の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第8の実施の形
態の製造工程は、第7の実施の形態で説明した製造工程
の工程(e8)が異なるだけであり他は同じである。こ
の工程(e8)で行うパターニングの仕方が異なるだけ
である。
の実施の形態のキャパシタ構造の形成方法につき、図4
3および図44を参照して、説明する。これら図43お
よび図44は、第8の実施の形態のキャパシタ構造の製
造工程を示す断面の図である。尚、この第8の実施の形
態の製造工程は、第7の実施の形態で説明した製造工程
の工程(e8)が異なるだけであり他は同じである。こ
の工程(e8)で行うパターニングの仕方が異なるだけ
である。
【0262】第8の実施の形態の場合の(e8)工程
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
37(A)に相当する工程図である図43(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う
(図43(B))。この残存部分は第1PSG膜54の
上面と上述の2箇所の側面部とを覆うようになってい
て、上述した側面部以外の第1PSG膜54の側面部に
は第2ポリシリコン層56が覆っていない(図43
(B))。
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
37(A)に相当する工程図である図43(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う
(図43(B))。この残存部分は第1PSG膜54の
上面と上述の2箇所の側面部とを覆うようになってい
て、上述した側面部以外の第1PSG膜54の側面部に
は第2ポリシリコン層56が覆っていない(図43
(B))。
【0263】この後は、第1PSG膜54の除去(図4
3(C))、第2PSG膜58の除去(図44
(A))、キャパシタ窒化膜42の形成(図44
(B))およびセルプレート44の形成(図44
(C))を行うことにより、第8の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
3(C))、第2PSG膜58の除去(図44
(A))、キャパシタ窒化膜42の形成(図44
(B))およびセルプレート44の形成(図44
(C))を行うことにより、第8の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
【0264】また、この第8の実施の形態のキャパシタ
構造は、次に説明する別の形成方法によっても、形成す
ることができる。
構造は、次に説明する別の形成方法によっても、形成す
ることができる。
【0265】<別の形成方法>第8の実施の形態のキャ
パシタ構造の別の形成方法につき、図45および図46
を参照して、説明する。これら図45および図46は、
第8の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。尚、この第8の実施の形態の製
造工程の変形例は、第7の実施の形態で説明した変形例
の製造工程の工程(f7)が異なるだけで他は同じであ
る。この工程(f7)で行うパターニングの仕方が異な
るだけである。
パシタ構造の別の形成方法につき、図45および図46
を参照して、説明する。これら図45および図46は、
第8の実施の形態のキャパシタ構造の製造工程の変形例
を示す断面の図である。尚、この第8の実施の形態の製
造工程の変形例は、第7の実施の形態で説明した変形例
の製造工程の工程(f7)が異なるだけで他は同じであ
る。この工程(f7)で行うパターニングの仕方が異な
るだけである。
【0266】第8の実施の形態の場合の(f7)工程
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
40(C)に相当する工程図である図45(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う
(図45(B))。この残存部分は第1PSG膜54の
上面と上述の2箇所の側面部とを覆うようになってい
て、上述した側面部以外の第1PSG膜54の側面部に
は第2ポリシリコン層56が覆っていない(図45
(B))。
は、ドレインコンタクト孔30に関して、ビット線コン
タクト孔40に近い側の第1ポリシリコン層52および
第1PSG膜54の側面部と、ビット線コンタクト孔4
0に遠い側の第1ポリシリコン層52および第1PSG
膜54の側面部との2箇所で接続し、これら接続部の間
に直線的に延在する第2ポリシリコン層56の領域(図
40(C)に相当する工程図である図45(A)の記号
bで示す領域)が残存するようにパターニングを行う
(図45(B))。この残存部分は第1PSG膜54の
上面と上述の2箇所の側面部とを覆うようになってい
て、上述した側面部以外の第1PSG膜54の側面部に
は第2ポリシリコン層56が覆っていない(図45
(B))。
【0267】この後は、第1PSG膜54の除去(図4
5(C))、第2PSG膜58の除去(図46
(A))、キャパシタ窒化膜42の形成(図46
(B))およびセルプレート44の形成(図46
(C))を行うことにより、第8の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
5(C))、第2PSG膜58の除去(図46
(A))、キャパシタ窒化膜42の形成(図46
(B))およびセルプレート44の形成(図46
(C))を行うことにより、第8の実施の形態のキャパ
シタ構造を形成することができる。
【0268】また、この変形例の製造工程に従って形成
した第8の実施の形態のキャパシタ構造は、第1および
第2ポリシリコン層52および56の下面側にも凹凸を
有した形状となっている。従って、これら第1および第
2ポリシリコン層52および56から構成されるストレ
ージノード32の表面積がさらに増大し、従って、CS
容量がさらに増大した構成となっている。
した第8の実施の形態のキャパシタ構造は、第1および
第2ポリシリコン層52および56の下面側にも凹凸を
有した形状となっている。従って、これら第1および第
2ポリシリコン層52および56から構成されるストレ
ージノード32の表面積がさらに増大し、従って、CS
容量がさらに増大した構成となっている。
【0269】
【発明の効果】この出願に係る第1発明の半導体記憶装
置のキャパシタ構造によれば、キャパシタ領域内に当該
キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極
部を有したストレージノードを具えている。従って、従
来のスタック型キャパシタに比べて、このフィン電極部
の表面積の分だけキャパシタ面積が増加するからCS 容
量が増加する。また、上述した領域にフィン電極部を設
けた構造であるから、従来のフィン型キャパシタに比べ
てメモリセルの厚みを小さくすることができる。
置のキャパシタ構造によれば、キャパシタ領域内に当該
キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極
部を有したストレージノードを具えている。従って、従
来のスタック型キャパシタに比べて、このフィン電極部
の表面積の分だけキャパシタ面積が増加するからCS 容
量が増加する。また、上述した領域にフィン電極部を設
けた構造であるから、従来のフィン型キャパシタに比べ
てメモリセルの厚みを小さくすることができる。
【0270】この発明の半導体記憶装置のキャパシタ構
造の好適な構成例によれば、第2開口の側のフィン電極
部を膜上延在部と離間させた状態にしている。このた
め、フィンを設けても、第2開口が形成される側のメモ
リセルの厚みが増大するのを防ぐことができる。従っ
て、第2開口のアスペクト比を従来のスタック型キャパ
シタと同等に保つことができ、ビット線が形成しやす
い。
造の好適な構成例によれば、第2開口の側のフィン電極
部を膜上延在部と離間させた状態にしている。このた
め、フィンを設けても、第2開口が形成される側のメモ
リセルの厚みが増大するのを防ぐことができる。従っ
て、第2開口のアスペクト比を従来のスタック型キャパ
シタと同等に保つことができ、ビット線が形成しやす
い。
【0271】好ましくは、この発明の半導体記憶装置の
キャパシタ構造において、この前記フィン電極部は、前
記第1開口の側の前記膜上延在部から突出し、前記第2
開口の側へ前記膜上延在部と離間して延在する庇形状で
あるのが良い。
キャパシタ構造において、この前記フィン電極部は、前
記第1開口の側の前記膜上延在部から突出し、前記第2
開口の側へ前記膜上延在部と離間して延在する庇形状で
あるのが良い。
【0272】また、好ましくは、この発明の半導体記憶
装置のキャパシタ構造において、第2導電層に前記絶縁
膜の第2開口を介してビット線が接続される前記半導体
記憶装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口
とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前記第2開口
の側の前記膜上延在部と接続した覆形状であるのが良
い。
装置のキャパシタ構造において、第2導電層に前記絶縁
膜の第2開口を介してビット線が接続される前記半導体
記憶装置であって、前記フィン電極部は、前記第2開口
とは反対側の前記膜上延在部から突出し、前記第2開口
の側の前記膜上延在部と接続した覆形状であるのが良
い。
【0273】また、上述した半導体記憶装置のキャパシ
タ構造によれば、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面との
間に間隙を有した構造であるから、この膜上延在部はフ
ィン電極として機能する。従って、上述した各キャパシ
タ構造のCS 容量を、この膜上延在部の下面の表面積の
分だけ大きくすることができる。
タ構造によれば、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面との
間に間隙を有した構造であるから、この膜上延在部はフ
ィン電極として機能する。従って、上述した各キャパシ
タ構造のCS 容量を、この膜上延在部の下面の表面積の
分だけ大きくすることができる。
【0274】また、上述した半導体記憶装置のキャパシ
タ構造によれば、膜上延在部とフィン電極部の表面を凹
凸を有した面にすることにより、これら膜上延在部とフ
ィン電極部の表面積が増大し、従って、CS 容量を増大
させることができる。
タ構造によれば、膜上延在部とフィン電極部の表面を凹
凸を有した面にすることにより、これら膜上延在部とフ
ィン電極部の表面積が増大し、従って、CS 容量を増大
させることができる。
【0275】また、この出願に係る第2発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具えたストレージノードを形成することが
できる。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具えたストレージノードを形成することが
できる。
【0276】また、(a7)工程を、前記第2開口を形
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜の一部を除去する工程とすること
により、前述の第1および第2ストレージノード材料膜
で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電
極部を具えたストレージノードを形成することができ
る。
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜の一部を除去する工程とすること
により、前述の第1および第2ストレージノード材料膜
で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電
極部を具えたストレージノードを形成することができ
る。
【0277】また、この出願に係る第3発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具えるとともに、膜上延在部の下面と絶縁
膜の上面とが離間した構造のストレージノードを形成す
ることができる。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具えるとともに、膜上延在部の下面と絶縁
膜の上面とが離間した構造のストレージノードを形成す
ることができる。
【0278】また、(b7)工程を、前記第2開口を形
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具えていて膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間
した構造のストレージノードを形成することができる。
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具えていて膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間
した構造のストレージノードを形成することができる。
【0279】また、この出願に係る第4発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、しかも、膜上延在部およびフィン電
極部の表面が粗面であるストレージノードを形成するこ
とができる。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、しかも、膜上延在部およびフィン電
極部の表面が粗面であるストレージノードを形成するこ
とができる。
【0280】また、(c8)工程を、前記第2開口の側
の前記第2ストレージノード材料膜を除去する工程とす
ることにより、前述の第1および第2ストレージノード
材料膜で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフ
ィン電極部を具えていて膜上延在部およびフィン電極部
の表面が粗面であるストレージノードを形成することが
できる。
の前記第2ストレージノード材料膜を除去する工程とす
ることにより、前述の第1および第2ストレージノード
材料膜で以て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフ
ィン電極部を具えていて膜上延在部およびフィン電極部
の表面が粗面であるストレージノードを形成することが
できる。
【0281】また、この出願に係る第5発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造によれば、第1および第2スト
レージノード材料膜で以て、キャパシタ領域内に当該キ
ャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極部
を具えていて膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
憶装置のキャパシタ構造によれば、第1および第2スト
レージノード材料膜で以て、キャパシタ領域内に当該キ
ャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフィン電極部
を具えていて膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
【0282】また、好ましくは、前記粗面膜をSOG膜
で形成するとき、前記(d1)工程は、(m1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(m
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(m3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜を形成する工程とを含む工程とするのが良い。
で形成するとき、前記(d1)工程は、(m1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(m
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(m3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜を形成する工程とを含む工程とするのが良い。
【0283】また、(d7)工程を、前記第2開口を形
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面
が粗面であるストレージノードを形成することができ
る。
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、しかも、膜上延在部およびフィン電極部の表面
が粗面であるストレージノードを形成することができ
る。
【0284】また、この出願に係る第6発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、また、膜上延在部の下面と絶縁膜の
上面とが離間しており、しかも膜上延在部およびフィン
電極部の表面が粗面であるストレージノードを形成する
ことができる。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、また、膜上延在部の下面と絶縁膜の
上面とが離間しており、しかも膜上延在部およびフィン
電極部の表面が粗面であるストレージノードを形成する
ことができる。
【0285】また、(e8)工程を、前記第2開口を形
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間して
おり、しかも膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間して
おり、しかも膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
【0286】また、この出願に係る第7発明の半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、また、膜上延在部の下面と絶縁膜の
上面とが離間しており、しかも膜上延在部およびフィン
電極部の表面が粗面であるストレージノードを形成する
ことができる。
憶装置のキャパシタ構造の形成方法によれば、第1およ
び第2ストレージノード材料膜で以て、キャパシタ領域
内に当該キャパシタ領域よりも小さな領域を占有するフ
ィン電極部を具え、また、膜上延在部の下面と絶縁膜の
上面とが離間しており、しかも膜上延在部およびフィン
電極部の表面が粗面であるストレージノードを形成する
ことができる。
【0287】また、好ましくは、前記粗面膜をSOG膜
で形成するとき、前記(f1)工程は、(n1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(n
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(n3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工程とを含む
工程とするのが良い。
で形成するとき、前記(f1)工程は、(n1)前記第
1および第2導電層が形成された半導体基板上に前記絶
縁膜および前記SOG膜を順次に積層する工程と、(n
2)前記SOG膜の上面をエッチングして粗面にする工
程と、(n3)前記エッチングしたSOG膜の上にスト
ッパ膜および第2犠牲膜を順次に積層する工程とを含む
工程とするのが良い。
【0288】また、(f7)工程を、前記第2開口を形
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間して
おり、しかも膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
成する側の前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ス
トレージノード材料膜を除去する工程とすることによ
り、前述の第1および第2ストレージノード材料膜で以
て、第2開口の側の膜上延在部と離間したフィン電極部
を具え、膜上延在部の下面と絶縁膜の上面とが離間して
おり、しかも膜上延在部およびフィン電極部の表面が粗
面であるストレージノードを形成することができる。
【図1】第1の実施の形態のDRAMセルの構成を示す
図である。
図である。
【図2】DRAMセルの平面構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態のキャパシタ構造を示す図で
ある。
ある。
【図4】第1の実施の形態のキャパシタ構造の平面構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】第2の実施の形態のDRAMセルの構成を示す
図である。
図である。
【図6】第2の実施の形態のキャパシタ構造を示す図で
ある。
ある。
【図7】第2の実施の形態のキャパシタ構造の平面構成
を示す図である。
を示す図である。
【図8】第3の実施の形態のDRAMセルの構成を示す
図である。
図である。
【図9】第4の実施の形態のDRAMセルの構成を示す
図である。
図である。
【図10】第5の実施の形態のDRAMセルの構成を示
す図である。
す図である。
【図11】第6の実施の形態のDRAMセルの構成を示
す図である。
す図である。
【図12】第7の実施の形態のDRAMセルの構成を示
す図である。
す図である。
【図13】第8の実施の形態のDRAMセルの構成を示
す図である。
す図である。
【図14】第1の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図15】図14に続く、第1の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図16】図15に続く、第1の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図17】第2の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図18】図17に続く、第2の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図19】第3の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図20】図19に続く、第3の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図21】図20に続く、第3の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図22】図21に続く、第3の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図23】第4の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図24】図23に続く、第4の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図25】第5の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図26】図25に続く、第5の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図27】図26に続く、第5の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図28】第5の実施の形態の製造工程の変形例を示す
図である。
図である。
【図29】図28に続く、第5の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図30】図29に続く、第5の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図31】図30に続く、第5の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図32】第6の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図33】図32に続く、第6の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図34】第6の実施の形態の製造工程の変形例を示す
図である。
図である。
【図35】図34に続く、第6の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図36】第7の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図37】図36に続く、第7の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図38】図37に続く、第7の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図39】第7の実施の形態の製造工程の変形例を示す
図である。
図である。
【図40】図39に続く、第7の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図41】図40に続く、第7の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図42】図41に続く、第7の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図43】第8の実施の形態の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図44】図43に続く、第8の実施の形態の製造工程
を示す図である。
を示す図である。
【図45】第8の実施の形態の製造工程の変形例を示す
図である。
図である。
【図46】図45に続く、第8の実施の形態の製造工程
の変形例を示す図である。
の変形例を示す図である。
【図47】従来のDRAMセルの構成を示す図である。
【図48】従来のDRAMセルの構成を示す図である。
10:Si半導体基板 12:ドレイン領域 14:ソース領域 18:第1ワード線 20:転送トランジスタ 22:フィールド酸化膜 24:第2ワード線 26:層間絶縁膜 28:ストッパ窒化膜 30:ドレインコンタクト孔 32:ストレージノード 34:キャパシタ領域 36:膜上延在部 38:フィン電極部 40:ビット線コンタクト孔42:キャパシタ窒化膜
44:セルプレート 46:ビット線 48:凹部 50、50a、50b:接続部 52:第1ポリシリコン層 54:第1PSG膜 56:第2ポリシリコン層 58:第2PSG膜 60:粗面ポリシリコン層 62:SOG膜
44:セルプレート 46:ビット線 48:凹部 50、50a、50b:接続部 52:第1ポリシリコン層 54:第1PSG膜 56:第2ポリシリコン層 58:第2PSG膜 60:粗面ポリシリコン層 62:SOG膜
Claims (20)
- 【請求項1】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介して
キャパシタを構成するストレージノードが接続された半
導体記憶装置であって、該ストレージノードが前記絶縁
膜の上側のキャパシタ領域に延在する膜上延在部と、該
膜上延在部から突出するフィン電極部とを有している構
造の半導体記憶装置のスタック型キャパシタ構造におい
て、 前記フィン電極部は、前記キャパシタ領域内に当該キャ
パシタ領域よりも小さな領域を占有するように設けられ
ていることを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構
造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶装置のキャ
パシタ構造において、 第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される前記半導体記憶装置であって、前記フィン電
極部は、前記第2開口の側の前記膜上延在部と離間して
設けられていることを特徴とする半導体記憶装置のキャ
パシタ構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載の半導体記憶装置のキャ
パシタ構造において、 前記フィン電極部は、前記第2開口とは反対側の前記膜
上延在部から突出し、前記第2開口の側へ前記膜上延在
部と離間して延在する庇形状であることを特徴とする半
導体記憶装置のキャパシタ構造。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体記憶装置のキャ
パシタ構造において、 第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される前記半導体記憶装置であって、前記フィン電
極部は、前記第2開口とは反対側の前記膜上延在部から
突出し、前記第2開口の側の前記膜上延在部と接続した
覆形状であることを特徴とする半導体記憶装置のキャパ
シタ構造。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか一項に
記載の半導体記憶装置のキャパシタ構造において、 前記膜上延在部の下面と前記絶縁膜の上面とが離間して
いることを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構
造。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか一項に
記載の半導体記憶装置のキャパシタ構造において、 前記膜上延在部および前記フィン電極部の表面が凹凸を
有することを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構
造。 - 【請求項7】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介して
キャパシタを構成するストレージノードが接続され、第
2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が接
続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成するに
当たり、(a1)前記第1および第2導電層が形成され
た半導体基板上に前記絶縁膜およびストッパ膜を順次に
積層する工程と、(a2)前記絶縁膜および前記ストッ
パ膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開口を形
成する工程と、(a3)前記ストッパ膜の上面と前記第
1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1ストレ
ージノード材料膜を形成する工程と、(a4)前記第1
ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する
工程と、(a5)前記第1犠牲膜および前記第1ストレ
ージノード材料膜をパターニングする工程と、(a6)
前記パターニングされた前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜を第2ストレージノード材料膜
で覆う工程と、(a7)前記第1犠牲膜が露出するよう
に前記第2ストレージノード材料膜のパターニングを行
う工程と、(a8)前記第1犠牲膜を除去する工程と、
(a9)前記第1および第2ストレージノード材料膜の
表面に誘電体膜を形成する工程と、(a10)前記誘電
体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程とを含む
ことを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構造の形
成方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の半導体記憶装置のキャ
パシタ構造の形成方法において、 前記(a7)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜の一部を除去する工程であることを特徴とする半
導体記憶装置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項9】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介して
キャパシタを構成するストレージノードが接続され、第
2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が接
続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成するに
当たり、(b1)前記第1および第2導電層が形成され
た半導体基板上に前記絶縁膜、ストッパ膜および第2犠
牲膜を順次に積層する工程と、(b2)前記絶縁膜、前
記ストッパ膜および前記第2犠牲膜の前記第1導電層の
上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(b3)
前記第2犠牲膜の上面と前記第1開口から露出する前記
第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成
する工程と、(b4)前記第1ストレージノード材料膜
の上面に第1犠牲膜を形成する工程と、(b5)前記第
1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜をパタ
ーニングする工程と、(b6)前記パターニングされた
前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜
を第2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(b7)
前記第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノ
ード材料膜のパターニングを行う工程と、(b8)前記
第1犠牲膜を除去する工程と、(b9)前記第2犠牲膜
を除去する工程と、(b10)前記第1および第2スト
レージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程
と、(b11)前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜
を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装
置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の半導体記憶装置のキ
ャパシタ構造の形成方法において、 前記(b7)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜を除去する工程であることを特徴とする半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項11】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介し
てキャパシタを構成するストレージノードが接続され、
第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成する
に当たり、(c1)前記第1および第2導電層が形成さ
れた半導体基板上に前記絶縁膜およびストッパ膜を順次
に積層する工程と、(c2)前記絶縁膜および前記スト
ッパ膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開口を
形成する工程と、(c3)前記ストッパ膜の上面と前記
第1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1スト
レージノード材料膜を形成する工程と、(c4)前記ス
トッパ膜の上面に形成された前記第1ストレージノード
材料膜の上面に粗面膜を形成する工程と、(c5)前記
粗面膜および前記第1ストレージノード材料膜の上面に
第1犠牲膜を形成する工程と、(c6)前記粗面膜、前
記第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を
パターニングする工程と、(c7)前記パターニングさ
れた前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前記第1ストレ
ージノード材料膜を第2ストレージノード材料膜で覆う
工程と、(c8)前記第1犠牲膜が露出するように前記
第2ストレージノード材料膜のパターニングを行う工程
と、(c9)前記第1犠牲膜を除去する工程と、(c1
0)前記粗面膜、前記第1および第2ストレージノード
材料膜の表面に誘電体膜を形成する工程と、(c11)
前記誘電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ
構造の形成方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記(c8)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜を除去する工程であることを特徴とする半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項13】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介し
てキャパシタを構成するストレージノードが接続され、
第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成する
に当たり、(d1)前記第1および第2導電層が形成さ
れた半導体基板上に前記絶縁膜、粗面膜およびストッパ
膜を順次に積層する工程と、(d2)前記絶縁膜、前記
粗面膜および前記ストッパ膜の前記第1導電層の上方の
領域に前記第1開口を形成する工程と、(d3)前記ス
トッパ膜の上面と前記第1開口から露出する前記第1導
電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を形成する工
程と、(d4)前記ストッパ膜および前記第1ストレー
ジノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する工程と、
(d5)前記第1犠牲膜および前記第1ストレージノー
ド材料膜をパターニングする工程と、(d6)前記パタ
ーニングされた前記第1犠牲膜および前記第1ストレー
ジノード材料膜を第2ストレージノード材料膜で覆う工
程と、(d7)前記第1犠牲膜が露出するように前記第
2ストレージノード材料膜のパターニングを行う工程
と、(d8)前記第1犠牲膜を除去する工程と、(d
9)前記第1および第2ストレージノード材料膜の表面
に誘電体膜を形成する工程と、(d10)前記誘電体膜
の上にセルプレート材料膜を形成する工程とを含むこと
を特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構造の形成方
法。 - 【請求項14】 請求項13に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記粗面膜をSOG膜で形成するとき、前記(d1)工
程は、(m1)前記第1および第2導電層が形成された
半導体基板上に前記絶縁膜および前記SOG膜を順次に
積層する工程と、(m2)前記SOG膜の上面をエッチ
ングして粗面にする工程と、(m3)前記エッチングし
たSOG膜の上にストッパ膜を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構造の形成
方法。 - 【請求項15】 請求項13に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記(d7)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜を除去する工程であることを特徴とする半導体記
憶装置のキャパシタ構造。 - 【請求項16】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介し
てキャパシタを構成するストレージノードが接続され、
第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成する
に当たり、(e1)前記第1および第2導電層が形成さ
れた半導体基板上に前記絶縁膜、ストッパ膜および第2
犠牲膜を順次に積層する工程と、(e2)前記絶縁膜、
前記ストッパ膜および前記第2犠牲膜の前記第1導電層
の上方の領域に前記第1開口を形成する工程と、(e
3)前記第2犠牲膜の上面と前記第1開口から露出する
前記第1導電層とに亘り第1ストレージノード材料膜を
形成する工程と、(e4)前記第2犠牲膜の上面に形成
された前記第1ストレージノード材料膜の上面に粗面膜
を形成する工程と、(e5)前記粗面膜および前記第1
ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する
工程と、(e6)前記粗面膜、前記第1犠牲膜および前
記第1ストレージノード材料膜をパターニングする工程
と、(e7)前記パターニングされた前記粗面膜、前記
第1犠牲膜および前記第1ストレージノード材料膜を第
2ストレージノード材料膜で覆う工程と、(e8)前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜のパターニングを行う工程と、(e9)前記第1
犠牲膜を除去する工程と、(e10)前記第2犠牲膜を
除去する工程と、(e11)前記粗面膜、前記第1およ
び第2ストレージノード材料膜の表面に誘電体膜を形成
する工程と、(e12)前記誘電体膜の上にセルプレー
ト材料膜を形成する工程とを含むことを特徴とする半導
体記憶装置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項17】 請求項16に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記(e8)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜を除去する工程であることを特徴とする半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項18】 第1導電層に絶縁膜の第1開口を介し
てキャパシタを構成するストレージノードが接続され、
第2導電層に前記絶縁膜の第2開口を介してビット線が
接続される半導体記憶装置のキャパシタ構造を形成する
に当たり、(f1)前記第1および第2導電層が形成さ
れた半導体基板上に前記絶縁膜、粗面膜、ストッパ膜お
よび第2犠牲膜を順次に積層する工程と、(f2)前記
絶縁膜、前記粗面膜、前記ストッパ膜および前記第2犠
牲膜の前記第1導電層の上方の領域に前記第1開口を形
成する工程と、(f3)前記第2犠牲膜の上面と前記第
1開口から露出する前記第1導電層とに亘り第1ストレ
ージノード材料膜を形成する工程と、(f4)前記第1
ストレージノード材料膜の上面に第1犠牲膜を形成する
工程と、(f5)前記第1犠牲膜および前記第1ストレ
ージノード材料膜をパターニングする工程と、(f6)
前記パターニングされた前記第1犠牲膜および前記第1
ストレージノード材料膜を第2ストレージノード材料膜
で覆う工程と、(f7)前記第1犠牲膜が露出するよう
に前記第2ストレージノード材料膜のパターニングを行
う工程と、(f8)前記第1犠牲膜を除去する工程と、
(f9)前記第2犠牲膜を除去する工程と、(f10)
前記粗面膜、前記第1および第2ストレージノード材料
膜の表面に誘電体膜を形成する工程と、(f11)前記
誘電体膜の上にセルプレート材料膜を形成する工程とを
含むことを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタ構造
の形成方法。 - 【請求項19】 請求項18に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記粗面膜をSOG膜で形成するとき、前記(f1)工
程は、(n1)前記第1および第2導電層が形成された
半導体基板上に前記絶縁膜および前記SOG膜を順次に
積層する工程と、(n2)前記SOG膜の上面をエッチ
ングして粗面にする工程と、(n3)前記エッチングし
たSOG膜の上にストッパ膜および第2犠牲膜を順次に
積層する工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置
のキャパシタ構造の形成方法。 - 【請求項20】 請求項18に記載の半導体記憶装置の
キャパシタ構造の形成方法において、 前記(f7)工程は、前記第2開口を形成する側の前記
第1犠牲膜が露出するように前記第2ストレージノード
材料膜を除去する工程であることを特徴とする半導体記
憶装置のキャパシタ構造の形成方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252095A JPH1098163A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法 |
DE69731802T DE69731802T2 (de) | 1996-09-24 | 1997-09-11 | Halbleiter-Speicherbauteil |
EP97115799A EP0831531B1 (en) | 1996-09-24 | 1997-09-11 | Semiconductor memory device |
US08/933,954 US6236078B1 (en) | 1995-09-24 | 1997-09-19 | Semiconductor memory device |
TW086113779A TW360973B (en) | 1996-09-24 | 1997-09-23 | Semiconductor memory device and method of manufacturing the same |
CNB97126449XA CN1149677C (zh) | 1996-09-24 | 1997-09-24 | 半导体存储器及其制造方法 |
US09/425,172 US6333226B1 (en) | 1996-09-24 | 1999-10-22 | Method of manufacturing semiconductor memory device having a capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8252095A JPH1098163A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1098163A true JPH1098163A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17232470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8252095A Withdrawn JPH1098163A (ja) | 1995-09-24 | 1996-09-24 | 半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6236078B1 (ja) |
EP (1) | EP0831531B1 (ja) |
JP (1) | JPH1098163A (ja) |
CN (1) | CN1149677C (ja) |
DE (1) | DE69731802T2 (ja) |
TW (1) | TW360973B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19842704C2 (de) * | 1998-09-17 | 2002-03-28 | Infineon Technologies Ag | Herstellverfahren für einen Kondensator mit einem Hoch-epsilon-Dielektrikum oder einem Ferroelektrikum nach dem Fin-Stack-Prinzip unter Einsatz einer Negativform |
US6746877B1 (en) * | 2003-01-07 | 2004-06-08 | Infineon Ag | Encapsulation of ferroelectric capacitors |
US6800892B2 (en) * | 2003-02-10 | 2004-10-05 | Micron Technology, Inc. | Memory devices, and electronic systems comprising memory devices |
KR101100427B1 (ko) * | 2005-08-24 | 2011-12-30 | 삼성전자주식회사 | 이온 전도층을 포함하는 불휘발성 반도체 메모리 장치와 그제조 및 동작 방법 |
KR101814576B1 (ko) * | 2011-04-20 | 2018-01-05 | 삼성전자 주식회사 | 반도체 소자 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2642364B2 (ja) | 1987-12-03 | 1997-08-20 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置及びその製造方法 |
JPH02312269A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-27 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
US5196365A (en) * | 1989-07-05 | 1993-03-23 | Fujitsu Limited | Method of making semiconductor memory device having stacked capacitor |
US5164337A (en) * | 1989-11-01 | 1992-11-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor device having a capacitor in a stacked memory cell |
KR930002292B1 (ko) * | 1990-06-02 | 1993-03-29 | 삼성전자 주식회사 | 반도체 장치 및 그 제조방법 |
KR920001716A (ko) * | 1990-06-05 | 1992-01-30 | 김광호 | 디램셀의 적층형 캐패시터의 구조 및 제조방법 |
US5236859A (en) * | 1990-06-05 | 1993-08-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of making stacked-capacitor for a dram cell same |
KR930008583B1 (ko) * | 1990-10-25 | 1993-09-09 | 현대전자산업주식회사 | 스택캐패시터 및 그 제조방법 |
JP2633395B2 (ja) * | 1990-12-12 | 1997-07-23 | シャープ株式会社 | 半導体メモリ素子の製造方法 |
US5219780A (en) * | 1991-03-14 | 1993-06-15 | Gold Star Electron Co., Ltd. | Method for fabricating a semiconductor memory cell |
US5053351A (en) * | 1991-03-19 | 1991-10-01 | Micron Technology, Inc. | Method of making stacked E-cell capacitor DRAM cell |
KR940011801B1 (ko) * | 1991-03-23 | 1994-12-26 | 삼성전자 주식회사 | 고용량 캐패시터를 포함하는 반도체 장치 및 그의 제조방법 |
US5068199A (en) * | 1991-05-06 | 1991-11-26 | Micron Technology, Inc. | Method for anodizing a polysilicon layer lower capacitor plate of a DRAM to increase capacitance |
JPH0575056A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-26 | Miyagi Oki Denki Kk | 半導体素子の製造方法 |
US5340763A (en) * | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Micron Semiconductor, Inc. | Multi-pin stacked capacitor utilizing micro villus patterning in a container cell and method to fabricate same |
US5354705A (en) * | 1993-09-15 | 1994-10-11 | Micron Semiconductor, Inc. | Technique to fabricate a container structure with rough inner and outer surfaces |
US5449635A (en) * | 1993-12-28 | 1995-09-12 | Goldstar Electron Co., Ltd. | Method of fabricating a semiconductor memory |
KR0140644B1 (ko) * | 1994-01-12 | 1998-06-01 | 문정환 | 반도체 메모리장치 및 그 제조방법 |
KR0154161B1 (ko) * | 1994-06-30 | 1998-10-15 | 김주용 | 반도체소자의 캐패시터 제조방법 |
JPH08204148A (ja) * | 1995-01-30 | 1996-08-09 | Sony Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP8252095A patent/JPH1098163A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-09-11 DE DE69731802T patent/DE69731802T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-11 EP EP97115799A patent/EP0831531B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-19 US US08/933,954 patent/US6236078B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-23 TW TW086113779A patent/TW360973B/zh active
- 1997-09-24 CN CNB97126449XA patent/CN1149677C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-10-22 US US09/425,172 patent/US6333226B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69731802D1 (de) | 2005-01-05 |
CN1149677C (zh) | 2004-05-12 |
CN1185657A (zh) | 1998-06-24 |
EP0831531B1 (en) | 2004-12-01 |
DE69731802T2 (de) | 2005-12-08 |
EP0831531A1 (en) | 1998-03-25 |
TW360973B (en) | 1999-06-11 |
US6236078B1 (en) | 2001-05-22 |
US6333226B1 (en) | 2001-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0296362A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH0821695B2 (ja) | 高集積半導体メモリ装置及びその製造方法 | |
US5187548A (en) | Stacked capacitor of a dram cell with fin-shaped electrodes having supporting layers | |
JPH10321815A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH11345944A (ja) | Dramセルキャパシタ及びその製造方法 | |
JP2741672B2 (ja) | スタック形dramセルのキャパシタ製造方法 | |
US5508218A (en) | Method for fabricating a semiconductor memory | |
JPH09266292A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH1098163A (ja) | 半導体記憶装置のキャパシタ構造及びその形成方法 | |
JPH09232427A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH07283327A (ja) | 半導体メモリセル及びその製造方法並に半導体メモリセルのキャパシタ製造方法 | |
US5888863A (en) | Method to fabricate capacitors in memory circuits | |
JPH0821700B2 (ja) | 半導体記憶装置の電荷保存電極製造方法 | |
JPH077088A (ja) | 半導体装置のキャパシタおよびその製造方法 | |
US7727850B2 (en) | Method for forming capacitor of semiconductor device | |
US5654223A (en) | Method for fabricating semiconductor memory element | |
US5670806A (en) | Semiconductor memory device | |
JP3149930B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2619101B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
CN114664743B (zh) | 半导体结构的制备方法及半导体结构 | |
US6376300B1 (en) | Process of manufacturing trench capacitor having a hill structure | |
KR100466749B1 (ko) | 반도체기억장치및그제조방법 | |
US6400022B1 (en) | Semiconductor device and fabrication process therefor and capacitor structure | |
JPH09237874A (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
KR100703832B1 (ko) | 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |