JPH1082498A - 配管カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 別の配管カバーに口径の異なるものを使用し
たいとき接続部の寸法の違いから取り付け工事が複雑と
なり、また、ウエザーカバーを配管類のコーナー部に設
けると、室外機の設置条件から配管類をどちらか横方向
に配向して屈曲したいときには、ウエザーカバーの側面
に別の配管カバーを通す孔を設ける必要があり、さら
に、開口部から侵入する風雨や虫の侵入をを防ぐことが
できない。 【解決手段】 コーナー部の配管カバー１に、壁６の開
口部８に相対する位置に通気口４を設け、通気口４には
風圧を緩和する風抜き部１６を上部に設けたフード状の
ウエザーカバー１３を付設し、配管カバー１が壁６に自
在に配向して取り付けられても空気が下方から流通する
ようにウエザーカバー取付孔４１を配置し、配管カバー
１の内部には配管押え１０を設けるとともに、異なる口
径の配管カバーに接続できる接続部１２を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
機と室外機等を連結する電線や配管類等の挿通路と室内
外の空気の流通のための空気流通路とを内包し、電線や
配管類等の屈曲部を覆って保護するための配管カバーに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から、空気調和機の室内機からのド
レイン水の排水管や、室内機と室外機とを連結する冷媒
管等の配管類と電線等を収納して保護するために、樹脂
等からなる種々の形状と機能を有する配管カバーが用い
られている。

【０００３】これらの配管類と電線が空気調和機の室内
機から壁の貫通孔を経て壁に沿うように折り曲げて室外
機に配設するときには、壁に沿う直線状の配管カバーと
貫通孔にともに接続し、配管類の屈曲部を保護するため
のコーナー部の配管カバーが設けられている。

【０００４】コーナー部の配管カバーとして、特公昭６
２−４８１１９号公報に示されるように壁の貫通孔と壁
面に沿う別の配管カバーに接続して配管類の膨らんだ屈
曲部を覆うために、コーナー部の配管カバーを二分して
取り付け工事を容易にしたものがある。

【０００５】また、実開昭６３−５２０２８号公報に示
されるように、室内空気の給排気の際の風雨の侵入防止
に関し、室内の給排気換気扇のダクトの室外側に設けら
れ、風雨の侵入を防ぎ防虫用のスクリーンを有するフー
ド型のウエザーカバーがある。

【０００６】さらに、特開平５−７１７５３号公報に示
されるように、室内空気の流通のための通気口に関し、
壁の貫通孔の外部に空気調和機と連動する換気ユニット
を備えて壁の貫通孔の壁穴用パイプを配管類の挿通路と
換気用の給気路と排気路とに区画し、外部の換気ユニッ
トの下部に給気窓を備えたものがある。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】従来の、このような配
管類の屈曲部を覆うコーナー部の配管カバーでは、壁に
沿う別の配管カバーに口径の異なるものを使用したいと
き接続部の寸法の違いから取り付け工事が複雑となって
いた。

【０００８】また、フード型のウエザーカバーを配管類
のコーナー部に設けると、壁に沿う別の配管カバーが下
部に伸びてゆく限り有効な方法であるが、室外機の設置
条件から配管類をどちらか横方向に配向して屈曲したい
ときにはウエザーカバーの側面に別の配管カバーを通す
孔を設ける必要がある。

【０００９】さらに、換気ユニットの下部などに単に給
気窓を開口しただけでは、開口部から侵入する風雨や虫
の侵入をを防ぐことができない。

【００１０】本発明は、電線や配管類等の通路と室内の
給気または排気のための空気流通路をもつ壁の貫通孔の
開口部に接続するとともに壁に沿って自在に配向される
別の配管カバーにも容易に接続でき、電線や配管類等の
屈曲部を覆って風雨や衝撃から保護するとともに、風雨
と虫の侵入なく室内外の空気の流通を行うことのできる
機能を合わせ持つコーナー部の配管カバーを提供するこ
とを目的とするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明の配管カバーは前
記目的を達成するために、請求項１記載の発明は、空気
調和機の室内機と室外機等を連結する電線や配管類等を
挿通するための挿通路と室内の空気の給排気等のための
空気流通路とを内部にもち、一方の端部が壁の貫通孔の
開口部に接続して連なり、他方の端部が電線や配管類等
を保護するための壁に沿う別の配管カバーに接続して連
なる配管類の屈曲部を覆うものであって、空気流通路の
空気を給排気するとき、虫の侵入を防止する防虫スクリ
ーンを備えた通気口を貫通孔の開口部の相対する位置に
設けたものであり、その構成により、貫通孔を流通する
空気を配管類と分離して通気口から容易に室外に給排気
することができるとともに、コーナー部の配管カバーを
壁に沿っていずれの方向に配向して配設しても通気口の
向きを一定にすることができる。

【００１２】また、請求項２記載の発明は、前記防虫ス
クリーンを備えた通気口に風雨が侵入しないように通気
口を覆い空気を下方に流通するためのウエザーカバーが
付設されており、通気口の回りにはウエザーカバー取り
付けのためのウエザーカバーのネジ止め孔の回転に対応
する配置に複数の取付け孔が設けられたものであり、そ
の構成により、コーナー部の配管カバー本体が配管類の
引き回し方向によっていずれの方向に配向して取り付け
られても通気口から流通する空気がほぼ下方に流れるよ
うにウエザーカバーを自在に回転して通気口に取り付け
ることができる。

【００１３】そして、請求項３記載の発明は、前記ウエ
ザーカバーに下方からの風圧を緩和するための風抜き部
がフード状のウエザーカバーの上部に設けられたもので
あり、その構成により、室外の風雨が激しいときにも風
圧によってウエザーカバーの下方から通気口に風雨が逆
流することがない。

【００１４】さらに、請求項４記載の発明は、前記壁の
貫通孔を通して壁に沿わせるように開口部で屈曲させた
配管類を内部で固定するとともに、貫通孔の開口部より
給気または排気して流通する空気がコーナー部配管カバ
ーの他方の接続部に流通することなく防虫スクリーンを
備えた通気口から外部に流通するようにするために、コ
ーナー部の配管カバーの内部には隔壁としても作用する
配管押さえが通気口と他方の端部の間に設けられたもの
であり、その構成により、屈曲して膨出しようとする配
管類を押さえるとともに、空気が壁に沿う別の配管カバ
ーの方に流通することを阻害することができる。

【００１５】また、請求項５記載の発明は、前記配管カ
バーの他方の接続部には、壁に沿う別の配管カバーの複
数の口径に対応する接続部が先端に向かって段階的に設
けてあり、それらの接続部には帯状の突出部及び／若し
くは切欠溝が設けられたものであり、その構成により、
帯状の突出部または切欠溝を目印として切断するかある
いは切欠溝に沿って接続部の不要な部分を割って除去す
ることにより、異なる口径の配管カバーにも容易に接続
することができる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の配管カバーを図面
とともに説明する。

【００１７】図１は本発明の配管カバーの実施の形態を
示す要部断面図であって、コーナー部の配管カバー１は
ポリエチレンなどの硬質樹脂で成型され、取り付け工事
を容易にするために下側の下カバー２と上側の上カバー
３に二分されており、上カバー３には通気口４が設けら
れている。上カバー２と下カバー３にはフランジ５が設
けられており、室内と室外を隔てる壁６の貫通孔７の開
口部８を確保しつつ壁６に密着して取り付けることがで
きる。壁の貫通孔７は室内と室外間で連結する冷媒管な
どの配管類９を挿通するとともに、配管類９以外のスペ
ースは室内の空気を給排気するための空気流通路とな
る。下カバー２か上カバー３のいずれかあるいは両方に
は通気口４と他方の接続部１２の間に配管押さえ１０が
設けられており、開口部８から出て壁６に沿うように屈
曲させた配管類９を内部で固定するとともに、矢印１１
に示すように、空気流通路から流通する空気がもっぱら
貫通孔７の開口部８に相対する位置に設けられた通気口
４から風雨の侵入を防止するために設けられたフード状
のウエザーカバー１３を経て室外に流通するように、他
の接続部に空気が流通することを阻害するための隔壁と
して作用する。

【００１８】本発明のコーナー部の配管カバー１はまた
壁６に沿う別の配管カバーに連通して接続するものであ
り、口径や寸法が異なることがあっても複数の口径に対
応するよう太径部と細径部を先端に向かって段階的に設
けた接続部１２を備えているので、接続する配管カバー
が太径のときにはあらかじめ細径部を切断するか割るこ
とにより削除することができる。

【００１９】本発明のコーナー部の配管カバー１を用い
るには、始めに貫通孔７に配管類９を通し、下カバー２
を下方から開口部８に合わせて壁６にネジ止めして取り
付け固定する。つぎに配管類９を下カバー２に設けられ
ている配管おさえ１０に合うように下方に押し曲げる。
つぎに、上カバー３の配管押さえ１０に合わせて配管類
９を押さえながら上カバー３を下カバー２に係合して上
カバー３のフランジ５を壁６に密着してネジ止めする。
ここで、下カバー２と上カバー３は開口部８から接続部
１１にかけて分割されているが、上カバー３の上部から
接続部１１にかけて分割したものでもよい。いずれの場
合も下カバー２を先に壁６にネジ止めし、上カバー３を
下カバー２にネジ止めするか、下カバー２と共締めして
壁６に取り付ける。

【００２０】図２は本発明の配管カバー１の実施の形態
の詳細を示す要部分解斜視図であり、本発明の配管カバ
ーは図２に示すように下カバー２と上カバー３とウエザ
ーカバー１３から構成されるものである。

【００２１】前記下カバー２には、図１に示す壁６の開
口部８に沿ってフランジ５が設けられており、開口部８
に沿う下カバー２の底面とともに壁６に密着する。異な
る口径の接続部を段階的に設けた接続部１２には、開口
部８寄りに太径の配管カバーに接続するための太径接続
部１４が設けられており、その位置を示すためと強度を
上げるために帯状に突出部が形成されている。ここで、
帯状の突出部は他の成型部分と同じ厚みに成型してもよ
いし肉盛されたものでもよい。

【００２２】太径接続部１４にはまた、接続部１２の通
常あるいは細径に対応する部分を切断あるいは割ること
によって太径の配管カバーに接続できるように、切断個
所を示すためと切断を容易にするための切欠溝１５が内
部に設けられている。

【００２３】また、空気の流通を阻害するためと配管類
９を固定するために配管類９の本数と外形に対応した形
状の配管押さえ１０が設けられており、底部の取付孔２
１により壁６にネジ止め固定したのち開口部８から出て
壁６に沿うように屈曲させた配管類９を内部で固定する
ように配置することができる。この配管押さえ１０のの
近くには上カバー３をネジ止めするための上カバー取付
孔２２が設けられている。このボス状で貫通孔を有する
上カバー取付孔２２は、その口径と上カバー３を取り付
けるネジの径や長さとの関係を適切に選べば、単に上カ
バー３を下カバー２に取り付けるだけでもよく、また上
カバー３と下カバー２を共に壁６にネジ止めすることも
できる。

【００２４】上カバー３には、下カバー２と同様にフラ
ンジ５と接続部１２があり、帯状の突出部を備えた太径
接続部１４と内部には配管押さえ１０と切欠溝１４とが
設けられている。

【００２５】そして、上カバー３には、貫通孔７の空気
流通路の空気を給排気するために通気口４が貫通孔７の
開口部８の相対する位置に設けられている。この通気口
４は、一体成型された格子状の防虫スクリーンを備えて
おり虫の侵入などを防止することができる。また上カバ
ー３には、上カバー３を下カバー２に取り付けたりする
ための上カバーネジ止め孔３２が上カバー取付孔２２に
対応する位置に設けられている。

【００２６】さらに、フード状のウエザーカバー１３
は、通気口４から風雨が侵入しないように設けられたも
のであり、通気口４の周辺に設けられたウエザーカバー
取付孔４１にウエザーカバーネジ止め孔４２を位置合わ
せしてネジ止めする。ウエザーカバー取付孔４１はコー
ナー部配管カバー１が接続する別の配管カバーの引き回
し方向によっていずれの方向に回転されて取り付けられ
ても、配向方向にかかわらず通気口４から流通する空気
がほぼ下方に流れるようにウエザーカバー１３を回転し
て取り付けすることができるように、ウエザーカバーネ
ジ止め孔４２の回転に対応する配置に複数のウエザーカ
バー取付孔４１が設けられている。

【００２７】フード状のウエザーカバー１３の上部の一
部には一体成型された格子状の風抜き部１６が設けられ
ており、室外の風雨が激しいときにも風圧によってウエ
ザーカバー１３の下方から通気口４に風雨が侵入しない
ように下方からの風圧を緩和して上方に逃がすことがで
きる。風抜き部１４が格子状でウエザーカバー１３の上
部の一部のみであるのは、風圧を緩和してもできるだけ
内部に雨が滴下しないようにするためであるが、これに
限らず他の形状と配置でもよく、例えば複数の小孔を上
部の隅部に設けても同等の作用を得ることができる。

【００２８】図３は本発明の配管カバーの実施の形態を
示す要部外観斜視図であり、図２に示す下カバー２と上
カバー３とウエザーカバー１３とを一体化した場合を示
したものである。

【００２９】図４は本発明の配管カバーの他の実施の形
態を示す要部外観斜視図であり、具体的には配管カバー
１を水平方向に伸びる別の配管カバーに配向して接続す
る場合のウエザーカバー１３の方向を示す要部外観斜視
図であり、ウエザーカバー１３は給排気される空気が下
方に流通するように回転して取り付けることができる。

【００３０】

【発明の効果】本発明の配管カバーは、前記のような構
成であるから、請求項１記載の発明は、空気調和機の室
内機と室外機等を連結する電線や配管類等の挿通路と室
内外の空気の流通のための空気流通路とを内包し、一方
の端部を壁の貫通孔の開口部に連通して接続し、他方の
端部を壁に沿う別の配管カバーに連通して接続する電線
や配管類等の屈曲部を覆って保護するための配管カバー
において、前記空気流通路の空気を配管カバー外に給排
気するための虫の侵入を防止する防虫スクリーンを備え
た通気口を、前記開口部に相対する位置に設けたので、
貫通孔を流通する空気を配管類と分離して虫の侵入なく
効率よく室外に給排気することができ、またコーナー部
の配管カバーの取り付けの配向方向にかかわらず空気の
流通方向を壁に垂直にほぼ一定にすることができる。

【００３１】また、請求項２記載の発明は、前記通気口
を覆って空気を下方に流通するためのフード状のウエザ
ーカバーを付設し、前記ウエザーカバーはネジ止め孔を
備え且つ、前記通気口の回りには前記ウエザーカバーの
ネジ止め孔の回転に対応した配置の複数の取付孔を設け
て、配管カバー本体がいずれの方向に取り付けられても
前記通気口から流通する空気が下方に流れるように前記
ウエザーカバーを回転自在に取り付けるようにしたの
で、配管カバーの配向方向にかかわらず空気流通路の空
気を下方から流通するようにできる。

【００３２】そして、請求項３記載の発明は、前記ウエ
ザーカバーの上部に、下方からの風圧を緩和する風抜き
部を設けたので、室外の風雨が激しいときでも風圧によ
りウエザーカバーの下方から風雨が逆流して通気口に侵
入することがない。

【００３３】さらに、請求項４記載の発明は、前記配管
カバーの内部に隔壁状の配管押さえを前記通気口と他方
の端部の間に設けて、壁の貫通孔の開口部に流通する空
気が配管カバーの他方の端部に流通することなく前記通
気口から外部に流通することを容易にしたので、配管類
の屈曲部を固定して上カバーの取り付けを容易にするこ
とができ、また、内部を流通する空気が他に漏れること
なく通気口で流通することができる。

【００３４】また、請求項５記載の発明は、前記配管カ
バーの接続部に異なる口径の別の配管カバーとの接続に
対応するための異なる口径の接続部を段階的に形成し、
該異なる口径の接続部には目印となる帯状の突出部及び
／若しくは不要部の削除のための切欠溝を設けたそれら
に沿って接続部の不要な先端部分を切断あるいは割って
除去することにより、異なる口径の配管カバーに容易に
接続することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の配管カバーの実施の形態を示す要部断
面図である。

【図２】本発明の配管カバーの実施の形態の詳細を示す
要部分解斜視図である。

【図３】本発明の配管カバーの実施の形態を示す要部外
観斜視図である。

【図４】本発明の配管カバーの他の実施の形態を示す要
部外観斜視図である。

【符号の説明】

１ 配管カバー ２ 下カバー ３ 上カバー ４ 通気口 １０ 配管押え １２ 接続部 １３ ウエザーカバー １４ 太径接続部 １６ 風抜き部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 空気調和機の室内機と室外機等を連結す
   る電線や配管類等の挿通路と室内外の空気の流通のため
   の空気流通路とを内包し、一方の端部を壁の貫通孔の開
   口部に連通して接続し、他方の端部を壁に沿う別の配管
   カバーに連通して接続する電線や配管類等の屈曲部を覆
   って保護するための配管カバーにおいて、前記空気流通
   路の空気を配管カバー外に給排気するための虫の侵入を
   防止する防虫スクリーンを備えた通気口を、前記開口部
   に相対する位置に設けたことを特徴とする配管カバー。
2. 【請求項２】 前記通気口を覆って空気を下方に流通す
   るためのフード状のウエザーカバーを付設し、前記ウエ
   ザーカバーはネジ止め孔を備えかつ、前記通気口の回り
   には前記ウエザーカバーのネジ止め孔の回転に対応した
   配置の複数の取付孔を設けて、配管カバー本体がいずれ
   の方向に取り付けられても前記通気口から流通する空気
   が下方に流れるように前記ウエザーカバーを回転自在に
   取り付けるようにしたことを特徴とする請求項１記載の
   配管カバー。
3. 【請求項３】 前記ウエザーカバーの上部に、下方から
   の風圧を緩和する風抜き部を設けたことを特徴とする請
   求項２記載の配管カバー。
4. 【請求項４】 前記配管カバーの内部に隔壁状の配管押
   さえを前記通気口と他方の端部の間に設けて、壁の貫通
   孔の開口部に流通する空気が配管カバーの他方の端部に
   流通することなく前記通気口から外部に流通することを
   容易にしたことを特徴とする請求項１記載の配管カバ
   ー。
5. 【請求項５】 前記配管カバーの接続部に異なる口径の
   別の配管カバーとの接続に対応するための異なる口径の
   接続部を段階的に形成し、該異なる口径の接続部には目
   印となる帯状の突出部及び／若しくは不要部の削除のた
   めの切欠溝を設けたことを特徴とする請求項１記載の配
   管カバー。