JP2005024063A - 配管カバー装置 - Google Patents

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Taisei Ishida
大成 石田
Tomoo Kajikawa
智雄 梶川
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Denka Co Ltd
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Abstract


【課題】従来の配管カバー装置では、壁に設けた貫通孔の開口部に相対する位置に、防虫網を備えた通気口を設けていたため、雨や雪が通気口を経て、配管カバー装置内に入り、建物室内に侵入しやすかった。
【解決手段】配管カバー装置において、空気流通路の空気を配管カバー装置外に給排気する通気口11を配管カバー装置1の側面に設けると共に、該通気口11を覆って配管カバー装置1の鉛直方向に伸びるフード状の通気口カバー3を備え、該通気口カバー3の開放側の先端部に網12を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は配管カバー装置に関し、空気調和機の室内機と室外機を連結する電線や配管の挿通路と室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、電線や配管の屈曲部を覆って保護するための配管カバー装置に関するものである。
従来から、空気調和機の室内機からのドレン水の排水管や、室内機と室外機とを連結する冷煤管の電線や配管を収納して保護するために、合成樹脂よりなる種々の形状と機能を有する配管カバーが用いられている。これらの電線や配管と電線が空気調和機の室内機から壁に設ける貫通孔と壁に沿うように折り曲げて室外機に配置するときには、壁に沿う直線状の配管ダクトと貫通孔にともに接続し、配管類の屈曲部を保護するための配管カバー装置が設けられている。
この配管カバー装置として、電線や配管の挿通路と室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、該空気流通路の空気を配管カバー装置外に給排気するための虫の侵入を防止する防虫スクリーンを備えた通気口を備えた配管カバー装置がある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の従来の配管カバー装置は、室内機と室外機を連結する電線や配管の挿通路と室内外の空気を流通する空気流通路とを配管カバー装置に内包し、壁に設けた貫通孔の開口部にー端が連通して接続される配管カバー装置の前記開口部に相対する位置に、空気流通路の空気を配管カバー装置外に給排気するための虫の侵入を防止する防虫スクリーンを備えた通気口を設け、フード状のウェザーカバーにより配管カバーの隅角部を覆うようにしたものである。
従って、配管カバー装置に設けた通気口を備える防虫スクリーンが、ごみ等により目詰まりしたり、汚れた時に、掃除を行う場合には、外部から直接的に水洗いする等して防虫スクリーンを掃除することができず、ウェザーカバーを配管カバー装置から取外した後でないと、防虫スクリーンを掃除することができないという構造上の制約があった。このため、防虫スクリーンの掃除を行う場合には、多くの時間と手間がかかり、面倒であった。しかも、防虫スクリーンが破けた場合に、新たなものと交換したり、修繕をする等の保守・管理を行うのにも同様にウェザーカバーを配管カバー装置から外した後でないと、作業を行うことができず、作業には多くの時間と手間がかかっていた。
しかも、特許文献1に記載の従来の配管カバー装置は、室外機の配置によって水平に伸びる配管ダクトに接続される場合、ウェザーカバーの通気口及び該通気口の上側に配置する風抜き部が横方向になるため、雨や雪が降った場合に、この風抜き部を通じて通気口を経て、雨、雪が配管カバー装置内に連通する空気流通路を通じて建物室内に侵入し易いという不都合を生ずる。
特許第3280579号公報
本発明は従来の欠点を解決し、通気口カバーを配管カバー装置から取外すことなく被着したままで、外部から網が目詰まりした場合や汚れた時等の掃除が簡単かつ確実に行え、しかも多くの時間と手間がかからずに行え、また、新たな網に交換する等の保守・管理が容易かつ確実に行え、また、雨や雪が配管カバー装置に設けた空気流通路を通じて室内に侵入し難く、防水性能が充分であるとともに防音性に優れ、さらには構造簡単にして製作コストも安価な配管カバー装置を提供することを目的とする。
空気調和機の室内機と室外機を連結し室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、一方の端部を壁の貫通孔の開口部に連通して接続し、他方の端部を壁に沿う別の配管ダクトに連通して接続する電線や配管の屈曲部を覆って保護する配管カバー装置において、前記空気流通路の空気を配管カバー装置外に給排気する通気口を配管カバー装置の側面に設けると共に、該通気口を覆って配管カバー装置の鉛直方向に伸びるフード状の通気口カバーを備え、該通気口カバーの開放側の先端部に網を設ける。これにより前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
請求項2記載の発明にあっては、前記通気口カバーが着脱可能であるものである。
本発明の効果として、空気調和機の室内機と室外機を連結し室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、壁に設ける貫通孔の開口部にー端を連通して接続し、他端を前記開口部から壁に沿う別の配管ダクトに連通して接続する電線や配管の屈曲部を覆って保護する配管カバー装置において、前記空気流通路の空気を外部に給排気する通気口を配管カバー装置の側面に設けると共に、前記通気口を覆って配管カバー装置の鉛直方向に伸びるフード状の通気口カバーを設け、前記通気口カバーの開放側の先端部に網を設けたので、通気口カバーを配管カバー装置から取外すことなく、そのまま被着したままで外部から網が目詰まりした場合等の掃除が簡単かつ確実に行え、しかも多くの時間と手間がかからずに行え、また新たな網と交換や修繕が容易かつ確実に行え、保守・管理が容易になり、また、雨や雪が配管カバー本体内に設けた空気流通路より室内に侵入し難く、防水性能が充分になった。
本発明にかかる配管カバー装置1は、取り付け工事を容易にするために本体カバー2と通気口カバー3よりなる。本発明にかかる通気口11を配管カバー装置の側面に設け、該通気口11を覆って配管カバー装置1の鉛直方向に伸びるフード状の通気口カバー3を設け、該通気口カバー3の開放側の先端部に虫の侵入を防止する網12を設けているのは、雨や雪の配管カバー装置1内への侵入経路が、網12から通気口カバー3内を鉛直方向に上がり、さらに横に曲がり通気口11を経て配管カバー装置1内に入り、さらに横に曲がり開口部9に至る、複雑な空気の流通路を構成するため、雨や雪が配管カバー装置1を経て建物室内に侵入しない。
前記通気口カバー3は、本体カバー2の通気口11と係合する。該通気口11の内周縁全周に設けている突起15は、該本体カバーの鉛直方向に沿って、前後方向が対称である。これは空気調和機の室内機と室外機が設置される位置により、配管カバー装置1の取り付け向きが下向きなることがあり、その場合に網12が上向きとなり雨水が浸入する。それを防止するために、前記通気口カバー3の取り付け向きを180°回して、前記本体カバー1の通気口11に係合するためである。
電線や配管4が配索される本体カバー2の設置向きに応じて前記通気口カバー3の取付位置を所望個所、例えば網12を有する通気口11を常時、本体カバー2の下向きに設置する等、変更可能に着脱可能に取付けることができる。
前記通気口カバー3を本体カバー2の通気口11に取付けるための固着手段は、該通気口11の内周縁の被取付部に設けたねじ孔15と、該被取付部に重合対応する通気口カバー3の取付部のねじ孔16とにねじを螺入することによりねじ止めを行う。この固着手段は、前記ねじ止め以外の固着手段は、例えば係合突起と、この係合突起が係脱可能な係合凹部とによる係脱手段を採用するほか、突起と凹部とによる嵌脱手段によって嵌着してもよい。
前記通気口11の内周縁全周に設けている突起17は、配管カバー装置1の外面に降り注いだ雨水等を、通気口11内に浸入することなく外部へ排出するために採用したものである。この突起17の高さは、あまりにも小さいと雨水が浸入してしまい、あまりに大きくても通気口カバー3の外観が大きくなるため、3〜7mmの高さを有するものがよい。
前記通気口カバー3の開放側の先端部には、該通気口カバー3と一体成型された格子状の網12を備えている。網の形状は、格子状のもの、網状のもの等、適宜選択して採用すればよい。
前記網12は、フード状の通気口カバー3の先端から一段奥にあり、網12と通気口カバー3の先端までフードの延長片18がある。空気調和機の室内機と室外機が設置される位置により配管カバー装置1の取り付け向きが水平になることがあり、該延長片18により斜めからの雨水の浸入を防止するために採用したものである。この延長片18の幅は、あまりにも小さいと雨水が網12から浸入してしまい、あまりに大きくても網12の位置が通気口11と近くなるため、10〜20mmの幅を有するものがよい。
本発明で、室外機とは空気調和機において室外に置かれる機器を意味する。
本発明の配管カバー装置1の素材としては、配管カバー装置1が屋外で使用されることが多く、屋外用途に適したものであれば適宜選択でき、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、ポリカーボネイト等の熱可塑性樹脂や、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属材料があり、これらを単独又は複合して採用できる。
本発明にかかる配管カバー装置1の実施例1について、図1、図2、図3及び図4を参照しつつ、詳細に説明する。ここで、
図1は、本実施例における配管カバー装置を分解した斜視図である。図2は、本実施例における配管カバー装置の全体図である。
図3は、本実施例における配管カバー装置の要部断面図である。
図4は、本実施例における配管カバー装置の施工例図である。
本実施例の配管カバー装置1はポリ塩化ビニルで成型され、本体カバー2と2つのフード状の通気口カバー3よりなる。前記本体カバー2は、図1に示すように空気調和機の室内機と室外機を連結する電線や配管4の挿通路5と室内外の空気を流通させる空気流通路16を内包し、壁7に設ける貫通孔8の開口部9と固定するための本体カバー2の外縁部に設けたねじ孔10を両側面に配置している。前記本体カバー2は、前記空気流通路6の空気を外部に給排気する通気口11を該本体カバー2の側面に備えている。
前記通気口カバー11は、図1に示すように該通気口カバー11の開放側の先端部に網12を外部に臨んで設けている。
ここで、これらの組み立てについて説明する。
最初に、本体カバー2を、壁7に設けた貫通孔8に配索されている電線や配管4の配索方向に対応して被せ、本体カバー2の先端部の配管押さえ部13で配管ダクト14を押さえ、複数個のねじ(図示省略)を本体カバー2の外縁部に設けたねじ孔10内に前面から螺入することにより壁7に本体カバー2を取付けることができる。
次に、通気口カバー3を本体カバー2に対して取付けるため、本体カバー2の通気口の内周縁の被取付部に設けたねじ孔15と、該被取付部に重合されるように対応する通気口カバー3の取付部のねじ孔16とにねじ(図示省略)を螺入することによりねじ止めを行う。本実施例で通気口カバー3は、本体カバー2の両側面に付ける。
次に図4は、本実施例で本体カバー2の先端部の配管押さえ部13が上向きに使用した場合で、通気口カバー3を180°回して、ビスにて固定し網12が下向きになるように配置したものである。
本発明の活用例として、空気調和機の室内機と室外機を連結し室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、電線や配管の屈曲部を覆って保護する配管カバー装置において、外からの雨や雪が直接、建物室内に侵入しないために産業上大いに利用できる。
実施例1における配管カバー装置を分解した斜視図である。 実施例1における配管カバー装置の全体図である。 実施例1における配管カバー装置の要部断面図である。 実施例1における配管カバー装置の施工例図である。
符号の説明
1 配管カバー装置
2 本体カバー
3 通気口カバー
4 配管
5 挿通路
6 空気流通路
7 壁
8 貫通孔
9 開口部
10 ねじ孔
11 通気口
12 網
13 配管押さえ部
14 配管ダクト
15 ねじ孔
16 ねじ孔
17 突起
18 延長片

Claims (2)

  1. 空気調和機の室内機と室外機を連結し室内外の空気を流通させる空気流通路を内包し、一方の端部を壁の貫通孔の開口部に連通して接続し、他方の端部を壁に沿う別の配管ダクトに連通して接続する電線や配管の屈曲部を覆って保護する配管カバー装置において、前記空気流通路の空気を配管カバー装置外に給排気する通気口を配管カバー装置の側面に設けると共に、該通気口を覆って配管カバー装置の鉛直方向に伸びるフード状の通気口カバーを備え、該通気口カバーの開放側の先端部に網を設けたことを特徴とした配管カバー装置。
  2. 前記通気口カバーが着脱可能であることを特徴とする請求項1記載の配管カバー装置。


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