JPH11223364A - エアコン冷媒管用保護カバー - Google Patents

エアコン冷媒管用保護カバー

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JPH11223364A
JPH11223364A JP2429198A JP2429198A JPH11223364A JP H11223364 A JPH11223364 A JP H11223364A JP 2429198 A JP2429198 A JP 2429198A JP 2429198 A JP2429198 A JP 2429198A JP H11223364 A JPH11223364 A JP H11223364A
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air conditioner
refrigerant pipe
conditioner refrigerant
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hollow frame
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エアコン配管工事及び事前作業を容易化するこ
とが可能であり、かつ、省エネルギー化の大幅な促進を
実現し得る構成とされたエアコン冷媒管用保護カバーを
提供する。 【解決手段】本発明にかかるエアコン冷媒管用保護カバ
ーは、エアコン冷媒管22の収容口2が長手方向に沿っ
て形成された中空枠体1からなり、その枠体壁内には収
容口2と同一の長手方向に沿って配置されたうえで両端
が開口したドレン排水用管路3が形成されていることを
特徴とする。なお、中空枠体1の枠体壁内には、長手方
向に沿って配置されたうえで両端が開口した管路8.1
1がドレン排水用以外にも形成されていることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアコン冷媒管用保
護カバー(以下、保護カバーという)、つまり、建物の
壁面に沿って配設されたエアコン冷媒管を外側から覆っ
て保護するための保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、保護カバーとしては、図8で
取付後の横断面構造を示し、かつ、図9で取付状態を示
すようなものが一般的であり、この種の保護カバーは、
建物の壁面21に沿って並列配置された往復一対、つま
り、冷媒供給側及び冷媒戻り側のエアコン冷媒管22を
ドレンホース23とともに外側から覆って保護すること
になっている。そして、この際における保護カバーは、
エアコン冷媒管22の収容口24が壁面21側の長手方
向に沿って形成された1本のみ、あるいは、互いに連結
された複数本の直線形状を有する中空枠体25から構成
されており、中空枠体25の収容口24に沿っては、所
定厚みの断熱材26でもって被覆されたエアコン冷媒管
22を中空枠体25の枠体壁との間で挟持する一対の突
片部27が収容口24の幅方向に沿う内方へと向かって
延出されている。また、中空枠体25の収容口24に沿
っては、ビスなどの締結要素28を用いたうえで建物の
壁面21に当接して固定される一対の外縁部29が収容
口24の幅方向に沿う外方へと向かって延出されてい
る。
【0003】そこで、エアコン配管工事に際しては、断
熱材26でもって被覆済みのエアコン冷媒管22とドレ
ンホース23とを粘着テープ30などでもって、あるい
は、これらとともに室内機31及び室外機32間を接続
する電線や信号線(図示していない)をも粘着テープ3
0などでもって予め一体的に結束しておいたうえ、中空
枠体25をエアコン冷媒管22などの外側から覆いかぶ
せて仮止めすることが実行される。その後、ビスなどの
締結要素28を利用したうえで中空枠体25の収容口2
4外に延出された外縁部29を建物の壁面21に対して
固定すれば、エアコン配管工事が完了したことになる。
なお、図9中の符号33は、エアコン冷媒管22などの
引き出し用として建物の壁面21に形成されたうえで引
き出し後に埋め戻される貫通孔を示しており、符号34
はドレンホース23の外側端部が配置される排水溝を示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の形態
にかかる保護カバーにおいては、エアコン冷媒管22と
別の配管部材であるドレンホース23とを中空枠体25
でもって外側から覆ったうえで保護することが実行され
ており、エアコン配管工事に先立ってはドレンホース2
3をエアコン冷媒管22と一体化しておく必要があるた
め、事前作業に手間がかかってしまう。なお、この際に
おけるドレンホース23は、室内機31からの延長工事
によって設けられるものである。
【0005】そして、図8からも明らかなように、従来
の保護カバーでは、中空枠体25が厚みの薄い樹脂製品
であるに過ぎず、また、収容口24内に延出された突片
部27の厚みも薄いため、これらの突片部27のみでも
って中空枠体25を確実に仮止めしておくことが困難と
なる結果、工事作業者が手や脚でもって中空枠体25を
位置決め支持しながら電動ドライバーなどの工具を使用
したうえでのビス止めなどの固定作業を実行する必要が
あり、エアコン配管工事時にも煩わしい手間と長い作業
時間を要することが避けられなかった。
【0006】さらにまた、中空枠体25が厚みの薄い樹
脂製品であり、日射などに伴うエアコン冷媒管22の温
度上昇を取付後の中空枠体25によっては抑制すること
ができないため、十分な断熱効果を中空枠体25によっ
て得たうえで省エネルギー化を促進することもできない
のが現状となっている。
【0007】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであり、エアコン配管工事及び事前作業を容易
化することが可能であるとともに、省エネルギー化の大
幅な促進を実現し得る構成とされた保護カバーの提供を
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る保護カバーは、エアコン冷媒管を外側から覆って保護
するものであって、エアコン冷媒管の収容口が長手方向
に沿って形成された中空枠体からなり、その枠体壁内に
は収容口と同一の長手方向に沿って配置されたうえで両
端が開口したドレン排水用管路が形成されていることを
特徴とする。そして、この構成においては、中空枠体の
枠体壁内に形成されたドレン排水用管路がドレンホース
に代わる機能を発揮することになり、ドレンホースを設
けておく必要がないので、ドレンホースの延長工事を実
行する必要がなくなり、しかも、ドレンホースをエアコ
ン冷媒管と一体化しておく必要はないことになる。
【0009】本発明の請求項2にかかる保護カバーは、
請求項1に記載したものであって、中空枠体の収容口に
沿っては収容されたエアコン冷媒管を中空枠体の枠体壁
との間で挟持する突条部が設けられており、これらの突
条部は収容口の幅方向に沿う内方へと向かって延出され
たものであることを特徴としている。この構成によれ
ば、中空枠体の枠体壁と突条部とでもってエアコン冷媒
管が面接触的に挟持されているので、エアコン冷媒管で
もって中空枠体を確実に仮止め支持しておくことが可能
になる。
【0010】本発明の請求項3にかかる保護カバーは、
請求項1もしくは請求項2に記載したものであり、中空
枠体の枠体壁内に形成されたドレン排水用管路の少なく
とも一方側の開口は、差し込まれた他の配管部材を固定
して支持する外拡がりテーパ形状の凹部であることを特
徴とする。したがって、ドレン排水用管路の開口に対
し、室内機から引き出してきたドレンホースなどを固定
的に接続することが容易となる。
【0011】本発明の請求項4にかかる保護カバーは、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載したものであ
って、中空枠体の枠体壁内には、収容口と同一の長手方
向に沿って配置されたうえで両端が開口した管路がドレ
ン排水用以外にも形成されていることを特徴としてい
る。この構成によれば、空気が流通し得る管路が中空枠
体の枠体壁内に形成されている結果として中空枠体自体
の断熱性が高まるため、日射などに伴うエアコン冷媒管
の温度上昇を中空枠体によって抑制することが可能とな
る。
【0012】本発明の請求項5にかかる保護カバーは、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載したものであ
って、中空枠体の枠体壁には、エアコン冷媒管の収容口
をその幅方向に沿う外方へと向かって拡幅容易とする湾
曲部分もしくは薄肉部分が長手方向に沿って形成されて
いることを特徴とする。そして、このような構成とした
際には、取付時における中空枠体の収容口を拡幅し得る
ので、中空枠体でもってエアコン冷媒管を外側から覆う
ことが容易になる。
【0013】本発明の請求項6にかかる保護カバーは、
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載したものであ
って、中空枠体の収容口に沿っては建物の壁面に当接し
て固定される外縁部が収容口の幅方向に沿う外方へと向
かって延出されており、これらの外縁部には壁面から離
間配置されたうえで締結要素を仮止め支持する薄肉部分
が形成されていることを特徴としている。この構成によ
れば、外縁部に形成された薄肉部分によって締結要素が
一時的に仮支持される結果として工事作業者が締結要素
を支持しておく必要がなくなるため、建物の壁面に対す
る中空枠体の取り付け作業が容易となり、作業に要する
手間及び時間を削減することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は実施の形態にかかる保護カバーを構
成する中空枠体の横断面構造を示す断面斜視図、図2は
中空枠体の縦断面構造を示す断面図、図3は第1変形例
にかかる中空枠体の横断面構造を示す断面斜視図、図4
は中空枠体の端部変形例を示す要部断面図であり、図5
は保護カバーの取付状態を示す説明図である。なお、図
5において、従来の取付状態を示す図9と互いに同一と
なる機器や部品、部分については同一符号を付し、ここ
での説明は省略する。
【0016】本実施の形態にかかる保護カバーは、図5
で示すように、建物の壁面21に沿って並列配置された
往復一対、つまり、冷媒供給側及び冷媒戻り側の予め断
熱材26によって被覆されたエアコン冷媒管22を外側
から覆って保護するものであり、この保護カバーは直線
形状とされた樹脂製品である中空枠体1の1本のみ、あ
るいは、互いに連結された複数本の中空枠体1によって
構成されている。そして、中空枠体1は、図1及び図2
で示すように、壁面21側の長手方向に沿って配置され
たうえでエアコン冷媒管22を収容するための収容口2
が形成されたものとなっており、その枠体壁内における
幅方向の略中央位置には、長手方向に沿って配置された
うえで両端が開口した断面視円形状を有し、従来のドレ
ンホース23に代わる機能を発揮するドレン排水用管路
3が形成されている。
【0017】なお、図1及び図2においてはドレン排水
用管路3を中空枠体1の枠体壁内に形成するとしている
が、このような構成に限定されることはないのであり、
図3で示す第1変形例のような構成を採用してもよいこ
とは勿論である。すなわち、中空枠体1の枠体壁から吊
り下げ形成された仕切壁4でもって中空枠体1の内部を
各エアコン冷媒管22ごとに仕切っておいたうえ、この
仕切壁4に対してドレン排水用管路3を設けた構成であ
る。そして、このような構成を採用すれば、従来のドレ
ンホース23と同様の位置にドレン排水用管路3を配置
しておくことが可能となる。
【0018】また、図2で示すように、この際における
ドレン排水用管路3の両端に位置する開口3aの少なく
とも一方側は外拡がりテーパ形状の凹部とされており、
このような凹部とされた開口3aに対して外部から差し
込まれた他の配管部材、例えば、室内機31から引き出
されたドレンホース23の外側端部や、他の中空枠体1
に形成されたドレン排水用管路3の開口3aとの間を接
続するための別部品であるニップル(図示省略)などは
開口3aでもって固定的に支持されることになってい
る。なお、ドレン排水用管路3の開口3aがともに外拡
がりテーパ形状の凹部であってもよいことは勿論であ
り、あるいはまた、図4で例示するように、一方側の開
口3aに対してニップル形状の突起部5を切り離し可能
な状態として設けておくことも可能である。
【0019】すなわち、このような突起部5を設けてお
いた際には、複数本の中空枠体1を互いに連結して保護
カバーを構成する場合におけるドレン排水用管路3同士
の接続が容易となり、ニップルなどの別部品を用いなく
ても済むという利点が得られることになる。ところで、
複数本の中空枠体1を連結して保護カバーを構成する際
のドレン排水用管路3同士をニップルなどによって接続
する必然性があるわけではなく、これらのドレン排水用
管路3が接続されずに接触しているだけであっても、室
内機31からのドレンを排出するうえでの支障をきたす
恐れがないことは勿論である。
【0020】さらに、図1で示すように、中空枠体1の
収容口2に沿っては、互いに対向する一対の突条部6が
収容口2の幅方向に沿う内方へと向かって延出されてお
り、断面視が略三角形状とされた突条部6のそれぞれに
よっては、所定厚みの断熱材26でもって被覆されたエ
アコン冷媒管22の各々が中空枠体1の枠体壁との間で
挟持されることになっている。そのため、各エアコン冷
媒管22は中空枠体1の枠体壁と突条部6とでもって面
接触的に挟持されていることになり、中空枠体1はエア
コン冷媒管22でもって確実に仮止めされることとな
る。なお、収容口2と同一の長手方向、あるいは、収容
口2の幅方向に沿うようにして配置された突起7を突条
部6の内面、つまり、エアコン冷媒管22と対面する内
面上に形成しておいてもよく、このような突起7を形成
しておけば、突起7のそれぞれがエアコン冷媒管22を
被覆している断熱材26に食い込む結果として仮止め作
用が向上するという利点も得られる。
【0021】また、この際における各突条部6の内部に
は、ドレン排水用管路3と同様、収容口2と同一の長手
方向に沿って配置されたうえで両端が開口した管路8が
形成されており、これらの内部については空気が流通し
得ることになっている。したがって、これらの管路8は
建物の壁面21と中空枠体1との間で生じる熱伝達を阻
害する断熱層として機能することになり、突条部6それ
ぞれの内部に管路8を形成しておいた場合には、中空枠
体1自体の断熱性が高まるという利点が確保される。
【0022】さらにまた、中空枠体1の収容口2に沿っ
ては、建物の壁面21に当接して固定される外縁部9が
収容口2の幅方向に沿う外方へと向かって延出されてお
り、これらの外縁部9に対しては、図1で示すように、
壁面21から離間配置されたうえでビスなどの締結要素
28を仮支持するための薄肉部分10が長手方向に沿っ
て形成されている。そして、このような構成を採用した
際には、中空枠体1を壁面21に固定するための締結要
素28を外縁部9の薄肉部分10における任意の箇所に
突き刺して一時的に仮支持させておくことが可能となる
結果、エアコン配管工事中の工事作業者がビスなどの締
結要素28を位置決め支持しておく必要がなくなり、電
動ドライバーなどの工具を両手でもって使用しながらの
固定作業を実行することが可能になる。
【0023】ところで、本実施の形態にかかる保護カバ
ーにあっては、図6で示す第2変形例のような中空枠
体、もしくは、図7で示す第3変形例のような中空枠体
を採用することも可能であるから、以下、これらの第2
及び第3変形例にかかる中空枠体について説明する。な
お、図6及び図7において、図1ないし図5のそれぞれ
と互いに同一となる機器や部品、部分に同一符号を付
し、ここでの詳しい説明は省略している。
【0024】すなわち、図6で示すように、第2変形例
にかかる中空枠体1は、ある程度の厚みを有する樹脂製
品とされたものであり、エアコン冷媒管22の収容口2
が長手方向に沿って形成された中空枠体1の枠体壁内に
は、ドレン排水用管路3のみならず、このドレン排水用
管路3と同様、収容管2と同一の長手方向に沿って配置
されたうえで両端が開口した断面視偏平円形状の管路1
1が形成されている。そして、両端が開口している管路
11のそれぞれはその内部を空気が流通し得るものとな
っており、空気が流通し得る管路11のそれぞれは、突
条部6に形成された管路8と同じく、日射などに伴う熱
伝達を阻害する断熱層として機能することになる。
【0025】そのため、両端が開口した複数本の管路1
1を中空枠体1の長手方向に沿って形成しておいた際に
は、中空枠体1自体の断熱性が高まる結果としてエアコ
ン冷媒管22の温度上昇を中空枠体1によって抑制し得
るという利点が確保される。なお、これらの管路11を
ドレン排水用管路3以外に設けておく必然性があるわけ
ではなく、例えば、管路11のうちの少なくとも1本を
ドレン排水用管路3に代わるドレン排水用として利用す
る構成を採用してもよいことは勿論である。
【0026】さらにまた、第3変形例にかかる中空枠体
1は、図7で示すように、ドレン排水用管路3が形成さ
れた枠体壁におけるドレン排水用管路3の側部位置に対
し、エアコン冷媒管22の収容口2をその幅方向に沿う
外方へと向かって拡幅容易とするための湾曲部分12が
長手方向に沿って形成されたものとなっている。そし
て、このような湾曲部分12を形成しておいた際には、
取付時における中空枠体1の収容口2を拡幅し得るの
で、断熱材26で被覆されたエアコン冷媒管22をその
外側から中空枠体1でもって覆うことが容易になる。な
お、中空枠体1の収容口2を拡幅容易とする構成が湾曲
部分12のみからなるものに限定されることはなく、例
えば、湾曲部分12に代わるような薄肉部分(図示省
略)であっても収容口2を拡幅容易とし得ることは勿論
である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる保
護カバーにおいては、中空枠体の枠体壁内に形成された
ドレン排水用管路がドレンホースに代わる機能を発揮す
ることになり、ドレンホースを設けておく必要がなくな
るので、ドレンホースの延長工事が不要となり、ドレン
ホースをエアコン冷媒管と一体化する必要がなくなる結
果、エアコン配管工事に先立つ事前作業を容易化し得る
という効果が得られる。
【0028】そして、エアコン冷媒管でもって中空枠体
を確実に仮止め支持しておくことが可能であり、また、
取付時における中空枠体の収容口を拡幅し得るととも
に、締結要素を一時的に仮支持させ得るため、エアコン
配管工事を容易化して省力化することができる。さら
に、空気が流通し得る管路を中空枠体の枠体壁内に形成
しているので、中空枠体自体の断熱性が高まるため、日
射などに伴うエアコン冷媒管の温度上昇を中空枠体によ
って抑制することが可能となり、省エネルギー化を促進
することが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる保護カバーを構成する中
空枠体の横断面構造を示す断面斜視図である。
【図2】中空枠体の縦断面構造を示す断面図である。
【図3】第1変形例にかかる中空枠体の横断面構造を示
す断面斜視図である。
【図4】中空枠体の端部変形例を示す要部断面図であ
る。
【図5】保護カバーの取付状態を示す説明図である。
【図6】第2変形例にかかる中空枠体の横断面構造を示
す断面斜視図である。
【図7】第3変形例にかかる中空枠体の横断面構造を示
す断面斜視図である。
【図8】従来の形態にかかる保護カバーを構成する中空
枠体の取付後の横断面構造を示す斜視図である。
【図9】従来の形態にかかる保護カバーの取付状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 中空枠体 2 収容口 3 ドレン排水用管路 8 管路 11 管路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアコン冷媒管を外側から覆って保護す
    るエアコン冷媒管用保護カバーであって、 エアコン冷媒管の収容口が長手方向に沿って形成された
    中空枠体からなり、その枠体壁内には収容口と同一の長
    手方向に沿って配置されたうえで両端が開口したドレン
    排水用管路が形成されていることを特徴とするエアコン
    冷媒管用保護カバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したエアコン冷媒管用保
    護カバーであって、 中空枠体の収容口に沿っては収容されたエアコン冷媒管
    を中空枠体の枠体壁との間で挟持する突条部が設けられ
    ており、これらの突条部は収容口の幅方向に沿う内方へ
    と向かって延出されたものであることを特徴とするエア
    コン冷媒管用保護カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2に記載したエ
    アコン冷媒管用保護カバーであって、 中空枠体の枠体壁内に形成されたドレン排水用管路の少
    なくとも一方側の開口は、差し込まれた他の配管部材を
    固定して支持する外拡がりテーパ形状の凹部であること
    を特徴とするエアコン冷媒管用保護カバー。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載したエアコン冷媒管用保護カバーであって、 中空枠体の枠体壁内には、収容口と同一の長手方向に沿
    って配置されたうえで両端が開口した管路がドレン排水
    用以外にも形成されていることを特徴とするエアコン冷
    媒管用保護カバー。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載したエアコン冷媒管用保護カバーであって、 中空枠体の枠体壁には、エアコン冷媒管の収容口をその
    幅方向に沿う外方へと向かって拡幅容易とする湾曲部分
    もしくは薄肉部分が長手方向に沿って形成されているこ
    とを特徴とするエアコン冷媒管用保護カバー。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載したエアコン冷媒管用保護カバーであって、 中空枠体の収容口に沿っては建物の壁面に当接して固定
    される外縁部が収容口の幅方向に沿う外方へと向かって
    延出されており、これらの外縁部には壁面から離間配置
    されたうえで締結要素を仮止め支持する薄肉部分が形成
    されていることを特徴とするエアコン冷媒管用保護カバ
    ー。
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GB2389636A (en) * 2002-06-12 2003-12-17 Peter Edgar Tizzard Pipe cover
KR100583746B1 (ko) * 2004-06-21 2006-05-26 김대현 에어컨 배관용 슬리브 연결체의 매립구조

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