JPH1082319A - ラジエータ装置 - Google Patents
ラジエータ装置Info
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- JPH1082319A JPH1082319A JP8237815A JP23781596A JPH1082319A JP H1082319 A JPH1082319 A JP H1082319A JP 8237815 A JP8237815 A JP 8237815A JP 23781596 A JP23781596 A JP 23781596A JP H1082319 A JPH1082319 A JP H1082319A
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Abstract
ラウドを配置し、シュラウドに電動ファンを配置してな
るラジエータ装置に関し、自動車の走行風を有効に利用
すること、および、排気マニホールドに衝突した空気の
環流を確実に防止することを目的とする。 【解決手段】 エンジン35の前方に配置されるラジエ
ータ31のコア部41の前記エンジン35側となる面
に、前記コア部41を覆ってシュラウド51を配置し、
前記シュラウド51に電動ファン57を配置してなるラ
ジエータ装置において、前記コア部41の水平方向の前
記エンジン35の排気マニホールド35a側に前記シュ
ラウド51を配置するとともに、前記コア部41の水平
方向の前記エンジン35の排気マニホールド35a側と
反対側に前記シュラウド51に覆われない走行風導入領
域59を形成して構成する。
Description
部を覆ってシュラウドを配置し、シュラウドに電動ファ
ンを配置してなるラジエータ装置に関する。
ラウドを配置し、シュラウドに電動ファンを配置してな
るラジエータ装置として、例えば、実開昭63−962
28号公報に開示されるものが知られている。図3は、
この公報に開示されるラジエータ装置を示すもので、こ
のラジエータ装置では、上下方向に間隔を置いて入口側
タンク11および出口側タンク13を配置し、これ等の
タンク11,13の間にコア部15を形成してラジエー
タ17が形成されている。
面に、コア部15の全面を覆ってシュラウド19が配置
され、このシュラウド19に電動ファン20が配置され
ている。しかしながら、このような従来のラジエータ装
置では、ラジエータ17のコア部15の背面に、コア部
15の全面を覆ってシュラウド19を配置しているた
め、シュラウド19が抵抗となり、自動車の走行により
生じる走行風をシュラウド19側に効率的に導入するこ
とが困難であり、走行風の有効利用を図ることができな
いという問題があった。
ータ21のコア部21aの一部を覆ってシュラウド23
を配置し、シュラウド23に覆われない走行風導入領域
21bから走行風を積極的に導入するようにしたラジエ
ータ装置が開発されている。
うな従来のラジエータ装置では、コア部21aの水平方
向のエンジン25の排気マニホールド25aと反対側に
シュラウド23を配置し、コア部21aの水平方向のエ
ンジン25の排気マニホールド25a側にシュラウド2
3に覆われない走行風導入領域21bを形成しているた
め、電動ファン27によりシュラウド23から排出され
た空気が排気マニホールド25aに衝突し、排気マニホ
ールド25aにより暖められた比較的高温の空気が、走
行風導入領域21bを通りラジエータ21のコア部21
aの前面に環流し、冷却効率が低下するという問題があ
った。
ンジン25のアイドル回転時には、シュラウド23に覆
われない走行風導入領域21bに走行風が供給されない
ため、この現象が顕著になり、冷却効率が極端に低下す
るという問題が生じる。
めになされたもので、自動車の走行風を有効に利用する
ことができるとともに、排気マニホールドに衝突した空
気の環流を確実に防止することができるラジエータ装置
を提供することを目的とする。
置は、エンジンの前方に配置されるラジエータのコア部
の前記エンジン側となる面に、前記コア部を覆ってシュ
ラウドを配置し、前記シュラウドに電動ファンを配置し
てなるラジエータ装置において、前記コア部の水平方向
の前記エンジンの排気マニホールド側に前記シュラウド
を配置するとともに、前記コア部の水平方向の前記エン
ジンの排気マニホールド側と反対側に前記シュラウドに
覆われない走行風導入領域を形成してなることを特徴と
する。
載のラジエータ装置において、前記コア部における走行
風導入領域の境界部に、前記エンジン側に突出する吹き
返し防止部材を配置してなることを特徴とする。請求項
3のラジエータ装置は、請求項1または2記載のラジエ
ータ装置において、前記吹き返し防止部材は、樹脂から
なる前記シュラウドに一体形成されていることを特徴と
する。
コア部の水平方向のエンジンの排気マニホールド側にシ
ュラウドを配置したので、電動ファンからの空気の排気
マニホールド側への流出が低減され、排気マニホールド
で高温となった空気の環流は少ない。一方、コア部の水
平方向のエンジンの排気マニホールド側と反対側にシュ
ラウドに覆われない走行風導入領域を形成したので、走
行風導入領域からの走行風が排気マニホールドに衝突す
ることなく流出される。
おける走行風導入領域の境界部に、エンジン側に突出す
る吹き返し防止部材を配置したので、走行風導入領域か
らの走行風の流れが吹き返し防止部材により案内され排
気マニホールド側と反対側に流出され、また、排気マニ
ホールド側からの高温な空気の環流が少ない。請求項3
のラジエータ装置では、シュラウドが樹脂により形成さ
れ、このシュラウドに吹き返し防止部材が一体形成され
る。
実施形態について説明する。図1および図2は、本発明
のラジエータ装置の一実施形態を示すもので、図におい
て符号31は、自動車に配置されるラジエータを示して
いる。このラジエータ31の前方には、コンデンサ33
が配置されている。
ン35が配置されている。エンジン35の前側には、エ
ンジン35からの排気を排気管に導くための排気マニホ
ールド35aが配置されている。また、エンジン35の
側方には、変速機35bが配置されている。ラジエータ
31は、上下方向に間隔を置いて入口側タンク37およ
び出口側タンク39を配置し、これ等のタンク37,3
9の間にコア部41を形成して構成されている。
フィン45とを交互に積層して形成されている。コア部
41の両側にはレインフォース47が配置されている。
そして、ラジエータ31のコア部41の背面に、エンジ
ン35の排気マニホールド35a側のコア部41を覆っ
てシュラウド51が配置されている。
中央に対応する位置、すなわちエンジン35の変速機3
5b側に偏って円形の開口部51aが形成されている。
開口部51aには、モータ53とファン55とからなる
電動ファン57が配置されている。
ラウド51に支持されている。コア部41の水平方向の
一側、すなわちエンジン35の変速機35b側には、シ
ュラウド51に覆われない走行風導入領域59が形成さ
れている。そして、コア部41における走行風導入領域
59の境界部に、エンジン35側に突出する吹き返し防
止部材61が配置されている。
るシュラウド51に一体形成されている。上述したラジ
エータ装置では、電動ファン57によりシュラウド51
に導かれた空気は、シュラウド51に形成される開口部
51aから変速機35b側に導かれ外部に流出される。
を通過した走行風は、吹き返し防止部材61により案内
され、そのまま変速機35b側から流出される。以上の
ように構成されたラジエータ装置では、コア部41の水
平方向のエンジン35の排気マニホールド35a側と反
対側にシュラウド51に覆われない走行風導入領域59
を形成したので、自動車の走行風を有効に利用すること
ができる。
排気マニホールド35aに衝突することなく流出される
ため、排気マニホールド35aに衝突した空気の環流を
確実に防止することができる。さらに、上述したラジエ
ータ装置では、コア部41における走行風導入領域59
の境界部に、エンジン35側に突出する吹き返し防止部
材61を配置したので、走行風導入領域59への排気マ
ニホールド35a側からの高温な空気の環流を確実に防
止することができる。
返し防止部材61を一体形成したので、吹き返し防止部
材61を別途シュラウド51に固定する必要がなくな
り、吹き返し防止部材61の取付工数を削減することが
できる。
タ装置では、コア部の水平方向のエンジンの排気マニホ
ールド側と反対側にシュラウドに覆われない走行風導入
領域を形成したので、自動車の走行風を有効に利用する
ことができる。
マニホールドに衝突することなく流出されるため、排気
マニホールドに衝突した空気の環流を確実に防止するこ
とができる。請求項2のラジエータ装置では、コア部に
おける走行風導入領域の境界部に、エンジン側に突出す
る吹き返し防止部材を配置したので、走行風導入領域に
排気マニホールド側からの空気の環流を確実に防止する
ことができる。
なるシュラウドに吹き返し防止部材を一体形成したの
で、吹き返し防止部材を別途シュラウドに固定する必要
がなくなり、吹き返し防止部材の取付工数を削減するこ
とができる。
面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン(35)の前方に配置されるラ
ジエータ(31)のコア部(41)の前記エンジン(3
5)側となる面に、前記コア部(41)を覆ってシュラ
ウド(51)を配置し、前記シュラウド(51)に電動
ファン(57)を配置してなるラジエータ装置におい
て、 前記コア部(41)の水平方向の前記エンジン(35)
の排気マニホールド(35a)側に前記シュラウド(5
1)を配置するとともに、前記コア部(41)の水平方
向の前記エンジン(35)の排気マニホールド(35
a)側と反対側に前記シュラウド(51)に覆われない
走行風導入領域(59)を形成してなることを特徴とす
るラジエータ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のラジエータ装置におい
て、 前記コア部(41)における走行風導入領域(59)の
境界部に、前記エンジン(35)側に突出する吹き返し
防止部材(61)を配置してなることを特徴とするラジ
エータ装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のラジエータ装置
において、 前記吹き返し防止部材(61)は、樹脂からなる前記シ
ュラウド(51)に一体形成されていることを特徴とす
るラジエータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23781596A JP3657705B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | ラジエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1082319A true JPH1082319A (ja) | 1998-03-31 |
JP3657705B2 JP3657705B2 (ja) | 2005-06-08 |
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1996
- 1996-09-09 JP JP23781596A patent/JP3657705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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