JP2010216348A - 車両用内燃機関における空冷式冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントのエンジンルーム2内に,内燃機関3を搭載するとともに,後面に通風用ファン10及びファンシュラウド11を備えた空冷式の熱交換器8,9を,これらにおける横方向の一部が平面視で前記内燃機関にオーバーラップするように配設する場合に,前記内燃機関の走行風による冷却性を確保する。
【解決手段】前記ファンシュラウド11のうち前記内燃機関に対してオーバーラップする部分に,車両の前方からの走行風を前記ファンシュラウドにおける後面11aの側に導くようにしたガイド部材13が設ける一方,前記ファンシュラウドの後面に,当該ファンシュラウドに対する補強リブ14を設けて,前記ガイド部材にて前記ファンシュラウドの後面側に導いた走行風をこの補強リブにて前記内燃機関に向かう方向に方向変換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,車両のフロントにおけるエンジンルームに搭載した内燃機関において,その冷却装置に関するものである。
最近の車両においては,そのフロントのエンジンルーム内に,内燃機関を横向きにして搭載することに加えて,この内燃機関よりも前方の部位に,ラジエータ又はエアコン用コンデンサ等の空冷式熱交換器を,その横方向の一部が,前記内燃機関とオーバーラップするように配設し,更に,この熱交換器の後ろ面に,通風用ファンを配設するとともに,この通風用ファンと熱交換器とを連通するファンシュラウドを配設するという構成にしている。
この構成においては,内燃機関と,通風用ファンとは,エンジンルームのコンパクト化のゆえに内燃機関における発生熱がファンに及ぶのを回避することのために,互いに横方向に偏心して(ずらせて)配設しているものの,前記内燃機関の前方には,前記熱交換器及びファンシュラウドにおける横方向の一部がオーバーラップしていて,これにより,車両における前方からの走行風が内燃機関に対して直接に吹き当たることが妨げられることになるから,前記走行風による内燃機関の冷却性が低くなる。
そこで,先行技術としての特許文献1は,前記ファンシュラウドのうち前記内燃機関の前面に対してオーバーラップする部分に,後方への通風口を設けることにより,前記熱交換器を通過して通風用ファンに吸い込まれる空気の一部を,前記通風口から内燃機関に直接に吹き当たるという構成にすることを提案している。
特開平10−317963号公報
しかし,この構成において,前記ファンシュラウドに設けた通風口から内燃機関に直接に吹き当たる空気は,これよりも上流側におけるラジエータ等の熱交換器を通過するときにおいて暖められた後の空気であるから,前記通風口からの空気による内燃機関の冷却効率は低いのであり,しかも,前記ファンシュラウドは,これに前記通風口を穿設することにより,その剛性が低くなるから,その膜振動が増大するばかりか,この膜振動に起因する騒音が増大するという問題があった。
その上,前記ファンシュラウドのうち前記内燃機関に対してオーバーラップする部分は,内燃機関からの輻射熱を受けるので,熱変形等の熱的影響を受けるという問題もあった。
本発明は,内燃機関の走行風による冷却性能を,前記したような問題を招来することなく確保できるようにすることを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため請求項1は,
「車両におけるフロントのエンジンルーム内に,内燃機関を搭載するとともに,後面に通風用ファン及びファンシュラウドを備えた空冷式の熱交換器を,当該熱交換器及び前記ファンシュラウドにおける横方向の一部が平面視で前記内燃機関にオーバーラップするように配設してなる冷却装置において,
前記ファンシュラウドのうち前記内燃機関に対してオーバーラップする部分には,車両における前方からの走行風を前記ファンシュラウドにおける後面の側に導くようにしたガイド部材が設けられている一方,前記ファンシュラウドにおける後面には,当該ファンシュラウドに対する補強リブが設けられており,この補強リブは,前記ガイド部材にて前記ファンシュラウドにおける後面の側に導かれた走行風を前記内燃機関に向かう方向に方向変換する構成である。」
ことを特徴としている。
前記した構成によると,車両における前方からの走行風の一部は,ガイド部材にてファンシュラウトにおける後面の側に導かれ,次いで,補強リブにより方向変換して,内燃機関に対して直接に吹き当たることになるから,前記内燃機関の前方には,熱交換器及びファンシュラウトにおける横方向の一部がオーバーラップしているのにかかわらず,内燃機関に対する走行風による冷却性を確実に確保することができる。
しかも,前記ガイド部材にてファンシュラウドにおける後面の側に導かれた走行風は,前記ファンシュラウドの冷却に寄与するから,前記ファンシュラウドにおける熱変形等の熱的悪影響を低減できる。
その一方において,前記ファンシュラウドは,前記補強リブにて補強されていて,その剛性が高められていることにより,その膜振動を確実に低減できるとともに,この膜振動に起因する騒音を大幅に低減できる。
本発明の実施の形態を示す平面図である。 図1のII−II視拡大側面図である。 図2のIII −III 視拡大断面図である。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図3の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,車両を示し,そのフロントには,エンジンルーム2が設けられている。
前記エンジンルーム2内は,一端に出力用の変速機構4を備えて成る内燃機関3が,そのクランク軸線5が水平横向きになるように,横向きにして搭載されており,この内燃機関3における後面3aには,吸気マニホールド6等の吸気系部品が取付けられている一方,前記内燃機関3における前面3bには,排気マニホールド7等の排気系部品が取付けられている。
前記エンジンルーム2内のうち前記内燃機関3よりも前方の部位には,前記内燃機関3における冷却水に対する冷却用のラジエータ8とエアコン用コンデンサ9とが,前記コンデンサ9が前部に前記ラジエータ8が後部に各々位置するように,前後に平行に並べて配設されている。
更に,エンジンルーム2内のうち前記内燃機関3と前記ラジエータ8及び前記コンデンサ9との間の部位には,通風用ファン10と,合成樹脂製のファンシュラウド11とが設けられており,これにより,前記車両1における前方からの走行風は,先ず前記コンデンサ9を通過し,次いで前記ラジエータ8を通過したのち通風用ファン10に吸い込まれて後方に吐き出すように構成されている。
この場合,前記内燃機関3と,前記ラジエータ8,コンデンサ9,通風用ファン10及びファンシュラウド11とは,前記エンジンルーム2のコンパクト化のゆえに,内燃機関3の発生熱がファン10等に及ぶことがないように,平面視において図1に示すように,互いに横方向に偏心して(ずらせて)配設している一方,前記コンデンサ9及び前記ファンシュラウド11における横方向の一部が,前記内燃機関3に対してオーバーラップするという関係に位置している。
前記ファンシュラウド11のうち前記内燃機関3に対してオーバーラップする部分には,当該ファンシュラウド11における各側面のうち上下方向に延びる一つの側面11aとの間に前記車両1における前方からの走行風の取り入れ口12を備え,この取り入れ口12からの走行風を矢印Aで示すように前記ファンシュラウド11における後面11bの側に導くようにしたガイド部材13が設けられている。
このガイド部材13は,前記ファンシュラウド11と同じ合成樹脂製であり,その上面板13a,下面板13b及び複数枚の整流板13cにて前記ファンシュラウド11に一体に連結されている。
そして,前記ファンシュラウド11における後面11bには,当該ファンシュラウド11に対する補強リブ14が上下方向に延びるように一体に設けられており,この補強リブ14は,前記ガイド部材13にて前記ファンシュラウド11における後面11bの側に導かれた走行風を,当該補強リブ14にて前記内燃機関3に向かう方向に方向変換するという構成になっている。
この構成において,車両における前方からの走行風の一部は,ガイド部材13にてファンシュラウト11における後面11bの側に導かれ,次いで,補強リブ14により後方に方向変換して,内燃機関3に対して直接に吹き当たることになるから,前記内燃機関3の前方には,内燃機関冷却用ラジエータ8又はエアコン用コンデンサ9等の熱交換器及びファンシュラウト11における横方向の一部がオーバーラップしているのにかかわらず,内燃機関3に対する走行風による冷却性を確実に確保することができる。
特に,内燃機関3の前面には,排気マニホールド7等の排気系部品が取付けられていることから,この排気系部品の冷却を促進することができる。
また,前記ガイド部材13にて前記ファンシュラウド11における後面11bの側に誘導される走行風は,前記ファンシュラウド11の冷却に寄与するから,前記ファンシュラウド11における熱変形等の熱的影響を低減できる。
その一方で,前記補強リブ14は,前記ファンシュラウト11を補強して,その剛性を高めているから,前記ファンシュラウド11における膜振動を確実に低減できる。
1 車両
2 フロントエンジンルーム
3 内燃機関
4 出力用変速機構
5 クランク軸線
6 吸気マニホールド
7 排気マニホールド
8 ラジエータ
9 エアコン用コンデンサ
10 通風用ファン
11 ファンシュラウド
11a ファンシュラウドの側面
11b ファンシュラウドの後面
12 走行風の取り入れ口
13 ガイド部材
14 補強リブ

Claims (1)

  1. 車両におけるフロントのエンジンルーム内に,内燃機関を搭載するとともに,後面に通風用ファン及びファンシュラウドを備えた空冷式の熱交換器を,当該熱交換器及び前記ファンシュラウドにおける横方向の一部が平面視で前記内燃機関にオーバーラップするように配設してなる冷却装置において,
    前記ファンシュラウドのうち前記内燃機関に対してオーバーラップする部分には,車両における前方からの走行風を前記ファンシュラウドにおける後面の側に導くようにしたガイド部材が設けられている一方,前記ファンシュラウドにおける後面には,当該ファンシュラウドに対する補強リブが設けられており,この補強リブは,前記ガイド部材にて前記ファンシュラウドにおける後面の側に導かれた走行風を前記内燃機関に向かう方向に方向変換する構成であることを特徴とする車両用内燃機関における空冷式冷却装置。
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