JPH1080453A - エアーマッサージ器およびこのエアーマッサージ器を取り付けた身体支持装置 - Google Patents

エアーマッサージ器およびこのエアーマッサージ器を取り付けた身体支持装置

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JPH1080453A
JPH1080453A JP9141878A JP14187897A JPH1080453A JP H1080453 A JPH1080453 A JP H1080453A JP 9141878 A JP9141878 A JP 9141878A JP 14187897 A JP14187897 A JP 14187897A JP H1080453 A JPH1080453 A JP H1080453A
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悟 大下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、エアーバッグの離間距離を調節して
マッサージ効果を高めたエアーマッサージ器を提供する
ことにある。 【解決手段】支持台21とこの支持台21に互いに接近
または離反するように移動可能に配設された一対の可動
板26とからなる支持具20と、互いに離間対向せさて
一端側を前記それそれ可動板26に取り付けられるとと
もにエアー供給装置10からのエアーの給排気によって
膨縮するエアーバッグ30〜33とを備え、前記可動板
26を移動させて互いに対向するエアーバッグ31、3
2の押圧面31a、32aの離間距離を調節可能とした
エアーマッサージ器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアーバッグに
エアー供給装置からのエアーを給排気して膨縮させ被施
療部のマッサージをするエアーマッサージ器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアーバッグにエアー供給装置か
らのエアーの給排気により膨縮させて被施療部のマッサ
ージをするエアーマッサージ器は広く知られている。
【0003】そして、このエアーバッグを膨縮させてマ
ッサージを行うマッサージ器の中には、例えば特開平6
−197934号公報に記載されたマッサージ装置があ
る。このマッサージ装置はエアーセルつまりエアーバッ
グの膨縮によりマッサージ子を設けたアームを、このア
ームの基部を支点として揺動させ前記マッサージ子によ
って被施療部を押圧してマッサージをなすように構成し
たものである。この公報記載のマッサージ装置は、アー
ムの基部を支点として揺動させる構成であることから、
マッサージ子間のエアーバッグの最大膨脹時における離
間距離は一定であり、また、支点とマッサージ子の距離
つまり回動半径も一定である。したがって、被施療部に
おける押圧部位および押圧方向は使用者の体格等により
多少異なるとしても略一定である。
【0004】また、上記公報記載のマッサージ装置のよ
うにマッサージ子ではなく膨縮するエアーバッグで直接
被施療部を押圧する形式のエアーマッサージ器もある
が、この種のエアーマッサージ器においても前記エアー
バッグは所定の状態に位置決めされて取り付けられてい
ることから、エアーバッグの被施療部の押圧部位および
押圧方向は同様に略一定となっている。
【0005】ところで、この種のエアーマッサージ器に
おいて、被施療部のマッサージをする際に、この被施療
部に加えられる押圧力、押圧方向を変化させることによ
ってより一層のマッサージ効果を得ることができるもの
である。しかし、上述したように従来のエアーバッグを
使用したエアーマッサージ器においては、マッサージ子
あるいはエアーバッグによって被施療部に加えられる押
圧力および押圧方向が略一定であるため、必ずしも良好
なマッサージ効果が得られないという問題がある。ま
た、マッサージ子あるいはエアーバッグの最大膨脹時に
おける離間距離も一定であるため体格の差によるその押
圧力も異なってしまうという不具合がある。
【0006】また、エアーマッサージ器の中には、エア
ーバッグの膨縮によって脚あるいは腕の身体の特定の部
位をマッサージするマッサージ器(以下この種のマッサ
ージ機を総称して局部用マッサージ器という)も知られ
ているが、この種の局部用マッサージ器は、図17に示
すように支持具に700に脚等を挿入する一対のU字状
溝状に形成された凹部701を形成するとともに、この
U字状の一対の凹部701のそれぞれの対向する側壁7
02にエアーバッグ703を対向させて配置し、前記U
字状の凹部701に脚等を挿入した後、エアーバッグ7
03にエアー供給装置によってエアーの給排気をして膨
縮させてマッサージをなすものである。そして、前記U
時状の凹部701の幅Lは標準体格の人の脚等に合わせ
て設定されているとともに可変できない構成となってお
り、また、エアーバッグ703の最大膨脹時における離
間距離つまり間隙も一定であるため、使用者の体格の差
によって相違する脚等の大きさつまり太さによって押圧
力が異なってしまうという不具合が生じ、また、場合に
よっては脚等が前記凹部701に挿入できないという問
題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
エアーマッサージ器は、マッサージ子あるいはエアーバ
ッグによって被施療部に加えられる押圧力および押圧方
向が略一定であるため、十分なマッサージ効果が得られ
ないという問題がある。また、凹部の対向壁にエアーバ
ッグを対向させて配設する形式の局部用エアーマッサー
ジ器においては体格の差により押圧力が左右され、ま
た、場合によっては脚等の挿入ができないという問題が
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、支持台
とこの支持台に互いに接近または離反するように移動可
能に配設された一対の可動板とからなる支持具と、互い
に離間対向せさて一端側を前記それぞれ可動板に取り付
けられるとともにエアー供給装置からのエアーの給排気
によって膨縮するエアーバッグと、前記可動板を移動さ
せて互いに対向するエアーバッグの離間距離を調節する
調節手段を備え、前記調節手段によって前記可動板を移
動させて互いに対向するエアーバッグの押圧面の離間距
離を調節可能としたエアーマッサージ器としたものであ
る。
【0009】このように構成した請求項1記載の発明
は、エアーバッグを配設した可動板を近接または離反さ
せることにより、互いに対向するエアーバッグの押圧面
の離間距離を調節することができ、これによって被施療
部に対する押圧力を変えることができることからより良
いマッサージ効果を得られるという作用を有するもので
ある。
【0010】また、請求項2記載の発明は、エアー供給
装置からのエアーの給排気により膨縮する複数のエアー
バッグを互いに接近させて構成したエアーバッグ群と、
このエアーバッグ群を一対互いに離間させるともに前記
エアーバッグ群を構成する各エアーバッグの一端側を取
り付けて配設された支持具と、前記エアーバッグ群の少
なくとも内側に位置するエアーバッグの押圧面の離間距
離を調節する調節手段とを備え、この調節手段によって
互いに対向する内側のエアーバッグの押圧面の離間距離
および被施療部に対する押圧方向を調節可能としたエア
ーマッサージ器としたものである。
【0011】このように構成した請求項2記載の発明
は、エアーバッグ群の互いに対向する内側のエアーバッ
グの押圧面の離間距離および押圧方向を調節することが
でき、このことによって前記押圧面の被施療部に対する
押圧力、押圧方向および被施療部の押圧部位を変化させ
ることができることからより良いマッサージ効果を得ら
れるという作用を有するものである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、支持台とこ
の支持台に互いに離間させるとともに基端側を回動中心
として設けられた一対の回動板とからなる支持具と、前
記回動板の互いに対向する面側に一端側を取り付けて配
設されるとともにエアー供給装置からのエアー給排気に
より膨縮するエアーバッグと、前記回動板を回動させる
回動手段とを備え、この回動手段によって前記一対の回
動板を回動させることによりエアーバッグの押圧面の離
間距離および被施療部に対する押圧方向を調節可能とし
たエアーマッサージ器としたものである。
【0013】このように構成した請求項3記載の発明
は、回動手段によって支持台に設けた回動板を回動させ
ることによって、互いに対向するエアーバッグの押圧面
の離間距離および押圧方向を調節することかせでき、こ
のことによって前記押圧面の被施療部に対する押圧力、
押圧方向および被施療部の押圧部位を変化させることが
できることからより良いマッサージ効果を得られるとい
う作用を有するものである。
【0014】また、請求項4記載の発明は、エアー供給
装置からのエアーの給排気により膨縮する複数のエアー
バッグを互いに接近させて構成したエアーバッグ群と、
このエアーバッグ群を一対互いに離間させるともに前記
エアーバッグ群を構成する各エアーバッグの一端側を取
り付けて配設された支持具と、前記エアーバッグ群の互
いに隣接するエアーバッグ間または前記支持具とこの支
持具に隣接するエアーバッグとの間に挿入される調節体
とを備え、この調節体によって互いに対向する内側のエ
アーバッグの押圧面の離間距離および被施療部に対する
押圧方向を調節可能としたエアーマッサージ器としたも
のである。
【0015】このように構成した請求項4記載の発明
は、調節体によって互いに対向するエアーバッグの押圧
面の離間距離および押圧方向を調節することができ、こ
のことによって前記押圧面の被施療部に対する押圧力、
押圧方向および被施療部の押圧部位を変化させることが
できることからより良いマッサージ効果を得られるとい
う作用を有するものである。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし請求項4記載のエアーマッサージ器を身体支持部に
配設した身体支持装置としたものである。
【0017】このように構成した請求項5記載の発明
は、身体支持装置の身体支持部に安定した状態で身体を
支持させて被施療部のマッサージをすることができると
いう作用を有するものである。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明における身体支持部にエアーの給排気により膨
縮する複数のエアーバッグを配設した身体支持装置とし
たものである。
【0019】このように構成した請求項6記載の発明
は、請求項5記載の作用に加えて、身体支持部に支持さ
れた身体の他の部位を同時にマッサージできるという作
用を有するものである。
【0020】また、請求項7記載の発明は、底壁の両側
に互いに離間対向して設けられた両側壁を上方に向かう
につれて次第に拡開するように傾斜させた傾斜壁とし、
これら両傾斜壁と前記底壁とによって溝状に形成された
凹部を有する支持具と、バッグ配設部を有し下方部を前
記底壁側に取り付けて前記それぞれの傾斜壁に沿わせて
互いに対向させて前記凹部に配設された一対のカバー部
材と、この一対のカバー部材に配設されエアー供給装置
からのエアーの給排気によって膨縮するエアーバッグと
を備えたエアーマッサージ器としたものである。
【0021】このように構成した請求項7記載の発明
は、支持具に設けた凹部の互いに離向対向する両側壁を
上方に向けて次第に拡開するように傾斜させた傾斜壁と
し、この傾斜壁のそれぞれに沿わせてカバー部材のバッ
グ配設部を互いに対向させ上方に向うにつれて次第に拡
開させて前記凹部に配設したことから、バッグ配設部に
よって形成される被施療部を挿入する溝状凹部の幅寸法
は上方にいくにしたがって大きくなっていることから、
体格の相違により大きさの異なる被施療部に対応できる
という作用を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明のエアーマッサ
ージ器の第一の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0023】まず、第一の実施の形態を図1ないし図3
に基づいて説明する。図1はエアーマッサージ器Aにエ
アー供給装置10を接続した状態を示す斜視図であり、
図2および図3はエアーマッサージ器Aの一部を断面し
て示した図であり、図2は互いに対向するエアーバッグ
の押圧面の離間距離を小さくした状態を示したものであ
り、図3は大きくした状態を示したものである。
【0024】図1に示すように、エアー供給装置10は
筐体11とこの筐体11内に収納された図示しないエア
ー発生手段であるエアーコンプレッサー、このエアーコ
ンプレッサーに接続されステッピングモータによって駆
動されるロータリー弁からなるエアー分配器および前記
エアーコンプレッサー、ステッピングモータ等を制御す
る制御手段から構成されている。また、筐体11の前部
には操作パネル12が設けられており、この操作パネル
12には各種マッサージモードを設定するモード設定釦
を含む設定釦13aないし13e、電源スイッチ釦1
4、マッサージ時間を設定する時間設定釦15等が設け
られている。また、筐体11の側壁には後述するエアー
バッグ30ないし33に他端側が接続された4本のエア
ーホース16aないし16dの一端側が接続され、これ
らエアーホース16aないし16dはその他端側を除い
て収納ホース17内に纏めて収納されている。また、こ
れらエアーホース16aないし16dは前記図示しない
エアー分配器に連通するよに設けられているものであ
る。また、筐体11の他方の側壁には電源コード18が
接続されている。
【0025】つぎに、前記エアーマッサージ器Aについ
て説明する。このエアーマッサージ器Aは支持台21と
この支持台21の上面部に移動可能に設けられた一対の
可動板26とから構成された支持具20、前記可動板に
一端側を図示しない取付手段によって取り付けられたエ
アーバッグ30ないし33および調節手段40等から構
成されている。
【0026】そして、前記支持台21は図1に示すよう
に偏平な方形状に形成されるとともに内部は前記調節手
段40が配設される配設室25となっている。また、前
記支持台21の上壁21aには隔壁22aが形成されこ
の隔壁22aの上部には覆板22bが形成され、この覆
板22bと隔壁22aおよび前記上壁21aとによって
隔壁22aの両側には溝部23がそれぞれ形成されてい
る。また、前記上壁21aには前記それぞれの溝部23
の開口部近傍位置から支持台21の長手方向両端側に向
けて形成されたスリット状に形成されたガイド孔24が
それぞれ2条(図2、図3ではそれそれ1条のみ図示)
づつ形成されている。
【0027】また、この支持台21に配設される前記一
対の可動板26は同一の形状に形成されており、この可
動板26には図に示すように偏平な方形状に形成された
前記エアーバッグ30ないし33を配置する配置面26
aと、この配置面26aの内側に前記溝部23に出没す
る突出部26bが形成されている。また、可動板26に
は前記支持台21の上壁21aに形成したガイド孔24
の両側縁に案内されてこのガイド孔24内を移動する摺
動軸27がそれぞれ形成されている。そして、可動板2
6はこの摺動軸27に案内された前記支持台21の上面
に沿って隔壁22aを中心として図において左右に移動
可能となっている。
【0028】つぎに、前記支持台21の内部に形成され
た配設室25に配設される調節手段40について説明す
る。この調節手段40はモータ41とこのモータ41の
回転軸41aに取り付けられた径小の歯車42、この歯
車42と噛合する歯が形成されたラック部材43とから
構成されている。そして、前記ラック部材43には前記
可動板26に形成した摺動軸27が固着されている。な
お、図において右側の可動板26の摺動軸27に取り付
けられたラック部材43と左側の可動板26の摺動軸2
7に取り付けられたラック部材43とは前記歯車42を
挟んで配置されているものであり、したがって右側の可
動板26の摺動軸27に取り付けられたラック部材43
は二点鎖線で示してある。
【0029】そして、前記モータ41が歯車42側から
見て反時計方向に回転した場合は、ラック部材43、4
3はそれぞれ矢印a方向に移動することから前記可動板
26、26も同様に矢印a方向に移動つまり互いに離反
する方向に移動し、また、逆にモータ41が時計方向に
回転した場合は前記ラック部材43、43は矢印b方向
に移動することから前記可動板26、26も同様に矢印
b方向に移動つまり互いに接近する方向に移動すること
になる。
【0030】つぎに、前記エアーバッグ30ないし33
のうち、エアーバッグ30および31は左側の可動板2
6の配置面26aにその一端側を接続部材35に接続さ
れ、この接続部材35を図示しないねじ等の取付手段に
よって前記配置面26aに取り付けられている。また、
右側の可動板26の配置面26aにはエアーバッグ32
および33が同様に一端側を接続部材35で接続され、
こ接続部材35を図示しないねじ等の取付手段によって
前記配置面26aに取り付けられている。そして、前記
エアーバッグ30ないし33は前記接続部35で接続さ
れた一端側を回動支点としてエアーの給排気による膨縮
に伴って矢印c方向に回動可能となっている。そして、
前記エアーバッグ31および32の膨脹時の互いに対向
する円弧状部の頂点部分は被施療部を押圧する押圧面3
1a(図1に網線を施した領域)、32aとなるもので
あり、この押圧面31a、32aによる押圧力は供給さ
れるエアーによって膨脹するエアーバッグ30ないし3
3の膨脹量によつても異なるつまり調節できるものであ
るが、最大膨脹量としない場合は前記押圧面31a、3
2aの硬度が大きくならないことから強い押圧力つまり
押圧感が得られないため一般に最大膨脹量とするように
エアーの供給をして使用されるものである。したがっ
て、さらに強い押圧力を所望する場合は前記モータ41
を前述したように時計方向に回転するように駆動して前
記前記支持台26を互いに接近する方向に移動させて前
記エアーバッグ31および32を接近させて、図1に示
すように前記エアーバッグ31および32の押圧面31
aおよび32aの離間距離を小さくL1とすることによ
って前記所望の強い押圧力を得ることができるものであ
る。また、逆に弱い押圧力を所望する場合前記モータ4
1を反時計方向に回転するように駆動させて前記前記支
持台26を互いに離反する方向に移動させて前記エアー
バッグ31および32を離反させて押圧面31aおよび
32aの離間距離を大きくL2とすることによって所望
の弱い押圧力とすることができるものである。なお、前
記各エアーバッグ30ないし33は図示しないが布等か
らなる筒状に形成されたカバーによって覆われているも
のである。
【0031】つぎに、このように構成されたエアーマッ
サージ器Aの使用における動作について説明する。
【0032】使用に当たって、使用者は所望する被施療
部に合わせて前記エアーバッグ31、32つまり押圧面
31a、32aの離間距離を可動板26を移動させて設
定した後、前記エアーバッグ31、32の間に被施療部
を位置させ、ついで前記エアー供給装置10を駆動させ
る。エアー供給装置10の駆動により前記エアーホース
16aないし16dを介してエアーの給排気がされて前
記エアーバッグ30ないし33は膨縮し、これらエアー
バッグ30ないし33の膨縮に伴って、前記被施療部は
エアーバッグ31および32の押圧面31aおよび32
aによって押圧されてマッサージがなされるものであ
る。そして、使用者は押圧力を変えたいときは、前記モ
ータ41をいずれかの方向に回転させるように駆動する
ことによって上述のようにエアーバッグ31および32
を接近ないし離反させることによって押圧面31aおよ
び32aの離間距離を調節することによって押圧力を変
えることができるものである。
【0033】なお、前記エアーバッグ30および33は
エアーバッグ31および32を適宜な手段で外側から支
持するようにした場合は省略することもできる。
【0034】つぎに、上記第一の実施の形態における他
の実施の形態を図4に基づいてい説明する。図4に示す
ようにエアーマッサージ器A1は、保形性を有する部材
からなる板状の支持台121とこの支持台121の上面
に設けられた可動板126a、126bとからなる支持
具と前記可動板126a、126bに設けられたエアー
バッグ30ないし33とから構成されている。そして、
前記可動板126a、126bの中央部に図示しないス
リット状の案内孔124aおよび124bがそれぞれ形
成され、また、前記支持台121には貫通孔121aが
設けられている。そして、前記可動板126aおよび1
26bに形成した案内孔124aおよび124bおよび
前記貫通孔121aにねじ125を挿通してナット12
5aを締結または弛めることにより、前記支持台121
と可動板126a、126bは固定的または摺動可能に
取り付けられている。そして、前述したように前記可動
板126aおよび126bには、布等により筒状に形成
され一端側を可動板126a、126bに取り付けられ
たカバー30bないし33bに収納されてエアーバッグ
30ないし33が取り付けられており、これらエアーバ
ッグ30ないし33は図示しないが上記実施の形態と同
様に構成されたエアー供給装置によってエアーの給排気
がされて膨縮するようになっている。
【0035】そして、前記可動板126aおよび126
bを互いに接近あるいは離反させるときは前記ナット1
25aを弛めて両可動板126aおよび126bを図に
おいて左右方向に移動させることによりなされるもので
あり、この可動板126a、126bの移動によって前
記エアーバッグ31および32の押圧面31a、32a
の離間距離を可変つまり調節して押圧力を調節できるも
のである。なお、この実施の形態における前記ねじ12
5およびナット125aは調節手段を構成するものであ
る。
【0036】つきに、この発明のエアーマッサージ器の
第二の実施の形態を図5ないし図7に基づいて説明す
る。なお、上記第一の実施の形態と同一構成部分につい
ては同一符号を付し、その説明は省略する。また、この
第二の実施の形態においても第一の実施の形態と同様の
エアー供給装置10に接続されるものであるが、その構
成等は同一構成であることから図では省略してある。
【0037】図5ないし図7に示すように、この実施の
形態のエアーマッサージ器A2における支持体21の覆
板22bの両側には、エアーバッグ31および32がそ
れぞれ互いに離間するとともにその一端側を図示しない
取付手段によって取り付けられている。また、可動板2
6の配置面26aの内側つまり前記覆板22bの端部に
近接した位置にエアーバッグ30および33がそれぞれ
その一端側を図示しない取付手段によって取り付けられ
ている。そして、前記互いに近接して配設されているエ
アーバッグ30と31とは一方のエアーバッグ群を構成
し、また互いに近接して配設されている前記エアーバッ
グ32と33とは他方のエアーバッグ群を構成したいる
ものである。つまり前記一方のエアーバッグ群と他方の
エアーバッグ群とは対をなすとともに互いに離間して配
設されているものである。
【0038】つぎに、このように構成されたエアーマッ
サージ器A2の動作について説明する。
【0039】まず、モータ41が歯車42側から見て反
時計方向に回転した場合は、ラック部材43、43はそ
れぞれ矢印a方向に移動することから前記可動板26、
26も同様に矢印a方向に移動つまり互いに離反する方
向に移動する。そして、可動板26がそれぞれ離反する
方向に移動すると、この可動板26にそれぞれ取り付け
られたエアーバッグ30および33の取り付けられてい
る一端側は、それぞれエアーバッグ31および32の取
り付けられている一端側とは離れることになり、その結
果エアーバッグ30および33が前記エアーバッグ31
および32を支えている支持部Sが前記一端側から図に
おいて上側方向に移動するため、前記エアーバッグ31
および32の押圧面31aおよび32aの離間距離が図
6に示すL3から図7に示すようにL3より大きいL4
となるとともに、前記押圧面31aおよび32aは図7
において斜め上方に向かうようになる。つまり、エアー
バッグ30および33がエアーバッグ31および32か
ら離れると前記支持部Sがエアーバッグ31および32
の上側に移動し、その結果エアーバッグ32および32
が外側に向けて倒れ、前記押圧は31aおよび32aの
離間距離が大きくなると共に押圧面31aおよび32a
が斜め上方に向かうようになる。このことにより押圧力
は弱くなるとともに押圧方向も変化し、また、被施療部
に対する押圧部位も変化することになる。なお、エアー
バッグ30と33の膨脹量を小さくするとともにこの状
態を維持するように給気制御をすることにより、前記押
圧面31a、32aの離間距離を大きくできることから
押圧面31a、32aの押圧方向をさらに上方近くに向
けることができるものである。
【0040】また、逆にモータ41が時計方向に回転し
た場合は前記ラック部材43、43は矢印b方向に移動
することから前記可動板26、26も同様に矢印b方向
に移動つまり互いに接近する方向に移動することにな
る。そして、可動板26がそれぞれ接近する方向に移動
するとこの可動板26にそれぞれ取り付けられたエアー
バッグ30および33の取り付けられている一端側はそ
れぞれエアーバッグ31および32の取り付けられてい
る一端側に図6に示すように接近することになり、その
結果エアーバッグ30および33が前記エアーバッグ3
1および32を支えている支持部Sが前記一端側から図
において下側方向に移動するため、前記エアーバッグ3
1および32の押圧面31aおよび32aの離間距離が
図6に示すL3のように小さくなるとともに、前記押圧
面31aおよび32aは図6に示すように互いに対向す
る。つまり、エアーバッグ30および33がエアーバッ
グ31および32から接近すると前記支持部Sがエアー
バッグ31および32の下側に移動し、その結果エアー
バッグ31および32は垂直方向つまり略直立するよう
になり、前記押圧は31aおよび32aの離間距離は小
さくなると共に押圧面31aおよび32aは略正対状態
で対向するようになる。このことにより押圧力は強くる
とともに押圧方向も変化し、また、被施療部に対する押
圧部位も変化することになる。
【0041】このように、モータ41を所望の方向に回
転駆動することにより、エアーバッグ30および33を
エアーバッグ31および32に対して接近あるいは離反
する方向に移動させることにより、エアーバッグ31お
よび32の押圧面の離間距離および押圧方向を変化させ
るとともに被施療部に対する押圧部位を変化させること
ができることから、使用者は所望の押圧力、押圧方向に
なるようにエアーバッグ31、32の位置を調節してマ
ッサージを行うことができるものである。また、押圧面
の離間距離を変化させることができることから個人差の
あるそれぞれの体格に対応することができる。
【0042】つぎに、この発明のエアーマッサージ器の
第三の実施の形態を図8に基づいて説明する。図8に示
すようにマッサージ装置A3は、保形性のある部材から
なる板状の支持台221とこの支持台221に設けられ
た回動板226、227から構成された支持具220と
エアーバッグ230ないし233から構成されている。
そして、前記回動板226、227はそれぞれその基部
226a、227aをねじ225およびナット225a
によって前記支持台221の上面に取り付けられてお
り、また、回動板226、227はそれぞれその略中間
部に形成されたヒンジ228a、228bによって図の
矢印方向に回動可能な回動部226b、227bが形成
されている。そして、この回動部226b、227bの
図において上側には前記ヒンジ228a、228bの近
傍部位に一端を図示しない取付手段により取り付けられ
たカバー231b、232b内に位置決めされて収納さ
れたエアーバッグ231、232が配設され、また、回
動部226b、227bの図において下側にはカバー2
30b、233b内に位置決めされて収納されたエアー
バッグ230および233が配設されており、このエア
ーバッグ230および233には図しないエアー供給装
置からエアーが供給されて所望つまり任意の膨脹量を維
持するように制御される構成となっているものであり、
このエアーバッグ230および233は回動手段を構成
するものである。
【0043】そしてこのエアーマッサージ器A3は、前
記エアーバッグ230および233に供給するエアーを
変化させてその膨脹量を変えると、この膨脹量の変化に
応じてエアーバッグ230および233は前記可動部2
26bおよび227bをヒンジ228a、228bを中
心として回動し、このことによってエアーバッグ231
および232は一端側を回動中心として同様に回動し、
その結果押圧面の離間距離および押圧方向を変化させる
ことがてきるものである。したがって、エアーバッグ2
30および233の膨脹量を変化させることによりアー
バッグ231および232の押圧面の離間距離、押圧方
向を変化させるとともに被施療部に対する押圧部位を変
化させることができることから、使用者は所望の押圧
力、押圧方向になるようにエアーバッグ231、232
の位置を調節してマッサージを行うことができるもので
ある。
【0044】なお、エアーバッグ230、233は任意
の膨脹量を維持するようになっていることから前記可動
板226、227は省略することもできるが、可動板2
26、227を設けた場合は、エアーバッグ231、2
33を設けた場合はこのエアーバッグ231、232を
安定した状態で支持できるという利点がある。
【0045】つぎに、この発明のエアーマッサージ器の
第四の実施の形態を図9および図10に基づいて説明す
る。この実施の形態のエアーマッサージ器A4は、図9
および図10に示すように支持具321に互いに離間さ
せてエアーバッグ330ないし333が配設されてお
り、これらエアーバッグ330ないし333は、それぞ
れ一端側を前記支持具321に取り付けられてた筒状の
カバー330bないし333b内に位置決めされて収納
されている。そして、前記エアーバッグ330ないし3
33のうち、前記互いに近接して配設されているエアー
バッグ330と331とは一方のエアーバッグ群を構成
し、また互いに近接して配設されている前記エアーバッ
グ332と333とは他方のエアーバッグ群を構成して
いるものである。つまり前記一方のエアーバッグ群と他
方のエアーバッグ群とは対をなすとともに互いに離間し
て配設されているものである。また、前記エアーバッグ
330ないし333には図示しないエアー供給手段から
エアーの給排気がされるようになっている。なお、図に
おいて322は前記カバー330bないし333bを固
定する固定板であり、この固定板322をねじ323に
よって支持具321に固定することにより前記カバー3
30bないし333bは固定板322と支持具321と
によって挾持されて取り付けられている。
【0046】つぎに、前記各エアーバッグ群を構成する
エアーバッグ330と331および332と333との
間には、互いに対向するエアーバッグ331と332と
の押圧面331aおよび332aの離間距離Lを可変つ
まり調節する調節体335が挿脱可能に挿入されるよう
になっている。そして、この調節体335をエアーバッ
グ330と331および332と333との間には挿入
することによって、互いに対向するエアーバッグ331
と332の押圧面331aおよび332aの離間距離お
よび押圧方向をかえることができるものである。
【0047】このように、調節体335をエアーバッグ
330と331および332と333との間に挿入する
ことによりエアーバッグ331および332を図の矢印
方向に回動させることができ、両エアーバッグ331と
332の押圧面331aおよび332aの離間距離、押
圧方向を変化させるとともに被施療部に対する押圧部位
を変化させることができることから、使用者は所望の押
圧力、押圧方向になるように調節体335の挿入によっ
てエアーバッグ331、332の位置を調節してマッサ
ージをなすことができるものである。また、押圧面33
1a、332aの離間距離を変化させることができるこ
とから個人差のあるそれぞれの体格に対応することがで
きる。また、前記調節体335は楔状に形成されていこ
とからその挿入量を調節することにより前記押圧面33
1aおよび332aの離間距離および押圧方向を所望の
距離および方向に調節できるものである。また、調節体
335は厚みを変えた複数の調節体を準備してこれらを
選択して用いるようにしてもよい。
【0048】つぎに、この発明の第五の実施の形態を図
11に基づいて説明する。上述した各実施の形態で説明
したエアーマッサージ器Aは単独としても使用されるも
のであるが、この第五の実施の形態は上記各実施の形態
のエアーマッサージ器を身体支持装置としてのマットに
配設したものである。なお、各実施の形態におけるエア
ーマッサージ器の詳細な説明は省略する。また、エアー
マッサージ器は第一の実形態のエアーマッサージ器Aを
用いた場合として説明する。
【0049】図11において、400はマットであり、
このマット400の内部には背中部および腰部等をマッ
サージするためのエアーバッグ401ないし405およ
び脚部をマッサージするエアーバッグ406が配設され
ており、これらエアーバッグ401ないし406はエア
ーホース411ないし416を介してマット400の側
縁部に設けられた接続部420に接続されている。ま
た、前記マット400には上述したエアーマッサージ器
Aが図示しない取付手段によって配設されており、ま
た、このエアーマッサージ器Aの各エアーバッグ30な
いし33(エアーバッグ31および32のみ図示)には
上記実施の形態において説明したように収納ホース17
内に収納されたエアーホース16aないし16d(図1
1では不図示)によって前記接続部420に接続されて
いる。そして、前記接続部420とはエアーホース43
1を介してエアー供給装置430からエアーの給排気が
なされるようになっている。なお、前記エアーマッサー
ジ器Aは首部をマッサージするように配設されているも
のである。
【0050】つぎに上記のように構成し身体支持装置の
動作について説明する。まず、各種マッサージモードの
中から所望のマッサージモードを選択するとともに、前
記エアーマッサージ器Aのモータ41(図11では不図
示)を駆動してエアーバッグ31および32の押圧面の
離間距離を調節し、ついで首部をエアーマッサージ器A
に位置させ身体をマット400に横たえる。そして、エ
アー供給装置430を駆動してマッサージを行うもので
ある。そして、背中部および腰部はエアーバッグ401
ないし405の膨縮により、また、脚部はエアーバッグ
406の膨縮によりマッサージされ、また、首部は前記
エアーマッサージ器Aによってマッサージされるもので
あるが、この際前記エアーバッグ31と32の押圧面3
1aおよび32aの離間距離は所望の値に設定されいる
ことから良好なマッサージ効果がえられるものである。
また、前記エアーバッグ31、32の押圧面31a、3
2aは自己の体格に応じて自由に調節できることから所
望の押圧力を自由に設定できるものである。
【0051】なお、上記の実施の形態においては、マッ
ト400の内部にエアーバッグ401ないし406を配
設する構成としたが、これは身体を支持することのみに
機能させる場合には省略することもできる。
【0052】また、身体支持装置としては上記マット4
00に限られるものてはなく例えば椅子の座部あるいは
背もたれ部等を身体支持装置とすることもできる。ま
た、この場合も、前記座部あるいは背もたれ部にエアー
マッサージ器Aとは別にエアーバッグを配設する構成と
してもよいものである。
【0053】また、マット400に配設される前記エア
ーマッサージ器Aはマット400を包んでいる包布に例
えばファスナー等により開らけるようにして、包布内に
配設されている前記エアーマッサージ器Aを図11の矢
印で示すように縦方向または横方向に移動可能に設ける
ようしてもいものである。
【0054】また、この第五の実施の形態では第一の実
施の形態で説明したエアーマッサージ器Aを配設した場
合について説明したが、これは第二ないし第四の実施の
形態で説明したエアーマッサージ器A1ないしA4を配
設することもできるものである。
【0055】なお、上記第一の実施の形態および第二の
実施の形態における調節手段40はモータ41を使用す
構成としたが、これはモータ41を使用せずに構成して
もよいものであり、モータを使用しないで構成した場合
の調節手段を図12に基づいて説明する。同図では第一
の実施の形態および第二の実施の形態におけるエアーマ
ッサージ器AおよびA3とは調節手段の構成およびこの
調節手段を収納する支持台の構成部がことなるのみで、
可動板、この可動板に取り付けられるエアーバッグ等は
上記第一の実施の形態および第二の実施の形態のものと
同様に構成されているものであることから図12(B)
に可動板26を一点鎖線で示した以外は省略してある。
図12において521は支持台で支持台521の内部に
調節手段540が収納されている。そして、この調節手
段540は、支持台521に支持軸541によって回転
可能に軸支された歯車542とこの歯車542を挟んで
配設されるとともに歯車542と噛合する歯が形成され
た一対のラック部材543および前記歯車542に取り
付けられた操作扞544とから構成されている。そし
て、前記ラック部材543は前記支持台521に形成さ
れた細長孔522を貫通した可動板26に形成した図示
しない軸にねじ530によって取り付けられている。ま
た、前記作動扞544はその基部を前記支持軸541に
嵌合するとともにねじ544aによって歯車542に取
り付けられ先端部にはつまみ544bが設けられ、この
つまみ544bは前記支持台521の側壁に形成した開
口524から外側に突出して設けられている。そして、
前記支持台521の側壁に形成した開口524は図12
(C)に示すように係止凹部524aないし524cが
形成され、この係合凹部524aないし524cに前記
操作扞544のつまみ544bを係合させることにより
操作扞544は位置決めされるようになっている。な
お、図において528は摺動板で、この摺動板528は
支持台521に形成したスリット状の案内孔529から
内側に突出するように形成された図示しない摺動軸にね
じ528aによって取り付けられ、この摺動板528に
って前記可動板26は支持台521に摺動可能に取り付
けられているものである。つまり、支持台521の上壁
521aは摺動可能な前記可動板26の下面と前記摺動
板528とで挾持されているものである。
【0056】上記のように構成された調節手段540の
動作を説明する。図12(B)おいて、操作扞544に
よって歯車542が反時計方向に回転させられると前記
ラック部材543は矢印a方向に移動し、これによって
前記可動板26も同様に矢印a方向につまり互いに離反
する方向に移動するものであり、逆に操作扞544によ
って歯車542が時計方向に回転させられると、ラック
部材543は矢印b方向にに移動し、これによって前記
可動板26も同様に矢印b方向につまり互いに接近する
方向に移動するものであ。このように操作扞544の操
作によって歯車542をいずれかの方向に回転させるこ
とにより可動板26を接近あるいは離反させることがで
き、この可動板に取り付けられたエアーバッグの押圧面
の離間距離、押圧方向等を調節できるものである。ま
た、前記操作扞544をいずれかの方向に回動させたと
きはつまみ544bを前記係合凹部524aまたは52
4cに係合させることにより、歯車542の回転を規制
できることから可動板26は移動した位置に位置決めさ
れるものである。なお、可動板26つまりエアーバッグ
の離間距離を細かく調節した時は前記係合凹部の間隔を
小さくするとともにその数を多くすればよい。
【0057】また、図12に示したものは一対の可動板
26の両方を移動させるように、ラック部材543を一
対設ける構成としたが、これは図13に示すようにラッ
ク部材543によって移動させる可動板26はいずれか
一方の可動板26みとして他方の可動板26は固定とす
ることもできる。このように構成した場合は固定とした
可動板26は支持台521と一体成型等により制作で
き、また、ラック部材543の数減らすことがでること
から構成を簡単にできるという利点がある。なお、図1
3では図12と同一部分には同一符号付して示してあ
る。
【0058】上述したようにエアーマッサージ器Aない
しA4は、互いに対向するエアーバッグの押圧面の離間
距離、押圧方向等を調節でることから、被施療部に対す
る押圧力、押圧方向および被施療部の押圧部位を変化さ
せることができることからより良いマッサージ効果を得
られるものである。また、これらエアーマッサージ器A
ないしA4を身体支持装置に配設した場合は、身体を安
定状態に支持してマッサージをなすことができるもので
ある。
【0059】つぎに、この発明の第六の実施の形態を図
14ないし図16に基づいて説明する。図14ないし図
16において、A5はエアーマッサージ器であり、この
エアーマッサージ器A5は、図に示すように支持具62
0とこの支持具620に配設されたエアーバッグ630
を収納したカバー部材640等から構成されている。そ
して、前記支持具620は、図14に示すように上方か
らの投影を略長方形として形成され、両端部および中央
部にそれぞれ長手方向と直交して突出させて形成した側
堤部621および側堤部622が形成され、また、前記
側堤部621と側堤部622の中間部に中央堤部623
が形成がれ、そして、側堤部621、中央堤部623お
よび平坦面に形成された底壁625aによって溝状に形
成された凹部625が形成されており、同様に、側堤部
622、中央堤部623および平坦面に形成された底壁
626aによって溝状に形成された凹部626が形成さ
れている。
【0060】そして、前記凹部625の互いに対向する
両側壁を形成する側堤部621と中央堤部623との互
いに対向する対向壁621aおよび対向壁623aは、
上方に向かうにしたがって次第に拡開するように傾斜さ
せた傾斜壁として形成され、このことによって前記凹部
625は上方にいくにしたがって広くつまり幅寸法が大
きくなるようになっている。また、同様に前記凹部62
6の互いに対向する両側壁を形成する側堤部622と中
央堤部623との互いに対向する対向壁622aおよび
対向壁623bは、上方に向かうにしたがって次第に拡
開するように傾斜させた傾斜壁として形成され、このこ
とによって同様に前記凹部626は上方にいくにしたが
って広くつまり幅寸法が大きくなるようになっている。
つまり前記凹部625および凹部626はそれぞれ図1
5に示すように最下部の幅寸法は幅L1に設定され、最
上部の幅寸法は幅L1よりも大きい幅L2に設定されて
いる。なお、前記凹部625および626とは同一形状
に形成されているものである。
【0061】つぎに、前記凹部625および626にそ
れぞれ配設されるカバー部材640について説明する。
なお、これら両カバー部材640は同一の構成に形成さ
れているものである。
【0062】カバー部材640は図に示すように、接続
部641とこの接続部641の両端部に下端縁が取り付
けられたバッグ配設部としてのバッグ収納部642およ
びバッグ収納部643から構成されている。そして、こ
れら両バッグ収納部642および643は図14に示す
ように長方形状に形成されるとともに、短辺方向を互い
に対向する前記側堤部621の対向壁621aと中央堤
部623の対向壁623aおよび側堤部622の対向壁
622aと中央堤部623の対向壁623bの拡開方向
に一致させるつまり沿わせるとともに、前記接続部64
1を図示しない取付手段によって前記底壁625aおよ
び626aに取り付けることにより、前記凹部625お
よび626内に配設されている。
【0063】また、前記バッグ収納部642、643は
二枚の長方形状の部材を重ね合わせて外周縁を接着等に
より結合して内部に収納空間を形成するとともに、これ
らバッグ収納部642および643は可撓性を有すると
ともに保形性を有し、後述するエアーバッグが膨脹した
際はこの膨脹に追従して変形するとともにエアーバッグ
が収縮した際は復元して偏平状となっているものであ
る。
【0064】また、前記両カバー部材640の接続部6
41の幅寸法はそれぞれ前記凹部625の底壁625a
の幅寸法および凹部626の底壁626aの幅寸法と略
同じ寸法に設定されており、また、図15に示すように
前記バッグ収納部642およびバッグ収納部643の短
辺の寸法L4は側堤部621、622および中央堤部6
23の対向壁621a、622aおよび623a、62
3bの拡開方向の寸法L3よりも約2倍程度大きく設定
されており、このことによって前記バッグ収納部642
および643に収納されたエアーバッグ630の押圧面
の中央部が位置する反対側の裏面は、側堤部622、6
23および中央堤部623の上端部つまり略頂部に位置
するようになっている。
【0065】そして、前記両カバー部材640が前記凹
部625および626に配設された状態では、両カバー
部材640のバッグ収納部642および643は前記対
向壁621a、623a、623bおよび622aに沿
って接していることから、両カバー部材640のバッグ
収納部642および643は接続部641が取り付けら
れている前記底壁625aおよび底壁626aとによっ
て、上方に向けて拡開した溝状凹部645、645を形
成し、これら溝状凹部645、645には被施療部とし
ての脚(ふくらはぎ分、足首分、太腿部)が挿入される
ようになっている。
【0066】そして、図15に示すように両カバー部材
640のバッグ収納部642と643によって形成され
た前記溝状凹部645、645の離間距離は、最下部の
離間距離T1が最も小さく最上部の離間距離T2が最も
大きくなっている。そして、両カバー部材640のバッ
グ収納部642と643の側堤部622、623および
中央堤部623の拡開方向略中間部と対応する離間距離
T3は、標準体格の人の被施療部である脚M1の最も大
きい部分が挿入される程度の幅寸法に設定されている。
【0067】このことによって、前記両カバー部材64
0のバッグ収納部642および643によって形成され
る前記一対の溝状凹部645、645には標準体格より
も大きい体格の人の脚M2(この場合最も大きい部分)
も、標準体格より小さい人の脚M3(この場合最も大き
い部分)も挿入できるものである。つまり、標準体格よ
りも小さい人の脚M3が挿入されたときは、脚M3はバ
ッグ収納部642と643の離間距離の最も小さい離間
距離T1に近い位置に位置して挿入される。なお、この
位置はエアーバッグ630の押圧面の中心部(エアーバ
ッグ630が膨脹したときの円弧面の頂点に沿う稜線面
部分)よりも下方つまり押圧面のうちの下方部に対応し
ていることから、図16に示すように膨脹するエアーバ
ッグ630の押圧面の下方部によって脚M3は押圧され
てマッサージされるものである。また、標準体格よりも
大きいの脚M2が挿入されたときは、両カバー部材64
0のバッグ収納部642と643の側堤部622、62
3および中央堤部623の拡開方向略中間部と対応する
離間距離T3よりも離間距離の大きい位置例えば側堤部
621、622および中央堤部623の上端部つまり略
頂部に対応する部位に位置することになり、この位置は
バッグ収納部642と643の短辺方向の略中間部つま
りエアーバッグ630の押圧面の略中央部に対応してい
る部位であることから、膨脹するエアーバッグ630の
押圧面の略中央部によって脚M2は押圧されてマッサー
ジされるものである。
【0068】また、前記両カバー部材640のバッグ収
納部642、643には、それぞれ前記エアーバッグ6
30が収納されており、これら4個のエアーバッグ63
0にはそれぞれ図示しないが前記支持具620内に配設
された図示しないエアーホースの一端が接続され、エア
ーホースは1本のエアーホース631に纏められて支持
具620から引き出されて、図示しないエアー供給装置
に接続されている。なお、このエアー供給装置は上記第
一の実施の形態におけるエアー供給装置10と実質的に
同一の構成となっているものである。
【0069】つぎに、このように構成されたエアーマッ
サージ器A5の使用における動作について説明する。
【0070】まず、標準体格の人が最も脚の太い部分つ
まり太腿部をマッサージする場合について説明する。使
用に当たって、溝状凹部645、645に両脚を挿入す
ると、この場合挿入された脚は、両カバー部材640の
バッグ収納部642と643の側堤部622、623お
よび中央堤部623の拡開方向略中間部と対応する位置
つまり略離間距離T3に対応する位置に挿入される。そ
して、前記図示しないエアー供給装置を駆動させる。エ
アー供給装置が駆動により前記エアーホース631を介
して前記各エアーバッグ630にエアーの給排気がされ
て膨縮し、これら各エアーバッグ630の膨縮によって
被施療部である太腿部は押圧されてマッサージがなされ
るものである。そして、この場合は太腿部は各エアーバ
ッグ630の押圧面の中央部よりもやや下方に位置する
押圧面によって押圧されてマッサージがなされるもので
ある。
【0071】つぎに、標準体格の人が最も脚の細い部分
つまり足首部をマッサージする場合について説明する。
【0072】この場合は、足首部は両カバー部材640
のバッグ収納部642と643によって形成された前記
溝状凹部645、645の離間距離の最も小さいつまり
最下部の離間距離T1に近い位置に位置することにな
る。そして、上記と同様にエアー供給装置を駆動すると
各エアーバッグ630にエアーの給排気がされ膨縮し、
この各エアーバッグ630によって足首部は押圧されて
マッサージがなされる。そして、この場合は両カバー部
材640のバッグ収納部642と643はその下端縁が
取り付けられているものであり、また、各エアーバッグ
630が膨脹するにつれてバッグ収納部642と643
は側堤部621、622および中央堤部623のそれぞ
れの対向壁621a、622aおよび623a、623
bに接していることから、前記エアーバッグ630の押
圧面は前記下端縁の取り付けられている点を回動支点と
して円弧状の軌跡を描くことになり斜め下方方向に移動
することになる。したがって、足首部は膨脹する各エア
ーバッグ630にって横方向からの押圧力に加えて斜め
下方に向けた押圧力も加えられることから良好なマッサ
ージができることになる。
【0073】つぎに、最も脚の太い部分と最も細い部分
との中間の太さつまりふくらはぎ部をマッサージする場
合について説明する。
【0074】この場合は、ふくらはぎ部は両カバー部材
640のバッグ収納部642と643によって形成され
た前記溝状凹部645、645の離間距離の最も小さい
つまり最下部の離間距離T1と離間距離T3の略中間の
間に位置することになる。そして、上記と同様にエアー
供給装置を駆動すると各エアーバッグ630にエアーの
給排気がされ膨縮し、この各エアーバッグ630によっ
てふくらはぎ部は押圧されてマッサージがなされる。そ
して、この場合はふくらはぎ部は各エアーバッグ630
の押圧面の中央部よりも下方つまり最も太い部分の場合
よりもさらに下方に位置する押圧面によって押圧されて
マッサージがなされるものである。この場合は両カバー
部材640のバッグ収納部642と643はその下端縁
が取り付けられているものであり、また、各エアーバッ
グ630が膨脹するにつれてバッグ収納部642と64
3は側堤部621、622および中央堤部623のそれ
ぞれの対向壁621a、622aおよび623a、62
3bに接していることから、上述したように前記エアー
バッグ630の押圧面は前記下端縁の取り付けられてい
る点を回動支点として円弧状の軌跡を描くことになり斜
め下方方向に移動することになる。したがって、足首部
の場合と同様に膨脹する各エアーバッグ背630によっ
て横方向からの押圧力に加えて斜め下方に向けた押圧力
も加えられることから良好なマッサージができることに
なる。
【0075】つぎに、標準体格よりも体格の大きな人が
最も脚の太い部分つまり太腿部をマッサージする場合に
ついて説明する。使用に当たって、溝状凹部645、6
45に両脚を挿入すると、この場合挿入された太腿部
は、両カバー部材640のバッグ収納部642と643
の側堤部622、623および中央堤部623の拡開方
向略中間部と対応する位置つまり略離間距離T3に対応
する位置よりも上方の位置つまり側堤部621、622
および中央堤部623の頂部近傍に対応する位置に挿入
される。そして、この側堤部621、622および中央
堤部623の頂部近傍に対応する位置は、エアーバッグ
630の押圧面の略中央部と対応する位置となってい
る。
【0076】そして、前記図示しないエアー供給装置を
駆動させるとエアーホース631を介して前記各エアー
バッグ630にエアーの給排気がされて膨縮し、これら
各エアーバッグ630の膨縮によって被施療部である太
腿部は押圧されてマッサージがなされるものである。そ
して、この場合は太腿部は各エアーバッグ630の押圧
面の略中央部に位置する押圧面によって押圧されてマッ
サージがなされるものである。
【0077】つぎに、標準体格よりも体格の大きな人が
最も脚の細い部分つまり足首部をマッサージする場合に
ついて説明する。
【0078】この場合は、足首部が標準体格の人のふく
らはぎ部と略同じ太さに相当するとすれば、足首部は両
カバー部材640のバッグ収納部642と643によっ
て形成された前記溝状凹部645、645の離間距離T
1とT3の間に位置することになる。そして、上記と同
様にエアー供給装置を駆動すると各エアーバッグ630
にエアーの給排気がされ膨縮し、この各エアーバッグ6
30によって足首部は押圧されてマッサージがなされ
る。そして、この場合は標準体格の人のふくらはぎ部の
マッサージと同様にマッサージされることになる。
【0079】つぎに、標準体格よりも体格の大きな人が
最も脚の太い部分と細い部分の中間の太さつまりふくら
はぎ部をマッサージする場合について説明する。
【0080】この場合このふくらはぎ部が標準体格の人
の略太腿部に相当する太さとすれば、ふくらはぎ部はバ
ッグ収納部642と643の側堤部622、623およ
び中央堤部623の拡開方向略中間部と対応する位置つ
まり略離間距離T3に対応する位置に挿入されることに
なる。そして、上記と同様にエアー供給装置を駆動する
と各エアーバッグ630にエアーの給排気がされ膨縮
し、この各エアーバッグ630によってふくらはぎ部は
押圧されてマッサージがなされる。そして、この場合は
標準体格の人の太腿部のマッサージと同様にマッサージ
されることになる。 つぎに、標準体格よりも体格の小
さい人が最も脚の太い部分つまり太腿の部をマッサージ
する場合について説明する。そして、標準体格よりも体
格の小さい人太腿部の太さが標準体格の人のふくらはぎ
部に略相当する太さとすれば、太腿部は両カバー部材6
40のバッグ収納部642と643によって形成された
前記溝状凹部645、645の離間距離T1とT3の間
に位置することになる。そして、上記と同様にエアー供
給装置を駆動すると各エアーバッグ630にエアーの給
排気がされ膨縮し、この各エアーバッグ630によって
太腿部は押圧されてマッサージがなされる。
【0081】つぎに、標準体格よりも体格の小さい人が
最も脚の細い部分つまり足首部をマッサージする場合に
ついて説明する。
【0082】この場合は、足首部は両カバー部材640
のバッグ収納部642と643によって形成された前記
溝状凹部645、645の最も離間距離の小さい離間距
離T1の近くの位置に位置することになる。そして、上
記と同様にエアー供給装置を駆動すると各エアーバッグ
630にエアーの給排気がされ膨縮し、この各エアーバ
ッグ630によって足首部は押圧されてマッサージがな
される。そして、この場合は両カバー部材640のバッ
グ収納部642と643はその下端縁が取り付けられて
いるものであることから、各エアーバッグ630が膨脹
するにつれてバッグ収納部642と643は側堤部62
1、622および中央堤部623のそれぞれの対向壁6
21a、622aおよび623a、623bと接してい
ることから、上述したように前記エアーバッグ630の
押圧面は前記下端縁の取り付けられている点を回動支点
として円弧状の軌跡を描くことになり斜め下方方向に移
動することになる。したがって、足首部は膨脹する各エ
アーバッグ背630によって横方向からの押圧力に加え
て斜め下方に向けた押圧力も加えられることから良好な
マッサージができることになる。
【0083】つぎに、標準体格よりも体格の小さい人が
最も脚の太い部分と細い部分の中間の太さつまりふくら
はぎ部をマッサージする場合について説明する。
【0084】この場合このふくらはぎ部が標準体格の人
の略足首部に相当する太さとすれば、ふくらはぎ部は、
上記足首部の場合と同様に前記溝状凹部645、645
の最も離間距離の小さい離間距離T1の近くの位置に位
置することになる。そして、この場合は標準体格の人の
足首部のマッサージと同様にマッサージされることにな
る。
【0085】上述のように構成した、エアーマッサージ
器A5は、支持具620に設けた凹部625およひび凹
部626の互いに対向する両側壁を構成する対向壁62
1a、623aおよび622a、623bを上方に向か
うにつれて次第に拡開するように傾斜した傾斜壁とし、
この傾斜壁にカバー部材640のバッグ配設部642お
よび643を互いに対向させて上方に向かうにつれて次
第に拡開させて前記凹部625、626に配設したこと
からバッグ配設部642、643によって形成される被
施療部を挿入する溝状凹部を形成たことから、体格の相
違により異なる大きさの被施療部に対応できるものであ
る。
【0086】なお、上記第六の実施の形態においては、
側堤部621、622および中央堤部623の拡開方向
の寸法L3をカバー部材640のバッグ収納部642、
643の短辺の寸法L4よりも小さくする構成とした
が、これは側堤部621、622および中央堤部623
の拡開方向の寸法L3をバッグ収納部642、643の
短辺の寸法L4と同じ寸法に、あるいは大きくする構成
としてもよいものである。しかし、上記実施の形態のよ
にした場合は支持具620を小形にして不使用時等にお
ける収納を容易とすることができるという利点がある。
【0087】また、上記第六の実施の形態においては、
凹部624、626の底壁624a、626aを平坦面
とする構成としたが、これは凹局面として脚等の被施療
部の外形の局面を受けるようにしてもよいものである。
また、側堤部621、622および中央堤部623の拡
開する傾斜角度は凹部624、626の形状、エアーバ
ッグの大きさ等の具体的設計において任意に設定すれば
よいものである。
【0088】また、上記第六の実施の形態においては、
カバー部材640のバッグ収納部642、643を接続
部641によって連結する構成としたが、これはバッグ
収納部642、643をそれぞれ別々として凹部62
5、626に取り付けるように構成してもよいものであ
る。
【0089】また、上記第六の実施の形態においては、
バッグ収納部642、643の外周を結合して袋状とし
た収納部を形成するようにしたが、これは両端側あるい
は一端側を開口するように構成としてもよいものであ
る。
【0090】また、上記第六の実施の形態においては、
支持具620に一対の凹部625、626を形成する構
成としたが、これは凹部は一つとしてもよいものであ
る。
【0091】また、上記第六の実施の形態においては、
この脚部をマッサージする形式の局部用マッサージにつ
いて説明したが、これは凹部の幅寸法を小さくして例え
ば腕部をマッサージする形式の局部用マッサージ器とし
てもよいものである。
【0092】なお、上記第六の実施の形態のエアーマッ
サージ器も第五の実施の形態における身体支持装置とし
てのマットに配設して用いることができるものである。
【0093】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、エアーバッグを配設した可動板を近接または離反
させることにより、互いに対向するエアーバッグの押圧
面の離間距離を調節することができ、これによって被施
療部に対する押圧力を変化させることができることから
より良いマッサージ効果を得られるという効果有するも
のである。
【0094】また、請求項2記載の発明は、エアーバッ
グ群の互いに対向する内側のエアーバッグの押圧面の離
間距離および押圧方向を調節することができ、このこと
によって前記押圧面の被施療部に対する押圧力、押圧方
向および被施療部の押圧部位を変化させることができる
ことからより良いマッサージ効果を得られるという効果
を有するものである。
【0095】また、請求項3記載の発明は、回動手段に
よって支持台に設けた回動板を回動させることによっ
て、互いに対向するエアーバッグの押圧面の離間距離お
よび押圧方向を調節でき、このことによって前記押圧面
の被施療部に対する押圧力、押圧方向および被施療部の
押圧部位を変化させることができることからより良いマ
ッサージ効果を得られるという効果を有するものであ
る。
【0096】また、請求項4記載の発明は、調節体によ
って互いに対向するエアーバッグの押圧面の離間距離お
よび押圧方向を調節することができ、このことによって
前記押圧面の被施療部に対する押圧力、押圧方向および
被施療部の押圧部位を変化させることができることから
より良いマッサージ効果を得られるという効果を有する
ものである。
【0097】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし請求項4記載のエアーマッサージ器を身体支持装置
に設けたことから請求項1ないし請求項4記載の発明の
効果に加えて身体支持装置の身体支持部に安定した状態
で身体を支持させて被施療部のマッサージをすることが
できるという効果を有するものである。
【0098】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明における身体支持部にエアーの給排気により膨
縮する複数のエアーバッグを配設した身体支持装置とし
たことから、請求項5記載の発明の効果に加えて、身体
支持部に支持された身体の他の部位を同時にマッサージ
できるという効果を有するものである。
【0099】また、請求項7記載の発明は、支持具に設
けた凹部の互いに対向する両側壁を構成する対向壁を上
方に向かうにつれて次第に拡開するように傾斜した傾斜
壁とし、この傾斜壁にカバー部材のバッグ配設部を互い
に対向させて上方に向かうにつれて次第に拡開させて前
記凹部に配設したことからバッグ配設部によって形成さ
れる被施療部を挿入する溝状凹部を形成たことから、体
格の相違により異なる大きさの被施療部にをマッサージ
できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアーマッサージ器の第一の実施の形
態を示す斜視図。
【図2】上記第一の実施の形態のエアーマッサージ器の
一部を断面した図。
【図3】上記第一の実施の形態のエアーマッサージ器の
一部を断面した図(可動板を離反させた状態)。
【図4】上記第一の実施の形態におけるエアーマッサー
ジ器の他の実施の形態を示す正面図。
【図5】本発明のエアーマッサージ器の第二の実施の形
態を示す斜視図。
【図6】上記第二の実施の形態のエアーマッサージ器の
一部を断面した図(可動板を接近させた状態)。
【図7】上記第二の実施の形態のエアーマッサージ器の
一部を断面した図(可動板を接近させた状態)。
【図8】本発明のエアーマッサージ器の第三の実施の形
態を示す正面図。
【図9】本発明のエアーマッサージ器の第四の実施の形
態を示す斜視図。
【図10】上記第四の実施の形態のエアーマッサージ器
の正面図。
【図11】本発明のエアーマッサージ器を配設した身体
支持装置の斜視図。
【図12】上記第一の実施の形態および第二の実施の形
態の調節手段の他の実施の形態を示す図で(A)は断面
図、(B)は下方から内部を見た平面図、(C)は側面
図である。
【図13】上記第一の実施の形態および第二の実施の形
態の調節手段のさらに他の実施の形態を示す図で(A)
は下方から内部を見た平面図、(B)は側面図である。
【図14】本発明のエアーマッサージ器の第六の実施の
形態を示す斜視図。
【図15】上記第六の実施の形態のエアーマッサージ器
の正面図。
【図16】上記第六の実施の形態のエアーマッサージ器
のエアーバッグが膨脹した状態の正面図。
【図17】従来の局部用エアーマッサージ器の正面図。
【符号の説明】
A〜A4 エアーマッサージ器 10 エアー供給装置 20 支持具 21 支持台 26 可動板 30〜33 エアーバッグ 40 調節手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台とこの支持台に互いに接近または離
    反するように移動可能に配設された一対の可動板とから
    なる支持具と、互いに離間対向せさて一端側を前記それ
    ぞれ可動板に取り付けられるとともにエアー供給装置か
    らのエアーの給排気によって膨縮するエアーバッグと、
    前記可動板を移動させて互いに対向するエアーバッグの
    離間距離を調節する調節手段を備え、前記調節手段によ
    って前記可動板を移動させて互いに対向するエアーバッ
    グの押圧面の離間距離を調節可能としたことを特徴とす
    るエアーマッサージ器。
  2. 【請求項2】エアー供給装置からのエアーの給排気によ
    り膨縮する複数のエアーバッグを互いに接近させて構成
    したエアーバッグ群と、このエアーバッグ群を一対互い
    に離間させるともに前記エアーバッグ群を構成する各エ
    アーバッグの一端側を取り付けて配設された支持具と、
    前記エアーバッグ群の少なくとも内側に位置するエアー
    バッグの押圧面の離間距離を調節する調節手段とを備
    え、この調節手段によって互いに対向する内側のエアー
    バッグの押圧面の離間距離および被施療部に対する押圧
    方向を調節可能としたことを特徴とするエアーマッサー
    ジ器。
  3. 【請求項3】支持台とこの支持台に互いに離間させると
    ともに基端側を回動中心として設けられた一対の回動板
    とからなる支持具と、前記回動板の互いに対向する面側
    に一端側を取り付けて配設されるとともにエアー供給装
    置からのエアー給排気により膨縮するエアーバッグと、
    前記回動板を回動させる回動手段とを備え、この回動手
    段によって前記一対の回動板を回動させることによりエ
    アーバッグの押圧面の離間距離および被施療部に対する
    押圧方向を調節可能としたことを特徴とするエアーマッ
    サージ器。
  4. 【請求項4】エアー供給装置からのエアーの給排気によ
    り膨縮する複数のエアーバッグを互いに接近させて構成
    したエアーバッグ群と、このエアーバッグ群を一対互い
    に離間させるともに前記エアーバッグ群を構成する各エ
    アーバッグの一端側を取り付けて配設された支持具と、
    前記エアーバッグ群の互いに隣接するエアーバッグ間ま
    たは前記支持具とこの支持具に隣接するエアーバッグと
    の間に挿入される調節体とを備え、この調節体によって
    互いに対向する内側のエアーバッグの押圧面の離間距離
    および被施療部に対する押圧方向を調節可能としたこと
    を特徴とするエアーマッサージ器。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4記載のエアーマッ
    サージ器を身体支持部に配設したことを特徴とする身体
    支持装置。
  6. 【請求項6】前記エアーマッサージ器を配設する身体支
    持部にエアーの給排気装置により膨縮する複数のエアー
    バッグを配設したことを特徴とする請求項5記載の身体
    支持装置。
  7. 【請求項7】底壁の両側に互いに離間対向して設けられ
    た両側壁を上方に向かうにつれて次第に拡開するように
    傾斜させた傾斜壁とし、これら両傾斜壁と前記底壁とに
    よって溝状に形成された凹部を有する支持具と、バッグ
    配設部を有し下方部を前記底壁側に取り付けて前記それ
    ぞれの傾斜壁に沿わせて互いに対向させて前記凹部に配
    設された一対のカバー部材と、この一対のカバー部材に
    配設されエアー供給装置からのエアーの給排気によって
    膨縮するエアーバッグとを備えたことを特徴とするエア
    ーマッサージ器。
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