JP2002159543A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2002159543A
JP2002159543A JP2000356260A JP2000356260A JP2002159543A JP 2002159543 A JP2002159543 A JP 2002159543A JP 2000356260 A JP2000356260 A JP 2000356260A JP 2000356260 A JP2000356260 A JP 2000356260A JP 2002159543 A JP2002159543 A JP 2002159543A
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air
air cell
cells
cell
small
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Nichimu Inada
二千武 稲田
Hideo Izumi
英男 泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアセルの背面に空気配管を接続する場合で
あっても、複数のエアセルを重ねて配置できるようにす
る。 【解決手段】 ベース部10aと、当該ベース部10a
に設けられたエアセル11,12,13と、当該エアセ
ルに空気の給排を行うべく前記エアセルに接続された空
気配管20,21,22と、当該空気配管を介して前記
エアセル11,12,13に空気を供給するための空気
供給源8を備えたマッサージ機において、前記エアセル
11,12,13は、ベース部10a側の背面に前記空
気配管20,21,22が接続されるものであり、前記
エアセルとして、大エアセル11と、当該大エアセルよ
り小さい小エアセル12,13とが設けられ、当該小エ
アセル12,13は、大エアセル11と重なり合うよう
に大エアセル11の背面とベース部10aとの間に設け
られ、大エアセル11の背面に接続される配管20は小
エアセル12,13との非重合範囲Nにおいて大エアセ
ル11と接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機、特
にエアーマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気の給排により膨張収縮す
るエアセルによりマッサージを行うマッサージ機が知ら
れている。エアセルの膨張により身体を押圧する場合、
膨張量が大きくなれば、身体への押圧力が大きくなる等
の利点があるが、1つのエアセルの膨張量には限界があ
り、1つのエアセルで膨張量を大きくしようとすると、
袋を大きく形成する必要があるが、大きな袋は構造上配
置できない場合もあるため、必要な膨張量に対してエア
セルを十分大きくできないこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】膨張量を大きくするに
は、複数のエアセルを重ねて配置し、複数のエアセルの
膨張により全体として膨張量を大きくすることも考えら
れる。しかし、図9に示すように、ベース部100の上
にエアセル101を設け、エアセル101の背面102
(ベース部100との対向面)にエアセル10へ空気を
給排するためのチューブ(空気配管)103が接続され
る配管構造の場合、空気配管103が邪魔になって複数
のエアセル101,111を重ねて配置することができ
ないという問題がある(図10参照)。
【0004】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであって、その課題は、エアセルの背面に空気配管を
接続する場合であっても、複数のエアセルを重ねて配置
できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明の特徴は、ベース部と、当該ベース部に設けられた
エアセルと、当該エアセルに空気の給排を行うべく前記
エアセルに接続された空気配管と、当該空気配管を介し
て前記エアセルに空気を供給するための空気供給源を備
えたマッサージ機において、前記エアセルは、ベース部
側の背面に前記空気配管が接続されるものであり、前記
エアセルとして、大エアセルと、当該大エアセルより小
さい小エアセルとが設けられ、当該小エアセルは、大エ
アセルと重なり合うように大エアセルの背面とベース部
との間に設けられ、大エアセルの背面に接続される配管
は小エアセルとの非重合範囲において大エアセルと接続
されている点にある。
【0006】重なり合うエアセルを大小のエアセルと
し、小エアセルを大エアセルとベース部の間に配置する
ことで、大エアセルとベース部との間には、小エアセル
が重合していない非重合範囲ができる。大エアセルに
は、この非重合範囲を利用して空気配管を接続すること
で、大小エアセルの背面に空気配管を接続することがで
きる。また、前記小エアセルは、大エアセルの背面側に
おいて複数並べて配置され、隣り合う小エアセルは、大
エアセル背面に接続される空気配管の径とほぼ同じかそ
れ以上の間隔を有して大エアセルとの非重合範囲を持つ
ように配置され、前記大エアセルに接続される空気配管
は、隣り合う小エアセル間の非重合範囲において大エア
セルと接続されているのが好ましい。
【0007】さらに、面積の合計が大エアセルとほぼ同
程度の大きさを有する複数の小エアセルが、大エアセル
背面に接続される空気配管の径とほぼ同じかそれ以上の
間隔を有して配置されているのが好ましい。この場合、
大エアセル同士を重ねているのと同様に膨張することが
できる。さらにまた、前記大エアセルは、脚のふくらは
ぎから足首の範囲を押圧することができる大きさに形成
され、前記大エアセルのほぼ半分程度の大きさを有する
2つの小エアセルが大エアセルの背面側において並べて
配置され、2つの小エアセルは、大エアセル背面に接続
される空気配管の径とほぼ同じかそれ以上の間隔を有す
る非重合範囲を持つように配置され、前記大エアセルに
接続される空気配管は、2つの小エアセル間の非重合範
囲において大エアセルと接続されているのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、椅子型マッサージ装置1を
示している。この椅子型マッサージ機1は、椅子本体と
して背もたれ部2と座部3とを有しており、さらに座部
3の前側に脚載部(フットレスト)5を備えて構成され
ている。前記背もたれ部2の内部には、背もたれ部高さ
方向に昇降自在な背中マッサージ部2aが設けられてお
り、首から腰の範囲をマッサージすることができる。ま
た、この背もたれ部2は、図示しないリクライニング機
構によりリクライニング可能である。
【0009】前記座部3には、空気の給排気により膨張
収縮するエアセル(図示省略)が配置されており、エア
セルの膨張収縮によりお尻から太ももの範囲をマッサー
ジすることができる。なお、座部3のエアセルと脚保持
部5のエアセル(後述)に圧縮空気を供給するための空
気供給源(ポンプ)は座部3の下側に配置されている。
前記脚載部5は、図2にも示すように、身体の一部であ
る脚を保持できるような溝7,7を有する脚保持部(身
体保持部)8を備えている。なお、図2の脚載部5は布
製等のカバーによって覆われている(図1参照)。
【0010】この脚載部5は、座部3の前部に対して左
右方向の回動軸(図示省略)廻りに回動自在に取り付け
られており、図1に示すように、溝長手方向が座部3の
座面に対してほぼ直交して椅子型マッサージ機に座った
使用者が膝を曲げた状態で脚保持部8内に脚を入れるこ
とができる状態から、脚載部5を前記回動軸回りに回動
して上昇させ、溝長手方向が座部3の座面とほぼ平行と
なって椅子型マッサージ機に座った使用者が膝を伸ばし
た状態で脚保持部8内に脚を入れることができる状態の
間の任意の位置に変位させることができる。
【0011】脚保持部8としては、左脚を入れるための
第1脚保持部8a(図2において右側)と、右脚を入れ
るための第2脚保持部8b(図2において左側)とを備
えて、両脚をそれぞれ入れることができるようになって
いる。各脚保持部8a,8bは、底面部9と、この底面
部の左右両側から立ち上がった左右の側壁部10a,1
0bとを有している。前記溝7は底面部9と側壁部10
a,10bとで形成されている。この溝7は、その長手
方向長さが使用者の脚のふくらはぎから足首の範囲が入
る程度の長さに形成されている。なお、溝7,7は、脚
が入る程度の横幅を有しており、具体的には足首側ほど
幅狭となるように先細り状に形成されており、図2にお
いて溝が幅狭の下側に足首が入れられ、溝が幅広の上側
にふくらはぎが入れられる。
【0012】脚保持部8a,8bの両側壁10a,10
bのうち、脚の外側と対向する外側壁(以下、第1壁部
10aという)には、空気の給排気によって膨張収縮す
る第1エアセル11,12,13が設けられている。す
なわち、第1壁部10aは、エアセルが設けられている
ベース部である。また、両側壁部10a,10bのう
ち、脚の内側と対向する内側壁部(以下、第2壁部10
bという)には、エアセルは設けられていない。第2壁
部10bにはエアセルの代わりに、振動発生装置15が
設けられている。また、第2壁部10bには、第2壁部
10bに対する身体の当たりをやわらかくするための緩
衝材(クッション材)28が設けられている。
【0013】さらに、脚保持部8a,8bの底面部9に
は、脚の裏側を押圧するために上方に膨張する第2エア
セル18が設けられている。前記第1エアセル11,1
2,13及び第2エアセル18は、収縮時にはフラット
な袋状であり、空気が供給されると、図2〜図4におい
て点線で示すように膨張する。すなわち第1エアセル1
1,12,13は第2壁部側に向かって膨張し、第2エ
アセル18は上方に膨張する。第1エアセル11,1
2,13としては、3つ設けられており、1つの大エア
セル11と2つの小エアセル12,13とを重ねて配置
されている。
【0014】大エアセル11は、小エアセル12,13
に比べて面積の大きいエアセルであり、従って脚の広範
囲を押圧することができるものである。一方、小エアセ
ル12,13は、大エアセル11に比べて面積の小さい
エアセルであり、従って脚の狭い範囲を押圧することが
できるものである。大エアセル11は、脚保持部8a,
8bの第1壁部10aの溝長手方向長さとほぼ等しい幅
を有しており、大エアセル11の膨張によりふくらはぎ
から足首の範囲を押圧することができる。また、小エア
セル12,13は、溝長手方向長さが大エアセルのほぼ
半分(若しくは半分よりやや小さい)程度の幅に形成さ
れており、各小エアセル12,13の面積は、大エアセ
ル11のほぼ半分程度である。
【0015】小エアセル12,13は、大エアセル11
の背面(第1壁部10a側)と第1壁部10aとの間に
設けられており、小エアセル12,13のうち一方のエ
アセル(以下、第1小エアセル12という)は、大エア
セル11と溝長手方向一方側(ふくらはぎ側)の範囲で
重ね合わされており、ふくらはぎ外側に対しては、大エ
アセル11と第1小エアセル12とによって押圧マッサ
ージをすることができる。また、小エアセル12,13
のうち他方のエアセル(以下、第2小エアセル13とい
う)は、大エアセル11と溝長手方向他方側(足首側)
の範囲で重ね合わされており、足首外側に対しては、大
エアセル11と第2小エアセル13とによって押圧マッ
サージをすることができる。
【0016】上記のように脚(身体)を押圧して第2壁
部10bに押し付けるための第1エアセルは(膨張収縮
方向に)複数枚重ねて構成されているので、第1エアセ
ル全体の膨張量として十分大きくすることができる。し
たがって、溝7,7の横幅(第1壁部10aと第2壁部
10bとの間隔)を大きくして脚を入れやすくしても、
第1エアセルの膨張量が十分にあるので、脚は確実に第
2壁部10bに押し付けられる。つまり、第1エアセル
は、脚を第2壁部10bに押し付けることができる程度
まで膨張するものであり、第2壁部10bは、第1エア
セルの膨張により脚が押し付けられるような間隔をもっ
て第1壁部10aと対向しているので、第1エアセルだ
けでも脚の両側への押圧作用が得られる。
【0017】大小エアセル11,12,13の各背面
(第1壁部10aとの対向面側)には、空気を給排気す
るための空気配管(エアーチューブ)20,21,22
が接続されている。第1壁部10aには、空気配管2
0,21,22を通すための凹部24が形成されてお
り、各エアセル11,12,13の背面に接続された空
気配管20,21,22は、第1壁部10aに形成され
た凹部24を通って脚保持部8外に延設されている。こ
こで、小エアセル12,13は、大エアセル11の背面
側(大エアセル11と第1壁部10aとの間)に配置さ
れているが、大エアセル11背面に接続される配管20
を通すために、各小エアセル12,13は、並置方向
(溝長手方向)に間隔を置いて配置されている。かかる
配置により、大小エアセル11,12,13を重ねて配
置しても配管が可能である。
【0018】すなわち、隣り合う小エアセル12,13
の間は、大エアセル11に接続される空気配管20の径
とほぼ同じかそれ以上の間隔Nを有しており、この間隔
においては、大エアセル11と小エアセル12,13と
は非重合である。大エアセル11に接続された配管20
は、この非重合範囲Nを利用して小エアセル12,13
に邪魔されることなく第1壁部10a側に延びている。
しかも、隣り合う小エアセル12,13間の間隔N以外
は、ほとんどの範囲で大エアセル11と小エアセル1
2,13とは重なり合っているので、あたかも大エアセ
ル11を2枚重ねたのと同様な膨張が行われる。
【0019】また、図2に示すように、小エアセル1
2,13に接続される配管21,22も大エアセル11
の配管20寄りに配置させることで、各配管21,22
を狭い場所にまとめるてコンパクトにすることができ
る。したがって、凹部24は小さくすることができる。
なお、小エアセル12,13間の間隔を、大エアセルの
配管20の径とほぼ同じ程度がやや大きい程度に抑えて
おくことで、小エアセル12,13の面積を大きくでき
る。図5及び図6に示すように、各配管20,21,2
2は、取付部材26を貫通しており、各配管20,2
1,22は抜け止め部材27によって取付部材26から
の抜け止めがなされている。したがって、大小エアセル
11,12,13は、重ねて配置した状態で配管20,
21,22及び抜け止め部材27を介して取付部材26
に固定されている。
【0020】製造時には、大小エアセル11,12,1
3に配管20,21,22を接続し、取付部材26(の
貫通孔)に配管20,21,22を通して抜け止め部材
27で抜け止めをして3つのエアセル11,12,13
を一体化した状態に組み立てておき、取付部材26を第
1壁部10aにピン等で固定することによって、エアセ
ル11,12,13を容易に第1壁部10aに取り付け
ることができる。第2壁部10b(の内面)は、第1壁
部10aの第1エアセル11,12,13が膨張したと
きに脚の内側が押し付けられる受け面とされている。す
なわち、第2壁部10bに第1エアセルの膨張によって
脚内側が押し付けられると、当該押し付け力の反力とし
て、第2壁部10bは脚内側を押圧する。したがって、
脚は、第1エアセルと第2壁部10bによって左右両側
から押圧される。
【0021】第2壁部10bに設けられた振動発生装置
(バイブレータ)15は、第2壁部10bに形成された
凹部27内に配置されている。凹部27は、第2壁部1
0bの脚受け面が内方に凹状形成されたものである。振
動発生装置15は、凹部27内で、第2壁部10bと直
接接しないように振動吸収材(ウレタンフォーム等:図
示省略)を介して設けられている。この振動発生装置3
0は、電動モータの回転軸に振動子(分銅)を偏心して
設け、モータの回転により偏心した振動子が振れて振動
を発生させるものである(図示省略)が、かかる構成に
限定されるものではない。
【0022】振動発生装置15は、第1エアセル11,
12,13によって第2壁部10bに押し付けられた脚
(身体)に対して振動マッサージを与えることができる
が、図2に示すように振動発生装置15を第2壁部10
bの受け面より第1壁部10bに突出するように配置す
ることで、第1エアセル11,12,13により第2壁
部10bに押し付けられた脚に対して押圧力を付与する
ように凸状形成された押圧部としても作用する。なお、
振動発生装置15に凸状形成された押圧部としての作用
が不要であれば、振動発生装置15を凹部27内に完全
に収納した状態又は突出量を少なくした状態で配置して
おけばよい。
【0023】脚保持部8,8は、強度確保のため剛性の
高い材料(例えば、硬質プラスチック)によって形成さ
れているが、硬い側壁10bに脚が押し付けられると脚
への押圧が硬いものとなり、エアセルで押圧するような
やわらかい当たりが得られないことがある。このため、
第2壁部10bには、脚への当たりをやわらかくするた
めの緩衝材28が設けてある。この緩衝材28は、プラ
スチックの発泡体等、押圧により収縮変形する材料によ
って構成され、溝長手方向全長とほぼ等しい長さを有し
ており、第2壁部10bのほぼ全体に設けられている。
すなわち、第1エアセル(大エアセル11)とほぼ等し
い長さを有している。
【0024】緩衝材28は、外力によって収縮変形可能
なものであれば様々な材料を採用できるが、図2〜図4
に示すものでは、脚への当接面側がウレタンフォームに
より形成された第1層28aと、第1層28aの背面
(第1層28aと第2壁部10bの間)には、チップウ
レタンにより形成された第2層28bによって構成され
ている。このように緩衝材28を複数層構造とし、脚に
より近い第1層28bをより柔軟な材質(ウレタンフォ
ーム)として脚への当たりを良好にするとともに、柔軟
な第1層28aと硬い第2壁部10bとの間に第1層2
8aより柔軟性(収縮性)が低い材料(チップウレタ
ン)を介在させておくことで、第1層28aが大きく収
縮したときに第2壁部10bの硬さが脚に伝わることを
防止できる。
【0025】図7に示すように、第1エアセル11が膨
張動作すると、脚Fは第2壁部10bの緩衝材28に押
し付けられる。このとき緩衝材28は、脚が押し付けら
れた部分が収縮変形して、当たりをやわらかくして適度
な押圧マッサージを行う。また、緩衝材28が凹状に変
形して脚を受けるため、第1エアセル11,12,13
によって第2壁部10bに押し付けられた脚が溝上方に
逃げてしまうのを防止でき、しかも脚の丸みにフィット
する。したがって、第1壁部10aの第1エアセル1
1,12,13だけで脚を押圧しても、脚の外側と内側
を効果的にマッサージできる。
【0026】なお、図示のものでは、硬質の第2壁部1
0bに緩衝材28を設けたが、第2壁部10b自体を緩
衝材28によって構成してもよい。この場合、図示の第
2壁部10b,10bは左右で分離しているが、左右を
一体的にしておけば強度的に有利である。脚保持部8
a,8bの底面部9に設けられた第2エアセル18は、
溝7,7の上方に向かって膨張するものであり、図2の
場合、ふくらはぎの裏側を押圧する位置に設けられてい
る。なお、第2エアセル18としては、溝7,7長手方
向全体にわたってふくらはぎから足首の裏までを押圧で
きるものを設けたり、足首の裏側だけを押圧する位置に
設けたりすることができる。また、底面部9の第2エア
セル18においても、第1エアセル11,12,13の
ような複数のエアセルを重ねた構造を採用してもよい。
【0027】図8に示すように、第1エアセル11,1
2,13及び第2エアセル18には、コンプレッサー、
アキュムレータ等からなる空気供給源35から圧縮空気
が供給され膨張する。また、各エアセルと空気供給源3
5との間には、給排気を切り替えるための切換弁37,
38が介在しており、各エアセルの膨張(給気)、収縮
(排気)、膨張状態維持(非排気で給気停止)を切り換
えることができる。なお、第1エアセル11,12,1
3及び第2エアセル18は、左右にそれぞれ存在し、左
右のエアセルは同一の配管に接続されているので同時に
膨張収縮するが、図8では左右のエアセルは省略されて
いる。
【0028】切換弁は、個々のエアセルに対して設け
て、個々のエアセルを独立して動作させることもできる
が、図示ものでは、配管の簡素化のため、大エアセル1
1と第2小エアセル13とを共通の切換弁37で制御
し、第1小エアセル12と第2エアセル18とを共通の
切換弁37で制御している。したがって、大エアセル1
1と第2小エアセル13とは同時に膨張し収縮する。ま
た、第1小エアセル12と第2エアセル18とは同時に
膨張し収縮する。切換弁37,38の制御タイミングと
しては、例えば、先に切換弁37を給気状態にして、大
エアセル11と第2小エアセル13とを膨張させて、足
首側を大きく膨張させることによって、第2壁部10b
との間で足首を挟み込み保持し、その後、切換弁38を
給気状態にして、第1小エアセル12と第2エアセル1
8とを膨張させて、足首からふくらはぎの範囲を確実に
挟み込み保持して第2エアセル18によって脚(ふくら
はぎ)の裏側を押圧することができる。
【0029】また、振動発生装置15の動作タイミング
としては、第1エアセル11,12,13が膨張して脚
が第2壁部10bに押し付けられているときに振動を発
生させ、脚が第2壁部10bに押し付けられていないと
きには振動を停止するのがよい。すなわち、第1エアセ
ル11,12,13による脚押し付けと振動発生装置1
5による振動発生を同期させるのがよい。また、第1エ
アセル11,12,13に供給される圧縮空気の圧力を
変化させることなどで第1エアセル11,12,13の
押圧力を可変制御できる場合には、第1エアセル11,
12,13の押圧力に応じて振動発生装置15の振動の
強弱も自動調整されるようにしておくのがよい。すなわ
ち、第1エアセル11,12,13の押圧力が強くなっ
た場合には、振動発生装置15の振動も強くし、第1エ
アセル11,12,13の押圧力が弱くなった場合は、
振動発生装置15の振動も弱くすることで、メリハリの
あるマッサージが行える。
【0030】また、同じ強さの振動を身体に加え続ける
と、身体は次第に振動を弱く感じ始めるので、振動発生
装置15の振動は、強弱を所定時間毎に繰り返すのが好
ましい。例えば、強い振動と弱い振動を一秒毎に交互に
発生させると、振動にメリハリが付き、効果的に振動マ
ッサージを行える。なお、以上の第1エアセル11,1
2,13、第2エアセル、及び振動発生装置15に対す
る動作制御は、図示しない制御装置によって行われる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、第1エアセル11,12,13が設け
られるベース部としては、第2側壁10bや底面部9、
背もたれ部2,座部3であってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明のよると、エアセルの背面に空気
配管を接続しても、複数のエアセルを重ねて配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ機の斜視図である。
【図2】脚載部の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】第1エアセルの背面図である。
【図6】第1エアセルの第1壁部への取付図である。
【図7】第1エアセルと緩衝材によるマッサージの概念
図である。
【図8】エアセルの空気回路である。
【図9】エアセルの背面に空気配管を設ける場合の模式
図である。
【図10】エアセルを重ねる場合の問題を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
10a 第1壁部(ベース部) 10b 第2壁部(ベース部) 11 大エアセル 12 第1小エアセル 13 第2小エアセル 20 空気配管 21 空気配管 22 空気配管 35 空気供給源 N 非重合範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C074 AA03 BB05 CC01 DD01 FF09 GG03 HH02 4C100 AD03 AD11 AD23 AF02 BB03 BC12 CA06 CA08 DA05 DA06 DA10 EA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部(10a)と、当該ベース部
    (10a)に設けられたエアセル(11,12,13)
    と、当該エアセルに空気の給排を行うべく前記エアセル
    に接続された空気配管(20,21,22)と、当該空
    気配管を介して前記エアセル(11,12,13)に空
    気を供給するための空気供給源(8)を備えたマッサー
    ジ機において、 前記エアセル(11,12,13)は、ベース部(10
    a)側の背面に前記空気配管(20,21,22)が接
    続されるものであり、 前記エアセルとして、大エアセル(11)と、当該大エ
    アセルより小さい小エアセル(12,13)とが設けら
    れ、 当該小エアセル(12,13)は、大エアセル(11)
    と重なり合うように大エアセル(11)の背面とベース
    部(10a)との間に設けられ、大エアセル(11)の
    背面に接続される配管(20)は小エアセル(12,1
    3)との非重合範囲(N)において大エアセル(11)
    と接続されていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記小エアセル(12,13)は、大エ
    アセル(11)の背面側において複数並べて配置され、 隣り合う小エアセル(12,13)は、大エアセル(1
    1)背面に接続される空気配管(20)の径とほぼ同じ
    かそれ以上の間隔を有して大エアセル(11)との非重
    合範囲を持つように配置され、 前記大エアセル(11)に接続される空気配管(20)
    は、隣り合う小エアセル(12,13)間の非重合範囲
    (N)において大エアセル(11)と接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 面積の合計が大エアセル(11)とほぼ
    同程度の大きさを有する複数の小エアセル(12,1
    3)が、大エアセル(11)背面に接続される空気配管
    (20)の径とほぼ同じかそれ以上の間隔を有して配置
    されていることを特徴とする請求項2記載のマッサージ
    機。
  4. 【請求項4】 前記大エアセル(11)は、脚のふくら
    はぎから足首の範囲を押圧することができる大きさに形
    成され、 前記大エアセル(11)のほぼ半分程度の大きさを有す
    る2つの小エアセル(12,13)が大エアセル(1
    1)の背面側において並べて配置され、 2つの小エアセル(12,13)は、大エアセル(1
    1)背面に接続される空気配管の径とほぼ同じかそれ以
    上の間隔を有する非重合範囲(N)を持つように配置さ
    れ、 前記大エアセル(11)に接続される空気配管(20)
    は、2つの小エアセル(12,13)間の非重合範囲に
    おいて大エアセル(11)と接続されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の記載のマッサー
    ジ機。
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