JPH08280766A - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JPH08280766A
JPH08280766A JP8920095A JP8920095A JPH08280766A JP H08280766 A JPH08280766 A JP H08280766A JP 8920095 A JP8920095 A JP 8920095A JP 8920095 A JP8920095 A JP 8920095A JP H08280766 A JPH08280766 A JP H08280766A
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bag
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彰司 星野
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功一 阿部
Mikio Mochida
美喜雄 持田
Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
Katsumi Inaba
勝美 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、膨脹・収縮する袋体の寿命を長くで
きるエアーマッサージ機を得ることにある。 【構成】マッサージ機本体1と、重ね合わされた軟質な
袋体用シート51を接合して四角形状に形成されるととも
に前記本体1に取付けられ圧縮空気の給排気に伴って膨
脹・収縮をする袋体7aと、前記袋体7aに圧縮空気を給排
気するエアー給排気装置30とを具備するエアーマッサー
ジ機を前提とする。袋体7aの各縁部30A 〜30D に渡って
連続して設けられた環状の接合シール部54を、袋体7aの
角部から各縁部30A 〜30D の中央部に行くにしたがって
袋体7aの各辺30a 〜30d からの距離が大きくなるように
袋体7aの内側に凹む凹状シール部分54a 〜54d を連ねて
形成した。それにより、袋体7aの各縁部30A 〜30D の中
央部の屈曲およびこの屈曲部を起点とするしわの発生を
防止して、袋体7aの膨脹・収縮に伴う接合シール部54へ
の負荷を少なくすることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気の給排気によ
り袋体を膨脹・収縮させ、この袋体により使用者の身体
に断続的に圧迫を加えてマッサージをするエアーマッサ
ージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば椅子本体(マッサージ機本体)に
膨脹・収縮可能な複数の袋体を配設し、これら袋体への
圧縮空気の供給に伴い袋体が膨脹する動作により椅子に
座った使用者の背中等を圧迫し、次に、前記圧縮空気の
供給停止に伴い背中等により押される袋体からの排気が
行われて、この袋体が次の膨脹動作のために収縮するこ
とを繰り返して、身体をマッサージする椅子式等のエア
ーマッサージ機は知られている。
【0003】この種マッサージ機で使用される袋体に
は、ブロー成形により得たブロータイプのものと、軟質
な袋体用シートを二枚重ねにして、その周縁部に環状の
接合シール部を溶着により設けてなる溶着タイプのもの
とがあり、溶着タイプの袋体の接合シール部は超音波溶
着機を用いて形成される。
【0004】ところで、前記ブロータイプの袋体は、そ
の成形法が原因して、袋体の形状および袋体に設けられ
る給排気口の形状や位置などに制約が多いという難点が
あるので、前記溶着タイプの袋体が多用されている。
【0005】そして、図14に示されるように従来にお
ける溶着タイプの袋体111の形状は、長方形等の四角
形に形成されているものが殆どであり、その接合シール
部112は、袋体111の各辺111a〜111dに平
行な直線をなして設けられていた。なお、図14中11
3は給排気口、114は給排気口113に接続された可
撓性の給排気管である。このような袋体111は、圧縮
空気の供給により円筒形状をなすように膨脹され、使用
者の身体を圧迫して、マッサージを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】袋体111の膨脹・収
縮動作の繰り返しに伴い、接合シール部112の間際の
部分は繰り返し曲げられる。ところで、従来の袋体11
1は、圧縮空気の供給により膨脹した後に、使用者の体
重により押し潰されながら、その内部の空気を排出して
収縮されるが、この収縮状態では溶着された二枚の袋体
用シートは互いに面接触するようになるため、袋体11
1の膨脹・収縮に伴う前記接合シール部112の間際の
内側部分の曲げは大きい。
【0007】したがって、こうした大きな曲げが繰り返
されることにより、前記接合シール部112の間際の内
側部分が疲労し易く、そこに微小な亀裂が形成されて空
気漏れを生じ、袋体111の寿命が損なわれ易いという
問題があり、長期間に渡り使用することが困難である。
【0008】しかも、前記構成の袋体111は、接合シ
ール部112で囲まれた部分が既述のように円筒形状を
なすように膨脹されるから、この膨脹に伴い各縁部11
1A〜111Dが夫々袋体111の内側方向に引っ張り
寄せられる。そうすると、接合シール部112の各辺1
11a〜111dに沿う部分が、これら各辺111a〜
111dと平行な直線であるため、膨脹状態では図15
に示されるように各縁部111A〜111Dの中央部が
屈曲されるとともに、屈曲部115を起点とするしわ1
16が袋体111の角部と角部の間に発生し易い。
【0009】これらの屈曲部115としわ116は袋体
111が膨脹するたびに発生するから、その発生部分に
おいて接合シール部112に負荷を与え易く、その繰り
返しにより、接合シール部112に微小な亀裂が形成さ
れ、そこから空気が漏れて袋体111の寿命が損なわれ
るという問題があり、長期間に渡り使用することができ
ない。
【0010】本発明の目的は、膨脹・収縮する袋体の寿
命を長くできるエアーマッサージ機を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、マッサージ機
本体と、重ね合わされた軟質な袋体用シートを接合して
角形状に形成されるとともに前記マッサージ機本体に取
付けられ圧縮空気の給排気に伴って膨脹・収縮をする溶
着タイプの袋体と、この袋体に圧縮空気を給排気するエ
アー給排気装置とを具備するエアーマッサージ機を前提
とする。
【0012】そして、前記目的を達成するために、請求
項1の発明は、前記袋体の各縁部に渡って連続して設け
られた環状の接合シール部を、前記袋体の角部から前記
各縁部の中央部に行くにしたがって前記袋体の各辺から
の距離が大きくなるように前記袋体の内側に凹む凹状シ
ール部分を連ねて形成したものである。
【0013】また、同様の目的を達成するために、請求
項2の発明は、前記袋体に収縮制限スペーサを内蔵し、
このスペーサの外周部を前記袋体の各縁部に渡って連続
して設けられた環状の接合シール部の近傍に位置させた
ものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明において、接合シール部が有す
る互いに連なった凹状シール部分は、袋体の各縁部に対
応して夫々設けられているとともに、予め袋体の内側に
凹んで設けられている。このように接合シール部の各凹
部状シール部分が袋体の各縁部において予め袋体の内側
に逃げているから、袋体の膨脹に伴いその各縁部が夫々
袋体の内側方向に引っ張り寄せられるにも拘らず、各縁
部の中央部に屈曲部が形成されることを防止できるとと
もに、この屈曲部を起点とするしわの発生を防止しつ
つ、袋体を無理なく膨脹させることができる。
【0015】また、請求項2の発明において、袋体内の
収縮制限スペーサは、袋体が収縮する際に、袋体をなす
二枚の袋体用シートが互いに接することを妨げて、袋体
の収縮を制限する。それにより、袋体の膨脹・収縮に伴
う前記二枚の袋体用シートの動きを小さく制限して、袋
体の接合シール部の間際の内側部分についての曲げを小
さくする。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図1および図2は本発明の一実施例に
係る椅子式エアーマッサージ機の構成を示す斜視図であ
って、この図1中符号1で示すマッサージ機本体として
の椅子本体は、座部2と、背凭れ部3とを有している。
【0017】座部2は、椅子本体1の支持枠1aで下端
を連結された左右一対(一方のみ図示)の支持脚1bの
上端間に渡って略水平に設けられていて、その幅方向両
側には肘掛部2aが設けられている。背凭れ部3は、座
部2の後端部において、この座部2に対して所定の角度
傾斜して固定的に設けられている。なお、肘掛部2aは
省略してもよいし、また、背凭れ部3はリクライニング
機構を介して座部2の後方において起倒可能に設けても
よい。
【0018】図1および図2に示されるように座部2の
前部には椅子本体1に座った使用者の腿部をマッサージ
するための腿用袋体4が設けられ、座部2の後部には前
記使用者の尻部をマッサージするための尻用袋体5が設
けられている。これら袋体4、5は、細長い偏平な袋に
形成されていて、夫々座部2の幅方向に延びて配設され
ている。これら袋体4、5に対する後述の圧縮空気の給
排気に伴い袋体4、5は膨脹・収縮をする。
【0019】背凭れ部3の下端部には前記使用者の腰部
をマッサージするための腰用袋体6a、6bが配設さ
れ、背凭れ部3の上端部には前記使用者の首部および肩
部をマッサージする首肩用袋体8a、8bが配設されて
いる。さらに、背凭れ部3には、首肩用袋体8a、8b
の下方に位置して前記使用者の背中部をマッサージする
背中用袋体7a、7bが配設されているとともに、この
背中用袋体7a、7bと腰用袋体6a、6bとの間に位
置して前記使用者の背筋をマッサージする背筋用袋体9
が配設されている。
【0020】一対の腰用袋体6a、6b、一対の首肩用
袋体8a、8b、および一対の背中用袋体7a、7b
は、夫々背凭れ部3の幅方向に並設されている。背筋用
袋体9は背凭れ部3の幅方向中央において、この背凭れ
部3の長手方向(縦方向)に延びていて、前記使用者の
背筋位置に対応するように設けられている。
【0021】これら各袋体6a、6b、7a、7b、8
a、8b、および9は、前記袋体4、5と同様に偏平な
袋に形成されていて、圧縮空気の給排気に伴い膨脹・収
縮をする。なお、以上のように各袋体が配設された椅子
本体1は、柔軟性を有した表布10aによりカバーされ
ているとともに、一方の肘掛部2aの外側面にはポケッ
ト状をなす収納部11が設けられている。この収納部1
1には入力手段としてのリモートコントローラ31が挿
脱可能に差し込み保持される。
【0022】椅子本体1の前端部には使用者の脚の下肢
を支持する身体受け部としての脚載置部12が連結され
ている。図3および図4などに示されるように載置部1
2は、椅子本体1の両肘掛部2aの前端部直下に配置さ
れた回転不能な枢軸14に取付けられていて、座部2の
前端部に連なって設けられている。枢軸14は一対の支
持脚1bの前端部間に渡って横架されている。
【0023】脚載置部12は図示しないラチェット機構
等からなる位置決め手段により複数の傾斜角度に位置決
めされるように設けられている。それにより、脚載置部
12を第1位置、すなわち、座部2の前端に連なってそ
の前方下側に傾斜した状態にして前方に突出させて位置
決めできる。また、使用者が座部2に腰掛けたとき、下
肢を傾斜配置の脚載置部12上に載置できるとともに、
図1に示す第2位置、すなわち脚載置部12を座部2の
前端部下部に対し略直角下方に配置される姿勢で椅子本
体1の前端部下側に収納配置して位置決めできる。それ
だけでなく、これら両位置間の任意位置を選択して位置
決めできるようになっている。
【0024】図1に示されるように脚載置部12は、そ
の幅方向両側に夫々側壁12a、12bを有していると
ともに、幅方向中央位置に中間壁12cを有している。
これら各壁12a〜12cは平行であって、隣接する側
壁12a、12c間に略U字状の施療溝12dと、隣接
する側壁12b、12c間に略U字状の施療溝12eと
を夫々形成している。施療溝12d、12eはその上面
および長手方向両端が夫々開放された構成であって、そ
の内部に使用者の脚の下肢を収納支持するのに使用され
る。
【0025】側壁12aと中間壁12cの互いに対向す
る溝側面、および側壁12bと中間壁12cの互いに対
向する溝側面とには、夫々施療溝12d、12eに載置
された脚の下肢をマッサージするための脚用袋体15
a、15bおよび16a、16bが配設されている。こ
れら袋体15a、15b、16a、16bは前記袋体
4、5と同様に気密性を有するとともに軟質材料を用い
て偏平な袋に形成されていて、圧縮空気の給排気に伴い
膨脹・収縮をするものであり、膨脹したとき脚の下肢を
その両側から包み込むように挟む大きさに形成されてい
る。なお、脚載置部12は、以上のように配置された各
袋体15a、15b、16a、16bを覆い隠す柔軟性
を有した表布10bよりカバーされている。
【0026】前記各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8
b、9、15a、15b、16a、16bは溶着タイプ
のものであって、その構成はいずれも同様であるから、
図3〜図5に示す背中用袋体7aについて代表して説明
する。図5に示されるように袋体7aは、四角形をなす
二枚の袋体用シート51を重ね合せ、その周縁部を溶着
により接合し、かつ、一方の袋体シート51の中央部等
に給排気口52(図3および図4参照)を取付けて形成
されている。
【0027】袋体用シート51を構成する気密性の軟質
シート材料には、例えば表地51aがナイロンシート
で、これに貼り合された裏地51bがポリウレタンシー
トからなるシート材が使用される。裏地51bは表地5
1aよりも厚い。前記溶着は、裏地51b同志を接触さ
せた状態で高周波溶着機を用い、その加圧下において、
高周波振動をシール予定部に与えることにより、裏地5
1bの加圧された接触部分を溶かして接着することで実
施される。この溶着により、四角形の袋体7aの各縁部
53A〜53D(図3参照)に渡って連続する環状の接
合シール部54が設けられる。
【0028】接合シール部54は、各縁部53A〜53
Dに対応して個別に設けられた凹状シール部分54a〜
54dを連ねて形成されている。図3および図4に示さ
れるように各凹状シール部分54a〜54dは、袋体7
aの角部から各縁部53A〜53Dの中央部に行くにし
たがって袋体7aの各片53a〜53dからの距離が大
きくなるように袋体7aの内側に凹ませて夫々設けられ
ている。本実施例の場合、凹状シール部分54a〜54
dは夫々くの字状をなしている。そして、これら凹状シ
ール部分54a〜54dは、接合シール部54が袋体7
aの各片53a〜53dと平行な直線である袋体が膨脹
した時に、その直線状のシール部分が凹む形状に予め対
応して設けられている。
【0029】また、以上の構成の各袋体の給排気口52
には夫々対応する給排気管23〜29(図2参照)が接
続されている。これらの管23〜29は軟質な合成樹脂
管等の可撓性を有するエアーチューブ等からなる。
【0030】前記椅子本体1の下部、つまり座部2の下
側空間にはユニット化されたエアー給排気装置33が配
置されている。この装置33は、図2に示されるように
エアーコンプレッサ17、フィルタータンク19、分配
切換器21、電磁開閉弁22、急速排気弁32、および
制御装置30を備えて形成されている。
【0031】詳しくは、エアーコンプレッサ17は圧縮
空気供給手段として用いられるものであって、その圧縮
空気吐出口には供給管18を介してフィルタータンク1
9が接続されている。フィルタータンク19は、エアー
コンプレッサ17から供給された圧縮空気の脈動を吸収
して圧縮空気流を平滑にするために使用されている。こ
のタンク19の出口には供給管20が接続されており、
この供給管20は2本の分岐供給管20a、20bに分
岐されている。一方の分岐供給管20aの先端は空気分
配手段としての分配切換器21に接続され、他方の分岐
供給管20bの先端は弁手段としての電磁開閉弁22に
接続されている。
【0032】分配切換器21は、この種エアー式マッサ
ージ機に用いられている周知のモータ等により駆動され
るロータリ弁であって、分岐供給管20aが接続される
一つの吸気ポートと、各給排気管23〜29が個別に接
続される複数の分配ポートと、一つの排気ポートとを有
しており、その流路切換用のロータの回転により、任意
に選択された分配ポートと吸気ポートとを連通するとと
もに、選択されなかった分配ポートを排気ポートに連通
させて、非脚用の各袋体についての選択的給気と選択的
排気とができるように形成されている。
【0033】給排気管23は前記腿用袋体4に接続さ
れ、給排気管24は前記尻用袋体5に接続され、給排気
管25はさらに分岐されて前記腰用袋体6a、6bに個
別に接続され、給排気管26は前記背筋用袋体9に接続
され、給排気管27はさらに分岐されて前記背中用袋体
7a、7bに個別に接続され、給排気管28はさらに分
岐されて前記首肩用袋体8a、8bに個別に接続されて
いる。
【0034】電磁開閉弁22には脚用の給排気管29が
接続され、この管29は一対の分岐給排気管29a、2
9bに分岐されている。一方の分岐給排気管29aはさ
らに分岐されて前記脚用袋体15a、15bに個別に接
続され、他方の分岐給排気管29bはさらに分岐されて
前記脚用袋体16a、16bに個別に接続されている。
給排気管29の分岐部と電磁開閉弁22との間の管路
には、脚用袋体15a、15b、16a、16b内の空
気を急速に排出するための急速排気手段としての急速排
気弁32が設けられている。急速排気弁32は、エアー
コンプレッサ17の動作下において脚用袋体15a、1
5b、16a、16b方向への圧縮空気の流通を可能と
するとともに、エアーコンプレッサ17の停止下におい
て脚用袋体15a、15b、16a、16bから排出さ
れる空気が逆流する際に、この排気を一挙に大気中に排
出する急速排気を行うものであって、その排気効率は前
記分配切換器21での排気効率よりも大である。この急
速排気弁32での急速排気によって、脚による押し潰し
作用が小さい脚用袋体15a、15b、16a、16b
の収縮を速やかに行わせることができる。
【0035】制御手段としての前記制御装置30は、図
示しない中央演算処理装置CPU、リードオンメモリR
OM、ランダムアクセスメモリROM等を備える周知の
マイクロコンピュータからなるものである。この制御装
置30には各種の動作モードを実行させるプログラムが
格納されており、その選択された動作モードにしたがっ
てエアーコンプレッサ17、分配切換器21、および電
磁開閉弁22の動作を制御して、各袋体に対する選択的
給排気を行わせるように構成されている。
【0036】なお、各種動作モードとしては、全身マッ
サージコース、上半身マッサージコース、および下半身
マッサージコースのコース別動作モードと、首肩、背
中、背筋、腰、尻、腿、および脚の各身体部分を単独に
マッサージするポイントマッサージ動作モード、および
前記コース別動作モードと脚用ポイントマッサージ動作
モード以外の各ポイントマッサージ動作モードに対して
脚用ポイントマッサージ動作モードを同時に実施させる
脚同期動作モードとが設定されている。前記各動作モー
ドは、リモートコントローラ31により入力される。
【0037】前記構成の椅子式エアーマッサージ機は、
椅子本体1に座った状態で、リモートコントローラ31
の操作を介して必要な動作モード等の指定することで使
用される。エアー給排気装置30が動作されると、前記
指定により選択された袋体と分配切換器21を介してフ
ィルタータンク19とが連通されている期間は、選択さ
れた袋体に圧縮空気が供給される。それにより、圧縮空
気が供給された袋体が膨脹する。また、エアー給排気装
置30が停止されるとともに分配切換器21を介して選
択された袋体に接続されている給排気管と外気とが連通
している期間は、膨脹した袋体が使用者の体重により押
し潰されて、その内部の空気が排出されるので、前記選
択された袋体は収縮する。
【0038】このような膨脹・収縮動作が分配切換器2
1の回転に伴い繰返されることにより、身体に対して選
択された袋体による圧迫が断続的に与えられて、マッサ
ージが行われる。
【0039】ところで、各袋体4、5、6a〜8b、6
b〜8b、9、15a、15b、16a、16bに、そ
の各縁部53A〜53Dに渡って連続して設けられた環
状の接合シール部54は、袋体の角部から各縁部53A
〜53Dの中央部に行くにしたがって袋体の各辺53a
〜53dからの距離が大きくなるように袋体の内側に凹
む凹状シール部分54a〜54dを連ねてなり、これら
凹状シール部分54a〜54dは、接合シール部が袋体
の辺と平行な直線である袋体が膨脹した時に、その直線
からなる接合シール部が凹む形状に予め対応している。
【0040】そのため、各袋体4、5、6a〜8b、6
b〜8b、9、15a、15b、16a、16bが膨脹
する時には、その膨脹に伴い各縁部53A〜53Dが夫
々袋体の内側方向に引っ張り寄せられるにも拘らず、各
縁部53A〜53Dの中央部の屈曲およびこの屈曲部を
起点とするしわの発生が防止され、図4に示されるよう
に無理なく各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bを膨脹させること
ができる。
【0041】したがって、各袋体4、5、6a〜8b、
6b〜8b、9、15a、15b、16a、16bの膨
脹・収縮に伴う接合シール部54への負荷が少なくなる
から、これら袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bの寿命を長くでき
る。
【0042】図6は本発明の第2実施例の要部を示して
いる。この第2実施例は、接合シール部をなす凹状シー
ル部分の構成のみが前記第1実施例とは異なり、それ以
外の構成は図6に図示されない部分を含めて図1〜図5
に示した前記第1実施例のエアーマッサージ機と同じ構
成であるので、図示されない構成については図1〜図5
をもって代用するとともに、図示される同一ないしは同
様な構成部分には第1実施例と同一の符号を付して、そ
れらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明に
ついては省略するが、これらの同一ないしは同様な部分
についても第2実施例に係るエアーマッサージ機の構成
の一部をなすものである。
【0043】この第2実施例における凹状シール部分5
4a〜54dは、いずれも円弧状に湾曲して形成されて
いる。なお、この点以外の構成は前記第1実施例と同じ
である。したがって、この第2実施例においても、本発
明の所期の目的を達成できる。
【0044】図7は本発明の第3実施例の要部を示して
いる。この第3実施例は、袋体の各縁部の構成のみが前
記第1実施例とは異なり、それ以外の構成は図7に図示
されない部分を含めて図1〜図5に示した前記第1実施
例のエアーマッサージ機と同じ構成であるので、図示さ
れない構成については図1〜図5をもって代用するとと
もに、図示される同一ないしは同様な構成部分には第1
実施例と同一の符号を付して、それらの構成の説明およ
びそれに基づく作用効果の説明については省略するが、
これらの同一ないしは同様な部分についても第3実施例
に係るエアーマッサージ機の構成の一部をなすものであ
る。
【0045】この第3実施例における縁部53A〜53
Dは、これらの各片53a〜53dを、対応する各凹状
シール部分54a〜54dと平行にして形成されてい
る。なお、この点以外の構成は前記第1実施例と同じで
ある。したがって、この第3実施例においても、本発明
の所期の目的を達成できる。
【0046】図8〜図10は本発明の第4実施例の要部
を示している。この第4実施例は、袋体内に収縮制限ス
ペーサを収納した点のみが前記第1実施例とは異なり、
それ以外の構成は図8〜図10に図示されない部分を含
めて図1〜図5に示した前記第1実施例のエアーマッサ
ージ機と同じ構成であるので、図示されない構成につい
ては図1〜図5をもって代用するとともに、図示される
同一ないしは同様な構成部分には第1実施例と同一の符
号を付して、それらの構成の説明およびそれに基づく作
用効果の説明については省略するが、これらの同一ない
しは同様な部分についても第4実施例に係るエアーマッ
サージ機の構成の一部をなすものである。
【0047】各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bに個別に内蔵され
た収縮制限スペーサ61は、袋体の内部形状よりやや小
さい相似形状をなしており、各部の厚みが略同一な厚手
の平板状をなしている。したがって、このスペーサ61
の外周部61aは、袋体の各縁部53A〜53Dに渡っ
て連続して設けられた環状の接合シール部54の近傍に
位置されている。
【0048】この収縮制限スペーサ61は、硬質材料で
形成してもよいが、本実施例ではスポンジ状に成形され
た発泡ウレタン等の軟質で変形自在な材料で形成してあ
る。このような材料の選定は、身体で押されて袋体4、
5、6a〜8b、6b〜8b、9、15a、15b、1
6a、16bが収縮される際の異物感を少なくして、使
い心地を向上できる点で優れている。なお、この点以外
の構成は前記第1実施例と同じである。
【0049】したがって、この第4実施例では、凹状シ
ール部分54a〜54dを環状に連ねてなる接合シール
部54の構成によって、本発明の所期の目的を達成でき
る他、以下の理由においても本発明の所期の目的を達成
できるから、総合的に袋体4、5、6a〜8b、6b〜
8b、9、15a、15b、16a、16bの寿命をよ
り高めることができる。
【0050】すなわち、袋体4、5、6a〜8b、6b
〜8b、9、15a、15b、16a、16bに内蔵さ
れた収縮制限スペーサ61により、袋体が収縮する際
に、袋体をなす二枚の袋体用シート51の裏面同志が互
いに接することが妨げられ、袋体の収縮が制限される。
この制限された状態は図10に示されており、この状態
での袋体の厚みをAとすると、二枚の袋体用シート51
間に接合シール部54を中心とする開き角度αを確保で
きる。また、第9図は袋体が膨脹された状態を示してお
り、この状態では使用者側に位置される一方の袋体用シ
ート51は、収容制限スペーサ61から離間しており、
この膨脹状態での袋体の厚みをBとすると、二枚の袋体
用シート51は接合シール部54を中心とする開き角度
βをもって開かれる。
【0051】したがって、袋体の膨脹・収縮のたびに二
枚の袋体用シート51は、(βーα)/2で形成される
角度をもって接合シール部54を中心とする開閉を行う
ように動かされる。それにより、収縮制限ストッパ61
がない構成に比較して、α/2の角度相当分だけ接合シ
ール部54を中心とする両袋体用シート51の動きが小
さく制限されて、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部
54の間際の内側部分51cに曲げを小さくできる。そ
のため、袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、9、1
5a、15b、16a、16bの膨脹・収縮に伴う前記
接合シール部54の内側部分51cに与えられる負荷が
少なくなり、それによって袋体の寿命を長くできるもの
である。
【0052】図11および図12は本発明の第5実施例
の要部を示している。この第5実施例は、袋体内に収縮
制限スペーサを収納した点のみが前記第1実施例とは異
なり、それ以外の構成は図11および図12に図示され
ない部分を含めて図1〜図5に示した前記第1実施例の
エアーマッサージ機と同じ構成であるので、図示されな
い構成については図1〜図5をもって代用するととも
に、図示される同一ないしは同様な構成部分には第1実
施例と同一の符号を付して、それらの構成の説明および
それに基づく作用効果の説明については省略するが、こ
れらの同一ないしは同様な部分についても第5実施例に
係るエアーマッサージ機の構成の一部をなすものであ
る。
【0053】各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bに個別に内蔵され
た収縮制限スペーサ71は、袋体の内部形状よりやや小
さい相似形状をなしており、その外周部71aは、袋体
の各縁部53A〜53Dに渡って連続して設けられた環
状の接合シール部54の近傍に位置されている。このス
ペーサ71は厚手に形成されているとともに、その外周
部71aは接合シール部54側程厚く形成されている。
この収縮制限スペーサ71は、硬質材料で形成してもよ
いが、本実施例ではスポンジ状に成形された発泡ウレタ
ン等の軟質で変形自在な材料で形成してある。このよう
な材料の選定は、身体で押されて袋体4、5、6a〜8
b、6b〜8b、9、15a、15b、16a、16b
が収縮される際の異物感を少なくして、使い心地を向上
できる点で優れている。なお、この点以外の構成は前記
第1実施例と同じである。
【0054】したがって、この第5実施例では、凹状シ
ール部分54a〜54dを環状に連ねてなる接合シール
部54の構成によって、本発明の所期の目的を達成でき
る他、以下の理由においても本発明の所期の目的を達成
できるから、総合的に袋体4、5、6a〜8b、6b〜
8b、9、15a、15b、16a、16bの寿命をよ
り高めることができる。
【0055】すなわち、袋体4、5、6a〜8b、6b
〜8b、9、15a、15b、16a、16bに内蔵さ
れた収縮制限スペーサ71により、袋体が収縮する際
に、袋体をなす二枚の袋体用シート51の裏面同志が互
いに接することが妨げられ、袋体の収縮が制限される。
この場合、収縮制限スペーサ71の外周部71aが特に
厚くなっているので、袋体の収縮状態における二枚の袋
体用シート51間に形成される接合シール部54を中心
とする開き角度γを大きく確保できる。
【0056】したがって、袋体の膨脹・収縮のたびに二
枚の袋体用シート51は、収縮制限ストッパ71がない
構成に比較して、γ/2の角度相当分だけ接合シール部
54を中心とする両袋体用シート51の動きを小さく制
限して、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部54の間
際の内側部分51cに曲げを小さくできる。
【0057】そのため、袋体4、5、6a〜8b、6b
〜8b、9、15a、15b、16a、16bの膨脹・
収縮に伴う前記接合シール部54の内側部分51cに与
えられる負荷が少なくなり、それによって袋体の寿命を
長くできるものである。
【0058】図13は本発明の第6実施例の要部を示し
ている。この第6実施例は、袋体内に収縮制限スペーサ
を収納した点のみが前記第1実施例とは異なり、それ以
外の構成は図13に図示されない部分を含めて図1〜図
5に示した前記第1実施例のエアーマッサージ機と同じ
構成であるので、図示されない構成については図1〜図
5をもって代用するとともに、図示される同一ないしは
同様な構成部分には第1実施例と同一の符号を付して、
それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明
については省略するが、これらの同一ないしは同様な部
分についても第6実施例に係るエアーマッサージ機の構
成の一部をなすものである。
【0059】各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bに個別に内蔵され
た収縮制限スペーサ81は、袋体の内部形状よりやや小
さい相似形状をなしているとともに、中央部に孔81b
を有している。このスペーサ81の外周部81aは、袋
体の各縁部53A〜53Dに渡って連続して設けられた
環状の接合シール部54の近傍に位置されている。この
スペーサ81は厚手に形成されているとともに、その外
周部81aは接合シール部54側程厚く形成されてい
る。この収縮制限スペーサ81は、硬質材料で形成して
もよいが、本実施例ではスポンジ状に成形された発泡ウ
レタン等の軟質で変形自在な材料で形成してある。この
ような材料の選定は、身体で押されて袋体4、5、6a
〜8b、6b〜8b、9、15a、15b、16a、1
6bが収縮される際の異物感を少なくして、使い心地を
向上できる点で優れているとともに、孔81bを設けて
あるから、このスペーサ81の変形をより容易にできる
点で優れている。なお、この点以外の構成は前記第1実
施例と同じである。
【0060】したがって、この第5実施例では、接合シ
ール部54の構成によって、本発明の所期の目的を達成
できる他、以下の理由においても本発明の所期の目的を
達成できるから、総合的に袋体の寿命をより高めること
ができる。
【0061】すなわち、袋体4、5、6a〜8b、6b
〜8b、9、15a、15b、16a、16bに内蔵さ
れた収縮制限スペーサ81により、袋体が収縮する際
に、袋体をなす二枚の袋体用シート51の裏面同志が互
いに接することが妨げられ、袋体の収縮が制限される。
この場合、収縮制限スペーサ71の外周部が特に厚くな
っているので、袋体の収縮状態における二枚の袋体用シ
ート51間に形成される接合シール部54を中心とする
開き角度γを大きく確保できる。
【0062】したがって、袋体の膨脹・収縮のたびに二
枚の袋体用シート51は、収縮制限ストッパ71がない
構成に比較して、γ/2の角度相当分だけ接合シール部
54を中心とする両袋体用シート51の動きを小さく制
限して、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部54の間
際の内側部分51cに曲げを小さくできる。
【0063】そのため、袋体の膨脹・収縮に伴う前記接
合シール部54の内側部分51cに与えられる負荷が少
なくなり、それによって袋体の寿命を長くできるもので
ある。
【0064】なお、本発明は前記各実施例に示した椅子
式エアーマッサージ機に実施を制約されるものではな
く、例えば、ベッドやにソファー少なくとも一つの溶着
タイプの袋体を組み込んで、その膨脹・収縮の繰り返し
により使用者の身体を断続的に加圧するベッド式または
ソファー式等のエアーマッサージ機にも適用できる。
【0065】
【発明の効果】以上詳記したように本発明は構成されて
いるので次の効果を有する。
【0066】請求項1の発明に係るエアーマッサージ機
によれば、マッサージ機本体に取付けられた溶着タイプ
の袋体の縁部に対する屈曲部とこれを起点とするしわの
発生を防止しつつ、袋体を無理なく膨脹させることがで
きるから、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部への負
荷が少なく、したがって、袋体の寿命を長くできる。
【0067】また、請求項2の発明に係るエアーマッサ
ージ機によれば、袋体内の収縮制限スペーサにより、マ
ッサージ機に取付けられた溶着タイプの袋体の膨脹・収
縮における二枚の袋体用シートの動きを小さく制限し
て、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部の間際の内側
部分についての曲げを小さくできるから、袋体の膨脹・
収縮に伴う前記接合シール部への負荷が少なく、したが
って、袋体の寿命を長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機の構成を示す斜視図。
【図2】第1実施例に係る椅子式エアーマッサージ機の
各袋体に対する給排気系統を示すブロック図。
【図3】第1実施例に係る椅子式エアーマッサージ機が
備える袋体の構成を示す背面図。
【図4】図4に示された袋体の膨脹状態を示す斜視図。
【図5】図4に示された袋体の膨脹状態を一部省略して
示す断面図。
【図6】本発明の第2実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す背面図。
【図7】本発明の第3実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す背面図。
【図8】本発明の第4実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す背面図。
【図9】図8に示された袋体を膨脹状態において図8中
Z−Z線に沿って示す断面図。
【図10】図8に示された袋体を収縮状態において図8
中Z−Z線に沿って示す断面図。
【図11】本発明の第5実施例に係る椅子式エアーマッ
サージ機が備える袋体の構成を示す断面図。
【図12】図11に示された袋体に内蔵された収縮制限
スペーサの構成を示す斜視図。
【図13】本発明の第6実施例に係る椅子式エアーマッ
サージ機が備える袋体の構成を示す断面図。
【図14】従来例に係るエアーマッサージ機が備える袋
体の構成を示す背面図。
【図15】図14に示された袋体の膨脹状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…椅子本体(マッサージ機本体)、 4、5、6a〜8a、6b〜8b、9、15a、15
b、16a、16b…袋体、 30…エアー給排気装置、 51…袋用シート、 51c…袋用シートの内側部分、 53A〜53D…袋体の縁部、 53a〜53d…袋体の辺、 54…接合シール部、 54a〜54d…凹状シール部分、 61、71、81…収縮制限スペーサ、 61a、71a、81a…収縮制限スペーサの外周部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マッサージ機本体と、重ね合わされた軟質
    な袋体用シートを接合して角形状に形成されるとともに
    前記マッサージ機本体に取付けられ圧縮空気の給排気に
    伴って膨脹・収縮をする溶着タイプの袋体と、この袋体
    に圧縮空気を給排気するエアー給排気装置とを具備する
    エアーマッサージ機において、 前記袋体の各縁部に渡って連続して設けられた環状の接
    合シール部を、前記袋体の角部から前記各縁部の中央部
    に行くにしたがって前記袋体の各辺からの距離が大きく
    なるように前記袋体の内側に凹む凹状シール部分を連ね
    て形成したことを特徴とするエアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】マッサージ機本体と、重ね合わされた軟質
    な袋体用シートを接合して角形状に形成されるとともに
    前記マッサージ機本体に取付けられ圧縮空気の給排気に
    伴って膨脹・収縮をする溶着タイプの袋体と、この袋体
    に圧縮空気を給排気するエアー給排気装置とを具備する
    エアーマッサージ機において、 前記袋体に収縮制限スペーサを内蔵し、このスペーサの
    外周部を前記袋体の各縁部に渡って連続して設けられた
    環状の接合シール部の近傍に位置させたことを特徴とす
    るエアーマッサージ機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1119147A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Nitto Kohki Co Ltd 空圧式マッサージ器
JP2000093473A (ja) * 1998-09-22 2000-04-04 Kuroda Precision Ind Ltd 空気圧マッサージ器用空気袋
JP2001070371A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Atom Medical Corp 保育器
JP2017176247A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社フジ医療器 マッサージ機およびエアバッグの制御方法
JP2018171286A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 オットマンおよびこれを備えるマッサージ機
JP2021045280A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 アイシン精機株式会社 空気袋及び車両用シート装置

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