JP3257754B2 - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JP3257754B2 JP08920095A JP8920095A JP3257754B2 JP 3257754 B2 JP3257754 B2 JP 3257754B2 JP 08920095 A JP08920095 A JP 08920095A JP 8920095 A JP8920095 A JP 8920095A JP 3257754 B2 JP3257754 B2 JP 3257754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮空気の給排気によ
り袋体を膨脹・収縮させ、この袋体により使用者の身体
に断続的に圧迫を加えてマッサージをするエアーマッサ
ージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば椅子本体(マッサージ機本体)に
膨脹・収縮可能な複数の袋体を配設し、これら袋体への
圧縮空気の供給に伴い袋体が膨脹する動作により椅子に
座った使用者の背中等を圧迫し、次に、前記圧縮空気の
供給停止に伴い背中等により押される袋体からの排気が
行われて、この袋体が次の膨脹動作のために収縮するこ
とを繰り返して、身体をマッサージする椅子式等のエア
ーマッサージ機は知られている。
【0003】この種マッサージ機で使用される袋体に
は、ブロー成形により得たブロータイプのものと、軟質
な袋体用シートを二枚重ねにして、その周縁部に環状の
接合シール部を溶着により設けてなる溶着タイプのもの
とがあり、溶着タイプの袋体の接合シール部は超音波溶
着機を用いて形成される。
【0004】ところで、前記ブロータイプの袋体は、そ
の成形法が原因して、袋体の形状および袋体に設けられ
る給排気口の形状や位置などに制約が多いという難点が
あるので、前記溶着タイプの袋体が多用されている。
【0005】そして、図9に示されるように従来におけ
る溶着タイプの袋体111の形状は、長方形等の四角形
に形成されているものが殆どであり、その接合シール部
112は、袋体111の各辺111a〜111dに平行
な直線をなして設けられていた。なお、図9中113は
給排気口、114は給排気口113に接続された可撓性
の給排気管である。このような袋体111は、圧縮空気
の供給により円筒形状をなすように膨脹され、使用者の
身体を圧迫して、マッサージを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】袋体111の膨脹・収
縮動作の繰り返しに伴い、接合シール部112の間際の
部分は繰り返し曲げられる。ところで、従来の袋体11
1は、圧縮空気の供給により膨脹した後に、使用者の体
重により押し潰されながら、その内部の空気を排出して
収縮されるが、この収縮状態では溶着された二枚の袋体
用シートは互いに面接触するようになるため、袋体11
1の膨脹・収縮に伴う前記接合シール部112の間際の
内側部分の曲げは大きい。
【0007】したがって、こうした大きな曲げが繰り返
されることにより、前記接合シール部112の間際の内
側部分が疲労し易く、そこに微小な亀裂が形成されて空
気漏れを生じ、袋体111の寿命が損なわれ易いという
問題があり、長期間に渡り使用することが困難である。
【0008】しかも、前記構成の袋体111は、接合シ
ール部112で囲まれた部分が既述のように円筒形状を
なすように膨脹されるから、この膨脹に伴い各縁部11
1A〜111Dが夫々袋体111の内側方向に引っ張り
寄せられる。そうすると、接合シール部112の各辺1
11a〜111dに沿う部分が、これら各辺111a〜
111dと平行な直線であるため、膨脹状態では図10
に示されるように各縁部111A〜111Dの中央部が
屈曲されるとともに、屈曲部115を起点とするしわ1
16が袋体111の角部と角部の間に発生し易い。
【0009】これらの屈曲部115としわ116は袋体
111が膨脹するたびに発生するから、その発生部分に
おいて接合シール部112に負荷を与え易く、その繰り
返しにより、接合シール部112に微小な亀裂が形成さ
れ、そこから空気が漏れて袋体111の寿命が損なわれ
るという問題があり、長期間に渡り使用することができ
ない。
【0010】本発明の目的は、膨脹・収縮する袋体の寿
命を長くできるエアーマッサージ機を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、マ
ッサージ機本体と、重ね合わされた軟質な袋体用シート
の周縁部を溶着により接合して四角形状に形成されると
ともに前記マッサージ機本体に取付けられ圧縮空気の給
排気に伴って膨脹・収縮をする溶着タイプの袋体と、こ
の袋体に圧縮空気を給排気するエアー給排気装置とを具
備するエアーマッサージ機を前提とする。
【0012】そして、前記目的を達成するために、請求
項1の発明は、前記袋体の各縁部に個別に設けられたシ
ール部分が連続して環状をなす接合シール部の前記各シ
ール部分を、これらシール部分が前記袋体の各辺と平行
な直線である袋体を膨張させたときに、その直線状シー
ル部分が前記袋体の内側方向に引っ張り寄せられて凹む
形状に対応させて、前記袋体の角部から前記各縁部の中
央部に行くにしたがって前記袋体の各辺からの距離が大
きくなるように前記袋体の内側に凹む凹状シール部分と
したことを特徴とするものである。
【0013】この請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項2の発明のように、前記袋体の給排気口を、一方
の袋体用シートの中央部に取付けるとよい。また、請求
項3の発明は、マッサージ機本体と、重ね合わされた軟
質な袋体用シートの周縁部を溶着により接合して形成さ
れるとともに前記マッサージ機本体に取付けられ圧縮空
気の給排気に伴って膨脹・収縮をする溶着タイプの袋体
と、この袋体に圧縮空気を給排気するエアー給排気装置
とを具備するエアーマッサージ機を前提とする。 そし
て、前記目的を達成するために、前記袋体にその内部形
状よりやや小さい相似形状をなすとともに中央部に孔を
有しかつ軟質で変形自在な材料で形成された収縮制限ス
ペーサを内蔵し、このスペーサの外周部を前記袋体の縁
部に連続して設けられた環状の接合シール部の近傍に位
置させたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1、2の発明において、接合シール部が
有する互いに連なった凹状シール部分は、四角形状の
体の各縁部に対応して夫々設けられているとともに、予
袋体の角部から各縁部の中央に行くにしたがって袋体
の内側に凹んで設けられている。このように接合シール
部の各凹部状シール部分が袋体の各縁部において予め袋
体の内側に逃げているから、袋体の膨脹に伴いその各縁
部が夫々袋体の内側方向に引っ張り寄せられるにも拘ら
ず、各縁部の中央部に屈曲部が形成されることを防止で
きるとともに、この屈曲部を起点とするしわの発生を防
止しつつ、袋体を無理なく膨脹させることができる。
【0015】また、請求項3の発明において、袋体に内
蔵され、かつ、中央部に孔を有した軟質な収縮制限スペ
ーサは、袋体が収縮する際に、袋体をなす重ね合わされ
袋体用シートが互いに接することを妨げて、袋体の収
縮を制限する。それにより、袋体の膨脹・収縮に伴う
ね合わされた袋体用シート同士の動きを小さく制限し
て、袋体の接合シール部の間際の内側部分についての曲
げを小さくする。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図1および図2は本発明の第1実施例
に係る椅子式エアーマッサージ機の構成を示す斜視図で
あって、この図1中符号1で示すマッサージ機本体とし
ての椅子本体は、座部2と、背凭れ部3とを有してい
る。
【0017】座部2は、椅子本体1の支持枠1aで下端
を連結された左右一対(一方のみ図示)の支持脚1bの
上端間に渡って略水平に設けられていて、その幅方向両
側には肘掛部2aが設けられている。背凭れ部3は、座
部2の後端部において、この座部2に対して所定の角度
傾斜して固定的に設けられている。なお、肘掛部2aは
省略してもよいし、また、背凭れ部3はリクライニング
機構を介して座部2の後方において起倒可能に設けても
よい。
【0018】図1および図2に示されるように座部2の
前部には椅子本体1に座った使用者の腿部をマッサージ
するための腿用袋体4が設けられ、座部2の後部には前
記使用者の尻部をマッサージするための尻用袋体5が設
けられている。これら袋体4、5は、細長い偏平な袋に
形成されていて、夫々座部2の幅方向に延びて配設され
ている。これら袋体4、5に対する後述の圧縮空気の給
排気に伴い袋体4、5は膨脹・収縮をする。
【0019】背凭れ部3の下端部には前記使用者の腰部
をマッサージするための腰用袋体6a、6bが配設さ
れ、背凭れ部3の上端部には前記使用者の首部および肩
部をマッサージする首肩用袋体8a、8bが配設されて
いる。さらに、背凭れ部3には、首肩用袋体8a、8b
の下方に位置して前記使用者の背中部をマッサージする
背中用袋体7a、7bが配設されているとともに、この
背中用袋体7a、7bと腰用袋体6a、6bとの間に位
置して前記使用者の背筋をマッサージする背筋用袋体9
が配設されている。
【0020】一対の腰用袋体6a、6b、一対の首肩用
袋体8a、8b、および一対の背中用袋体7a、7b
は、夫々背凭れ部3の幅方向に並設されている。背筋用
袋体9は背凭れ部3の幅方向中央において、この背凭れ
部3の長手方向(縦方向)に延びていて、前記使用者の
背筋位置に対応するように設けられている。
【0021】これら各袋体6a、6b、7a、7b、8
a、8b、および9は、前記袋体4、5と同様に偏平な
袋に形成されていて、圧縮空気の給排気に伴い膨脹・収
縮をする。なお、以上のように各袋体が配設された椅子
本体1は、柔軟性を有した表布10aによりカバーされ
ているとともに、一方の肘掛部2aの外側面にはポケッ
ト状をなす収納部11が設けられている。この収納部1
1には入力手段としてのリモートコントローラ31が挿
脱可能に差し込み保持される。
【0022】椅子本体1の前端部には使用者の脚を支持
する身体受け部としての脚載置部12が連結されてい
る。図3および図4などに示されるように載置部12
は、椅子本体1の両肘掛部2aの前端部直下に配置され
た回転不能な枢軸14に取付けられていて、座部2の前
端部に連なって設けられている。枢軸14は一対の支持
脚1bの前端部間に渡って横架されている。
【0023】脚載置部12は図示しないラチェット機構
等からなる位置決め手段により複数の傾斜角度に位置決
めされるように設けられている。それにより、脚載置部
12を第1位置、すなわち、座部2の前端に連なってそ
の前方下側に傾斜した状態にして前方に突出させて位置
決めできる。また、使用者が座部2に腰掛けたとき、
の脚を傾斜配置の脚載置部12上に載置できるととも
に、図1に示す第2位置、すなわち脚載置部12を座部
2の前端部下部に対し略直角下方に配置される姿勢で椅
子本体1の前端部下側に収納配置して位置決めできる。
それだけでなく、これら両位置間の任意位置を選択して
位置決めできるようになっている。
【0024】図1に示されるように脚載置部12は、そ
の幅方向両側に夫々側壁12a、12bを有していると
ともに、幅方向中央位置に中間壁12cを有している。
これら各壁12a〜12cは平行であって、隣接する側
壁12aと中間壁12cとの間に略U字状の施療溝12
dと、隣接する側壁12bと中間壁12cとの間に略U
字状の施療溝12eとを夫々形成している。施療溝12
d、12eはその上面および長手方向両端が夫々開放さ
れた構成であって、その内部に使用者の脚を収納支持す
るのに使用される。
【0025】側壁12aと中間壁12cの互いに対向す
る溝側面、および側壁12bと中間壁12cの互いに対
向する溝側面とには、夫々施療溝12d、12eに載置
された脚をマッサージするための脚用袋体15a、15
bおよび16a、16bが配設されている。これら袋体
15a、15b、16a、16bは前記袋体4、5と同
様に気密性を有するとともに軟質材料を用いて偏平な袋
に形成されていて、圧縮空気の給排気に伴い膨脹・収縮
をするものであり、膨脹したとき脚をその両側から包み
込むように挟む大きさに形成されている。なお、脚載置
部12は、以上のように配置された各袋体15a、15
b、16a、16bを覆い隠す柔軟性を有した表布10
bよりカバーされている。
【0026】前記各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8
b、9、15a、15b、16a、16bは溶着タイプ
のものであって、その構成はいずれも同様であるから、
図3〜図5に示す背中用袋体7aについて代表して説明
する。図5に示されるように袋体7aは、四角形をなす
二枚の袋体用シート51を重ね合せ、その周縁部を溶着
により接合し、かつ、一方の袋体シート51の中央部
等に給排気口52(図3および図4参照)を取付けて形
成されている。
【0027】袋体用シート51を構成する気密性の軟質
シート材料には、例えば表地51aがナイロンシート
で、これに貼り合された裏地51bがポリウレタンシー
トからなるシート材が使用される。裏地51bは表地5
1aよりも厚い。前記溶着は、裏地51b同志を接触さ
せた状態で高周波溶着機を用い、その加圧下において、
高周波振動をシール予定部に与えることにより、裏地5
1bの加圧された接触部分を溶かして接着することで実
施される。この溶着により、四角形の袋体7aの各縁部
53A〜53D(図3参照)に渡って連続する環状の接
合シール部54が設けられる。
【0028】接合シール部54は、各縁部53A〜53
Dに対応して個別に設けられた凹状シール部分54a〜
54dを連ねて形成されている。図3および図4に示さ
れるように各凹状シール部分54a〜54dは、袋体7
aの角部から各縁部53A〜53Dの中央部に行くにし
たがって袋体7aの各片53a〜53dからの距離が大
きくなるように袋体7aの内側に凹ませて夫々設けられ
ている。本実施例の場合、凹状シール部分54a〜54
dは夫々くの字状をなしている。そして、これら凹状シ
ール部分54a〜54dは、接合シール部54が袋体7
aの各片53a〜53dと平行な直線である袋体が膨脹
した時に、その直線状のシール部分が凹む形状に予め対
応して設けられている。
【0029】また、以上の構成の各袋体の給排気口52
には夫々対応する給排気管23〜29(図2参照)が接
続されている。これらの管23〜29は軟質な合成樹脂
管等の可撓性を有するエアーチューブ等からなる。
【0030】前記椅子本体1の下部、つまり座部2の下
側空間にはユニット化されたエアー給排気装置33が配
置されている。この装置33は、図2に示されるように
エアーコンプレッサ17、フィルタータンク19、分配
切換器21、電磁開閉弁22、急速排気弁32、および
制御装置30を備えて形成されている。
【0031】詳しくは、エアーコンプレッサ17は圧縮
空気供給手段として用いられるものであって、その圧縮
空気吐出口には供給管18を介してフィルタータンク1
9が接続されている。フィルタータンク19は、エアー
コンプレッサ17から供給された圧縮空気の脈動を吸収
して圧縮空気流を平滑にするために使用されている。こ
のタンク19の出口には供給管20が接続されており、
この供給管20は2本の分岐供給管20a、20bに分
岐されている。一方の分岐供給管20aの先端は空気分
配手段としての分配切換器21に接続され、他方の分岐
供給管20bの先端は弁手段としての電磁開閉弁22に
接続されている。
【0032】分配切換器21は、この種エアー式マッサ
ージ機に用いられている周知のモータ等により駆動され
るロータリ弁であって、分岐供給管20aが接続される
一つの吸気ポートと、各給排気管23〜29が個別に接
続される複数の分配ポートと、一つの排気ポートとを有
しており、その流路切換用のロータの回転により、任意
に選択された分配ポートと吸気ポートとを連通するとと
もに、選択されなかった分配ポートを排気ポートに連通
させて、非脚用の各袋体についての選択的給気と選択的
排気とができるように形成されている。
【0033】給排気管23は前記腿用袋体4に接続さ
れ、給排気管24は前記尻用袋体5に接続され、給排気
管25はさらに分岐されて前記腰用袋体6a、6bに個
別に接続され、給排気管26は前記背筋用袋体9に接続
され、給排気管27はさらに分岐されて前記背中用袋体
7a、7bに個別に接続され、給排気管28はさらに分
岐されて前記首肩用袋体8a、8bに個別に接続されて
いる。
【0034】電磁開閉弁22には脚用の給排気管29が
接続され、この管29は一対の分岐給排気管29a、2
9bに分岐されている。一方の分岐給排気管29aはさ
らに分岐されて前記脚用袋体15a、15bに個別に接
続され、他方の分岐給排気管29bはさらに分岐されて
前記脚用袋体16a、16bに個別に接続されている。
給排気管29の分岐部と電磁開閉弁22との間の管路
には、脚用袋体15a、15b、16a、16b内の空
気を急速に排出するための急速排気手段としての急速排
気弁32が設けられている。急速排気弁32は、エアー
コンプレッサ17の動作下において脚用袋体15a、1
5b、16a、16b方向への圧縮空気の流通を可能と
するとともに、エアーコンプレッサ17の停止下におい
て脚用袋体15a、15b、16a、16bから排出さ
れる空気が逆流する際に、この排気を一挙に大気中に排
出する急速排気を行うものであって、その排気効率は前
記分配切換器21での排気効率よりも大である。この急
速排気弁32での急速排気によって、脚による押し潰し
作用が小さい脚用袋体15a、15b、16a、16b
の収縮を速やかに行わせることができる。
【0035】制御手段としての前記制御装置30は、図
示しない中央演算処理装置CPU、リードオンメモリR
OM、ランダムアクセスメモリROM等を備える周知の
マイクロコンピュータからなるものである。この制御装
置30には各種の動作モードを実行させるプログラムが
格納されており、その選択された動作モードにしたがっ
てエアーコンプレッサ17、分配切換器21、および電
磁開閉弁22の動作を制御して、各袋体に対する選択的
給排気を行わせるように構成されている。
【0036】なお、各種動作モードとしては、全身マッ
サージコース、上半身マッサージコース、および下半身
マッサージコースのコース別動作モードと、首肩、背
中、背筋、腰、尻、腿、および脚の各身体部分を単独に
マッサージするポイントマッサージ動作モード、および
前記コース別動作モードと脚用ポイントマッサージ動作
モード以外の各ポイントマッサージ動作モードに対して
脚用ポイントマッサージ動作モードを同時に実施させる
脚同期動作モードとが設定されている。前記各動作モー
ドは、リモートコントローラ31により入力される。
【0037】前記構成の椅子式エアーマッサージ機は、
椅子本体1に座った状態で、リモートコントローラ31
の操作を介して必要な動作モード等の指定することで使
用される。エアー給排気装置33が動作されると、前記
指定により選択された袋体と分配切換器21を介してフ
ィルタータンク19とが連通されている期間は、選択さ
れた袋体に圧縮空気が供給される。それにより、圧縮空
気が供給された袋体が膨脹する。また、エアー給排気装
33が停止されるとともに分配切換器21を介して選
択された袋体に接続されている給排気管と外気とが連通
している期間は、膨脹した袋体が使用者の体重により押
し潰されて、その内部の空気が排出されるので、前記選
択された袋体は収縮する。
【0038】このような膨脹・収縮動作が分配切換器2
1の回転に伴い繰返されることにより、身体に対して選
択された袋体による圧迫が断続的に与えられて、マッサ
ージが行われる。
【0039】ところで、各袋体4、5、6a〜8b、6
b〜8b、9、15a、15b、16a、16bに、そ
の各縁部53A〜53Dに渡って連続して設けられた環
状の接合シール部54は、袋体の角部から各縁部53A
〜53Dの中央部に行くにしたがって袋体の各辺53a
〜53dからの距離が大きくなるように袋体の内側に凹
む凹状シール部分54a〜54dを連ねてなり、これら
凹状シール部分54a〜54dは、接合シール部が袋体
の辺と平行な直線である袋体が膨脹した時に、その直線
からなる接合シール部が凹む形状に予め対応している。
【0040】そのため、各袋体4、5、6a〜8b、6
b〜8b、9、15a、15b、16a、16bが膨脹
する時には、その膨脹に伴い各縁部53A〜53Dが夫
々袋体の内側方向に引っ張り寄せられるにも拘らず、各
縁部53A〜53Dの中央部の屈曲およびこの屈曲部を
起点とするしわの発生が防止され、図4に示されるよう
に無理なく各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bを膨脹させること
ができる。
【0041】したがって、各袋体4、5、6a〜8b、
6b〜8b、9、15a、15b、16a、16bの膨
脹・収縮に伴う接合シール部54への負荷が少なくなる
から、これら袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bの寿命を長くでき
る。
【0042】図6は本発明の第2実施例の要部を示して
いる。この第2実施例は、接合シール部をなす凹状シー
ル部分の構成のみが前記第1実施例とは異なり、それ以
外の構成は図6に図示されない部分を含めて図1〜図5
に示した前記第1実施例のエアーマッサージ機と同じ構
成であるので、図示されない構成については図1〜図5
をもって代用するとともに、図示される同一ないしは同
様な構成部分には第1実施例と同一の符号を付して、そ
れらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明に
ついては省略するが、これらの同一ないしは同様な部分
についても第2実施例に係るエアーマッサージ機の構成
の一部をなすものである。
【0043】この第2実施例における凹状シール部分5
4a〜54dは、いずれも円弧状に湾曲して形成されて
いる。なお、この点以外の構成は前記第1実施例と同じ
である。したがって、この第2実施例においても、本発
明の所期の目的を達成できる。
【0044】図7は本発明の第3実施例の要部を示して
いる。この第3実施例は、袋体の各縁部の構成のみが前
記第1実施例とは異なり、それ以外の構成は図7に図示
されない部分を含めて図1〜図5に示した前記第1実施
例のエアーマッサージ機と同じ構成であるので、図示さ
れない構成については図1〜図5をもって代用するとと
もに、図示される同一ないしは同様な構成部分には第1
実施例と同一の符号を付して、それらの構成の説明およ
びそれに基づく作用効果の説明については省略するが、
これらの同一ないしは同様な部分についても第3実施例
に係るエアーマッサージ機の構成の一部をなすものであ
る。
【0045】この第3実施例における縁部53A〜53
Dは、これらの各片53a〜53dを、対応する各凹状
シール部分54a〜54dと平行にして形成されてい
る。なお、この点以外の構成は前記第1実施例と同じで
ある。したがって、この第3実施例においても、本発明
の所期の目的を達成できる。
【0046】図8は本発明の第4実施例の要部を示して
いる。この第4実施例は、袋体内に収縮制限スペーサを
収納した点のみが前記第1実施例とは異なり、それ以外
の構成は図8に図示されない部分を含めて図1〜図5に
示した前記第1実施例のエアーマッサージ機と同じ構成
であるので、図示されない構成については図1〜図5を
もって代用するとともに、図示される同一ないしは同様
な構成部分には第1実施例と同一の符号を付して、それ
らの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明につ
いては省略するが、これらの同一ないしは同様な部分に
ついても第4実施例に係るエアーマッサージ機の構成の
一部をなすものである。
【0047】各袋体4、5、6a〜8b、6b〜8b、
9、15a、15b、16a、16bに個別に内蔵され
た収縮制限スペーサ81は、袋体の内部形状よりやや小
さい相似形状をなしているとともに、中央部に孔81b
を有している。このスペーサ81の外周部81aは、袋
体の各縁部53A〜53Dに渡って連続して設けられた
環状の接合シール部54の近傍に位置されている。この
スペーサ81は厚手に形成されているとともに、その外
周部81aは接合シール部54側程厚く形成されてい
る。この収縮制限スペーサ81は、スポンジ状に成形さ
れた発泡ウレタン等の軟質で変形自在な材料で形成して
ある。このような材料の選定は、身体で押されて袋体
4、5、6a〜8b、6b〜8b、9、15a、15
b、16a、16bが収縮される際の異物感を少なくし
て、使い心地を向上できる点で優れているとともに、孔
81bを設けてあるから、このスペーサ81の変形をよ
り容易にできる点で優れている。なお、この点以外の構
成は前記第1実施例と同じである。
【0048】したがって、この第4実施例では、接合シ
ール部54の構成によって、本発明の所期の目的を達成
できる他、以下の理由においても本発明の所期の目的を
達成できるから、総合的に袋体の寿命をより高めること
ができる。
【0049】すなわち、袋体4、5、6a〜8b、6b
〜8b、9、15a、15b、16a、16bに内蔵さ
れた収縮制限スペーサ81により、袋体が収縮する際
に、袋体をなす二枚の袋体用シート51の裏面同志が互
いに接することが妨げられ、袋体の収縮が制限される。
この場合、収縮制限スペーサ71の外周部が特に厚くな
っているので、袋体の収縮状態における二枚の袋体用シ
ート51間に形成される接合シール部54を中心とする
開き角度γを大きく確保できる。
【0050】したがって、袋体の膨脹・収縮のたびに二
枚の袋体用シート51は、収縮制限ストッパ71がない
構成に比較して、γ/2の角度相当分だけ接合シール部
54を中心とする両袋体用シート51の動きを小さく制
限して、袋体の膨脹・収縮に伴う接合シール部54の間
際の内側部分51cに曲げを小さくできる。
【0051】そのため、袋体の膨脹・収縮に伴う前記接
合シール部54の内側部分51cに与えられる負荷が少
なくなり、それによって袋体の寿命を長くできるもので
ある。
【0052】なお、本発明は前記各実施例に示した椅子
式エアーマッサージ機に実施を制約されるものではな
く、例えば、ベッドやにソファー少なくとも一つの溶着
タイプの袋体を組み込んで、その膨脹・収縮の繰り返し
により使用者の身体を断続的に加圧するベッド式または
ソファー式等のエアーマッサ−ジ機にも適用できる。
【0053】
【発明の効果】以上詳記したように本発明は構成されて
いるので次の効果を有する。
【0054】請求項1、2の発明に係るエアーマッサー
ジ機によれば、マッサージ機本体に取付けられた溶着タ
イプで四角形状の袋体の各縁部に対する屈曲部とこれを
起点とするしわの発生を防止しつつ、袋体を無理なく膨
脹させることができるから、袋体の膨脹・収縮に伴う接
合シール部への負荷が少なく、したがって、袋体の寿命
を長くできる。
【0055】また、請求項の発明に係るエアーマッサ
ージ機によれば、袋体に内蔵されるとともに中央部に孔
を有しかつ軟質で変形自在な材料で形成された収縮制限
スペーサにより、マッサージ機に取付けられた溶着タイ
プの袋体の膨脹・収縮に伴い重ね合わされた袋体用シー
トの動きを小さく制限して、袋体の膨脹・収縮に伴う接
合シール部の間際の内側部分についての曲げを小さくで
きるから、袋体の膨脹・収縮に伴う前記接合シール部へ
の負荷が少なく、したがって、袋体の寿命を長くでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機の構成を示す斜視図。
【図2】第1実施例に係る椅子式エアーマッサージ機の
各袋体に対する給排気系統を示すブロック図。
【図3】第1実施例に係る椅子式エアーマッサージ機が
備える袋体の構成を示す背面図。
【図4】図4に示された袋体の膨脹状態を示す斜視図。
【図5】図4に示された袋体の膨脹状態を一部省略して
示す断面図。
【図6】本発明の第2実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す背面図。
【図7】本発明の第3実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す背面図。
【図8】本発明の第4実施例に係る椅子式エアーマッサ
ージ機が備える袋体の構成を示す断面図。
【図9】従来例に係るエアーマッサージ機が備える袋体
の構成を示す背面図。
【図10】図9に示された袋体の膨脹状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…椅子本体(マッサージ機本体)、4、5、6a〜8
a、6b〜8b、9、15a、15b、16a、16b
…袋体、30…エアー給排気装置、51…袋体用シー
ト、51c…袋体用シートの内側部分、53A〜53D
…袋体の縁部、52…給排気口、53a〜53d…袋体
の辺、54…接合シール部、54a〜54d…凹状シー
ル部分、81…収縮制限スペーサ、81a…収縮制限ス
ペーサの外周部 81b…収縮制限スペーサの中央部の
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 洋光 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社 テック秦野工場内 (72)発明者 稲葉 勝美 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社 テック秦野工場内 (56)参考文献 特開 昭56−136553(JP,A) 実公 平4−6750(JP,Y2) 実公 昭59−11014(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マッサージ機本体と、重ね合わされた軟質
    な袋体用シートの周縁部を溶着により接合して四角形状
    形成されるとともに前記マッサージ機本体に取付けら
    れ圧縮空気の給排気に伴って膨脹・収縮をする溶着タイ
    プの袋体と、この袋体に圧縮空気を給排気するエアー給
    排気装置とを具備するエアーマッサージ機において、前
    記袋体の各縁部に個別に設けられたシール部分が連続し
    て環状をなす接合シール部の前記各シール部分を、これ
    らシール部分が前記袋体の各辺と平行な直線である袋体
    を膨張させたときに、その直線状シール部分が前記袋体
    の内側方向に引っ張り寄せられて凹む形状に対応させ
    て、前記袋体の角部から前記各縁部の中央部に行くにし
    たがって前記袋体の各辺からの距離が大きくなるように
    前記袋体の内側に凹む凹状シール部分としたことを特徴
    とするエアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記袋体の給排気口を、一方の袋体用シー
    トの中央部に取付けたことを特徴とする請求項1に記載
    エアーマッサージ機。
  3. 【請求項3】 マッサージ機本体と、重ね合わされた軟質
    な袋体用シートの周縁部を溶着により接合して形成され
    るとともに前記マッサージ機本体に取付けられ圧縮空気
    の給排気に伴って膨脹・収縮をする溶着タイプの袋体
    と、この袋体に圧縮空気を給排気するエアー給排気装置
    とを具備するエアーマッサージ機において、 前記袋体に
    その内部形状よりやや小さい相似形状をなすとともに中
    央部に孔を有しかつ軟質で変形自在な材料で形成された
    収縮制限スペーサを内蔵し、このスペーサの外周部を前
    記袋体の縁部に連続して設けられた環状の接合シール部
    の近傍に位置させたことを特徴とするエアーマッサージ
    機。
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