JP3080540B2 - エアマッサージ装置用空気袋 - Google Patents

エアマッサージ装置用空気袋

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JP3080540B2 JP06179072A JP17907294A JP3080540B2 JP 3080540 B2 JP3080540 B2 JP 3080540B2 JP 06179072 A JP06179072 A JP 06179072A JP 17907294 A JP17907294 A JP 17907294A JP 3080540 B2 JP3080540 B2 JP 3080540B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気が給排気されて膨
脹・収縮を繰り返し、それにより、マッサージを行うエ
アマッサージ装置用の空気袋に関する。
【0002】
【従来の技術】エアマッサージ装置は、その本体の人体
当接部に取付けられた空気袋に対して、前記エアマッサ
ージ装置のエア給排気装置で空気を給排気することによ
り、空気袋を膨脹・収縮させ、その繰り返しによりマッ
サージを行うものである。
【0003】図6にはエアマッサージ装置に使用される
空気袋1が示されている。この空気袋1はポリエチレン
をブロー成型することにより略短冊形に成形されたもの
で、その長手方向の一端部に空気を導く図示しないチュ
ーブが接続される空気出入り口2が設けられている。
【0004】空気袋1内の空気が排出されて空気袋1が
収縮した状態は図7(A)に示されており、この収縮状
態において空気袋1は偏平状をなす。空気袋1内に空気
が送り込まれて空気袋1が膨脹した状態は図7(B)に
示されており、この膨脹状態において空気袋1は断面円
形をなす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】空気袋1は収縮した状
態で図7(A)のように偏平状をなすが、従来の空気袋
1の内面は凹凸が全くない平坦な構成であるから、収縮
された状態において空気袋1の内面が略全面的に密着さ
れる。
【0006】そのため、収縮状態から膨脹する際に、密
着した内面同志が急速に剥されるため、剥がれる音が大
きく、使用者にとって耳障りであるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、収縮状態から膨脹するこ
とに伴い発生する音を小さくできるエアマッサージ用空
気袋を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアマッサー
ジ装置の本体の人体当接部に取付けられて、前記エアマ
ッサージ装置のエア給排気装置で空気が給排気されるこ
とにより、膨脹・収縮を繰り返すとともに収縮した際に
偏平状をなし、かつ、平面形状がほぼ長方形状で、その
長手方向一端部に前記長手方向に沿うように空気を出入
りさせる空気出入り口を有するエアマッサージ装置用空
気袋において、前記偏平状に収縮された際に向かい合う
部位の少なくとも一方の内面に、前記長手方向に延びて
リブ状をなす複数のスペーサ凸部を夫々内側に突出させ
設けたものである。
【0009】
【作用】前記空気袋の構成において、その内面に内側に
突出するとともに空気袋の長手方向に延びて設けられた
リブ状の複数のスペーサ凸部は、空気袋内の空気が排出
されて、空気袋が偏平となった際に、その互いに向かい
合う部位の内面が全面的に密着することを妨げて、空気
袋が膨脹する際に剥がされる部分を少なくする。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1はマット式エアマッサージ装置Aの
構成を分解して示す斜視図、図2は前記装置Aの本体を
なすマット本体に対する本実施例に係る空気袋の配置を
示す平面図であって、これらの図中10はマット本体で
ある。この本体10はその全体が人体当接部となってい
るとともに、マット本体10は、人体の肩より上を受け
る首・肩受け部10aと、腰部から背中等を受ける腰受
け部10bと、腰から下を受ける足受け部10cとの三
つに区画されている。
【0011】図3に示されるようにマット本体10は、
エステル起毛からなる表生地11と、綿からなる裏生地
12とで覆われたウレタンフォームからなる上層部14
および下層部15を有している。表裏両生地11、12
は周部生地13で連結され、この生地13の自由変形に
より表裏両生地11、12の相互間の距離が自在に変わ
り得るようにしてある。上層部14と下層部15との間
には、平面形状が略短冊状をなす空気袋18a〜18h
が配置されている。
【0012】図2に示されるように空気袋18a、18
bは首・肩受け部10aに配置され、空気袋18c〜1
8gは腰受け部10bに配置され、空気袋18hは足受
け部10cに配置されている。足受け部10cの上層部
14と下層部15との間には電床帯18iが配置されて
いる。マット本体10は裏返して使用可能であり、寒い
時期には保温性がある表生地11を上にして使用され、
暑い時季には通気性がよい裏生地12を上にして使用さ
れる。
【0013】各空気袋18a〜18hは、ポリエチレン
製で、ブロー成型により成形されたものであって、図4
に示されるように平面視ほぼ長方形状で、その長手方向
の一端部に管状をなす空気出入り口31を有していると
ともに、図5(A)(B)に示されるように内面にスペ
ーサ凸部32を複数設けて形成されている。図4に示さ
れるように空気出入り口31は空気袋18a〜18hの
長手方向に空気を出入りさせる向きに設けられている。
【0014】スペーサ凸部32は例えば空気袋の長手方
向に延びるリブ状をなしている。これらのスペーサ凸部
32は図5(A)に示されるように空気袋18a〜18
hがその内部の空気が排出されて偏平状に収縮された際
に、向かい合う部位33、34の内面から夫々内側に突
出して設けられている。なお、スペーサ凸部32は前記
部位33、34のうちの少なくとも一方のみに設けても
よい。
【0015】また、特に、図5(A)(B)に示される
ようにスペーサ凸部32は先端に向かうにしたがい先細
状とすることは、これら凸部32の前記部位33、34
への接触面積をより小さくする点で好ましい。
【0016】図2に示されるようにマット本体10の一
側部にはホース接続部17が設けられ、この接続部17
と空気袋18a〜18hとは夫々チューブ19a〜19
hを介して接続されている。マット本体10の前記一側
部にはホース接続部17に隣接してコード接続部16が
設けられ、この接続部16は電床帯18iにリード線1
9iを介して電気的に接続されている。
【0017】図1中20はエア給排気装置20で、これ
は図示しないが圧縮空気を生成するエアコンプレッサ
と、生成された圧縮空気を蓄えるエアタンクと、ロータ
リバルブとを有している。図1に示されるようにホース
接続部17には複数のチューブからなるホース束3の一
端部が着脱自在に接続され、このホース束3の他端部は
エア給排気装置20のホース接続部20bに着脱自在に
接続される。
【0018】このホース束3の両端部をマット本体10
のホース接続部17とエア給排気装置20のホース接続
部20bとに夫々差し込み接続した状態で、エア給排気
装置20を動作させることにより、前記ロータリバルブ
は、その回転で前記エアタンクとホース束3とを連通さ
せ、或いはホース束3と外気とを連通させる。それによ
り、空気袋18a〜18hに対する空気の供給と排出と
が繰り返され、空気袋18a〜18hが膨脹・収縮を繰
り返してマッサージを行うようになっている。
【0019】エア給排気装置20に取付けられた操作パ
ネル21には、電源スイッチ22と、操作部23と、目
覚まし設定部24と、動作や設定等を表示する表示部2
5とが設けられている。操作部23により、全身、背
中、足のいずれかのマッサージ箇所の指定、任意な局部
をマッサージさせる局部マッサージ箇所の指定、空気袋
18a〜18hの膨脹・収縮の時間調節、エアマッサー
ジ動作の指定、および電床帯18iの発熱により電位治
療を行う電位治療の指定等ができる。目覚まし設定部2
4により、目覚ましコースが設定され、それにより指定
した起床時間にエア給排気装置20を動作させることが
できる。
【0020】なお、図1中2は一端がコード接続部16
に着脱自在に差し込み接続されるコードであり、この他
端はエア給排気装置20のコード接続部20aに着脱自
在に差し込み接続される。このコード2を介して前記電
床帯18iがエア給排気装置20の操作パネル21での
操作に基づき制御される。
【0021】前記構成のマット式エアマッサージ装置A
において、エア給排気装置20の操作パネル21を操作
して必要な指定等をしてエア給排気装置20を動作させ
ると、空気袋18a〜18hのうちの少なくとも一つに
対して、まず、前記ロータリーバルブを介して前記エア
タンクとホース束3とが連通されている期間は圧縮空気
が供給される。それにより、圧縮空気が供給された空気
袋は膨脹する。また、前記ロータリーバルブを介してホ
ース束3と外気とが連通している期間は、空気袋内の空
気が使用者の体重により排気され、それにより空気袋は
押し潰されるように収縮して偏平状になる。そして、こ
のような膨脹・収縮動作が前記ロータリーバルブの回転
により繰り返され、それによって、マット本体10上の
人体に対するマッサージが行われる。
【0022】このような空気袋18a〜18hの膨脹状
態は図5(B)に示され、また、収縮状態は図5(A)
に示されている。そして、収縮状態では、空気袋18a
〜18hの互いに向かい合う部位33、34は面接触し
ようとする。しかし、これらの部位33、34には夫々
スペーサ凸部32が設けられているから、これらの凸部
32により前記向かい合う部位33、34の殆どの部分
は、密着することなく離された状態に維持され、前記部
位33、34に対してはスペーサ凸部32のみが密着さ
れる。このように空気袋18a〜18hが収縮された状
態では、その内面の密着面積が極めて少ない。
【0023】そのため、空気袋18a〜18hがその収
縮状態から膨脹する際には、スペーサ凸部32とこれが
接した前記部位33、34の局部との剥がれを伴って行
われる。したがって、この膨脹の際に剥がされる部分が
少ないので、その剥がれに伴って発生する音を低減で
き、それにより、使用者にとって耳障りな動作音を小さ
くできる。
【0024】なお、本発明は前記一実施例に限定されな
い。例えば本発明は椅子の座部および背凭れ部に空気袋
を内蔵して形成される椅子式のエアマッサージ装置の空
気袋にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のエアマッサ
ージ装置用空気袋によれば、その内面に、収縮時に内面
が全面的に密着することを妨げるスペーサ凸部を設けた
から、空気袋が膨脹する際に剥がされる部分が少なく、
それに伴い剥される音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気袋を備えるマット
式エアマッサージ装置全体の構成を分解して示す斜視
図。
【図2】図1に示されたマット式エアマッサージ装置の
マット本体に対する空気袋の配置を示す平面図。
【図3】図1に示されたマット式エアマッサージ装置の
マット本体の一部を示す断面図。
【図4】本発明の一実施例に係る空気袋の構成を示す平
面図。
【図5】(A)は同実施例に係る空気袋を収縮した状態
において示す断面図。(B)は同実施例に係る空気袋を
膨脹した状態において示す断面図。
【図6】従来例に係るエアマッサージ装置用空気袋の構
成を示す平面図。
【図7】(A)は同従来例に係る空気袋を収縮した状態
において示す断面図。(B)は同従来例に係る空気袋を
膨脹した状態において示す断面図。
【符号の説明】
A…エアマッサージ装置、 10…マット本体(エアマッサージ装置の本体)、 10a…肩・首受け部(人体当接部)、 10b…腰受け部(人体当接部)、 10c…足受け部(人体当接部)、 18a〜18h…空気袋、 20…エア給排気装置、31…空気出入り口、 32…スペーサ凸部、 33、34…空気袋の収縮時に向かい合う部位。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアマッサージ装置の本体の人体当接部に
    取付けられて、前記エアマッサージ装置のエア給排気装
    置で空気が給排気されることにより、膨脹・収縮を繰り
    返すとともに収縮した際に偏平状をなし、かつ、平面形
    状がほぼ長方形状で、その長手方向一端部に前記長手方
    向に沿うように空気を出入りさせる空気出入り口を有す
    エアマッサージ装置用空気袋において、前記偏平状に
    収縮された際に向かい合う部位の少なくとも一方の内面
    に、前記長手方向に延びてリブ状をなす複数のスペーサ
    凸部を夫々内側に突出させて設けたことを特徴とするエ
    アマッサージ装置用空気袋。
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JP4505109B2 (ja) * 2000-06-02 2010-07-21 株式会社フジ医療器 マッサージ器
US7442175B2 (en) * 2005-12-12 2008-10-28 Tyco Healthcare Group Lp Compression sleeve having air conduit

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