JP2918569B2 - 微温風ふとん - Google Patents

微温風ふとん

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JP2918569B2 JP20926589A JP20926589A JP2918569B2 JP 2918569 B2 JP2918569 B2 JP 2918569B2 JP 20926589 A JP20926589 A JP 20926589A JP 20926589 A JP20926589 A JP 20926589A JP 2918569 B2 JP2918569 B2 JP 2918569B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、微温風を吹きだすマッサージマット等の
微温風ふとんに関するものである。
〔従来の技術〕
エアー噴出用マットを内蔵し、エアー噴出用マットの
下側に発熱体を設けて、微温風を吹きだすことにより除
湿するようにした微温風ふとんが考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、ふとんに寝ている身体を暖める場合、身体の
末端の血液を暖めることで全身に熱を伝えることが最適
である。
ところが、この微温風ふとんは、発熱体よ加熱された
エアー噴出用マットの空気により足元と背中がほぼ同じ
温度に暖められるため、採暖効果が悪くなる欠点があっ
た。
したがって、この発明の目的は、除湿が可能でしかも
頭寒足熱が達成できる微温風ふとんを提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)の微温風ふとんは、マット本体の足元側
に第1のエアー噴出用マットを内蔵し、第2のエアー噴
出用マットを前記マット本体の略中央付近に内蔵し、前
記第1のエアー噴出用マットの下側に発熱体を配設する
とともに、前記第1のエアー噴出用マットにエアー供給
制御装置のエアー供給部を接続し、かつ前記第1のエア
ー噴出用マットを介して前記第2のエアー噴出用マット
にエアーを供給するように前記第2のエアー噴出用マッ
トを第1のエアー噴出用マットに直列に接続したもので
ある。
請求項(2)の微温風ふとんは、請求項(1)におい
て、前記エアー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能
なマッサージ用の複数のエアー袋を前記第2のエアー噴
出用マットの下側に並設し、前記エアー袋の各々の下面
中央にエアーを取り入れる空気口を突設し、この空気口
をマット本体の係止部に嵌合したものである。
請求項(3)記載の微温風ふとんは、請求項(1)に
おいて、前記エアー供給制御装置に制御されて膨張収縮
可能なマッサージ用の複数のエアー袋を前記第2のエア
ー噴出用マットの下側に並設し、前記エアー袋の各々を
その並び方向の一端側から他端側に順次繰り返し膨張収
縮させるとともに、その移動の過程で移動方向と反対向
きに後退する動作を含めたものである。
〔作用〕
請求項(1)の微温風ふとんによれば、エアー供給制
御装置を制御して第1のエアー噴出用マットおよび第2
のエアー噴出用マットよりエアーを噴出させ、夏場の湿
気を除去する。また発熱体を発熱させて第1のエアーの
噴出用マットのエアーを加熱し、第1のエアー噴出用マ
ットおよび第2のエアー噴出用マットより微温風を吹き
だして、身体を暖めるとともに除湿する。この場合、第
1のエアー噴出用マットに第2の噴出用マットが直列に
接続されているため、第2のエアー噴出用マットから吹
きだす風は冷却により第1のエアー噴出用マットから吹
きだす風の温度より低く、そのため頭寒足熱を達成でき
快適性が向上する。
請求項(2)の微温風ふとんによれば、エアー袋をエ
アー供給制御装置で制御することによりマッサージが得
られるとともに、エアー袋の中央下面に空気口を突設し
てマット本体の係止部に嵌合しているため、エアー袋の
移動がないので確実なマッサージができるとともに、エ
アー袋をひもで固定した従来例と比較してエアー袋の膨
張収縮の障害がなく、またエアー袋の中央下面に空気口
が位置するため人がふとんの上に載っても空気口が身体
に感じることがなく違和感がない。
請求項(3)の微温風ふとんによれば、膨張収縮の移
動においてその移動方向と反対向きに動作する過程を含
むため、身体を単純に圧迫するだけでなく、エアー袋の
膨張収縮の高低差を身体の一部に加えながら逐次部位を
変化させていくことにより、各部位は上面の圧迫のみで
なく側面よりのねじり動作が入るので身体のもみほぐし
作用が発生し、より効果のあるマッサージができるとと
もに、身体のこりの解消になる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図ないし第12図に基づいて
説明する。すなわち、この微温風ふとんは、マット本体
1と、第1のエアー噴出用マット23と、第2のエアー噴
出用マット25と、発熱体24と、エアー供給制御装置4と
を有する。
マット本体1は、表面に人体が横たえることができる
長さを有し、第5図のように頭部11,胴脚部12,足部13,
機器部14にわかれ、これらが回動自在にヒンジ部15で連
結され、第6図のように折り畳み可能にしている。
胴脚部12は、第3図および第4図に示すように3層の
芯体5〜7および2層のパッド8,9を積層し外表面の全
体をマットカバー10で覆っている。芯体5〜7は、やや
硬質の発泡ウレタン等で構成され、芯体5は芯体6,7よ
りやわらかい発泡ウレタン等で構成することもある。発
泡ウレタンは弾性的に等価な人工または天然の綿で構成
することも可能である。芯体5にはエアー袋固定兼用の
ホース貫通孔16を縦に形成し、芯体6には水平方向にホ
ース案内溝17を形成している。またパッド9は発泡ウレ
タン,天然または化学繊維羽毛等の綿などによって構成
され、エアー袋収納用開口部18を形成するとともに上面
に第2のエアー噴出用マット25を取付けている。
マット本体1の胴脚部12以外の部分は第2図のように
ウレタン層19,パッド層により形成している。足部13は
ウレタン層19およびパッド層20に収納凹部21,22を形成
し、収納凹部22に第1のエアー噴出用マット23を収納
し、収納凹部21に発熱体24を収納している。
第1のエアー噴出用マット23は、マット本体1の足元
側すなわち足部13に内蔵し、第2のエアー噴出用マット
25はマット本体1の略中央付近すなわち胴脚部12に内蔵
するとともに、エアーが第1のエアー噴出用マット23を
介して第2のエアー噴出用マット25に供給されるように
前記第1のエアー噴出用マット23に第2のエアー噴出用
マット25を直列に接続し、かつ第1のエアー噴出用マッ
ト23の下側に発熱体に24を配設している。
第1のエアー噴出用マット23および第2のエアー噴出
用マット25は、第12図のように略等間隔で点状の接合部
33を形成するとともに、接合部33の間にエアー噴出孔34
を形成している。また空気口(図示せず)に接続された
単数または複数の空気ホース27′により相互に直列に接
続され、さらに第1のエアー噴出用マット23よりエアー
供給制御装置4の制御部31に接続されてコントロールさ
れる。したがって、制御部31よりエアーを第1のエアー
噴出用マット23に送り込むと、第1のエアー噴出用マッ
ト23のエアー噴出孔34からエアーが吹きだすとともに第
1のエアー噴出用マット23から空気ホース27′を介して
第2のエアー噴出用マット25にエアーが供給され、その
エアー噴出孔34から吹きだし、これらにより湿気を除去
する。
発熱体24は、第1のエアー噴出用マット23の下面に配
置され、制御部31により電気的に制御されて、足部13を
暖めるとともに第1のエアー噴出用マット23から吹きだ
すエアーを温め、エアー噴出用マット25がエアー噴出用
マット23に直列に接続されているため温められた空気の
一部は第2のエアー噴出用マット25のエアー噴出孔34か
ら吹きでる。なお第1のエアー噴出用マット23および第
2のエアー噴出用マット25の形状は同一にこだわらず互
いに異なってもよい。
第2のエアー噴出用マット25の下側には、エアー供給
制御装置4に制御されて膨張収縮可能なマッサージ用の
複数のエアー袋2が並設されている。エアー袋2は、マ
ット本体1の表面に横たえる人体の身長方向すなわち長
手方向に複数並ぶとともにエアー袋2の膨張によりエア
ー袋2の位置するマット本体1の表面26が膨らむよう
に、前記エアー袋2をマット本体1の内部に収納してい
る。すなわち、実施例ではエアー袋2は5個であり、パ
ッド9のエアー袋収納用開口部18に収納される。各エア
ー袋2はその下面中央にエアーを取り入れる空気口28を
突設し、この空気口28をマット本体1の係止部となる芯
体5の貫通孔16に嵌合してマット本体1に位置決め固定
するとともに、芯体6のホース案内溝17および芯体5の
貫通孔16に通した空気ホース27と接続している。またエ
アー袋2は第8図および第9図のように両端部を中央部
より細く形成している。これは、両端部を中央部と略同
一にすると、エアー袋2が膨張した際にマット本体1の
両側端のマットカバー10が膨れ上がり破損するおそれが
あるので、これを防止するとともに、体重がかかりやす
い中央部を大きく膨張させることができるので、全体に
略均一に体重を支えることができるからである。
またマット本体1の身体の背筋の腰椎に相当する位置
のエアー袋2に背筋伸ばし用エアー袋3が重ねられ、エ
アー袋2の膨張による前記マット本体1の前記表面26の
脹らみ高さよりも高く前記表面26が膨らむようにして、
背筋伸ばしを可能にしている背筋伸ばし用エアー袋3と
この背筋伸ばし用エアー袋3が重なるエアー袋2とは4
枚のシートにより構成され、第10図および第11図のよう
に、上2枚のシートでエアー袋2を形成し下2枚のシー
トで背筋伸ばし用エアー袋3を形成するとともに中央の
2枚のシートの中央部を相互に連通しないように接合し
て一体にしている。これらのシートは塩化ビニル,ウレ
タンゴム等の弾性のある材料で形成され、膨張したとき
風船のように過膨張となるのを防ぐためにシート材料の
表面または内部に芯となる繊維をラミネートまたはサン
ドイッチしてある。これはエアー袋2を膨らませたとき
の圧力を人体に伝える硬さを保つのに有効である。
エアー供給制御装置4は、第1のエアー噴出用マット
23にエアーを供給するとともに発熱体24を制御し、さら
にエアー袋2および背筋伸ばし用エアー袋にエアーを供
給する。このエアー供給制御装置4は第7図のようにエ
アーポンプ30,制御部31および操作部32からなり、第1
のエアー噴出用マット23が空気ホース27′により制御部
31に接続されるとともに、各エアー袋2および背筋伸ば
し用エアー袋3に接続された空気ホース27が制御部31に
接続され、制御部31を介してエアーポンプ30に接続され
ている。制御部31は第1のエアー噴出用マット23,第2
のエアー噴出用マット25,エアー袋2および背筋伸ばし
用エアー袋3のコントロール、エアーポンプ30の能力の
コントロール、圧力のコントロール、タイマ機能、各機
能の切り換え等の機能を有し、エアーポンプ30の作動,
第1のエアー噴出用マット23および第2のエアー噴出用
マット25へのエアーの供給、エアー袋2へのエアーの供
給順序,背筋伸ばし用エアー袋3へのエアーの供給制御
等の制御をする。
この微温風ふとんは、エアー供給制御装置4を制御し
て第1のエアー噴出用マット23および第2のエアー噴出
用マット25よりエアーを噴出させ、夏場の湿気を除去す
る。また発熱体24を発熱させて第1のエアー噴出用マッ
ト23のエアーを加熱し、第1のエアー噴出用マット23お
よび第2のエアー噴出用マット25より微温風を吹きだし
て、身体を暖めるとともに除湿する。この場合、第1の
エアー噴出用マット23に第2のエアー噴出用マット25が
直列に接続されているため、第2のエアー噴出用マット
25から吹きだす風は冷却により第1のエアー噴出用マッ
ト23から吹きだす風の温度より低く、そのため頭寒足暖
を達成でき快適性が向上する。
また、この微温風ふとんによりマッサージを行う場
合、エアー供給制御装置4を制御して各エアー袋2を所
定の順序で膨張収縮させる。たとえば、第7図において
エアー袋2に左から〜の指定番号を付すと、→
→→→の順序で繰り返す場合のほか、エアー袋2
の各々をその並び方向の一端側から他端側に順序膨張収
縮させるとともに、その移動の過程で移動方向と反対向
きに後退する動作を含めている。この例としてたとえ
ば、→→→→→→→→→→→
→の順序で繰り返す場合、→→→→→→
→→→→の順序で繰り返す場合、→→
→→→→→の順序で繰り返す場合があり、も
みほぐし作用を伴って効果的なマッサージができる。
また背筋伸ばしを行う場合、エアー供給制御装置4を
制御して背筋伸ばし用エアー袋3を膨張させる。この場
合、エアー袋2および背筋伸ばし用エアー袋3を同時に
膨張させると効果的である。なおマッサージ兼背筋伸ば
しを行う場合はマッサージ動作と背筋伸ばし動作を同時
に行う。たとえば、背筋伸ばし用エアー袋3をで指定
すると、→→の同時→→と行わせる。
このように構成したため、この微温風ふとんは、マッ
ト本体1の足元側に設けた第1のエアー噴出用マット23
を介して、マット本体1の略中央付近に設けた第2のエ
アー噴出用マット25にエアーを供給するとともに、第1
のエアー噴出用マット23の下側に発熱内24を配置してい
るので、第1のエアー噴出用マット23と第2のエアー噴
出用マット25の微温風により除湿できるとともに、足元
の温度より低い温度で背中が温められ、頭寒足熱となる
ので快適性が増大する。
また、この実施例は、エアー供給制御装置4に制御さ
れて膨張収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋2を
第2のエアー噴出用マット25の下側に並設し、エアー袋
2の各々の下面中央にエアーを取り入れる空気口28を突
設し、この空気口28をマット本体1の係止部となる貫通
孔16に嵌合している。したがって、エアー袋2をエアー
供給制御装置4で制御することによりマッサージが得ら
れるとともに、エアー袋2の中央下面に空気口28を突設
してマット本体1の係止部に位置決め係止しているの
で、エアー袋2の移動がないので確実なマッサージがで
きるとともに、エアー袋2をひもで固定した従来例と比
較してエアー袋2の膨張収縮の障害がなく、またエアー
袋2の中央下面に空気口が位置するため人がふとんの上
に載っても空気口28が身体に感じることなく違和感がな
い。
この点従来は、略筒状のエアー袋の端部に空気口を設
けていた。その理由はエアー袋に送られるホースの硬さ
および空気口の硬さが身体に伝わらないようにすること
にあった。しかし、エアー袋の固定が難しく、マット本
体内でエアー袋がずれる欠点があるとともに、ホースと
芯材の発泡ウレタンの位置が定まっておらず、自由に動
く欠点もあった。またひも等でエアー袋の位置を固定す
るとエアー袋の膨張の障害となりひもを引っ張って縮み
きれずに過大なテンションがエアー袋にかかりエアー袋
が破れる欠点があった。
さらに、この実施例は、エアー供給制御装置4に制御
されて膨張収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋2
を第2のエアー噴出用マット25の下側に並設し、エアー
袋2の各々をその並び方向の一端側から他端側に順次繰
り返し膨張収縮させるとともに、その移動の過程で移動
方向と反対向きに後退する動作を含めている。したがっ
て、身体を単純に圧迫するだけでなく、エアー袋2の膨
張収縮の高低差を身体の一部に加えながら逐次部位を変
化させていくことにより、各部位は上面の圧迫のみでな
く側面よりのねじり動作が入るので身体のもみほぐし作
用が発生し、より効果のあるマッサージができるととも
に、身体のこりの解消になる。
この点従来は、独立または連続的に一体に形成された
複数のエアー袋の並び方向の一端側から他端側にたとえ
ば→→→→のように順送りに膨張収縮を行わ
せこれを繰り返すものであった。この場合、一部にとな
り合う2個のエアー袋2が同時に膨らんだり、例えば
のエアー袋が収縮する前にが膨張を開始する等の動作
をさせることは容易に考えられる。しかし、いずれの動
作も膨張した部分で部位を順番に圧迫するだけで単調で
あるため、マッサージおもび接触部位のもみほぐしとい
った効果が薄いものであった。
第13図および第14図は第1のエアー噴出用マット23お
よび第2のエアー噴出用マット25の他の実施例を示す。
すなわち、第13図は、A,Bの2室に分け、これらを交互
に膨張収縮させるようにして、体圧変換機能を持たせて
いる。
また第14図は、A〜Cの3室に分けて1室Cのみにエ
アー噴出孔34を設けており、他室A,Bを交互に膨張させ
ることにより体圧変換機能を持たせるとともに、エアー
噴出のオンオフを可能にしている。
なお、エアー袋2の大きさ,数はマッサージ効果の快
適性や芯体のかさた条件等の周囲条件によって決まるの
で、前記実施例に限定されない。たとえばエアー袋2を
すべて同一の大きさにせず、背中の形状に合うように大
きさを異ならせることもある。またエアー袋2の膨張収
縮の移動方向の後退動作に関して、圧力センサ,ダイヤ
フラム等によって圧力を検知し、余圧のある範囲で前記
後退動作を行わせるようにすることも可能である。また
背筋伸ばし用エアー袋3は背筋の腰椎に相当する位置に
複数のエアー袋2がある場合、複数個用意してそれぞれ
に重ねて設けることができる。
背筋伸ばし用エアー袋3とこれに重なるエアー袋2は
2層構造としたが、3層以上の構造としてもよく、また
背筋伸ばし用エアー袋3がエアー袋2の下側に位置して
もよい。
マット本体1は折り畳み可能であったが、折り畳みで
きなくてもよい。
エアー供給制御装置4は、マット本体1に設けられた
が、別体に設けられてもよい。
また制御部31は芳香消臭機能を有してもよい。
なおエアー袋2によるマッサージ装置としては椅子等
にも適用可能である。
〔発明の効果〕
請求項(1)の微温風ふとんは、マット本体の足元側
に設けた第1のエアー噴出用マットを介して、マット本
体の略中央付近に設けた第2のエアー噴出用マットにエ
アーを供給するとともに、第1のエアー噴出用マットの
下側に発熱体を配置したため、第1のエアー噴出用マッ
トと第2のエアー噴出用マットの微温風ふとんにより除
湿できるとともに、足元の温度より低い温度で背中が温
められ、頭寒足熱となるので快適性が増大するという効
果がある。
請求項(2)の微温風ふとんは、エアー袋をエアー供
給制御装置で制御することによりマッサージが得られる
とともに、エアー袋の中央下面に空気口を突設して、マ
ット本体の係止部に嵌合しているため、エアー袋の移動
がないので確実なマッサージができるとともに、エアー
袋をひもで固定した従来例と比較してエアー袋の膨張収
縮の障害がなく、またエアー袋の中央下面に空気口が位
置するため人がふとんの上に載っても空気口が身体に感
じることがなく違和感がない。
請求項(3)の微温風ふとんは、膨張収縮の移動にお
いてその移動方向と反対向きに動作する過程を含むた
め、身体を単純に圧迫するだけでなく、エアー袋の膨張
収縮の高低差を身体の一部に加えながら逐次部位を変化
させていくことにより、各部位は上面な圧迫のみでなく
側面よりのねじり動作が入るので身体のもみほぐし作用
が発生し、より効果のあるマッサージができるととも
に、身体のこりの解消になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図はその一
部破断側面図、第3図はマット本体の一部拡大断面図、
第4図はそのIV−IV線断面図、第5図は全体の斜面図、
第6図は折り畳み状態の側面図、第7図は第1のエアー
噴出用マット等とエアー供給制御装置との関係を示す構
成図、第8図はエアー袋の平面図、第9図はその正面
図、第10図は背筋伸ばし用エアー袋を有する部分の平面
図、第11図はその正面図、第12図はエアー噴出用マット
の部分断面図、第13図および第14図は他の実施例のエア
ー噴出用マットを示す説明図である。 1……マット本体、4……エアー供給制御装置、23……
第1のエアー噴出用マット、24……発熱体、25……第2
のエアー噴出用マット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−218154(JP,A) 実開 昭58−160039(JP,U) 実開 昭60−61028(JP,U) 実開 昭58−58033(JP,U) 実開 昭63−79927(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 7/08 A61G 7/04 A61H 7/00 322

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マット本体の足元側に第1のエアー噴出用
    マットを内蔵し、第2のエアー噴出用マットを前記マッ
    ト本体の略中央付近に内蔵し、前記第1のエアー噴出用
    マットの下側に発熱体を配設するとともに、前記第1の
    エアー噴出用マットにエアー供給制御装置のエアー供給
    部を接続し、かつ前記第1のエアー噴出用マットを介し
    て前記第2のエアー噴出用マットにエアーを供給するよ
    うに前記第2のエアー噴出用マットを第1のエアー噴出
    用マットに直列に接続した微温風ふとん。
  2. 【請求項2】前記エアー供給制御装置に制御されて膨張
    収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋を前記第2の
    エアー噴出用マットの下側に並設し、前記エアー袋の各
    々の下面中央にエアーを取り入れる空気口を突設し、こ
    の空気口をマット本体の係止部に嵌合した請求項(1)
    記載の微温風ふとん。
  3. 【請求項3】前記エアー供給制御装置に制御されて膨張
    収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋を前記第2の
    エアー噴出用マットの下側に並設し、前記エアー袋の各
    々をその並び方向の一端側から他端側に順次繰り返し膨
    張収縮させるとともに、その移動の過程で移動方向と反
    対向きに後退する動作を含めた請求項(1)記載の微温
    風ふとん。
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