JP2769066B2 - 空気マット装置 - Google Patents
空気マット装置Info
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Description
する空気マット装置に関する。
張により外表面に突状部を形成するマット本体と、空気
袋を膨張・収縮させる給排装置とを備えた空気マット装
置が知られている(実開平1−165048号公報参
照)。
より、各空気袋に個別に空気を供給して膨張させ或は各
空気袋から個別に空気を排出して収縮させることがで
き、マット本体上に横たわった使用者の身体に対し、空
気袋膨張時のマット本体の外表面に形成された突状部に
よる押圧状態と空気袋収縮時の非押圧状態とが交互に繰
り返されることにより、使用者の身体をマッサージする
ことができる。
数の突起が設けられた合成樹脂発泡体により形成された
上層と、上面に上面長手方向に交互に凹凸面が位置する
波状凹凸部が設けられると共に下面の波状凹凸部の突部
対応位置に凹部を有し、荷重に対してある程度の硬さを
有する合成樹脂発泡体により形成された中層と、復元力
を有する有する弾性合成樹脂発泡体により形成された下
層の三層構造を有している。
空気マット装置にあっては、マット本体がそれぞれ独自
の強度及び構造を有する上層、中層及び下層からなる三
層構造を有していることから、全体の厚みを薄くするこ
とが困難となるのに加え、マット本体が高価になること
が避けられず空気マット装置のコストの上昇を招くとい
う問題点があった。
中層及び下層の各層間を接合する接合部が多くなってし
まい、剥がれ等の接合面における障害が発生し易いとい
う問題点もあった。
のであり、その目的とするところは、全体の厚みを容易
に薄くすることができると共にマット本体が高価になる
ことを防いで空気マット装置のコストを低下させ、加え
て、各層間を接合する接合面における剥がれ等の障害が
発生し難い空気マット装置を提供することにある。
め、この発明に係る空気マット装置は、複数の空気袋を
内蔵し該空気袋の膨張により外表面に突状部を形成する
マット本体と、前記空気袋を膨張・収縮させる給排装置
とを備えた空気マット装置において、前記マット本体
は、前記空気袋を上面に保持する硬質材からなる下層部
と、該下層部の側面と共に前記空気袋の上から前記下層
部の上面を覆う弾性材からなる上層部とを有する二層構
造に形成されたことを特徴としている。
サージを受けている使用者は、上層部が弾性材により形
成されていることから、表面に触れても違和感なく快適
に仰臥状態を保持することができ、しかも、下層部が、
硬質材により形成されていることから、使用者の体重が
加わった状態でも空気袋を沈み込ませることなく上面に
保持することができる。
とからなる二層構造に形成されていることから、全体の
厚みを容易に薄くすることができると共に、三層構造に
較べてマット本体が高価になることを防いで空気マット
装置のコストを低下させることができ、加えて、三層構
造に較べて層が少ないため、各層間を接合する接合面に
おける剥がれ等の障害が発生し難くなる。
例を図面を参照しつつ説明する。
横たわって寝ることができる敷布団としての使用が可能
なマット本体10を有している。
たわった使用者の肩等を受ける肩受部11と、腰等を受
ける腰受部12と、足等を受ける足受部13との三箇所
に区画されて三折りに畳むことができる。
部)14〜16と、このマット基部14〜16の上方に
層をなして取り付けられた上層部17〜19とを有して
おり、それぞれ布等の表皮20で外表面が覆われてい
る。
は、後述する空気袋31〜38を上面に保持することが
できる発泡ポリエチレン等の硬質の合成樹脂材料(硬質
材)により形成されており、上層部17〜19は、使用
者が身体を快適に横たえることができる弾性に富んだ発
泡ウレタン等の軟質の合成樹脂材料(弾性材)により形
成されている。
19がマット基部14〜16の側面と共に空気袋31〜
38の上からマット基部14〜16の上面を覆う二層構
造に形成されている。
状に形成されており、マット基部14の上面と上層部1
7の下面との間には間隙21が、マット基部15の上面
と上層部18の下面との間には、間隙22が、マット基
部16の上面と上層部19の下面との間には間隙23
が、それぞれ形成されている。
31〜33が、間隙22には、四つの短冊状の空気袋3
4〜37が、間隙23には、一つの短冊状の空気袋38
が、それぞれ波型の谷部対応位置に配置されている。
装置40から空気が供給されて膨張することにより、空
気袋31〜38の下部が谷部に入り込み固定された状態
となって空気袋31〜38の上部が上層部17〜19の
空気袋31〜38対応部分を上方へと突出させる。
袋31〜38の膨張により、マット本体10の外表面に
は突状部が形成されることとなり、この突状部によるマ
ット本体10上に横たわった使用者の身体に対する押圧
状態と、空気袋31〜38収縮時の非押圧状態とが交互
に繰り返されることにより、使用者の身体をマッサージ
することができる。
には、電床帯25が設けられている。電床帯25は、マ
イナス数百ボルトの電位が印加されることにより、電位
治療を行なうことができる(図1参照)。
0の外表面温度を上昇させるヒータ26が装着されてい
る(図1,3参照)。
に空気を供給して膨張させたり空気袋31〜38内の空
気を排出して収縮させたりする給排装置である。この給
排装置40は、各種スイッチが設けられた操作パネル4
1を有しており、スイッチ操作によって電床帯25やヒ
ータ26をも制御することができる。
作用を説明する。
仰臥した状態で、給排装置40に設けた電源スイッチ等
を入れ、空気マット装置Aを作動させる。
31〜38に圧縮空気が供給され或は各空気袋31〜3
8から圧縮空気が排出されて、各空気袋31〜38の膨
張・収縮が行われる。
4に示すように、マット本体10の外表面には突状部が
形成されることとなり、膨張・収縮に応じた使用者の身
体Bに対する押圧・非押圧状態が繰り返されることで使
用者の身体Bをマッサージすることができる。
は、上層部17〜19が弾性に富んだ発泡ウレタン等の
軟質の合成樹脂材料により形成されていることから、表
面に触れても違和感なく快適に仰臥状態を保持すること
ができ、しかも、マット基部14〜16が、発泡ポリエ
チレン等の硬質の合成樹脂材料により形成されているこ
とから、使用者の体重が加わった状態でも空気袋31〜
38を沈み込ませることなく上面に保持することができ
る。
〜19とマット基部14〜16からなる二層構造に形成
されていることから、全体の厚みを容易に薄くすること
ができると共に、三層構造に較べてマット本体10が高
価になることを防いで空気マット装置Aのコストを低下
させることができる。
め、各層間を接合する接合面における剥がれ等の障害が
発生し難くなる。
26を発熱させることによりマット本体10の外表面温
度が上昇させることができる。
り、空気袋31〜38が収縮した際の、マット本体10
外表面に接触或は近接して熱が伝達される温熱状態と、
空気袋31〜38が膨張した際の、突条部により持ち上
げられマット本体10外表面から離間して熱が伝達され
ない非温熱状態による冷却状態とが交互に繰り返される
ことにより、使用者の身体には血行促進効果がもたらさ
れ、空気袋31〜38の膨張・収縮に伴うマッサージ効
果をより高めることができる。
〜38の周囲にヒータ26が設けられているが、図5に
示すように、ヒータ26を設けず、空気袋31〜38の
収縮時、空気袋31〜38同士の端部を重ねて配置して
もよい。
構成を有することから、全体の厚みを容易に薄くするこ
とができると共にマット本体が高価になることを防いで
空気マット装置のコストを低下させ、加えて、各層間を
接合する接合面における剥がれ等の障害を発生し難くす
ることができる。
ある。
ある。
図である。
た二層構造を示すマット本体の部分拡大断面説明図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の空気袋を内蔵し該空気袋の膨張に
より外表面に突状部を形成するマット本体と、前記空気
袋を膨張・収縮させる給排装置とを備えた空気マット装
置において、 前記マット本体は、前記空気袋を上面に保持する硬質材
からなる下層部と、該下層部の側面と共に前記空気袋の
上から前記下層部の上面を覆う弾性材からなる上層部と
を有する二層構造に形成されたことを特徴とする空気マ
ット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15544492A JP2769066B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 空気マット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15544492A JP2769066B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 空気マット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05345005A JPH05345005A (ja) | 1993-12-27 |
JP2769066B2 true JP2769066B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=15606175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15544492A Expired - Fee Related JP2769066B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 空気マット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2769066B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9021638B2 (en) * | 2011-07-28 | 2015-05-05 | Sumitomo Riko Company Limited | Mattress |
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CN105853095A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-17 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种可升降的病床 |
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KR102026787B1 (ko) * | 2018-12-26 | 2019-09-30 | 주식회사 영화의료기 | 능동적 체압 분산형 에어 셀 매트리스 |
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-
1992
- 1992-06-15 JP JP15544492A patent/JP2769066B2/ja not_active Expired - Fee Related
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