JP2004159923A - マッサージ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い心地を向上しうるマッサージ具を提供する。
【解決手段】マット基体Mに、空気を供給することにより膨張して身体を押圧しマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋2と、この空気袋2に前記空気を供給する空気供給部3と、前記空気供給部3と前記空気袋2との間に介在して前記空気袋への空気の送給を制御する空気制御部4とを設けたことを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使い心地を向上しうるマッサージ具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、身体に指圧効果等を与えて血行を促進させることにより、健康の増進を図るマッサージ具が種々提案されている。従来のマッサージ具は、例えば椅子状或いはマット状で構成されており、その内部にはマッサージ用のローラが内蔵されている。マッサージ用のローラは、電動機などによって例えば使用者の該背骨付近に当接しつつ移動しうる。これにより、人体に刺激を与える。
【0003】
しかしながら、前記マッサージ用のローラは、通常、樹脂や硬質のゴム材料といったソリッド材料により構成されており、かつ予め定められた位置を往復移動等するものであるため、刺激が強すぎる傾向がある。またマッサージ用のローラは、ときには、局部的に大きなマッサージ力が作用することがあり、使用感のさらなる改善が求められている。
【0004】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、マット基体に、空気を供給することにより膨張し身体を押圧しマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋と、この空気袋に前記空気を供給する空気供給部と、前記空気供給部と前記空気袋との間に介在して前記空気袋への空気の送給を制御する空気制御部とを設けることを基本として、柔らかなマッサージ効果を得ることができ、より一層使い心地を向上しうるマッサージ具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、マット基体に、空気を供給することにより膨張して身体を押圧しマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋と、この空気袋に前記空気を供給する空気供給部と、前記空気供給部と前記空気袋との間に介在して前記空気袋への空気の送給を制御する空気制御部とを設けたことを特徴とするマッサージ具である。
【0006】
また請求項2記載の発明は、前記空気袋は、底部がマット基体に固定された袋本体と、この袋本体の上部に該袋本体と空気が行き来可能に連設されかつ前記袋本体よりも小さい小袋部とを含むことを特徴とする請求項1記載のマッサージ具である。
【0007】
また請求項3記載の発明は、前記空気袋は、底部中央に設けた取付部が前記マット基体に固着されるとともに、最も側方に張り出す張出位置を前記マット基体に連結し横倒れを防ぐ補助の固定具が設けられてなる請求項1又は2記載のマッサージ具である。
【0008】
また請求項4記載の発明は、前記空気制御部は、第1の領域に設けられた空気袋について膨張、収縮を交互に連続動作させるとともに、第2の領域に設けられた空気袋について前記第1の領域の空気袋と逆の動作を行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマッサージ具である。
【0009】
また請求項5記載の発明は、前記マット基体は、略矩形状をなし、かつ前記空気袋が設けられる中央部と、その両外側部をなしかつ前記中央部よりも厚さが大きい外側部とを含み、かつ該外側部を前記中央部に向けて折り畳み可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のマッサージ具である。
【0010】
また請求項6記載の発明は、前記マット基体は、発熱するヒータ部が設けられてなる請求項1ないし5のいずれかに記載のマッサージ具である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のマッサージ具の全体斜視図、図2はその内部の分解斜視図をそれぞれ示している。本実施形態のマッサージ具1は、図1に示すように、全体が略矩形状のマット状をなし、例えば床面やベッドの上などに図示状態で載置されて使用される他、椅子の背もたれなどに立て掛けて使用される。
【0012】
マッサージ具1は、マット基体Mに、空気を供給することにより膨張して使用者を押しマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋2と、この空気袋2に空気を供給する空気供給部3と、この空気供給部3と空気袋2との間に介在して前記空気袋2への空気の送給を制御する空気制御部4とを設けて構成されている。
【0013】
前記マット基体Mは、本実施形態では、ベース板Bと、このベース板Bの上、下を覆うように配されたウレタン、スポンジ等のクッション材Cとで構成されたものを例示している。マット基体Mは、例えば略矩形状で構成され、かつ空気袋2が設けられる中央部Maと、その両外側部をなす外側部Mbとを含む。
【0014】
前記ベース板Bは、例えば小厚さかつ本例では樹脂製の板体から構成されており、マッサージ具1とほぼ同形状の矩形輪郭で構成される。このようなベース板Bは、マッサージ具1の骨格部材となり、全体として適度な剛性を与え形状を維持するのに役立つ。また本例のベース板Bには、前記中央部Maと外側部Mbとの境界部に、該境界部の剛性を低下させることにより該境界部で折り曲げを容易化する剛性低下部Jが設けられている。本実施形態の剛性低下部Jは、ベース板Bの前記境界部に、小孔を間欠的に設けることによって形成される。このため、図8に示す如く、樹脂性からなるベース板Bを用いつつも、該剛性低下部Jを起点として、外側部Mbを中央部Maに向けて折り曲げて容易に折畳みしうる。
【0015】
またクッション材Cは、本例ではベース板Bの下面に添着された下のクッション材C1と、ベース板Bの上面に添着される上のクッション材C2、C3及びC4とを含むものが例示される。下のクッション材C1は、ベース板Bとほぼ同形状で構成されている。
【0016】
また上のクッション材は、適宜分割されて配されている。また上のクッション材C3には、空気袋2をベース板Bに取り付けるための開口部Oが設けられており、また両方の外側部Mbを構成する上のクッション材C2、C2は厚さが大で構成される。これにより、マット基体Mは、図1に示す如く、外側部Mbの厚さt2が、中央部Maの厚さt1よりも大で構成される。また上のクッション材C4には、本例では通電によって発熱するヒータ線からなるヒータ部Hが配されている。なお各クッション材C1ないしC4は、例えば両面テープ又は接着剤等によってベース板Bに固着することができる。
【0017】
前記空気袋2は、図1、図2に示すように、矩形配置で4個設けられたものが示される。また図3(空気袋2のほぼ収縮状態)、図4(空気袋2の膨張状態)に示すように、空気袋2は、本例では底部がベース板Bに固定された袋本体2aと、この袋本体2aの上部に該袋本体2aと空気が行き来可能に連設されかつ前記袋本体2aよりも小さい小袋部2bとを含むものが例示される。
【0018】
前記袋本体2aは、図3(A)に平面視で示すように、円形の基部7の半径方向両側に側方に張り出した耳部8、8を一体に設けた熱可塑性エラストマーからなる2枚のシート9,9を重ね合わせるとともに、図3(A)にてドットを付した周縁部10を熱溶着して袋状に構成されている。前記シート9,9は、適度な弾性と耐外傷性を有するもので、例えば厚さが0.01〜0.5mm程度の熱可塑性ポリウレタン(TPU)シートが好適に利用できる。また袋本体2aには、底面中央に小さい円形の孔を持つ筒状の取付部6が設けられている。この取付部6には、ベース板Bから上向きに突設された空気パイプ3bの接続口3beが気密に差し込まれかつ固着される。これにより、袋本体2aは、ベース板Bに固着される。
【0019】
また小袋部2bは、前記袋本体2aの基部7よりも小さい外径を有した円形をなしかつ前記エラストマーからなる2枚のシート11、11を重ね合わせるとともに、図3(A)にてドットを付した周縁部12を熱溶着して袋状に構成されている。
【0020】
また図4に示す如く、袋本体2aの上面中央には、本例では円形の上開口部13が形成されるとともに、小袋部2bの底面中央にも円形の下開口部14が形成される。そして、上開口部13と下開口部14とは、リング状の継ぎ部材15を介して一体に熱溶着される。これにより、袋本体2aと小袋部2bとは、継ぎ部材15の内孔を空気孔16として内部で空気が行き来可能に一体に連設できる。従って、空気パイプ3bから取付部6を介して袋本体2aに空気を送給することにより、図4、図5に示すように、袋本体2a及び小袋部2bがともに膨張し、空気袋2をベース板Bから上向きに大きく立ち上げることができる。
【0021】
また本例の袋本体2aは、前記耳部8を取付部6の両側位置でベース板Bにビス17等で固着している。このような耳部8は、膨張時、袋本体2aの最も側方に張り出す張出位置Xをベース板Bに連結しうるため、該膨張時における袋本体2aの横倒れを防ぐ補助の固定具20として機能しうる。なお本例では、取付部6を挟んだ両側位置に補助の固定具20が設けられるが、これに変えて例えば取付部6を中心とする円周上でかつ等間隔に3以上設けることもできる。これにより、空気袋2が立ち上がったときの安定性をさらに高めるのに役立つ。
【0022】
空気袋2に空気を供給する空気供給部3は、本例では図2の如く、高圧空気発生部3aと、この高圧空気発生部3aで発生した空気を空気袋2に導く空気パイプ3bとで構成されたものが例示される。高圧空気発生部3aは、例えば直流電動機とこの直流電動機によって駆動される空気ポンプとで構成できる。これらは一体化し小型化するのが望ましい。
【0023】
また空気パイプ3bは、一端が前記高圧空気発生部3aに接続されるとともに、他端をなす空気袋2を取り付ける接続口3beは、空気袋2の取付位置で上向きに固定されている。本実施形態の空気パイプ3bは、前記中央部Maの領域では、ベース板Bの下面側をのびており、前記接続口3beだけを該ベース板Bを貫通して上向きに突設させたものを示す。このような空気パイプ3bの配管方法は、ベース板Bの上面、とりわけ使用者が横たえる中央部Maの凸凹を無くし身体への当たり心地を向上するのに役立つ。
【0024】
空気制御部4は、本例では図2に示すように、電磁制御切替弁21からなるものが例示される。電磁制御切替弁21は、高圧空気発生部3Aから送られてきた空気を第1の空気パイプ3b1に送給する第1のポートP1と、第2の空気パイプ3b2に送給する第2のポートP2とを含む。そして第1の空気パイプ3b1には、図6において頭部側をなす第1の領域に配された2個の空気袋2Aが連通している。また第2の空気パイプ3b2には、図6において腹部側をなす第2の領域に配された2個の空気袋2Bが連通している。また電磁制御切替弁21には、図示しない内部圧力調整用のリリーフ弁と排気弁とが設けられる。
【0025】
またマッサージ具1には、図2に示すように、制御部CLが設けられている。制御部CLには、交流電源からトランスTを介して所定の電圧が供給される。制御部5では、前記電磁制御切替弁21の開閉動作を行わしめる制御信号を出力するとともに、高圧空気発生部3Aへの電力の供給を行う。また制御部5には、リモートコントローラLが接続されており、遠隔操作が可能に設けられている。なおこの制御部5や、前記空気供給部3と空気制御部4とは、いずれもマット基体Mの外側部Mbに配されている。これにより、ベース板Bの中央部Maの上面において凸凹を無くし身体への当たり心地をさらに向上するのに役立つ。
【0026】
そして、このような各種の機器を取り付けたマット基体Mは、図1で示すように、カバー22で覆われる。該カバー22は、ビニル等で主要部が形成されるとともに、前記空気袋2を配した中央部Maには矩形の開口部23が設けられる。そして、この開口部23は、伸び縮み自在な伸縮布24によって覆われている。なお符号25は、この伸縮布24の中央をマット基体Mに縫いつけたステッチを示している。
【0027】
また、カバー22の底面には、図9に示すように、床面等との摩擦を高める滑り止め材31と、第1の張付部30aと第2の張付部30Bとからなる面ファスナ30とが設けられている。滑り止め材31は、例えば表面摩擦係数が大きいゴムや樹脂等からなり、フローリングなどで使用する際にマッサージ具1の滑り止めをなし位置を固定するのに役立つ。また面ファスナ30の前記第1、第2の張付部30a、30bは、図8に示したように、マット基体Mの外側部Mbを中央部Ma側に折り畳んだ際に互いに向き合う位置に設けられて一体に係合する。これにより、折畳み状態を保持することができる。
【0028】
以上のように構成されたマッサージ具1は、リモートコントローラLを操作し、高圧空気発生部3Aを駆動することにより、例えば図5に示す如く、空気袋2を膨張させる。カバー22の伸縮布24は、外力に応じて伸長するためこの空気袋2の膨張を阻害しない。そして図6、図7に示すように、空気袋2は、マット基体Mの中央部Maに横たえる使用者Uの背中ないし腰などを下から押し上げ指圧のようなマッサージ効果を与えることができる。また空気袋2は、従来のローラなどと異なり、空気圧を利用して膨張するため、使用者の体の表面に沿って変形でき、身体に局部的に大きなマッサージ力が作用するのを防止し、非常にソフトなマッサージ感が得られる点で好ましい。
【0029】
また本形態のように、空気袋2を、袋本体2aとその上の小袋部2bとで構成した場合、袋本体2aで全体としての膨張量を大きく得ることができる一方、小袋部2bでは過度にならない範囲で局部的な指圧効果を与えることができる。これによりマッサージ力が散漫となるのを効果的に防止しメリハリのあるマッサージ効果を与えうる。なお小袋部2bも空気によって膨張するものであるため、局部的とは言え従来のものに比してソフトなマッサージ感を維持することが可能となる。このような効果をより高めるためには、前記空気袋2において、図3に示した袋本体2aをなすシート9の円形の基部7の直径R1と、小袋部2bのシート11の直径R2との比(R2/R1)が、1.2〜1.5、より好適には1.3〜1.4程度とするのが望ましい。
【0030】
空気制御部4は、例えば全ての空気袋2について高圧空気を一定時間連続して供給して膨張させた後、空気袋2を排気弁を介して大気と連通させる。このとき、使用者の体重により、空気袋2の中の空気が排気されて収縮する。そしてこれらの動作を交互に連続動作させることができる。この連続動作は、例えばタイマーによって停止できる。
【0031】
また空気制御部4は、例えば図6のように、第1の領域に設けられた空気袋2Aのみについて高圧空気を供給することにより膨張させるとともに、一定時間経過後、これを収縮させ、次に図7のように第2の領域に設けられた空気袋2Bのみを膨張させ、しかる後収縮させる。そしてこれらの動作を交互に連続動作させること、即ち図6と図7とに示される動作を交互に行わせるなど、種々の制御を行うことが可能である。またヒータ部Hを通電することににより、マッサージ中に患部を暖めることができ、より一層血行を促進する効果がある。また、図8のように、外側部Mbを中央部Maの側に折り畳んだ状態を使用することもできる。この場合、中央部Maの高さを床面下から高くでき、さらに使い勝手を向上しうる。
【0032】
【発明の効果】
上述したように、請求項1に記載されたマッサージ具では、マット基体に、空気を供給することにより膨張し身体を押圧してマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋を設けている。このような、空気袋は、使用者の身体の形状に応じて変形しうるため密着性を高めるため、身体に局部的にマッサージ力が作用するのを効果的に防止しうる。また非常に柔らかい指圧効果を得ることができるなど、使い心地を向上しうる。またマッサージ具は、この空気袋に前記空気を供給する空気供給部と、前記空気供給部と前記空気袋との間に介在して前記空気袋への空気の送給を制御する空気制御部とを設けているため、複数個の空気袋の伸縮を自在にコントロールする事ができる。よって、複数個の空気袋を、膨張、収縮させる際、同期動作、或いは逆動作を行わせるなど、種々の運転動作を行わせることが可能となる。
【0033】
また請求項2記載の発明のように、前記空気袋を、底部がマット基体に固定された袋本体と、この袋本体の上部に空気が行き来可能に連設されかつ前記袋本体よりも小さい小袋部とを含むときには、袋本体で全体としての膨張量を大きく得ることができる一方、小袋部では局部的な指圧効果を得ることができ、これによりマッサージ力が散漫となるのを効果的に防止しうる。しかも小袋部も空気によって膨張するものであるため、局部的とは言え従来のものに比してソフトなマッサージ感を維持することが可能となる。
【0034】
また請求項3記載の発明では、前記空気袋は、底面中央に設けた取付部が前記マット基体に固着されるとともに、最も側方に張り出す張出位置をマット基本に連結し横倒れを防ぐ補助の固定具が設けられている。この場合、空気袋の膨張時の位置の安定性を高めることができ、確実なマッサージ効果を与えることができる。
【0035】
また請求項4記載の発明のように、前記空気制御部は、第1の領域に設けられた空気袋について膨張、収縮を交互に連続動作させるとともに、第2の領域に設けられた空気袋について前記第1の領域の空気袋と逆の動作を行わせるときには、より効果的にマッサージ効果を与えることができる。
【0036】
また請求項5記載の発明のように、前記マット基体を、略矩形状で構成し、かつ前記空気袋が設けられた中央部と、その両外側部をなしかつ前記マッサージ部よりも厚さが大きい外側部とで構成することができる。使用状況において、外側部は、中央部に胴体を横たえた使用者の両側に位置することができ、これは、使用者が睡眠中などであってもマッサージ中の使用者の身体の位置ずれを防ぐのに役立つ。また該外側部を前記中央部に向けて折り畳み可能に設けられているため、不使用時ないし収納時には、マッサージ具をコンパクトにでき、収納性を高めるのに役立つ。
【0037】
また請求項6記載の発明のように、前記マット基体は、発熱するヒータ部を設けることができる。この場合、使用者の身体を暖めつつマッサージ効果を与えることが可能となるため、より使い心地を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すマッサージ具の全体斜視図である。
【図2】その全体斜視図である。
【図3】(A)は空気袋の取付前かつ収縮時の平面図、(B)はその取付状態を示す側面図である。
【図4】空気袋の膨張時の断面図である。
【図5】全ての空気袋を膨張させたマッサージ具の全体斜視図である。
【図6】マッサージ具の使用状態の一例を示す全体斜視図である。
【図7】マッサージ具の使用状態の一例を示す全体斜視図である。
【図8】マッサージ具の折畳み状態を示す側面図である。
【図9】本実施形態のマッサージ具の底面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ具
M マット基体
Ma マット基体の中央部
Mb マット基体の外側部
2 空気袋
2a 袋本体
3b 小袋部
3 空気供給部
3a 高圧空気発生部
3b 空気パイプ
4 空気制御部
6 空気袋の取付部
X 張出位置
20 補助の固定具
H ヒータ部

Claims (6)

  1. マット基体に、空気を供給することにより膨張して身体を押圧しマッサージ効果を与えるとともに排気により収縮する複数個の空気袋と、
    この空気袋に前記空気を供給する空気供給部と、
    前記空気供給部と前記空気袋との間に介在して前記空気袋への空気の送給を制御する空気制御部とを設けたことを特徴とするマッサージ具。
  2. 前記空気袋は、底部がマット基体に固定された袋本体と、この袋本体の上部に該袋本体と空気が行き来可能に連設されかつ前記袋本体よりも小さい小袋部とを含むことを特徴とする請求項1記載のマッサージ具。
  3. 前記空気袋は、底部中央に設けた取付部が前記マット基体に固着されるとともに、最も側方に張り出す張出位置を前記マット基体に連結し横倒れを防ぐ補助の固定具が設けられてなる請求項1又は2記載のマッサージ具。
  4. 前記空気制御部は、第1の領域に設けられた空気袋について膨張、収縮を交互に連続動作させるとともに、
    第2の領域に設けられた空気袋について前記第1の領域の空気袋と逆の動作を行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマッサージ具。
  5. 前記マット基体は、略矩形状をなし、かつ前記空気袋が設けられる中央部と、その両外側部をなしかつ前記中央部よりも厚さが大きい外側部とを含み、かつ該外側部を前記中央部に向けて折り畳み可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のマッサージ具。
  6. 前記マット基体は、発熱するヒータ部が設けられてなる請求項1ないし5のいずれかに記載のマッサージ具。
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