JP3288687B2 - 空気マット - Google Patents

空気マット

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JP3288687B2
JP3288687B2 JP2001033308A JP2001033308A JP3288687B2 JP 3288687 B2 JP3288687 B2 JP 3288687B2 JP 2001033308 A JP2001033308 A JP 2001033308A JP 2001033308 A JP2001033308 A JP 2001033308A JP 3288687 B2 JP3288687 B2 JP 3288687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気マットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気マットは、独立または連続的
に一体に形成された略筒状の複数のエアー袋の端部にエ
アーを取り入れる空気口を設け、エアー袋の並び方向の
一端側から他端側にたとえば→→→→のよう
に順送りに膨張収縮を行なわせこれを繰り返すものであ
った。
【0003】また、その一部に隣合う2個のエアー袋が
同時に膨らんだり、たとえばのエアー袋が収縮する前
にが膨張を開始する等の動作をさせることも考えられ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの動作
もエアー袋の膨張した身体の部分で接触部位を順番に圧
迫するだけで単調であったため、マッサージおよび接触
部位のもみほぐしといった効果が薄いものであった。
【0005】また、エアー袋に接続されるホースの硬さ
および空気口の硬さが身体に伝わらないようにするた
め、空気口を端部に設けていたが、エアー袋の固定が難
しく、マット本体内でエアー袋がずれるとともに、ホー
スと芯材の発砲ウレタンの位置が定まらずに自由に動い
てマッサージ効果が不十分になる欠点があった。これに
対してひも等でエアー袋の位置を固定するとエアー袋の
膨張の障害となりひもを引っ張って縮みきれずに過大な
テンションがエアー袋にかかりエアー袋が破れる欠点が
あった。
【0006】したがって、この発明の目的は、十分に効
果のあるマッサージができ身体のこりの解消となる空気
マットを提供することである。また十分に効果のあるマ
ッサージができるとともに、エアー袋の膨張収縮の障害
がなく、またエアー袋に人が載っても空気口が身体に感
じることがない空気マットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の空気マッ
トは、エアー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能な
マッサージ用の複数のエアー袋をマット本体に並設した
空気マットであって、前記エアー供給制御装置が、エア
ー袋を並び方向の一端から他端に順次繰り返し膨張収縮
させるとともに、順次繰り返しの過程で任意の位置のエ
アー袋に膨張収縮の移動方向と逆方向の後退動作を複数
回行わせ、その際前回の後退動作の範囲よりも今回の後
退動作の範囲が移動方向側に移動しており、かつ今回後
退動作した位置が前回の前進動作から後退動作の起点と
なる位置であることを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の空気マットによれば、エア
ー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能なマッサージ
用の複数のエアー袋をマット本体に並設したため、通常
のマットおよびマッサージマットとして共用できるとと
もに、複数のエアー袋の膨張収縮を順次繰り返すことに
よる一方向の移動においてその移動方向と反対向きの後
退動作を入れたため、身体を単純に圧迫するだけでな
く、エアー袋の膨張収縮の高低差を身体の一部に加えな
がら逐次部位を変化させていくことにより、各部位は上
面の圧迫のみでなくもみ動作が入るので身体のみもほぐ
し作用が発生し、より効果のあるマッサージができると
ともに、身体のこりの解消になる。
【0009】請求項2記載の空気マットは、エアー供給
制御装置に制御されて膨張収縮可能なマッサージ用の複
数のエアー袋をマット本体に並設した空気マットであっ
て、複数のエアー袋の各々の下面略中央にエアーを取り
入れる空気口を形成し、この空気口をマット本体の係止
部に係合したものである。
【0010】請求項2記載の空気マットによれば、エア
ー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能なマッサージ
用の複数のエアー袋をマット本体に並設したため、通常
のマットおよびマッサージマットとして共用できるとと
もに、エアー袋をエアー供給制御装置で制御することに
よりマッサージが得られるとともに、エアー袋の略中央
下面に空気口を突設してマット本体の係止部に係合して
いるため、エアー袋の移動がないので十分に確実なマッ
サージができるとともに、エアー袋をひもで固定した従
来例と比較してエアー袋の膨張収縮の障害がなく、また
エアー袋の略中央下面に空気口が位置するため人が空気
マットの上に載っても空気口が身体に感じることがなく
違和感がない。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図12により説明する。すなわち、この空気マット
は微温風ふとんに適用したもので、マット本体1を有
し、エアー供給制御装置4よりエアーが供給される。
【0012】マット本体1は、表面に人体が横たえるこ
とができる長さを有し、図5に示すように頭部11,胴
脚部12,足部13,機器部14にわかれ、これらが回
動自在にヒンジ部15で連結され、図6に示すように折
り畳み可能にしている。
【0013】胴脚部12は、図3および図4に示すよう
に3層の芯体5〜7および2層のパッド8,9を積層
し、外表面の全体をマットカバー10で覆っている。芯
体5〜7は、やや硬質の発泡ウレタン等で構成され、芯
体5は芯体6,7よりやわらかい発泡ウレタン等で構成
することもある。発泡ウレタンは弾性的に等価な人工ま
たは天然の綿で構成することも可能である。芯体5には
エアー袋固定兼用のホース貫通孔16を縦に形成し、芯
体6には水平方向にホース案内溝17を形成している。
またパッド9は発泡ウレタン,天然または化学繊維羽毛
等の綿などによって構成され、エアー袋収納用開口部1
8を形成するとともに上面に第2のエアー噴出用マット
25を取付けている。
【0014】マット本体1の胴脚部12以外の部分は第
2図のようにウレタン層19,パッド層20により形成
している。足部13はウレタン層19およびパッド層2
0に収納凹部21,22を形成し、収納凹部22に第1
のエアー噴出用マット23を収納し、収納凹部21に発
熱体24を収納している。
【0015】第1のエアー噴出用マット23は、マット
本体1の足元側すなわち足部13に内蔵し、第2のエア
ー噴出用マット25はマット本体1の略中央付近すなわ
ち胴脚部12に内蔵するとともに、エアーが第1のエア
ー噴出用マット23を介して第2のエアー噴出用マット
25に供給されるように前記第1のエアー噴出用マット
23に第2のエアー噴出用マット25を直列に接続し、
かつ第1のエアー噴出用マット23の下側に発熱体24
を配設している。
【0016】第1のエアー噴出用マット23および第2
のエアー噴出用マット25は、図12のように略等間隔
で点状の接合部33を形成するとともに、接合部33の
間にエアー噴出孔34を形成している。また空気口(図
示せず)に接続された単数または複数の空気ホース2
7′により相互に直列に接続され、さらに第1のエアー
噴出用マット23よりエアー供給制御装置4の制御部3
1に接続されてコントロールされる。したがって、制御
部31よりエアーを第1のエアー噴出用マット23に送
り込むと、第1のエアー噴出用マット23のエアー噴出
孔34からエアーが吹き出すとともに第1のエアー噴出
用マット23から空気ホース27′を介して第2のエア
ー噴出用マット25にエアーが供給され、そのエアー噴
出孔34から吹きだし、これらにより湿気を除去する。
【0017】発熱体24は、第1のエアー噴出用マット
23の下面に配置され、制御部31により電気的に制御
されて、足部13を暖めるとともに第1のエアー噴出用
マット23から吹き出すエアーを温め、第2のエアー噴
出用マット25が第1のエアー噴出用マット23に直列
に接続されているため温められた空気の一部は第2のエ
アー噴出用マット25のエアー噴出孔34から吹き出
る。なお第1のエアー噴出用マット23および第2のエ
アー噴出用マット25の形状は同一にこだわらず互いに
異なってもよい。
【0018】第2のエアー噴出用マット25の下側に
は、エアー供給制御装置4に制御されて膨張収縮可能な
マッサージ用の複数のエアー袋2が並設されている。エ
アー袋2は、マット本体1の表面に横たえる人体の身長
方向すなわち長手方向に複数並ぶとともにエアー袋2の
膨張によりエアー袋2の位置するマット本体1の表面2
6が膨らむように、エアー袋2をマット本体1の内部に
収納している。すなわち、実施の形態ではエアー袋2は
5個であり、パッド9のエアー袋収納用開口部18に収
納される。各エアー袋2はその下面中央にエアーを取り
入れる空気口28を突設し、この空気口28をマット本
体1の係止部となる芯体5の貫通孔16に嵌合してマッ
ト本体1に位置決め固定するとともに、芯体6のホース
案内溝17および芯体5の貫通孔16に通した空気ホー
ス27と接続している。またエアー袋2は図8および図
9のように両端部を中央部より細く形成している。これ
は、両端部を中央部と略同一にすると、エアー袋2が膨
張した際にマット本体1の両側端のマットカバー10が
膨れ上がり破損するおそれがあるので、これを防止する
とともに、体重がかかりやすい中央部を大きく膨張させ
ることができるので、全体に略均一に体重を支えること
ができるからである。
【0019】またマット本体1の身体の背筋の腰椎に相
当する位置のエアー袋2に背筋伸ばし用エアー袋3が重
ねられ、エアー袋2の膨張によるマット本体1の表面2
6の膨らみ高さよりも高く表面26が膨らむようにし
て、背筋伸ばしを可能にしている。背筋伸ばし用エアー
袋3とこの背筋伸ばし用エアー袋3が重なるエアー袋2
とは4枚のシートにより構成され、図10および図11
のように、上2枚のシートでエアー袋2を形成し下2枚
のシートで背筋伸ばし用エアー袋3を形成するとともに
中央の2枚のシートの中央部を相互に連通しないように
接合して一体にしている。これらのシートは塩化ビニ
ル,ウレタンゴム等の弾性のある材料で形成され、膨張
したときに風船のように過膨張となるのを防ぐためにシ
ート材料の表面または内部に芯となる繊維をラミネート
またはサンドイッチしてある。これはエアー袋2を膨ら
ませたときの圧力を人体に伝える硬さを保つのに有効で
ある。
【0020】エアー供給制御装置4は、第1のエアー噴
出用マット23にエアーを供給するとともに発熱体24
を制御し、さらにエアー袋2および背筋伸ばし用エアー
袋3にエアーを供給する。このエアー供給制御装置4は
図7のようにエアーポンプ30,制御部31および操作
部32からなり、第1のエアー噴出用マット23が空気
ホース27′により制御部31に接続されるとともに、
各エアー袋2および背筋伸ばし用エアー袋3に接続され
た空気ホース27が制御部31に接続され、制御部31
を介してエアーポンプ30に接続されている。制御部3
1は第1のエアー噴出用マット23,第2のエアー噴出
用マット25,エアー袋2および背筋伸ばし用エアー袋
3のコントロール、エアーポンプ30の能力のコントロ
ール、圧力のコントロール、タイマ機能、各機能の切り
換え等の機能を有し、エアーポンプ30の作動,第1の
エアー噴出用マット23および第2のエアー噴出用マッ
ト25へのエアーの供給、エアー袋2へのエアーの供給
順序,背筋伸ばし用エアー袋3へのエアーの供給制御等
の制御をする。
【0021】この微温風ふとんは、エアー供給制御装置
4を制御して第1のエアー噴出用マット23および第2
のエアー噴出用マット25よりエアーを噴出させ、夏場
の湿気を除去する。また発熱体24を発熱させて第1の
エアー噴出用マット23のエアーを加熱し、第1のエア
ー噴出用マット23および第2のエアー噴出用マット2
5より微温風を吹きだして、身体を暖めるとともに除湿
する。この場合、第1のエアー噴出用マット23に第2
のエアー噴出用マット25が直列に接続されているた
め、第2のエアー噴出用マット25から吹き出す風は冷
却により第1のエアー噴出用マット23から吹き出す風
の温度より低く、そのため頭寒足暖を達成でき快適性が
向上する。
【0022】また、この微温風ふとんによりマッサージ
を行なう場合、エアー供給制御装置4を制御して各エア
ー袋2を所定の順序で膨張収縮させる。たとえば、図7
においてエアー袋2に左から〜の指定番号を付す
と、→→→→の順序で繰り返す場合のほか、
エアー袋2の各々をその並び方向の一端側から他端側に
順次膨張収縮させるとともにその移動の過程で移動方向
と反対向きに後退する動作を含めている。この例として
たとえば、→→→→→→→→→→
→→の順次で繰り返す場合、→→→→
→→→→→→の順次で繰り返す場合、→
→→→→→→の順次で繰り返す場合があ
り、もみほぐし作用を伴って効果的なマッサージができ
る。
【0023】また背筋伸ばしを行なう場合、エアー供給
制御装置4を制御して背筋伸ばし用エアー袋3を膨張さ
せる。この場合、エアー袋2および背筋伸ばし用エアー
袋3を同時に膨張させると効果的である。なお、マッサ
ージ兼背筋伸ばしを行なう場合はマッサージ動作と背筋
伸ばし動作を同時に行なう。たとえば、背筋伸ばし用エ
アー袋3をで指定すると、→→の同時→→
と行なわせる。
【0024】このように構成したため、この微温風ふと
んは、マット本体1の足元側に設けた第1のエアー噴出
用マット23を介して、マット本体1の略中央付近に設
けた第2のエアー噴出用マット25にエアーを供給する
とともに、第1のエアー噴出用マット23の下側に発熱
体24を配設しているので、第1のエアー噴出用マット
23と第2のエアー噴出用マット25の微温風により除
湿できるとともに、足元の温度より低い温度で背中が温
められ、頭寒足熱となるので快適性が増大する。
【0025】また、エアー供給制御装置4に制御されて
膨張収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋2をマッ
ト本体1の第2のエアー噴出用マット25の下側に並設
し、エアー袋2の各々の下面略中央にエアーを取り入れ
る空気口28を突設し、この空気口28をマット本体1
の係止部となる貫通孔16に嵌合している。したがっ
て、エアー袋2をエアー供給制御装置4で制御すること
によりマッサージが得られるとともに、エアー袋2の中
央下面に空気口28を突設してマット本体1の係止部に
係合して位置決め係止しているので、エアー袋2の移動
がないので十分に確実なマッサージができるとともに、
エアー袋2をひもで固定した従来例と比較してエアー袋
2の膨張収縮の障害がなく、またエアー袋2の中央下面
に空気口28が位置するため人が微温風ふとんの上に載
っても空気口28が身体に感じることがなく違和感がな
い。
【0026】さらに、エアー供給制御装置4に制御され
て膨張収縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋2をマ
ット本体1の第2のエアー噴出用マット25の下側に並
設し、エアー袋2の各々をその並び方向の一端側から他
端側に順次繰り返し膨張収縮させるとともに、その移動
の過程でその移動方向と逆方向に後退する動作を入れて
いる。したがって、身体を単純に圧迫するだけでなく、
エアー袋2の膨張収縮の高低差を身体の一部に加えなが
ら逐次部位を変化させていくことにより、各部位は上面
の圧迫のみでなくもみ動作が入るので身体のみもほぐし
作用が発生し、より効果のあるマッサージができるとと
もに、身体のこりの解消になる。
【0027】図13および図14は第1のエアー噴出用
マット23および第2のエアー噴出用マット25の他の
実施例を示す。すなわち、図13は、A,Bの2室に分
け、これらを交互に膨張収縮させるようにして、体圧変
換機能を持たせている。
【0028】また図14は、A〜Cの3室に分けて1室
Cのみにエアー噴出孔34を設けており、他室A,Bを
交互に膨張させることにより体圧変換機能を持たせると
ともに、エアー噴出のオンオフを可能にしている。
【0029】なお、エアー袋2の大きさ,数はマッサー
ジ効果の快適性や芯体のかたさ条件等の周囲条件によっ
て決まるので、前記実施の形態に限定されない。たとえ
ば、エアー袋2をすべて同一の大きさにせず、背中の形
状に合うように大きさを異ならせることもある。またエ
アー袋2の膨張収縮の移動方向の後退動作に関して、圧
力センサ,ダイヤフラム等によって圧力を検知し、予圧
のある範囲で前記後退動作を行なわせるようにすること
も可能である。
【0030】また背筋伸ばし用エアー袋3は背筋の腰椎
に相当する位置に複数のエアー袋2がある場合、複数個
用意してそれぞれに重ねて設けることができる。
【0031】背筋伸ばし用エアー袋3とこれに重なるエ
アー袋2は2層構造としたが、3層以上の構造としても
よく、また背筋伸ばし用エアー袋3がエアー袋2の下側
に位置してもよい。
【0032】マット本体1は折り畳み可能であったが、
折り畳みできなくてもよい。
【0033】エアー供給制御装置4は、マット本体1に
設けられたが、別体に設けられてもよい。
【0034】また制御部31は芳香消臭機能を有しても
よい。なお、エアー袋2によるマッサージ装置としては
椅子等にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の空気マットによれば、エ
アー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能なマッサー
ジ用の複数のエアー袋をマット本体に並設したため、通
常のマットおよびマッサージマットとして共用できると
ともに、複数のエアー袋の膨張収縮を順次繰り返すこと
による移動においてその移動方向と反対向きの後退動作
を入れたため、身体を単純に圧迫するだけでなく、エア
ー袋の膨張収縮の高低差を身体の一部に加えながら逐次
部位を変化させていくことにより、各部位は上面の圧迫
のみでなく側面よりのねじり動作が入るので身体のみも
ほぐし作用が発生し、より効果のあるマッサージができ
るとともに、身体のこりの解消になる。
【0036】請求項2記載の空気マットによれば、エア
ー供給制御装置に制御されて膨張収縮可能なマッサージ
用の複数のエアー袋をマット本体に並設したため、通常
のマットおよびマッサージマットとして共用できるとと
もに、エアー袋をエアー供給制御装置で制御することに
よりマッサージが得られるとともに、エアー袋の略中央
下面に空気口を突設してマット本体の係止部に係合して
いるため、エアー袋の移動がないので十分に確実なマッ
サージができるとともに、エアー袋をひもで固定した従
来例と比較してエアー袋の膨張収縮の障害がなく、また
エアー袋の略中央下面に空気口が位置するため人が空気
マットの上に載っても空気口が身体に感じることがなく
違和感がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の平面図である。
【図2】その一部破断側面図である。
【図3】マット本体の一部拡大断面図である。
【図4】そのE−E線断面図である。
【図5】全体の斜視図である。
【図6】折り畳み状態の側面図である。
【図7】第1のエアー噴出用マット等とエアー供給制御
装置との関係を示す構成図である。
【図8】エアー袋の平面図である。
【図9】その正面図である。
【図10】背筋伸ばし用エアー袋を有する部分の平面図
である。
【図11】その正面図である。
【図12】エアー噴出用マットの部分断面図である。
【図13】他の実施例のエアー噴出用マットを示す説明
図である。
【図14】さらに他の実施例のエアー噴出用マットを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 マット本体 2 エアー袋 4 エアー供給制御装置 16 係止部となる貫通孔 28 空気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアー供給制御装置に制御されて膨張収
    縮可能なマッサージ用の複数のエアー袋をマット本体に
    並設した空気マットであって、 前記エアー供給制御装置が、エアー袋を並び方向の一端
    から他端に順次繰り返し膨張収縮させるとともに、順次
    繰り返しの過程で任意の位置のエアー袋に膨張収縮の移
    動方向と逆方向の後退動作を複数回行わせ、その際前回
    の後退動作の範囲よりも今回の後退動作の範囲が移動方
    向側に移動しており、かつ今回後退動作した位置が前回
    の前進動作から後退動作の起点となる位置であることを
    特徴とする空気マット。
  2. 【請求項2】 前記複数のエアー袋の各々の下面略中央
    にエアーを取り入れる空気口を突設し、この空気口を前
    記マット本体のエアー袋を載せる載置面に設けた貫通孔
    からなる係止部に係合した請求項1記載の空気マット。
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