JPH0852185A - 椅子式エアーマッサージ機 - Google Patents

椅子式エアーマッサージ機

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JPH0852185A
JPH0852185A JP19302894A JP19302894A JPH0852185A JP H0852185 A JPH0852185 A JP H0852185A JP 19302894 A JP19302894 A JP 19302894A JP 19302894 A JP19302894 A JP 19302894A JP H0852185 A JPH0852185 A JP H0852185A
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洋光 市川
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功一 阿部
Shoji Hoshino
彰司 星野
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    • A61H2205/00Devices for specific parts of the body
    • A61H2205/06Arms
    • A61H2205/062Shoulders

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、椅子式エアーマッサージ機における
被施療部の指圧的マッサージ効果を向上させることを目
的とする。 【構成】椅子本体の身体受部位に設けられ圧搾空気の給
排気に伴って膨縮する袋体の押圧動作を用いた複数のマ
ッサージ手段を備えた椅子式エアーマッサージ機におい
て、前記マッサージ手段のうちの少なくとも一つを、両
側部を互いに身体位置側に向けて折曲して形成した一対
の傾斜状の袋体受部12aを有する受板12と、この受
板12の袋体受部12aが形成された面側に配置される
とともに一端部を前記受板12の中央部に回動自在に取
付けられ他端部に押圧突起14を備えた押圧板15(押
圧体)と、この押圧板15と前記受板12の袋体受部1
2aとの間に設けられ圧搾空気の給排気に伴って膨縮す
袋体13とで構成したことを特徴とする椅子式エアーマ
ッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧搾空気の給排気に
伴って膨縮す袋体によって身体のマッサージを行う椅子
式エアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の座部および背もたれ部の身
体を支持する部位に気密性を有する複数の袋体を配置
し、これら各袋体に所定の順序で圧作空気を供給して膨
縮させることにより身体を押圧してマッサージをする椅
子式エアーマッサージ機は広く知られている。しかし、
この種従来の椅子式エアーマッサージ機においては、膨
縮する袋体によって身体を押圧してマッサージをするこ
とでマッサージ効果が得られる身体の部位に関しては特
に問題はないが、例えば首部等の部位のマッサージは袋
体によって首部を挟み込むようにして押圧することがよ
り効果的であることが知られている。
【0003】しかし、従来の椅子式エアーマッサージ機
は、図5(A)に示すように椅子本体100の背もたれ
部101に設けられた袋体102内の圧搾空気が排気さ
れて収縮している状態から圧搾空気が供給されて図5
(B)に示すように膨脹すると、座部4に腰掛けている
被施療者Mの首部103の後側部分に位置している袋体
102も同時に膨脹するため首部103が矢印方向に押
し出されてしまい、首部103の十分な挟み込みができ
ず、例え挟み込み力が生じてたとしてもその挟み込み力
も弱く、また、膨脹する袋体102の外周が滑らかな曲
面となっているため人手によって揉むような十分の揉み
効果が得られないという問題があった。
【0004】この問題を解決しようとするものとして特
開昭54ー66588号公報に記載されたものがある。
すなわちこの公報には、本体内にマットを収納し、この
マット上に位置させて一端側を係止部またはヒンジ部に
より回動可能に本体に取り付けられた押圧子を固定した
受板を設け、前記マットにエアーポンプにより空気を圧
送して、マットを膨満させ、このマットの膨満により前
記係止部またはヒンジ部を回転中心として受板を回動さ
せて前記押圧子によってあたかも手技による指圧と同様
な押圧状態を得るようにしているものである。
【0005】しかし、押圧子による十分な押圧動作を得
るにはそれに見合う押圧子の移動量つまりストローク量
が必要であるが、前記公報記載のものは、マットが本体
の平らな板面上に置かれているため、押圧子の必要なス
トローク量を得るためには、マットの容積を大きくする
必要があり、その結果マットに対する給排気量を大きく
する必要があり給排気の効率が悪くなるという問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の椅
子式エアーマッサージ機においては、袋体のみを用いて
ものにあっては、身体の挟み込みによるマッサージを得
たい部位の十分な挟み込みができないうえに例え挟み込
み力が生じたとしても十分な挟み込み力が得られず、人
手によるような十分の揉み効果が得られないという問題
があり、また、袋体の膨縮によって押圧子を動作させる
ようにしたものにおいては、押圧子による十分な押圧動
作を得るようにするためには、マットつまり袋体の容積
を大きくする必要があるばかりか、その結果マットに対
する給排気量の効率が悪くなるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題を解決するものであり、身体を受ける身体受部位を
有する少なくとも座部および背もたれ部を備えた椅子本
体と、前記身体受部位に設けられ圧搾空気の給排気に伴
って膨縮する袋体の押圧動作を用いた複数のマッサージ
手段と、圧搾空気を生成する圧搾空気生成手段と、前記
圧搾空気生成手段で生成された圧搾空気を前記袋体に供
給する供給手段とを備えた椅子式エアーマッサージ機に
おいて、前記マッサージ手段のうちの少なくとも一つ
を、両側部を互いに身体位置側に向けて折曲して形成し
た一対の傾斜状の袋体受部を有する受板と、この受板の
袋体受部が形成された面側に配置されるとともに一端部
を前記受板の中央部に回動自在に取付けられ他端部に押
圧突起を備えた一対の押圧体と、この押圧体と前記受板
の袋体受部との間に設けられ圧搾空気の給排気に伴って
膨縮する袋体とで構成した椅子式エアーマッサージ機と
した。
【0008】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、受板
の傾斜状の袋体受部によって袋体の膨脹に伴い押圧体が
一端部を回動中心として互いに対向する方向に回動し、
これに伴って押圧突起が互いに対向する方向に回動し身
体の披施療部を十分に挟み込みむことができ、挟み込み
によるマッサージを行うことができる。また、受板に形
成した袋体受部を互いに対向する方向に折曲させて傾斜
状に形成しているため、押圧板の所要の回動量を得るた
めの袋体の容積を小さくできるとともに圧搾空気の給排
気効率を高めることができる。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。
【0010】図1において、1は椅子本体で、この椅子
本体1はほぼ水平に設けられた座部2、この座部2の後
側に配置され前記座部2に対して所定の角度傾斜して設
けられた背もたれ部3および前記座部2の両側に位置し
て設けられた肘掛部2aとから構成されている。なお、
前記座部2の前方には脚載置溝4aが形成された脚載置
部4が設けられている。
【0011】そして、前記座部2の身体受部位つまり被
施療者が腰掛ける部位には、その前側および後側にそれ
ぞれ気密性を有するとともに軟質の材質からなり、圧搾
空気の給排気に伴い膨縮する細長かつ偏平状に形成され
た腿用袋体5および尻用袋体6が、その長手方向を座部
2の横方向(図において左右方向)に向けて配設されて
いる。そして、前記座部2の前側に配設された腿用袋体
5は大腿部を中心とした部分をマッサージするように機
能し、また、後側に配設された袋体6は尻部をマッサー
ジするように機能するようになっている。
【0012】また、前記背もたれ部3の身体受部位つま
り身体の各部位が位置する部位のうち座部2の近傍には
腰部をマッサージするための腰用袋体7a、7bが配設
され、この腰用袋体7a、7bの上方に位置する身体受
部位には背中部をマッサージする背中用袋体8a、8b
が配設されている。また、前記背もたれ部3の中央部の
身体受部位には前記各袋体5ないし8bと同様な材質か
らなる細長かつ偏平状に形成された背筋用袋体9がその
長手方向を背もたれ部3の縦方向(図において上下方
向)に一致させて配設され、身体の後背部を背もたれ部
3に当てて前記座部2に腰掛けたときこの背筋用袋体9
は背筋全体に対応するようになっており、背筋全体を押
圧しマッサージするよう機能するものである。
【0013】前記各袋体5ないし9は、あらかじめ配置
位置が決められた図示しない内袋に収納しこの内袋を前
記椅子本体1の座部2と背もたれ部3に配置し、この内
袋は布カバー10で覆われ、内袋および各袋体5ないし
9は外部からは見えないようになっている。なお、前記
各袋体5ないし9の座部2および背もたれ部3への取り
付けは、内袋を用いることなく直接ファスナーあるはホ
ック等により取り付けその上を布カバーで覆うようにし
てもよい。また、それぞれ対をなす腰用袋体7a、7
b、背中用袋体8a、8bおよび背筋用袋体9をそれぞ
れ対毎に袋体と同一材料からなる帯状の接続体で接続
し、この接続体をねじ等により椅子本体に直接取付るよ
うにしてもよく、このようにした場合は各袋体が確実に
位置決めされるとともに取付作業が容易となる。
【0014】つぎに、前記背もたれ部3の前記背中用袋
体8a、8bの上方に位置する身体受部位つまり首肩部
が位置する部位に設けられた肩および首をマッサージす
るマッサージ手段としての肩首部マッサージ体11につ
いて図2ないし図4に基づいて説明する。
【0015】この肩首部マッサージ体11は、図3に示
すように前記背もたれ部3に身体を位置させたときに、
この身体が位置する方向に向かって両側端部を互いに対
向する方向に湾曲つまり折曲して形成した傾斜状の袋体
受部12aを有する受板12、この受板12の袋体受部
12aが形成されている側の面に配置される一対の袋体
13およびこの袋体13の上部に配置して設けられると
ともに押圧突起14が設けられた押圧体としての押圧板
15とから構成されている。
【0016】そして、前記受板12には中央部に図示し
ないが一対のねじ孔が設けられているとともに裏面つま
り前記背もたれ部3側と対向する面12bの中央部には
先端部にねじ16aが形成された一対の取付軸16が設
けられている。
【0017】また、前記一対の袋体13は前記各袋体5
ないし9と同様に気密性を有するとともに軟質の材料か
らなる偏平形状に形成されるとともに、この袋体13と
同一材料からなり図示しないが一対の取付孔が設けられ
た帯状の接続体13aによって結合つまり接続されてい
る。
【0018】また、18は取付板でこの取付板18は、
その両側(図において左右両側)にはその端縁を前記受
板12側に折り曲げて形成した軸受部20が形成され、
前記受板12に取り付けられたとき前記端縁先端部は受
板12の上に配置された前記接続体13aとによって後
述する押圧板15の軸21を抜け止めしつつ回動自在に
保持するようになっている。また、この取付板18には
その中央部に図示しないが一対の取付孔が設けられてい
る。
【0019】前記押圧板15は略方形状に形成されると
ともに、その一端側つまり前記押圧突起14が形成され
ている端部と反対側の端部には方形状の貫通孔21aを
形成してその端縁側の辺を軸21とし、この軸21を前
記軸受部20に回動自在に係合させることにより、押圧
板15を取付板18に対して回動自在としている。
【0020】ここで、前記袋体13と押圧板15の前記
受板12への取り付け方および袋体13と押圧板15が
取付けられた受板12の前記背もたれ部3の枠体3aへ
の取り付け方について説明する。まず、前記受板12の
上に袋体13の接続体13aを図示しない一対の取付孔
を同じく図示しない受板12の一対のねじ孔に対応させ
て載置し、ついで、前記取付板18を図示しない一対の
取付孔を前記受板12および接続体13aの取付孔およ
びねじ孔に対応させて前記接続体13aの上に載置し、
前記受板12と前記取付板18の端縁先端部とで接続体
13aを挾持する。なお、前記取付板18を前記接続体
13aの上に載置する際に、押圧板15の軸21を取付
板18の軸受部20に係合するように前記取付板18の
端縁先端部を貫通孔21に挿入して前記押圧板15を前
記袋体13の上に載置する。そしてこの状態で前記取付
板18を図2に示すように前記受板12にねじ22によ
って取り付けることにより、袋体13および押圧板15
は受板12に取付けられる。このとき押圧板15は軸受
部20に回動自在に係合する軸21を介して取付板18
に対して回動自在に保持されることになる。そして、袋
体13および押圧板15が取付けられた受板12に図示
しない布カバーを袋体13および押圧板15を覆うよう
にして取り付けて前記首肩部マッサージ体11が構成さ
れる。
【0021】このようにして袋体13および押圧板15
が取付けられた受板12は、図3および図4に示すよう
に前記受板12に設けた一対の取付軸16を布あるいは
合成皮革等からなる表皮23によって覆われた背もたれ
部3の枠体3aの長孔3bに挿通して、座金17aを介
してナット17を締結することにより枠体3aつまり背
もたれ部3に取付けられることになり、この状態では前
記受板12は背もたれ部3に対して上下方向にスライド
自在となっており、首肩部のマッサージに際しては所望
の位置に移動できるようになっている。なお、袋体13
および押圧板15が取付けられた受板12を覆う布カバ
ーは受板12を前記枠体3aに取り付ける前に取り付け
てもよく、受板12を取り付けた後に取り付けるように
することもできる。
【0022】そして、前記各袋体5ないし13には図示
しないがこの種椅子式エアーマッサージ機においては周
知である圧搾空気を給排気するための給排気口が設けら
れており、この給排気口には図示しない給排気管が接続
されている。
【0023】また、前記椅子本体1の内部には、図示し
ないが周知の圧搾空気を供給する例えばコンプレッサー
等からなる圧搾空気供給手段、この圧搾空気供給手段か
ら供給される圧搾空気を前記給排気管を介して前記各袋
体5ないし13に供給する例えばロータリー弁等からな
る分配器、前記袋体5ないし13に所定の順序で圧搾空
気を供給するように前記圧搾空気供給手段および前記分
配器を制御する制御装置が設けられている。そして前記
分配器、制御装置とで供給手段を構成してる。なお、図
1において、24は前記肘掛部4の側壁に設けられた電
源スイッチあり、25は肘掛部4の側壁に設けられたリ
モートコントロール装置26を収納する収納部である。
また、27は前記リモートコントロール装置26からの
入力信号を前記制御装置等に送信するためのコードであ
る。
【0024】そして、前記首肩部マッサージ体11の袋
体13に圧搾空気が供給されると、袋体13は図4に示
すように膨脹する。この袋体13の膨脹に伴って前記押
圧板15は軸21を回動中心としてその押圧突起14が
互いに接近する方向つまり首肩部を挟み込む方向に移動
し、圧搾空気が排気されると逆に離反する方向に移動す
る。つまり圧搾空気の給排気の繰り返しに伴って袋体1
3は膨縮を繰り返すが、この繰り返される袋体13の膨
縮に伴って押圧板15は図4の矢印方向に接近離反を繰
り返すよう動作するものである。そして、袋体13が膨
脹するときに押圧板15はその押圧突起14が首等の被
施療部を挟み込む方向に移動するが、このとき十分な押
圧力を得るために必要とする押圧突起14の移動量は、
前記受板12に形成した袋体受部12aが互いに対向す
る方向に折り曲げられていため袋体の容積が小さくとも
得られる。したがって袋体13への給排気効率を高める
ことができ、また、単位時間当たりの給排気サイクル回
数を大きくできるためマッサージ効率を高めることがで
きるものである。
【0025】なお、マッサージの動作モードとしては、
全身マッサージ、上半身マッサージ、下半身マッサー
ジ、あるいは、首肩部、背中部、腰部等のみを単独にマ
ッサージする等各種の動作モードがあり、これらの動作
モードから所望の動作モードをリモートコントロール装
置26から入力することにより所望のマッサージがなさ
れるようになっている。
【0026】つぎに、上記の椅子式エアーマッサージ機
の動作について説明する。
【0027】まず、椅子本体1の座部2に腰掛け電源ス
イッチ24を入れた後、リモートコントロール装置26
から前記各種の動作モードの中から所望の動作モードを
選択して入力すると、圧搾空気供給手段が駆動それ、こ
の圧搾空気供給手段から供給される圧搾空気が選択され
たマッサージの動作モードにしたがって制御される分配
器によって各袋体5ないし13に供給され、各袋体が膨
縮し身体の各部分を押圧しマッサージが行われる。
【0028】そして、選択された動作モードに首肩部の
マッサージが含まれている場合は、前記首肩部マッサー
ジ体11の袋体13に対して圧搾空気の給排気がなされ
るが、圧搾空気が供給される場合には、圧搾空気の供給
が開始されると、袋体13は徐々に膨脹をし始める。こ
の膨脹にしたがって押圧板15は軸21を回動中心とし
て回動し、この押圧板15の回動に伴って押圧突起14
は互いに接近する方向つまり首肩部を外側から内側に向
けて挟み込む方向に回動を開始する。そして、袋体13
が最大に膨脹したとき前記押圧突起14の首肩部に対す
る押圧力も最大となり、その後の圧搾空気の排気に伴い
押圧板15は元の位置に復帰して給排気の一サイクルが
完了する。
【0029】そして、前記袋体13が膨脹して押圧板1
5をその押圧突起14を互いに接近する方向に回動させ
ることになるが、このとき前記受板12の両側に形成し
た傾斜状の袋体受部12aによって袋体13の膨脹によ
る押圧力を効果的に利用、つまり押圧突起14による首
肩部の挟み込みを確実にでき、さらに、上述したように
一対の袋体受部12aを互いに対向する方向に折曲して
形成していることから押圧突起14によって同じ大きさ
の押圧力を得るために要する押圧板15つまり押圧突起
14の回動量を得るには、受板12が平板状である場合
に比べて袋体13の容積を小さくすることができ、その
結果袋体13への給排気の効率を上げることができると
ともに給排気サイクル時間を短くする、つまり単位時間
当たりの押圧回数を上げることができるためマッサージ
効果を向上させることができるものである。
【0030】このようにして首肩部マッサージ体11の
袋体13への給排気サイクルが繰り返されて、首肩部の
マッサージがなされるが、このとき前記押圧突起14は
前記首肩部を外側から内側に向けて挟み込むようにして
押圧するために、いわゆる指圧と同様なマッサージがな
され、首肩部の効果的なマッサージがなされるととも
に、袋体のみの膨脹による押圧の場合にはできなかった
局部的マッサージが可能となり、さらに、押圧突起14
による所望の被施療部への位置決めを確実になすことが
できる。
【0031】なお、上記実施例では押圧板15と取付板
18とを別々に設けているが、これは保形性のある合成
樹脂により両者を一体的に形成し、中央部を取付板とし
てその両側部分を押圧板とし、上記実施例における軸2
1を設けている部位に相当する部分を肉薄としてヒンジ
部を形成して押圧板を回動自在とするように構成し、こ
の取付板によって袋体13の接続体13aを受板12と
で挟み込んで受板12に取り付けるようにしてもよい。
【0032】また、前記首肩部マッサージ体11の構
成、つまり両側に傾斜状の袋体受部12aを形成した受
板12の上に袋体13を配置し袋体13の上に押圧突起
14を設けた押圧板15を形成した構成からなるマッサ
ージ手段は、首肩部用に限らず例えば腰部用として用い
ることもでき、また、脚部の例えばふくらはぎ部用とし
て用いることもできる。つまり、身体の被施療部で挟み
込みにより押圧を要する部分用として必要に応じて適用
できるものである。
【0033】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、受板の傾斜状の袋体受部によって袋体の膨脹に伴い
押圧体が一端部を回動中心として互いに対向する方向に
回動し、これに伴って押圧突起が互いに対向する方向に
回動し身体の披施療部を十分に挟み込みむことができ、
挟み込みによるマッサージを行うことができる。また、
受板に形成した袋体受部を互いに対向する方向に折曲さ
せて傾斜状に形成しているため、押圧板の所要の回動量
を得るための袋体の容積を小さくできるとともに圧搾空
気の給排気効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す椅子式エアーマッサージ
機の斜視図。
【図2】上記実施例の首肩部マッサージ体の一部を切欠
した正面図。
【図3】上記実施例の図1のX−Xで断面した首肩部マ
ッサージ体の断面図。
【図4】上記実施例の図1のX−Xで断面し袋体が膨脹
した状態を示すた首肩部マッサージ体の断面図。
【図5】従来の椅子式エアーマッサージ機の使用状態を
示す説明図で、(A)は袋体が収縮状態を示す図で、
(B)は袋体が膨脹した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部 3 背もたれ部 12 受板 12a 袋体受部 13 袋体 14 押圧突起 15 押圧板(押圧体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 彰司 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内 (72)発明者 本間 雄二 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気株 式会社秦野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体を受ける身体受部位を有する少なくと
    も座部および背もたれ部を備えた椅子本体と、前記身体
    受部位に設けられ圧搾空気の給排気に伴って膨縮する袋
    体の押圧動作を用いた複数のマッサージ手段と、圧搾空
    気を生成する圧搾空気生成手段と、前記圧搾空気生成手
    段で生成された圧搾空気を前記袋体に供給する供給手段
    とを備えた椅子式エアーマッサージ機において、前記マ
    ッサージ手段のうちの少なくとも一つを、両側部を互い
    に身体位置側に向けて折曲して形成した一対の傾斜状の
    袋体受部を有する受板と、この受板の袋体受部が形成さ
    れた面側に配置されるとともに一端部を前記受板の中央
    部に回動自在に取付けられ他端部に押圧突起を備えた一
    対の押圧体と、この押圧体と前記受板の袋体受部との間
    に設けられ圧搾空気の給排気に伴って膨縮する袋体とで
    構成したことを特徴とする椅子式エアーマッサージ機。
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